JP2007293603A - 情報処理装置及び情報処理方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】WebサービスをAIP(Application Infrastructure Provider)に固定的に配備ぜず、動的に配備して、システムのスケーラビリティを確保し、リクエスタが快適にWebサービスを利用できるようにする。
【解決手段】Webサービス提供者端末110、Webサービス運用代行サーバ130、Webサービスの実行インフラを提供するAIP120が接続された環境において、Webサービス運用代行サーバ130が、AIP120を選択するための基準であるSLA項目一覧115とWebサービスプログラム113とをWebサービス提供者端末110から受信し、SLA項目一覧115に合致するAIP120を選択して、選択AIP120にWebサービスプログラム113を配備し、ブローカ装置140に対して選択AIP120に当該Webサービスプログラム113が配備されていることを通知する。
【選択図】図1

Description

本発明は、アプリケーションプログラムの最適配備方式に関し、例えば、ユーティリティコンピューティング環境におけるWebサービスの最適配備方式に関する。
具体的には、Webサービス提供者に代わって、Webサービスを配備するための最適なプロバイダを選択する技術に関する。
Webサービスとは、メッセージ形式にXML(eXtensible Markup Language)を用いたシステム連携の技術である。
一般的なWebサービスのモデルには、サービスを提供するプロバイダ、サービスを利用するリクエスタ、サービスの登録と検索をおこなうブローカの3要素が存在する。
Webサービスの利用手順としては、(1)プロバイダがブローカに提供したいサービスを登録する、(2)リクエスタはブローカに利用したいサービスがあるか問い合わせて検索する、(3)サービスが存在する場合、ブローカはリクエスタにプロバイダのアドレスを通知する、(4)リクエスタは(3)で得たアドレスを利用して、プロバイダからサービスを利用するためのインタフェース情報を取得する、(5)リクエスタは(4)で得たインタフェース情報に基づき、プロバイダが提供するサービスを利用する、という流れになる。
Webサービスの最適配備を行なうために、従来は上記(5)のステップで、一旦リクエスタのリクエストを受信して、サービスの呼び出し回数などを測定し、その後、本来リクエストを処理すべきプロバイダへリクエストをルーティングする。
このステップにおいて、サービスの呼び出し回数が多くなったと判断された場合は、現在プロバイダが提供しているサービスを他のプロバイダで提供することにより、リクエスタからみたリクエスト応答時間の短縮を実現することができる場合があり、リクエスタが快適にサービスを利用できるようにすることができる。
従来の技術では、このようにしてWebサービスの最適配備を実現している(例えば、特許文献1)。
特表2004−533687号公報 第16頁、第2図
従来のWebサービス配備方式は、リクエスタの送信する全てのリクエストがWebサービスを配備するための装置を経由することで、リクエストの頻度やサービスの応答時間を検出し、それに基づいてリクエスタから見たWebサービスの応答時間を短縮させるようにWebサービスの動的配備を行なう。
この方式は、リクエスタからのリクエストがWebサービスを配備するための装置に集中するため、Webサービスの利用者が増加するにつれて、装置の負荷が高まることになる。その結果、サービスの配備が適切に行なわれない恐れがある。つまりスケーラビリティの確保が難しいという問題点がある。
また、従来のWebサービス配備方式では、Webサービスを提供するために必要なリソースをプロバイダ側に常に確保しておく必要がある。このため、提供しているWebサービスが利用されていない場合でもリソースの維持コストが発生するという問題点がある。また一般的なシステム構築においては、Webサービスが高負荷で利用されるケースに耐えられるように設計を行なう。しかし一般的には、常にシステムが高負荷で動作することは稀であるため、常時、必要以上のリソースを確保していることとなり、コストが割高になってしまう問題点もある。
本発明は、主に上記のような問題点を解決することを目的とし、Webサービスの最適配備を実現するにあたり、スケーラビリティの向上とリソースの維持コストの低減を主な目的とする。
本発明に係る情報処理装置は、
プログラムを実行する複数のサーバ装置と、前記複数のサーバ装置のいずれかに実行させる実行対象プログラムを保有する端末装置とに接続された情報処理装置であって、
各々のサーバ装置の属性を示す属性情報を記憶する属性情報記憶部と、
前記端末装置から、前記実行対象プログラムを実行するサーバ装置に要求される要求属性が示された要求属性情報を受信する通信部と、
前記通信部により受信された要求属性情報に示された要求属性と、前記属性情報記憶部に記憶されている属性情報に示された各々のサーバ装置の属性とを比較し、要求属性に合致する属性のサーバ装置の中から前記実行対象プログラムを実行するサーバ装置を選択サーバ装置として選択する選択部とを有することを特徴とする。
本発明によれば、端末装置より指定された要求属性に合致する属性のサーバ装置の中から選択サーバ装置を選択するため、実行対象プログラムの実行に適したリソースを持つサーバ装置を選択することができ、実行対象プログラムの実行において効率的にリソースを運用することが可能となる。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図を参照して説明する。
図1は、実施の形態1のシステム構成図である。
図1において、100は、インターネットである。
110は、Webサービスの提供者が利用するWebサービス提供者端末装置(以下、Webサービス提供者端末ともいう)である。
113は、Webサービスの実体であるWebサービスプログラムである。
115は、Webサービスプログラム113をどのような条件の下で動作させるかについて記述したSLA(Service Level Agreement)項目一覧である。
120は、Webサービスが実際に動作するサーバであるAIP(Application Infrastructure Provider)群である。
130は、Webサービス提供者端末110から送信されたWebサービスプログラム113をWebサービスの提供者に代わってAIP120に配備するためのWebサービス運用代行サーバ装置(以下、Webサービス運用代行サーバともいう)である。
131は、インターネット100を介して、Webサービス提供者端末装置110、AIP120、ブローカ装置140等と通信するための通信部である。
133は、Webサービスプログラム113をAIP120に配備するWebサービス管理部である。
135は、AIP120の情報について記載したAIP情報テーブルを記憶するAIP情報テーブル記憶部である。
139は、SLA項目一覧115を満たすAIP120を検索するSLA管理部である。
140は、WebサービスがどのAIP120に配備されているかを検索するためのブローカ(UDDI;Universal Description, Discovery, and Integration)装置(以下、ブローカともいう)である。
150は、Webサービスを利用するリクエスタ装置(以下、リクエスタともいう)である。
図1において、Webサービス提供者端末装置110は、実行対象プログラムたるWebサービスプログラム113を保有する。Webサービスプログラム113は、いずれかのAIP120に実行させる。Webサービス提供者端末装置110は、端末装置の例である。また、Webサービス提供者端末装置110は、SLA項目一覧115を保有している。このSLA項目一覧115は、後に例示するように、Webサービスプログラム113を実行するAIP120に要求される要求属性が示されている。SLA項目一覧115は、要求属性情報の例である。
各AIP120は、Webサービス提供者端末装置110のWebサービスプログラム113を実行するサーバ装置である。
Webサービス運用代行サーバ装置130は、SLA項目一覧115の内容に基づいて、Webサービス提供者端末装置110のWebサービスプログラム113を実行させるAIP120を選択する。Webサービス運用代行サーバ装置130は、情報処理装置の例である。
Webサービス運用代行サーバ装置130において、通信部131は、インターネット100を介して、Webサービス提供者端末装置110、AIP120、ブローカ装置140等と通信する。具体的には、Webサービス提供者端末装置110からWebサービスプログラム113及びSLA項目一覧115を受信し、選択された選択AIP120に対してWebサービスプログラム113及び当該Webサービスプログラム113の配備を指示する指示メッセージ(実行対象プログラム格納指示)等を送信し、選択AIP120にWebサービスプログラム113が配備されている旨を通知する通知メッセージ(プログラム実行通知)等をブローカ装置140に対して送信する。
AIP情報テーブル記憶部135は、AIP情報テーブルを記憶している。AIP情報テーブルの例は図2に示す通りである。図2において、200はAIP情報テーブルの具体的な例であり、ここではAIPの会社名、AIPの持つ性能(CPU、メモリ)、AIPの利用料金、AIPにアクセスするためのURI(Uniform Resource Indicator)について記述したAIP情報テーブルであり、これはWebサービス運用代行サーバ130の運用者が予め作成しておく。AIP情報テーブルは属性情報の例であり、AIP情報テーブル記憶部135は属性情報記憶部の例である。
一方、SLA項目一覧115の例は、図3に示す通りである。図3において、300及び301はSLA項目一覧115の具体的な例であり、Webサービスプログラム113をどのような条件の下で動作させるかについて記述したSLA(Service Level Agreement)項目一覧であり、これはWebサービス提供者が定義する。図3(a)では、SLA項目として利用料金についての要求属性が示され、図3(b)では、利用料金、CPU性能、メモリ性能の要求属性が示されている。
SLA管理部139は、Webサービス提供者端末装置110からのSLA項目一覧115に示された要求属性と、AIP情報テーブル記憶部135に記憶されているAIP情報テーブルに示された各AIPの属性とを比較し、要求属性に合致する属性のAIP120の中からWebサービスプログラム113を実行させるAIP120を選択AIP(選択サーバ装置)として選択する。SLA管理部139は、選択部の例である。
Webサービス管理部133は、SLA管理部139により選択された選択AIPに対してWebサービスプログラム113の格納を指示する指示メッセージ(実行対象プログラム格納指示)を生成する。また、Webサービス管理部133は、SLA管理部139により選択AIPが選択された際に、ブローカ装置140に対してWebサービスプログラム113が選択AIPにより実行されることを通知する通知メッセージ(プログラム実行通知)を生成する。Webサービス管理部133は、サーバ管理部及びブローカ管理部の例である。
次に、本実施の形態に係るシステムの動作例を概説する。
本実施の形態では、WebサービスをAIPに固定的に配備するのではなく、動的に配備することによって、Webサービスの提供者(プロバイダ)が安価にサービスを提供することができ、システムのスケーラビリティを確保し、かつWebサービスの利用者(リクエスタ)が快適にWebサービスを利用できるようにするものである。
このため、Webサービス提供者端末装置110、Webサービス運用代行サーバ装置130、Webサービスを実行するインフラを提供するAIP120が通信回線を介して接続された環境において、Webサービス運用代行サーバ装置130が、AIP120を選択するための基準であるSLA項目一覧115とWebサービスプログラム113とをWebサービス提供者端末装置110から受信し、SLA項目一覧115に合致するAIP120を選択して、選択したAIP120にWebサービスプログラム113を配備し、また、ブローカ装置140に対して選択されたAIP120に当該Webサービスプログラム113が配備されていることを通知する。
次に、本実施の形態及び以下に述べる実施の形態に示すWebサービス運用代行サーバ装置130のハードウェア構成例について説明する。
図9は、本実施の形態及び以下に述べる実施の形態に示すWebサービス運用代行サーバ装置130のハードウェア資源の一例を示す図である。
図9において、Webサービス運用代行サーバ装置130は、プログラムを実行するCPU911(Central Processing Unit、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサともいう)を備えている。
CPU911は、バス912を介して、例えば、ROM(Read Only Memory)913、RAM(Random Access Memory)914、通信ボード915、表示装置901、キーボード902、マウス903、磁気ディスク装置920と接続され、これらのハードウェアデバイスを制御する。更に、CPU911は、FDD904(Flexible Disk Drive)、コンパクトディスク装置905(CDD)、プリンタ装置906、スキャナ装置907と接続していてもよい。また、磁気ディスク装置920の代わりに、光ディスク装置、メモリカード読み書き装置などの記憶装置でもよい。
RAM914は、揮発性メモリの一例である。ROM913、FDD904、CDD905、磁気ディスク装置920の記憶媒体は、不揮発性メモリの一例である。これらは、記憶装置あるいは記憶部の一例である。
通信ボード915、キーボード902、スキャナ装置907、FDD904などは、入力部、入力装置の一例である。
また、通信ボード915、表示装置901、プリンタ装置906などは、出力部、出力装置の一例である。
通信ボード915は、図1に示すように、インターネットに接続されている。例えば、通信ボード915は、LAN(ローカルエリアネットワーク)、WAN(ワイドエリアネットワーク)などに接続されていても構わない。
磁気ディスク装置920には、オペレーティングシステム921(OS)、ウィンドウシステム922、プログラム群923、ファイル群924が記憶されている。プログラム群923のプログラムは、CPU911、オペレーティングシステム921、ウィンドウシステム922により実行される。
上記プログラム群923には、以下に述べる説明において「〜部」、「〜手段」として説明する機能を実行するプログラムが記憶されている。プログラムは、CPU911により読み出され実行される。
ファイル群924には、以下に述べる説明において、「〜の判定結果」、「〜の計算結果」、「〜の比較結果」、「〜の選択結果」等として説明する情報やデータや信号値や変数値やパラメータが、「〜ファイル」や「〜データベース」の各項目として記憶されている。「〜ファイル」や「〜データベース」は、ディスクやメモリなどの記録媒体に記憶される。ディスクやメモリになどの記憶媒体に記憶された情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、読み書き回路を介してCPU911によりメインメモリやキャッシュメモリに読み出され、抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・編集・出力・印刷・表示などのCPUの動作に用いられる。抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・編集・出力・印刷・表示のCPUの動作の間、情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、メインメモリ、レジスタ、キャッシュメモリ、バッファメモリ等に一時的に記憶される。
また、以下で説明するフローチャートの矢印の部分は主としてデータや信号の入出力を示し、データや信号値は、RAM914のメモリ、FDD904のフレキシブルディスク、CDD905のコンパクトディスク、磁気ディスク装置920の磁気ディスク、その他光ディスク、ミニディスク、DVD等の記録媒体に記録される。また、データや信号は、バス912や信号線やケーブルその他の伝送媒体によりオンライン伝送される。
また、以下に述べる説明において「〜部」、「〜手段」として説明するものは、「〜回路」、「〜装置」、「〜機器」、「手段」であってもよく、また、「〜ステップ」、「〜手順」、「〜処理」であってもよい。すなわち、「〜部」、「〜手段」として説明するものは、ROM913に記憶されたファームウェアで実現されていても構わない。或いは、ソフトウェアのみ、或いは、素子・デバイス・基板・配線などのハードウェアのみ、或いは、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせ、さらには、ファームウェアとの組み合わせで実施されても構わない。ファームウェアとソフトウェアは、プログラムとして、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等の記録媒体に記憶される。プログラムはCPU911により読み出され、CPU911により実行される。すなわち、プログラムは、以下に述べる「〜部」、「〜手段」としてコンピュータを機能させるものである。あるいは、以下に述べる「〜部」、「〜手段」の手順や方法をコンピュータに実行させるものである。
このように、本実施の形態及び以下に述べる実施の形態に示すWebサービス運用代行サーバ装置130は、処理装置たるCPU、記憶装置たるメモリ、磁気ディスク等、入力装置たるキーボード、マウス等、出力装置たる表示装置、通信ボード等を備えるコンピュータであり、上記したように「〜部」、「〜手段」として示された機能をこれら処理装置、記憶装置、入力装置、出力装置を用いて実現するものである。
次に、動作について詳細に説明する。
図4はWebサービス提供者端末110からAIP120にWebサービスプログラム113を配備し、リクエスタ150がWebサービスプログラム113を利用できるようになるまでの動作手順を示す流れ図である。
まず、Webサービス提供者端末110からWebサービス運用代行サーバ130に対して、Webサービスプログラム113とSLA項目一覧115をFTP(File Transfer Protocol)などにより送信する(ステップ401)。
次に、Webサービス運用代行サーバ130の通信部131が、Webサービスプログラム113とSLA項目一覧115を受信する(ステップ402)(通信ステップ)。
次に、Webサービス運用代行サーバ130において、SLA管理部139が、ステップ402で受信したWebサービスプログラム113を、どのAIPに配備するかを決定する。このときの配備先となるAIPは、SLA項目一覧115の条件を満たすAIPのうち、AIPの利用料金が最も安価になるようにAIP情報テーブルに基づいて配備する。たとえばSLA項目一覧の中に、図3(a)のように料金<1300という条件があれば、図2のAIP情報テーブル200からAIPとしてA社を選択する。同様に、図3(b)のように料金<1300、CPU≧2.5、メモリ≧1の条件の場合でもA社はCPU性能、メモリ性能の要求属性を満たすので、A社のAIPが選択される(ステップ403)(選択ステップ)。
次に、Webサービス運用代行サーバ130では、Webサービス管理部133が選択AIPに対する指示メッセージ(実行対象プログラム格納指示)を生成し、また通信部131に対してWebサービスプログラム113及びWSDL(Web Services Description Language)の送信を指示することで、通信部131から指示メッセージ、Webサービスプログラム113及びWSDLが選択AIP120に送信され、ステップ403で決定した選択AIP120に必要なリソース(CPUやメモリ容量など)を確保し、WebサービスプログラムとWSDLの配備を行う(ステップ404、405)。ここで、WSDLとは、SOAPによるWebサービスのインタフェースを定義する仕様であり、提供するインタフェースの一覧、各インタフェースのSOAPによるメッセージ形式や、呼び出し先となるURI(Uniform Resource Indicator)を記述する。
更に、Webサービス管理部133は、ステップ405でAIPに配備したWebサービスプログラム113をブローカ140にUDDI発行API(Application Program Interface)(プログラム実行通知)を利用するなどして登録する。これにより、Webサービスプログラム113のWSDLが一般利用可能となるため、リクエスタ150がWebサービスを利用できるようになる(ステップ406)。
リクエスタ150は、ブローカ140にUDDI参照APIを用いるなどして問合せをおこない、Webサービスプログラム113用のWSDLを取得する(ステップ407)。
リクエスタ150は、ステップ405で入手したWSDLファイルを利用して、AIP−A社に配備されたWebサービスプログラム113を利用することができる(ステップ408)。
以上のように本実施の形態によれば、Webサービス提供者がWebサービスを提供したい場合、Webサービス運用代行サーバ130を利用してWebサービスプログラム113をAIP120に配備することができる。またWebサービス提供者は、どのAIPにWebサービスプログラム113を配備するのが最適かなどを考慮する必要がないため、Webサービス提供者からみた利便性が向上する。
Webサービス運用代行サーバ130側では、Webサービス提供者のWebサービスプログラム113が要求するSLAに合わせてAIPを選択して配備することができるため、あまり性能を必要としないWebサービスプログラムを高価なリソースに配備してしまったりとか、その逆のケースが発生したりすることがなくなるため、効率的にリソースを運用することが可能となる。
本実施の形態では、Webサービス提供者端末、Webサービス運用代行サーバ、Webサービスを実行するインフラを提供するプロバイダ(Application Infrastructure Provider;以下、AIPとよぶ)が通信回線を介して接続された環境において、Webサービス運用代行サーバが、Webサービス提供者端末からのWebサービス配備要求に応じて、Webサービスプログラムを中継して、WebサービスプログラムをAIPに配備する機能を有する、ことを特徴とするWebサービスの最適配備方式について説明した。
そして、本実施の形態に係るWebサービスの最適配備方式により、Webサービス提供者はWebサービス運用代行サーバに対して提供したいWebサービスプログラムを送信するだけで、Webサービスの配備からWebサービスのブローカへの登録までを自動的に行なえるため、Webサービス提供者は手間をかけずにWebサービスを提供することができるようになる。
また、前記Webサービス提供者端末が前記Webサービス運用代行サーバに送信するSLA項目一覧を有し、前記Webサービス運用代行サーバがAIPに関する情報を格納したAIP情報テーブルに基づいて、Webサービス提供者の提示したSLAを最も安価に満たすようにAIPを選択しWebサービスプログラムを配備する機能を有すること特徴とするWebサービスの最適配備方式について説明した。
Webサービス提供者はWebサービス運用代行サーバに対して、Webサービスプログラムと同時にSLA項目一覧を送信することにより、そのSLAを満たすような最適なAIPを自動的に選択することができるようになるため、Webサービスは上記の利点に加えて、Webサービスプログラムを配備するためのAIPの選択作業が不要となり、SLAを満たす最も安価なAIPを利用することができる。
実施の形態2.
以下、実施の形態2を図面を参照して説明する。
図5は実施の形態2のシステム構成図である。図1と同一符号(1xxなる符号。xは0〜9の数字)は、図1と同等のものであるので、説明を省略する。
図5において、537は、Webサービスプログラム113が受信したリクエストを処理するまでに要する時間や、AIP内でWebサービスプログラム113が利用するCPU利用率やメモリ利用量などを監視し、SLA管理部139に上記情報を送信するWebサービス監視プログラム(性能監視プログラム)である。
図6において、600はSLA項目一覧115の具体的な例である。図3のSLA項目一覧300との違いは項目の数のみであり、用途は同じである。
図7は、リクエスタ150、AIP120、Webサービス運用代行サーバ130の3要素の動作にフォーカスした図であり、以下の動作の説明内で利用する。
次に、動作について説明する。
図8はWebサービス提供者端末110からAIP120にWebサービスプログラム113が配備されることでリクエスタ150がWebサービスプログラム113を利用できるようになり、リクエスタ150のサービス利用状況に応じて、SLA項目一覧115が満たされているかどうかをSLA管理部139がチェックし、その結果に応じた処置を施すまでの動作手順を示す流れ図である。
ステップ401〜ステップ405までは図4で説明したものと同じであるため説明を省略する。
ステップ405において選択AIP120へのWebサービスプログラムの配備が行われた後、Webサービス運用代行サーバ130は、通信部131がWebサービス監視プログラム537を選択AIP120に送信し、選択AIP120にWebサービス監視プログラム537を配備する(ステップ801)。
Webサービス管理部133は、Webサービスプログラム113の配備先としてWebサービス監視プログラム537をブローカ140に登録する。こうすると、Webサービスプログラム113に対するリクエストは、Webサービス監視プログラム537を経由し、Webサービスプログラム113に渡される。リクエストの処理結果は、Webサービス監視プログラム537を経由して、リクエスタ150に返されることになる(図7を参照)(ステップ802)。
ステップ407、408は図4で説明したものと同じである。
ステップ408で送信されたリクエストは、一旦選択AIP120内のWebサービス監視プログラム537が受信し、Webサービスプログラム113に転送し、リクエストの処理が開始する。この動作の詳細はリクエスタ150からは見えないようになっており、リクエスタ150はあたかもWebサービスプログラム113に直接リクエストをしているかのように動作する。Webサービス監視プログラム537のこのような機能は、Webサービスプログラム113のWSDLを利用して自動的に生成することが可能である(ステップ803)。
次に、ステップ408でリクエスタ150が送信したリクエストを受信したWebサービス監視プログラム537は、性能情報(サーバ性能情報)を収集する。性能情報としては、Webサービスプログラム113がリクエストを処理するに要する時間、リクエスト処理中にWebサービスプログラム113が利用するCPU利用率、メモリ利用量などがある。これらの計測した情報は、Webサービス運用代行サーバ130上のSLA管理部139に送信される(ステップ804)。
SLA管理部139はステップ804で計測・送信された性能情報を通信部131を介して受信し、当該Webサービスプログラム11を提供したWebサービス提供者端末110から取得したSLA項目一覧115を満たしているかどうかを確かめる。具体的には、ステップ804で送信された性能情報に示されたリクエスト処理時間やCPU利用率、メモリ利用量などを、SLA項目一覧600(図6)と比較し、項目を満たしているかどうかを確かめる(ステップ805)(選択ステップ)。
SLA項目一覧115を満たしている場合は、SLA項目一覧115に示された項目を満たしつつ、かつより安価なAIPを利用できないかどうかをAIP情報テーブル200(図2)から検索する。適切なAIPが見つからない場合はステップ408に戻る(ステップ806)。
SLA項目一覧115を満たしていない場合、あるいはSLA項目一覧115を満たしたより安価なAIPが利用できる場合は、Webサービスプログラム113を配備するためのAIPを再選択する。再選択の方法は、ステップ805で受信した性能情報とSLA項目一覧115から決定する。これは実施の形態1のステップ403と同じような方法で実現できる(ステップ807)(選択ステップ)。
次にステップ807でのAIP再選択の結果、現在と異なるAIPを利用しない場合は、現在利用しているAIPのリソースの確保または解除を行なう。リソースを確保する場合は、ステップ805でSLA項目一覧115を満たしていない場合である。またリソースを解除する場合は、ステップ805でSLA項目一覧115を満たしており、かつステップ807でAIPの再選択を実施した場合に、現在利用しているリソースよりも少ないリソースでWebサービスプログラム113を動作させることができる場合である。このような場合に、Webサービス管理部133は、選択AIPに対して追加のリソースの確保を指示するリソース確保指示を生成し、通信部131を介して選択AIPに送信する。また、Webサービス管理部133は、選択AIPに対して余剰のリソースの解除を指示するリソース解除指示を生成し、通信部131を介して選択AIPに送信する。(ステップ808、809)。
ステップ807でのAIP再選択の結果、現在利用しているAIPとは異なる新たなAIPを利用することになった場合、実施の形態1と同様の手法にて、新規に利用する新選択AIPのリソースを確保する(ステップ808、810)。
次に、Webサービス管理部133は、ステップ810で確保したリソースに対して、実施の形態1と同様の手法にてWebサービスプログラム113を配備するとともに、ステップ801と同様にして新選択AIPにWebサービス監視プログラム537を配備する(ステップ811)。その後、Webサービス管理部133は、UDDI発行APIを利用してWebサービス配備先(新選択AIP)をブローカへ登録する(ステップ812)。これは実施の形態1のステップ406と同じような方法で実現できる。
また、新選択AIPへのWebサービスプログラム113の配備が終わった後は、旧選択AIPからWebサービスプログラム113を削除する必要がある。まずは、Webサービス管理部133は、ブローカ140からWebサービスプログラム113の旧配備先情報をUDDI発行APIを利用して削除する(ステップ813)。このUDDI発行APIは、旧選択AIPによるWebサービスプログラム113の実行の終了をブローカ140に通知するメッセージであり、プログラム終了通知に相当する。
その後、旧選択AIPからWebサービスプログラム113の配備を解除する。最後に旧選択AIPのリソースを解放する(ステップ814、815)。これは、Webサービス管理部133が、旧選択AIPに対してWebサービスプログラムの113の削除を指示する指示メッセージ(実行対象プログラム削除指示)を生成し、通信部131が旧選択AIPに対して当該指示メッセージを送信することで実現する。
以上のように本実施の形態によれば、Webサービスプログラム113を提供するAIPごとにWebサービス監視プログラム537が存在するため、たとえばWebサービスの性能監視を一箇所で行なうシステムに見られる計算機の負荷問題は発生しない。これにより、Webサービス運用代行サーバが多数のWebサービス管理することができるようになり、スケーラビリティを確保することができる。
また、SLA管理部139が、ステップ804で受信したデータを分析し、状況に応じて動的にWebサービスプログラム113の再配備などを行なうことで、Webサービス提供者とWebサービス運用代行者で取り決めたSLAを遵守することができる。このとき、例えばリクエスト処理時間の上限が定まるため、リクエスタ150は長時間応答を待つことがなくなり、快適にWebサービスを利用することができるようになる。また、AIPに確保した余分なリソースを解放することにより、Webサービス提供者にかかるコストの削減が実現できる。
本実施の形態では、Webサービス運用代行サーバが、Webサービス監視プログラムをAIPに配備する機能を有し、配備された監視プログラムが送信する性能情報を受信するSLA管理部を有することを特徴とするWebサービスの最適配備方式について説明した。
このように、Webサービス運用代行サーバが、Webサービス監視プログラムをAIPに配備することで、Webサービスの監視を分散させることができるので、スケーラビリティを確保することができる。
また、本実施の形態では、Webサービス監視プログラムが送信する監視データとSLA項目一覧に基づき、SLAが守られない場合に、Webサービス運用代行サーバが、AIPに確保したリソースを追加確保するWebサービス管理部を有することを特徴とするWebサービスの最適配備方式について説明した。
このように、性能監視プログラムが送信する監視データからSLA項目一覧が守られているかを判断し、SLAが守られていない場合に、Webサービス運用代行サーバが、AIPに確保したリソースを追加確保することで、SLAを遵守し、ユーザに快適なサービスを提供することが出来るようになる。
また、本実施の形態では、性能監視プログラムが送信する監視データとSLA項目一覧に基づき、SLAが守られている場合に、Webサービス運用代行サーバが、AIPに確保した余剰リソースを解放するWebサービス管理部を有することを特徴とするWebサービスの最適配備方式について説明した。
このように、Webサービス監視プログラムがWebサービス運用代行サーバに対して送信する監視データからSLA項目一覧が守られているかを判断し、SLAが守られている場合には、Webサービス運用代行サーバがAIPに確保した余剰リソースを解放することで、Webサービス提供者にかかるコストを軽減することができる。
また、本実施の形態では、性能監視プログラムが送信する監視データとSLA項目一覧に基づき、SLAが守られている場合に、Webサービス運用代行サーバが、他のAIPに新たにリソースを確保してWebサービスを配備し、旧AIPに確保したリソースを解放するWebサービス管理部を有することを特徴とするWebサービスの最適配備方式について説明した。
このように、Webサービス監視プログラムがWebサービス運用代行サーバに対して送信する監視データからSLA項目一覧が守られているかを判断し、SLAが守られているが、より安価にて利用可能なAIPがあることが分かった場合は、新規AIPにて新たにWebサービスを提供し、旧AIPのリソースを解放することで、Webサービス提供者にかかるコストを軽減することができる。
実施の形態1に係るシステム構成例を示す図。 実施の形態1に係るAIP情報テーブルの例を示す図。 実施の形態1に係るSLA項目一覧の例を示す図。 実施の形態1に係る動作例を示すフローチャート図。 実施の形態2に係るシステム構成例を示す図。 実施の形態2に係るSLA項目一覧の例を示す図。 実施の形態2に係るリクエスタ、AIP、Webサービス運用代行サーバの関係を説明する図。 実施の形態2に係る動作例を示すフローチャート図。 実施の形態1、2に係るWebサービス運用代行サーバのハードウェア構成例を示す図。
符号の説明
100 インターネット、110 Webサービス提供者端末装置、113 Webサービスプログラム、115 SLA項目一覧、120 AIP、130 Webサービス運用代行サーバ装置、131 通信部、133 Webサービス管理部、135 AIP情報テーブル記憶部、139 SLA管理部、140 ブローカ装置、150 リクエスタ装置、537 Webサービス監視プログラム。

Claims (17)

  1. プログラムを実行する複数のサーバ装置と、前記複数のサーバ装置のいずれかに実行させる実行対象プログラムを保有する端末装置とに接続された情報処理装置であって、
    各々のサーバ装置の属性を示す属性情報を記憶する属性情報記憶部と、
    前記端末装置から、前記実行対象プログラムを実行するサーバ装置に要求される要求属性が示された要求属性情報を受信する通信部と、
    前記通信部により受信された要求属性情報に示された要求属性と、前記属性情報記憶部に記憶されている属性情報に示された各々のサーバ装置の属性とを比較し、要求属性に合致する属性のサーバ装置の中から前記実行対象プログラムを実行するサーバ装置を選択サーバ装置として選択する選択部とを有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記情報処理装置は、更に、
    前記選択部により選択された選択サーバ装置に対して前記実行対象プログラムの格納を指示する実行対象プログラム格納指示を生成するサーバ管理部を有し、
    前記通信部は、
    前記サーバ管理部により生成された実行対象プログラム格納指示を前記選択サーバ装置に対して送信することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記通信部は、
    前記端末装置から、前記要求属性情報を受信するとともに、前記実行対象プログラムを受信し、
    前記サーバ管理部は、
    前記実行対象プログラム格納指示を生成するとともに、前記実行対象プログラムの前記選択サーバ装置への送信を前記通信部に指示し、
    前記通信部は、
    前記実行対象プログラム格納指示と前記実行対象プログラムとを前記選択サーバ装置に対して送信することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記情報処理装置は、更に、前記複数のサーバ装置により実行されるプログラムを検索するブローカ装置に接続されており、
    前記情報処理装置は、更に、
    前記選択部により選択サーバ装置が選択された際に、前記ブローカ装置に対して前記実行対象プログラムが前記選択サーバ装置により実行されることを通知するプログラム実行通知を生成するブローカ管理部を有し、
    前記通信部は、
    前記ブローカ管理部により生成されたプログラム実行通知を前記ブローカ装置に対して送信することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記属性情報記憶部は、
    各々のサーバ装置の利用料金を示す属性情報を記憶し、
    前記通信部は、
    前記実行対象プログラムを実行するサーバ装置に要求される利用料金の条件が示される要求属性情報を前記端末装置から受信し、
    前記選択部は、
    前記通信部により受信された要求属性情報に示された利用料金の条件と、前記属性情報記憶部に記憶されている属性情報に示された各々のサーバ装置の利用料金とを比較し、利用料金の条件に合致する利用料金のサーバ装置の中から前記実行対象プログラムを実行するサーバ装置を選択サーバ装置として選択することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記通信部は、
    前記実行対象プログラムを実行するサーバ装置に要求される要求性能が示される要求属性情報を前記端末装置から受信し、
    前記選択部は、
    前記選択サーバ装置の選択後に、プログラム実行時の前記選択サーバ装置の性能を示すサーバ性能情報を取得し、サーバ性能情報に示された前記選択サーバ装置のプログラム実行時の性能が前記端末装置からの要求属性情報に示された要求性能に合致するか否かを判定し、判定結果に基づき、前記選択サーバ装置以外のいずれかのサーバ装置を新たな選択サーバ装置として選択するか否かを判断することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記通信部は、
    前記選択部により選択サーバ装置が選択された際に、プログラム実行時の前記選択サーバ装置の性能を監視し前記サーバ性能情報を送信する性能監視プログラムを前記選択サーバ装置に送信し、
    前記選択部は、
    前記選択サーバ装置に配備された前記性能監視プログラムから、前記サーバ性能情報を取得することを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記選択部は、
    前記サーバ性能情報に示された前記選択サーバ装置のプログラム実行時の性能が前記端末装置からの要求属性情報に示された要求性能に合致しない場合に、前記選択サーバ装置以外のいずれかのサーバ装置を新たな選択サーバ装置として選択することを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  9. 前記情報処理装置は、更に、
    前記選択部により、新たな選択サーバ装置が選択された場合に、新たな選択サーバ装置に対して前記実行対象プログラムの格納を指示する実行対象プログラム格納指示を生成するとともに、旧選択サーバ装置に対して前記実行対象プログラムの削除を指示する実行対象プログラム削除指示を生成するサーバ管理部を有し、
    前記通信部は、
    前記新たな選択サーバ装置に対して実行対象プログラム格納指示を送信するとともに、前記旧選択サーバ装置に対して実行対象プログラム削除指示を送信することを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  10. 前記情報処理装置は、更に、前記複数のサーバ装置により実行されるプログラムを検索するブローカ装置に接続されており、
    前記情報処理装置は、更に、
    前記選択部により新たな選択サーバ装置が選択された場合に、前記ブローカ装置に対して前記実行対象プログラムが前記新たな選択サーバ装置により実行されることを通知するプログラム実行通知を生成するとともに、旧選択サーバ装置による前記実行対象プログラムの実行の終了を通知するプログラム終了通知を生成するブローカ管理部を有し、
    前記通信部は、
    前記ブローカ管理部により生成されたプログラム実行通知とプログラム終了通知とを前記ブローカ装置に対して送信することを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  11. 前記情報処理装置は、更に、
    前記選択部により、サーバ性能情報に示された前記選択サーバ装置のプログラム実行時の性能が前記端末装置からの要求属性情報に示された要求性能に合致しないが、前記選択サーバ装置を前記実行対象プログラムを実行するサーバ装置として維持すると判断された場合に、前記選択サーバ装置に対して追加のリソースの確保を指示するリソース確保指示を生成するサーバ管理部を有し、
    前記通信部は、
    前記サーバ管理部により生成されたリソース確保指示を前記選択サーバ装置に対して送信することを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  12. 前記情報処理装置は、更に、
    前記選択部により、サーバ性能情報に示された前記選択サーバ装置のプログラム実行時の性能が前記端末装置からの要求属性情報に示された要求性能に合致すると判断された場合に、前記選択サーバ装置に対して余剰のリソースの解除を指示するリソース解除指示を生成するサーバ管理部を有し、
    前記通信部は、
    前記サーバ管理部により生成されたリソース解除指示を前記選択サーバ装置に対して送信することを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  13. 前記通信部は、
    前記選択部により新たな選択サーバ装置が選択された場合に、プログラム実行時の前記新たな選択サーバ装置の性能を監視し、プログラム実行時の前記新たな選択サーバ装置の性能を示すサーバ性能情報を送信する性能監視プログラムを前記新たな選択サーバ装置に送信し、
    前記選択部は、
    前記新たな選択サーバ装置に配備された前記性能監視プログラムから、プログラム実行時の前記新たな選択サーバ装置の性能を示すサーバ性能情報を取得することを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  14. プログラムを実行する複数のサーバ装置と、前記複数のサーバ装置のいずれかに実行させる実行対象プログラムを保有する端末装置とを管理対象とする情報処理方法であって、
    前記端末装置から、前記実行対象プログラムを実行するサーバ装置に要求される要求属性が示された要求属性情報を受信する通信ステップと、
    各々のサーバ装置の属性を示す属性情報が記憶されている属性情報記憶領域から前記属性情報を読み出すともに、前記通信ステップにより受信された要求属性情報に示された要求属性と、読み出した前記属性情報に示された各々のサーバ装置の属性とを比較し、要求属性に合致する属性のサーバ装置の中から前記実行対象プログラムを実行するサーバ装置を選択サーバ装置として選択する選択ステップとを有することを特徴とする情報処理方法。
  15. 前記通信ステップは、
    前記実行対象プログラムを実行するサーバ装置に要求される要求性能が示される要求属性情報を前記端末装置から受信し、
    前記選択ステップは、
    前記選択サーバ装置の選択後に、プログラム実行時の前記選択サーバ装置の性能を示すサーバ性能情報を取得し、サーバ性能情報に示された前記選択サーバ装置のプログラム実行時の性能が前記端末装置からの要求属性情報に示された要求性能に合致するか否かを判定し、判定結果に基づき、前記選択サーバ装置以外のいずれかのサーバ装置を新たな選択サーバ装置として選択するか否かを判断することを特徴とする請求項14に記載の情報処理方法。
  16. プログラムを実行する複数のサーバ装置と、前記複数のサーバ装置のいずれかに実行させる実行対象プログラムを保有する端末装置とに接続されたコンピュータに、
    前記端末装置から、前記実行対象プログラムを実行するサーバ装置に要求される要求属性が示された要求属性情報を受信する通信処理と、
    各々のサーバ装置の属性を示す属性情報が記憶されている属性情報記憶領域から前記属性情報を読み出すともに、前記通信処理により受信された要求属性情報に示された要求属性と、前記属性情報に示された各々のサーバ装置の属性とを比較し、要求属性に合致する属性のサーバ装置の中から前記実行対象プログラムを実行するサーバ装置を選択サーバ装置として選択する選択処理とを実行させることを特徴とするプログラム。
  17. 前記プログラムは、
    前記通信処理として、
    前記実行対象プログラムを実行するサーバ装置に要求される要求性能が示される要求属性情報を前記端末装置から受信する処理を前記コンピュータに実行させ、
    前記選択処理として、
    前記選択サーバ装置の選択後に、プログラム実行時の前記選択サーバ装置の性能を示すサーバ性能情報を取得し、サーバ性能情報に示された前記選択サーバ装置のプログラム実行時の性能が前記端末装置からの要求属性情報に示された要求性能に合致するか否かを判定し、判定結果に基づき、前記選択サーバ装置以外のいずれかのサーバ装置を新たな選択サーバ装置として選択するか否かを判断する処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項16に記載のプログラム。
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