JP2007293581A - ポイント売買システム及びポイント売買方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ポイントシステムの利便性を高める。
【解決手段】企業A600に設けられたポイント販売PC601から販売するポイントのポイント販売情報が送信され、売買されるポイントとポイント販売PC601から送信されたポイント販売情報とがポイント売買サーバ200にて管理され、企業X620にて、ポイント売買サーバ200において管理されているポイント販売情報に基づいて、ポイント購入端末621にてポイントが選択されて購入され、ポイント購入端末621にて購入されたポイントがポイントカード631に記憶され、ポイントカード631に記憶されたポイントがポイント利用POS602によって読み出される。
【選択図】図2

Description

本発明は、商品またはサービスと交換することができるポイントを売買する売買システム及びポイント売買方法に関する。
小売り店舗や銀行などの企業が、商品またはサービスと交換することができるポイントを店舗の顧客向けに発行するポイントシステムは、企業の顧客囲い込みの手法として定着している。
従来は、そのポイントシステムが企業対その企業の顧客という関係にて使われていたが、近年においては、ある企業にて発行されたポイントを使用して他の企業にて商品またはサービスと交換したり、異なる複数の企業にて発行されたポイントを1つにまとめて1つの企業にて商品またはサービスと交換したりする方法が考えられている(例えば、特許文献1,2参照。)。
また、ポイントが加算されるポイント累積式カードに累積されたポイントを、複数のポイント累積式カード間にて売買する方法が考えられている(例えば、特許文献3参照。)。
さらに、複数の企業間にてそれぞれが有するポイントを適正価格にて売買する方法が考えられている(例えば、特許文献4参照。)。
特開2002−024668号公報 特開2002−133338号公報 特開2003−030748号公報 特開2004−295637号公報
しかしながら、上記特許文献に記載された方法においては、顧客にポイントを発行した企業以外の企業にて商品またはサービスとポイントとを交換することが可能となってしまい、顧客にポイントを発行した企業と、商品またはサービスとポイントとを交換する企業とが異なる場合、顧客にポイントを発行した企業を特定した利用につながらず、ポイントシステムの最大の効果である顧客の囲い込みや再来店誘導の効果が得られなくなってしまうという問題点がある。
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、ポイントシステムの利便性を高めることができるポイント売買システム及びポイント売買方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
商品またはサービスと交換することができるポイントを売買するポイント売買システムであって、
利用者が前記ポイントを利用する第1の企業にて、販売するポイントのポイント販売情報を送信するポイント販売端末と、
売買されるポイントと前記ポイント販売端末から送信された前記ポイント販売情報とを管理するポイント売買サーバと、
前記利用者に前記ポイントを発行する第2の企業にて、前記ポイント売買サーバにおいて管理されている前記ポイント販売情報に基づいて、前記ポイントを選択して購入するポイント購入端末と、
前記ポイント購入端末にて購入されたポイントを該ポイント購入端末によって書き込まれることにより該ポイントを記憶するポイント記憶機器と、
前記第1の企業にて、前記ポイント記憶機器に記憶されたポイントを読み出すポイント利用端末とを有する。
また、商品またはサービスと交換することができるポイントを売買するポイント売買システムであって、
利用者が前記ポイントを利用する第1の企業にて、販売するポイントのポイント販売情報を送信するポイント販売端末と、
売買されるポイントと前記ポイント販売端末から送信された前記ポイント販売情報とを管理するポイント売買サーバと、
前記ポイント売買サーバにて管理されている前記ポイント販売情報に基づいて、前記ポイントを選択するポイント記憶機器と、
前記利用者に前記ポイントを発行する第2の企業にて、前記ポイント記憶機器によって選択された前記ポイントを購入し、購入されたポイントを前記ポイント記憶機器に書き込むポイント購入端末と、
前記第1の企業にて、前記ポイント記憶機器に書き込まれたポイントを読み出すポイント利用端末とを有する。
また、前記ポイント売買サーバは、前記ポイント販売情報と前記ポイントを販売する前記第1の企業とを対応付けて格納するデータベースを有し、前記ポイント購入端末から購入の要求があった場合、前記第2の企業が前記ポイント販売情報の販売条件を満たしているかどうかを判断し、前記第2の企業が前記販売条件を満たしていると判断された場合、前記ポイント購入端末への前記ポイントの発行を許可することを特徴とする。
また、前記ポイント記憶機器は、ポイントカードであることを特徴とする。
また、前記ポイント記憶機器は、携帯端末であることを特徴とする。
また、前記ポイント利用端末はPOS端末であることを特徴とする。
また、商品またはサービスと交換することができるポイントを利用者が利用する第1の企業に設けられたポイント販売端末と、前記ポイントを前記利用者に発行する第2の企業に設けられたポイント購入端末とがサーバを介して前記ポイントを売買するポイント売買方法であって、
前記ポイント販売端末が、販売するポイントのポイント販売情報を送信する処理と、
前記サーバが、売買されるポイントと前記ポイント販売端末から送信された前記ポイント販売情報とを管理する処理と、
前記ポイント購入端末が、前記管理されている前記ポイント販売情報に基づいて前記ポイントを購入する処理と、
前記ポイント購入端末が、前記購入されたポイントを移動可能な記憶媒体に記憶する処理とを有する。
また、前記サーバが、前記ポイント購入端末から購入の要求があった場合、前記第2の企業が前記ポイント販売情報の販売条件を満たしているかどうかを判断する処理と、
前記第2の企業が前記販売条件を満たしていると判断された場合、前記サーバが、前記ポイント購入端末への前記ポイントの発行を許可する処理とを有することを特徴とする。
上記のように構成された本発明においては、利用者が商品またはサービスと交換することができるポイントを利用する第1の企業に設けられたポイント販売端末から販売するポイントのポイント販売情報が送信され、売買されるポイントとポイント販売端末から送信されたポイント販売情報とがポイント売買サーバにて管理され、利用者にポイントを発行する第2の企業にて、ポイント売買サーバにおいて管理されているポイント販売情報に基づいて、ポイント購入端末にてポイントが選択されて購入され、ポイント購入端末にて購入されたポイントが該ポイント購入端末によって書き込まれることにより該ポイントがポイント記憶機器に記憶され、第1の企業にて、ポイント記憶機器に記憶されたポイントがポイント利用端末によって読み出される。
これにより、第1の企業と第2の企業との双方にて、利商社の来店誘導への効果が大きくなる。
以上説明したように本発明においては、利用者が商品またはサービスと交換することができるポイントを利用する第1の企業に設けられたポイント販売端末から販売するポイントのポイント販売情報を送信し、売買されるポイントとポイント販売端末から送信されたポイント販売情報とをポイント売買サーバにて管理し、利用者にポイントを発行する第2の企業にて、ポイント売買サーバにおいて管理されているポイント販売情報に基づいて、ポイント購入端末にてポイントを選択して購入し、ポイント購入端末にて購入されたポイントが該ポイント購入端末によって書き込まれることにより該ポイントをポイント記憶機器に記憶し、第1の企業にて、ポイント記憶機器に記憶されたポイントをポイント利用端末によって読み出す構成としたため、ポイントシステムの利便性を高めることができる。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明のポイント売買システムの実施の一形態を示す図である。
本形態は図1に示すように、ポイント販売端末100と、ポイント売買サーバ200と、ポイント購入端末300と、ポイント記憶機器400と、ポイント利用端末500とから構成されている。
ポイント販売端末100は、ポイントを販売する企業側に設置され、インターネット等に接続可能な通信手段を有するPC(パーソナルコンピュータ)やPOS(Point Of Sales)端末であって、ポイント売買サーバ200に対してポイントを販売するためのポイント販売情報であるポイント販売額と販売条件とを送信するポイント販売手段101が設けられている。
また、ポイント売買サーバ200は、ポイント売買を実施するデータセンタ等に設置され、インターネット等を介してアクセス可能なサーバであって、ネットワーク等を介してポイント販売端末100に接続され、ポイント販売端末100から送信されたポイント販売情報を受信するポイント販売受付手段201と、ポイント販売受付手段201にて受信されたポイント販売情報を格納する販売ポイントデータベース202と、ポイント購入端末300からポイントの購入要求があった場合に販売ポイントデータベース202を参照して販売可能かどうかを判断するポイント発行許可手段203と、ポイントの売買が成立した場合、販売ポイントデータベース202に格納された販売条件に基づいてポイントの売買の金額精算を行うポイント精算手段204と、ポイント購入端末300を有する企業が購入できるポイントを販売ポイントデータベース202より抽出するポイント選択受付手段205とが設けられている。
また、ポイント購入端末300は、ポイントを購入する企業側に設置され、インターネット等に接続可能な通信手段を有するPCやPOS端末であって、ネットワーク等を介してポイント売買サーバ200に接続されており、顧客によって指定されたポイントを選択するポイント選択手段301と、ポイント選択手段301によって選択されたポイントを発行する企業名と当該企業から購入するポイントの数量とをポイント売買サーバ200に要求するポイント購入手段302と、ポイント売買サーバ200から発行を許可されたポイントを顧客のポイント販売企業のポイントとして発行し、発行されたポイントをポイント記憶機器400に書き込むポイント発行手段303とが設けられている。
また、ポイント記憶機器400は、顧客が所有する磁気またはICカード機能によるポイントカード、もしくはポイントが蓄積可能である携帯端末等の移動可能な記憶媒体であって、ポイント発行手段303によって発行されたポイントを記憶するポイント記憶手段401が設けられている。
また、ポイント利用端末500は、ポイントを販売する企業側、例えば店舗等の店頭に設置されたPOS機能等を有する端末であり、ポイント記憶機器400に書き込まれたポイントを読み出し、読み出されたポイントを行使するためのポイント行使手段501が設けられている。例えば、ポイント記憶機器400が磁気カードである場合、当該ポイント記憶機器400に書き込まれたポイントを読み出す手段は磁気カードリーダライタであり、また、ポイント記憶機器400がIC機能を有するカードである場合は、当該ポイント記憶機器400に書き込まれたポイントを読み出す手段はICカードリーダライタであり、また、ポイント記憶機器400が携帯端末である場合は、当該ポイント記憶機器400に書き込まれたポイントを読み出す手段はFerica等の通信が可能なリーダライタである。
図2は、図1に示した実施の形態のさらなる具体的な一形態を示す図である。
本形態は図2に示すように、企業A600と、企業B610と、ポイント販売サーバ200と、企業X620とがネットワーク690を介して接続されており、利用者である顧客630が企業A600、企業B610及び企業X620を利用可能な構成となっている。
企業A600は、ポイントを販売する第1の企業であり、図1に示したポイント販売端末100であるポイント販売PC601と、図1に示したポイント利用端末500であるポイント利用POS602とが設けられている。
また、企業B610は、ポイントを販売する第1の企業であり、図1に示したポイント販売端末100であるポイント販売PC611と、図1に示したポイント利用端末500であるポイント利用POS612とが設けられている。
また、企業X620は、ポイントを購入する第2の企業であり、図1に示したポイント購入端末300であるポイント購入端末621が設けられている。
また、顧客630は、企業X620の顧客であり、図1に示したポイント記憶機器400である磁気式のポイントカード631,632を所持している。ここで、ポイントカード631は企業A600にて商品やサービスと交換可能なポイントが記憶されているものであり、また、ポイントカード632は企業B610にて商品やサービスと交換可能なポイントが記憶されているものである。
以下に、図2に示した形態におけるポイント売買方法について説明する。
図3は、図2に示した形態におけるポイント売買方法を説明するためのシーケンス図である。ここでは、自社のポイントを販売しようとする企業は、企業A600及び企業B610であり、企業X620にて購入されるポイントが、企業A600のポイントである場合を例に挙げて説明する。なお、図2に示したポイント販売PC601,611の構成は、図1に示したポイント販売端末100の構成と同様であり、また、図2に示したポイント購入端末621の構成は、図1に示したポイント購入端末300の構成と同様であり、また、図2に示したポイントカード631,632の構成は、図1に示したポイント記憶機器400の構成と同様であり、さらに、図2に示したポイント利用POS602,612の構成は、図1に示したポイント利用端末500の構成と同様である。
まず、企業A600のポイント販売PC601と、企業B610のポイント販売PC611とから、ネットワーク690を介してポイント販売サーバ200へ、自社のポイントの売り注文が出される。具体的には、企業A600と企業B610とから販売しようとするポイントのポイント販売額と販売条件とがポイント販売情報として、ネットワーク690を介してポイント販売サーバ200へ送信される(ステップS1)。
図4は、企業A600からネットワーク690を介してポイント販売サーバ200へ送信されるポイント販売情報の構成要素の一例を示す図である。
図4に示すようにポイント販売情報は、ポイントを販売する企業を示すポイント販売企業と、販売するポイントの販売価格と、販売する条件である販売条件とから構成されている。ここで、ポイントを販売する企業を示すポイント販売企業は、当該企業を認識可能な識別情報であっても良い。ここでは、企業A600が、自社が有するポイントを、1ポイント=1円で、月間取引上限10000ポイント及び上場している企業に対して販売する条件というポイント販売情報が送信される。
すると、送信されたポイント販売情報がポイント販売サーバ200のポイント販売受付手段201にて受信される(ステップS2)。
ポイント販売受付手段201にて受信されたポイント販売情報は、販売ポイントデータベース202に格納される(ステップS3)。
図5は、販売ポイントデータベース202に格納されたポイント販売情報の構成例を示す図である。
図5に示すように、ポイントを販売する企業を示すポイント販売企業と、販売するポイントの販売価格と、販売する条件である販売条件とが対応付けられたポイント販売情報が、各ポイント販売企業毎に格納されている。ここでは、企業A600が、自社が有するポイントを、1ポイント=1円で、月間取引上限10000ポイント及び上場している企業に対して販売する条件であるポイント販売情報、企業B610が、自社が有するポイントを、1000ポイント=1200円で、無制限で販売する条件であるポイント販売情報、及び、企業C(不図示)が、自社が有するポイントを、1ポイント=10円で、金融業を営む企業に対して販売する条件であるポイント販売情報が格納されている。ここで、格納されているポイント販売企業の情報は、ポイントを販売する企業を識別できる固有の情報であり、当該企業が有するポイント販売端末100の固有の識別情報であっても良い。
その後、企業X620が、ポイント購入端末621を操作することにより、ポイント選択手段301を用いてポイント売買サーバ200にポイント販売情報の問い合わせを行うと(ステップS4)、ポイント売買サーバ200のポイント選択受付手段205によって、販売ポイントデータベース202に格納されているポイント販売情報のうち企業X620が購入可能なポイントのポイント販売情報が購入可能情報として抽出される(ステップS5)。ここで、企業X620が上場企業であり、且つ金融業を営む企業ではない場合、図5に示した販売条件のうち、企業A及び企業Bの販売条件に合致していると判断される。このとき、ポイント販売情報の問い合わせを行うためのデータのフォーマットについては、問い合わせを行っている企業が企業X620であることがポイント売買サーバ200にて認識できるものであれば良い。また、販売ポイントデータベース202から抽出される購入可能情報のデータフォーマットについては、販売ポイントデータベース202に格納されているポイント販売情報から販売条件のみが除かれたものが望ましい。
図6は、企業X620がポイントを購入可能であるポイント購入可能企業とその販売価格とが対応付けられた購入可能情報を示す図である。
図6に示すように、販売ポイントデータベース202に格納されたポイント販売情報のうち、企業X620が購入可能であるポイントを有する企業A600及び企業B610のポイントの販売価格が購入可能情報とされる。
そして、販売ポイントデータベース202から抽出された購入可能情報は、ポイント選択受付手段205からポイント購入端末621へ送信され(ステップS6)、ポイント購入端末621のポイント選択手段301にて受信される(ステップS7)。
その後、顧客630が企業X620から購買に対するインセンティブや入会などのインセンティブとして、ポイント付与の特典を得られる場合、顧客630に対し、企業X620は企業A600のポイントと企業B610のポイントとを付与可能であることがポイント選択手段301にて判明しているため、顧客630にそれらのどちらのポイントを選択するかを決定させることを促すポイント選択画面がポイント購入端末621に表示される(ステップS8)。
図7は、ポイント購入端末621に表示されたポイント選択画面の一例を示す図である。
図7に示すようにポイント購入端末621に表示されたポイント選択画面は、ポイント発行社が企業A600であるか企業B610であるかを選択する部分と、選択された企業から購入するポイント数を入力する部分とが表示され、それらを選択後、「購入」キーを選択することにより、選択及び入力されたデータがポイント売買サーバ200へ送信されることとなる。
顧客630が、図7に示したポイント選択画面にて、ポイント発行社は企業A600を選択し、購入ポイントに200ポイントを入力して「購入」キーを選択すると(ステップS9)、これらの情報がポイント購入要求としてポイント購入端末621のポイント購入手段302からポイント販売サーバ200へ送信される(ステップS10)。
ポイント購入端末621のポイント購入手段302からポイント販売サーバ200へ送信されたポイント購入要求が、ポイント販売サーバ200にて受信されると(ステップS11)、ポイント発行許可手段203にて販売ポイントデータベース202が参照され、受信されたポイント購入要求に基づいて、企業X620へ企業A600のポイントが販売可能であるかどうかが確認される(ステップS12)。企業X620へ企業A600のポイントが販売可能であることが確認されると、企業X620が顧客630に企業A600の200ポイントを付与することを許可するための許可情報がポイント発行許可手段203からポイント購入端末621に送信される(ステップS13)。
一方、ステップS12にて企業X620へ企業A600のポイントが販売可能ではないと判断された場合、処理は行われずに終了する。
ポイント発行許可手段203から送信された許可情報が、ポイント購入端末621にて受信されると(ステップS14)、ポイント購入端末621のポイント発行手段303にて顧客630に企業A600の200ポイントが発行され(ステップS15)、ポイントカード631に書き込まれる(ステップS16)。この発行処理は、例えば、顧客630が所持するポイントカード631をポイント購入端末621に付属するポイント発行機に接触させることにより、ポイントカード631のポイント記憶手段401に当該ポイントが書き込まれる従来の処理と同様の処理が考えられる。
そして、顧客630は企業A600の店舗で買い物をする時に、ポイントカード631を用いて企業X620から獲得した企業A600のポイントをポイント利用POS602にてポイントの精算を行うことができる(ステップS17)。この精算処理については、従来の処理と同様の処理であるため、ここでは詳細を記述しない。
また、顧客630が所有するポイント記憶機器400が、ポイントカード631,632の代わりに、ポイント機能付き携帯端末である場合も考えられる。
図8は、本発明のポイント売買システムの他の実施の形態を示す図である。
本形態は図8に示すように、図1に示した形態と比べて、ポイント購入手段700にポイント購入選択手段701と、ポイント購入判定手段702とが設けられている。また、ポイント記憶機器800に顧客側ポイント選択手段801が設けられている。顧客側ポイント選択手段801は、携帯端末等の画面及び入力キーであり、画面上に表示されたポイントを有する企業を当該携帯端末を所持する顧客が選択するための手段である。ポイント購入選択手段701は、ポイント購入端末700にて購入可能な購入可能情報を獲得する。ポイント購入判定手段702は、顧客側ポイント選択手段801にて選択された企業がポイント購入端末700に付属するポイント発行機に読み込まれ、読み込まれた企業がポイント購入選択手段701にて獲得された購入可能情報に存在するかどうかを判定する。ここで、顧客側ポイント選択手段801にて選択された企業をポイント購入端末700に付属するポイント発行機に読み込ませる方法は、Ferica、Bluetoothや赤外線通信等の近距離通信が考えられる。
図9は、図8に示した実施の形態のさらなる具体的な一形態を示す図である。
図9に示すように、図8に示したポイント記憶機器800が、ポイント機能付きの携帯端末900である場合を例に挙げている。
携帯端末900の画面上に表示されるポイント選択画面にて入力キー等を用いて所望のポイントを選択し、ポイント購入端末621に読み込ませると、当該ポイントが獲得される。
図10は、図9に示した携帯端末900の画面上に表示されるポイント選択画面の一例を示す図である。
図10に示すように携帯端末900の画面上に表示されるポイント選択画面は、ポイントを利用する企業A、企業B、企業C等の企業が選択可能となっており、選択後、選択キーを選ぶことにより、選択された情報がポイント購入端末621へ送信されることとなる。
そして、獲得されたポイントを利用しようとする企業のポイント利用POS602に携帯端末900を接続またはかざすことにより、当該ポイントが行使される。
本実施の形態にて示したように本システムは、ポイント購入側、つまりポイント発行側であるである企業X620にとっては、「当店では企業A600のポイントカードにポイントが加算できます」という宣伝となり、顧客の来店誘導への効果が大きくなる。例えば、顧客630が企業A600のポイントカード631を所有している場合、ポイントカード631にポイントを溜めるには、企業A600へ出向かなくても企業X620へ出向いて買い物等をすれば良い。これは、例えば、顧客630が企業A600から遠い場所に住んでいる等、企業A600へ足を運ぶに何らかの問題がある場合に有効である。また、企業A600のポイントカード631を利用するにもかかわらず、企業X620にて顧客630が買い物等を行うため、企業X620の売り上げが上がる効果もある。
以上説明したように本発明においては、ポイント販売企業が、ポイント購入企業の顧客に対し、自社で使えるポイントであるという特性を変えずにポイントを付与できる。それにより、ポイント販売企業の顧客がポイントを行使するために、ポイント販売企業に赴くことになるため、ポイント販売企業のポイントシステムによる顧客囲い込みの効果が失われずに済む。また、自社店舗で購入などの対価として無償発行していたポイントを、有償で他社に販売することができるため、利益を生むポイントシステムを構築することができる。また、ポイント購入企業は、ブランド力があるポイント販売企業を選択可能になるため、顧客に合わせたポイントサービスを顧客に提供することができる。また、顧客はポイント購入企業で商品購入などの見返りとしてポイントが得られる場合、顧客が希望するポイント販売企業を指定して、その企業のポイントを獲得できるため、多くの企業の別々のポイントを個別に蓄積および行使を繰り返さず、ポイントを行使する企業を絞り込むことができる。それにより、従来の消費パターンを変えずに、効果的なポイント蓄積と行使が可能となる。
本発明のポイント売買システムの実施の一形態を示す図である。 図1に示した実施の形態のさらなる具体的な一形態を示す図である。 図2に示した形態におけるポイント売買方法を説明するためのシーケンス図である。 企業Aからネットワークを介してポイント販売サーバへ送信されるポイント販売情報の構成要素の一例を示す図である。 販売ポイントデータベースに格納されたポイント販売情報の構成例を示す図である。 企業Xがポイントを購入可能であるポイント購入可能企業とその販売価格とが対応付けられた購入可能情報を示す図である。 ポイント購入端末に表示されたポイント選択画面の一例を示す図である。 本発明のポイント売買システムの他の実施の形態を示す図である。 図8に示した実施の形態のさらなる具体的な一形態を示す図である。 図9に示した携帯端末の画面上に表示されるポイント選択画面の一例を示す図である。
符号の説明
100 ポイント販売端末
101 ポイント販売手段
200 ポイント売買サーバ
201 ポイント販売受付手段
202 販売ポイントデータベース
203 ポイント発行許可手段
204 ポイント精算手段
205 ポイント選択受付手段
300,700 ポイント購入端末
301 ポイント選択手段
302 ポイント購入手段
303 ポイント発行手段
400,800 ポイント記憶機器
401 ポイント記憶手段
500 ポイント利用端末
501 ポイント行使手段
600 企業A
601,611 ポイント販売PC
602,612 ポイント利用POS
610 企業B
620 企業X
621 ポイント購入端末
630 顧客
631,632 ポイントカード
690 ネットワーク
701 ポイント購入選択手段
702 ポイント購入判定手段
801 顧客側ポイント選択手段
900 携帯端末

Claims (8)

  1. 商品またはサービスと交換することができるポイントを売買するポイント売買システムであって、
    利用者が前記ポイントを利用する第1の企業にて、販売するポイントのポイント販売情報を送信するポイント販売端末と、
    売買されるポイントと前記ポイント販売端末から送信された前記ポイント販売情報とを管理するポイント売買サーバと、
    前記利用者に前記ポイントを発行する第2の企業にて、前記ポイント売買サーバにおいて管理されている前記ポイント販売情報に基づいて、前記ポイントを選択して購入するポイント購入端末と、
    前記ポイント購入端末にて購入されたポイントを該ポイント購入端末によって書き込まれることにより該ポイントを記憶するポイント記憶機器と、
    前記第1の企業にて、前記ポイント記憶機器に記憶されたポイントを読み出すポイント利用端末とを有するポイント売買システム。
  2. 商品またはサービスと交換することができるポイントを売買するポイント売買システムであって、
    利用者が前記ポイントを利用する第1の企業にて、販売するポイントのポイント販売情報を送信するポイント販売端末と、
    売買されるポイントと前記ポイント販売端末から送信された前記ポイント販売情報とを管理するポイント売買サーバと、
    前記ポイント売買サーバにて管理されている前記ポイント販売情報に基づいて、前記ポイントを選択するポイント記憶機器と、
    前記利用者に前記ポイントを発行する第2の企業にて、前記ポイント記憶機器によって選択された前記ポイントを購入し、購入されたポイントを前記ポイント記憶機器に書き込むポイント購入端末と、
    前記第1の企業にて、前記ポイント記憶機器に書き込まれたポイントを読み出すポイント利用端末とを有するポイント売買システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載のポイント売買システムにおいて、
    前記ポイント売買サーバは、前記ポイント販売情報と前記ポイントを販売する前記第1の企業とを対応付けて格納するデータベースを有し、前記ポイント購入端末から購入の要求があった場合、前記第2の企業が前記ポイント販売情報の販売条件を満たしているかどうかを判断し、前記第2の企業が前記販売条件を満たしていると判断された場合、前記ポイント購入端末への前記ポイントの発行を許可することを特徴とするポイント売買システム。
  4. 請求項1または請求項3に記載のポイント売買システムにおいて、
    前記ポイント記憶機器は、ポイントカードであることを特徴とするポイント売買システム。
  5. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のポイント販売システムにおいて、
    前記ポイント記憶機器は、携帯端末であることを特徴とするポイント売買システム。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載のポイント売買システムにおいて、
    前記ポイント利用端末はPOS端末であることを特徴とするポイント売買システム。
  7. 商品またはサービスと交換することができるポイントを利用者が利用する第1の企業に設けられたポイント販売端末と、前記ポイントを前記利用者に発行する第2の企業に設けられたポイント購入端末とがサーバを介して前記ポイントを売買するポイント売買方法であって、
    前記ポイント販売端末が、販売するポイントのポイント販売情報を送信する処理と、
    前記サーバが、売買されるポイントと前記ポイント販売端末から送信された前記ポイント販売情報とを管理する処理と、
    前記ポイント購入端末が、前記管理されている前記ポイント販売情報に基づいて前記ポイントを購入する処理と、
    前記ポイント購入端末が、前記購入されたポイントを移動可能な記憶媒体に記憶する処理とを有するポイント売買方法。
  8. 請求項7に記載のポイント売買方法において、
    前記サーバが、前記ポイント購入端末から購入の要求があった場合、前記第2の企業が前記ポイント販売情報の販売条件を満たしているかどうかを判断する処理と、
    前記第2の企業が前記販売条件を満たしていると判断された場合、前記サーバが、前記ポイント購入端末への前記ポイントの発行を許可する処理とを有することを特徴とするポイント販売方法。
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