JP2007293389A - 搬送車とその初期値入力方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】予め設定された、誘導ライン61の距離、および、経路に関するライン情報と、前記誘導ライン61が、車体フレーム11の所定位置に位置するように自動制御する制御手段300と、が備えられた無人搬送車1であって、誘導ライン61に沿って走行しながら、走行中の各駆動車輪7・7・・・のステアリングに関する情報と、各駆動車輪7・7・・・の車輪径に関する情報と、が得られることとした。
【選択図】図4
Description
例えば、地上に直線からなるテストラインを設け、搬送車の一方の側部を、前記テストラインに沿わせて走行させながら、作業者は目視で判断し、徐々にステアリング角度を調整し、直進走行時のステアリング角度の初期値を求めたり、また、作業者がノギス等の測定機器を用いて、各駆動車輪の車輪径を実測し、これらの値を手入力により、搬送車に入力していた。
また、ステアリング角度の調整に関して言えば、各作業者の技能に負う面は特に大きく、直進走行時のステアリング角度の初期値を、適確に見付け出すことができなければ、直進走行だけでなく、旋回走行においても大きなズレが生じて、予め設定された搬送ラインを自動走行させることができなくなる。
「特許文献1」によれば、各駆動車輪にそれぞれエンコーダが設けられた搬送車を、予め距離が設定されたコース上に自動走行させることで、走行中に前記エンコーダから発せられたパルス数の合計と、予め設定された駆動車輪の車輪径、および、前記コースの距離から算出される、理想のパルス数の合計とを比較することにより、車輪の摩耗の有無、即ち、車輪径の減り具合を、検知することが可能となる。
これらのことを踏まえて、本発明では、搬送車が理想的な直進走行、および、旋回走行するための初期情報となる、各駆動車輪の車輪径、および、ステアリング角度の初期値を、自動走行させることにより、作業者の実測作業、入力作業等によることなく、短時間で自動入力可能な、搬送車、および、その入力方法を提供することが課題である。
図1は本発明の一実施例に係る、無人搬送車の全体的な構成を示した平面図である。
図2は無人搬送車の走行制御機構を示したブロック図である。
図3は同じくフィードバック制御の構成を示したブロック図である。
図4は同じく制御部の構成を示したブロック図である。
図5は本発明に係る自動調整システムに用いられる、誘導ラインのレイアウトを示した全体図である。
図6は蛇行走行した際の、無人搬送車の自動補正する様子を示した平面図である。
まず、図1を用いて、本発明に係る搬送車の一実施例である、無人搬送車1の構成について説明する。(なお、図1に示す矢印Aは、無人搬送車1の進行方向を示す。)
本発明に係る無人搬送車1は、例えば工場などにおいて、物品の移載元、或いは物品の加工処理を行う処理装置が設けられた移載場所との間で、物品の搬送および移載を自動で行う搬送車である。
また、検出部4は各駆動部3に設けられており、前記駆動車輪7(駆動モータ6)の回転数を検出するエンコーダ19と、前記回転数を、変速する為のギア群8・9・10等から構成されている。即ち、前記駆動車輪7と駆動モータ6の間に挿嵌されたギヤ8から回転数が取り出され、その後、減速ギア9・10により、測定する上で適切な回転数に増速(或いは減速)され、エンコーダ19に入力されている。
なお、前記エンコーダ19、および、ギア9等においても図示せぬブラケット等を介して、フレーム5に保持されており、後述の通り、前記フレーム5が旋回する際には、駆動部3、および、検出部4は一体となって追従されることとなる。
そして、左右両側に設けられる駆動車輪7・7には、それぞれに独立した駆動モータ6・6が設けられていることから、これら駆動モータ6・6の回転数を個別に制御することにより、無人搬送車1が直進走行或いは旋回走行される。即ち、無人搬送車1を直進走行させる場合には、駆動ユニット2の左右両側に設けられる駆動車輪7・7の回転数を、同等にすればよく、無人搬送車1を右側に旋回させる場合には、右側の駆動モータ6の回転数を、左側の駆動モータ6に対して低く制御することで、駆動ユニット2は、旋回軸20を中心軸として、平面視にて時計周りに自転され、その結果、無人搬送車1は右側に旋回されることになる。また、無人搬送車1を左側に旋回させる場合は、左側の駆動モータ6の回転数を、右側の駆動モータ6に対して低く制御することで、逆に無人搬送車1を左側に旋回させることができる。
このことから、後述する、各駆動車輪7に関する車輪径の情報を、より実測値に近い値に補正することは、無人搬送車1の自動走行に関する直進性を向上させるうえで、特に重要な項目となる。
更に言えば、本実施例のように、左右の各駆動車輪7・7における、回転数の変化によって、無人搬送車1を旋回させるのではなく、搬送車の形式によっては、各駆動車輪の向きを、駆動モータによって強制的に旋回させることにより、ステアリング角度を制御するタイプもある。
これらの点からも、無人搬送車1の自動走行に関する直進性を向上させるためには、上述の各駆動車輪7に関する車輪径の情報に加えて、各駆動車輪7に関するステアリングに関する情報も重要な項目となる。
次に、図2、および、図3を用いて、無人搬送車1の制御構成について説明する。
無人搬送車1には、複数の駆動対象物を駆動させるための駆動源が設けられている。例えば、移載装置に配設されたフォークを、前後進或いは上下動させる駆動モータや、無人搬送車1を走行させるための駆動モータ6・6・6・6等が設けられており、これら駆動源は、複数の制御装置を介して、制御手段により制御されている。以下、本発明に係る無人搬送車1の走行部に関して詳述する。
本発明に係る初期値入力方法を用いた、無人搬送車1の蛇行走行の自動調整システム(オート・チューニング)は、「フィードバック制御60」により実行される。
即ち、予め設定された初期情報51が制御手段300に与えられると、前記制御手段300では、初期情報51を基に実際の駆動モータ6を駆動させる条件が算出される。この算出された条件は、「駆動指令」としてインバータ15に送られ、駆動モータ6が駆動される。
前記駆動モータ6が駆動され、無人搬送車1の自動走行が開始されると、ラインセンサー17からの信号が、制御手段300に送られる。
そして、無人搬送車1の蛇行走行を、ラインセンサー17が検知した場合には、制御手段300により、直ちに「駆動指令」の補正が行われることにより、無人搬送車1の直進走行が実行される。
無人搬送車1に設けられる制御コントローラ16は、記憶手段100と、算出手段200と、制御手段300とから構成される。
ここで無人搬送車1に設けられたラインセンサー17が、誘導ライン61の中央部に配置されるライン61aから外れ、別のライン61bやライン61c等を検出した場合、制御手段300では、ラインセンサー17が基のライン61aを検出するように、即ち、無人搬送車1を基の走行経路に復元するように、各駆動モータ6・6・・・の駆動指令を算出しなおして各インバータ15・15・・・に送り、前記無人搬送車1を自動補正するプログラムから構成される。
次に本発明に係る、初期値入力方法を用いた、無人搬送車1の蛇行走行のオート・チューニングについて図4乃至図6を用いて説明する。
本実施例に示す、無人搬送車1の蛇行走行のオート・チューニングは、予め設定された基準レイアウト30上に、無人搬送車1を複数回、往復走行させることによって、無人搬送車1の蛇行走行を自動補正させるシステムである。
基準レイアウト30は、精確な直進性を有する直線から形成された、誘導ライン61であり、複数の磁気ライン63a・63b・・・が並設されて形成されている。
即ち、無人搬送車1は直進方向に走行する限り、ラインセンサー17を介して、誘導ライン61の中央部に配備される磁気ライン63aを常に検出する。しかし、例えば図6に示すように、前記磁気ライン63aに隣接して設けられる磁気ライン63bを、ラインセンサー17が検出した場合は、制御手段300によって、無人搬送車1の蛇行走行を補正させるべく、新たな駆動指令が各インバータ15・15・・・に送られる。
15 インバータ
16 制御コントローラ
17 ラインセンサー
51 初期情報
53 検出手段
100 記憶手段
101 記憶装置
102 記憶装置
103 記憶装置
200 算出手段
300 制御手段
Claims (3)
- 予め設定された、誘導ラインの距離、および、経路に関する情報と、前記誘導ラインが、走行中の車体の所定位置に位置するように自動制御する制御手段と、が備えられた搬送車であって、誘導ラインに沿って走行しながら、走行中の駆動車輪のステアリングに関する情報と、駆動車輪の車輪径に関する情報と、が得られることとした、搬送車。
- 前記搬送車には、駆動車輪のステアリング角度を検出するステアリングエンコーダと、駆動車輪の回転数を検出する走行エンコーダと、誘導ラインに沿って設定された距離分走行した時の前記走行エンコーダの値、及び、所定の車輪径で設定された距離分走行した際の走行エンコーダの所定値により、駆動車輪の車輪径を算出する算出手段と、が設けられ、前記駆動車輪のステアリングに関する情報を、記憶された駆動車輪のステアリングエンコーダの値として、ステアリングエンコーダの値と、駆動車輪の車輪径の値と、によって、自立走行を可能とした、請求項1に記載の搬送車。
- 予め設定された、誘導ラインの距離、および、経路に関する情報を記憶させるステップと、前記誘導ラインの情報に従って搬送車を走行させるステップと、走行中の駆動車輪のステアリングに関する情報を得るステップと、所定の停止位置で停止させた時の走行エンコーダの値と、予め設定された、誘導ラインの距離、および、経路に関する情報と、により駆動車輪の車輪径を算出するステップと、前記走行中の駆動車輪のステアリングに関する情報と、前記算出された駆動車輪の車輪径と、を初期値として記憶させるステップと、が備えられた、搬送車の初期値入力方法。
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