JP2007292970A - マルチモード光ファイバおよび光モジュール - Google Patents

マルチモード光ファイバおよび光モジュール Download PDF

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【課題】温度制御を用いないで発光波長および光出力のいずれか一方を選択的に安定化することが可能であり、かつ高出力の光を射出することの可能なマルチモード光ファイバを提供する。
【解決手段】半導体レーザ10から射出されたレーザ光をマルチモードで伝播させるためのコア部21と、コア部21を被覆すると共に伝播されるレーザ光をコア部21内に閉じ込めるクラッド部22とを備える。中心部にコア部21が、周縁部にクラッド部22が同心円状に露出している端面26がレーザ光の入射側に形成されており、その端面26には、コア部21の中心軸に関して対称で、かつ所定の幅の稜線を形成する一対の傾斜面27,27が形成されている。また、クラッド部22のうち傾斜面27の近傍には、外部共振器25が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体レーザから射出されたレーザ光をマルチモードで伝播するためのマルチモード光ファイバ、ならびにマルチモードの半導体レーザおよびマルチモード光ファイバを利用した光モジュールに関する。
近年、ブロードエリア型の半導体レーザは、例えば、通信、センサ、生産、医療などの各種分野で利用されているが、特に、高出力の要求される分野では、例えば、固体レーザや光アンプを励起するための光源や、プラスチックや金属などを加工・溶接するためのものとして用いられている。
特開2003−332680号公報
このように、上記した半導体レーザでは、高出力の光を射出することができるものの、一般に、発光スペクトラムの帯域幅が広く、その中心波長は温度依存性を持っている。そのため、例えば、発振波長が808nmのNd:YAG(Yttrium Aluminum Garnet)レーザを励起するための光源として上記した半導体レーザを用いると、光源の帯域幅はNd:YAGレーザの吸収スペクトラムの帯域幅よりも広いので、温度変化によって光源の中心波長がNd:YAGレーザの吸収スペクトラムの帯域幅から外れてしまう虞がある。
そこで、上記した半導体レーザの温度を制御して、中心波長を安定化させることが考えられる。しかし、温度制御に係るシステムは高価であるだけでなく、構成を複雑にしてしまうし、光源の用途を温度制御の可能な範囲内に限定してしまうなど、種々の点であまり好ましくない。また、上記した半導体レーザに対して温度制御を行って、中心波長を安定化させると、今度はその中心波長における光出力が不安定になりやすい。そのため、光出力の安定が要求される用途、例えば、癌などの治療を行う用途では、むしろ温度制御は不要ということになる。
このように、用途に応じて重要視する要素は相違することから、幅広い用途に対応可能な半導体レーザを提供しようとすると、要・不要に拘わらず温度制御に係るシステムを半導体レーザに標準で搭載することが必要となってしまうという問題があった。
また、共振器を半導体レーザの内部または外部に設けて、中心波長を安定化させることが考えられる。例えば、特許文献1に記載されている、光通信に使用するナローエリア型の半導体レーザとの光結合効率を高めたシングルモード光ファイバに関する技術を、ブロードエリア型の半導体レーザとの光結合効率を高めたマルチモード光ファイバに応用して、マルチモード光ファイバのコアに外部共振器を設けることが考えられる。しかし、マルチモード光ファイバのコアに外部共振器を設けた場合には、半導体レーザから射出された光がこの外部共振器によって半導体レーザ側に戻され、大幅に減衰してしまうので、高出力の要求される用途にはあまり適さない。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、温度制御を用いないで中心波長および光出力のいずれか一方を選択的に安定化することが可能であり、かつ高出力の光を射出することの可能なマルチモード光ファイバおよび光モジュールを提供することにある。
本発明のマルチモード光ファイバは、半導体レーザから射出されたレーザ光をマルチモードで伝播させるためのコア部と、コア部を被覆すると共に伝播されるレーザ光を前記コア部内に閉じ込めるクラッド部とを備える。中心部にコア部21が、周縁部にクラッド部が露出している端面が一端に形成されており、その端面には、コア部の中心軸に関して対称で、かつ所定の幅の稜線を形成する一対の傾斜面が形成されている。また、クラッド部のうち傾斜面の近傍には、外部共振器が設けられている。
本発明の光モジュールは、半導体レーザと上記したマルチモード光ファイバとを光学的に結合させたものである。
本発明のマルチモード光ファイバおよび光モジュールでは、半導体レーザから射出されたレーザ光が、入射側の端面に入射し、コア部とクラッド部との界面で反射されながらコア部内を伝播し、他方の端面から射出される。このとき、半導体レーザから射出されたレーザ光のごく一部をクラッド部に入射するようにした場合には、その光はクラッド部内の外部共振器によって反射され、半導体レーザに戻ってくる。これにより、外部共振器と、半導体レーザの背面側に設けられたミラーとが一対の共振器を構成するので、外部共振器において最も強い反射を示す波長で発振するようになる。一方、半導体レーザから射出されたレーザ光をコア部にだけ入射するようにした場合には、クラッド部内の外部共振器は半導体レーザの背面側に設けられたミラーと一対の共振器を構成しないので、半導体レーザの内部構造によって決定される波長で発振するようになる。
本発明のマルチモード光ファイバおよび光モジュールによれば、クラッド部のうち傾斜面の近傍に外部共振器を設けるようにしたので、半導体レーザから射出されたレーザ光のごく一部をクラッド部に入射するようにした場合には、外部共振器と、半導体レーザの背面側に設けられたミラーとが一対の共振器を構成する。これにより、外部共振器において最も強い反射を示す波長で発振するようになるので、半導体レーザの発振波長がその波長に固定されるようになる。その結果、中心波長の安定した光を半導体レーザから射出することができる。一方、半導体レーザから射出されたレーザ光をコア部にだけ入射するようにした場合には、クラッド部の外部共振器による反射がないので、半導体レーザの内部構造によって決定される波長で発振するようになる。その結果、出力の安定した光を半導体レーザから射出することができる。つまり、半導体レーザから射出されたレーザ光の一部をクラッド部の外部共振器に入射させるか否かを選択することにより、中心波長および光出力のいずれか一方を選択的に安定化することが可能となる。
また、上記のいずれの場合であっても、コア部の内部には光を半導体レーザ側に戻すような構造は存在しないので、マルチモード光ファイバを透過して射出される光の出力が低下する虞はない。
以上のことから、温度制御を用いないで中心波長および光出力のいずれか一方を選択的に安定化することが可能であり、しかも、高出力の光を射出することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1および図2は、本発明の一実施の形態に係る光モジュールの断面構成を表すものである。図1には離間幅Z(後述)がZ1のときの様子が、図2には離間幅ZがZ2のときの様子がそれぞれ示されている。なお、図1および図2は、模式的に表したものであり、実際の寸法、形状とは異なっている。
この光モジュールは、例えば、固体レーザの励起用光源、内視鏡用光源、ガン照射用光源、各種診断用光源として用いることを目的としたものであり、被照射面(図示せず)にレーザ媒質や、診断部位などの対象物を配置して、半導体レーザ10のレーザ光をマルチモード光ファイバ20を介して照射するようになっている。
この光モジュールの光学系は、半導体レーザ10、マルチモード光ファイバ20、および台座30を備えており、半導体レーザ10は台座30上に配置されており、他方、マルチモード光ファイバ20は半導体レーザ10から射出されるレーザ光の光路上に配置されている。
半導体レーザ10は、ブロードエリア型のレーザダイオードであって、被照射面を照射するためのレーザ光を供給するようになっている。この半導体レーザ10では、レーザ光は、へき開面の発光点、例えば、遅軸(Slow軸)方向の幅が50μm、速軸(Fast軸)方向の幅が1μmの偏平な発光スポット(図示せず)から射出されるようになっている。ここで、発光スポットは、主として活性層(図示せず)に形成されるが、活性層の厚さが非常に薄い(例えば1μm以下)場合には、発光スポットの一部が活性層の上下にあるクラッド層(図示せず)にも及ぶこともある。
また、半導体レーザ10は、レーザ媒質の吸収波長帯域と等しい波長帯域(例えば、808nmを中心波長λoとする波長帯域Δλo)のレーザ光を射出することが可能であるが、発光スポットおよびその近傍の温度などが変化すると、一般に、その変化に応じて中心波長λoが変化し得る。もっとも、例えば、後述の外部共振器13を用いて、その外部共振器13と、半導体レーザ10の背面側に設けられたミラー(図示せず)とで一対の共振器を構成するようにした場合には、半導体レーザ10の中心波長λoを、半導体レーザ10の波長帯域Δλo内であって、外部共振器13において最も強い反射を示す波長(λ1)に固定することは可能である。
マルチモード光ファイバ20は、コア部21およびクラッド部22で構成された光導波部23と、その光導波部23を被覆する被覆部24とを有する。ここで、被覆部24は、例えば光硬化性樹脂からなり、コア部21およびクラッド部22を曲げたときにこれらが折れるのを防止する役割を有している。コア部21は、レーザ光の波長に対して透明な性質を有する材料、例えば石英ガラス(SiO2 )により構成され、光通信のシングルモード用のコア部と比べて10倍以上の直径(例えば50μm以上200μm以下)の円柱状の形状を有する。このコア部21は、半導体レーザ10のレーザ光をマルチモードで伝播させる芯線としての役割を有する。クラッド部22は、コア部21よりもわずかに小さな屈折率の材料、例えば二酸化ゲルマニウム(GeO2 )を微量に含有する石英ガラス(SiO2 )により構成され、内径がコア部21の直径と等しく外径が例えば100μm以上400μm以下の筒状の形状を有する。このクラッド部22は、コア部21を被覆しており、コア部21内を伝播するレーザ光をコア部21に閉じ込めるための外皮としての役割を有する。
クラッド部22には、光導波部23の傾斜面27(後述)の近傍に外部共振器25が設けられている。この外部共振器25は、光軸方向に周期的に屈折率の変化するグレーティング構造、例えば、ボリューム・ブラッグ・グレーティング(Volume Bragg Grating) からなり、傾斜面27から入射してきたレーザ光のごく一部を半導体レーザ10にフィードバックするようになっている。
この外部共振器25は、半導体レーザ10の背面側に設けられたミラーとで一対の共振器を構成するものであり、グレーティング構造において最も強い反射を示す波長λ1および帯域幅Δλと帯域幅Δλ1との重なる範囲の帯域で半導体レーザ10を発振させることが可能である。具体的には、グレーティング構造の光軸方向の幅をd、バルクの屈折率をn、グレーティングの間隔をΛ、グレーティング面の数をNとすると、λ1およびΔλ1は、以下の式によって一義的に決定される。
Δλ1/λ1=λ1/(2nd)=Λ/d=1/N…(1)
マルチモード光ファイバ20の光導波部23は、半導体レーザ10側の一端に端面26を有する。この端面26では、中心部にコア部21が、周縁部にクラッド部22が同心円状に露出している。端面26は、コア部21の中心軸を通る稜線を形成する一対の傾斜面27,27を有しており、いわゆる楔形状となっている。このように端面26に一対の傾斜面27,27を形成することにより、端面26を平坦な面とした場合と比べて、半導体レーザ10との光学的な結合度を高くすることができ、また、半導体レーザ10との光学的な結合度を、半導体レーザ10の発光スポット側の端面とマルチモード光ファイバ20の端面26との間隙Z(図1参照)の変化に因らず一定にすることができる。なお、傾斜面27の傾斜角θ(図3参照)は、光軸と傾斜面27との間に形成される鋭角の値を指すが、半導体レーザ10と光導波部23との光学的な結合度が最も高くなる角度(例えば55°)となっていることが好ましい。
ところで、半導体レーザ10と光導波部23との光学的な結合度を表す結合係数Cは、図4に示したように、稜線における先端径R(図3参照)と、間隙Zとの関数となっている。しかし、先端径Rおよび間隙Zを変化させても結合係数Cが変化しない領域があるので、結合係数Cが変化しない領域内で先端径Rおよび間隙Zの値をそれぞれ設定することにより、半導体レーザ10との光学的な結合度を、間隙Zの変化に因らず一定にすることができる。もっとも、先端径Rは実使用時には変更することができないものであることから、間隙Zを変化させたときに、結合係数Cを一定に維持することのできる範囲が最大となる値に先端径Rをあらかじめ設定しておくことが好ましい。
台座30は、半導体レーザ10から射出されたレーザ光がコア部21およびクラッド部22のうち端面26に露出している部分に入射する位置(間隙Z=Z1、図1参照)から、半導体レーザ10から射出されたレーザ光がコア部21のうち端面26に露出している部分にだけ入射する位置(間隙Z=Z2、図2参照)まで、半導体レーザ10を移動することの可能な可動式の台座である。この台座30は、手動式のステージであってもよいが、何らかのセンサを用いて半導体レーザ10の位置または間隙Zを検知し、その検知結果に応じて半導体レーザ10を所定の位置に移動する圧電性のステージであってもよい。
ところで、上記した外部共振器25は、例えば以下のようにして製造することができる。まず、図5に示したように、格子間距離Dの回折格子41を一部に有するスラブ40と、外部共振器25の設けられていないクラッド部22Bを有する光導波部23Bとを所定の間隔で対向配置する。その後、スラブ40側から紫外線Lを照射する。すると、紫外線Lは回折格子41によって0次回折光L0および1次回折光L1に回折され、クラッド部22Bに干渉縞が形成される。この干渉縞の明および暗の幅はいずれも、回折格子41の格子間距離Dの1/2となっており、クラッド部22Bのうち干渉縞の明の部分に対応する部分の原子間結合が回折光によって破壊され、その部分の屈折率が増加する。
屈折率の増加率は、紫外線Lの波長には依存しないものの、紫外線Lの強度や、クラッド部22Bの構成材料、クラッド部22Bの表面処理などによって変化し得る。そこで、例えば、クラッド部22Bは、不純物を含有していない石英ガラスよりも紫外線Lの照射によって屈折率の変化が生じやすい材料、例えば、ゲルマニウムを微量に含有する石英ガラスにより構成されていることが好ましい。また、例えば、数分間、高輝度で紫外線Lを照射した場合には、0.001%〜0.1%程度しか屈折率は増加しないが、紫外線Lを照射する前に、クラッド部22Bの表面を水素ガスに曝露した場合には、クラッド部22Bの表面の紫外線Lに対する感度が上がり、屈折率が最大で1%まで増加するので、紫外線Lを照射する前に、クラッド部22Bの表面を水素ガスに曝露することが好ましい。
このような構成の光モジュールでは、半導体レーザ10から射出されたレーザ光が、入射側の端面26に入射し、コア部21とクラッド部22との界面で反射されながらコア部21内を伝播し、他方の端面から射出される。
このとき、半導体レーザ10から射出されたレーザ光のごく一部をクラッド部22に入射するようにした場合、すなわち、可動台座30を用いて半導体レーザ10を間隙Z=Z1の位置に配置した場合(図1)には、その光はクラッド部22内の外部共振器25によって反射され、半導体レーザ10に戻ってくる。これにより、外部共振器25と、半導体レーザ10の背面側に設けられたミラーとが一対の共振器を構成するので、外部共振器25において最も強い反射を示す波長λ1で発振するようになる。その結果、半導体レーザの発振波長がその波長に固定されるようになるので、中心波長の安定した光を半導体レーザから射出することができる(図6の実線)。
一方、半導体レーザ10から射出されたレーザ光をコア部21にだけ入射するようにした場合、すなわち、可動台座30を用いて半導体レーザ10を間隙Z=Z2の位置に配置した場合(図2)には、クラッド部22内の外部共振器25は半導体レーザ10の背面側に設けられたミラーと一対の共振器を構成しないので、半導体レーザ10の内部構造によって決定される波長λoで発振するようになる。その結果、出力の安定した光を半導体レーザから射出することができる(図6の一点鎖線)。
つまり、間隙Zを変化させて、半導体レーザ10から射出されたレーザ光の一部をクラッド部22の外部共振器25に入射させるか否かを選択することにより、中心波長および光出力のいずれか一方を選択的に安定化することが可能となる。
また、上記のいずれの場合であっても、コア部21の内部には光を半導体レーザ10側に戻すような構造は存在しないので、マルチモード光ファイバ20を透過して射出される光の出力が低下する虞はなく、高出力の光を射出することができる。また、温度制御を必要としないので、実用的であり、構成を簡素にすることができ、コストを安くすることができる。
以上、実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、種々変形可能である。
例えば、上記実施の形態では、半導体レーザ10を移動させて、半導体レーザ10から射出されたレーザ光の一部をクラッド部22の外部共振器25に入射させるか否かを選択するようにしていたが、半導体レーザ10を移動させる代わりに、マルチモード光ファイバ20を移動させて、間隙Zを調整するようにしてもよい。
本発明の一実施の形態に係る光モジュールの断面構成図である。 図1の間隙Zを狭めたときの断面構成図である。 図1のマルチモード光ファイバの側面図である。 結合係数と、間隙および先端径との関係を説明するための関係図である。 外部共振器の製造方法を説明するための断面構成図である。 間隙Zを変化させたときの波長と輝度との関係を説明するための関係図である。
符号の説明
10…半導体レーザ、20…マルチモード光ファイバ、21…コア部、22…クラッド部、23…光導波部、24…被覆部、25…外部共振器、26…端面、27…傾斜面、30…台座、40…スラブ、41…回折格子、C…結合係数、L…紫外線、Lo…0次回折光、L1…1次回折光、R…先端径、Z…間隙、θ…傾斜角。

Claims (5)

  1. 半導体レーザから射出されたレーザ光をマルチモードで伝播するためのコア部と、
    前記コア部を被覆すると共に伝播されるレーザ光を前記コア部内に閉じ込めるクラッド部と、
    中心部に前記コア部が、周縁部に前記クラッド部が露出している端面と
    を備え、
    前記端面は、前記コア部の中心軸に関して対称で、かつ所定の幅の稜線を形成する一対の傾斜面を有し、
    前記クラッド部は、前記傾斜面の近傍に外部共振器を有する
    ことを特徴とするマルチモード光ファイバ。
  2. 前記外部共振器は、ボリューム・ブラッグ・グレーティング(Volume Bragg Grating) からなる
    ことを特徴とする請求項1に記載のマルチモード光ファイバ。
  3. 半導体レーザとマルチモード光ファイバとを光学的に結合させてなる光モジュールであって、
    前記マルチモード光ファイバは、
    半導体レーザから射出されたレーザ光をマルチモードで伝播するためのコア部と、
    前記コア部を被覆すると共に伝播されるレーザ光を前記コア部内に閉じ込めるクラッド部と、
    中心部に前記コア部が、周縁部に前記クラッド部が露出している端面と
    を備え、
    前記端面は、前記コア部の中心軸に関して対称で、かつ所定の幅の稜線を形成する一対の傾斜面を有し、
    前記クラッド部は、前記傾斜面の近傍に外部共振器を有する
    ことを特徴とする光モジュール。
  4. 前記外部共振器は、ボリューム・ブラッグ・グレーティング(Volume Bragg Grating) からなる
    ことを特徴とする請求項3に記載の光モジュール。
  5. 前記半導体レーザから射出されたレーザ光が前記コア部および前記クラッド部のうち前記端面に露出している部分に入射する位置から、前記半導体レーザから射出されたレーザ光が前記コア部のうち前記端面に露出している部分にだけ入射する位置まで、前記半導体レーザを移動することの可能な台座を備える
    ことを特徴とする請求項3に記載の光モジュール。
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