JP2007292461A - 焦電素子および焦電型赤外線センサ - Google Patents

焦電素子および焦電型赤外線センサ Download PDF

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Abstract

【課題】 中心領域とその周辺領域とを検知する簡素な焦電型赤外線センサを実現する。
【解決手段】 焦電体基板1にはシングル素子35a,24a,24b,35bが順に水平方向に配列形成されており、シングル素子24a,24bで第1デュアル素子24を形成し、シングル素子35a,35bで第2デュアル素子35を形成する。シングル素子35a,24a,24b,35bには、それぞれ異なる略連続した領域C,D,E,Fで発生する赤外線がレンズドーム60のフレネルレンズにて集光されて照射される。赤外線が照射されることにより第2デュアル素子35で検知した信号はFET2から出力され、第1デュアル素子24で検知した信号はFET1から出力される。これにより、第1デュアル素子24に対応した領域D,E(中心領域)と、該領域D,Eを挟む第2デュアル素子35に対応した領域C,F(周辺領域)とにおける人100の検知を行う。
【選択図】 図5

Description

この発明は、焦電効果を有する基板表面に電極を形成してなる焦電素子、および該焦電素子を用いて所定検知領域内の人および物体の検知を行う焦電型赤外線センサに関するものである。
従来、焦電型赤外線センサは、赤外線を受光することにより検出信号を出力する焦電素子と、該焦電素子に赤外線を受光させる光学系と、を備え、所定検知領域内を移動する物体(例えば、人)が発生する赤外線を検知することで、この物体の移動を検出するものである。
このような焦電型赤外線センサに用いられらる焦電素子は、強誘電体等からなる焦電体基板と、該焦電体基板の両面に対向して設けられた電極とからなる。
焦電体基板は定常時(基板温度が一定な状態)では両表面間で電荷を発生しないが、基板温度が変化するとこの変化に応じて両表面間に電荷が発生する。これは、強誘電体等からなる焦電体基板が定常時には自発分極しているが外気内の浮遊電荷を引き寄せて中性状態にあるの対し、基板温度が変化すると自発分極の状態が変化して前記中性状態が崩れるために生じる現象である。焦電素子はこの現象を利用し、焦電体基板の電極が形成された部分に照射された赤外線による温度変化の大きさに応じて変化する電荷変動をこれら表面に形成された電極で取り出すことで、検出信号を出力する。
このような焦電素子には、前述のように焦電体基板の両面に対向に形成されたそれぞれ単体の電極と焦電体基板とからなる一つのシングル素子を備えるものに対し、このシングル素子を2つ配列形成したデュアル素子を備えるものが考案されている(特許文献1参照)。このようなデュアル素子を備える焦電素子は、シングル素子を2つ平行に配置し、各シングル素子の受光面電極または対向面電極を焦電体基板の温度変化により発生する電荷が逆極性となるように直列接続したものであり、シングル素子のみを用いた際に生じる外部温度依存性を補正するものである。この構成は、単にシングル素子が所定の間隔で2つ配置されたものとしても利用することできる。すなわち、デュアル素子を備える焦電素子を構成する各シングル素子で受光する領域を異ならせることで、異なる位置からの赤外線の放射を検出する焦電素子が構成される。そして、各シングル素子の配列方向を水平方向にすることで、人等の物体の移動方向を検出する焦電型赤外線センサが構成される。
また、デュアル素子を備えた焦電素子であっても検知領域には限りがあるため、デュアル素子を複数配列形成した焦電素子を用いて、検知領域を拡大させた焦電型赤外線センサが考案されている(特許文献2参照)。
特開平5−187918号公報 登録実用新案第3042061号公報
防犯システムに用いるような赤外線センサでは、特定の狭い領域を重点的に検知するとともに、その周囲の広い領域に対しても検知を行うことが望ましい。このような例としては、警戒区域(重点監視区域)と警戒準備区域(軽監視区域)とを同時に監視(人や物体の検知)する場合などがある。この場合、通常、重点的に検知する中心領域(重点監視区域)を挟む両側に、周辺領域(軽監視区域)が位置する。
このように重点監視区域とこの両側の軽監視区域とを検知する場合には、重点監視区域に対応するデュアル素子と、両側の軽監視区域にそれぞれ対応する2つのデュアル素子とを焦電素子に形成しなければならない。すなわち、従来の複数のデュアル素子を備えた焦電素子では、検知する領域の数だけデュアル素子を焦電素子に形成しなければならず、焦電素子が大きくなってしまい、焦電型赤外線センサを小型化、低コスト化することができない。また、検知領域の数に応じて焦電素子を配置した焦電型赤外線センサでも、前述の領域を検知することは可能であるが焦電素子が増加する分、大型になるとともにコストアップしてしまう。
この発明の目的は、前述のように、特定領域を検知するとともにこの特定領域を挟む両側の領域を検知する焦電型赤外線センサを簡素な構造で構成することにある。
この発明は、焦電体基板と該焦電体基板の一方面に形成された受光面電極と焦電体基板の他方面に受光面電極に対向して形成された対向面電極とで形成されるシングル素子を複数略1列に配列形成してなる焦電素子において、シングル素子を4つ以上の偶数個形成し、配列方向の中心で互いに隣り合う2つのシングル素子の受光面電極同士または対向面電極同士を導通して形成される第1デュアル素子と、配列方向で第1デュアル素子を挟む両側のシングル素子同士を内側から1組ずつ組み合わせて、組み合わされた各シングル素子の受光面電極同士または対向面電極同士を導通して形成される1つ以上の第2デュアル素子と、を備えたことを特徴としている。
この構成では、焦電素子に複数のシングル素子が配列形成されており、第1デュアル素子を挟み、この第1デュアル素子に隣り合うシングル素子が組み合わされて別の第2デュアル素子が構成され、これら第1、第2デュアル素子を挟み外側の第2デュアル素子の両側に隣り合うシングル素子が組み合わされてさらに別の第2デュアル素子が構成される。このようなデュアル素子の構成の繰り返しが焦電素子に形成された少なくとも4つのシングル素子に対して行われる。これにより、挟み込む側のデュアル素子を構成する2つのシングル素子が挟み込まれる側のデュアル素子の両側に配置される。
また、この発明の焦電素子は、第1デュアル素子と、配列方向で第1デュアル素子を挟む両側のシングル素子の受光面電極同士または対向面電極同士を導通して形成される第2デュアル素子と、を備えたことを特徴としている。
この構成では、第2デュアル素子の2つのシングル素子が、第1デュアル素子を挟む両側に配置される。
また、この発明の焦電型赤外線センサは、前述の焦電素子と、該焦電素子の第1デュアル素子の形成位置に特定領域で発生した赤外線を照射させ、第1デュアル素子以外のデュアル素子に特定領域を挟む領域で発生した赤外線を照射させる光学手段と、を備えたことを特徴としている。
この構成では、検知領域内で発生した赤外線は、光学手段を介して焦電素子の赤外線が発生された領域に対応する部分に照射される。焦電素子は、前述のように温度変化により電荷を発生するので、赤外線が照射された部分の温度が上昇し、局所電荷が発生する。そして、焦電素子は、シングル素子でこの電荷を検知することで検知信号を出力する。ここで、本発明の焦電素子は前述のように第1デュアル素子を第2デュアル素子が挟み込む構造を成しているため、第1デュアル素子で検知する領域が第2デュアル素子の各シングル素子で検知するそれぞれの領域に挟まれる。そして、さらに外側に第2デュアル素子が形成される場合には、挟み込む側の第2デュアル素子の各シングル素子で検知するそれぞれの領域が挟み込まれる側の第2デュアル素子で検知する領域の両側に配置される。すなわち、所定領域を検知する第1デュアル素子を挟み込む両側のシングル素子からなる第2デュアル素子が所定領域を挟み込む両側の領域を検知し、2つのデュアル素子で、内側の2つの領域とこの領域を挟む外側の2つの領域とからなる4つの領域の検知が行われる。
また、この発明の焦電型赤外線センサは、光学手段を焦電素子の検知領域側に備えられた赤外線集光レンズで構成することを特徴としている。
この構成では、検知領域内で発生した赤外線は、単体の赤外線集光レンズで集光され、検知領域の各領域に応じた焦電素子の各部分に照射される。
この発明によれば、第1デュアル素子と該第1デュアル素子を挟むシングル素子で構成された第2デュアル素子とを備えることにより、特定領域からの赤外線を検出するとともに、この特定領域の両側の領域から発生する赤外線を検出する焦電素子を簡素な構造で構成することができる。
また、この発明によれば、特定領域からの赤外線が第1デュアル素子で検出され、この特定領域を挟む両側の領域の赤外線が第1デュアル素子を挟み込んで配置されたシングル素子からなる第2デュアル素子で検出される。これにより、これら2つのデュアル素子で特定領域内の2つの領域とこの特定領域を挟む両側の2つの領域との4つの領域を検知する焦電型赤外線センサを構成することができる。すなわち、特定領域とその両側の領域を検知する焦電型赤外線センサを簡素な構造で構成することができる。
また、この発明によれば、検知領域内の赤外線を単体の赤外線集光レンズを用いて焦電素子に照射することで、さらに簡素な構造の焦電型赤外線センサを構成することができる。
本発明の実施形態に係る焦電素子およびこの焦電素子を用いた焦電型赤外線センサについて図1〜図5を参照して説明する。
図1(a)は本発明の実施形態に係る焦電素子の平面図であり、図1(b)は(a),(c)に示す焦電素子のA−A’面断面図であり、図1(c)は本実施形態の焦電素子の底面図である。
焦電素子10は、焦電効果を示す、例えば強誘電体からなる平板状の焦電体基板1と、該焦電体基板1の表面(図1(a)に示す面)に形成された第1受光面電極2a,2b、第2受光面電極3a,3b、接続電極2c,3cと、焦電体基板1の裏面(図1(c)に示す面)に形成された第1対向面電極4a,4b、第2対向面電極5a,5bと、焦電体基板1の裏面に形成された外部接続電極6a,6b,7a,7bとからなる。
焦電体基板1の表面の略中央には、平面視した形状が長方形状の受光面電極2a,2bが、所定間隔離間されて長辺が隣り合うように配列形成されている。また、これら2つの受光面電極2a,2bの長辺方向の略中心には接続電極2cが形成されており、受光面電極2a,2bが導通されている。また、焦電体基板1の表面には、受光面電極2a,2bを挟み込み、所定間隔離間した位置に、受光面電極2a,2bと略同形状の受光面電極3a,3bが形成されている。そして、受光面電極3aは受光面電極2aを中心に受光面電極2bと対向する側に配置され、受光面電極3bは受光面電極2bを中心に受光面電極2aと対向する側に配置されている。さらに、受光面電極3a,3bは焦電体基板1の第1受光面電極2a,2bおよび接続電極2cと重ならない位置に形成された接続電極3cにより導通されている。ここで、これら第1受光面電極2a,2b、第2受光面電極3a,3bは、外部からの赤外線を吸収して焦電体基板1を部分的に温度上昇させる材質からなる。
焦電体基板1の裏面には、焦電体基板1の表面側に設けられた受光面電極2a,2b,3a,3bにそれぞれ対向する位置に、これら受光面電極2a,2b,3a,3bと略同形状の対向面電極4a,4b,5a,5bが形成されている。これにより、受光面電極2aと対向面電極4aとこれらにより挟まれる焦電体基板1とでシングル素子24aが構成され、受光面電極2bと対向面電極4bとこれらにより挟まれる焦電体基板1とでシングル素子24bが構成され、受光面電極3aと対向面電極5aとこれらにより挟まれる焦電体基板1とでシングル素子35aが構成され、受光面電極3bと対向面電極5bとこれらにより挟まれる焦電体基板1とでシングル素子35bが構成される。そして、シングル素子24aとシングル素子24bとは接続電極2cにより検出する電荷が逆極性となるように導通されており、第1デュアル素子24を構成している。また、シングル素子35aとシングル素子35bとは接続電極3cにより検出する電荷が逆極性となるように導通されており、第2デュアル素子35を構成している。
なお、本実施形態ではシングル素子同士の接続電極を受光面(焦電体基板1の表面)側に設けたが、対向面(焦電体基板1の裏面)側に接続電極を設けてもよい。
また、焦電体基板1の裏面には、対向面電極4a,4bのそれぞれに導通する外部接続電極6a,6bと、対向面電極5a,5bのそれぞれに導通する外部接続電極7a,7bとが形成されている。これら外部接続電極6a,6b,7a,7bは、焦電体基板1の裏面において、表面に形成された各電極2a〜2c,3a〜3cのいずれに対しても対向しない位置に形成されている。
焦電体基板1は焦電効果を備えるので、前述のように、赤外線が照射されたり、照射されていた赤外線が遮断されることで、基板の温度が変化すると電荷の不平衡が生じる。この際、赤外線が照射されて温度が変化する場合と赤外線が遮断されて温度が変化する場合とでは、逆極性の電荷の不平衡が生じる。例えば、赤外線が照射された場合には、焦電体基板1の受光面側に正電荷が偏り、対向面側に負電荷が偏る。一方、赤外線が遮断された場合には、焦電体基板1の受光面側に負電荷が偏り、対向面側に正電荷が偏る。この現象を利用し、例えば、焦電体基板1の受光面電極2a部分にのみ赤外線が照射した場合、この部分の電荷の不平衡をシングル素子24aで検出する。一方、焦電体基板1の受光面電極2bの部分にのみ赤外線が照射された場合、この部分の電荷の不均衡をシングル素子24bで検出する。これにより、受光面電極2a,2bの部分への赤外線の照射は、第1デュアル素子24により検出される。この際、シングル素子24aとシングル素子24bとでは、前述のように検出される電荷の極性が逆になるので、第1デュアル素子24からの検出信号を観測することで、シングル素子24a部分に赤外線が照射されたのか、シングル素子24b部分に赤外線が照射されたのかを検出することができる。
第2デュアル素子35についても第1デュアル素子24と同様の作用が生じるので、受光面電極3a,5aの部分への赤外線の照射は、第2デュアル素子35により検出される。そして、シングル素子35aとシングル素子35bとでも検出される電荷の極性が逆になるので、第2デュアル素子35からの検出信号を観測することで、シングル素子35a部分に赤外線が照射されたのか、シングル素子35b部分に赤外線が照射されたのかを検出することができる。
すなわち、焦電素子10は、焦電体基板1の赤外線が照射された部分に応じて、焦電体基板1の2つのデュアル素子で赤外線を検出し、2つの出力系統から赤外線検出信号を出力することができる。
また、シングル素子24aとシングル素子24bとで検出する電荷の極性が逆であるので、太陽光のような広い範囲に照射する赤外線の場合には、互いのシングル素子から出力される電圧同士が相殺されて外部には出力されない。この作用はシングル素子35aとシングル素子35bに対しても適用されるので、これらの作用により、外光による影響を取り除くことができる。
次に、前述の焦電素子10を用いた焦電型赤外線センサについて図2、図3を参照して説明する。
図2は本実施形態の焦電型赤外線センサのフィルタ支持体40およびレンズドーム60の一部を切り取った状態での斜視図であり、実際には、フィルタ支持体40およびレンズドーム60は焦電素子10を覆う形状で形成されている。
また、図3は本実施形態の焦電型赤外線センサの等価回路図である。
前述の焦電素子10は、第1、第2受光面電極2a,2b,3a,3bが形成されている側を上面として、所定の電極パターンが形成されたベース基板20上に配置され、電気的、機械的に接続されている。ベース基板20に形成されている電極パターンには、FET1,FET2、および抵抗R1,R2(図2には図示せず)が実装されており、図3に示す等価回路図に従った回路が形成されている。具体的には、焦電素子10の外部接続電極6aがFET1のゲートに接続され、外部接続電極6bが接地電極GNDに接続されており、この接地電極GNDとFET1のゲート間に抵抗R1が接続されている。すなわち、焦電素子10の第1デュアル素子24と抵抗R1とがFET1のゲートと接地との間に並列接続されている。また、焦電素子10の外部接続電極7aがFET2のゲートに接続され、外部接続電極7bが接地電極GNDに接続されており、この接地電極GNDとFET2のゲート間に抵抗R2が接続されている。すなわち、焦電素子10の第2デュアル素子35と抵抗R2とがFET2のゲートと接地電極GNDとの間に並列接続されている。さらに、FET1のドレインとFET2のドレインとがドレイン端子Dに接続されており、FET1のソースが第1ソース端子S1に接続され、FET2のソースが第2ソース端子S2に接続されている。そして、ドレイン端子Dに駆動電圧を印加するとともに、第1ソース端子S1、第2ソース端子S2と接地電極GNDとの間に所定の抵抗(図示せず)を接続することで、第1ソース端子S1、第2ソース端子S2から電圧型の検出信号を出力する、ソースホロワ型の赤外線検出回路が構成される。なお、この回路の出力部にFETを用いたのは、焦電素子10側が一般に高インピーダンスであるので、高入力インピーダンスであるFETをインピーダンス変換回路としても機能させることで、後段の回路とのインピーダンス整合を行い、検出信号を低損失に伝送するためである。
ベース基板20は外部接続ピン31a〜31dを備える金属製のステム30上に載置されており、外部接続ピン31a〜31dは前記ドレイン端子D、第1ソース端子S1、第2ソース端子S2、および接地電極GNDのそれぞれいずれかに接続されている。ここで、ベース基板20の接地電極GNDは、ステム30に導通する形状(例えば、ベース基板20の表裏面ともに形成され、これらをスルーホールで導通させた形状)に形成されており、ステム30がこの焦電型赤外線センサを実装する基板に実装されて接地されることで、前記外部接続ピンとともに、ベース基板20の接地電極GNDも接地される。
このように、焦電素子10が設置されたベース基板20を載置したステム30の上面側には、焦電素子10を覆う円筒形状のフィルタ支持体(キャンケース)40が設置されており、このフィルタ支持体40に形成されて開口部には、焦電素子10と対向する位置に所望波長の赤外線のみを通過させる赤外線通過フィルタ50が配置されている。さらに、このフィルタ支持体40を覆う形状で、球面フレネルレンズが形成されたレンズドーム60が配置されている。このレンズドーム60の天面のドームは、図4に示すように、検知領域のそれぞれ所定範囲で発生する赤外線をフレネルレンズで集光して、それぞれ焦電素子10の所定位置に照射させる形状で形成されている。
図4は、検知領域の範囲と焦電素子10の赤外線照射位置との関係を示す概念図であり、(a)は水平方向の関係を示す概念図であり、(b)は垂直方向の関係を示す概念図である。なお、本図に示す関係は、焦電素子10のシングル素子24a,24b,35a,35bの配列方向を水平方向とした場合である。
受光面電極2a,2b,3a,3bの配列方向、すなわちシングル素子24a,24b,35a,35bの配列方向を水平方向にした場合、図4(a)に示すように、シングル素子24a,24bは、焦電体基板1に垂直でレンズドーム60の天頂を通る直線の近傍に配置されているので、シングル素子24a,24bからなる部分すなわち第1デュアル素子24は、検知領域の水平軸と前記直線との直交点を中心にて水平方向に所定角αの範囲の赤外線を検知することができる。一方、シングル素子35a,35bはシングル素子24a,24bを挟み込む位置に配置されているので、シングル素子35a,35bからなる部分すなわち第2デュアル素子35は、検知領域の水平軸と前記直線との直交点を中心にて水平方向に、前記所定角αよりも広い所定角βの範囲の赤外線を所定角αの範囲を除いて検知することができる。そして、シングル素子35a,24a,24b,35bの順に配列されていることで、シングル素子35aが検出する領域とシングル素子35bが検出する領域とは、第1デュアル素子24が検出する領域の両側に配置される。すなわち、第1デュアル素子24が赤外線を検出する領域は第2デュアル素子35が赤外線を検出する領域に挟まれた構成となる。
なお、垂直方向については、シングル素子24a,24b,35a,35bは垂直方向には同じ位置に配置されているので、第1、第2デュアル素子24,35からなる部分は、検知領域の垂直軸と焦電体基板1に垂直でレンズドーム60の天頂を通る直線との直交点を中心にて垂直方向に所定角γの範囲の赤外線を検知することができる。
ここで、第1、第2デュアル素子の垂直方向の大きさを変えることにより、それぞれのデュアル素子の垂直方向の所定角γを異ならせてもよい。
このような構成の焦電型赤外線センサを用いた人の移動の検出動作について、図5を参照して説明する。
図5は本実施形態の焦電型赤外線センサによる人の移動検出の様子を示す概念図である。なお、本説明では、受光面電極2a,3aの部分すなわちシングル素子24a,35aの部分に赤外線が照射された場合に、正の電圧の検出信号を発生する回路構成がされた場合について説明する。
図5に示すように、人100が検知領域内を水平方向にA点からB点に向かって移動する場合、人100は分割領域C,D,E,Fを順に通過する。
(1)まず、人100が分割領域C内に入ると、人100から放射される赤外線はレンズドーム60を介してシングル素子35aの部分に集光され照射される。この部分に赤外線が照射されることで、シングル素子35aは正電圧を検出する。そして、人100が分割領域Cを通過中には常時略同量の赤外線がシングル素子35a部分に照射され続けるので、前記正電圧は所定の時定数で減衰していく(0値に近づく)。次に、人100が分割領域C外に出るとシングル素子35a部分への赤外線の照射が無くなるので、シングル素子35aは負電圧を検出する。そして、この負電圧は所定の時定数で減衰していく(0値に近づく)。そして、この信号はFET2より増幅されて出力される。
(2)次に、人が分割領域D内に入ると、人100から放射される赤外線はレンズドーム60を介してシングル素子24aの部分に集光され照射される。この部分に赤外線が照射されることで、シングル素子24aは正電圧を検出する。そして、人100が分割領域Dを通過中には常時略同量の赤外線がシングル素子24a部分に照射され続けるので、前記正電圧は所定の時定数で減衰していく(0値に近づく)。次に、人100が分割領域D外に出るとシングル素子24a部分への赤外線の照射が無くなるので、シングル素子24aは負電圧を検出する。そして、この負電圧は所定の時定数で減衰していく(0値に近づく)。そして、この信号はFET1より増幅されて出力される。
(3)次に、人が分割領域E内に入ると、人100から放射される赤外線はレンズドーム60を介してシングル素子24bの部分に集光され照射される。この部分に赤外線が照射されることで、シングル素子24bは負電圧を検出する。そして、人100が分割領域Eを通過中には常時略同量の赤外線がシングル素子24b部分に照射され続けるので、前記負電圧は所定の時定数で減衰していく(0値に近づく)。次に、人100が分割領域E外に出るとシングル素子24b部分への赤外線の照射が無くなるので、シングル素子24bは正電圧を検出する。そして、この正電圧は所定の時定数で減衰していく(0値に近づく)。そして、この信号はFET1より増幅されて出力される。
(4)次に、人が分割領域F内に入ると、人100から放射される赤外線はレンズドーム60を介してシングル素子35bの部分に集光され照射される。この部分に赤外線が照射されることで、シングル素子35bは負電圧を検出する。そして、人100が分割領域Fを通過中には常時略同量の赤外線がシングル素子35b部分に照射され続けるので、前記負電圧は所定の時定数で減衰していく(0値に近づく)。次に、人100が分割領域F外に出るとシングル素子35b部分への赤外線の照射が無くなるので、シングル素子35bは正電圧を検出する。そして、この正電圧は所定の時定数で減衰していく(0値に近づく)。そして、この信号はFET2より増幅されて出力される。
このように、FET1,FET2からの出力信号を観測することで、人の移動を検出することができる。また、シングル素子を複数配列することで、検知領域を分割し、それぞれの分割領域での人の移動を検出することができる。
さらに、前述のようにシングル素子24a,24bすなわち第1デュアル素子24を挟み込む形状でシングル素子35a、35bすなわち第2デュアル素子35を配置することで、例えば、第1デュアル素子24が検知する領域を警戒領域とし、第2デュアル素子35が検知する領域を警戒準備領域に設定して、警戒領域内の2つの領域とこれを挟む両側の警戒準備領域とからなる4つの領域を2組のデュアル素子で検知することができる。このため、従来のように、検知する領域毎にデュアル素子を用いる必要が無くなり、複数分割された1つの中心領域とその周辺領域とを検知する焦電型赤外線センサを簡素な構造で実現することができる。これにより、従来と同じ検知領域に対して、部品点数が少なくコストが抑制された、小型の焦電型赤外線センサで検知することができる。
なお、前述の実施形態では、第1デュアル素子を1つの第2デュアル素子が挟み込む、2つのデュアル素子からなる構造の焦電型赤外線センサが説明したが、第1デュアル素子に対して、内側から順に複数の第2デュアル素子でそれぞれ順に挟み込む構造の焦電型赤外線センサを構成することもでき、前述と同様の効果を奏することができる。ここで、形成する第2デュアル素子の数は、必要とする仕様に応じて適宜設定すればよい。
本発明の焦電素子の平面図、断面図、および底面図 本発明の焦電型赤外線センサの斜視図 本発明の焦電型赤外線センサの等価回路図 検知領域の範囲と焦電素子の赤外線照射位置との関係を示す概念図 本発明の焦電型赤外線センサによる人の移動検出の様子を示す概念図
符号の説明
1−焦電体基板
2a,2b−受光面電極
2c−接続電極
4a,4b−対向面電極
24a,24b−シングル素子
24−第1デュアル素子
3a,3b−受光面電極
3c−接続電極
5a,5b−対向面電極
35a,35b−シングル素子
35−第2デュアル素子
6a,6b,7a,7b−外部接続電極
10−焦電素子
20−ベース基板
30−ステム
31a〜31d−外部接続ピン
40−フィルタ支持体(キャンケース)
50−赤外線通過フィルタ
60−フレネルレンズを備えるレンズドーム
100−人

Claims (4)

  1. 焦電体基板と、該焦電体基板の一方面に形成された受光面電極と、前記焦電体基板の他方面に前記受光面電極に対向して形成された対向面電極とで形成されるシングル素子を複数略1列に配列形成してなる焦電素子において、
    前記シングル素子は4つ以上の偶数個形成され、
    配列方向の中心で互いに隣り合う2つの前記シングル素子の受光面電極同士または対向面電極同士を導通して形成される第1デュアル素子と、
    前記配列方向で前記第1デュアル素子を挟む両側の前記シングル素子同士を内側から1組ずつ組み合わせて、組み合わされた各シングル素子の受光面電極同士または対向面電極同士を導通して形成される1つ以上の第2デュアル素子と、を備えたことを特徴とする焦電素子。
  2. 前記第1デュアル素子と、前記配列方向で前記第1デュアル素子を挟む両側の前記シングル素子の受光面電極同士または対向面電極同士を導通して形成される第2デュアル素子と、を備えた請求項1に記載の焦電素子。
  3. 請求項1または請求項2に記載の焦電素子と、
    該焦電素子の前記第1デュアル素子に特定領域で発生した赤外線を照射させ、前記第1デュアル素子以外のデュアル素子に前記特定領域を挟む領域で発生した赤外線を照射させる光学手段と、を備えたことを特徴とする焦電型赤外線センサ。
  4. 前記光学手段は、前記焦電素子の受光面側に備えられた赤外線集光レンズである請求項3に記載の焦電型赤外線センサ。
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