JP2007292450A - マイクロ波を用いた不定形耐火物の乾燥方法 - Google Patents
マイクロ波を用いた不定形耐火物の乾燥方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】不定形耐火物の水蒸気爆裂や亀裂等の発生を防止しながら乾燥を行い、不定形耐火物の品質を高めることができるマイクロ波を用いた不定形耐火物の乾燥方法を提供する。
【解決手段】乾燥炉13の内部に装入した不定形耐火物11にマイクロ波の出力を調整しながら照射して不定形耐火物11を乾燥するマイクロ波を用いた不定形耐火物の乾燥方法において、マイクロ波の出力の調整を不定形耐火物11の内部の水蒸気圧の値に応じて行う。
【選択図】図1
【解決手段】乾燥炉13の内部に装入した不定形耐火物11にマイクロ波の出力を調整しながら照射して不定形耐火物11を乾燥するマイクロ波を用いた不定形耐火物の乾燥方法において、マイクロ波の出力の調整を不定形耐火物11の内部の水蒸気圧の値に応じて行う。
【選択図】図1
Description
本発明は、マイクロ波を照射して不定形耐火物の乾燥を行う不定形耐火物の乾燥方法に関する。
従来、不定形耐火物は、硬化剤や分散剤を配合した耐火原料に、6〜8%の水を加えて混練し、型枠に流し込んでから数時間以上の養生を行ない、耐火原料が固まった後、前記した型枠を脱枠して製造される。
この不定形耐火物は、厚みが50〜600mmであり、しかも、混練時に加えた水が残存しており、急激に熱負荷をかけると内部の水が水蒸気になり、この水蒸気圧によって不定形耐火物が爆裂したり、大きな亀裂等が発生して品質を損なう場合がある。
従って、脱枠後に、不定形耐火物を100℃以下の低温から乾燥を開始し、徐々に乾燥温度を高くし、長時間を費やして乾燥を行っている。
しかし、この緩やかな乾燥を行っても、不定形耐火物の厚みが100〜600mmになる場合、不定形耐火物の水蒸気による爆裂や亀裂等が発生し、良品質のものを製造するのに限界があった。
この対策として、特許文献1に記載されているように、密閉された容器内にマイクロ波の導管を複数箇所取付け、容器内に装入された不定形耐火物に、導管からマイクロ波を照射して不定形耐火物の昇温を行ない、不定形耐火物に含まれる水を水蒸気にして容器から排気することにより、短時間で効率良く乾燥する方法が行われている。
更に、特許文献2に記載されているように、外部を鉄皮で覆い、この鉄皮に不定形耐火物を内張りし、この不定形耐火物にマイクロ波を照射して昇温することによって不定形耐火物に含まれる水を水蒸気にして除去し、不定形耐火物の爆裂や亀裂の発生を防止することが行われている。
この不定形耐火物は、厚みが50〜600mmであり、しかも、混練時に加えた水が残存しており、急激に熱負荷をかけると内部の水が水蒸気になり、この水蒸気圧によって不定形耐火物が爆裂したり、大きな亀裂等が発生して品質を損なう場合がある。
従って、脱枠後に、不定形耐火物を100℃以下の低温から乾燥を開始し、徐々に乾燥温度を高くし、長時間を費やして乾燥を行っている。
しかし、この緩やかな乾燥を行っても、不定形耐火物の厚みが100〜600mmになる場合、不定形耐火物の水蒸気による爆裂や亀裂等が発生し、良品質のものを製造するのに限界があった。
この対策として、特許文献1に記載されているように、密閉された容器内にマイクロ波の導管を複数箇所取付け、容器内に装入された不定形耐火物に、導管からマイクロ波を照射して不定形耐火物の昇温を行ない、不定形耐火物に含まれる水を水蒸気にして容器から排気することにより、短時間で効率良く乾燥する方法が行われている。
更に、特許文献2に記載されているように、外部を鉄皮で覆い、この鉄皮に不定形耐火物を内張りし、この不定形耐火物にマイクロ波を照射して昇温することによって不定形耐火物に含まれる水を水蒸気にして除去し、不定形耐火物の爆裂や亀裂の発生を防止することが行われている。
しかしながら、特許文献1、2に記載された不定形耐火物の乾燥方法では、照射したマイクロ波によって、不定形耐火物の内部の温度が上昇し、不定形耐火物の内部に水蒸気がこもり易くなる。
その結果、温度の上昇に伴って、不定形耐火物の内部の水蒸気圧が高くなり、不定形耐火物が水蒸気圧に耐えきれずに爆裂が発生する。
更に、爆裂が生じない場合でも、内部の水蒸気圧が不定形耐火物を押し広げて水蒸気の逃げる通路を形成し、この通路を介して水蒸気が外部に放出される。
そして、この通路は、不定形耐火物の亀裂となり、品質を著しく阻害するという問題がある。
その結果、温度の上昇に伴って、不定形耐火物の内部の水蒸気圧が高くなり、不定形耐火物が水蒸気圧に耐えきれずに爆裂が発生する。
更に、爆裂が生じない場合でも、内部の水蒸気圧が不定形耐火物を押し広げて水蒸気の逃げる通路を形成し、この通路を介して水蒸気が外部に放出される。
そして、この通路は、不定形耐火物の亀裂となり、品質を著しく阻害するという問題がある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、不定形耐火物の水蒸気爆裂や亀裂等の発生を防止しながら乾燥を行い、不定形耐火物の品質を高めることができるマイクロ波を用いた不定形耐火物の乾燥方法を提供することを目的とする。
前記目的に沿う本発明に係るマイクロ波を用いた不定形耐火物の乾燥方法は、乾燥炉の内部に装入した不定形耐火物にマイクロ波の出力を調整しながら照射して前記不定形耐火物を乾燥するマイクロ波を用いた不定形耐火物の乾燥方法において、前記マイクロ波の出力の調整を前記不定形耐火物の内部の水蒸気圧の値に応じて行う。
この方法により、不定形耐火物の内部の水蒸気圧を低くして、不定形耐火物が水蒸気圧によって爆裂するのを防止し、内部に亀裂が生じるのを抑制することができる。
この方法により、不定形耐火物の内部の水蒸気圧を低くして、不定形耐火物が水蒸気圧によって爆裂するのを防止し、内部に亀裂が生じるのを抑制することができる。
ここで、本発明に係るマイクロ波を用いた不定形耐火物の乾燥方法においては、前記不定形耐火物の測定された水蒸気圧の差が0.1MPaを超えた場合に前記マイクロ波の出力を下げて乾燥すると良い。
これにより、乾燥中の不定形耐火物の内部の水蒸気圧を所定の範囲にしているので、水蒸気圧の上昇による水蒸気爆裂や亀裂の発生を安定して防止でき、不定形耐火物の品質を向上することができる。
なお、水蒸気圧の差が0.1MPaを超えて高くなると、不定形耐火物の内部の水蒸気圧が高くなって爆裂や亀裂が発生し、不定形耐火物の品質が低下する。
これにより、乾燥中の不定形耐火物の内部の水蒸気圧を所定の範囲にしているので、水蒸気圧の上昇による水蒸気爆裂や亀裂の発生を安定して防止でき、不定形耐火物の品質を向上することができる。
なお、水蒸気圧の差が0.1MPaを超えて高くなると、不定形耐火物の内部の水蒸気圧が高くなって爆裂や亀裂が発生し、不定形耐火物の品質が低下する。
更に、本発明に係るマイクロ波を用いた不定形耐火物の乾燥方法においては、前記不定形耐火物の重量変化量が30g/分未満となった時点を前記不定形耐火物の乾燥の終了と判定することが好ましい。
これにより、重量変化量が所定の値以下になった時点を乾燥の終了とするので、水分を低減した不定形耐火物を安定して製造することができ、精錬炉や取鍋等の容器に内張りした不定形耐火物の品質を高めることができる。
重量変化量が30g/分以上の場合は、不定形耐火物に含まれる水分の除去が不十分となり、容器に内張りして使用する時に、急激な加熱に起因した水蒸気爆裂を招く。
これにより、重量変化量が所定の値以下になった時点を乾燥の終了とするので、水分を低減した不定形耐火物を安定して製造することができ、精錬炉や取鍋等の容器に内張りした不定形耐火物の品質を高めることができる。
重量変化量が30g/分以上の場合は、不定形耐火物に含まれる水分の除去が不十分となり、容器に内張りして使用する時に、急激な加熱に起因した水蒸気爆裂を招く。
請求項1〜3記載のマイクロ波を用いた不定形耐火物の乾燥方法においては、乾燥炉の内部に装入した不定形耐火物にマイクロ波の出力を調整しながら照射して不定形耐火物を乾燥するマイクロ波を用いた不定形耐火物の乾燥方法において、マイクロ波の出力の調整を不定形耐火物の内部の水蒸気圧の値に応じて行うので、不定形耐火物の水蒸気爆裂や亀裂等の発生を防止しながら乾燥を行い、不定形耐火物の品質を高めることができる。
特に、請求項2記載のマイクロ波を用いた不定形耐火物の乾燥方法においては、不定形耐火物の測定された水蒸気圧の差が0.1MPaを超えた場合にマイクロ波の出力の下げて乾燥するので、水蒸気圧を所定の範囲にでき、マイクロ波を用いた乾燥の際に起こり易い不定形耐火物の内部の水蒸気圧の上昇による水蒸気爆裂や亀裂の発生を安定して防止でき、不定形耐火物の品質をより向上することができる。
請求項3記載のマイクロ波を用いた不定形耐火物の乾燥方法においては、不定形耐火物の重量変化量が30g/分未満となった時点を不定形耐火物の乾燥終了と判定するので、水分を低減した不定形耐火物を安定して製造することができ、容器に内張りした不定形耐火物の耐溶損性等の品質を高めることができる。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
図1は本発明の一実施の形態に係るマイクロ波を用いた不定形耐火物の乾燥方法に適用するマイクロ波乾燥設備の説明図、図2は乾燥時間と不定形耐火物の温度、及び水蒸気圧力の関係を表すグラフである。
図1に示すように、本発明の一実施の形態に係るマイクロ波を用いた不定形耐火物の乾燥方法に適用するマイクロ波乾燥設備10は、不定形耐火物の一例であるプレキャストブロック11を載置する空気バネ12aを用いた秤量器12bを取付けた架台12を内蔵した箱状の乾燥炉13と、マイクロ波発生装置14と、マイクロ波発生装置14から発生したマイクロ波をこの乾燥炉13内に導く導管15と、導管15から照射されるマイクロ波を攪拌する回転羽根16を有している。
乾燥炉13は、外壁17とこの外壁17の内側に配置した断熱層の一例である板状のファイバー層18と、ファイバー層18の内側に、表面が鏡面状のステンレス板19を複数に分割して内張りしている。
このファイバー層18と外壁17の間に空間20を形成しており、この空間20内に空気を吹き込むエアー供給管21及び吹き込まれた空気を乾燥炉13内に放出する放出口22を取付けている。
更に、内部の水蒸気を排気するブロア23に連通した排気管24と、排気管24から吸引した水蒸気を系外に放出する煙突25を備えている。
また、プレキャストブロック11には、温度計26と水蒸気圧力計27を埋設しており、この温度計26、水蒸気圧力計27には、それぞれに連結した導線26a、27aが取付けられ、この導線26a、27aは図示しない各換算表示器を通して温度計表示装置28、水蒸気圧力表示装置29に導通している。
図1は本発明の一実施の形態に係るマイクロ波を用いた不定形耐火物の乾燥方法に適用するマイクロ波乾燥設備の説明図、図2は乾燥時間と不定形耐火物の温度、及び水蒸気圧力の関係を表すグラフである。
図1に示すように、本発明の一実施の形態に係るマイクロ波を用いた不定形耐火物の乾燥方法に適用するマイクロ波乾燥設備10は、不定形耐火物の一例であるプレキャストブロック11を載置する空気バネ12aを用いた秤量器12bを取付けた架台12を内蔵した箱状の乾燥炉13と、マイクロ波発生装置14と、マイクロ波発生装置14から発生したマイクロ波をこの乾燥炉13内に導く導管15と、導管15から照射されるマイクロ波を攪拌する回転羽根16を有している。
乾燥炉13は、外壁17とこの外壁17の内側に配置した断熱層の一例である板状のファイバー層18と、ファイバー層18の内側に、表面が鏡面状のステンレス板19を複数に分割して内張りしている。
このファイバー層18と外壁17の間に空間20を形成しており、この空間20内に空気を吹き込むエアー供給管21及び吹き込まれた空気を乾燥炉13内に放出する放出口22を取付けている。
更に、内部の水蒸気を排気するブロア23に連通した排気管24と、排気管24から吸引した水蒸気を系外に放出する煙突25を備えている。
また、プレキャストブロック11には、温度計26と水蒸気圧力計27を埋設しており、この温度計26、水蒸気圧力計27には、それぞれに連結した導線26a、27aが取付けられ、この導線26a、27aは図示しない各換算表示器を通して温度計表示装置28、水蒸気圧力表示装置29に導通している。
次に、本発明の一実施の形態に係るマイクロ波を用いた不定形耐火物の乾燥方法についてマイクロ波乾燥設備10を用いて説明する。
耐火材料に硬化剤と分散剤を配合し、外分で5〜8質量%の水を添加して混練してから型枠に流し込み、5〜8時間の養生をして脱枠した幅1200mm、長さ1500mm、厚み300mmのプレキャストブロック11を乾燥炉13内の架台12上に載置した。
このプレキャストブロック11に、マイクロ波発生装置14を作動して1〜120kw/hrの出力でマイクロ波を発生させ、このマイクロ波を導管15から乾燥炉13内に照射した。
耐火材料に硬化剤と分散剤を配合し、外分で5〜8質量%の水を添加して混練してから型枠に流し込み、5〜8時間の養生をして脱枠した幅1200mm、長さ1500mm、厚み300mmのプレキャストブロック11を乾燥炉13内の架台12上に載置した。
このプレキャストブロック11に、マイクロ波発生装置14を作動して1〜120kw/hrの出力でマイクロ波を発生させ、このマイクロ波を導管15から乾燥炉13内に照射した。
導管15から放出されたマイクロ波を回転羽根16で攪拌して散乱させ、乾燥炉13に内張りした6面からなるステンレス板19によって反射させてプレキャストブロック11の表面に均一に照射する。
マイクロ波の照射によって、プレキャストブロック11の温度が上昇し、プレキャストブロック11に含まれる水が水蒸気となり、この水蒸気がステンレス板19の隙間やファイバー層18を通過して外壁17とファイバー層18の間に結露を生じるため、ファイバー層18と外壁17の間の幅5mm以上の空間20にエアー供給管21から10〜100Nm3/hrの空気を吹き込みんで空気の流れを形成し、外壁17とファイバー層18の間の水蒸気を放出口22から乾燥炉13内に放散する。
乾燥炉13内は、マイクロ波の照射によってプレキャストブロック11の温度が上昇し、プレキャストブロック11に含まれる水が水蒸気となって炉内に放出される。この水蒸気は、排気管24からブロア23で吸引し、煙突25から系外に放出することにより、プレキャストブロック11の乾燥が行われる。
マイクロ波の照射によって、プレキャストブロック11の温度が上昇し、プレキャストブロック11に含まれる水が水蒸気となり、この水蒸気がステンレス板19の隙間やファイバー層18を通過して外壁17とファイバー層18の間に結露を生じるため、ファイバー層18と外壁17の間の幅5mm以上の空間20にエアー供給管21から10〜100Nm3/hrの空気を吹き込みんで空気の流れを形成し、外壁17とファイバー層18の間の水蒸気を放出口22から乾燥炉13内に放散する。
乾燥炉13内は、マイクロ波の照射によってプレキャストブロック11の温度が上昇し、プレキャストブロック11に含まれる水が水蒸気となって炉内に放出される。この水蒸気は、排気管24からブロア23で吸引し、煙突25から系外に放出することにより、プレキャストブロック11の乾燥が行われる。
図2に示すように、プレキャストブロック11は、マイクロ波を5時間照射し、プレキャストブロック11に埋設した温度計26の温度が常温から約100℃まで昇温する。この後、マイクロ波の出力を1〜120kw/hrにして照射し、20時間をかけて200℃まで昇温する。
この昇温は、例えば温度計表示装置28に、4〜6℃/hrの昇温速度となるように設定しておき、この設定値をマイクロ波発生装置14に入力して、実際の昇温速度が4〜6℃/hrの範囲になるようにマイクロ波の出力の調整を行う。
昇温速度が速くなり過ぎる場合は、マイクロ波発生装置14のマイクロ波の出力を落として昇温速度を下げ、前記した4〜6℃/hrの昇温を維持する。
昇温速度を4〜6℃/hrにすることにより、プレキャストブロック11に含まれる水分が急激に水蒸気になるのを防ぎ、しかも、プレキャストブロック11の内部の水蒸気圧が上昇するのを抑制することができる。
その結果、水蒸気圧がプレキャストブロック11の強度を超えて爆裂したり、内部に亀裂が発生するのを防止することができる。
更に、プレキャストブロック11の温度が200℃に達したら5時間をかけてプレキャストブロック11の温度を250℃にし、この250℃の温度を維持するようにマイクロ波の出力の調整する。
この昇温は、例えば温度計表示装置28に、4〜6℃/hrの昇温速度となるように設定しておき、この設定値をマイクロ波発生装置14に入力して、実際の昇温速度が4〜6℃/hrの範囲になるようにマイクロ波の出力の調整を行う。
昇温速度が速くなり過ぎる場合は、マイクロ波発生装置14のマイクロ波の出力を落として昇温速度を下げ、前記した4〜6℃/hrの昇温を維持する。
昇温速度を4〜6℃/hrにすることにより、プレキャストブロック11に含まれる水分が急激に水蒸気になるのを防ぎ、しかも、プレキャストブロック11の内部の水蒸気圧が上昇するのを抑制することができる。
その結果、水蒸気圧がプレキャストブロック11の強度を超えて爆裂したり、内部に亀裂が発生するのを防止することができる。
更に、プレキャストブロック11の温度が200℃に達したら5時間をかけてプレキャストブロック11の温度を250℃にし、この250℃の温度を維持するようにマイクロ波の出力の調整する。
しかし、マイクロ波を用いたプレキャストブロック11の乾燥は、プレキャストブロック11の内部温度が先に上昇するため、局部的な水蒸気圧の変動が生じる場合がある。
この場合、昇温速度や温度の絶対値の管理のみを行っても部分的に水蒸気圧の高い部位が発生するため、安定してプレキャストブロック11の水蒸気爆裂や内部亀裂の発生を抑制することができない。
従って、プレキャストブロック11に埋設した水蒸気圧力計27で測定され、水蒸気圧力表示装置29に表示される水蒸気圧力値の差が所定の範囲を満たすように、マイクロ波の出力を調整する。
即ち、プレキャストブロック11の乾燥を開始してから、30秒を経過する毎に、水蒸気圧力計27でプレキャストブロック11内の水蒸気圧力値を測定し、現時点で測定された水蒸気圧力値と30秒経過後の水蒸気圧力値の差が0.1MPa(メガパスカル)以下の場合、水蒸気圧力表示装置29からマイクロ波発生装置14にマイクロ波の出力を例えば規定値の60%以上になるように調整を行う。
この場合、昇温速度や温度の絶対値の管理のみを行っても部分的に水蒸気圧の高い部位が発生するため、安定してプレキャストブロック11の水蒸気爆裂や内部亀裂の発生を抑制することができない。
従って、プレキャストブロック11に埋設した水蒸気圧力計27で測定され、水蒸気圧力表示装置29に表示される水蒸気圧力値の差が所定の範囲を満たすように、マイクロ波の出力を調整する。
即ち、プレキャストブロック11の乾燥を開始してから、30秒を経過する毎に、水蒸気圧力計27でプレキャストブロック11内の水蒸気圧力値を測定し、現時点で測定された水蒸気圧力値と30秒経過後の水蒸気圧力値の差が0.1MPa(メガパスカル)以下の場合、水蒸気圧力表示装置29からマイクロ波発生装置14にマイクロ波の出力を例えば規定値の60%以上になるように調整を行う。
また、現時点で測定された水蒸気圧力値と30秒経過後の水蒸気圧力値の差が0.1MPaを超えて0.25MPa以下となる場合では、プレキャストブロック11内の水蒸気圧力値が高くなるため、水蒸気圧力表示装置29からマイクロ波発生装置14にマイクロ波の出力を落とす信号を入力し、例えば規定値の20%以上60%未満になるように調整する。
プレキャストブロック11の乾燥は、プレキャストブロック11の水蒸気圧を直に測定し、その変化値が規定の値を超えないようにマイクロ波の出力を調整することができるため、水蒸気爆裂や内部亀裂が発生する以前に、水蒸気圧を低減した乾燥が可能となり、乾燥過程で起きる水蒸気爆裂や内部亀裂を確実に防止することができる。
その結果、Al2O3系、MgO系、ZrO2系、Al2O3−MgO系、ZrO2−MgO系、Al2O3−SiC系、Al2O3−SiC−C系等の特性の異なる耐火材料を用いたプレキャストブロック11の低水分化が可能になり、安定した乾燥が実現できる。
この乾燥方法を適用したプレキャストブロック11は、耐火材料が緻密な状態を維持しており、亀裂等の内部の欠陥が無く、極めて品質に優れている。
プレキャストブロック11の乾燥は、プレキャストブロック11の水蒸気圧を直に測定し、その変化値が規定の値を超えないようにマイクロ波の出力を調整することができるため、水蒸気爆裂や内部亀裂が発生する以前に、水蒸気圧を低減した乾燥が可能となり、乾燥過程で起きる水蒸気爆裂や内部亀裂を確実に防止することができる。
その結果、Al2O3系、MgO系、ZrO2系、Al2O3−MgO系、ZrO2−MgO系、Al2O3−SiC系、Al2O3−SiC−C系等の特性の異なる耐火材料を用いたプレキャストブロック11の低水分化が可能になり、安定した乾燥が実現できる。
この乾燥方法を適用したプレキャストブロック11は、耐火材料が緻密な状態を維持しており、亀裂等の内部の欠陥が無く、極めて品質に優れている。
更に、水蒸気圧力値を用いたマイクロ波の出力の調整は、30秒毎の測定による調整に加え、以下の規定を条件に取り込むこともできる。
乾燥を開始してから10〜15分の間、30秒毎に測定した各水蒸気圧力値を合計して得られた合計水蒸気圧力値(総水蒸気圧値)Pを用い、前記した30秒毎の水蒸気圧値の差が0.1以下の範囲で、しかも、合計水蒸気圧力値Pが1.0MPaを超えて2.5MPa未満となる場合に、マイクロ波発生装置14のマイクロ波の出力を規定値の20〜60%になるように調整する。
合計水蒸気圧力値Pに応じてマイクロ波の出力を調整するため、乾燥の時間経過と共に、プレキャストブロック11内にこもる水蒸気圧の総水蒸気圧値がプレキャストブロック11の強度を超えるのを抑制できる。
即ち、30秒毎に測定された水蒸気圧の条件が満たされていても、プレキャストブロック11に含まれる水分の除去の速度が速い場合があり、この水分の除去速度が速くなると、プレキャストブロック11内にこもる水蒸気圧の総水蒸気圧値が大きくなり、水蒸気爆裂や内部亀裂を招くので、合計水蒸気圧力値Pも所定の値を満たすようにマイクロ波の出力を調整する。
乾燥を開始してから10〜15分の間、30秒毎に測定した各水蒸気圧力値を合計して得られた合計水蒸気圧力値(総水蒸気圧値)Pを用い、前記した30秒毎の水蒸気圧値の差が0.1以下の範囲で、しかも、合計水蒸気圧力値Pが1.0MPaを超えて2.5MPa未満となる場合に、マイクロ波発生装置14のマイクロ波の出力を規定値の20〜60%になるように調整する。
合計水蒸気圧力値Pに応じてマイクロ波の出力を調整するため、乾燥の時間経過と共に、プレキャストブロック11内にこもる水蒸気圧の総水蒸気圧値がプレキャストブロック11の強度を超えるのを抑制できる。
即ち、30秒毎に測定された水蒸気圧の条件が満たされていても、プレキャストブロック11に含まれる水分の除去の速度が速い場合があり、この水分の除去速度が速くなると、プレキャストブロック11内にこもる水蒸気圧の総水蒸気圧値が大きくなり、水蒸気爆裂や内部亀裂を招くので、合計水蒸気圧力値Pも所定の値を満たすようにマイクロ波の出力を調整する。
更に、最高温度250℃で、30時間の乾燥を行ない、空気バネ12aを取付けた秤量器12bを用いて、プレキャストブロック11の重さを、15〜20分の間隔で3回測定し、その測定した値の変化量がいずれも30g/分未満になった時点を乾燥の終了と判定する。
このプレキャストブロック11の重量の変化量を30g/分未満にして乾燥を終了するので、プレキャストブロック11中に含まれる水分を殆ど除去することができ、1300℃以上の溶鋼や溶銑等によって急激に加熱された際、プレキャストブロック11の水蒸気爆裂や内部亀裂等の発生を防止することができる。
そして、含有水分を殆ど除去したプレキャストブロック11は、乾燥炉13の蓋を外し、クレーン、ウインチ等の搬送手段を用いて取り出され、台車やトラック等によって製鉄工場に搬入され、転炉、上底吹き転炉、電気炉、取鍋、タンディッシュ等の容器に内張りされる。
このプレキャストブロック11の重量の変化量を30g/分未満にして乾燥を終了するので、プレキャストブロック11中に含まれる水分を殆ど除去することができ、1300℃以上の溶鋼や溶銑等によって急激に加熱された際、プレキャストブロック11の水蒸気爆裂や内部亀裂等の発生を防止することができる。
そして、含有水分を殆ど除去したプレキャストブロック11は、乾燥炉13の蓋を外し、クレーン、ウインチ等の搬送手段を用いて取り出され、台車やトラック等によって製鉄工場に搬入され、転炉、上底吹き転炉、電気炉、取鍋、タンディッシュ等の容器に内張りされる。
次に、本発明に係るマイクロ波を用いた不定形耐火物の乾燥方法の実施例について説明する。
Al2O3を主成分にした耐火原料に、アルミナセメント、粘土、マグネシアセメントからなる硬化剤及びリン酸ソーダ、リン酸アルミからなる分散剤を混合した材料に、外分で6質量%の水を添加してから混練して型枠に流し込み、5〜8時間の養生をした後、脱枠して幅1200mm、長さ1500mm、厚み300mmのプレキャストブロックを製造した。
このプレキャストブロックを乾燥炉内の架台上に載置し、このプレキャストブロックの中央部に、温度計と水蒸気圧力計を埋設し、それぞれを導線を介して温度計表示装置及び水蒸気圧力表示装置に連結した。そして、常温から100℃まで5時間をかけて初期昇温を行った。
初期昇温以降では、温度計で測定された温度値を温度表示装置に入力し、昇温速度が4〜6℃/hrになるように温度表示装置からマイクロ波発生装置に出力の調整指示を発信しながらマイクロ波発生装置の出力を70〜100kw/hrの範囲で調整しながら乾燥を行った。
乾燥を開始してから10時間を経過した時点で、水蒸気圧力計の30秒毎の水蒸気圧力値の差が0.1MPaを超え、更に、10分間における総水蒸気圧値が1.0MPaを超えたため、水蒸気圧表示装置からマイクロ波発生装置に出力の調整指示を発信し、マイクロ波発生装置の出力を規定値の30%である21〜30kw/hrの範囲に調整して一時間の昇温を行なった。その後、昇温速度及び30秒毎の水蒸気圧差、総水蒸気圧値が低くなったので、マイクロ波発生装置の出力を70〜100kw/hrに戻し、プレキャストブロックの温度が200℃となるまで継続して昇温した。
更に、プレキャストブロックの温度を250℃まで昇温し、この温度を維持して引き続き30時間の昇温を行った。
プレキャストブロックの温度を250℃にして30時間を経過した後、秤量器の15分毎の重量差を3回測定したところ、プレキャストブロックの重量差が30g/分未満になったので、プレキャストブロックの乾燥の終了を確認し、マイクロ波の照射を停止した。
その結果、プレキャストブロックの残存水分を0.5質量%以下にでき、乾燥過程での水蒸気爆裂の発生や内部亀裂の発生が全く無い良品質のプレキャストブロックを製造することができた。
Al2O3を主成分にした耐火原料に、アルミナセメント、粘土、マグネシアセメントからなる硬化剤及びリン酸ソーダ、リン酸アルミからなる分散剤を混合した材料に、外分で6質量%の水を添加してから混練して型枠に流し込み、5〜8時間の養生をした後、脱枠して幅1200mm、長さ1500mm、厚み300mmのプレキャストブロックを製造した。
このプレキャストブロックを乾燥炉内の架台上に載置し、このプレキャストブロックの中央部に、温度計と水蒸気圧力計を埋設し、それぞれを導線を介して温度計表示装置及び水蒸気圧力表示装置に連結した。そして、常温から100℃まで5時間をかけて初期昇温を行った。
初期昇温以降では、温度計で測定された温度値を温度表示装置に入力し、昇温速度が4〜6℃/hrになるように温度表示装置からマイクロ波発生装置に出力の調整指示を発信しながらマイクロ波発生装置の出力を70〜100kw/hrの範囲で調整しながら乾燥を行った。
乾燥を開始してから10時間を経過した時点で、水蒸気圧力計の30秒毎の水蒸気圧力値の差が0.1MPaを超え、更に、10分間における総水蒸気圧値が1.0MPaを超えたため、水蒸気圧表示装置からマイクロ波発生装置に出力の調整指示を発信し、マイクロ波発生装置の出力を規定値の30%である21〜30kw/hrの範囲に調整して一時間の昇温を行なった。その後、昇温速度及び30秒毎の水蒸気圧差、総水蒸気圧値が低くなったので、マイクロ波発生装置の出力を70〜100kw/hrに戻し、プレキャストブロックの温度が200℃となるまで継続して昇温した。
更に、プレキャストブロックの温度を250℃まで昇温し、この温度を維持して引き続き30時間の昇温を行った。
プレキャストブロックの温度を250℃にして30時間を経過した後、秤量器の15分毎の重量差を3回測定したところ、プレキャストブロックの重量差が30g/分未満になったので、プレキャストブロックの乾燥の終了を確認し、マイクロ波の照射を停止した。
その結果、プレキャストブロックの残存水分を0.5質量%以下にでき、乾燥過程での水蒸気爆裂の発生や内部亀裂の発生が全く無い良品質のプレキャストブロックを製造することができた。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明は、上記した形態に限定されるものでなく、要旨を逸脱しない条件の変更等は全て本発明の適用範囲である。
例えば、温度計26は、プレキャストブロック11に埋設する他に、乾燥炉13内の雰囲気中に露出させて設置することができ、この温度を基にマイクロ波の出力を調整することができる。
更に、30秒毎の水蒸気圧値の差を用いたマイクロ波の出力の調整、あるいは10〜15分間の合計水蒸気圧値(総水蒸気圧値)を昇温過程に適用する他に、250℃に維持する乾燥過程にも適用することができる。
また、昇温速度や30秒毎の水蒸気圧値の差、10〜15分間の水蒸気圧の合計水蒸気圧値を基に、一般に使用されているフィードバック制御を用いてマイクロ波の出力を自動調整することもできる。
例えば、温度計26は、プレキャストブロック11に埋設する他に、乾燥炉13内の雰囲気中に露出させて設置することができ、この温度を基にマイクロ波の出力を調整することができる。
更に、30秒毎の水蒸気圧値の差を用いたマイクロ波の出力の調整、あるいは10〜15分間の合計水蒸気圧値(総水蒸気圧値)を昇温過程に適用する他に、250℃に維持する乾燥過程にも適用することができる。
また、昇温速度や30秒毎の水蒸気圧値の差、10〜15分間の水蒸気圧の合計水蒸気圧値を基に、一般に使用されているフィードバック制御を用いてマイクロ波の出力を自動調整することもできる。
10:マイクロ波乾燥設備、11:プレキャストブロック(不定形耐火物)、12:架台、12a:空気バネ、12b:秤量器、13:乾燥炉、14:マイクロ波発生装置、15:導管、16:回転羽根、17:外壁、18:ファイバー層、19:ステンレス板、20:空間、21:エアー供給管、22:放出口、23:ブロア、24:排気管、25:煙突、26:温度計、26a:導線、27:水蒸気圧力計、27a:導線、28:温度計表示装置、29:水蒸気圧力表示装置
Claims (3)
- 乾燥炉の内部に装入した不定形耐火物にマイクロ波の出力を調整しながら照射して前記不定形耐火物を乾燥するマイクロ波を用いた不定形耐火物の乾燥方法において、
前記マイクロ波の出力の調整を前記不定形耐火物の内部の水蒸気圧の値に応じて行うことを特徴とするマイクロ波を用いた不定形耐火物の乾燥方法。 - 請求項1記載のマイクロ波を用いた不定形耐火物の乾燥方法において、前記不定形耐火物の測定された水蒸気圧の差が0.1MPaを超えた場合に前記マイクロ波の出力を下げて乾燥することを特徴とするマイクロ波を用いた不定形耐火物の乾燥方法。
- 請求項1又は2記載のマイクロ波を用いた不定形耐火物の乾燥方法において、前記不定形耐火物の重量変化量が30g/分未満となった時点を前記不定形耐火物の乾燥の終了と判定することを特徴とするマイクロ波を用いた不定形耐火物の乾燥方法。
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EP2679943A1 (de) * | 2012-06-28 | 2014-01-01 | Ingenieurbüro Franke GlasTechnologie-Service | Verfahren zur Trocknung von urgeformtem, Wasser enthaltenden Material, Trocknungseinrichtung, Hochtemperaturanlage und Verfahren zur Herstellung der Hochtemperaturanlage |
CN104833213A (zh) * | 2015-04-15 | 2015-08-12 | 中冶长天国际工程有限责任公司 | 烧结点火炉用烘炉系统 |
-
2007
- 2007-04-18 JP JP2007109703A patent/JP2007292450A/ja not_active Withdrawn
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