JP2007290584A - 車両の排気熱利用暖房装置 - Google Patents
車両の排気熱利用暖房装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007290584A JP2007290584A JP2006121600A JP2006121600A JP2007290584A JP 2007290584 A JP2007290584 A JP 2007290584A JP 2006121600 A JP2006121600 A JP 2006121600A JP 2006121600 A JP2006121600 A JP 2006121600A JP 2007290584 A JP2007290584 A JP 2007290584A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fresh air
- exhaust gas
- exhaust
- air passage
- passage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
【解決手段】排気熱利用暖房装置は、排気熱を利用して車室内の暖房を行う。第1の新気通路は、車両の外部から導入された新気が通過し、車室内に新気を導入する。熱交換部は、第1の新気通路上に設けられており、内部を通過する新気と排気ガスとの間で熱交換を行う。詳しくは、熱交換部は、触媒の下流側の排気通路上に設けられている。即ち、排気熱利用暖房装置は、触媒によって排気ガス中のNOxや、HCや、COなどが浄化された後の排気ガスにおける排気熱を利用して暖房を行う。これにより、触媒によって浄化されていない排気ガスが車室内に流れ込んでしまうことを適切に防止することができる。
【選択図】図1
Description
まず、本発明の第1実施形態について説明する。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態では、排気ガスが触媒3によって十分に浄化されているか否かに基づいて、言い換えるとエミッションに基づいて、車室内に導入する新気の切り替えを実行する点で、前述した第1実施形態とは異なる。具体的には、第2実施形態では、排気ガスが十分に浄化されていない場合には、熱交換器4を通過していない新気が導入されるように切り替えを実行する。即ち、エミッションが悪化している場合には、排気熱を利用した車室内の暖房を実行しない。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。第3実施形態では、新気中の排気ガス濃度に基づいて車室内に導入する新気の切り替えを実行する点で、前述した第2実施形態とは異なる。具体的には、第3実施形態では、新気中の排気ガス濃度が所定値以上の場合には、熱交換器4を通過していない新気が導入されるように切り替えを実行する。即ち、この場合には、排気熱を利用した車室内の暖房を実行しない。
次に、本発明の第4実施形態について説明する。第4実施形態では、熱交換器4の上流側の新気通路5に設けられたエアポンプによって新気を圧送する点で、前述した第1乃至第3実施形態とは異なる。具体的には、第4実施形態では、エアポンプによって、新気の圧力を排気ガスの圧力よりも高い状態に維持することにより、新気への排気ガスの混入を防止する。
次に、本発明の第5実施形態について説明する。第5実施形態では、熱交換器4が設置された箇所の下流側の排気通路2中を通過する排気ガスの空燃比(A/F)に基づいて、排気ガス中に新気が漏れ出しているか否かを判定する点で、前述した第4実施形態とは異なる。即ち、第5実施形態では、熱交換器4の故障などによって、排気ガス中に新気が漏出しているか否かを判定する。
次に、本発明の第6実施形態について説明する。第6実施形態では、車室内に導入する新気の温度の調整を行う点で、前述した第4及び第5実施形態とは異なる。具体的には、第6実施形態では、熱交換器4の下流側の新気通路5に対して更に新気を供給すると共に、熱交換器4を通過させる新気の量を制御することによって、車室内に導入する新気の温度の調整を行う。
2 排気通路
3 触媒
4 熱交換器
5、8、18 新気通路
6、19 ブロア
7 切り替え弁
10、12、16、21 コントローラ
11 排気ガス濃度センサ
14 エアポンプ
15 空燃比センサ
20 温度センサ
51、52、53、54、55、56 排気熱利用暖房装置
Claims (6)
- 内燃機関から排出される排気ガスの排気熱を利用して、車室内の暖房を行う車両の排気熱利用暖房装置であって、
前記車両の外部から導入された新気が通過し、前記車室内に前記新気を導入する第1の新気通路と、
前記第1の新気通路上に設けられ、前記排気ガスを浄化する触媒の下流側を通過する排気ガスと前記新気との間で熱交換を行う熱交換部と、を備えることを特徴とする車両の排気熱利用暖房装置。 - 前記熱交換部の下流側の前記第1の新気通路上に接続され、前記車両の外部から導入された新気が通過する第2の新気通路と、
前記第1の新気通路及び前記第2の新気通路のいずれかから、前記車室内に新気が導入されるように切り替えを行う新気通路切り替え手段と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の車両の排気熱利用暖房装置。 - 前記熱交換部の下流側の前記第1の新気通路上に設けられ、前記新気中の排気ガスの濃度を検出する排気ガス濃度検出手段を更に備え、
前記新気通路切り替え手段は、前記排気ガスの濃度に基づいて前記切り替えを実行することを特徴とする請求項2に記載の車両の排気熱利用暖房装置。 - 前記熱交換部の上流側の前記第1の新気通路上に、前記新気を圧送する新気圧送手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の車両の排気熱利用暖房装置。
- 前記熱交換部が設けられた箇所の下流側の排気通路を通過する排気ガスの空燃比を検出する空燃比検出手段と、
前記空燃比に基づいて、前記熱交換部において前記排気ガスの漏れが生じているか否かを判定する漏れ判定手段と、を備えることを特徴とする請求項4に記載の車両の排気熱利用暖房装置。 - 前記熱交換部の下流側の前記第1の新気通路上に接続され、前記車両の外部から導入された新気が通過する第3の新気通路と、
前記第3の新気通路が接続された箇所の下流側の前記第1の新気通路上に設けられたブロアと、
前記第1の新気通路を通過する新気の温度に基づいて、前記新気圧送手段による圧送を制御する圧送制御手段と、を備えることを特徴とする請求項4に記載の車両の排気熱利用暖房装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006121600A JP2007290584A (ja) | 2006-04-26 | 2006-04-26 | 車両の排気熱利用暖房装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006121600A JP2007290584A (ja) | 2006-04-26 | 2006-04-26 | 車両の排気熱利用暖房装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007290584A true JP2007290584A (ja) | 2007-11-08 |
Family
ID=38761634
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006121600A Pending JP2007290584A (ja) | 2006-04-26 | 2006-04-26 | 車両の排気熱利用暖房装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007290584A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112248748A (zh) * | 2020-10-19 | 2021-01-22 | 东风汽车集团有限公司 | 一种燃料电池汽车废空气再利用系统及其控制方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02267436A (ja) * | 1989-04-06 | 1990-11-01 | Aoki Corp | バイオハザード対策用熱交換設備 |
JP2005140075A (ja) * | 2003-11-10 | 2005-06-02 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の異常検知装置 |
JP2005282503A (ja) * | 2004-03-30 | 2005-10-13 | Honda Motor Co Ltd | 自動車の暖房装置 |
-
2006
- 2006-04-26 JP JP2006121600A patent/JP2007290584A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02267436A (ja) * | 1989-04-06 | 1990-11-01 | Aoki Corp | バイオハザード対策用熱交換設備 |
JP2005140075A (ja) * | 2003-11-10 | 2005-06-02 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の異常検知装置 |
JP2005282503A (ja) * | 2004-03-30 | 2005-10-13 | Honda Motor Co Ltd | 自動車の暖房装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112248748A (zh) * | 2020-10-19 | 2021-01-22 | 东风汽车集团有限公司 | 一种燃料电池汽车废空气再利用系统及其控制方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4326976B2 (ja) | エンジンの排気浄化装置 | |
JP4341689B2 (ja) | 内燃機関の二次空気供給装置 | |
US8205438B2 (en) | Catalyst warming-up control device | |
JP2008190529A (ja) | 排気ガス処理システム診断装置及び方法 | |
JP2006274838A (ja) | 内燃機関の排気浄化システム | |
JP2006037964A (ja) | 再起動時のNOx排出量を制御するシステム | |
JP2009121412A (ja) | 点火制御装置 | |
JP2004100503A (ja) | 内燃機関及び内燃機関の制御装置及び内燃機関の制御方法 | |
JP2007040130A (ja) | 内燃機関の排気浄化装置 | |
JP5871074B2 (ja) | 内燃機関の添加剤供給装置 | |
JP2009299580A (ja) | 内燃機関の排気浄化装置 | |
JP2007290584A (ja) | 車両の排気熱利用暖房装置 | |
JP2008151025A (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JP2008151041A (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JP2007278120A (ja) | 内燃機関の排気浄化システム | |
JP2007009887A (ja) | 排気浄化装置 | |
JP2011185173A (ja) | 内燃機関 | |
JP4241211B2 (ja) | 2次空気供給装置 | |
JP2007154794A (ja) | 内燃機関の排気浄化システム | |
JP4051685B2 (ja) | 燃料改質装置および燃料改質方法 | |
JP2007239690A (ja) | 内燃機関 | |
JP2008157243A (ja) | エンジンシステムおよび同システムにおける排ガス処理装置の再生方法 | |
JP2006274934A (ja) | 排気浄化システム | |
JP2009013791A (ja) | 異常検出装置、異常検出方法、及び排気浄化制御装置 | |
JP2007224749A (ja) | 硫黄被毒回復制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20090202 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110329 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20110614 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20110712 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20120214 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120619 |