JP2007290191A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像データの主走査方向又は副走査方向の解像度が所定解像度より大きい場合には、該所定解像度より大きい走査方向の解像度を所定解像度に下げて、前記画像データを、解像度を下げた分だけ前記解像度を下げた走査方向に沿って文字を拡大して印字するようにして、印字品位を大幅に低下させず、また、ビットマップを生成する速度を低下させずに、文字を拡大して印字することができるようにする。
【解決手段】上位装置から送信された画像データの主走査方向又は副走査方向の解像度が所定値より大きい場合、該所定値より大きい主走査方向又は副走査方向の解像度を前記所定値にまで低下させるとともに、前記画像データを、低下させた解像度の走査方向に沿って、前記解像度の低下分だけ拡大して印字する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置に関するものである。
従来、プリンタ装置においては、スケーラブルフォントによって記録された文字を印刷する場合、ページ記述言語によって指定された文字サイズ、傾き/回転、拡大/縮小等の文字修飾状態と出力解像度の指定値とに従って、フォントラスタライザがスケーラブルフォントのベクターデータをラスターデータに変換し、ビットマップを生成するようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平8−263043号公報
しかしながら、前記従来のプリンタ装置においては、高解像度化しており、例えば、1200〔dpi〕、2400〔dpi〕等の高い解像度で印刷するようになっているので、PDL(Page Description Language:ページ記述言語)コマンドによって指定された文字サイズ拡大を組み合わせ、指定通りのビットマップの生成をフォントラスタライザに要求した場合、該フォントラスタライザの演算精度が上限に達してしまい、正常な文字形状のビットマップを生成することができなくなってしまうことがある。
本発明は、前記従来の問題点を解決して、画像データの主走査方向又は副走査方向の解像度が所定解像度より大きい場合には、該所定解像度より大きい走査方向の解像度を所定解像度に下げて、前記画像データを、解像度を下げた分だけ前記解像度を下げた走査方向に沿って文字を拡大して印字するようにして、印字品位を大幅に低下させず、また、ビットマップを生成する速度を低下させずに、文字を拡大して印字することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
そのために、本発明の画像形成装置においては、上位装置から送信された画像データの主走査方向又は副走査方向の解像度が所定値より大きい場合、該所定値より大きい主走査方向又は副走査方向の解像度を前記所定値にまで低下させるとともに、前記画像データを、低下させた解像度の走査方向に沿って、前記解像度の低下分だけ拡大して印字する。
本発明によれば、画像形成装置は、画像データの主走査方向又は副走査方向の解像度が所定解像度より大きい場合には、該所定解像度より大きい走査方向の解像度を所定解像度に下げて、前記画像データを、解像度を下げた分だけ前記解像度を下げた走査方向に沿って文字を拡大して印字するようになっている。そのため、印字品位を大幅に低下させず、また、ビットマップを生成する速度を低下させずに、文字を拡大して印字することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態におけるプリンタ装置の構成を示すブロック図である。
図において、11は画像形成装置としてのプリンタ装置であり、図示されないパーソナルコンピュータ等の上位装置が送信するページ記述言語における印字コマンドを解析し、指定のフォントで印刷を行うようになっている。なお、前記プリンタ装置11はインクジェット式、電子写真式、熱転写式等いかなる種類のプリンタ装置であってもよい。
そして、前記プリンタ装置11は、ページ記述言語解析部12、ページ記述言語テキスト描画部13、文字管理部14、文字形状情報格納部15、フォントラスタライザ16及びフォントデータ格納部17を有する。ここで、前記ページ記述言語解析部12は上位装置が送信したページ記述言語を解析し、前記ページ記述言語テキスト描画部13は、ページ記述言語解析部12が解析したページ記述言語のうち、テキスト描画に関連するコマンドを扱い、さらに、前記文字管理部14は、ページ記述言語テキスト描画部13が指定した文字を扱う。
そして、前記ページ記述言語テキスト描画部13は、 描画する文字の種別、サイズ、形状修飾等の指定内容をフォントラスタライザ16への設定値に変換し、 変換した設定値を文字形状情報格納部15に格納する。該文字形状情報格納部15は、フォント、文字セット、解像度、拡大率、文字サイズ、回転角度、文字傾斜、輪郭の太らせ量等の文字を生成するために必要な情報を格納して保持する。
また、前記文字管理部14は、指定された文字のフォントがスケーラブルフォントとしてのアウトラインフォントである場合にはフォントラスタライザ16にビットマップ18を生成させる。また、前記文字管理部14は、指定された文字のフォントがビットマップフォントである場合にはフォントデータ格納部17にアクセスして、指定された文字の文字コードに該当するビットマップ18の格納位置を検索する。
さらに、前記フォントラスタライザ16は、前記フォントデータ格納部17から指定された文字コードに該当する1文字分の輪郭線情報を読み込み、文字のイメージデータをビットマップ形式に変換して当該文字のビットマップ18を生成する。なお、前記フォントデータ格納部17に格納されているフォントは、ビットマップ形式で表したビットマップフォントや、輪郭線情報として文字の輪郭線を座標点で表したスケーラブルフォントである。
ここで、前記ビットマップ18は、フォントラスタライザ16が生成したドットのON/OFFで文字を表現したドットデータであり、図においては、文字が「A」である場合の例が示されている。そして、フォントラスタライザ16が生成したビットマップ18に対して実際に印字するときに何倍するかを示す変換倍率19に1が格納してある場合は、拡大する必要がなくビットマップ18をそのまま使用し、変換倍率19に1より大きい数値が格納してある場合は、拡大する必要があるのでビットマップ18を拡大するようにする。図においては、変換倍率19に4が格納され、文字が「A」を4倍に拡大する例が示されている。
さらに、前記プリンタ装置11は、文字、図形等のページに描画する内容を中間言語に変換するページデータ生成部20、及び、該ページデータ生成部20が中間言語として生成したページ描画内容をすべてドットデータに展開して印刷イメージを生成する展開部21を有する。
次に、前記構成のプリンタ装置11の動作について説明する。ここでは、文字の輪郭線を補正する輪郭補正の動作について説明する。
図2は本発明の第1の実施の形態におけるプリンタ装置の文字の縮小生成と拡大展開の例を示す第1の図、図3は本発明の第1の実施の形態におけるプリンタ装置の文字の縮小生成と拡大展開の例を示す第2の図、図4は本発明の第1の実施の形態におけるプリンタ装置の動作を示すフローチャートである。
まず、プリンタ装置11は、上位装置から画像データとしてのテキスト印字を含むページ記述言語による印刷データを受信する。すると、ページ記述言語解析部12は該当するコマンド処理を起動する。前記ページ記述言語に含まれるコマンド群のうちフォント、文字の傾きや太さ、テキストのサイズ等のテキスト印字に関連するものについては、ページ記述言語テキスト描画部13にコマンドの内容が通知される。なお、本実施の形態におけるプリンタ装置11は、ページ記述言語によってテキスト以外の図形描画やイメージに関するコマンドも解析して印刷することが可能であるが、テキスト以外の図形描画やイメージについては、説明を省略する。
続いて、ページ記述言語テキスト描画部13は、ページ記述言語を解析し、 書体、文字修飾等、印字する文字に関する指定を蓄積する。この場合、前記ページ記述言語テキスト描画部13は、ページ記述言語を解析し、 描画する文字の種別やサイズ、形状修飾の指定内容をフォントラスタライザ16への設定値に変換し、 変換した設定値を文字形状情報格納部15に格納する。
続いて、前記ページ記述言語テキスト描画部13は、印字コードを受信すると、文字管理部14に対して、文字形状情報格納部15に設定した形状でのビットマップ18を要求する。
すると、前記文字管理部14は、フォントラスタライザ16が生成したビットマップ18又はフォントデータ格納部17が格納しているビットマップフォントに対し、拡大が必要であることを示す変換倍率19の初期値として1を設定する。すなわち、変換倍率19を1に初期化する。
続いて、前記文字管理部14は、選択フォント、すなわち、指定のフォントがビットマップフォントであるか又はスケーラブルフォントであるかを判断する。そして、指定のフォントがビットマップフォントである場合、 文字管理部14は、指定のフォントと印字コードとから、フォントデータ格納部17内のビットマップ18の格納位置を検出し、処理を終了する。
また、指定のフォントがスケーラブルフォントである場合、文字管理部14は、フォントラスタライザ16に文字を生成させる。しかし、 フォントラスタライザ16で生成することができないことが予想される厳しい条件が指定されている場合、 文字の生成をすることができずに印字することができないよりは、若干印字品位が落ちても文字を印字することを優先とし、文字を生成することができるように条件を緩める。
例えば、図2(b)に示されるように、文字形状情報格納部15の解像度として2400〔dpi〕が指定されている場合、1200〔dpi〕で作成したビットマップ18に対して2倍に拡大する。また、例えば、文字形状情報格納部15の解像度として4800〔dpi〕が指定された場合、1200〔dpi〕で作成したビットマップ18に対して4倍に拡大する。
これにより、輪郭線の滑らかさは失われるが、形状としては十分同一の文字であると認識することができる結果を得ることができる。そこで、文字管理部14は、文字形状情報格納部15の解像度としての出力解像度が1201〔dpi〕以上であるか、又は、1200〔dpi〕以下であるかを判断する。
ここで、出力解像度が1201〔dpi〕以上である場合、前記文字管理部14は、変換倍率19を計算し、文字形状情報の拡大倍率を逆算する。そして、1200〔dpi〕のビットマップ18の生成を設定するとともに、文字形状情報格納部15の解像度指定は1200〔dpi〕とし、 変換倍率19は1200〔dpi〕に対する倍率を設定する。
続いて、前記文字管理部14はフォントラスタライザ16に文字を生成させる。すると、フォントラスタライザ16は、文字形状情報格納部15の条件で、 フォントデータ格納部17から輪郭線情報を読み込み、ビットマップ18を生成する。なお、生成過程でエラーが発生した場合、前記フォントラスタライザ16はエラー発生内容を示すエラーコードを文字管理部14に返す。
続いて、フォントラスタライザ16が異常終了としてエラーコードを返してくると、文字管理部14は、生成条件が厳しいために発生したエラーであるか否かをエラーコードの種別から判断する。そして、フォントデータに異常がある場合等のように、 リトライする必要がないエラーである場合は、そのまま異常終了である生成結果をページ記述言語テキスト描画部13へ返し、処理を終了する。また、正常にビットマップ18を生成することができた場合も、ビットマップデータの先頭アドレスをページ記述言語テキスト描画部13へ返し、処理を終了する。すなわち、前記文字管理部14は、フォントラスタライザ16による文字の生成結果について判断し、異常がなくOKであるか又は指定サイズ異常以外のエラーである場合には、ページ記述言語テキスト描画部13へ返して処理を終了する。
また、フォントラスタライザ16による文字の生成結果が指定サイズ異常である場合、すなわち、生成条件が厳しいために発生したエラーである場合、再設定した解像度はそのままとし、次は、文字形状情報格納部15の拡大率設定に着眼する。この場合、文字管理部14は、拡大率が指定されているか否かを判断する。本来、拡大率設定が1より大きい場合にはフォントラスタライザ16が指定された倍率通りに拡大したビットマップ18を生成するが、フォントラスタライザ16での拡大を行わせないことにする。なお、拡大倍率が1の場合は倍率の変更は行わない。
そして、拡大率が指定されている場合、文字管理部14は、図2(c)に示されるように、文字形状情報格納部15の拡大率設定値を1/2値とする。拡大率を1/2としたビットマップ18に対して逆に2倍拡大する必要があるため、変換倍率19に設定している値を2倍する。すなわち、拡大率を1/2とし、変換倍率を2倍加算する。
続いて、文字管理部14は、フォントラスタライザ16に文字を生成させる。すると、フォントラスタライザ16は、拡大率設定値を変更した文字形状情報格納部15の条件で、 再度ビットマップ18を生成する。
そして、フォントラスタライザ16が生成結果としてエラーコードを返してきた場合、 文字管理部14は、生成条件が厳しいために発生したエラーであるか否かを、エラーコードの種別から判断する。 正常にビットマップ18を生成することができた場合は、ビットマップデータの先頭アドレスをページ記述言語テキスト描画部13へ返す。すなわち、前記文字管理部14は、フォントラスタライザ16による文字の生成結果について判断し、異常がなくOKである場合には、ページ記述言語テキスト描画部13へ返す。
また、フォントラスタライザ16による文字の生成結果が指定サイズ異常である場合、すなわち、生成条件が厳しいために発生したエラーである場合、 再設定した解像度と再設定した拡大倍率はそのままとし、次は、文字形状情報格納部15の文字サイズに着眼する。この場合、文字管理部14は、図2(d)に示されるように、文字形状情報格納部15の文字サイズ設定値を1/2値とする。 文字サイズを1/2としたビットマップ18に対して逆に2倍拡大する必要があるため、変換倍率19に設定している値を2倍する。すなわち、文字サイズを1/2とし、変換倍率19を2倍加算する。
続いて、文字管理部14は、フォントラスタライザ16に文字を生成させる。すると、フォントラスタライザ16は、文字サイズを変更した文字形状情報格納部15の条件で、 再度ビットマップ18を生成する。
そして、前記文字管理部14は、フォントラスタライザ16による文字の生成結果について判断し、異常がなくOKである場合、すなわち、正常にビットマップ18を生成することができた場合、ビットマップデータの先頭アドレスをページ記述言語テキスト描画部13へ返す。また、フォントラスタライザ16による文字の生成結果が指定サイズ異常である場合、すなわち、前述の3項目の設定を変えてもビットマップ18を生成することができなかった場合には、あきらめて、ページ記述言語テキスト描画部13へ異常終了を返し、処理を終了する。
続いて、ページ記述言語テキスト描画部13は、ビットマップデータの先頭アドレスと変換倍率19、ビットマップ18の配置とをページデータ生成部20に通知する。すると、該ページデータ生成部20は、変換倍率19とビットマップ18とを対とした中間言語に置き換える。すなわち、ビットマップ18の配置と拡大倍率とを中間言語に変換する。
そして、ページ記述言語解析部12は、ページ排出コマンドを認識すると、 1ページ分の解析終了をページデータ生成部20に通知する。すると、該ページデータ生成部20は展開部21に対して画像データ作成開始を通知する。
続いて、展開部21は中間言語を解析して印刷画像を作成する。ビットマップ18の展開時には拡大倍率に従い縦横方向に拡大する。なお、ビットマップ18を縦横方向に拡大すること自体については、従来から存在する技術であるので、説明を省略する。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS1 テキスト印字を含むページ記述言語による印刷データを受信する。
ステップS2 ページ記述言語を解析し、書体、文字修飾等、印字する文字に関する指定を蓄積する。
ステップS3 印字コードを受信する。
ステップS4 変換倍率19を1に初期化する。
ステップS5 選択フォントがビットマップフォントであるか、又は、スケーラブルフォントであるかを判断する。選択フォントがビットマップフォントである場合は処理を終了し、選択フォントがスケーラブルフォントである場合はステップS6に進む。
ステップS6 出力解像度が1201〔dpi〕以上であるか、又は、1200〔dpi〕以下であるかを判断する。出力解像度が1201〔dpi〕以上である場合はステップS7に進み、出力解像度が1200〔dpi〕以下である場合はステップS8に進む。
ステップS7 変換倍率19を計算し、文字形状情報の拡大倍率を逆算する。
ステップS8 フォントラスタイザ16に文字を生成させる。
ステップS9 文字の生成結果がOK又はその他エラーであるか、又は、指定サイズ異常であるかを判断する。文字の生成結果がOK又はその他エラーである場合は処理を終了し、文字の生成結果が指定サイズ異常である場合はステップS10に進む。
ステップS10 拡大率が指定されているか否かを判断する。拡大率が指定されている場合はステップS11に進み、拡大率が指定されていない場合はステップS14に進む。
ステップS11 拡大率を1/2とし、変換倍率19を2倍加算する。
ステップS12 フォントラスタイザ16に文字を生成させる。
ステップS13 文字の生成結果がOKであるか、又は、指定サイズ異常であるかを判断する。文字の生成結果がOKである場合はステップS16に進み、文字の生成結果が指定サイズ異常である場合はステップS14に進む。
ステップS14 文字サイズを1/2とし、変換倍率19を2倍加算する。
ステップS15 フォントラスタイザ16に文字を生成させる。
ステップS16 文字の生成結果がOKであるか、又は、指定サイズ異常であるかを判断する。文字の生成結果がOKである場合はステップS17に進み、文字の生成結果が指定サイズ異常の場合は処理を終了する。
ステップS17 ビットマップ18の配置と拡大倍率を中間言語に変換し、処理を終了する。
このように、本実施の形態においては、上位装置から送信された画像データの主走査方向(X方向)又は副走査方向(Y方向)の解像度が所定値(例えば、1200〔dpi〕)より大きい場合、該所定値より大きい主走査方向又は副走査方向の解像度を前記所定値にまで低下させるとともに、前記画像データを、低下させた解像度の走査方向に沿って、前記解像度の低下分だけ拡大して印字するようになっている。そのため、印字品位を大幅に低下させず、また、ビットマップ18を生成する速度を低下させずに、文字を拡大して印字することができる。
さらに、指定通りの条件でフォント生成を行った結果、ビットマップ18を生成することができない場合、まず、解像度を下げ、次に、拡大指定倍率を下げ、そして、文字サイズを下げる、というように、段階的に生成サイズを調節する。すなわち、ビットマップ18を生成することができない場合は、解像度、拡大率及び文字サイズを段階的に低下させ、前記解像度、拡大率及び文字サイズの低下分だけ拡大して印字する。これにより、極力印字品位を落とすことなくビットマップ18を生成し、文字印刷を行うことができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによって、その説明を省略する。また、前記第1の実施の形態と同じ動作及び効果についても、その説明を省略する。
図5は本発明の第2の実施の形態におけるプリンタ装置の構成を示すブロック図である。
本実施の形態において、プリンタ装置11は、前記第1の実施の形態における文字生成形式の変換が発生した場合における変換前後の文字形状情報の設定値と変換後の拡大倍率値とを保存する変換保存領域22を更に有する。なお、その他の点の構成については、前記第1の実施の形態と同様であるので説明を省略する。
次に、本実施の形態におけるプリンタ装置11の動作について説明する。
図6は本発明の第2の実施の形態におけるプリンタ装置の動作を示す第1のフローチャート、図7は本発明の第2の実施の形態におけるプリンタ装置の動作を示す第2のフローチャートである。
なお、プリンタ装置11が上位装置からテキスト印字を含むページ記述言語による印刷データを受信してから、文字管理部14が、指定のフォントがビットマップフォントであるか又はスケーラブルフォントであるかを判断するまでの動作については、前記第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
そして、スケーラブルフォントからのビットマップ生成となった場合、すなわち、指定のフォントがスケーラブルフォントである場合、文字管理部14は、文字形状情報格納部15の設定で以前にフォントラスタライザ16を動作させたことがないか否かを判断するために、変換保存領域22に保存してある変更前設定値を検索する。すなわち、同じ設定で生成したことがないか変換保存領域22を検索し、同設定の有無を判断する。
そして、同設定がない場合、すなわち、文字形状情報格納部15の設定値が変換保存領域22に存在しない場合、以前にその設定値で文字を生成したことがないか、又は、その設定値は変換を行わなくても正常にビットマップ18を生成することができたかのどちらかであるため、文字管理部14は、フォントラスタライザ16に文字を生成させる。
また、同設定がある場合、すなわち、文字形状情報格納部15の設定値が変換保存領域22に存在する場合は、以前にその設定値で文字を生成した結果、前記第1の実施の形態に記載した倍率変換を行った実績があることを示している。そこで、文字管理部14は、変換保存領域22の検索によって抽出した変換後設定値を文字形状情報格納部15と変換倍率19に上書きし、フォントラスタライザ16にビットマップ18を生成させる。すなわち、変換保存領域22から設定を取り出し、文字形状情報格納部15と拡大倍率とを上書きする。そして、フォントラスタライザ16に文字を生成させる。
次に、文字管理部14が、文字形状情報格納部15の解像度としての出力解像度が1201〔dpi〕以上であるか、又は、1200〔dpi〕以下であるかを判断してから、文字サイズを1/2とし、変換倍率19を2倍加算して、フォントラスタライザ16に文字を生成させるまでの動作については、前記第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。すなわち、生成サイズ変更が発生した場合の動作については、前記第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
そして、フォントラスタライザ16に文字を生成させた後、文字管理部14は、同じ設定で生成したことがないか変換保存領域22を検索する。すなわち、文字形状情報格納部15の設定で以前にフォントラスタライザ16を動作させたことがないかを、変換保存領域22に保存してある変更前設定値から検索する。そして、変換保存領域22に該当がない場合、新たな設定値として文字形状情報格納部15の必要な項目と変換倍率19を変換保存領域22に追加する。すなわち、変換保存領域22に文字形状情報の設定値と拡大倍率とを保存する。また、変換保存領域22に該当がない場合は、指定値通りにビットマップ18を生成することができているため変換保存領域22に文字形状情報の設定値と拡大倍率とを保存する必要はない。なお、以降の動作については、前記第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS21 テキスト印字を含むページ記述言語による印刷データを受信する。
ステップS22 ページ記述言語を解析し、書体、文字修飾等、印字する文字に関する指定を蓄積する。
ステップS23 印字コードを受信する。
ステップS24 変換倍率19を1に初期化する。
ステップS25 選択フォントがビットマップフォントであるか、又は、スケーラブルフォントであるかを判断する。選択フォントがビットマップフォントである場合は処理を終了し、選択フォントがスケーラブルフォントである場合はステップS26に進む。
ステップS26 同じ設定で生成したことがないか変換保存領域22を検索する。
ステップS27 同じ設定で生成したことがあるか否かを判断する。同じ設定で生成したことがある場合はステップS28に進み、同じ設定で生成したことがない場合はステップS29に進む。
ステップS28 変換保存領域22から設定を取り出し、文字形状情報と拡大倍率を上書きする。
ステップS29 出力解像度が1201〔dpi〕以上であるか、又は、1200〔dpi〕以下であるかを判断する。出力解像度が1201〔dpi〕以上である場合はステップS30に進み、出力解像度が1200〔dpi〕以下である場合はステップS31に進む。
ステップS30 変換倍率19を計算し、文字形状情報の拡大倍率を逆算する。
ステップS31 フォントラスタイザ16に文字を生成させる。
ステップS32 文字の生成結果がOK又はその他エラーであるか、又は、指定サイズ異常であるかを判断する。文字の生成結果がOK又はその他エラーである場合は処理を終了し、文字の生成結果が指定サイズ異常の場合はステップS33に進む。
ステップS33 拡大率が指定されているか否かを判断する。拡大率が指定されている場合はステップS34に進み、拡大率が指定されていない場合はステップS37に進む。
ステップS34 拡大率を1/2とし、変換倍率19を2倍加算する。
ステップS35 フォントラスタイザ16に文字を生成させる。
ステップS36 文字の生成結果がOKであるか、又は、指定サイズ異常であるかを判断する。文字の生成結果がOKである場合はステップS39に進み、文字の生成結果が指定サイズ異常の場合はステップS37に進む。
ステップS37 文字サイズを1/2とし、変換倍率19を2倍加算する。
ステップS38 フォントラスタイザ16に文字を生成させる。
ステップS39 変換保存領域22に該当する設定値があるか否かを判断する。変換保存領域22に該当する設定値がある場合はステップS41に進み、変換保存領域22に該当する設定値がない場合はステップS40に進む。
ステップS40 変換保存領域22に文字形状情報の設定値と拡大倍率を保存する。
ステップS41 文字の生成結果がOKであるか、又は、指定サイズ異常であるかを判断する。文字の生成結果がOKである場合はステップS42に進み、文字の生成結果が指定サイズ異常の場合は処理を終了する。
ステップS42 ビットマップ18の配置と拡大倍率を中間言語に変換し、処理を終了する。
このように、本実施の形態においては、以前に倍率変換した設定を変換保存領域22に保存しておき、同一の設定値が指定された場合は最初から倍率変換した設定でビットマップ18を生成するようになっている。すなわち、ビットマップ18を生成することができない設定条件を保存し、 同一の設定条件で再度文字生成を行う場合、保存された設定条件に対応する分だけ拡大して印字する。そのため、印刷速度の低下を防ぐことができる。
前記第1の実施の形態では、可能な限りよい品位を得るために段階的に文字生成の倍率変換を行っているので、各文字にて作り直しを行うことになり、印刷速度が低下する。しかし、一般的なテキスト印刷では、フォントや文字修飾を固定して文章を書くので、文字形状情報格納部15の設定値が同一ならば、異なる文字であっても、同様に生成することができない可能性が高い。そこで、本実施の形態では、前述のように、以前に倍率変換した設定を変換保存領域22に保存しておき、同一の設定値が指定された場合には最初から倍率変換した設定でビットマップ18を生成することによって、印刷速度の低下を防ぐようになっている。
なお、前記第1及び第2の実施の形態は、上位装置からページ記述言語によって文字描画コマンドを受信し、内部で印刷イメージを生成するプリンタ装置に適用することができる。
また、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の第1の実施の形態におけるプリンタ装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態におけるプリンタ装置の文字の縮小生成と拡大展開の例を示す第1の図である。 本発明の第1の実施の形態におけるプリンタ装置の文字の縮小生成と拡大展開の例を示す第2の図である。 本発明の第1の実施の形態におけるプリンタ装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態におけるプリンタ装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態におけるプリンタ装置の動作を示す第1のフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態におけるプリンタ装置の動作を示す第2のフローチャートである。
符号の説明
11 プリンタ装置
18 ビットマップ

Claims (3)

  1. 上位装置から送信された画像データの主走査方向又は副走査方向の解像度が所定値より大きい場合、該所定値より大きい主走査方向又は副走査方向の解像度を前記所定値にまで低下させるとともに、前記画像データを、低下させた解像度の走査方向に沿って、前記解像度の低下分だけ拡大して印字することを特徴とする画像形成装置。
  2. ビットマップを生成することができない場合は、解像度、拡大率及び文字サイズを段階的に低下させ、前記解像度、拡大率及び文字サイズの低下分だけ拡大して印字する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記ビットマップを生成することができない設定条件を保存し、同一の設定条件で再度文字生成を行う場合、保存された設定条件に対応する分だけ拡大して印字する請求項2に記載の画像形成装置。
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