JP2007290184A - 射出成形機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 射出成形機の可動盤または固定盤の金型取付面の背面に本エジェクタ装置を取付けることにより、射出成形機の全長を短くする。または受圧盤を有する射出成形機においては、可動盤の反固定盤側のスペースをより広く確保する。
【解決手段】 射出成形された成形品を金型24,22から突出す射出成形機21のエジェクタ装置33は、可動盤25または固定盤23における金型取付面25a,23aの背面25b,23bに配設された駆動機構35の駆動部38と、駆動部38に対して背面25b,23bから遠ざかる側に向けて配設された連結部材44を介して配設されたエジェクタプレート45と、エジェクタプレート45に配設されたエジェクタピン46とが備えられ、エジェクタプレート45を駆動部38に対して背面25b,23bから遠ざかる側に設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、射出成形機に関するものであり、特には射出成形機の型締装置に配設されるエジェクタ装置に関するものである。
従来、エジェクタ装置が配設された射出成形機としては、特許文献1に示されるものが知られている。特許文献1においては、可動盤の反固定盤側にエジェクタシリンダが配設されている。そしてエジェクタシリンダの固定盤側のロッドにエジェクタプレートが配設され、エジェクタプレートに突出ピンが固着されている。従って特許文献1においては、エジェクタシリンダを、エジェクタプレートのストロークの分だけ反固定盤に突出した位置に取付ける必要があり、エジェクタ装置の全長が長くなるという問題があった。
また図4は、従来技術のエジェクタ装置11を示すものである。エジェクタ装置11では、可動盤12の金型取付面12aの背面12bに設けられたリブ13に取付けられた取付部材14にシリンダ機構15のシリンダ部16が取付けられ、シリンダ機構15のロッド部17に対して直交する方向にエジェクタプレート18が固着されている。そしてエジェクタプレート18には複数のエジェクタピン19が固着され、該エジェクタピン19は、可動盤12に形成された孔20に挿通自在に設けられている。図4において二点鎖線でエジェクタプレート18等の前進位置を示すが、エジェクタプレート18の前後進ストロークを確保するために、シリンダ機構15は、前記取付部材14によって可動盤12から一定距離だけ金型取付面12aの背面12bから遠ざかった位置に取付けられている。従ってエジェクタ装置11の全長が長くなるという問題があった。なお型締装置を構成する盤が固定盤と可動盤12のみからなっており受圧盤を有しない場合、このエジェクタ装置11の長さが型締装置の全長に直結し、特に問題となる。
実公平8−8813号公報(0013、図1)
本発明では上記の問題を鑑みてなされたものであって、受圧盤と可動盤の間に型締機構を有する射出成形機における可動盤の金型取付面の背面に本エジェクタ装置を取付けることにより、可動盤の背面側(反固定盤側)のスペースがより広く確保された射出成形機を提供することを目的とする。また特には固定盤と可動盤からなっており受圧盤を有しない型締装置の可動盤または固定盤における金型取付面の背面に本エジェクタ装置を取付けることにより、全長の短い射出成形機を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載の射出成形機におけるエジェクタ装置は、可動盤または固定盤における金型取付面の背面に配設された駆動機構の駆動部と、駆動部に対して背面から遠ざかる側に向けて設けられた連結部材を介して配設されたエジェクタプレートと、エジェクタプレートから背面側に向けて配設されたエジェクタピンとが備えられ、エジェクタプレートは駆動部に対して背面から遠ざかる側に設けられたことを特徴とする。
本発明の請求項2に記載の射出成形機は、請求項1において、エジェクタプレートは、駆動部に対して直交する方向に配設された第1エジェクタプレートと、第1エジェクタプレートに対して背面から遠ざかる側に向けて配設された連結部材を介して配設された第2エジェクタプレートとからなり、第1エジェクタプレートと第2エジェクタプレートにはそれぞれエジェクタピンが背面側に向けて配設されていることを特徴とする。
本発明の請求項3に記載の射出成形機は、請求項1または請求項2において、駆動部はシリンダ機構のロッド部であり、エジェクタプレートは、シリンダ機構のシリンダ部の側方を型開閉方向に移動可能に設けられたことを特徴とする。
本発明の射出成形機は、射出成形された成形品を金型から突出すエジェクタ装置が設けられた射出成形機において、エジェクタ装置は、可動盤または固定盤における金型取付面の背面に配設された駆動機構の駆動部と、駆動部に対して背面から遠ざかる側に向けて配設された連結部材を介して配設されたエジェクタプレートと、エジェクタプレートから背面側に向けて配設されたエジェクタピンとが備えられ、エジェクタプレートを駆動部に対して背面から遠ざかる側に設けたことにより、エジェクタ装置の全長を短くすることができる。従って受圧盤と可動盤の間に型締機構を有する射出成形機においては、可動盤の受圧盤側にスペースを確保することができる。また固定盤と可動盤のみからなっており受圧盤を有しない型締装置が設けられた射出成形機においては、射出成形機の全長を短く(または全高を低く)することができる。
本発明の実施形態の射出成形機について図1を参照して説明する。図1は、本実施形態のエジェクタ装置が設けられた射出成形機の断面図である。
図1に示されるように、射出成形機21の型締装置26には、金型取付面23aに固定金型22が取付けられる固定盤23と、該固定盤23に対して型開閉方向に移動可能であって、金型取付面25aに可動金型24が取付けられる可動盤25とが配設されている。型締装置26における固定盤23の四隅近傍には型締シリンダ28が配設され、型締シリンダ28のロッドが前記可動盤25に挿通されるタイバ29をそれぞれ構成している。また固定盤23の側面には型開閉シリンダ30が取付けられ、該型開閉シリンダ30のロッドは可動盤25に取付けられている。一方可動盤25の金型取付面25aの背面25b(反固定盤面)にはハーフナット31が取付けられ、前記タイバ29の係合部32が前記ハーフナット31によって係止可能に設けられている。また型締装置26の一側であって固定盤23の金型取付面23aの背面23b側には、溶融材料を固定金型22と可動金型24との間に形成されるキャビティ内に射出する射出装置27が設けられている。
可動盤25の金型取付面25aの背面25b(以下単に背面25bと略す)にはエジェクタ装置33が取付けられている。また可動盤25の背面25bには、可動盤25の重量軽減と強度保持のために複数のリブ34が配設されている。そして可動盤25を背面側から見た場合の略中央部には取付部材36が前記リブ34,34間にわたって配設されている。そして前記取付部材36にはシリンダ機構35のシリンダ部37の前端部(ロッド側端部)がロッド部38を背面側(一側)に向けて固着されている。また前記取付部材36には孔が設けられ、シリンダ機構35の駆動部であるロッド部38が型開閉方向に前後進自在に配設されている。なお本実施形態の型締装置26は受圧盤を有さないので、エジェクタ装置33のシリンダ部37の反ロッド側端部が、射出成形機の全長を決める上での端部となる(油圧配管がある場合は油圧配管を除く)。
そしてロッド部38の先端には前記ロッド部38と直交する方向(型開閉方向と直交方向)に、第1エジェクタプレート39(エジェクタプレート)がリブ34,34の間の空間を移動自在に取付けられている。第1エジェクタプレート39の背面側の面(一側面)には、円柱状のエジェクタピン40が背面側に向けて平行に複数取付けられている。第1エジェクタプレート39のエジェクタピン40は、可動盤25の背面25bにおける略中央のリブ34,34間の薄肉部41に形成された孔42に挿通可能に設けられている。そしてエジェクタピン40の先端面には図示しないネジ穴が設けられ、別の取付ピン43を螺入固定可能となっている。
第1エジェクタプレート39の反背面側の面(他側面)には複数(本実施形態では4本)の連結部材44が背面25bから遠ざかる側(他側)に向けて取付けられている。そして連結部材44の他端側には前記連結部材44を介して第2エジェクタプレート45(エジェクタプレート)が前記連結部材44と直交する方向(型開閉方向と直交方向)に配設されている。本実施形態では第2エジェクタプレート45は、前進時および後退時ともに、前記シリンダ部37の側方を型開閉方向に移動可能となるようにストロークが設定されている。なお第2エジェクタプレート45のストロークは、過半のストロークがシリンダ部37の側方であれば一部のストロークはシリンダ部37よりも背面側(一側)または反背面側(他側)であってもよい。
また第2エジェクタプレート45は、外周側のエジェクタピン46をすべてカバーする面積を有しており、他側から見た際の形状は十字形状をしている。そして第2エジェクタプレート45と可動盤25の間には図示しないエジェクタ装置33の位置検出手段が配設されている。また第2エジェクタプレート45の背面側の面には円柱状のエジェクタピン46が、背面側に向けて平行に複数配設されている。エジェクタピン46についてもエジェクタピン40と同様に、先端面には図示しないネジ穴が設けられ別の取付ピン43を螺入固定可能となっている。そして可動盤25のリブ34,34よりも外側の薄肉部47にも孔48が形成され、第2エジェクタプレート45のエジェクタピン46は前記孔48に挿通可能に設けられている。従って第1エジェクタプレート39のエジェクタピン40と第2エジェクタプレート45のエジェクタピン46はリブ34を境に別の薄肉部41,47に形成された孔42および孔48にそれぞれ挿通されるようになっている。
次に本実施形態のエジェクタ装置33が取付けられた射出成形機21の作動について説明する。可動金型24を可動盤25に取付ける際には、エジェクタ装置33のエジェクタピン40,46にそれぞれ取付ピン43,43を取付け、その後一度、取付ピン43,43を後退させてから可動金型24を取付ける。他方固定盤23には固定金型22が取付けられて金型取付が完了し、更に型厚調整等の作業が終了すると、次に成形作業が行われる。型開閉シリンダ30により可動金型24を型閉後、ハーフナット31を係合部32に係止し、型締シリンダ28によって型締を行う。そして両金型22,24の間に形成されたキャビティに射出装置27から溶融材料をスプル49を介して射出充填する。なお本発明に使用される溶融材料は、各種樹脂材料の他、金属材料やセラミック等の無機材料、木粉や紙等の有機材料等、その種類は限定されない。また射出成形については射出中または射出後に可動金型の移動によって溶融材料を圧縮するものや、キャビティ内にガスを充填するものなど種々の形態が含まれる。
なお射出充填の際にエジェクタ装置33に取付けられた取付ピン43の先端面は、可動金型24内部に設けられたエジェクタプレート板50の背面に当接されている状態である。そしてキャビティ内の溶融材料が冷却等により略固化されるとハーフナット31が解除されるのと前後して、型締シリンダ28と型開閉シリンダ30が作動し、可動盤25と可動金型24が反固定盤側(他側)に移動され、型開が行われる。その際に図示しない成形品は可動金型24に貼付いた状態で前記型開が行われる。そして型開途中または型開完了位置においてエジェクタ装置33のシリンダ機構35の駆動部であるロッド部38が背面側(一側)に向けて前進され、第1エジェクタプレート39、エジェクタピン40、連結部材44、第2エジェクタプレート45、エジェクタピン46、およびエジェクタピン40,46に固着された取付ピン43が同時に前進される。そして前記取付ピン43の前進により、可動金型24内部のエジェクタプレート板50と該エジェクタプレート板50のキャビティ面51側に複数固着された突出ピン52を作動させ、突出ピン52をキャビティ面51から突出させることによって可動金型24のキャビティ面51に貼り付いた状態の成形品を突出して離型する。
その際エジェクタ装置33による突出回数や突出速度は適宜選択される。また前記エジェクタ装置33の作動とともに、エア等の別の離型手段を併用してもよい。エジェクタ装置33によって突出された成形品は図示しない取出ロボットにより取出してもよく、下方に落下させてもよい。射出成形された成形品の取出が完了するとエジェクタ装置33のシリンダ機構35のロッド部38は反背面側(他側)に向けて後退し、同時に第1エジェクタプレート39、連結部材44、第2エジェクタプレート45、エジェクタピン40,46、取付ピン43も後退し、後退位置にて停止する。また可動金型24内のエジェクタプレート板50はバネ53により後退し、突出ピン52も同時にキャビティ面51と同一面まで後退する。
次に図2に示される別の実施形態について説明する。図2に示されるエジェクタ装置61は、可動盤64の金型取付面64aの背面64bにエジェクタ装置61が配設されている点は、図1に示される実施形態と同じである。しかしエジェクタ61は、駆動部であるロッド部66に対して背面64bから遠ざかる側(他側)の位置に、エジェクタプレート63が1枚のみ設けられている点が図1に示される実施形態と相違する。すなわち可動盤64に設けられたエジェクタ装置61は、シリンダ機構65のロッド部66には直接エジェクタプレートが設けられていない。そしてロッド部66には、第1連結部材67が取付けられ、第1連結部材67の反背面側の面(他側である反固定盤側の面)に、第2連結部材68が反背面側に向けて取付けられている。そして第2連結部材68の他端側には前記第2連結部材68に直交する方向に、エジェクタプレート63が取付けられている。従ってエジェクタプレート63は、第1連結部材67および第2連結部材68を介してロッド部66に固着されている。そしてエジェクタプレート63の背面側の面(一側である固定盤側の面)にはシリンダ機構65を取囲むようにエジェクタピン62が背面側に向けて平行に配設されている。(図2において3本のエジェクタピン62aは、エジェクタプレート63に直接配設されたものであり、第1連結部材67に直接配設されたものではない。)そして前記エジェクタピン62は、可動盤64に設けられた孔69に挿通可能となっている。なおエジェクタピン62の先端の面には図示しない取付ピンが取付けられるのは図1に示されるエジェクタ装置33と同様である。
したがってエジェクタプレート63は、図1に示されるエジェクタ装置33と同様に、シリンダ機構65のシリンダ部70の側方スペースを自在に前後進することが可能となっている。なお図1に示されるエジェクタ装置33および図2に示されるエジェクタ装置61は共に、可動盤のリブを背面から遠ざかる側に向けて更に延設して該リブ間に取付部材を取付け、該取付部材における背面側の面(一側面)にシリンダ部材の後端(反ロッド側)を固定するようにしてもよい。また第1連結部材、第2連結部材、エジェクタプレートのうち少なくとも2つの部材を、一体の部材としてもよい。また連結部材は反背面方向であれば斜め外側に向けて設けられたものや曲線部を有するものであってもよい。更にエジェクタ装置33の駆動機構は、可動盤25等に二つ以上が設けられたものであってもよい。
次に図3に示される実施形態について説明する。図3に示されるエジェクタ装置71は、駆動機構がサーボモータ72等の電動機構からなっているのが特徴である。可動盤73の中央の薄肉部74における金型取付面73aとは反対側の背面73bには、ベアリング75によってボールネジ機構のボールネジ76が回転自在かつ軸方向に移動不可能に取付けられている。そしてボールネジ76にはボールナット77が軸方向に移動自在に螺着されている。またリブ78の先端面には取付部材79がわたされ、取付部材79に固着されたベアリング80に前記ボールネジ76の他端が回転自在に取付けられている。また前記ボールネジ76の他端に隣接してボールネジ76にはプーリ81が固着されている。一方可動盤73の一方の側面にはエジェクタ装置71用のサーボモータ72が固着され、その駆動軸にもプーリ82が固着されている。そして前記プーリ81とプーリ82の間にはベルト83が介装されている。なおベルト83は図示しない別のテンションローラ等によりリブ78やエジェクタピン84の位置を回避して張られている。
そして前記ボールナット77には第1連結部材85が固着され、該第1連結部材85の反背面側の面(他側面)には第2連結部材86が反背面側に向けて固着されている。そして前記第2連結部材86の他端にはエジェクタプレート87が前記第2連結部材86に直交する方向(型開閉方向と直交する方向)に配設されている。そして前記エジェクタプレート87の背面側の面(一側面)には複数のエジェクタピン84が背面側に向けて平行に配設されている。そして可動盤73のリブ78にはガイド部材88が反背面側に向けて複数取付けられ、エジェクタプレート87の孔に前記ガイド部材88が挿通されることにより、エジェクタプレート87が型開閉方向へ安定して移動されるようになっている。そしてエジェクタピン84は可動盤73に形成された孔89に挿通可能となっている。またエジェクタピン84は図示しない取付ピンが取付け可能となっている。
この図3に示されるエジェクタ装置71ではボールネジ76とボールナット77からなるボールネジ機構を可動盤73のリブ78間の空間に略納めて、その反背面側(他側)にエジェクタプレート87を移動可能に設けることによりエジェクタプレート87を含むエジェクタ装置71が可動盤73の背面73bから突出する寸法を短くすることができる。またベルト83等の巻き込みの可能性のある可動部の多くの部分がエジェクタプレート87の裏側に隠れるので、カバーを装着する面積を減少させることができる。
なお本発明の図1ないし図3に示されるエジェクタ装置やそれに類する本発明のエジェクタ装置が用いられる型締装置については、図1に示された型締装置26に限定されない。例えば型締装置の可動盤が型取付盤と増圧盤からなり、型締シリンダが可動盤に取付けられたものでもよい。また型締装置の駆動源は一部または全部が電動モータによるものであってもよい。そしてまた型締装置は、受圧盤と可動盤の間に電動モータまたは油圧シリンダによって駆動されるトグル機構等の型締機構が設けられたものであってもよい。そして受圧盤を有するタイプの射出成形機では、本発明のエジェクタ装置を取付けることにより、可動盤の背面側と受圧盤との間のスペースを広くすることができ、設計上の自由度が高くすることができる。更には型締装置は可動盤が上下方向に型開閉する竪型型締装置であってもよい。そして竪型型締装置を有する射出成形機では装置の全高を低くすることができる。また成形品が固定金型に貼付いた状態で型開が行われる場合には、エジェクタ装置は、固定盤の背面に配設される。例えば主として、竪型型締装置や、金型のパーティング面側に射出装置が配設される横型射出成形機では、固定盤にエジェクタ装置が配設される場合が考えられる。
また本発明については、一々列挙はしないが、上記した本実施形態のものに限定されず、当業者が本発明の趣旨を踏まえて変更を加えたものについても、適用されることは言うまでもないことである。
本実施形態のエジェクタ装置が設けられた射出成形機の断面図である。 別の実施形態のエジェクタ装置の要部断面図である。 更に別の実施形態のエジェクタ装置の要部断面図である。 従来のエジェクタ装置の要部断面図である。
符号の説明
21 射出成形機
22 固定金型
23 固定盤
24 可動金型
25 可動盤
26 型締装置
33 エジェクタ装置
34 リブ
35 シリンダ機構
36 取付部材
37 シリンダ部
38 ロッド部
39 第1エジェクタプレート
40,46 エジェクタピン
41,47 薄肉部
42,48 孔
43 取付ピン

Claims (3)

  1. 射出成形された成形品を金型から突出すエジェクタ装置が設けられた射出成形機において、
    前記エジェクタ装置は、可動盤または固定盤における金型取付面の背面に配設された駆動機構の駆動部と、
    前記駆動部に対して前記背面から遠ざかる側に向けて設けられた連結部材を介して配設されたエジェクタプレートと、
    前記エジェクタプレートから前記背面側に向けて配設されたエジェクタピンとが備えられ、
    前記エジェクタプレートは前記駆動部に対して前記背面から遠ざかる側に設けられたことを特徴とする射出成形機。
  2. 前記エジェクタプレートは、駆動部に対して直交する方向に配設された第1エジェクタプレートと、
    該第1エジェクタプレートに対して前記背面から遠ざかる側に向けて配設された連結部材を介して配設された第2エジェクタプレートとからなり、
    前記第1エジェクタプレートと前記第2エジェクタプレートにはそれぞれエジェクタピンが前記背面側に向けて配設されていることを特徴とする請求項1に記載の射出成形機。
  3. 前記駆動部はシリンダ機構のロッド部であり、
    前記第2エジェクタプレートは、前記シリンダ機構のシリンダ部の側方を型開閉方向に移動可能に設けられたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の射出成形機。
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