JP2007286826A - 画像読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】搬送される読取対象物を撮像するに際し、CMOSイメージセンサによる安定した画像データを、簡単な構成によって得るようにすること。
【解決手段】この画像読取装置1は、硬貨20が撮像位置12cに到来したことを検出する硬貨到来センサ41と、撮像位置12cに照明光を照射する照明部14と、撮像位置12cにおいて硬貨20で反射された照明光を結像させる結像レンズ36と、結像された像を、水平同期信号HDに同期して画素ライン毎に順に露光開始して画像データを生成すると共に、その画像データを、水平同期信号HDに同期して露光開始順に出力するCMOSイメージセンサ37と、水平同期信号HDを生成してCMOSイメージセンサ37に出力するCMOSイメージセンサ制御回路42とを備え、CMOSイメージセンサ制御回路42は、照明光の照射期間において水平同期信号HDの生成を停止する。
【選択図】図3

Description

本発明は、硬貨、メダル等の読取対象物の画像を読み取る画像読取装置に関するものである。
従来、このような分野の技術として、特開2002−259977号公報に記載された読取装置がある。この公報に記載された装置は、自動販売機内に組み込まれ、硬貨に刻印された図形等の情報を読み取る画像読取装置である。この自動販売機には、硬貨投入口に投入された硬貨をガイドするガイドフレームと、ガイドフレーム内において硬貨を係止するストッパが設けられている。そして、画像読取装置は、ストッパによって係止された硬貨を静止状態で撮像して画像データを出力するための装置であり、撮像素子としてCMOSイメージセンサを備えている。
特開2002−259977号公報
しかしながら、硬貨を高速で搬送しながらその硬貨の画像を読み取る装置において、このようなCMOSイメージセンサを撮像素子として使用する場合、CMOSイメージセンサから安定した画像データが得られないという問題があった。また、CMOSイメージセンサによって高速で動く撮像対象の画像データを得ようとすれば、撮像対象の搬送速度に合わせて制御するための複雑な構成が必要になるという問題が発生する。
そこで、本発明は、搬送される読取対象物を撮像するに際し、CMOSイメージセンサによる安定した画像データを、簡単な構成によって得るようにした画像読取装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の画像読取装置は、所定の搬送路を搬送される読取対象物の表面の画像を読み取る画像読取装置において、読取対象物が撮像位置に到来したことを検出して検出信号を出力する検出部と、検出信号の出力に応じて、搬送路上の撮像位置に照明光を照射する照明部と、撮像位置において読取対象物で反射された照明光を結像させる結像レンズと、結像レンズによって結像された像を、所定周期のクロック信号に同期して複数の画素ライン毎に順に露光開始して画像データを生成すると共に、画素ライン毎の画像データを、クロック信号に同期して露光開始順に出力するCMOSイメージセンサと、クロック信号を生成してCMOSイメージセンサに出力するCMOSイメージセンサ制御回路とを備え、CMOSイメージセンサ制御回路は、照明光の照射期間においてクロック信号の生成を停止することを特徴とする。
CMOS素子は、画素ライン毎に露光期間が異なる方式を採っているため、撮像タイミングによっては画素ライン間で露光時間が異なる場合があり不安定な画像データが出力される傾向にある。このことが、ランダムな撮像タイミングが要求される移動体の一瞬の状態を捉えた撮像を困難にし、結果として、搬送される読取対象物の安定した画像が得られない原因となっていることに本発明者らは着目した。本発明の画像読取装置によれば、読取対象物が到来したことを検知したタイミングで読取対象物に照射された照明光が、撮像位置における読取対象物の表面で反射されて結像レンズで結像された後、結像された像がCMOSイメージセンサによって撮像される。このとき、CMOSイメージセンサでは、クロック信号に同期して複数の画素ライン毎に順次露光開始されるとともに、そのクロック信号に同期して画素ライン毎の画像データが露光開始順に出力されるが、照明光の照射期間中はクロック信号の発生が停止される。これにより、照明光の照射期間中における各画素ラインの露光時間が均一にされ、撮像位置において移動する読取対象物を濃度ムラなく安定して撮像することができる。
CMOSイメージセンサ制御回路によるクロック信号の生成の再開後に、CMOSイメージセンサから出力された複数の画像データを1フレーム分取り込み、クロック信号の停止時の周期数に対応して複数の画像データを再配列して出力する画像データ取込制御部を更に備えることが好ましい。このようなCMOSイメージセンサ制御回路を備えれば、読取対象物の到来タイミングにかかわらず、読取対象物の全体像を容易に捉えることができる。
また、CMOSイメージセンサ制御回路は、検出信号に基づいてクロック信号の生成を停止し、照明光の照射期間の経過後にクロック信号の生成を再開することも好ましい。この場合、CMOSイメージセンサの露光時間を必要最低限にすることによって、暗電流の影響の少ない安定した読取対象物の画像を得ることができる。
さらに、画像データ取込制御部は、取り込んだ1フレーム分の画像データの中から、黒ラインである最終画素ラインに対応する画像データを取り除くように、1フレーム分の画像データを加工することも好ましい。かかる構成とすれば、読取対象物の全体像をより正確に撮像することができる。
本発明の画像読取装置によれば、搬送される読取対象物を撮像するに際しCMOSイメージセンサによる安定した画像データを簡単な構成によって得ることができる。
以下、図面を参照しつつ本発明に係る画像読取装置の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
本実施形態の画像読取装置は、硬貨の真偽判定や判別を行うために硬貨表面の図柄を読み取る装置であり、例えば、ATM等に組み込まれて用いられるものである。図1及び図2に示すように、画像読取装置1は、樹脂からなる直方体形状の筺体10を有しており、この筺体10の上面に円形状の開口窓11が設けられている。また、この開口窓11にはサファイアガラス等で形成された透明板12が嵌め込まれ、500円硬貨(読取対象物)20は、この透明板12の上面と一致させた読取面12b上の撮像位置12cに配置されて撮像される。そして、筺体10の上方には、透明板12上まで硬貨20を搬送させるための搬送装置30が設けられている。
この搬送装置30は、硬貨20の搬送方向Aに延在する無端ベルト31と、この無端ベルト31を循環駆動させるための一対のプーリ32,33と、画像読取装置1の上面に隣接して設けられ、搬送方向Aに延びる搬送テーブル34とを有している。従って、図示しないモータでプーリ33を回転させることによって、無端ベルト31を駆動させ、硬貨20を、画像読取装置1の搬送テーブル34と無端ベルト31との間に形成される搬送路B上で搬送することができる。
また、筺体10の内部において、透明板12の下面と近接した位置には照明部14が設けられている。この照明部14は、透明板12の撮像位置12cの周囲に環状に配置させて外方に向けて照明光を出射する複数の光源15(例えば面実装タイプのLED又はリードタイプのLED)と、各光源15の周囲に配置させて各光源15からの照射光を撮像位置12cの硬貨20に向けて反射させる環状の反射鏡16とを有している。このような照明部14によって間接照明を達成させている。すなわち、光源15から出た光は、反射鏡16で一旦反射させた後、硬貨20を裏面側から照らし出すことになる。また、照明部14は、後述するCMOSイメージセンサ制御回路42から送られる点灯制御信号によって照射光を出射するように構成されている。
さらに、筺体10の内部には、硬貨20の表面の画像を撮像するためのCMOSイメージセンサ37が設けられ、CMOSイメージセンサ37と照明部14との間には、硬貨20で反射された反射光をCMOSイメージセンサ37に結像させるための結像レンズ36が設けられている。従って、硬貨20で反射した光は、結像レンズ36によってCMOSイメージセンサ37に集められ、CMOSイメージセンサ37に硬貨20の画像を結像することができる。
CMOSイメージセンサ37は、結像レンズ36により結像された硬貨20の画像に応じて受光面の画素に電荷を蓄積(露光)し、蓄積された電荷を画像データに変換して、後述する画像データ取込制御回路44へ出力する装置である。このCMOSイメージセンサ37の受光面においては、水平方向に複数の画素を有する画素ラインが複数本(例えば、512本)垂直方向に並べられている。CMOSイメージセンサ37によって撮像される硬貨20の表面の画像データは、各画素ラインに対応する複数の走査線で構成されることになる。CMOSイメージセンサ37は、CMOSイメージセンサ制御回路42から送られる各種タイミング信号によってその動作が制御され、その結果生成された画像データが画像データ取込制御回路44に出力される(詳細は後述する)。
更に、透明板12の下方には、透明板12に向けて光を出射させる発光素子(例えばLED)38が設けられており、透明板12の上方において、透明板12を介して発光素子38と対向する位置には、発光素子38から出射した光を受光する受光素子(例えばフォトダイオード)39が設けられている。この発光素子38と受光素子39との協働によって、搬送路B上に硬貨20が存在するか否かを判断する。硬貨到来位置40に硬貨20が存在しない場合には、受光素子39が発光素子38からの光を受け、後述する硬貨検出回路に受光信号が送られる。一方、硬貨到来位置40に硬貨20が存在する場合には、発光素子38からの光が遮られ受光信号が途切れることになる。この硬貨到来位置40は、搬送路B上における透明板12の上流側に設定されており、搬送される硬貨20が、この硬貨到来位置40を通過した瞬間に、硬貨20が撮像位置12cに位置するように設定されている。そして、このような発光素子38と受光素子39とを用いることで、硬貨20の硬貨到来位置40への到来と、硬貨20の硬貨到来位置40の通過とを検知することができる。
次に、図3及び図4を参照して、画像読取装置1の内部構成について、さらに詳細に説明する。
図3に示すように、受光素子39には硬貨検出回路43が接続されている。この硬貨検出回路43と発光素子38と受光素子39とで、硬貨の到来を検出する硬貨到来センサ(検出部)41が構成される。硬貨検出回路43は、受光素子39から受信した受光信号に応じて硬貨20の対象物検知トリガ信号(検出信号)TRを生成する。硬貨検出回路43は、受光素子39から受光信号が送られている場合には、ハイレベルの対象物検知トリガ信号TRを生成して出力する。すなわち、硬貨到来位置40に硬貨20が存在していれば、対象物検知トリガ信号TRがローレベル(オン状態)とされ、硬貨到来位置40に硬貨20が存在していなければ、対象物検知トリガ信号TRがハイレベル(オフ状態)とされる。従って、硬貨20の硬貨到来位置40を通過した時点において、対象物検知トリガ信号TRのパルス信号がオフ状態からオン状態に遷移し、硬貨20が撮像位置12c(図1参照)に到達した時点において、対象物検知トリガ信号TRのパルス信号がオン状態からオフ状態に遷移する。
CMOSイメージセンサ37は、硬貨20の画像を撮像して各画素ライン毎に電荷信号を生成するCMOS撮像素子37aと、CMOS撮像素子37aから出力された電荷信号をアナログ−デジタル変換して画像データを生成するADコンバータ37bとから構成されている。また、CMOS撮像素子37aには、CMOSイメージセンサ制御回路42が接続されており、CMOS撮像素子37aは、CMOSイメージセンサ制御回路42から送出されるクロック信号CL、露光制御信号AE、垂直同期信号VD、及び水平同期信号(クロック信号)HDによってその動作が制御される。これらのクロック信号CL、露光制御信号AE、垂直同期信号VD、及び水平同期信号HDは、オン状態及びオフ状態の2つのレベルを有するパルス信号である。
詳細には、図4(a)〜(d)のタイミングチャートに示すように、CMOS撮像素子37aは、露光制御信号AEがオンされたことに同期して、受光面の第1番目の画素ラインにおいて露光を開始した後、水平同期信号HDのオン状態に同期して水平同期信号HDの1周期THD間隔で第2〜第n(nは3以上の整数、例えば503)番目の画素ライン毎に順に露光を開始する。この第1〜第n番目の画素ラインで受光面に対応する1フレームが構成される。
また、CMOS撮像素子37aは、垂直同期信号VDがオンされたことに同期して、第1番目の画素ラインにおいて蓄積された電荷をADコンバータ37bに出力した後、水平同期信号HDのオン状態に同期して水平同期信号HDの1周期THD間隔で、第2〜第n番目の画素ラインにおいて蓄積された電荷を露光開始順にADコンバータ37bに出力する。これに対して、ADコンバータ37bは、第1〜第nの画素ラインの電荷を順に画像データに変換して、1フレーム分の画像データとして出力する。
図4(d)においては、各画素ラインに対応する露光期間をTP1,TP2…TPnで、画像データの出力期間をTO1、TO2…TOnで示している。一般には、垂直同期信号VD及び露光制御信号AEは、水平同期信号HDの周期THDの整数倍(例えば、受光面の画素ライン数が503の場合は503×THD)で周期的にオンされ、垂直同期信号VDがオンされるタイミングと露光制御信号AEがオンされるタイミングとの間に周期THDのずれが存在する。このずれに該当する水平同期信号HDの周期に同期してCMOSイメージセンサ37から1つの画素ライン分の画像データが出力される。つまり、水平同期信号HDは画素ライン毎の露光期間及び画像データの出力期間を規定する。また、クロック信号CLは、CMOSイメージセンサ37の各画素の画像データの吐き出しタイミングを規定するとともに、水平同期信号HD、露光制御信号AE、垂直同期信号VDの発生タイミングを決定するためのクロック信号である。
CMOSイメージセンサ37のADコンバータ37bには、画像データ取込制御回路44が接続されている。また、この画像データ取込制御回路44には、CMOSイメージセンサ制御回路42からクロック信号CL、水平同期信号HD、及び垂直同期信号VDが引き込まれると共に、硬貨検出回路43から対象物検知トリガ信号TRが引き込まれている。画像データ取込制御回路44は、ADコンバータ37bから画像データを受信し、その画像データを硬貨20の判別や真偽判定を行う画像処理部45のデータ記憶部45bにデータバスBUを経由して書き込む。このデータバスBUは、画像処理部45の外部デバイスと画像処理部45内部のCPU45a及びデータ記憶部45bとの間で相互にデータを転送するためのデータバスである。画像データ取込制御回路44は、対象物検知トリガ信号TRがオン状態になったことを契機に、データバスBU上でバスマスタとして動作するCPU45aに、バス開放要求信号SB1を送る。また、画像データ取込制御回路44は、CPU45aからバス開放許可信号SB2を受け取ると、データ記憶部45bに書込制御信号SB3を送ると同時に、データバスBUを介してデータ記憶部45bに画像データを出力する。その結果、画像データ取込制御回路44からデータ記憶部45bに画像データが書き込まれる。また、画像データ取込制御回路44は、データ記憶部45bに画像データを出力する前に、対象物検知トリガ信号TRがオンからオフに遷移した時点以降にADコンバータ37bから受信された1フレーム分の画素ライン毎の画像データを再配列する(詳細は後述)。
CMOSイメージセンサ制御回路42は、既に概説したように、CMOSイメージセンサ37の動作を制御する回路である。図5に示すように、CMOSイメージセンサ制御回路42は、カウンタ51とイメージセンサ制御信号生成部52と点灯制御信号生成部53とAND回路54とを備えている。
カウンタ51は、水晶発振器等をクロック源として生成されたデジタルパルス信号であるクロック信号OSを基に、カウンタ値を生成してイメージセンサ制御信号生成部52に送出する。このカウンタ値は、上位nビットU〜Uと下位mビットL〜Lとから構成され、クロック信号OSに合わせて一定周期でカウントアップされる。ここで、クロック信号OSはAND回路54を介してカウンタ51に入力され、AND回路54には、クロック信号OSと共に点灯制御信号生成部53から動作イネーブル信号ENが入力される。このような構成により、カウンタ51には、クロック信号OSと動作イネーブル信号ENとをAND演算した後の信号が入力されるので、点灯制御信号生成部53によって動作イネーブル信号ENがオンされた場合(デジタル値“1”を示す場合)に、カウンタ51が保持するカウンタ値がクロック信号OSに基づいてカウントアップされる。
イメージセンサ制御信号生成部52は、カウンタ51によって生成されるカウンタ値U〜U,L〜Lを常時モニターし、そのカウンタ値に基づいてクロック信号CL、露光制御信号AE、垂直同期信号VD、及び水平同期信号HDを生成する。すなわち、イメージセンサ制御信号生成部52は、カウンタ値のうちの上位nビットU〜Uが1増加するタイミング毎にクロック信号CLを発生させる。また、イメージセンサ制御信号生成部52は、上位nビットU〜Uが所定数K(>1)増加するタイミング毎に水平同期信号HDを発生させる。このようにして、イメージセンサ制御信号生成部52は、一定周期でクロック信号CL及び水平同期信号HDを生成する。
さらに、イメージセンサ制御信号生成部52は、上位nビットU〜Uが一定値増加するタイミングで(例えば、水平同期信号HDの周期の503倍)垂直同期信号VD及び露光制御信号AEを発生させる。このとき、イメージセンサ制御信号生成部52は、垂直同期信号VDを発生させるタイミングから露光制御信号AEを発生させるタイミングまでの間に水平同期信号HDの1周期分の遅延を生じさせる。このようにすれば、露光制御信号AEの発生タイミングと垂直同期信号VDの発生タイミングとの間の期間が常に一定に保たれる。このことより、CMOSイメージセンサ37のフレーム画像毎の露光時間を一定にすることが可能となった。
イメージセンサ制御信号生成部52は、上記のようにして生成したクロック信号CL、水平同期信号HD、垂直同期信号VD、及び露光制御信号AEをCMOSイメージセンサ37のCMOS撮像素子37aに出力する。この際、イメージセンサ制御信号生成部52は、点灯制御信号生成部53から出力される動作イネーブル信号ENがオフされた場合は、クロック信号CL、水平同期信号HD、垂直同期信号VD、及び露光制御信号AEの生成を停止して、全ての信号CL,HD,VD,AEを停止直前の状態のままで出力を維持する。
点灯制御信号生成部53は、硬貨検出回路43から受信した対象物検知トリガ信号TRと、イメージセンサ制御信号生成部52から引き込んだ水平同期信号HD及び露光制御信号AEとに基づいて、点灯制御信号LDを生成して照明部14に出力する。具体的には、点灯制御信号生成部53は、硬貨20が撮像位置に到達した時点で対象物検知トリガ信号TRがオン状態からオフ状態に遷移した後に最初に水平同期信号HDが発生したタイミングで、点灯制御信号LDを所定の照射時間だけオン状態に遷移させ、それ以降の期間では点灯制御信号LDをオフ状態に遷移させる。このとき、点灯制御信号生成部53は、露光制御信号AEが発生してから所定期間(例えば、水平同期信号HDの周期の503倍)の間に限って点灯制御信号LDがオンするように点灯制御信号LDを生成する。このようにすることで、硬貨20が撮像位置に到達した時点で、かつ、CMOSイメージセンサ37が撮像可能なタイミングで確実に硬貨20の面を照らし出すことができる。
また、点灯制御信号生成部53は、対象物検知トリガ信号TRがオン状態からオフ状態に遷移したタイミングから点灯制御信号LDがオフ状態に遷移するタイミングまでの間に動作イネーブル信号ENをオフ状態にするとともに、それ以外の期間においては動作イネーブル信号ENをオン状態にするように、動作イネーブル信号ENを生成してAND回路54に出力する。すなわち、点灯制御信号生成部53は、照明部14による照明光の照射期間においては動作イネーブル信号ENをオフさせてイメージセンサ制御信号生成部52におけるクロック信号CL、水平同期信号HD、垂直同期信号VD、及び露光制御信号AEの生成を停止し、照射期間を経過すると動作イネーブル信号ENをオンさせてクロック信号CL、水平同期信号HD、垂直同期信号VD、及び露光制御信号AEの生成を再開させる。
次に、図6及び図7を参照して、画像読取装置1における各種信号及びデータの生成タイミングについて説明する。
図6(a)〜(c)に示すように、硬貨到来センサ41によって硬貨20の到来が検出されたタイミングで対象物検知トリガ信号TRがオンされた後、硬貨20が撮像位置12cに到達したタイミングで対象物検知トリガ信号TRがオンからオフに遷移する時点までは(期間T)、垂直同期信号VD及び水平同期信号HDは一定周期で繰り返し発生する。対象物検知トリガ信号TRがオンからオフに遷移した直後の一定の照射時間において点灯制御信号LDがオンされて硬貨20に照明光が照射される(図6(d))。それと同時に、対象物検知トリガ信号TRがオンからオフに遷移してから点灯制御信号LDがオフされるまでの間(期間T)は、垂直同期信号VD及び水平同期信号HDの生成が停止され、点灯制御信号LDがオフされた時点でこれらの信号の生成が再開される。信号VD,HDの生成が再開された後、照明光の照射によって結像された硬貨20の像を写した1フレーム分の画像データが2つの期間に分けてCMOSイメージセンサ37から出力される(図6(e))。
図6における点灯制御信号LDとCMOSイメージセンサ37によって出力される画像データとの時間的関係を図示した図7(a)及び(b)に示すように、点灯制御信号LDがオンされる直前にk−1番目の画素ラインの画像データがCOMSイメージセンサ37から出力されていた場合、k番目以降の画素ラインの画像データの出力が期間Tの間停止され、その間はk−1番目以外の全画素ラインの露光が行われる。これは、期間Tが、第k−1番目以外の画素ラインの露光期間TPk,TPk+1,…内に収まっていることによる。すなわち、k−1番目の画素ラインの画像データは黒ライン(オプティカルブラックライン)の画像データとして生成されることになる。その後、期間Tの経過後、水平同期信号HDの再開に伴って、第k番目の画素データから最終の画素ラインまでの画像データが出力期間TOk,TOk+1,…においてCMOSイメージセンサ37から連続して出力される。さらに、次の垂直同期信号VDの発生に合わせて、第1番目から第k−1番目の画像データが順次出力され、硬貨20を撮像した1フレーム分の画像データの出力が完了する。
以下、図8を参照して、画像データ取込制御回路44による画像データの再配列の手順について説明する。
CMOSイメージセンサ37から、第k番目の画素ラインから最終画素ラインまでの画像データGLk,…,GLnと、ブランキング期間を挟んで、第1番目の画素ラインからオプティカルブラックラインである第k−1番目までの画像データGL1,…,GLk−1とが、1フレーム分の画像データG11として画像データ取込制御回路44に出力される。これに対して、画像データ取込制御回路44は、画像データG11を取り込むと同時に、水平同期信号HD及び垂直同期信号VDをモニタすることにより画像データG11における各画素ラインの配列を認識する。具体的には、垂直同期信号VDが発生後の水平同期信号HDの周期数をカウントすることによって、水平同期信号HDの生成が停止された時点での周期数を特定する。そして、画像データ取込制御回路44は、硬貨20の画像が最初に出力される画素ラインの順番(図8の例によれば、k番目)を取得する。このようにして取得した画素ラインの順番から画像データG11の配列{GLk〜GLn,GL1〜GLk−1}を認識することができる。
次に、画像データ取込制御回路44は、認識した画像データG11の配列{GLk〜GLn,GL1〜GLk−1}に基づいて、画像データ内の画素ラインが第1番目から最終ラインまで順番に並ぶように再配列する。詳細には、画像データG11の配列{GLk〜GLn,GL1〜GLk−1}をブランキング期間を挟んで入れ替えて、ブランキング期間の無い配列{GL1〜GLn}を有する画像データG12に加工する。
ここで、画像データG12における第k−1番目の画素ラインはオプティカルブラックラインになっており、このままでは硬貨20の再現性の高い画像を得ることができず硬貨20の真偽識別用には使用できないおそれがある。そこで、画像データ取込制御回路44は、さらに画像データG12を加工する。すなわち、画像データ取込制御回路44は、画像データG12における第k−1番目の画素ラインを完全に取り除くように、画像データG12中の画素を2次元的に交互に間引き、解像度が1/4に(例えば、VGA:640×480ドットからQVGA:320×240ドットに)下げられた画像データG13に加工してデータ記憶部45bに書き込む。
以上説明した画像読取装置1によれば、硬貨20が到来したことを検知したタイミングで硬貨20に照射された照明光が、撮像位置12cにおける硬貨20の表面で反射されて結像レンズ36で結像された後、結像された像がCMOSイメージセンサ37によって撮像される。このとき、CMOSイメージセンサ37では、水平同期信号HDに同期して複数の画素ライン毎に順次露光開始されるとともに、その水平同期信号HDに同期して画素ライン毎の画像データが露光開始順に出力されるが、照明光の照射期間中はクロック信号CL、露光制御信号AE、水平同期信号HD、及び垂直同期信号VDを含むCMOSイメージセンサ37の制御クロックの発生が停止される。これにより、照明光の照射期間中における各画素ラインの露光時間が均一にされ、撮像位置12cにおいて移動する硬貨20を濃度ムラなく安定して撮像することができる。また、CMOSイメージセンサ制御回路は、対象物検知トリガ信号TRの状態遷移に基づいてCMOSイメージセンサ37の制御信号の生成を停止し、照明光の照射期間の経過後に制御信号の生成を再開するので、CMOSイメージセンサ37の露光時間を必要最低限にすることによって、暗電流の影響の少ない安定した硬貨20の画像を得ることができる。
図10及び図11には、制御クロックを停止しない場合の各種信号及びデータの生成タイミングについて説明するタイミングチャート、図12には、このときに生成される画像データの一例を示す。この場合、図10(a)〜(e)に示すように、硬貨20の撮像位置12cへの到来が検知されて点灯制御信号LDがオンされても、水平同期信号HD及び垂直同期信号VDの生成が停止されない(水平同期信号HD及び垂直同期信号VDの発生間隔が変化しない)。このとき、照射光の照射期間Tの間に、順次第k番目以降の画素ラインの露光が停止されてその画素ラインの画像データが出力されるので、照射期間Tにおける露光時間が異なる画素ラインが生ずる(図11(b)参照)。従って、CMOSイメージセンサから出力される1フレーム分の画像データG01において画素レベルの濃淡が発生し、得られる硬貨20の像が不鮮明になる(図12参照)。このとき、画素ラインが再配列された画像データG02を生成したとしても、硬貨20の再現性の高い画像を得ることは困難である。
また、画像データ取込制御回路44は、水平同期信号HDの停止時の周期数に対応して画像データG11を再配列して出力するので、硬貨20の到来タイミングにかかわらず、硬貨20の全体像を容易に捉えることができる。
さらに、画像データ取込制御回路44は、取り込んだ1フレーム分の画像データG11の中から、オプティカルブラックラインである最終画素ラインに対応する画像データを取り除くように、1フレーム分の画像データG12に加工するので、硬貨20の全体像をより再現性高く撮像することができる。このとき、画像データG12の解像度を2次元的に下げることで硬貨20の像の縦横比は変化しないので、真偽判定等の高精度を要求する画像処理用にも活用することができる。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではない。例えば、CMOSイメージセンサ37の制御クロックの生成を停止する期間としては、様々な変形態様を採ることができる。例えば、図9(a)〜(d)に示すように、硬貨20が硬貨到来位置40に到来して対象物検知トリガ信号TRがオフ状態からオン状態に遷移したタイミングから、点灯制御信号がオンからオフに遷移したタイミングとの間の期間Tにおいて、制御クロックの生成を停止するようにしてもよい。この場合、CMOSイメージセンサ制御回路42等における処理遅延が発生した場合であっても、照明光の照射期間における各画素ラインの露光時間をより安定化させることができる。
また、画像データ取込制御回路44は、画像データG12におけるオプティカルブラックラインを完全に取り除くように、解像度を下げて画像データG13を加工していたが、画像データG12の解像度は変化させないで、オプティカルブラックラインを取り除いてもよい。
本発明に係る画像読取装置の一実施形態を示す斜視図である。 図1の画像読取装置の断面図である。 図1の画像読取装置のブロック図である。 図1の画像読取装置における各種信号の生成タイミングを示す図であり、(a)は、水平同期信号、(b)は、露光制御信号、(c)は、垂直同期信号、(d)は画素ライン毎の露光期間及び出力期間を示すタイミングチャートである。 図1のCMOSイメージセンサ制御回路のブロック図である。 図1の画像読取装置における各種信号及びデータの生成タイミングを示す図であり、(a)は、対象物検知トリガ信号、(b)は、垂直同期信号、(c)は、水平同期信号、(d)は、点灯制御信号、(e)は、出力画像データ、(f)は、制御クロックの生成を停止しない場合の出力画像データを示すタイミングチャートである。 図6における生成タイミングをより詳細に示す図であり、(a)は、点灯制御信号、(b)は、画素ライン毎の露光期間及び出力期間のタイミングチャートである。 図1の画像読取装置において生成される硬貨の画像データの例を示す図である。 本発明の変形例である画像読取装置における各種信号及びデータの生成タイミングを示す図であり、(a)は、対象物検知トリガ信号、(b)は、垂直同期信号、(c)は、水平同期信号、(d)は、点灯制御信号、(e)は、出力画像データを示すタイミングチャートである。 本発明の比較例における各種信号及びデータの生成タイミングを示す図であり、(a)は、対象物検知トリガ信号、(b)は、垂直同期信号、(c)は、水平同期信号、(d)は、点灯制御信号、(e)は、出力画像データを示すタイミングチャートである。 図10における生成タイミングをより詳細に示す図であり、(a)は、点灯制御信号、(b)は、画素ライン毎の露光期間及び出力期間のタイミングチャートである。 本発明の比較例において生成される硬貨の画像データの例を示す図である。
符号の説明
1…画像読取装置、B…搬送路、HD…水平同期信号(クロック信号)、VD…垂直同期信号、TR…対象物検知トリガ信号(検出信号)、12c…撮像位置、14…照明部
20…硬貨(読取対象物)、36…結像レンズ、37…CMOSイメージセンサ、37a…撮像素子、37b…ADコンバータ、41…硬貨到来センサ(検出部)、42…CMOSイメージセンサ制御回路、44…画像データ取込制御回路(画像データ取込制御部)。

Claims (4)

  1. 所定の搬送路を搬送される読取対象物の表面の画像を読み取る画像読取装置において、
    前記読取対象物が前記撮像位置に到来したことを検出して検出信号を出力する検出部と、
    前記検出信号の出力に応じて、前記搬送路上の撮像位置に照明光を照射する照明部と、
    前記撮像位置において前記読取対象物で反射された前記照明光を結像させる結像レンズと、
    前記結像レンズによって結像された像を、所定周期のクロック信号に同期して複数の画素ライン毎に順に露光開始して画像データを生成すると共に、前記画素ライン毎の画像データを、前記クロック信号に同期して露光開始順に出力するCMOSイメージセンサと、
    前記クロック信号を生成して前記CMOSイメージセンサに出力するCMOSイメージセンサ制御回路とを備え、
    前記CMOSイメージセンサ制御回路は、前記照明光の照射期間において前記クロック信号の生成を停止する、
    ことを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記CMOSイメージセンサ制御回路による前記クロック信号の生成の再開後に、前記CMOSイメージセンサから出力された複数の前記画像データを1フレーム分取り込み、前記クロック信号の停止時の周期数に対応して複数の前記画像データを再配列して出力する画像データ取込制御部を更に備える、
    ことを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 前記CMOSイメージセンサ制御回路は、前記検出信号に基づいて前記クロック信号の生成を停止し、前記照明光の照射期間の経過後に前記クロック信号の生成を再開する、
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の画像読取装置。
  4. 前記画像データ取込制御部は、取り込んだ前記1フレーム分の画像データの中から、黒ラインである最終画素ラインに対応する画像データを取り除くように、前記1フレーム分の画像データを加工する、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像読取装置。
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