JP2007285214A - 風車の制御装置 - Google Patents
風車の制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007285214A JP2007285214A JP2006114370A JP2006114370A JP2007285214A JP 2007285214 A JP2007285214 A JP 2007285214A JP 2006114370 A JP2006114370 A JP 2006114370A JP 2006114370 A JP2006114370 A JP 2006114370A JP 2007285214 A JP2007285214 A JP 2007285214A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wind
- control device
- wind turbine
- windmill
- wind direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 109
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 26
- 238000007664 blowing Methods 0.000 abstract description 2
- 230000002265 prevention Effects 0.000 abstract description 2
- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F03—MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS; WIND, SPRING, OR WEIGHT MOTORS; PRODUCING MECHANICAL POWER OR A REACTIVE PROPULSIVE THRUST, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F03D—WIND MOTORS
- F03D7/00—Controlling wind motors
- F03D7/02—Controlling wind motors the wind motors having rotation axis substantially parallel to the air flow entering the rotor
- F03D7/04—Automatic control; Regulation
- F03D7/042—Automatic control; Regulation by means of an electrical or electronic controller
- F03D7/048—Automatic control; Regulation by means of an electrical or electronic controller controlling wind farms
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05B—INDEXING SCHEME RELATING TO WIND, SPRING, WEIGHT, INERTIA OR LIKE MOTORS, TO MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS COVERED BY SUBCLASSES F03B, F03D AND F03G
- F05B2270/00—Control
- F05B2270/30—Control parameters, e.g. input parameters
- F05B2270/32—Wind speeds
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05B—INDEXING SCHEME RELATING TO WIND, SPRING, WEIGHT, INERTIA OR LIKE MOTORS, TO MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS COVERED BY SUBCLASSES F03B, F03D AND F03G
- F05B2270/00—Control
- F05B2270/30—Control parameters, e.g. input parameters
- F05B2270/321—Wind directions
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05B—INDEXING SCHEME RELATING TO WIND, SPRING, WEIGHT, INERTIA OR LIKE MOTORS, TO MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS COVERED BY SUBCLASSES F03B, F03D AND F03G
- F05B2270/00—Control
- F05B2270/30—Control parameters, e.g. input parameters
- F05B2270/322—Control parameters, e.g. input parameters the detection or prediction of a wind gust
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/70—Wind energy
- Y02E10/72—Wind turbines with rotation axis in wind direction
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Sustainable Development (AREA)
- Sustainable Energy (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Wind Motors (AREA)
Abstract
【課題】 風車の発電機の効率的な運転と風車の損傷防止とを、どのような方向から風が吹いても行えるようにする。
【解決手段】 複数の風車2がブレード8bのピッチ角を制御するピッチ制御装置36と、風車2のナセル6のヨー角を制御するヨー制御装置34とを、備えている。風速及び風向を検出する3つ以上の風向風速計10を結ぶエリア内に、各風車2が位置している。これら風向風速計10の検出値に基づいて各風車2のピッチ制御装置36又はヨー制御装置34を制御可能とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 複数の風車2がブレード8bのピッチ角を制御するピッチ制御装置36と、風車2のナセル6のヨー角を制御するヨー制御装置34とを、備えている。風速及び風向を検出する3つ以上の風向風速計10を結ぶエリア内に、各風車2が位置している。これら風向風速計10の検出値に基づいて各風車2のピッチ制御装置36又はヨー制御装置34を制御可能とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、複数の風車を制御する風車の制御装置に関する。
風力発電に用いられる風車は、単独で使用されることは少なく、複数台の風車が設置されることが多い。複数台の風車に風が吹くとき、各風車のうち風上にある風車にまず風が吹く。この風の風向や風速を検出し、この検出結果を先頭の風車の後続の風車に、風が到達する前に送り、その風に応じたように風車のヨー角やピッチ角を予め制御しておけば、風車に接続された発電機を効率的に運転することができるし、かつ風車の破損も防止することができる。
そのための技術として特許文献1に開示された技術がある。この技術では、複数台の風車が設置されている状態において、そのうちの1つまたは予め定めた複数の風車に、音波気象探知機システムが設けられている。この探知機システムで検出されたデータによって、この探知機システムが設けられている風車及びそれに後続する別の風車のヨーまたはピッチ制御が行われる。この制御を行うためのデータの伝送には中央制御が利用されている。
特許文献1に開示された技術では、予め定めた方向から風が常に吹く地域において有効である。しかし、風がどのような方向から吹いてくるか常に一定でない地域に、特許文献1の技術を適用しても、風向きによっては、探知機システムがデータを或る風車に送信しようとする前に、その風車に別の方向からの風が吹いている可能性があり、発電機の効率的な運転と風車の損傷とを防止することができなくなる。また、探知機システムは、落雷等により故障することが多く、風車が停止する最多原因の1つであり、発電効率が低下する原因となる。また、特許文献1の技術では、中央制御によってどの風車にデータを伝送するか判断している。中央制御用の装置が多くの風車へのデータの送信を判断しているので、中央制御には高速処理が可能な装置が必要である。さらに、中央制御用の装置が故障すると、全ての風車での発電が停止することになるので、中央制御用の装置は多重化する必要がある。このような高速処理及び多重化のため、コスト高になる。
本発明は、発電機の効率的な運転と風車の損傷防止とを、どのような方向から風が吹いても行えるようにした風車の制御装置を提供することを目的とする。本発明は、これに加えて、低コストで上記の目的を達成することができる風車の制御装置を提供することも目的とする。
本発明の一態様の風車の制御装置では、複数の風車が配置されている。これら風車は、ブレードのピッチ角を制御するピッチ制御装置と、前記各風車のナセルのヨー角を制御するヨー制御装置とを、それぞれ備えている。風速及び風向を検出する風向及び風速検出装置が3つ以上設けられている。これら風向及び風速検出装置を結ぶエリア内に前記各風車が位置するように、前記各風向及び風速検出装置が配置されている。これら風向及び風速検出装置の検出値に基づいて前記各風車のピッチ制御装置又は前記ヨー制御装置が制御可能とされている。
このように構成された風車の制御装置では、3つ以上の風向及び風速検出装置を結ぶエリア内に、複数の風車装置が配置されているので、どのような方向から風が吹いても、風車に突風のような風が到達する前に、風速の変化を検出することができ、発電が効率的に行われ、かつ風車が損傷することを防止できる。
上記の態様の風車の制御装置において、風上に位置する風向及び風速検出装置のみが検出値を風車に対して発信する発信判断部を、風向及び風速検出装置に設けることができる。このように構成すると、各風車は、風上に位置する風向及び風速検出装置の検出値を基にピッチ制御装置もしくはヨー制御装置を制御できる。従って、どのような方向から風が吹いても、その風に対応して各風車のピッチやヨーが制御されるので、発電が効率的に行われ、かつ風車が損傷することを防止できる。また、中央制御が行われていないので、データ伝送の処理が速く、安価である。また、中央制御が行われていないので、全風車が同時に停止することを回避することができる。
上記の態様の風車の制御装置において、前記各風車は、風上に位置する風向及び風速検出装置の検出値を選択して、この選択された検出値を自己のピッチ制御装置若しくはヨー制御装置に供給する選択部を、有するものとすることができる。このように構成すると、各風車は、風上に位置する風向及び風速検出装置からの検出値を選択するので、っこの検出値を参考に自己のピッチ制御装置及びヨー制御装置を制御することができるので、発電が効率的に行われ、かつ風車が損傷することを防止できる。また、風上の風向及び風速検出装置の検出値を選択するので、全ての風向及び風速検出装置の検出値を処理する必要が無く、高速な処理を行うことができる。更に、また、中央制御が行われていないので、データ伝送の処理が速く、安価である。また、中央制御が行われていないので、全風車が同時に停止することを回避することができる。その上、各風車が個別に独立して制御されるので、1台の風車に故障が生じても、或いは風車が増設されても、全体の風車に影響することがない。
前記各風車の少なくとも一部には、受信した検出値を再度発信する発信判断部を備えることができる。このように構成すると、風向及び風速検出装置の検出値を順に全ての風車に伝送することができる。
前記各風向及び風速検出装置の検出値は、風向及び風速検出装置の識別コード、時刻、風速及び風向を含むものとできる。この場合、前記各風車は、予め設定された当該風向及び風速検出装置までの距離と前記検出値とに基づいて、当該風向及び風速検出装置が検出した風の到達時間を予測する演算部を備える。このように構成すると、各風車では、風の到達時間を予測することができるので、その時間までにピッチ角やヨー角の制御を行えば、風車の回転の変動を低減して、発電効率を向上させることができる上に、風車の破損を防止することができる。
風向及び風速検出装置を、前記各風車とは別個に設けることができる。このように構成すると、風が風車に到達する前に、風速及び風向を検知することができるので、風の到達に併せてピッチ角やヨー角を制御することができ、風車の回転の変動を低減して、発電効率を向上させることができる上に、風車の破損を防止することができる。
前記各風車に風向及び風速検出装置を設けることもできる。このように構成すると、風上にある風車の風向及び風速検出装置の検出値に基づき、風の到達に併せて、ピッチ角やヨー角の制御を行うことができる。
前記風車に備えられている風向及び風速検出装置が故障したとき、当該風車に隣接する風向及び風速検出装置の検出値を受信可能とすることもできる。このように構成すると、いずれかの風向及び風速検出装置が故障しても、隣接数風向及び風速検出装置の検出値を用いてピッチ角やヨー角の制御を行うことができるので、全ての風車が停止することはなく、風車での発電を継続することができる。
以上のように、本発明によれば、どのような方向から風が吹いても発電機の効率的な運転と風車の損傷防止とを行える。
本発明の第1の実施形態の風車の制御装置は、図1に示すように、複数台の風車2を有している。これら風車2は、水平軸型のもので、図2に示すように、タワー4の上部に取り付けられている。各風車2は、タワー4の上部に設けたナセル6を有し、その内部に増速機を介して発電機が設けられ、増速機はロータ8の回転軸に結合されている。ロータ8は、ハブ8aにブレード8bを設けたものである。ナセル6は、タワー4の長さ方向に沿う軸の回りに回転可能に、即ちヨー角を変更可能に構成されている。また、各ブレード8bは、その面がロータ8の正面方向に対してなす角度を変更可能に、即ちピッチ角変更可能に構成されている。これら風車2は、図1に示すように、一定の距離、例えば数百mの間隔をおいて、例えばマトリックス状に配置されている。
全風車2の周囲を囲うように3つ以上、例えば4台の風向風速計10が、各風車2と距離をおいて、かつ互いに距離をおいて配置されている。これら風向風速計10も、タワー4とほぼ同じ高さのタワー12の上部に取り付けられている。従って、風向風速計10で計測される風向及び風速は、各風車2と同じ高さのものである。
各風車2と各風向風速計10とは、例えば無線によってネットワークを形成し、各風向風速計10から各風車2に通信可能に構成され、かつ各風車2間で通信可能に構成されている。これら通信は、特定の制御装置が全ての風向風速計10及び全ての風車2での通信を制御する中央制御ではなく、個々の機器間で通信が行われている。
図1に示すように各風向風速計10は、風向を検出する風向検出部12と、風速を検出する風速検出部14とを備え、風向検出部12からの風向検出信号と、風速検出部14からの風速検出信号とは、検出値生成部16に供給される。検出値生成部16では、これら風向検出信号及び風速検出信号に、これらの検出時刻を表す検出時刻信号とを加え、更に各風向風速計に予め割り当てられている識別符号、例えば識別コードを加えて、検出値信号を生成し、発信判断部18に供給する。
発信判断部18は、検出値信号中の風向検出信号を基に、検出された風に対して発信判断部18が設置されている風向風速計10が風上に位置しているか判断し、風上に位置していると判断されたとき、送受信部20に対して検出値信号の送信を許可する。或いは、今までと風向または風速が大きく変化した場合にも検出値信号の発信を許可する。発信が許可されると、送受信部20は、所定の搬送波を検出値信号によって変調して、アンテナ22から送信する。
各風車2では、アンテナ24によって受信した風向風速計10からの信号を送受信部26によって受信して、検出値信号を復調する。復調された検出値信号は受信選択部28に供給される。受信選択部2は、検出値信号に含まれる風向風速計10の識別コードから、自己よりも風上にある風向風速計10から送信された検出値信号を判別し、判別した検出値信号を演算部30に供給する。
演算部30には、自己よりも風上にある風向風速計10までの距離が予め設定されており、この距離と風速検出信号が表す風速とから、風向風速計10が測定した風が、当該風車2に到達するまでの時間を算出する。この時間を、検出値に含まれている検出時刻信号が表す検出時刻に加算することによって、風の到達時刻を予測する。そして、この風の到達予測時刻と風向検出信号と風速検出信号とをヨー/ピッチ制御装置32に供給する。
ヨー/ピッチ制御装置32では、風向検出信号を基にロータ8が到達予測時刻に風の正面を向くようにヨー駆動装置34を制御し、かつ風速検出信号を基にロータ8が到達予測時刻に最適な回転をするピッチ角に各ブレード8bのピッチを制御するようにピッチ駆動装置36を制御する。これによって、ロータ8は、風向や風速が変化しても、一定の回転を行える。
受信選択部28で選択された検出値信号は、発信判断部38に供給され、風向検出信号から風下に位置する風車2が存在するか判断し、風下に位置する風車2が存在する場合、検出値信号を送受信部26に再送信させる。これによって、風下の風車2では、この再送信された検出値信号に基づいて、上述したのと同様に受信選択し、演算し、風の到達予測時刻にヨー角及びピッチ角を制御し、更に風下に位置する風車2が存在すれば、検出値信号を再送信する。
従って、図1に矢印で示すように風上にある風向風速計10からの信号が最も風上にある風車2に伝送され、以後、後続の風車に順に伝送され、各風車2に風が到達するころには、その風に対応してヨー角制御及びピッチ角制御が行われていく。
なお、送受信部26、受信選択部28、演算部30、ヨー/ピッチ制御装置32、ヨー駆動装置34及び発信判断部38はナセル6内に収容され、ピッチ駆動装置36はロータ8内に収容されている。
第2の実施形態の風車の制御装置は、第1の実施の形態における風向風速計10を設ける代わりに、図4に示すように、各風車2aに風向風速計10aを備えたものである。他の構成は、第1の実施形態の風車2と同一である。同一部分には、同一符号を付して、その説明を省略する。
各風車2aにおいて、風向検出部12及び風速検出部14が風向及び風速をそれぞれ検出して、風向検出信号及び風速検出信号を検出値生成部16に供給すると、第1の実施形態の検出値生成部と同様にして、検出値信号が生成される。この検知信号がヨー/ピッチ制御装置32に供給され、ヨー駆動装置34及びピッチ駆動装置36が検出された風に応じたヨー角及びピッチ角に制御を行う。
また、検出値信号は発信判断部38に供給される。発信判断部38では、検出された風に対して、この風車2aが風上に位置しているか判断し、風上に位置していると、送受信部26及びアンテナ24を利用して、他の風車2aに送信する。
他の風車2aでは、アンテナ24及び送受信部26によって受信復調した検出値信号が受信選択部28に供給され、ここで風上の風車2aから送信されてきた検出値信号を選択し、演算部30に供給する。演算部30では、この風の到達予測時刻を算出し、検出値信号と共にヨー/ピッチ制御装置32に供給する。ヨー/ピッチ制御装置32では、風向検出信号を基にロータ8が到達予測時刻に風の正面を向くようにヨー駆動装置34を制御し、かつ風速検出信号を基にロータ8が到達予測時刻に最適な回転をするピッチ角に各ブレード8bのピッチを制御するようにピッチ駆動装置36を制御する。実際に風が到達した後には、実際にこの風車2aにおいて検出された風向及び風速を表す風向検出信号及び風速検出信号を含む検出値信号が検出値生成部16からヨー/ピッチ制御装置32に供給されているので、この検出値信号に基づいてヨー角及びピッチ角の制御が行われる。また、この検出値信号は、発信判断部38を介して送受信部26に供給され、上述したのと同様にして送信され、更に風下位置する風車2aにおいて、上述したのと同様な処理が行われる。
従って、図5に太い矢印Aで示すように、風が吹いたとすると、最も風上にある風車で計測された風向及び風速を含む検出値が、後続の3台の風車2aに細い矢印Bによって示すようにそれぞれ伝送され、この伝送された風向及び風速に応じて予めヨー角及びピッチ角の制御が行われる。そして、これら風車2aで実際に測定された風向及び風速が、これら風車2aの後続の風車2aに伝送され、以下、同様にヨー角及びピッチ角の制御が行われる。
なお、各風車2aにおいて風向風速計10aが故障した場合、その風車2aの近隣の風車2aから送信されている検出値信号を受信し、これを利用してヨー角及びピッチ角の制御を行う。
上記の第2の実施形態の風車制御装置では、風向風速計10を設けなかったが、第1の実施の形態と同様に、風向風速計10を3台以上設けた上に、各風車2aに風向風速計10aを設けるように構成することもできる。この場合、全ての風車2aに風向風速駅10aを設けてもよいが、適当な間隔ごとの風車2aにのみ風向風速計10aを設けることもできる。また、上記の2つの実施の形態では、無線によってネットワークを形成したが、第1の実施の形態では、各風向風速計10と各風車2との間に伝送線路を敷設し、第2の実施の形態では、各風車2a間に伝送線路を敷設することによって、ネットワークを形成してもよい。
2 2a 風車
6 ナセル
8 ロータ
10 風向風速計(風向及び風速検出装置)
34 ヨー駆動装置
36 ピッチ駆動装置
6 ナセル
8 ロータ
10 風向風速計(風向及び風速検出装置)
34 ヨー駆動装置
36 ピッチ駆動装置
Claims (8)
- 複数の風車が配置され、これら風車が、前記各風車のブレードのピッチ角を制御するピッチ制御装置と、前記各風車のナセルのヨー角を制御するヨー制御装置とを、備えた風車の制御装置において、
風速及び風向を検出する風向及び風速検出装置を3つ以上備え、これら風向及び風速検出装置を結ぶエリア内に前記各風車が位置するように、前記各風向及び風速検出装置を配置し、これら風向及び風速検出装置の検出値に基づいて前記各風車のピッチ制御装置又は前記ヨー制御装置を制御可能とすることを特徴とする風車の制御装置。 - 請求項1記載の風車の制御装置において、
風上に位置する風向及び風速検出装置のみが検出値を前記風車に対して発信する発信判断部を、前記風向及び風速検出装置が有することを特徴とする風車の制御装置。 - 請求項1記載の風車の制御装置において、
前記各風車は、風上に位置する風向及び風速検出装置の検出値を選択して、この選択された検出値を自己のピッチ制御装置若しくはヨー制御装置に供給する選択部を、有することを特徴とする風車の制御装置。 - 請求項1乃至3いずれか記載の風車の制御装置において、
前記各風車の少なくとも一部には、受信した検出値を再度発信する発信判断部を備えることを特徴とする風車の制御装置。 - 請求項1乃至4いずれか記載の風車の制御装置において、
前記各風向及び風速検出装置の検出値は、風向及び風速検出装置の識別コード、時刻、風速及び風向を含み、前記各風車は、予め設定された当該風向及び風速検出装置までの距離と前記検出値とに基づいて、当該風向及び風速検出装置が検出した風の到達時間を予測する演算部を備えることを特徴とする風車の制御装置。 - 請求項1乃至5いずれか記載の風車の制御装置において、
前記各風向及び風速検出装置が、前記各風車とは別に設けられていることを特徴とする風車の制御装置。 - 請求項1乃至6いずれか記載の風車の制御装置において、
前記各風車に風向及び風速検出装置が設けられていることを特徴とする風車の制御装置。 - 請求項7記載の風車の制御装置において、
前記風車に備えられている風向及び風速検出装置が故障したとき、当該風車に隣接する風向及び風速検出装置の検出値を受信可能とすることを特徴とする風車の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006114370A JP2007285214A (ja) | 2006-04-18 | 2006-04-18 | 風車の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006114370A JP2007285214A (ja) | 2006-04-18 | 2006-04-18 | 風車の制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007285214A true JP2007285214A (ja) | 2007-11-01 |
Family
ID=38757230
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006114370A Withdrawn JP2007285214A (ja) | 2006-04-18 | 2006-04-18 | 風車の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007285214A (ja) |
Cited By (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011114877A1 (ja) * | 2010-03-16 | 2011-09-22 | Ntn株式会社 | 風力発電所の監視システム |
KR101093003B1 (ko) | 2011-02-09 | 2011-12-12 | 전북대학교산학협력단 | 급격한 풍속 변화시 풍력발전단지 제어 방법 및 시스템 |
CN102418661A (zh) * | 2011-12-21 | 2012-04-18 | 上海电机学院 | 一种风力发电机偏航系统故障诊断方法 |
US20120263591A1 (en) * | 2011-04-17 | 2012-10-18 | Yat Wai Edwin Kwong | Systems and methods for enhancing performance of windmills |
EP2520794A1 (en) * | 2011-05-03 | 2012-11-07 | Siemens Aktiengesellschaft | Method of checking a wind turbine in a wind farm for a yaw misalignment, method of monitoring a wind turbine in a wind farm and monitoring apparatus |
WO2013002256A1 (ja) * | 2011-06-28 | 2013-01-03 | 三菱重工業株式会社 | 運転監視システム、運転監視方法、及びプログラム |
WO2013083131A1 (en) * | 2011-12-06 | 2013-06-13 | Vestas Wind Systems A/S | Methods and systems for warning a wind turbine generator in a wind park of an extreme wind event |
KR101302022B1 (ko) | 2011-10-13 | 2013-09-02 | 삼성중공업 주식회사 | 풍력 발전 시스템 및 그 운전 제어 방법 |
EP2634420A1 (en) * | 2010-10-29 | 2013-09-04 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Control device for wind-powered electricity-generating device, wind farm, and control method for wind-powered electricity generating device |
KR101337651B1 (ko) * | 2012-05-04 | 2013-12-05 | 삼성중공업 주식회사 | 풍력발전단지의 출력 제어 시스템 및 그 방법 |
DE102012011357A1 (de) * | 2012-06-11 | 2013-12-12 | Rwe Innogy Gmbh | Windkraftanlagensteuereinrichtung sowie System zum Steuern eines Windparks |
JP2014500431A (ja) * | 2010-11-17 | 2014-01-09 | イデオル | 風力エネルギー利用設備及び方法 |
KR101407460B1 (ko) | 2013-04-03 | 2014-06-13 | 삼성중공업 주식회사 | 풍력발전기 및 그 운영 방법 |
EP2637046B1 (en) | 2012-03-06 | 2016-02-10 | Industrial Cooperation Foundation Chonbuk National University | Method for predicting wind conditions in a wind farm |
JP5897678B1 (ja) * | 2014-10-01 | 2016-03-30 | 中国電力株式会社 | 電圧調整装置 |
US9644610B2 (en) | 2011-12-06 | 2017-05-09 | Vestas Wind Systems A/S | Warning a wind turbine generator in a wind park of an extreme wind event |
JP2017089575A (ja) * | 2015-11-16 | 2017-05-25 | 株式会社日立製作所 | 風力発電システム |
EP3214305A1 (en) * | 2016-03-04 | 2017-09-06 | Hitachi, Ltd. | Control device of plurality of wind turbines and control method of wind farm or plurality of wind turbines |
CN107228046A (zh) * | 2016-03-24 | 2017-10-03 | 北京金风科创风电设备有限公司 | 风电机组预知性偏航控制方法、装置和系统 |
WO2019031077A1 (ja) * | 2017-08-08 | 2019-02-14 | 株式会社日立製作所 | ウィンドファーム制御システム及びウィンドファームの制御方法 |
CN109458305A (zh) * | 2018-10-23 | 2019-03-12 | 北京金风科创风电设备有限公司 | 风速仪容错控制方法、装置及风电场控制器 |
-
2006
- 2006-04-18 JP JP2006114370A patent/JP2007285214A/ja not_active Withdrawn
Cited By (35)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011190762A (ja) * | 2010-03-16 | 2011-09-29 | Ntn Corp | 風力発電所の監視システム |
WO2011114877A1 (ja) * | 2010-03-16 | 2011-09-22 | Ntn株式会社 | 風力発電所の監視システム |
EP2634420A4 (en) * | 2010-10-29 | 2014-05-14 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | CONTROL DEVICE FOR A WIND-DRIVEN POWER GENERATION DEVICE, WIND POWER PLANT, AND CONTROL METHOD FOR THE WIND-DRIVEN POWER GENERATION DEVICE |
EP2634420A1 (en) * | 2010-10-29 | 2013-09-04 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Control device for wind-powered electricity-generating device, wind farm, and control method for wind-powered electricity generating device |
US9670908B2 (en) | 2010-11-17 | 2017-06-06 | Ideol | Installation and method for exploiting wind energy |
JP2014500431A (ja) * | 2010-11-17 | 2014-01-09 | イデオル | 風力エネルギー利用設備及び方法 |
KR101093003B1 (ko) | 2011-02-09 | 2011-12-12 | 전북대학교산학협력단 | 급격한 풍속 변화시 풍력발전단지 제어 방법 및 시스템 |
CN102635498A (zh) * | 2011-02-09 | 2012-08-15 | 全北大学校产学协力团 | 风速急剧变化时风力发电场的控制方法以及系统 |
WO2012108594A1 (ko) * | 2011-02-09 | 2012-08-16 | 전북대학교산학협력단 | 급격한 풍속 변화시 풍력발전단지 제어 방법 및 시스템 |
US8587142B2 (en) | 2011-02-09 | 2013-11-19 | Industrial Cooperation Foundation Chonbuk National University | Method and system for controlling wind farm when wind speed varies abruptly |
US20120263591A1 (en) * | 2011-04-17 | 2012-10-18 | Yat Wai Edwin Kwong | Systems and methods for enhancing performance of windmills |
EP3581792A1 (en) * | 2011-05-03 | 2019-12-18 | Siemens Gamesa Renewable Energy A/S | Method of checking a wind turbine in a wind farm for a yaw misalignment, method of monitoring a wind turbine in a wind farm and monitoring apparatus |
US8839656B2 (en) | 2011-05-03 | 2014-09-23 | Siemens Aktiengesellschaft | Method of checking a wind turbine in a wind farm for a yaw misalignment, method of monitoring a wind turbine in a wind farm and monitoring apparatus |
CN102768034A (zh) * | 2011-05-03 | 2012-11-07 | 西门子公司 | 检查风力电厂中的风力涡轮机的偏航角误差的方法 |
EP2520794A1 (en) * | 2011-05-03 | 2012-11-07 | Siemens Aktiengesellschaft | Method of checking a wind turbine in a wind farm for a yaw misalignment, method of monitoring a wind turbine in a wind farm and monitoring apparatus |
JP2013011200A (ja) * | 2011-06-28 | 2013-01-17 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 運転監視システム、運転監視方法、及びプログラム |
WO2013002256A1 (ja) * | 2011-06-28 | 2013-01-03 | 三菱重工業株式会社 | 運転監視システム、運転監視方法、及びプログラム |
KR101302022B1 (ko) | 2011-10-13 | 2013-09-02 | 삼성중공업 주식회사 | 풍력 발전 시스템 및 그 운전 제어 방법 |
WO2013083131A1 (en) * | 2011-12-06 | 2013-06-13 | Vestas Wind Systems A/S | Methods and systems for warning a wind turbine generator in a wind park of an extreme wind event |
US9644610B2 (en) | 2011-12-06 | 2017-05-09 | Vestas Wind Systems A/S | Warning a wind turbine generator in a wind park of an extreme wind event |
CN102418661A (zh) * | 2011-12-21 | 2012-04-18 | 上海电机学院 | 一种风力发电机偏航系统故障诊断方法 |
EP2637046B1 (en) | 2012-03-06 | 2016-02-10 | Industrial Cooperation Foundation Chonbuk National University | Method for predicting wind conditions in a wind farm |
KR101337651B1 (ko) * | 2012-05-04 | 2013-12-05 | 삼성중공업 주식회사 | 풍력발전단지의 출력 제어 시스템 및 그 방법 |
DE102012011357A1 (de) * | 2012-06-11 | 2013-12-12 | Rwe Innogy Gmbh | Windkraftanlagensteuereinrichtung sowie System zum Steuern eines Windparks |
EP2674616A3 (de) * | 2012-06-11 | 2017-05-31 | RWE Innogy GmbH | Windkraftanlagensteuereinrichtung sowie System zum Steuern eines Windparks |
KR101407460B1 (ko) | 2013-04-03 | 2014-06-13 | 삼성중공업 주식회사 | 풍력발전기 및 그 운영 방법 |
JP5897678B1 (ja) * | 2014-10-01 | 2016-03-30 | 中国電力株式会社 | 電圧調整装置 |
JP2017089575A (ja) * | 2015-11-16 | 2017-05-25 | 株式会社日立製作所 | 風力発電システム |
EP3214305A1 (en) * | 2016-03-04 | 2017-09-06 | Hitachi, Ltd. | Control device of plurality of wind turbines and control method of wind farm or plurality of wind turbines |
JP2017155708A (ja) * | 2016-03-04 | 2017-09-07 | 株式会社日立製作所 | 複数の風力発電装置の制御装置、ウィンドファームまたは複数の風力発電装置の制御方法 |
TWI648466B (zh) * | 2016-03-04 | 2019-01-21 | 日商日立製作所股份有限公司 | 複數個風力發電裝置的控制裝置、風力發電廠或複數個風力發電裝置的控制方法 |
CN107228046A (zh) * | 2016-03-24 | 2017-10-03 | 北京金风科创风电设备有限公司 | 风电机组预知性偏航控制方法、装置和系统 |
WO2019031077A1 (ja) * | 2017-08-08 | 2019-02-14 | 株式会社日立製作所 | ウィンドファーム制御システム及びウィンドファームの制御方法 |
JP2019031929A (ja) * | 2017-08-08 | 2019-02-28 | 株式会社日立製作所 | ウィンドファーム制御システム及びウィンドファームの制御方法 |
CN109458305A (zh) * | 2018-10-23 | 2019-03-12 | 北京金风科创风电设备有限公司 | 风速仪容错控制方法、装置及风电场控制器 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2007285214A (ja) | 風車の制御装置 | |
EP2405133B2 (en) | Wind farm and method of controlling power production of a wind turbine of a wind farm | |
US7952215B2 (en) | Wind turbine generator, wind turbine generator system, and power generation control method of wind turbine generator | |
KR101654498B1 (ko) | 제어 장치 및 방법 그리고 프로그램이 저장된 컴퓨터 판독가능 기록 매체, 그것을 구비한 부체식 풍력 발전 장치 | |
CA2840441C (en) | Method and apparatus for wind turbine noise reduction | |
US7922449B2 (en) | Passive deicing for wind turbine blades | |
EP2728178B1 (en) | System and method for operating wind farm | |
EP2345943A1 (en) | System and method for monitoring and controlling wind turbine blade deflection | |
KR101027743B1 (ko) | 안전기능이 강화된 풍력발전기 | |
US8508061B2 (en) | Wind-power generation system and control method for the same | |
ES2546939T3 (es) | Turbina eólica y procedimiento de detección de hielo asimétrico en una turbina eólica | |
ES2909373T3 (es) | Sistema y método para operar turbinas eólicas para evitar la entrada en pérdida mientras opera con reducción de potencia | |
US20180100486A1 (en) | Wind Farm and Wind Power Generation Apparatus | |
EP3073108B1 (en) | Control for a wind turbine | |
EP2963286A1 (en) | Windturbine and method for stopping the same | |
JP2017534803A (ja) | 風力エネルギープラントの設計方法 | |
CN116641839A (zh) | 一种风力发电机提前对风系统 | |
TWI707086B (zh) | 風力發電廠控制系統及風力發電廠的控制方法 | |
JP2020002835A (ja) | 風力発電装置およびその制御方法、風力発電システム | |
US20110215582A1 (en) | Wind-operated electrical generating system | |
JP2018115635A (ja) | 風力発電システムおよび風力発電方法 | |
JP7174682B2 (ja) | 風力発電装置およびその停止方法 | |
JP2017155708A (ja) | 複数の風力発電装置の制御装置、ウィンドファームまたは複数の風力発電装置の制御方法 | |
CN110486223B (zh) | 一种自适应风向的垂直轴风力机的控制方法 | |
TWI784667B (zh) | 在極端風力狀態下之風力渦輪機操作 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20090707 |