JP2007282972A - 吸収性物品の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】サイズが異なる複数種類の吸収性物品の製造を容易に切り替える。
【解決手段】吸収性物品の製造では、バックシートとなる第1シート部材上に複数の吸収コアを第1ピッチにて配列し(ステップS18)、トップシートおよび側壁部となる第2シート部材により複数の吸収コアを覆うとともに第2シート部材を第1シート部材に接合することにより吸収性物品シートが形成される(ステップS19)。そして、吸収性物品シートに対する圧縮および脚部切り欠きの形成が行われた後、吸収性物品シートが吸収コアの間にて切断されて複数の吸収性物品が形成される。吸収性物品の製造では、吸収コアの配列時に、吸収コアの配列ピッチが第1ピッチと第1ピッチよりも大きい第2ピッチとの間で切り替え可能とされることにより、サイズが異なる2種類の吸収性物品の製造を容易に切り替えることができる。
【選択図】図5.A

Description

本発明は、着用者からの排泄物を受ける吸収性物品の製造方法に関する。
従来より、着用者からの排泄物を受ける吸収性物品の1つとして使い捨ておむつが利用されており、着用者の体型に合わせて、Sサイズ、Mサイズ、Lサイズ、LLサイズ、XLサイズのように、大まかに区分したサイズのものが製造および販売されている。
特許文献1では、1つの製造ラインにおいて異なるサイズの使い捨てパンツを製造する方法として、長手方向の中央部にて2つ折りにされたシート状の吸収性物品を幅方向の左右両側の部分にて接合してパンツ型にする際に、左右の接合部の間の距離を変更することにより、使い捨てパンツの胴回りおよび脚回りのサイズを切り替える技術が開示されている。
特開平8−56988号公報
ところで、近年、大人用の使い捨ておむつの需要は益々増大しており、様々な体型の着用者が使い捨ておむつを利用している。このため、様々なサイズの使い捨ておむつが求められている。
また、利用者の体型は加齢と共に変化するため、使用していた使い捨ておむつの大きさが合わなくなって排泄物が使い捨ておむつから漏れてしまったり胴回り等が締め付けられて着用感が低下する場合がある。しかしながら、1段階小さいまたは大きいサイズを着用しようとしても、小さすぎて着用できなかったり、大きすぎて隙間から排泄物が漏出してしまう恐れがある。したがって、できるだけ多段階に細かく区分されたサイズの使い捨ておむつが求められている。
一方、異なるサイズの使い捨ておむつでは、通常、使い捨ておむつ全体の幅および長さ、並びに、尿等の水分を吸収する吸収コアの幅および長さが異なっている。吸収コアの製造方法の1つとして、略円筒状の吸引ドラムの側面に吸着したパルプや高吸水性樹脂粉末等の吸収性材料をティッシュペーパー等により包むことが行われており、吸収コアの形状は、利用者の体型等に合わせて砂時計型や羽子板型等とされることが多い。吸引ドラムでは、通常、ドラムの周長(すなわち、ドラムの側面の周方向の長さ)が吸収コアの長さの整数倍とされる。
このような吸収コアの製造方法では、異なるサイズの使い捨ておむつを製造する場合、吸収コアのサイズ毎に異なる吸引ドラムを準備する必要があるため、多段階に細かく区分されたサイズの使い捨ておむつを製造しようとすると、多数の吸引ドラムが必要となって使い捨ておむつの製造コストが増加してしまう。また、サイズが異なる使い捨ておむつを1つの製造ラインにて製造しようとすると、サイズの切替時に吸引ドラムを交換する必要があり、サイズ切り替えに多大な時間と労力とが必要になって使い捨ておむつの製造コスト増加の原因となってしまう。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、サイズが異なる複数種類の吸収性物品の製造を容易に切り替えることを目的としている。
請求項1に記載の発明は、着用者からの排泄物を受ける互いにサイズが異なる複数種類の吸収性物品の製造方法であって、a)所定の回転軸を中心として回転する略円筒状の吸引ドラムの側面上において前記回転軸を中心とする周方向に配列される複数の吸着領域に、前記吸引ドラムを回転しつつ吸収性材料を順次吸着する工程と、b)回転する前記吸引ドラムの前記側面に接触または近接しつつ前記側面の移動方向に移動する移動体上に、前記複数の吸着領域から前記吸収性材料を順次転写して連続体である吸収コアシートを形成する工程と、c)前記吸収コアシートを前記複数の吸着領域の間の境界に対応する位置にて切断して複数の吸収コアを形成する工程と、d)長手方向に搬送される第1シート部材上に前記複数の吸収コアを所定の配列ピッチにて前記長手方向に配列し、前記複数の吸収コアを前記第1シート部材とは反対側から第2シート部材にて覆うとともに前記第1シート部材と前記第2シート部材とを前記複数の吸収コアの周囲にて接合して連続体である吸収性物品シートを形成する工程と、e)前記吸収性物品シートを、前記複数の吸収コアの間にて切断してシート状の複数の吸収性物品を形成する工程とを備え、前記d)工程において、前記複数の吸収コアの前記配列ピッチが、第1ピッチと前記第1ピッチよりも大きい第2ピッチとの間で切り替え可能とされ、前記配列ピッチを前記第1ピッチとすることにより、前記e)工程において第1のサイズの吸収性物品が形成され、前記配列ピッチを前記第2ピッチとすることにより、前記e)工程において前記長手方向の長さが前記第1のサイズの吸収性物品よりも長い第2のサイズの吸収性物品が形成される。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の吸収性物品の製造方法であって、前記第2のサイズの吸収性物品を形成する際に、前記b)工程において、前記移動体の移動速度に対する前記吸引ドラムの回転速度の割合を前記第1のサイズの吸収性物品の形成時よりも小さくすることにより、前記第2のサイズの吸収性物品の吸収コアの前記長手方向の長さを前記第1のサイズの吸収性物品の吸収コアの長さよりも長くする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の吸収性物品の製造方法であって、前記長手方向において、前記第2のサイズの吸収性物品の前記吸収コアの長さが、前記第1のサイズの吸収性物品の前記吸収コアの長さの105%以下である。
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の吸収性物品の製造方法であって、前記d)工程よりも後に、f)前記複数の吸収コアのそれぞれの中央の位置の前記長手方向に垂直な幅方向の両側において、前記吸収性物品シートまたは前記複数の吸収性物品の前記第1シートおよび/または前記第2シートの一部を切除して複数の脚部切り欠きを形成する工程をさらに備え、前記第2のサイズの吸収性物品の脚部切り欠きの形成が、前記第1のサイズの吸収性物品の脚部切り欠きの形成に利用されるカッタを利用して行われる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の吸収性物品の製造方法であって、前記f)工程における前記第1シートおよび/または前記第2シートの一部の切除が、搬送される前記吸収性物品シートまたは前記複数の吸収性物品に平行かつ搬送方向に垂直な回転軸を中心として回転する回転式ダイカッタにより、前記吸収性物品シートまたは前記複数の吸収性物品を挟み込むことにより行われ、前記第2のサイズの吸収性物品を形成する際に、前記吸収性物品シートまたは前記複数の吸収性物品の搬送速度に対する前記回転式ダイカッタの回転速度の割合を前記第1のサイズの吸収性物品の形成時よりも小さくすることにより、前記複数の脚部切り欠きの前記長手方向におけるピッチが前記第1のサイズの吸収性物品における前記複数の脚部切り欠きのピッチよりも大きくされる。
本発明では、サイズが異なる複数種類の吸収性物品の製造を容易に切り替えることができる。請求項2および3の発明では、吸引ドラムの吸着領域の形状を変更することなく吸収コアの長さを変更することができる。請求項4および5の発明では、サイズが異なる複数種類の吸収性物品の製造に係るコストの増加を防止することができる。
図1は、本発明の一の実施の形態に係る吸収性物品製造装置により製造された吸収性物品1の構成を示す平面図である。着用者からの排泄物を受ける吸収性物品1は、着用者の腹側に当接する部位と背側に当接する部位とを腰回りで止着して着用するオープンタイプの使い捨ておむつである。図1では、着用者に接する面(すなわち、着用者側)を手前側にして吸収性物品1を描いている。
図2は、吸収性物品1を図1中に示すA−Aの位置で長手方向(すなわち、図1中の上下方向)に垂直な面で切断した断面図である。図1および図2に示すように、吸収性物品1は、略シート状の本体部2、および、本体部2の長手方向のほぼ全長に亘って長手方向に垂直な幅方向(すなわち、図1中の左右方向)の両側に設けられた一対の側壁部3を備える。
図1および図2に示すように、本体部2は、吸収体である吸収コア22、吸収コア22の着用者側の主面を覆うトップシート21、および、吸収コア22の着用者側とは反対側の主面を覆うバックシート23を備える。トップシート21およびバックシート23は、ホットメルト接着剤等により吸収コア22の周囲にて互いに接合され、吸収コア22の側方には側壁部3が接合される。
図1に示すように、吸収コア22は、平面視において長手方向の両端部の幅が中間部の幅よりも大きい形状(いわゆる、砂時計型の形状)を有する。吸収性物品1では、吸収コア22の長手方向の略中央の位置(すなわち、吸収コア22の幅が狭くなっている位置)の幅方向の両側に、着用時に脚用の開口となる脚部切り欠き25が形成されている。脚部切り欠き25のエッジは直線部分および曲線部分を有し、当該エッジの形状は吸収性物品1が着用者の脚周りに適度に密着するように決定される。
図1および図2に示すように、側壁部3は、幅方向の外側の部位がトップシート21およびバックシート23上に接合されるサイドシート31、並びに、サイドシート31の幅方向の内側の端部に接合された長手方向に伸びる弾性部材32を備える。図1に示すように吸収性物品1を広げた状態では、弾性部材32は伸張状態となっている。吸収性物品1では、弾性部材32が収縮することにより、図2に示すように、本体部2の側方において側壁部3が着用者側に向かって立ち上がり、着用時に着用者の足の付け根近傍に当接する立体ギャザーが形成される。なお、各側壁部3には複数の弾性部材32が設けられてもよい。
図1および図2に示すように、吸収性物品1では、また、脚部切り欠き25が形成されている位置の幅方向の端部近傍において、トップシート21およびサイドシート31とバックシート23との間に長手方向に伸びる複数の弾性部材33が接合されている。吸収性物品1では、弾性部材33が収縮することにより、トップシート21およびサイドシート31並びにバックシート23の幅方向の外側の部位(いわゆる、サイドフラップ部)がギャザー状とされて着用者の脚周りに沿うレッグギャザーが形成される。図1に示すように、弾性部材33の長手方向の端部は、バックシート23と吸収コア22との間との間まで伸びている。
本体部2では、吸収コア22の長手方向の両端部よりも外側において、トップシート21とバックシート23との間に、幅方向に伸びる複数の弾性部材26が接合されており、弾性部材26が収縮することにより、トップシート21およびバックシート23の吸収コア22よりも長手方向の外側の部位(いわゆる、エンドフラップ部)がギャザー状とされて着用者の胴周りに沿うウエストギャザーが形成される。
トップシート21は透液性の材料、例えば、親水性繊維により形成された不織布であり、着用者からの排泄物の水分を速やかに捕捉して吸収コア22へと移動させる。トップシート21として利用される不織布は、例えば、ポイントボンド不織布やエアスルー不織布、スパンレース不織布であり、これらの不織布を形成する親水性繊維としては通常、セルロースやレーヨン、コットン等が用いられる。なお、トップシート21として、表面を界面活性剤により親水処理した疎水性繊維(例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル、ポリアミド、ナイロン)にて形成された透液性の不織布が利用されてもよく、また、開孔を有するプラスチックフィルムが利用されてもよい。
吸収コア22は、親水性繊維(例えば、粉砕したパルプ繊維やセルロース繊維)に粒状の吸水性ポリマー(例えば、SAP(Super Absorbent Polymer))を混合した吸収性材料を、ティッシュペーパーや透液性不織布等の上層シート221および下層シート222(図2参照)により包み込んで形成され、トップシート21を透過した水分を吸収して迅速に固定する。親水性繊維を包む上層シート221および下層シート222は、吸収性材料(すなわち、親水性繊維および吸水性ポリマー)とホットメルト接着剤により接合されて、親水性繊維の型崩れ、および、吸水性ポリマーの脱落(特に、吸水後における脱落)を防止する。
バックシート23は、撥水性または不透液性の不織布であり、トップシート21を透過した水分、および、吸収コア22に一旦吸収された水分が、本体部2の着用者側とは反対側にしみ出すのを防止する。バックシート23として利用される不織布は、例えば、スパンボンド不織布やメルトブロー不織布、SMS(スパンボンド・メルトブロー・スパンボンド)不織布であり、必要に応じて撥水処理が施されてもよい。
バックシート23としては、撥水性または不透液性のプラスチックフィルムや、当該プラスチックフィルムの外側に上記不織布が積層された複合材料が利用されてもよい。バックシート23にプラスチックフィルムが利用される場合、着用者の快適性の観点からは、透湿性(すなわち、通気性)を有するプラスチックフィルムが利用されることが好ましい。
サイドシート31は、撥水性または不透液性の不織布(例えば、スパンボンド不織布やメルトブロー不織布、SMS不織布)やプラスチックフィルム、あるいは、これらの複合材料により形成される。吸収性物品1の快適性向上の観点からは、サイドシート31が通気性を有することが好ましい。
弾性部材26,32,33としては、ポリウレタン糸、ポリウレタンフィルム、天然ゴム等が用いられる。本実施の形態では、各弾性部材として、繊度が300〜1850デシテックスのポリウレタン糸が利用され、1.1〜5倍に伸張された状態にて、ホットメルト接着剤や熱圧着、または、超音波接合等の適切な接合方法によりサイドシート31等に接合される。
図1に示すように、吸収性物品1は、本体部2の長手方向の一方の端部(すなわち、図1中の下側の端部であり、着用者の背側に当接する部位)において幅方向の両側に取り付けられた一対の止着部24をさらに備える。吸収性物品1の着用時には、一対の止着部24のそれぞれに2つ設けられた面ファスナ241が、本体部2の長手方向の他方の端部(すなわち、図1中の上側の端部であり、着用者の腹側に当接する部位)において着用者側とは反対側に設けられたフロンタルテープ242に止着される。
止着部24の面ファスナ241は微小なフック部材を多数有しており、面ファスナ241の止着時にはこれらのフック部材がフロンタルテープ242のループ部材と係合する。なお、フロンタルテープ242は不織布や他の布地であってもよく、この場合、面ファスナ241のフック部材は不織布等の繊維群に着脱可能に接合される。また、バックシート23が不織布により形成されている場合等、フロンタルテープ242が省略され、面ファスナ241がバックシート23に直接止着されてもよい。止着部24では、面ファスナ241に代えてホットメルト接着剤等の粘着剤が設けられてもよい。
次に、吸収性物品1を製造する吸収性物品製造装置について説明する。図3は、吸収性物品製造装置4の構成を示す図である。吸収性物品製造装置4は、一定の大きさに裁断された薄板状のパルプ9を供給するパルプ供給機構41、パルプ供給機構41の下流側においてパルプ供給機構41により供給されるパルプ9を粉砕するパルプ粉砕機構42、パルプ粉砕機構42により生成された粉砕パルプを用いて吸収コア22を形成する吸収コア形成機構43、吸収コア形成機構43により形成された吸収コア22を用いて吸収性物品1を形成する吸収性物品形成機構44、および、これらの機構を制御する制御部5を備える。
パルプ供給機構41は、積み重ねられた複数のパルプ9が載置されるパルプ載置部411、パルプ載置部411からパルプ9を1枚ずつ取り出すパルプ取出機構412、パルプ取出機構412からパルプ9を受け取って下流側へと搬送するコンベア413、および、コンベア413の下流側に配置されてパルプ9をパルプ粉砕機構42へと案内する供給路414を備える。
パルプ粉砕機構42は、パルプ9の幅方向(すなわち、図3における紙面に垂直な方向であって、以下、「奥行方向」という。)に平行な回転軸を中心として回転することにより外周面に向かって進入するパルプ9を粉砕する粉砕シリンダ421を備える。粉砕シリンダ421は、回転軸に沿って配列された複数の略円板状の粉砕ブレードを備え、各粉砕ブレードは、外周に一定のピッチで複数の歯を備える。パルプ粉砕機構42では、薄板状のパルプ9が粉砕シリンダ421の複数の歯によって粉砕されることにより、粉砕パルプが生成される。
吸収コア形成機構43は、パルプ粉砕機構42により生成された粉砕パルプが図示省略の送風機構から送られる空気によりその内部を搬送されるダクト431、ダクト431の途中に設けられて粉砕パルプに吸水性ポリマー(例えば、SAP(Super Absorbent Polymer))を混合して吸収性材料を生成するポリマー供給部432、および、図3中の奥行方向に平行な回転軸4330を中心として回転しつつ内部に接続された図示省略の吸引機構により空気を吸引することにより、微細な吸引孔が設けられた側面4331上に吸収性材料を吸着する略円筒状の吸引ドラム433を備える。
図4は、吸引ドラム433の側面4331を展開して示す図である。吸引ドラム433の側面4331では、図4中の上側および下側のエッジ近傍の部位が、空気を透過しないプレート4332により覆われており、上下のプレート4332の間に、回転軸4330方向(すなわち、図4中の上下方向)の幅が回転軸4330を中心とする周方向(すなわち、図4中の左右方向)においてそれぞれ変化する、いわゆる砂時計型の複数(本実施の形態では、6つ)の空気透過領域4333が形成される。図4中では、周方向に連続して配列された複数の空気透過領域4333の間の境界4334を二点鎖線にて示す。吸引ドラム433では、回転軸4330側からの吸引により吸収性材料が空気透過領域4333のみに吸着される。以下の説明では、複数の空気透過領域4333のそれぞれを、「吸着領域4333」という。
図3に示すように、吸収コア形成機構43は、また、吸収コア22の上層シート221および下層シート222(図2参照)となる上層シート部材91および下層シート部材92がそれぞれ巻回されたロールが取り付けられるロール取付部434,435、上層シート部材91および下層シート部材92に接着剤(例えば、ホットメルト接着剤)を付与する接着剤供給部4341,4351、第1圧縮部436、シート切除部437、第1切断部438、並びに、コンベア4301〜4303を備える。
吸収性物品形成機構44は、吸収性物品1のバックシート23(図2参照)となる第1シート部材93が巻回されたロールが取り付けられるロール取付部441、トップシート21(図2参照)となるシート部材の幅方向の両側に側壁部3(図2参照)となるシート部材が接合されている第2シート部材94が巻回されたロールが取り付けられるロール取付部442、第1シート部材93および第2シート部材94に接着剤(例えば、ホットメルト接着剤)を付与する接着剤供給部4411,4421、第2圧縮部443、切欠形成部444、第2切断部445、並びに、コンベア4401〜4405を備える。
次に、吸収性物品製造装置4による吸収性物品1の製造の流れについて説明する。図5.Aおよび図5.Bは、吸収性物品1の製造の流れを示す図である。吸収性物品製造装置4では、互いにサイズが異なる複数種類の吸収性物品を製造することができる。以下の説明では、まず、図5.Aおよび図5.Bに沿って一のサイズの吸収性物品の製造について説明し、その後、異なるサイズの吸収性物品の製造への切り替えについて説明する。なお、実際には多数の吸収性物品が連続して製造されるため、以下のステップは並行して行われている。
吸収性物品製造装置4により吸収性物品1が製造される際には、まず、図3に示すパルプ供給機構41により順次供給される薄板状のパルプ9が、パルプ粉砕機構42により粉砕されて粉砕パルプが生成される(ステップS11)。
続いて、図示省略の送風機構からの送風により、粉砕パルプが吸収コア形成機構43のダクト431中を吸引ドラム433に向かって移動し、ポリマー供給部432により吸水性ポリマーが混合されて吸収性材料とされた後、図3中において時計回りに一定の速度で回転している吸引ドラム433の側面4331に向けて吹き付けられる。吸収性材料(すなわち、粉砕パルプおよび吸水性ポリマー)は、吸引ドラム433の側面4331上において回転軸4330を中心とする周方向に配列される複数の吸着領域4333(図4参照)に所定の厚さまで順次吸着される(ステップS12)。なお、吸収コア22に要求される吸収力によっては吸水性ポリマーの混合は省略される場合もある。
次に、下層シート部材92がロール取付部435に取り付けられたロールから繰り出され、接着剤供給部4351によりその上面に接着剤が塗布された後、コンベア4301上に保持される。コンベア4301(のベルト)は、回転する吸引ドラム433の側面4331に接触または近接しつつ側面4331の移動方向(正確には、下層シート部材92およびコンベア4301と吸引ドラム433の側面4331とが最も近接する位置における側面4331の移動方向であり、当該位置における側面4331の接線方向)に移動する移動体であり、下層シート部材92はコンベア4301により下流側へと搬送される。
吸引ドラム433の複数の吸着領域4333に吸着された吸収性材料は、吸引ドラム433の回転に伴って吸引ドラム433の下側(すなわち、下層シート部材92側)へと移動し、下層シート部材92の上方において吸引ドラム433による吸着が解除されて複数の吸着領域4333からコンベア4301上の下層シート部材92に順次転写される。下層シート部材92上では、転写された吸収性材料が接着剤により接着されてパルプ層900が形成される(ステップS13)。
パルプ層900および下層シート部材92が下流側に搬送されると、ロール取付部434に取り付けられたロールから上層シート部材91が繰り出され、接着剤供給部4341により上層シート部材91の片側の面に接着剤が塗布される。そして、接着剤の塗布面をパルプ層900と対向させた上層シート部材91により、下層シート部材92上のパルプ層900(すなわち、吸収性材料)が下層シート部材92とは反対側から覆われ、上層シート部材91とパルプ層900とが接合されるとともに、パルプ層900の側方にて上層シート部材91と下層シート部材92とが接合されて吸収コア22(図1参照)の連続体である吸収コアシート901が形成される(ステップS14)。
続いて、第1圧縮部436において、吸収コアシート901が2つのローラにより上下から挟み込まれて圧縮される(ステップS15)。これにより、上層シート部材91、下層シート部材92およびパルプ層900間の接着強度が向上され、また、パルプ層900の密度(すなわち、硬さ)が調整される。第1圧縮部436を通過した吸収コアシート901は、コンベア4302によりシート切除部437へと搬送され、吸収性材料の幅が細い部位(すなわち、各吸収コア22の長手方向の中央近傍の部位)の幅方向の両側において、上層シート部材91および下層シート部材92の余剰部位が切除される(ステップS16)。
シート切除部437を通過した吸収コアシート901は、コンベア4303によりさらに下流側へと搬送され、第1切断部438において、複数の吸着領域4333の間の境界4334(図4参照)に対応する位置にて搬送方向に垂直に順次切断されて複数の吸収コア22が形成される(ステップS17)。
吸収性物品製造装置4では、コンベア4401の移動速度がコンベア4303の移動速度よりも大きくされることにより、複数の吸収コア22がコンベア4401上に所定の間隔をあけて配列され、コンベア4401により下流側へと搬送される。吸収性物品形成機構44では、第1シート部材93がロール441に取り付けられたロールから繰り出され、接着剤供給部4411によりその上面に接着剤が塗布された後、コンベア4402によりその長手方向(すなわち、図3中の左方向)に搬送される。吸収性物品形成機構44では、ロール取付部441とコンベア4402との間において、図示省略の接合機構により第1シート部材93の下面にフロンタルテープ242(図1参照)が接合され、第1シート部材93の上面に弾性部材33が接合される。
複数の吸収コア22は、コンベア4402上の第1シート部材93により受け取られ、第1シート部材93上に所定の配列ピッチにて当該長手方向に配列される(ステップS18)。そして、複数の吸収コア22は、第1シート部材93上に接着された状態で第1シート部材93と共に下流側へと搬送される。次に、コンベア4402上の第1シート部材93に対して、図示省略の接合機構により弾性部材26および止着部24(図1参照)が接合される。なお、弾性部材26および止着部24の接合は、吸収コア22の第1シート部材93上への配列よりも前に行われてもよい。
吸収コア22および第1シート部材93が下流側に搬送されると、ロール442に取り付けられたロールから第2シート部材94が繰り出され、接着剤供給部4421により第2シート部材94の片側の面に接着剤が塗布される。そして、接着剤の塗布面を吸収コア22と対向させた第2シート部材94により、第1シート部材93上の複数の吸収コア22が第1シート部材93とは反対側から覆われ、第2シート部材94と吸収コア22とが接合されるとともに、吸収コア22の周囲にて第1シート部材93と第2シート部材94とが接合されて吸収性物品1(図1参照)の連続体である吸収性物品シート902が形成される(ステップS19)。図6は、吸収性物品シート902を示す平面図である。吸収性物品形成機構44では、図6に示すように、吸収性物品シート902の両側の止着部24が第2シート部材94側へと折り返される。
続いて、図3に示す第2圧縮部443において、吸収性物品シート902が2つのローラにより上下から挟み込まれて圧縮される(ステップS20)。これにより、第1シート部材93、第2シート部材94および吸収コア22間の接着強度が向上される。第2圧縮部443を通過した吸収性物品シート902は、コンベア4403によりさらに下流側へと搬送され、切欠形成部444へと搬送される。
切欠形成部444は、下流側へと搬送される吸収性物品シート902に平行かつ搬送方向に垂直な回転軸(すなわち、図3中の奥行方向を向く回転軸)を中心として回転する回転式ダイカッタである。切欠形成部444は、脚部切り欠き25(図2参照)に対応する形状を有する刃を外側面に有するとともに吸収性物品シート902の上側において図3中の奥行方向を向く回転軸を中心として回転する略円筒状の回転刃4441、および、吸収性物品シート902の下側において奥行方向を向く回転軸を中心として回転するとともに回転刃4441の刃との間に吸収性物品シート902を挟み込んでその一部を切除するアンビルロール4442を備える。
吸収性物品製造装置4では、切欠形成部444(すなわち、回転式ダイカッタの回転刃4441およびアンビルロール4442)により吸収性物品シート902を挟み込むことにより、複数の吸収コア22のそれぞれの長手方向の略中央の位置の幅方向の両側において、図6に示す吸収性物品シート902の第1シート部材93および第2シート部材94の一部(すなわち、図6中において平行斜線を付して示す部位9021)が切除されて複数の脚部切り欠き25(図1参照)が形成される(ステップS21)。吸収性物品シート902では、長手方向における複数の脚部切り欠き25のピッチが、複数の吸収コア22の配列ピッチに等しくされる。なお、切欠形成部444では、第1シート部材93および第2シート部材94の形状、並びに、脚部切り欠き25の形状等に合わせて、第1シート部材93の一部または第2シート部材94の一部のいずれかのみが切除されてもよい。
脚部切り欠き25が形成された吸収性物品シート902は、図3に示すコンベア4404によりさらに下流に搬送され、第2切断部445において、複数の吸収コア22の間の所定の位置にて搬送方向に垂直に順次切断されてシート状の複数の吸収性物品1が形成される(ステップS22)。そして、コンベア4405により、複数の吸収性物品1が吸収性物品製造装置4から順次搬出される。なお、吸収性物品製造装置4では、吸収性物品1の搬出よりも前に、各吸収性物品1が包装袋の大きさに合うように折り畳まれてもよい。あるいは、吸収性物品シート902が端部から折り畳まれた後に切断されることにより、折り畳まれた状態の複数の吸収性物品1が形成されてもよい。
次に、吸収性物品製造装置4において製造される吸収性物品のサイズの切り替えについて説明する。図7は、図1に示す第1のサイズの吸収性物品1(以下、「第1吸収性物品1」という。)よりも長手方向の長さL1が長い第2のサイズの吸収性物品1a(以下、「第2吸収性物品1a」という。)を示す平面図である。第2吸収性物品1aは、図1に示す第1吸収性物品1の吸収コア22よりも長手方向の長さL2が長い吸収コア22aを備える。本実施の形態では、長手方向における吸収コア22aの長さL2は、吸収コア22の長さの105%とされる。なお、図7では、図示の都合上、右側の止着部24の一部の図示を省略している。
第2吸収性物品1aの製造の流れは、図5.Aおよび図5.Bに示す第1吸収性物品1の製造の流れとほぼ同様である。図3に示す吸収性物品製造装置4により第2吸収性物品1aが製造される際には、まず、薄板上のパルプ9から生成された粉砕パルプに吸水性ポリマーが混合されて吸収性材料が生成され、第1吸収性物品1の製造時と等しい一定の速度で回転している吸引ドラム433の側面4331上において複数の吸着領域4333(図4参照)に順次吸着される(ステップS11,S12)。
続いて、ロール取付部435から繰り出されて上面に接着剤が塗布された下層シート部材92が、コンベア4301により下流側へと搬送される。吸収性物品製造装置4では、制御部5によりコンベア4301が制御されることにより、コンベア4301の移動速度(すなわち、下層シート部材92の搬送速度)が、第1吸収性物品1の製造時よりも大きくされる。本実施の形態では、第2吸収性物品1aの製造時におけるコンベア4301の移動速度は、第1吸収性物品1の製造時におけるコンベア4301の移動速度の107%とされる。
吸収コア形成機構43では、吸引ドラム433の側面4331上に吸着された吸収性材料が、複数の吸着領域4333からコンベア4301上の下層シート部材92に順次転写され、下層シート部材92上にパルプ層900が形成される(ステップS13)。第2吸収性物品1aの製造では、吸引ドラム433の回転速度が第1吸収性物品1の製造時と等しい状態で、第1吸収性物品1の製造時と比べてコンベア4301の移動速度が大きくされるため、パルプ層900における各吸着領域4333に対応する部分の長手方向の長さ(すなわち、吸収コア22aの長手方向の長さ)が、第1吸収性物品1の製造時よりも長くなる。
次に、ロール取付部434から繰り出されて片側の面に接着剤が塗布された上層シート部材91により、下層シート部材92上のパルプ層900が下層シート部材92とは反対側から覆われ、上層シート部材91と下層シート部材92とが接合されて吸収コア22a(図7参照)の連続体である吸収コアシート901が形成される(ステップS14)。
吸収コアシート901は、第1圧縮部436において圧縮され、シート切除部437において上層シート部材91および下層シート部材92の余剰部位の切除が行われ、さらに、第1切断部438において切断される。これにより、複数の吸収コア22a(図7参照)が形成される(ステップS15〜S17)。吸収性物品製造装置4では、制御部5により第1切断部438が制御されることにより、第1吸収性物品1の製造時に比べて、コンベア4303の移動に対する第1切断部438における切断のタイミングが遅延される(すなわち、1回の切断から次の切断までの間にコンベア4303上の吸収コアシート901が移動する距離が大きくされる)。その結果、吸収コア22aの長手方向の長さL2が第1吸収性物品1の吸収コア22よりも長くされる。
吸収性物品製造装置4では、コンベア4401の移動速度がコンベア4303の移動速度よりも大きくされることにより、複数の吸収コア22aがコンベア4401上に所定の間隔をあけて配列されて下流側へと搬送される。吸収性物品製造装置4では、制御部5によりコンベア4401が制御されることにより、コンベア4401の移動速度のコンベア4303の移動速度に対する割合が、第1吸収性物品1の製造時よりも大きくされる。これにより、コンベア4401上における複数の吸収コア22aのピッチが、第1吸収性物品1の製造時よりも大きくされる。
吸収性物品形成機構44では、ロール取付部441から繰り出されて上面に接着剤が塗布されるとともに上面および下面に弾性部材33およびフロンタルテープ242が接合された第1シート部材93がコンベア4402により下流側へと搬送され、複数の吸収コア22aが第1シート部材93上に所定の配列ピッチにて配列される(ステップS18)。第2吸収性物品1aの製造では、コンベア4401上における複数の吸収コア22aのピッチが第1吸収性物品1の製造時よりも大きくされているため、第1シート部材93上における複数の吸収コア22aの配列ピッチ(以下、「第2ピッチ」という。)も第1吸収性物品1の製造時における複数の吸収コア22の配列ピッチ(以下、「第1ピッチ」という。)よりも大きくされる。
続いて、第1シート部材93に対する弾性部材26および止着部24の接合が行われた後、ロール取付部442から繰り出されて片側の面に接着剤が塗布された第2シート部材94により、第1シート部材93上の複数の吸収コア22aが第1シート部材93とは反対側から覆われ、第1シート部材93と第2シート部材94とが接合されて吸収性物品1a(図7参照)の連続体である吸収性物品シート902が形成される(ステップS19)。
吸収性物品形成機構44では、止着部24が第2シート部材94側へと折り返された後、第2圧縮部443により吸収性物品シート902が圧縮される(ステップS20)。そして、コンベア4403により吸収性物品シート902が切欠形成部444へと搬送され、切欠形成部444において、複数の吸収コア22aのそれぞれの長手方向の略中央の位置の幅方向の両側において、吸収性物品シート902の第1シート部材93および第2シート部材94の一部が切除されて複数の脚部切り欠き25が形成される(ステップS21)。
上述のように、吸収性物品シート902における複数の吸収コア22aの配列ピッチである第2ピッチは、第1吸収性物品1の製造時における複数の吸収コア22の配列ピッチである第1ピッチよりも大きい。吸収性物品製造装置4では、制御部5により切欠形成部444が制御されることにより、コンベア4403の移動速度(すなわち、吸収性物品シート902の搬送速度)に対する回転刃4441およびアンビルロール4442の回転速度の割合が、第1吸収性物品1の製造時よりも小さくされる。これにより、複数の脚部切り欠き25の長手方向におけるピッチが第1吸収性物品1の製造時よりも大きくされて吸収コア22aの配列ピッチ(すなわち、第2ピッチ)に等しくされる。その結果、吸収性物品シート902において第1ピッチよりも大きい第2ピッチにて配列された複数の吸収コア22aのそれぞれに対応する位置(すなわち、各吸収コア22aの長手方向中央の幅方向の両側)に脚部切り欠き25が形成される。また、第2吸収性物品1aの脚部切り欠き25の形状は、第1吸収性物品1の脚部切り欠き25の形状を長手方向に拡大した形状となる。
その後、コンベア4404により吸収性物品シート902が第2切断部445へと搬送され、第2切断部445において、複数の吸収コア22aの間の所定の位置にて吸収性物品シート902が搬送方向に垂直に順次切断されてシート状の複数の第2吸収性物品1aが形成される(ステップS22)。吸収性物品製造装置4では、制御部5により第2切断部445が制御されることにより、第1吸収性物品1の製造時に比べて、コンベア4404の移動に対する第2切断部445における切断のタイミングが遅延される(すなわち、1回の切断から次の切断までの間にコンベア4404上の吸収性物品シート902が移動する距離が大きくされる)。その結果、第2吸収性物品1aの長手方向の長さL1が第1吸収性物品1よりも長くされる。
以上に説明したように、吸収性物品製造装置4の吸収性物品形成機構44では、ステップS18において第1シート部材93上に吸収コアを配列する際に、吸収コアの配列ピッチが第1ピッチと第1ピッチよりも大きい第2ピッチとの間で切り替え可能とされ、当該配列ピッチを第1ピッチとすることにより、ステップS22において第1吸収性物品1が形成され、当該配列ピッチを第2ピッチとすることにより、ステップS22において長手方向の長さが第1吸収性物品1よりも長い第2吸収性物品1aが形成される。このように、吸収性物品製造装置4では、制御部5により吸収性物品形成機構44が制御されることにより、サイズが異なる2種類の吸収性物品の製造を容易に切り替えることができる。
また、吸収性物品形成機構44では、ステップS18において吸収コアの配列ピッチを第1ピッチおよび第2ピッチと異なる第3ピッチとすることにより、ステップS22において長手方向の長さが第1吸収性物品1および第2吸収性物品1aと異なる他のサイズの吸収性物品を形成することもできる。すなわち、吸収性物品製造装置4では、サイズが異なる複数種類(2種類以上)の吸収性物品の製造を容易に切り替えることができる。
吸収コア形成機構43では、第2吸収性物品1aの形成時に、ステップS13において吸引ドラム433の複数の吸着領域4333から下層シート部材92上に吸収性材料を順次転写する際に、下層シート部材92の搬送速度(すなわち、コンベア4301の移動速度)に対する吸引ドラム433の回転速度の割合が、第1吸収性物品1の形成時よりも小さくされることにより、第2吸収性物品1aの吸収コア22aの長手方向の長さが第1吸収性物品1の吸収コア22の長さよりも長くされる。
このように、吸収性物品製造装置4では、制御部5により吸収コア形成機構43が制御されることにより、吸引ドラム433の吸着領域4333の形状を変更することなく吸収コアの長さを容易に変更することができる。これにより、吸引ドラム433の交換等を行うことなく、異なるサイズの吸収コアを有する複数種類の吸収性物品を容易に製造することができる。その結果、複数種類のサイズの吸収性物品の製造に係るコストを低減することができる。
吸収性物品製造装置4では、複数種類のサイズの吸収性物品を低コストにて製造することができるため、多段階に細かく区分されたサイズの吸収性物品を容易に製造することができる。このように、異なるサイズの吸収性物品間における大きさの差を小さくして(好ましくは、隣接するサイズの2種類の吸収性物品において、一方の吸収コアの長さを他方の吸収コアの長さの105%以下とする。)、多種類のサイズの吸収性物品を製造することにより、様々な体型の着用者に対して、あるいは、加齢等により体型が微妙に変化した着用者に対して着用感(特に、密着性)が良い吸収性物品を提供することができる。
ところで、上記のように、吸着領域4333の形状を変更することなく、下層シート部材92の搬送速度に対する吸引ドラム433の回転速度の割合を小さくして吸収コアの長さを長くする場合、吸引ドラム433から下層シート部材92への転写時に吸収性材料が長手方向に引き延ばされることになる。したがって、仮に吸着領域4333に吸着された吸収性材料の厚さが一定とすると、第2吸収性物品1aの吸収コア22aの厚さは第1吸収性物品1の吸収コア22よりも僅かに薄くなる。吸収コア形成機構43では、第2吸収性物品1aの形成時に、パルプ9の粉砕速度を高くして、吸着領域4333に吸着される吸収性材料の厚さを第1吸収性物品1の形成時よりも厚くすることにより、吸収コア22aの厚さを第1吸収性物品1の吸収コア22の厚さと等しくすることができる。
吸収性物品形成機構44の切欠形成部444では、第2吸収性物品1aの形成時に、ステップS21における脚部切り欠き25の形成が、第1吸収性物品1の脚部切り欠き25の形成に利用される回転式ダイカッタ(すなわち、回転刃4441およびアンビルロール4442)を利用して行われる。このように、異なるサイズの吸収性物品の製造においてカッタを変更することなく脚部切り欠き25を形成することにより、サイズが異なる複数種類の吸収性物品の製造に係るコストの増加を防止することができる。また、吸収性物品シート902の搬送速度に対する回転式ダイカッタの回転速度の割合を変更することにより、脚部切り欠き25の長手方向のピッチを変更することができるため、サイズが異なる複数種類の吸収性物品をより容易に製造することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。
ステップS13の吸収性材料の転写では、第2吸収性物品1aの製造時に、コンベア4301の移動速度に対する吸引ドラム433の回転速度の割合が第1吸収性物品1の形成時よりも小さくされていればよく、例えば、コンベア4301の移動速度を一定としたまま、吸引ドラム433の回転速度が第1吸収性物品1の製造時よりも小さくされてもよい。また、コンベア4301の移動速度、および、吸引ドラム433の回転速度の双方が変更されてもよい。
ステップS17では、例えば、吸収コアシート901の切断による吸収コアの形成と並行して、吸収コアの長手方向端部の幅方向の両側(すなわち、角部)が切除されてもよい。また、当該角部の切除は、シート切除部437における上層シート部材91および下層シート部材92の余剰部位の切除と並行して行われてもよい。
ステップS18の第1シート部材93上への吸収コアの配列では、第2吸収性物品1aの製造時に、コンベア4401の移動速度がコンベア4303の移動速度と等しくされ、コンベア4402の移動速度のコンベア4401の移動速度に対する割合が、第1吸収性物品1の製造時よりも大きくされることにより、複数の吸収コア22aの配列ピッチが複数の吸収コア22の配列ピッチよりも大きくされてもよい。
ステップS21の脚部切り欠き25の形成は、吸収性物品シート902の形成よりも後に行われるのであれば、必ずしも吸収性物品シート902に対して行われる必要はなく、第2切断部445による吸収性物品シート902の切断後に、複数の吸収性物品に対して順次行われてもよい。この場合、複数の吸収性物品が切欠形成部444へと順次搬送され、回転式ダイカッタにより挟み込まれることにより、各吸収性物品のバックシート23並びにトップシート21および側壁部3の一部が切除される。
吸収コア形成機構43の吸引ドラム433では、複数の吸着領域4333が必ずしも連続して設けられる必要はなく、例えば、図8.Aの展開図に示すように、複数の吸着領域4333aが間に非吸着領域4332aを挟みつつ側面4331上において断続的に配列されてもよい。また、図8.Bに示すように、回転軸方向(すなわち、図8.B中の上下方向)の幅が周方向(すなわち、図8.B中の左右方向)において一定である矩形の吸着領域4333bが、側面4331上において周方向に複数配列されてもよい。
上記実施の形態に係る吸収性物品では、吸収性材料を包む上層シート221および下層シート222(図2参照)が省略されてもよい。この場合、吸収コア形成機構43では、吸引ドラム433の側面4331に吸着された吸収性材料が、コンベア4301のベルト上に直接転写されてパルプ層900が形成され、コンベア4301により下流側へと搬送される。そして、第1圧縮部436において圧縮され、第1切断部438において切断された後、吸収性物品形成機構44へと搬送されて第1シート部材93上に配列される。なお、吸収性材料のより円滑な搬送、および、吸収性材料中の繊維の飛散抑制の観点からは、パルプ層900は上層シート部材91および下層シート部材92により覆われることが好ましい。
吸収性物品形成機構44では、第2シート部材94のロールが取り付けられるロール取付部442に代えて、吸収性物品のトップシート21となるシート部材(以下、「トップシート部材」という。)のロール、および、一対の側壁部3となるシート部材(以下、「側壁部シート部材」という。)のロールがそれぞれ個別に取り付けられるロール取付部が設けられ、トップシート部材が吸収コアを覆いつつ第1シート部材93に接合された後、幅方向の両側に側壁部シート部材が接合されてもよい。
吸収性物品形成機構44の切欠形成部444では、回転式ダイカッタに代えて、例えば、昇降式のカッタが利用されてもよい。この場合、第1吸収性物品1および第2吸収性物品1aに形成される脚部切り欠き25の形状は同じとなる。
吸収性物品製造装置4では、第1吸収性物品1および第2吸収性物品1aの製造において、必ずしも吸収コアの長さを変更する必要はない。例えば、長さが等しい吸収コアを有するとともに全体の長さが互いに異なる第1吸収性物品1および第2吸収性物品1aが形成されてもよい。
上記実施の形態に係る吸収性物品の製造方法は、パンツタイプの使い捨ておむつや使い捨ておむつの内側に取り付けられて使用される補助吸収具等、オープンタイプの使い捨ておむつ以外の吸収性物品の製造にも適用することができ、これにより、サイズが異なる複数種類の吸収性物品を容易に製造することができる。
吸収性物品の平面図である。 吸収性物品の断面図である。 吸収性物品製造装置の構成を示す図である。 吸引ドラムの側面を示す展開図である。 吸収性物品の製造の流れを示す図である。 吸収性物品の製造の流れを示す図である。 吸収性物品シートの平面図である。 第2吸収性物品の平面図である。 他の吸引ドラムの側面を示す展開図である。 他の吸引ドラムの側面を示す展開図である。
符号の説明
1,1a 吸収性物品
22,22a 吸収コア
25 脚部切り欠き
93 第1シート部材
94 第2シート部材
433 吸引ドラム
444 切欠形成部
901 吸収コアシート
902 吸収性物品シート
4301 コンベア
4330 回転軸
4331 側面
4333,4333a,4333b 吸着領域
4334 境界
4441 回転刃
4442 アンビルロール
S11〜S22 ステップ

Claims (5)

  1. 着用者からの排泄物を受ける互いにサイズが異なる複数種類の吸収性物品の製造方法であって、
    a)所定の回転軸を中心として回転する略円筒状の吸引ドラムの側面上において前記回転軸を中心とする周方向に配列される複数の吸着領域に、前記吸引ドラムを回転しつつ吸収性材料を順次吸着する工程と、
    b)回転する前記吸引ドラムの前記側面に接触または近接しつつ前記側面の移動方向に移動する移動体上に、前記複数の吸着領域から前記吸収性材料を順次転写して連続体である吸収コアシートを形成する工程と、
    c)前記吸収コアシートを前記複数の吸着領域の間の境界に対応する位置にて切断して複数の吸収コアを形成する工程と、
    d)長手方向に搬送される第1シート部材上に前記複数の吸収コアを所定の配列ピッチにて前記長手方向に配列し、前記複数の吸収コアを前記第1シート部材とは反対側から第2シート部材にて覆うとともに前記第1シート部材と前記第2シート部材とを前記複数の吸収コアの周囲にて接合して連続体である吸収性物品シートを形成する工程と、
    e)前記吸収性物品シートを、前記複数の吸収コアの間にて切断してシート状の複数の吸収性物品を形成する工程と、
    を備え、
    前記d)工程において、前記複数の吸収コアの前記配列ピッチが、第1ピッチと前記第1ピッチよりも大きい第2ピッチとの間で切り替え可能とされ、
    前記配列ピッチを前記第1ピッチとすることにより、前記e)工程において第1のサイズの吸収性物品が形成され、前記配列ピッチを前記第2ピッチとすることにより、前記e)工程において前記長手方向の長さが前記第1のサイズの吸収性物品よりも長い第2のサイズの吸収性物品が形成されることを特徴とする吸収性物品の製造方法。
  2. 請求項1に記載の吸収性物品の製造方法であって、
    前記第2のサイズの吸収性物品を形成する際に、前記b)工程において、前記移動体の移動速度に対する前記吸引ドラムの回転速度の割合を前記第1のサイズの吸収性物品の形成時よりも小さくすることにより、前記第2のサイズの吸収性物品の吸収コアの前記長手方向の長さを前記第1のサイズの吸収性物品の吸収コアの長さよりも長くすることを特徴とする吸収性物品の製造方法。
  3. 請求項2に記載の吸収性物品の製造方法であって、
    前記長手方向において、前記第2のサイズの吸収性物品の前記吸収コアの長さが、前記第1のサイズの吸収性物品の前記吸収コアの長さの105%以下であることを特徴とする吸収性物品の製造方法。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の吸収性物品の製造方法であって、
    前記d)工程よりも後に、
    f)前記複数の吸収コアのそれぞれの中央の位置の前記長手方向に垂直な幅方向の両側において、前記吸収性物品シートまたは前記複数の吸収性物品の前記第1シートおよび/または前記第2シートの一部を切除して複数の脚部切り欠きを形成する工程をさらに備え、
    前記第2のサイズの吸収性物品の脚部切り欠きの形成が、前記第1のサイズの吸収性物品の脚部切り欠きの形成に利用されるカッタを利用して行われることを特徴とする吸収性物品の製造方法。
  5. 請求項4に記載の吸収性物品の製造方法であって、
    前記f)工程における前記第1シートおよび/または前記第2シートの一部の切除が、搬送される前記吸収性物品シートまたは前記複数の吸収性物品に平行かつ搬送方向に垂直な回転軸を中心として回転する回転式ダイカッタにより、前記吸収性物品シートまたは前記複数の吸収性物品を挟み込むことにより行われ、
    前記第2のサイズの吸収性物品を形成する際に、前記吸収性物品シートまたは前記複数の吸収性物品の搬送速度に対する前記回転式ダイカッタの回転速度の割合を前記第1のサイズの吸収性物品の形成時よりも小さくすることにより、前記複数の脚部切り欠きの前記長手方向におけるピッチが前記第1のサイズの吸収性物品における前記複数の脚部切り欠きのピッチよりも大きくされることを特徴とする吸収性物品の製造方法。
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