JP2007282372A - 駆動装置及び光学装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】接着に際して仮止め用のジグを必要とする時間を短縮し、ジグの数量が削減でき、ジグに要する費用の削減によるコストダウンが可能な圧電素子を用いた駆動装置を得ること。
【解決手段】駆動パルス発生手段に接続されて伸縮する圧電素子と、圧電素子の一方の端部に固着されたガイド部材と、圧電素子の他方の端部に固着された錘と、錘が固着された固定用部材と、を有する駆動装置において、錘と固定用部材とを、硬化に要する時間の異なる接着手段を用いて固着した駆動装置とする。
【選択図】図1
【解決手段】駆動パルス発生手段に接続されて伸縮する圧電素子と、圧電素子の一方の端部に固着されたガイド部材と、圧電素子の他方の端部に固着された錘と、錘が固着された固定用部材と、を有する駆動装置において、錘と固定用部材とを、硬化に要する時間の異なる接着手段を用いて固着した駆動装置とする。
【選択図】図1
Description
本発明は圧電素子(ピエゾ素子)等の電気機械変換素子、特に圧電素子を用いた駆動装置及び該駆動装置を用いた光学装置に関するものである。
従来より、小型で高出力の駆動装置として、圧電素子の伸縮速度を制御することにより被駆動体である移動体を移動させる駆動装置が知られている。
この駆動装置は、圧電素子の一方の端部にガイド部材が固着され、ガイド部材に被駆動部材が摩擦結合された構成のものであり、圧電素子に鋸歯状波の駆動パルスを印加して、ガイド部材を軸方向に往復振動させ、被駆動部材を軸方向に移動させるものである。
このような駆動装置の圧電素子とガイド部材の接着に関し、接着剤を圧電素子端面及び側面部に塗布して、圧電素子とガイド部材を接着したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、これらの接着に用いられる接着剤としては熱硬化性エポキシ系の接着剤が一般的に用いられている。
特開2005−331761号公報
上記の特許文献1に記載の駆動装置は、圧電素子とガイド部材を充分な強度で接着でき、耐久性に富み信頼性の高い駆動装置を得ることができるものである。
しかし、熱硬化性エポキシ系の接着剤は、硬化温度が60〜150度程度、硬化時間に30〜120分程度を要するものである。一方、圧電素子の他方の端部は固定用の固定部材に接着されたり、錘を介して固定部材に接着される。この接着の工程では固定部材と圧電素子もしくは錘が離間しないように、双方を仮止めしておくためのジグが用いられる。
この接着に熱硬化性エポキシ系の接着剤を使用する場合、ガイド部材と圧電素子と固定部材とで構成された部位、またはガイド部材と圧電素子と錘と固定部材とで構成された部位に対し、熱硬化性エポキシ系の接着剤が硬化するまでの長い時間、圧電素子と固定部材または錘と固定部材の仮止めのためのジグが占有されてしまう問題がある。このため、量産時には大量の仮止めジグを用意する必要があると共に、上記の硬化温度に昇温し、高温を維持するための大きな炉が必要であり、生産用の仮止め用のジグ等の設備の費用が増大してしまうことになる。
また、硬化に際し、より高温(例えば100度以上)にすると、硬化時間は短縮できるが、例えば樹脂成形レンズや、樹脂で形成された鏡枠等の樹脂部品を組み付けた状態での接着の場合には、樹脂部品が変形を起こす可能性があり、このような場合にはあまり高温にすることはできない。
本発明は、上記問題に鑑み、樹脂部品を組み付けた状態での接着も可能で、接着に際して仮止め用のジグを必要とする時間を短縮し、ジグの数量が削減でき、即ち、ジグに要する費用の削減によるコストダウンが可能な駆動装置を得ることを目的とするものである。
上記の目的は、下記に記載する発明により達成される。
1.駆動パルス発生手段に接続されて伸縮する圧電素子と、前記圧電素子の一方の端部に固着されたガイド部材と、前記圧電素子の他方の端部に固着された錘と、前記錘が固着された固定用部材と、を有する駆動装置において、前記錘と前記固定用部材とを、第1接着手段と、前記第1接着手段とは硬化に要する時間の異なる第2接着手段を用いて固着したことを特徴とする駆動装置。
2.駆動パルス発生手段に接続されて伸縮する圧電素子と、前記圧電素子の一方の端部に固着されたガイド部材と、前記圧電素子の他方の端部に固着された錘と、前記錘が固着された固定用部材と、を有する駆動装置において、前記錘と前記固定用部材とを、第1接着手段と前記第1接着手段とは硬化に要する時間の異なる第2接着手段を有する接着剤を用いて固着したことを特徴とする駆動装置。
3.駆動パルス発生手段に接続されて伸縮する圧電素子と、前記圧電素子の一方の端部に固着されたガイド部材と、前記圧電素子の他方の端部に固着された固定用部材と、を有する駆動装置において、前記圧電素子と前記固定用部材とを、第1接着手段と、前記第1接着手段とは硬化に要する時間の異なる第2接着手段を用いて固着したことを特徴とする駆動装置。
4.駆動パルス発生手段に接続されて伸縮する圧電素子と、前記圧電素子の一方の端部に固着されたガイド部材と、前記圧電素子の他方の端部に固着された固定用部材と、を有する駆動装置において、前記圧電素子と前記固定用部材とを、第1接着手段と前記第1接着手段とは硬化に要する時間の異なる第2接着手段を有する接着剤を用いて固着したことを特徴とする駆動装置。
5.前記第1接着手段と前記第2接着手段は、硬化手段の異なる接着手段であることを特徴とする1〜4のいずれかに記載の駆動装置。
6.前記第1接着手段は、光硬化性の接着剤であることを特徴とする1〜5のいずれかに記載の駆動装置。
7.前記第2接着手段は、湿気硬化、熱硬化、プライマー硬化、嫌気硬化のいずれかの性質を有する接着剤であることを特徴とする1〜6のいずれかに記載の駆動装置。
8.前記第1接着手段を外部から光照射が可能な部位に塗布し、前記第2接着手段を外部から光照射が困難な部位に塗布したことを特徴とする1〜7のいずれかに記載の駆動装置。
9.1〜8のいずれかに記載の駆動装置を備え、前記駆動装置により光学素子を移動させることを特徴とする光学装置。
本発明によれば、接着に際して仮止め用のジグを必要とする時間を短縮でき、ジグの数量が削減でき、ジグに要する費用の削減によるコストダウンが可能な駆動装置を得ることが可能となり、該駆動装置を備えた低コストの光学装置を得ることが可能となる。
以下、実施の形態により本発明を詳しく説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
図1は、本実施の形態に係る駆動装置1を備えた光学装置の一例を示す概略図である。
同図において、駆動装置1は、駆動源となる圧電素子10と、圧電素子10の一方の端部に固着され、圧電素子10の伸縮により軸方向に移動するロッド状のガイド部材20と、ガイド部材20に摩擦結合された移動部材30と、圧電素子10の他方の端部には錘15が固着され、錘15が固定される固定用部材16を備えている。
ガイド部材20と圧電素子10、圧電素子10と錘15、錘15と固定用部材16は、それぞれ接着剤により接着固定されている。特に、錘15と固定用部材16は硬化に要する時間の異なる複数種の接着剤を用いて固着されている。
また、3a、3bは不図示の光学装置を構成する部材から延設された支持部材であり、支持部材3a、3bにはガイド部材20が貫通嵌合している。
移動部材30は、OAを光軸とする光学素子であるレンズ6を保持する鏡枠31を有し、鏡枠31にはガイド部材20が貫通する穴部が形成されている。鏡枠31に組み付けられた摩擦部材35は、バネ部材36によりガイド部材20に押圧されている。この押圧による摩擦力で鏡枠31は、ガイド部材20に支持され停止した状態となっている。
駆動回路4は、導線5を介して圧電素子10の各電極12に接続されており、圧電素子10に駆動パルスを供給するものである。圧電素子10は、この駆動パルスにより伸縮動作を行い、移動部材30を光軸OAに沿って移動させるものである。
図2は、駆動回路4が圧電素子10に与える鋸歯状駆動パルスの例を示す図である。駆動回路4は鋸歯状の駆動パルスを発振する公知の発振回路が用いられる。
同図(a)に示す、緩やかな立ち上がり部111と急峻な立ち下がり部112が所定周期で繰り返す駆動パルスと、同図(b)に示す、急峻な立ち上がり部113と緩やかな立ち下がり部114が所定周期で繰り返す駆動パルスのいずれかを所定量、圧電素子10に与えることにより、移動体30の移動方向及び移動量を制御することができる。鋸歯状の駆動パルスは、周波数を20〜30KHz程度の可聴域を超えるように設定することで人間の可聴域から外すことができ好ましいが、それに限定されるものではない。
以上が、本実施の形態に係る駆動装置を備えた光学装置の概略である。なお、この光学装置は、レンズ6の像面に撮像素子が配置された撮像装置の一部であってもよいし、CD、DVD等の光情報記録媒体への書き込み及び再生の少なくとも一方を行う光ピックアップ装置の一部であってもよい。
以下に、本実施の形態に係る駆動装置の錘15と固定用部材16の接着について詳しく説明する。なお、以下の図においては、説明の重複を避けるため、同部材には同符号を付与して説明する。
図3は、硬化に要する時間の異なる接着手段A及びBの塗布状態を示す模式図である。同図は固定用部材16と錘15の間の塗布状態を透視した図である。
図4は、本実施の形態に係る駆動装置の錘15と固定用部材16の接着工程の状態を示す側断面図である。
図5は、本実施の形態に係る駆動装置の錘15と固定用部材16の接着工程の状態を示す斜視図である。同図は、支持部材3a、3b、ガイド部材20、圧電素子10、錘15、固定用部材16を抜き出したものであり、移動体30は省略してある。
ガイド部材20、圧電素子10、錘15は予め接着により組み立てられ小ユニットとされた後、ガイド部材20を支持部材3aに貫通させ、ガイド部材20に移動体30を組み付け、更にガイド部材20の端部を支持部材3bに貫通させて組み立てられている。
この後、図3に示すように、錘15の端面もしくは固定用部材16の接着位置に硬化に要する時間が異なる、好ましくは異なる硬化手段の接着手段A及びBが塗布される。
接着手段Aは、望ましくは紫外線硬化型の接着剤であり、駆動装置が組み立てられた状態で、駆動装置の外側から紫外線を含む光を照射可能な部位に塗布される。即ち、図3に示す如く、錘15の外周部のうち駆動装置の外側に塗布される。
一方、接着手段Bは、接着手段Aとは異なる硬化手段を有する、例えば、湿気硬化、熱硬化、プライマー硬化、嫌気硬化のいずれかの性質を有する接着剤が用いられ、図3に示す如く、錘15と固定用部材16に挟まれる領域及び錘15の外周部のうち駆動装置の内側の部位に塗布される。
接着手段A及びBが塗布された後、固定用部材16と錘15が当接するように、図4、5の如く、ガイド部材20の端面と固定用部材16の裏面とを仮止め、即ち固定用部材16と錘15が離間しないようにジグ41により挟持し、図示白矢印方向に付勢した状態とする。ジグ41は、一方の腕部42と他方の腕部43が蝶番44で結合され、引っ張りコイルバネ45により、図示白矢印方向に付勢力が働くように構成されている。即ち、ガイド部材20、圧電素子10、錘15が接着された小ユニットの錘15と固定用部材16を、腕部41と42で付勢しつつ挟持するものである。
このとき図4に示す如く、支持部材3aと固定用部材16も、接着剤Cにより接着される。接着剤Cは紫外線硬化型の接着剤が好ましいが、これに限るものでない。
ジグ41によりガイド部材20の端面と固定用部材16の裏面とを挟持した状態で、駆動装置の外側より紫外線もしくは紫外線を含む光を照射することで、錘15の外周部に塗布された紫外線硬化型の接着手段Aを硬化させる。
これにより、錘15と固定用部材16は接着手段Aにより仮止めされ、ジグ41を外しても、錘15と固定用部材16は当接した状態が維持されるようになる。即ち、ジグ41を、紫外線硬化型の接着剤Aを硬化させるための時間(例えば10秒程度)、即ち短時間のみ必要なものとすることができる。
ジグ41を外して以降は、時間の経過に従い接着手段Bの硬化により、駆動装置として充分な強度の接着固定、いわゆる本止めが行われることになるが、接着手段Bに各種のものが用いられた場合のそれぞれについて説明する。
接着手段Bに湿気硬化性の接着剤を用いた場合は、ジグを外して以降、乾燥した特殊な環境でない限り、空気中に放置しておくだけで、空気中の水分即ち湿度により充分な強度まで硬化させることができる。硬化時間は2時間以上必要であるが、上記のように紫外線硬化型の接着剤Aにより仮止めされているため、ジグは不要であり、他の工程を進めている間や、出荷までの待機時間中に硬化を進行させることが可能となる。
接着手段Bに熱硬化性の接着剤を用いた場合は、加熱により充分な強度まで硬化させることができる。硬化時間は30分以上必要であるが、紫外線硬化型の接着手段Aにより仮止めされているため、ジグは不要であり、硬化炉内での占有する体積を縮小することができ、このため同容積の炉であれば、より大量の駆動装置を一度に加熱することができるようになり、生産性を向上させることができる。
接着手段Bに嫌気硬化性の接着剤を用いた場合は、外気と遮断することにより硬化する。よって、錘15と固定用部材16の当接面等に用いるのに好適である。また、より硬化を進行させるには真空チャンバー内に入れて脱気しても良く、この場合にも紫外線硬化型の接着手段Aにより仮止めされているため、ジグは不要であり、真空チャンバー内での占有する体積を縮小することができ、このため同容積の真空チャンバーであれば、より大量の駆動装置を一度に硬化させることができるようになり、生産性を向上させることができる。
接着手段Bにプライマー硬化性の接着剤を用いた場合は、接着剤Bの塗布領域にプライマーを塗布した後、主剤を塗布することで、プライマーにより硬化が進行する。この場合も、紫外線硬化型の接着手段Aにより仮止めされているため、ジグは不要であり、他の工程を進めている間や、出荷までの待機時間中に硬化を進行させることが可能となる。
以上の実施例では、接着手段Aと接着手段Bを別の接着剤として説明したが、1つの接着剤の中に、接着手段Aの機能の仮止めの機能と、接着手段Bの本止めの機能をもった接着剤Dを使用してもよい。
接着剤Dを使用した場合、一回の塗布で接着手段Aの機能の仮止めが行われるとともに、接着手段Bの機能の本止めが行われ、工程が少なくなるという効果がある。
接着剤Dの例として、接着手段Aが紫外線硬化型の接着剤であり、接着手段Bが湿気硬化性の接着手段である場合は、例えば、(株)スリーボンド製、スリーボンド3056B等が好ましい。
接着剤Dの例として、接着手段Aが紫外線硬化型の接着剤であり、接着手段Bが熱硬化性の接着手段である場合は、例えば、(株)スリーボンド製、スリーボンド3042、スリーボンド3057、スリーボンド3013等が好ましい。
接着剤Dの例として、接着手段Aが紫外線硬化型の接着剤であり、接着手段Bが嫌気性の接着手段である場合は、例えば、(株)スリーボンド製、スリーボンド3064、スリーボンド3065、スリーボンド3067、スリーボンド3060等が好ましい。
接着剤Dの例として、接着手段Aが紫外線硬化型の接着剤であり、接着手段Bがプライマー硬化性の接着手段である場合は、例えば、(株)スリーボンド製、スリーボンド3006、スリーボンド3055等が好ましい。
以上説明したように、ガイド部材と圧電素子と錘で組み立てられた小ユニットに、固定用部材を接着する際に、硬化に要する時間の異なる接着剤を用い、即ち、短時間で硬化する接着剤により仮止めを行い、仮止め用のジグの必要な時間を短縮し、以降はジグ無しで、硬化に要する時間の長い接着剤による充分な強度を得るための硬化を進行させることが可能となり、これにより量産時のジグの数量が削減でき、ジグに要する費用の削減によるコストダウンが可能な駆動装置を得ることができる。
なお、上記の実施の形態においては、ガイド部材と圧電素子と錘と固定用部材の構成の駆動装置の錘と固定用部材を接着する場合の例を用いて説明したが、本発明は、上記構成に限るものでなく、錘を使用せずに、ガイド部材と圧電素子と固定用部材の構成の駆動装置の圧電素子と固定用部材を接着する場合にも適用可能である。
1 駆動装置
3a、3b 支持部材
4 駆動回路
5 導線
6 レンズ
10 圧電素子
15 錘
16 固定用部材
20 ガイド部材
30 移動部材
31 鏡枠
35 摩擦部材
36 バネ部材
41 ジグ
42、43 腕部材
44 蝶番
45 引っ張りコイルバネ
A、B 接着剤
OA 光軸
3a、3b 支持部材
4 駆動回路
5 導線
6 レンズ
10 圧電素子
15 錘
16 固定用部材
20 ガイド部材
30 移動部材
31 鏡枠
35 摩擦部材
36 バネ部材
41 ジグ
42、43 腕部材
44 蝶番
45 引っ張りコイルバネ
A、B 接着剤
OA 光軸
Claims (9)
- 駆動パルス発生手段に接続されて伸縮する圧電素子と、前記圧電素子の一方の端部に固着されたガイド部材と、前記圧電素子の他方の端部に固着された錘と、前記錘が固着された固定用部材と、を有する駆動装置において、
前記錘と前記固定用部材とを、第1接着手段と、前記第1接着手段とは硬化に要する時間の異なる第2接着手段を用いて固着したことを特徴とする駆動装置。 - 駆動パルス発生手段に接続されて伸縮する圧電素子と、前記圧電素子の一方の端部に固着されたガイド部材と、前記圧電素子の他方の端部に固着された錘と、前記錘が固着された固定用部材と、を有する駆動装置において、
前記錘と前記固定用部材とを、第1接着手段と前記第1接着手段とは硬化に要する時間の異なる第2接着手段を有する接着剤を用いて固着したことを特徴とする駆動装置。 - 駆動パルス発生手段に接続されて伸縮する圧電素子と、前記圧電素子の一方の端部に固着されたガイド部材と、前記圧電素子の他方の端部に固着された固定用部材と、を有する駆動装置において、
前記圧電素子と前記固定用部材とを、第1接着手段と、前記第1接着手段とは硬化に要する時間の異なる第2接着手段を用いて固着したことを特徴とする駆動装置。 - 駆動パルス発生手段に接続されて伸縮する圧電素子と、前記圧電素子の一方の端部に固着されたガイド部材と、前記圧電素子の他方の端部に固着された固定用部材と、を有する駆動装置において、
前記圧電素子と前記固定用部材とを、第1接着手段と前記第1接着手段とは硬化に要する時間の異なる第2接着手段を有する接着剤を用いて固着したことを特徴とする駆動装置。 - 前記第1接着手段と前記第2接着手段は、硬化手段の異なる接着手段であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の駆動装置。
- 前記第1接着手段は、光硬化性の接着剤であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の駆動装置。
- 前記第2接着手段は、湿気硬化、熱硬化、プライマー硬化、嫌気硬化のいずれかの性質を有する接着剤であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の駆動装置。
- 前記第1接着手段を外部から光照射が可能な部位に塗布し、前記第2接着手段を外部から光照射が困難な部位に塗布したことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の駆動装置。
- 請求項1〜8のいずれか1項に記載の駆動装置を備え、前記駆動装置により光学素子を移動させることを特徴とする光学装置。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014162721A1 (ja) * | 2013-04-05 | 2014-10-09 | コニカミノルタ株式会社 | レンズ保持ユニット及びレンズ保持ユニットの製造方法 |
US9087623B2 (en) | 2012-12-13 | 2015-07-21 | Tdk Corporation | Voltage nonlinear resistor ceramic composition and electronic component |
-
2006
- 2006-04-06 JP JP2006105032A patent/JP2007282372A/ja active Pending
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WO2014162721A1 (ja) * | 2013-04-05 | 2014-10-09 | コニカミノルタ株式会社 | レンズ保持ユニット及びレンズ保持ユニットの製造方法 |
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