JP2007281978A - マイクロスピーカの組立方法およびそのマイクロスピーカ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】プロテクターの背面側から振動板を取り付け、この振動板の背面側にボイスコイルを取り付け、前記プロテクターの背面側からポールピースおよびマグネットが組み込まれたフレームをカシメによって取り付け一体化し、一方向から主要部品を組み込み組み立てる構成とした。
【選択図】図1
Description
請求項2に記載のマイクロスピーカの組立方法は、請求項1記載のマイクロスピーカの組立方法において、前記プロテクターの前部には前記ボイスコイルの径より大きい開口部が設けられ、前記振動板の背面にUV硬化形の接着剤により接合された前記ボイスコイルに対し開口部側からUVを照射し前記接着剤を硬化させることを特徴としている。
請求項3に記載のマイクロスピーカの組立方法は、請求項1記載のマイクロスピーカの組立方法において、前記プロテクターの周壁端部に切欠き状のカシメ欠け口を設け、前記フレームには前記カシメ欠け口にカシメる突部が設けられ、この突部を前記カシメ欠け口に押し込んでカシメて取り付けることを特徴としている。
請求項4に記載のマイクロスピーカの組立方法は、請求項3記載のマイクロスピーカの組立方法において、前記フレームは、ポールピースおよびマグネットが組み込まれた底部と、この底部の外周に前面側に向って立ち上げられた周壁と、この周壁の前端部の外周は凹凸状をなし、かつ前記カシメ欠け口にカシメる第1の突部、前記プロテクターの周壁の内面に当接される第2の突部が設けられていることを特徴としている。
請求項5に記載のマイクロスピーカは、周壁の端部に切欠き状のカシメ欠け口が設けられたプロテクターと、このプロテクターの背面側に取り付けられる振動板と、この振動板の背面側に取り付けられたボイスコイルと、このボイスコイル駆動用の磁気回路部品であるポールピースおよびマグネットが組み込まれ、かつヨークを兼用するとともに、前記カシメ欠け口にカシメて前記プロテクターと一体化する突部が設けられたフレームとを備えてなることを特徴としている。
請求項6に記載のマイクロスピーカは、請求項5記載のマイクロスピーカにおいて、前記プロテクターの前部には前記ボイスコイルの径より大きい開口部が設けられ、かつ前記フレームは、ポールピースおよびマグネットが組み込まれた底部と、この底部の外周に前面側に向って立ち上げられた周壁と、この周壁の前端部の外周は凹凸状をなし、かつ前記カシメ欠け口にカシメる第1の突部、前記プロテクターの周壁の内面に当接される第2の突部が設けられていることを特徴としている。
請求項7に記載のマイクロスピーカは、請求項6記載のマイクロスピーカにおいて、前記周壁の前端部には外側に向って張り出したフランジ部が設けられ、このフランジ部の外周が凹凸状をなし、前記第1、第2の突部が設けられ、第1の突部の巾は前記カシメ欠け口に対し堅固にカシメるために外周に向って大となっていることを特徴としている。
請求項2記載の本発明によれば、プロテクターの前部にボイスコイル径より大きい開口部を設け、振動板の背面にUV硬化形の接着剤を用いて接合されたボイスコイル接合部分に対し、開口部側から光源の光を確実にその接着部分に照射できるようにしたため、接着剤の硬化作業を容易、かつ迅速に、良好に行うことができる。
請求項4、6記載の本発明によれば、フレームに設けた第1の突部をプロテクターのカシメ欠け口にカシメ、第2の突部をプロテクターの内面に当接して取り付けるため、プロテクターに対し位置ズレを起こすことなく所定の位置に、かつ堅固にフレームを取り付けることができる。
請求項7記載の本発明は、フランジに設けたカシメ用の第1の突部の巾を外周に向って巾広にし、カシメるようにしたため、強固に一体化でき、フレームはプロテクターから外れることはない。
2 開口部
3 プロテクター
4 振動板
4a 引出線
5 ボイスコイル
6 ポールピース
7 マグネット
8 フレーム
8a 引出部
9 磁気ギャップ
10 リング状部材
11 小孔
12 第1の周壁
13 段差部
14 第2の周壁
15 カシメ欠け口
15a カシメ欠け口前面
16 第1の突部
16a 水平面
16b 垂直面
17 第2の突部
18 中央部
19 ボイスコイル接合部
20 振動板本体
21 プロテクター接合部
22 フレーム底部
23 第3の周壁
24 フランジ部
25 接着剤
Claims (7)
- プロテクターの背面側から振動板を取り付け、この振動板の背面側にボイスコイルを取り付け、前記プロテクターの背面側からポールピースおよびマグネットが組み込まれたフレームをカシメによって取り付け一体化し、一方向から主要部品を組み込み組み立てることを特徴とするマイクロスピーカの組立方法。
- 請求項1記載のマイクロスピーカの組立方法において、前記プロテクターの前部には前記ボイスコイルの径より大きい開口部が設けられ、前記振動板の背面にUV硬化形の接着剤により接合された前記ボイスコイルに対し開口部側からUVを照射し前記接着剤を硬化させることを特徴とするマイクロスピーカの組立方法。
- 請求項1記載のマイクロスピーカの組立方法において、前記プロテクターの周壁端部に切欠き状のカシメ欠け口を設け、前記フレームには前記カシメ欠け口にカシメる突部が設けられ、この突部を前記カシメ欠け口に押し込んでカシメて取り付けることを特徴とするマイクロスピーカの組立方法。
- 請求項3記載のマイクロスピーカの組立方法において、前記フレームは、ポールピースおよびマグネットが組み込まれた底部と、この底部の外周に前面側に向って立ち上げられた周壁と、この周壁の前端部の外周は凹凸状をなし、かつ前記カシメ欠け口にカシメる第1の突部、前記プロテクターの周壁の内面に当接される第2の突部が設けられていることを特徴とするマイクロスピーカの組立方法。
- 周壁の端部に切欠き状のカシメ欠け口が設けられたプロテクターと、このプロテクターの背面側に取り付けられる振動板と、この振動板の背面側に取り付けられたボイスコイルと、このボイスコイル駆動用の磁気回路部品であるポールピースおよびマグネットが組み込まれ、かつヨークを兼用するとともに、前記カシメ欠け口にカシメて前記プロテクターと一体化する突部が設けられたフレームとを備えてなることを特徴とするマイクロスピーカ。
- 請求項5記載のマイクロスピーカにおいて、前記プロテクターの前部には前記ボイスコイルの径より大きい開口部が設けられ、かつ前記フレームは、ポールピースおよびマグネットが組み込まれた底部と、この底部の外周に前面側に向って立ち上げられた周壁と、この周壁の前端部の外周は凹凸状をなし、かつ前記カシメ欠け口にカシメる第1の突部、前記プロテクターの周壁の内面に当接される第2の突部が設けられていることを特徴とするマイクロスピーカ。
- 請求項6記載のマイクロスピーカにおいて、前記周壁の前端部には外側に向って張り出したフランジ部が設けられ、このフランジ部の外周が凹凸状をなし、前記第1、第2の突部が設けられ、第1の突部の巾は前記カシメ欠け口に対し堅固にカシメるために外周に向って大となっていることを特徴とするマイクロスピーカ。
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JP2012039488A (ja) * | 2010-08-10 | 2012-02-23 | Audio Technica Corp | マイクロホン |
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