JP2007280464A - 光学的情報記録再生方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光記録再生媒体の記録層の層数、記録速度等の違いにより生じるレーザ駆動回路での無駄な消費電力を削減可能な方法及び装置を提供する。
【解決手段】光記録再生媒体1の層数、記録速度、媒体に記録されている記録パワー又は再生パワー、パルス駆動の有無、CAV制御の場合の媒体上の記録又は再生位置に応じて半導体レーザ駆動回路12に供給する電源電圧を調整する。電源電圧を調整するには、可変電源13を用い、光記録再生媒体1の記録再生層の層数、記録速度等に応じて可変電源13を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ディスクや光磁気ディスク等の光記録媒体に対してレーザ光源を用いて情報の記録或いは再生を行う光学的情報記録再生方法及び装置、特に、レーザ光源関連の低消費電力化技術に関するものである。
近年、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)、更にはBD(Blu-Ray Disc)やHDDVD(High Definication DVD)等の光記録再生媒体が開発されている。そして、このような媒体に対して、半導体レーザ等の光源から光を照射することにより情報の記録や再生を行う光学的記録再生装置の研究開発が盛んに行われている。
図7はこの光学的記録再生装置の一例を示す。光記録再生媒体100は、上述のように光源である半導体レーザ102から光ビームが照射され、情報の記録や再生を行う記録媒体である。光記録再生媒体100はスピンドルモータ101の駆動により一定方向に回転する。
スピンドルモータ101の駆動方法としては、光記録再生媒体100を一定角速度で回転させるCAV制御がある。また、光記録再生媒体100に照射される半導体レーザ102からの光ビームの移動速度が、光記録再生媒体100の内周から外周にわたって一定線速度になるように回転させるCLV制御がある。更に、光記録再生媒体100を幾つかのブロックに分けて行うZCAV制御やZCLV制御等が広く用いられている。
半導体レーザ102から出射した光は、ビームスプリッタ103により光記録再生媒体100に向かう透過光と、フロントモニタ104に向かう反射光に分光される。ビームスプリッタ103を透過した光は、対物レンズ105によって光記録再生媒体100上に集光され、情報の記録や再生に用いられる。一方、ビームスプリッタ103により反射された光は、フロントモニタ104によって光電変換され、半導体レーザ102から出射された光に応じたモニタ信号106が得られる。
フロントモニタ104から出力されたモニタ信号106は、誤差信号増幅器107によりCPU108の指示による出射光基準信号109と比較され、出射光誤差信号110を半導体レーザ駆動回路111に出力する。
半導体レーザ駆動回路111は、出射光誤差信号110に基づき半導体レーザ102の駆動電流を増減することにより、半導体レーザ102から出射される光量がCPU108の指示による出射光基準信号109に等しくなるように制御する。これにより、対物レンズ105によって光記録再生媒体100に集光される光量も一定に保たれ、光記録再生媒体100に情報の記録や再生を安定に行う。
ところで、光学的記録再生装置に用いられる半導体レーザ102は、図8及び図9に示す動作特性を示すことが知られている。図8に示すように半導体レーザ102から光を出射していない状態(Po=0mW)の時には、半導体レーザ102の動作電圧は0Vである。
次いで、半導体レーザ駆動回路111を用いて半導体レーザ102に駆動電流を流すことにより、半導体レーザ102がレーザ発振を開始して所望の光を出力する。例えば、図9に示すようにレーザ発振を始める程度の閾値電流Ith=50mAを流すことにより、半導体レーザ102からPo=1mW程度の光出力が得られる。更に、最大動作電流Iop=120mAを流すことにより、半導体レーザ102からPo=60mW程度の光出力を得ることができる。
この時、半導体レーザ102の動作電圧は、駆動電流(Ith〜Iop)に関連して増加することが知られており、例えば、Ith=50mAを流した時の動作電圧は図8に示すように閾値電圧Vth=4.5V程度である。また、Iop=120mAを流した時の動作電圧は図8に示すように最大動作電圧Vop=6.0V程度となる。
また、半導体レーザ102と半導体レーザ駆動回路111は電源電圧112と接地間に直列に接続されている。そのため、最大動作電圧Vop=6.0Vを十分に考慮して、半導体レーザ102並びに半導体レーザ駆動回路111に供給する電源電圧112を設定する必要があり、例えば、Vcc=7.5程度の電圧とされる。
しかしながら、前述の様に半導体レーザ102の光出力Po=1mW程度である時、半導体レーザ102の動作電圧がVth=4.5Vと低い状態で使用され、電源電圧Vcc=7.5Vとの差電圧3.0Vが、半導体レーザ駆動回路111で消費されることになる。従って、半導体レーザ102の光出力Poが小さく、半導体レーザ102の動作電圧が低い場合には、半導体レーザ駆動回路111において無駄な消費電力が発生するという問題があった。
更に、半導体レーザ102の駆動電流を半導体レーザ駆動回路111を用いて、例えば、100MHz程度のパルス変調をする場合がある。その場合には、半導体レーザ駆動回路111を安定動作させる為に、半導体レーザ102並びに半導体レーザ駆動回路111に供給する電源電圧112を大きくする必要がある。例えば、Vcc=8.5V程度の電源電圧112が用いられる。
従って、半導体レーザ102の光出力をパルス変調するために必要なVcc=8.5Vを電源電圧112とすれば、半導体レーザ102をパルス変調しない時、半導体レーザ駆動回路111においてより多くの消費電力が発生するという問題があった。
このような問題に対して、特開平11−354893号公報(特許文献1)や特開2002−158395号公報(特許文献2)には、図7に示すように半導体レーザ102の動作電圧を検出するための動作電圧検出手段113を設けることが提案されている。即ち、動作電圧検出手段113によって検出した半導体レーザ102の動作電圧に応じて電源電圧112を制御する構成とし、半導体レーザ駆動回路111による無駄な消費電力を低減するというものである。
特開平11−354893号公報 特開2002−158395号公報
従来の技術においては、半導体レーザ102並びに半導体レーザ駆動回路111近傍に動作電圧検出手段113を設けることは、装置構成が複雑化するばかりか、装置の小型化の障害にもなるといった問題があった。
ここで、従来の光記録再生媒体は、図10に示すように基板120上に情報の記録や再生を行うための記録再生層121を設け、保護層122でカバーする単層の光記録再生媒体が一般的である。
一方、近年においては、図11に示すように二層の光記録再生媒体の研究開発が行われている。即ち、基板120上に情報の記録や再生を行う第一の記録再生層123を設け、次いでスペース層124を挟んで第二の記録再生層125を設け、保護層122でカバーする二層の光記録再生媒体である。
ここで、二層の光記録再生媒体において第一の記録再生層123から情報を再生するために必要な光量について考察する。半導体レーザ102から出射した光の一部は、第一の記録再生層123の手前に設けられた第二の記録再生層125により遮られ、5割〜7割程度の光が透過して第一の記録再生層123に到達する。従って、図10に示す単層の光記録再生媒体に比べた場合、図11に示す二層の光記録再生媒体で必要とする光量は略2倍となる。同様に4層の光記録再生媒体では略4倍になる。
つまり、単層の光記録再生媒体に比べて多層の光記録再生媒体の方が、半導体レーザによる大きな光出力を必要とすることから、必然的に半導体レーザの動作電圧が大きくなる。更に、半導体レーザ並びに半導体レーザ駆動回路に供給する電源電圧も大きくする必要があるが、上記特許文献1、2には何ら解決策は開示されていない。
次に、光記録再生媒体の記録速度に関して考察する。光記録再生媒体は半導体レーザから照射される光を、図10等の記録再生層123上に小さな光スポットとして集光することによる加熱作用を用いて、記録再生層123に状態変化を生じさせることによって記録するものである。
従って、光記録再生媒体上を光スポットが移動する速度が速くなると、記録再生層を十分に加熱することが困難になるため、より多くの光を集光する必要がある。例えば、線速4m/sで移動する時に半導体レーザに求められる光出力は、線速2m/sの時に比べて2割〜5割程度多く必要とする。
このことは、必然的に半導体レーザの動作電圧が大きくなることを示唆するものであり、半導体レーザ並びに半導体レーザ駆動回路に供給する電源電圧も大きく変化するが、特許文献1、2には解決策は示されていない。
本発明の目的は、光記録媒体の記録層の層数、記録速度、パルス駆動の有無等の違いにより生じるレーザ駆動回路での無駄な消費電力を低減することが可能な光学的情報記録再生方法及び装置を提供することにある。
本発明は、光記録媒体の種別(層数、記録速度等)、光記録媒体に予め記録されている記録パワー又は再生パワー、パルス駆動の有無、或いはCAV制御の場合の媒体上の記録又は再生位置に応じてレーザ駆動回路に供給する電源電圧を調整或いは切り替える。その場合、可変電源を用い、光記録媒体の層数等に応じて可変電源を制御することによりレーザ駆動回路に供給する電源電圧を調整或いは切り替える。
本発明によれば、光記録媒体の種別、光記録媒体に予め記録されている記録パワー又は再生パワーに応じてレーザ駆動回路に供給する電源電圧を調整することにより、レーザ駆動回路での無駄な電力消費を低減できる。また、パルス駆動の有無、CAV制御の場合の媒体上の記録又は再生位置に応じてレーザ駆動回路に供給する電源電圧を調整することにより、同様にレーザ駆動回路での無駄な電力消費を低減できる。
更に、装置のピックアップにレーザ光源やレーザ駆動回路を実装した場合の温度上昇を極力抑えることが可能となる。
次に、発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明に係る光学的情報記録再生装置の第1の実施形態を示すブロック図である。図中1は光ディスク等の光記録再生媒体であり、光源である半導体レーザ2から出射する光ビームの照射により情報の記録或いは再生を行うものである。光記録再生媒体1はスピンドルモータ3の駆動により一定方向に回転する。
スピンドルモータ3の駆動方法としては、例えば、光記録再生媒体1を一定角速度で回転させるCAV(Constant Angular Velocity)制御がある。また、光記録再生媒体1に照射する半導体レーザ2からの光ビームの移動速度が、光記録再生媒体1の内周から外周にわたって一定線速度になるように回転させるCLV(Constant Linear Velocity)制御がある。更には、光記録再生媒体1を幾つかのブロックに分けて行うZCAV(Zoned CAV)制御やZCLV(Zoned CLV)制御等が広く用いられる。
半導体レーザ2から出射した光ビームは、ビームスプリッタ4により光記録再生媒体1に向かう透過光と、フロントモニタ5に向かう反射光に分光される。ビームスプリッタ4を透過した光は、対物レンズ6によって光記録再生媒体1上に集光され、光記録再生媒体1に情報の記録又は再生を行う。一方、ビームスプリッタ4により反射された光は、フロントモニタ5によって光電変換され、半導体レーザ2から出射した光に応じたモニタ信号7を出力する。
フロントモニタ5から出力されたモニタ信号7は、誤差信号増幅器8によりCPU9の指示による出射光基準信号10と比較され、出射光誤差信号11を半導体レーザ駆動回路12に出力する。
半導体レーザ駆動回路12は出射光誤差信号11に基づき半導体レーザ2に流す電流を増減することにより、半導体レーザ2から出射する光量を、CPU9の指示による出射光基準信号11に等しくなるように制御する。これにより、対物レンズ6によって光記録再生媒体1に集光する光量も一定に保たれ、光記録再生媒体1に情報の記録又は再生を安定に行う。
更に、半導体レーザ2は半導体レーザ駆動回路12に直列に接続され、これら半導体レーザ2と半導体レーザ駆動回路12は可変電源13と直列に装置電源14と接地間に接続されている。
次に本実施形態の詳細な動作について説明する。まず、光記録再生媒体1がスピンドルモータ3により回転駆動されると、光記録再生媒体1への情報の記録又は再生を行うために半導体レーザ2から光ビームが照射される。
この時、CPU9は半導体レーザ2を駆動する半導体レーザ駆動回路12に接続されている可変電源13に対して電源制御信号15を出力する。可変電源13には、図2に示すようにFET及びインダクタンスとコンデンサ等から構成されるスイッチング回路が用いられる。
図2に示すスイッチング回路は、CPU9からの電源制御信号15に基づいてFET21をオンすることにより、図中Aに示すような電流が、FET21を通してインダクタンス24及び出力端子26(負荷)に供給される。
次いで、FET21がオフすると、インダクタンス24の電磁誘導作用による電流が、図中Bに示すようにインダクタンス24から出力端子26(負荷)及びフリーホイールダイオード23を通って流れる。
ここで、FET21の負荷としてインダクタンス24のみが接続されていると、インダクタンスの定電流作用によってFET21がオンした瞬間、装置電源14からの電流の流れが阻止され、図中Cの位置には装置電源14の電圧以上の高電圧が発生しノイズ源になることがある。
これを改善するため、図2のスイッチング回路には、FET22及びダイオード23で構成される同期整流回路20が設けられている。同期整流回路20はFET21がオンした直後に一時的にFET22をオンすることにより、図中Cに現れる高電圧をFET22及びフリーホイールダイオード23を用いて回生する。そして、図中Cに発生する電圧が装置電源14より必要以上に大きくなることを防止するものである。
図中Cに現れるスイッチングされた装置電源14は、インダクタンス24とコンデンサ25で構成される平滑回路によって平滑され、出力端子26から出力される。出力端子26からの電圧は電源制御信号15に略比例して変化する。図3は出力端子26の出力と電源制御信号15の関係を示す。
例えば、図3に示すように装置電源14の電圧が10.0Vで、電源制御信号15が一定周期でON/OFFする時、出力電圧はそのONデューティーに応じて変化する。図3に示すように可変電源13の出力端子26から得られる電圧は、例えば、電源制御信号15のデューティー10%時に1.0V、電源制御信号15のデューティー90%時に9.0Vである。
本実施形態では、電源制御信号15により可変電源13の出力を光記録再生媒体1の種類(例えば、記録再生層の層数、記録速度等を媒体種類とする)に応じて制御する。例えば、光記録再生媒体1が1層の記録再生層を持つ場合に比べ、2層の記録再生層を持つ場合には、光記録再生媒体1への記録パワー及び再生パワーが大きくなることは前述した通りである。また、前述のように半導体レーザ2から出力するパワーが大きくなると、半導体レーザ2の動作電圧が大きくなる(図8及び図9参照)。
このため、光記録再生媒体1が1層の記録再生層を持つ光記録再生媒体を再生する場合には、電源制御信号15のONデューティーを50%に設定することで、可変電源13から半導体レーザ駆動回路12に対して5.0Vの電圧を供給する(図3参照)。また、2層の記録再生層を持つ光記録再生媒体を再生する場合には、例えば、電源制御信号15のONデューティーを55%に設定することで、可変電源13から半導体レーザ駆動回路12に対して5.5Vの電圧を供給する(図3参照)。
これら1層と2層の記録再生層を再生する場合の電源電圧は予め設定したものである。そうすることで、半導体レーザ駆動回路12及び半導体レーザ2の動作に十分な電源電圧を供給する。
ここで、電源制御信号15のONデューティーを決定するためには、光記録再生媒体1の記録層が1層であるのか、2層であるのかを判別する必要がある。判別方法としては、例えば、光記録再生媒体1の1層目に設けられているディスク情報を用いたり、光記録再生媒体1に半導体レーザ2の光を集光する時に得られるフォーカスエラー信号の変化等により判別する方法がある。
尚、以上の説明では、記録再生層が1層と2層の光記録再生媒体を再生する場合を例に述べているが、光記録再生媒体1に情報を記録する場合も同様に1層と2層で電源電圧を切り替えることが可能である。即ち、1層の光記録再生媒体に記録する場合の電源制御信号15のONデューティーと、2層の光記録再生媒体に記録する場合の電源制御信号15のONデューティーを個別に設定し、1層と2層で予め設定した電源電圧に切り替える。そうすることで、半導体レーザ駆動回路12及び半導体レーザ2の動作に十分な電源電圧を供給することが可能となる。
また、半導体レーザ2、ビームスプリッタ4、対物レンズ6、フロントモニタ5等から成る装置の可動部であるピックアップ内に半導体レーザ駆動回路12を実装しても、ピックアップ内の温度上昇を抑制できる。
なお、光記録再生媒体1の層数は、これに限ること無く、例えば、4層や8層等に対しても適応可能である。
本実施形態では、光記録再生媒体1の記録再生層の数を判別し、判別結果に応じて電源制御信号15により可変電源13を制御することで、半導体レーザ駆動回路12に供給する電源電圧を調整する。
従って、記録再生層の数に拘わらず半導体レーザ駆動回路12及び半導体レーザ2が動作するのに必要な最低限度の電圧が供給され、無駄な電力消費を抑えることが可能となる。また、従来必要とされていた半導体レーザ2の動作電圧検出手段を省略することが可能となり、装置の簡素化並びに小型化が可能である。
(第2の実施形態)
光記録再生媒体1の製造元により光記録再生媒体1の決められた領域にディスク情報として記録されている、光記録再生媒体1に最適な記録及び再生パワーに関する情報に応じて可変電源13の電源電圧を調整しても良い。
例えば、光記録再生媒体1の記録再生層数が同一である場合であっても、光記録再生媒体1の製造元が異なることによって、記録や再生する時に必要な半導体レーザ2の出力が異なる場合がある。
更には、光記録再生媒体1の記録再生層数及び製造元が同じの場合でも、光記録再生媒体1の製造時期によるばらつき等により、記録や再生の時に必要な半導体レーザ2の出力が異なる場合もある。
このような場合には、光記録再生媒体1の製造時に記録されたディスク情報に応じて電源制御信号15で可変電源13を制御することにより、半導体レーザ駆動回路12及び半導体レーザ2の動作に適切な電源電圧を供給することが可能となる。具体的には、記録パワーや再生パワーに対応する電源電圧を求めておき、電源電圧に応じた電源制御信号を半導体レーザ駆動回路12に供給することで電源電圧の調整を行う。
本実施形態では、光記録再生媒体1に予めディスク情報として記録されている記録及び再生パワー等に応じて電源制御信号15により可変電源13を制御することで、半導体レーザ駆動回路12に供給する電源電圧を調整する。
従って、半導体レーザ駆動回路12及び半導体レーザ2が動作するのに必要な最低限度の電圧が供給され、無駄な電力消費を抑えることが可能となる。また、従来必要とされていた半導体レーザ2の動作電圧検出手段を省略することが可能となり、装置の簡素化並びに小型化が可能である。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。本実施形態の構成は図1と同様であるが、本実施形態では光記録再生媒体1に情報を記録する記録速度に応じてレーザ駆動回路12に供給する電源電圧を調整する。通常、光記録再生媒体の所定領域にはその媒体の記録速度に関する情報が記録されているので、その情報に基づいてレーザ駆動回路12に供給する電源電圧を調整する。
例えば、上述のように光記録再生媒体1上を移動する半導体レーザ2からの光スポットの速度が2m/sの場合に比べ、2倍速となる4m/sの場合には、光記録再生媒体1への記録パワーが2割から5割程度大きくなる。
これは、光記録再生媒体1の記録プロセスが、半導体レーザ2から照射する光スポットによる加熱作用を用いて、記録再生層に状態変化を生じさせることによって記録するためであり、その詳細は広く公知であるため省略する。また、上述のように半導体レーザ2から出力されるパワーが大きくなると、半導体レーザ2の動作電圧が大きくなる(図8及び図9参照)。
このため、光記録再生媒体1への記録速度が低速(2m/s)である場合には、例えば、電源制御信号15のONデューティーを60%に設定することで、半導体レーザ駆動回路12に対して6.0Vの電圧を供給する(図3参照)。また、記録速度が高速(4m/s)の場合には、例えば、電源制御信号15のONデューティーを70%に設定することで、半導体レーザ駆動回路12に対して7.0Vの電圧を供給する(図3参照)。これらの電源電圧は予め設定しておく。
そうすることで、半導体レーザ駆動回路12及び半導体レーザ2の動作に十分な電源電圧を供給し、より高い記録パワーでの記録を可能となる。そして、記録速度に応じて半導体レーザ駆動回路12に供給する電源電圧を調整することで、高速と低速記録時で半導体レーザ駆動回路12及び半導体レーザ2が動作するのに必要な最低限度の電圧が供給され、無駄な電力消費を抑えることが可能となる。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。光記録再生媒体に情報を記録する時、より高度な記録方法として半導体レーザ2を高周波でパルス変調を行う場合がある。例えば、100MHzから200MHz程度でパルス変調することにより、光記録再生媒体1を均一に加熱する方法が知られている。
この時、半導体レーザ2に電流を供給する半導体レーザ駆動回路12は、100MHzから200MHzで電流をスイッチングする必要がある。半導体レーザ2に流す電流のスイッチング手段としては、例えば、図4に示すようにPNP型のトランジスタが用いられる。その場合、トランジスタのコレクタ−エミッタ間電圧Vceが小さくなると、トランジスタを高速でスイッチング困難となるため、半導体レーザ駆動回路12にはより大きい電圧を供給する必要がある。
ここで、通常、光記録再生媒体の所定領域には、半導体レーザの駆動に関する情報、即ち、パルス駆動(マルチパルス駆動)、直流駆動(単一パルス駆動)の情報が記録されている。本実施形態では、その情報に基づいて半導体レーザ駆動回路12に供給する電源電圧を調整する。
例えば、記録速度が高速4m/sで高速なパルス変調を用いない時の電源制御信号15のONデューティーを前述のように70%に設定する(図3参照)。一方、記録速度が高速4m/sで高速なパルス変調を用いる時の電源制御信号15のONデューティーを80%に設定する(図3参照)。これにより、パルス駆動時に半導体レーザ駆動回路12に対して8.0Vの電圧を供給することが可能となり、高い記録パワーでのパルス変調記録が可能である。これら電源電圧は予め設定しておく。
このように本実施形態では、半導体レーザ駆動回路12により半導体レーザ2を直流駆動する時とパルス駆動する時とで可変電源13から半導体レーザ駆動回路12に供給する電源電圧を切り換えている。そうすることで、半導体レーザ駆動回路12及び半導体レーザ2が動作するのに必要な最低限度の電圧を供給でき、半導体レーザ駆動回路12での無駄な電力消費を抑えることが可能となる。
尚、上記説明では光記録再生媒体1への記録速度が2m/sを低速、4m/sを高速とする2つの速度を例に述べているが、これに限ること無く、記録速度が4倍や6倍等に対しても適応可能である。
(第5の実施形態)
次に、本発明の第5の実施形態について説明する。本実施形態では、図1の装置において、スピンドルモータ3の駆動により光記録再生媒体1は角速度一定のCAV制御により回転するものとする。
CAV制御においては、光記録再生媒体1に照射する半導体レーザ2からの光ビームの移動速度は光記録再生媒体1の内周から外周にわたって連続的に変化する。例えば、光記録再生媒体1の最内周における半導体レーザ2からの光スポットの移動速度を2m/sとすると、光記録再生媒体1の外周部に行くほど移動速度が速くなり、最外周における光スポットの移動速度は4m/sになる。
本実施形態では、連続的に変化する光記録再生媒体1上を移動する半導体レーザ2からの光スポットの移動速度に合わせて電源制御信号15のONデューティーを連続的に変化させる。即ち、光記録再生媒体1の最内周から最外周にかけて光記録再生媒体1の光スポットの移動速度(記録又は再生位置)に応じて電源制御信号15のONデューティーを連続的に大きくしていく。
その場合、光記録再生媒体1の最内周と最外周とで電源電圧を予め設定し、それら最内周と最外周間で連続的に電源制御信号15のONデューティーを変化させることで、電源電圧を最内周と最外周間で変化させる。そうすることで、光記録再生媒体1の内周から外周にわたって半導体レーザ駆動回路12及び半導体レーザ2の動作に適切な電源電圧を供給することが可能となる。
以上のように、CAV制御の場合の媒体上の記録又は再生位置に応じて半導体レーザ駆動回路12に供給する電源電圧を調整又は切り換えている。そのため、半導体レーザ駆動回路12及び半導体レーザ2が動作するのに必要な最低限度の電圧を供給でき、無駄な電力消費を抑えることが可能となる。
(第6の実施形態)
次に、本発明の第6の実施形態について説明する。本実施形態では、図5に示す可変電源を用いて半導体レーザ駆動回路12に電源を供給する。上記実施形態とは可変電源の構成が異なるだけで、後述するように上記全ての実施形態に図5の可変電源を用いることができる。
可変電源は、図5に示すように一つのトランス27の一次側に装置電源14として交流電源が接続され、二次側には複数の出力端子が設けられている。装置電源14としては、商用電源に代表される交流電源を用いている。
また、トランス27の二次側の複数の出力端子はCPU9の制御によりスイッチ28によって切り替えられる。トランス27の二次側にはダイオードブリッジ30と平滑コンデンサ31が設けられ、出力端子29から電源電圧が負荷に供給される。従って、CPU9の制御に基づくスイッチ28の切り替えに応じて可変電源13の電源電圧が切り替えられ、半導体レーザ駆動回路12に供給される。
本実施形態では、光記録再生媒体1の光記録再生層の層数、光記録再生媒体1に予めディスク情報として記録されている記録及び再生パワーに基づいて半導体レーザ駆動回路12に供給する電源電圧を切り替えて供給する。
また、上述のように記録速度、半導体レーザ2のパルス駆動の有無、或いは光記録再生媒体1を角速度一定のCAV制御により回転させた場合の記録/再生位置に応じて可変電源13からの電源電圧を切り替えて供給する。
本実施形態では、可変電源13からの電源電圧は段階な制御であるため十分に電力消費を抑圧できない場合も考えられるが、可変電源13を簡素化できる。
(第7の実施形態)
図6は本発明の第7の実施形態を示すブロック図である。図6では図1と同一部分には同一符号を付している。図1との違いは、半導体レーザ2の動作特性等を記憶するメモリ30を設けている点である。本実施形態では、半導体レーザ駆動回路12に供給する電源電圧を、メモリ30に予め記憶している半導体レーザ2の動作特性に基づいて設定するものである。
例えば、上述のように第1の実施形態では、1層の記録層を有する光記録再生媒体を再生する場合には、電源制御信号15のONデューティーを50%に設定して半導体レーザ駆動回路12に5.0Vの電源電圧を供給している。
ところで、本発明に用いる半導体レーザ2は動作電流に比例して出力パワーが増加し、出力パワーの増加に伴って動作電圧が増加する。一般的に現在広く用いられている最大DC出力90mW(最大パルス出力240mW)程度の赤色半導体レーザ(λ≒650〜660nm)を例とすると、最大DC出力90mWを得るために必要な動作電流は120mA(標準)〜150mA(最大)である。この時の動作電圧は2.5V(標準)〜3.0V(最大)と幅を持っている。
このため、例えば、第1の実施形態において1層の記録層を有する光記録再生媒体を再生する場合、予め設定した5.0Vの電源電圧を半導体レーザ駆動回路12に供給するのは、半導体レーザ2の最大動作電圧を考慮したものである。
このことは、第1の実施形態において、例えば、標準的な動作電圧2.5Vの動作電圧を持つ半導体レーザを用いる場合には、半導体レーザ駆動回路12で0.5V分の無駄な電力消費が生じることを意味する。
更に、半導体レーザ2のビーム形状の差異や、光ビームを光記録再生媒体上に集光するための光学部品の公差や透過率による影響を受ける。このため、複数の装置間において光記録再生媒体上での照射パワーが同じであっても、複数の装置で半導体レーザの出力パワーは異なってしまう。
例えば、光記録再生媒体の再生パワーが1.0mWが必要な場合、光学部品の効率が15%(最小)〜20%(標準)の範囲でばらつくとする。その場合、1.0mWの照射パワーを得るために必要な半導体レーザの出力パワーは5.0mW(標準)〜6.7mW(最大)の範囲でばらついてしまう。
このため、全く同一の駆動電流−出力パワー特性及び出力パワー−駆動電流特性を持つ半導体レーザを用いたとしても、半導体レーザの動作電圧は光学部品の効率に起因してばらつくのである。
従って、例えば、上述のように第1の実施形態において1層の記録層を有する光記録再生媒体を再生する場合、5.0Vの電源電圧を半導体レーザ駆動回路に供給している。これは、光学部品の効率に起因する半導体レーザの動作電圧のばらつきを考慮して設定しているのである。その他の実施形態でも同様である。
そこで、本実施形態では、半導体レーザ2の動作特性を記憶するためのメモリ30を備えている。メモリ30にはその装置において光記録再生媒体1上の照射パワーと半導体レーザ2の動作電圧との関係を表す定数が保持されている。
例えば、図8に示す照射パワー−動作電圧の特性曲線のうち、閾値Vth以上の領域を、「動作電圧=照射パワー×α+β」で直線近似して、メモリ30に定数αとβを記憶させておく。この直線は図8に破線で示す。
定数αは直線の傾き、定数βはオフセット分の電圧に対応する。上述のように半導体レーザの動作特性ばらつき及び装置間における光学部品の透過率等のばらつきのため、当然、定数αとβは個々の装置によって異なる。
一例として、第1の実施形態において1層の記録層を有する光記録再生媒体を再生パワー1.0mWで再生する場合の半導体レーザ駆動回路12に供給する電源電圧の設定方法を説明する。
第1の装置の特性:動作電圧=照射パワー×0.1+4.5
第1の装置におけるα1=0.10、β1=4.5とする。
第2の装置の特性:動作電圧=照射パワー×0.11+5.0
第2の装置におけるα2=0.11、β2=5.0とする。
第1の装置に光記録再生媒体が装着されると、メモリ30に記憶しているα1=0.10、β1=4.5により半導体レーザの動作電圧として4.6V必要であることがCPU9によって求められる。CPU9は4.6Vの電源電圧を半導体レーザ駆動回路12に供給するため、電源制御信号15のデューティを46%に設定する。これは、図3の電源制御信号のデューティと電源電圧の関係から求めればよい。
同様に第2の装置に光記録再生媒体に装着されると、α2=0.11、β2=5.0により半導体レーザの動作電圧として5.11V必要であることがCPU9によって求められる。CPU9は5.11Vの電源電圧を半導体レーザ駆動回路12に供給するため、電源制御信号15のデューティを51.1%に設定する。
このように電源制御信号15による半導体レーザ駆動回路12への電源電圧の切り替え或いは調整時にメモリ30に記憶している半導体レーザの動作特性に応じて電源電圧の設定を行う。その結果、個々の半導体レーザ或いは光学部品の特性にばらつきがあっても、そのばらつきを考慮して電源電圧を調整することで、半導体レーザ駆動回路に供給する電源電圧をより最適化することが可能となる。
また、メモリ30に記憶しているα、βで半導体レーザの動作電圧と光記録再生媒体の照射パワーの関係を表しているため、本実施形態の電源電圧の設定方法は第1の実施形態のみならず第2〜第5の実施形態の電圧設定にも使用することができる。その結果、電源制御信号15により設定する可変電源13の電源電圧を効率良く設定でき、無駄な消費電力が生じることはない。
このように本実施形態では、複数の光学部品のばらつき等に拘わらず、半導体レーザ駆動回路12に供給する電源電圧を最適に設定でき、半導体レーザ駆動回路12の無駄な消費電力を極力抑えることが可能となる。
なお、本実施形態ではα、βを用いて電源電圧を設定しているが、本発明はこれに限るものではない。例えば、照射パワーと電源制御信号のデューティとの関係式や、光学部品の効率/半導体レーザ単体の出力パワーと動作電圧の関係式等、複数の定数であってもよい。更に、照射パワーと電源制御信号のデューティとの関係を示す一覧表として記憶するものでも良い。
本発明の第1の実施形態を示すブロック図である。 図1の可変電源の一例を示す回路図である。 図2の可変電源の制御特性を示す図である。 半導体レーザ駆動回路により半導体レーザをパルス駆動する場合のスイッチング回路の一例を示す図である。 可変電源の他の例を示す図である。 本発明の第5の実施形態を示すブロック図である。 従来例の光学的情報記録再生層を示すブロック図である。 半導体レーザの動作電圧−光出力特性を示す図である。 半導体レーザの動作電流−光出力特性を示す図である。 単層光記録再生媒体の断面図である。 二層光記録再生媒体の断面図である。
符号の説明
1 光記録再生媒体
2 半導体レーザ
3 スピンドルモータ
4 ビームスプリッタ
5 フロントモニタ
6 対物レンズ
7 モニタ信号
8 誤差信号増幅器
9 CPU
10 出射光量基準信号
11 出射光誤差信号
12 半導体レーザ駆動回路
13 可変電源
14 装置電源
15 電源制御信号
20 同期整流回路
21、22 FET
23 ダイオード
24 インダクタンス
25 コンデンサ
26 出力端子
27 トランス
28 スイッチ
29 出力端子
30 ダイオードブリッジ
31 平滑コンデンサ

Claims (11)

  1. レーザ駆動回路に電源電圧を供給し、前記レーザ駆動回路によりレーザ光源を駆動することにより、前記レーザ光源からの光ビームを光記録媒体に照射して情報を記録又は再生する方法において、前記光記録媒体の種別を判別し、前記光記録媒体の種別に応じて前記レーザ駆動回路に供給する電源電圧を切り替えることを特徴とする光学的情報記録再生方法。
  2. 前記光記録媒体の種別は、記録層の層数又は記録速度の異なる種別であることを特徴とする請求項1に記載の光学的情報記録再生方法。
  3. レーザ駆動回路に電源電圧を供給し、前記レーザ駆動回路によりレーザ光源を駆動することにより、前記レーザ光源からの光ビームを光記録媒体に照射して情報を記録又は再生する方法において、前記光記録媒体に記録されている記録パワー又は再生パワーに応じて前記レーザ駆動回路に供給する電源電圧を調整することを特徴とする光学的情報記録再生方法。
  4. レーザ駆動回路に電源電圧を供給し、前記レーザ駆動回路によりレーザ光源を駆動することにより、前記レーザ光源からの光ビームを光記録媒体に照射して情報を記録又は再生する方法において、前記光記録媒体は角速度が一定のCAV制御で駆動されており、前記光記録媒体上の記録又は再生位置に応じて前記レーザ駆動回路に供給する電源電圧を調整することを特徴とする光学的情報記録再生方法。
  5. レーザ駆動回路に電源電圧を供給し、前記レーザ駆動回路によりレーザ光源を駆動することにより、前記レーザ光源からの光ビームを光記録媒体に照射して情報を記録又は再生する方法において、前記レーザ駆動回路は前記レーザ光源を直流駆動する回路とパルス駆動する回路を含み、前記レーザ駆動回路により前記レーザ光源を直流駆動する時とパルス駆動する時とで前記レーザ駆動回路に供給する電源電圧を切り替えることを特徴とする光学的情報記録再生方法。
  6. レーザ駆動回路に電源電圧を供給し、前記レーザ駆動回路によりレーザ光源を駆動することにより、前記レーザ光源からの光ビームを光記録媒体に照射して情報を記録又は再生する装置において、前記レーザ駆動回路に電源電圧を供給する電源電圧を可変可能な可変電源と、前記光記録媒体の種別を判別し、前記記録媒体の種別に応じて前記可変電源の電源電圧を切り替える手段とを備えたことを特徴とする光学的情報記録再生装置。
  7. 前記光記録媒体の種別は、記録層の層数又は記録速度の異なる種別であることを特徴とする請求項6に記載の光学的情報記録再生装置。
  8. レーザ駆動回路に電源電圧を供給し、前記レーザ駆動回路によりレーザ光源を駆動することにより、前記レーザ光源からの光ビームを光記録媒体に照射して情報を記録又は再生する装置において、前記レーザ駆動回路に電源電圧を供給する電源電圧を可変可能な可変電源と、前記光記録媒体に記録されている記録パワー又は再生パワーに応じて前記可変電源の電源電圧を調整する手段とを備えたことを特徴とする光学的情報記録再生装置。
  9. レーザ駆動回路に電源電圧を供給し、前記レーザ駆動回路によりレーザ光源を駆動することにより、前記レーザ光源からの光ビームを光記録媒体に照射して情報を記録又は再生する装置において、前記光記録媒体は角速度が一定のCAV制御で駆動されており、前記レーザ駆動回路に電源電圧を供給する電源電圧を可変可能な可変電源と、前記光記録媒体上の記録又は再生位置に応じて前記可変電源の電源電圧を調整する手段とを備えたことを特徴とする光学的情報記録再生装置。
  10. レーザ駆動回路に電源電圧を供給し、前記レーザ駆動回路によりレーザ光源を駆動することにより、前記レーザ光源からの光ビームを光記録媒体に照射して情報を記録又は再生する装置において、前記レーザ駆動回路は前記レーザ光源を直流駆動する回路とパルス駆動する回路を含み、前記レーザ駆動回路に電源電圧を供給する電源電圧を可変可能な可変電源と、前記レーザ駆動回路により前記レーザ光源を直流駆動する時とパルス駆動する時とで前記可変電源の電源電圧を切り替える手段とを備えたことを特徴とする光学的情報記録再生装置。
  11. 前記レーザ光源の動作特性を記憶する記憶手段を有し、前記動作特性に基づいて前記可変電源の電源電圧を設定することを特徴とする請求項6、8、9、10のいずれか1項に記載の光学的情報記録再生装置。
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