JP2007279300A - 光接続部品および光接続部品の製造方法 - Google Patents

光接続部品および光接続部品の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 容易に3次元的な電気配線をすることができ、特に傾斜面にて終端する電極を容易に形成することができる光接続部品及び光接続部品の製造方法を提供する。
【解決手段】 光電変換素子31を備えた光電変換ユニット30を接続する成形体20の先端面21に、光ファイバ11を挿通させてその端面11bを光電変換素子31の活性層32に対向させる光ファイバ挿通孔22を開口するとともに成形体20の先端面21を光ファイバ挿通孔22の軸線方向に対し所定角度に傾斜させる。成形体20の傾斜した先端面21に配線プレートをインサート成形する際に、成形体20の先端面21と鋭角をなして連続する側面である底面23に長尺電極26及び短尺電極27となる長尺リード及び短尺リードの他端面26a、27aが露出するように配線プレートを位置合わせする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光接続部品及び光接続部品の製造方法に係り、例えば光電変換素子に光ファイバを接続するための光接続部品及び光接続部品の製造方法に関するものである。
ブロードバンドの発展に伴い、ネットワークノード上のルーター、更には、情報家電にも高速化・大容量化の要求が高まっている。これに対し、電気伝送の入出力部分で光電変換を行い、光ファイバの広帯域性を生かして高速・大容量伝送を行う光インターコネクションの導入検討が伸展している。光電変換部分において、光電変換素子(発光素子、受光素子)と光ファイバの結合を行うための技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−43622号公報
ところで、特許文献1に記載の光接続部品の製造方法では、光ファイバ位置決め部品の端面上と側面上に繋がって形成された電気配線を有することで、光電変換素子の接続位置の自由度が高くなるとあるが、そもそも、そのように物体表面に連続して3次元的な電気配線を形成することが困難であった。
特に、光ファイバ位置決め部品の端面が傾斜面とされている場合、この傾斜面内にて終端する電極を形成することは極めて困難であった。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、容易に3次元的な電気配線をすることができ、特に傾斜面にて終端する電極を容易に形成することができる光接続部品及び光接続部品の製造方法を提供することにある。
前述した目標を達成するために、本発明に係る光接続部品の第1の特徴は、光電変換素子を備えた光電変換ユニットを接続する成形体の先端面に、光ファイバを挿通させて該光ファイバの先端を前記光電変換素子の活性層に対向させる光ファイバ挿通孔を開口するとともに前記成形体の先端面が前記光ファイバ挿通孔の軸線方向に対し所定角度に傾斜して形成された光接続部品であって、前記傾斜した先端面内で一端が終端しかつ他端がその端面を前記先端面と鋭角をなす側面に露出させた電極を備えることにある。
このように構成された光接続部品においては、容易に3次元的に配線することができ、これにより、光ファイバの端面に対向して設けられる光電変換素子に対して、駆動用電力を供給したり、光電変換素子からの信号を送信したりすることができる。
特に、傾斜面である先端面に設けられた電極が、傾斜した先端面内で一端が終端しかつ他端がその端面を先端面と鋭角をなす側面に露出させたものであるので、成形体の成形時に、電極となる配線プレートのリード部を樹脂内に埋没させることなく、確実に成形体の先端面に配置させることができる。
また、本発明に係る光接続部品の第2の特徴は、上記本発明の第1の特徴において、前記電極の、前記傾斜した先端面と鋭角をなす側面に露出する他端面にメッキ処理したことにある。
このように構成された光接続部品においては、光接続部品を基板へ実装する際に、基板の回路パターンに対して電極を確実にハンダ付けして接続することができ、接続箇所の信頼性を高めることができる。
また、本発明に係る光接続部品の第3の特徴は、上記本発明の第1または第2の特徴において、前記電極が、前記傾斜した先端面と鋭角をなす側面より僅かに突出していることにある。
このように構成された光接続部品においては、光接続部品を基板へ実装する際に、基板の回路パターンに対して電極を圧接状態に接続させることができ、接続箇所の信頼性を高めることができる。
また、本発明に係る光接続部品の製造方法の第4の特徴は、光電変換素子を備えた光電変換ユニットを接続する成形体の先端面に、光ファイバを挿通させて該光ファイバの先端を前記光電変換素子の活性層に対向させる光ファイバ挿通孔を開口するとともに前記成形体の先端面が前記光ファイバ挿通孔の軸線方向に対し所定角度に傾斜して形成された光接続部品の製造方法であって、前記成形体の傾斜した先端面に、前記傾斜した先端面内で一端が終端しかつ前記先端面と連続する側面に他端面を露出させたリードで電極を形成する配線プレートをインサート成形する際に、前記傾斜した先端面と鋭角をなす側面に前記リードの他端面が露出するように前記配線プレートを位置合わせすることにある。
このような光接続部品の製造方法においては、容易に3次元的に配線され、これにより、光ファイバの端面に対向して設けられる光電変換素子に対して、駆動用電力を供給したり、光電変換素子からの信号を送信したりすることが可能な光接続部品を製造することができる。
特に、成形体の傾斜した先端面に配線プレートをインサート成形する際に、傾斜した先端面と鋭角をなす側面にリードの他端面が露出するように配線プレートを位置合わせすることにより、電極となる配線プレートのリード部を樹脂内に埋没させることなく、確実に成形体の先端面に配置させることができる。
また、本発明に係る光接続部品の製造方法の第5の特徴は、上記本発明の第4の特徴において、前記配線プレートをインサート成形した後前記リードの他端面をダイサーで切断して形成することにある。
このような光接続部品の製造方法においては、リードの他端をダイサーによって切断するので、切断精度の向上を図ることができる。また、ダイサーによって切断することにより端面が研磨されるので、電極として極めて良好な表面粗さを確保することができる。
また、本発明に係る光接続部品の製造方法の第6の特徴は、上記本発明の第4の特徴において、前記配線プレートをインサート成形した後前記リードの他端面をスタンピング型で打抜き加工して形成することにある。
このような光接続部品の製造方法においては、十分な精度を確保しつつ容易に切断することができ、作業効率の向上を図ることができる。
また、本発明に係る光接続部品の製造方法の第7の特徴は、上記本発明の第4の特徴において、前記配線プレートをインサート成形した後前記リードの他端面をレーザーで切断加工して形成することにある。
このような光接続部品の製造方法においては、十分な精度を確保しつつさらに容易に切断することができ、作業効率の向上を図ることができる。
本発明によれば、容易に3次元的に配線することができ、これにより、光ファイバの端面に対向して設けられる光電変換素子に対して、駆動用電力を供給したり、光電変換素子からの信号を送信したりすることができる。
特に、傾斜面である先端面に設けられた電極が、傾斜した先端面内で一端が終端しかつ他端がその端面を先端面と鋭角をなす側面に露出させたものであるので、成形体の成形時に、電極となる配線プレートのリード部を樹脂内に埋没させることなく、確実に成形体の先端面に配置させることができる。
以下、本発明に係る好適な実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態に係る光接続部品の断面図、図2は光接続部品を構成する成形体の斜視図である。
図1に示すように、本発明に係る光接続部品10は、全体略矩形状に成形された成形体20と、この成形体20の先端面21に一体的に装着された光電変換ユニット30とから構成されている。
図2にも示すように、成形体20には、先端面21にて開口する複数の光ファイバ挿通孔22が成形体20の幅方向へ所定間隔をあけて配列された状態に形成されており、これら光ファイバ挿通孔22には、光ファイバ11の先端部11aが挿通され、その端面11bが成形体20の先端面21にて露出されている。
成形体20は、その先端面21が、光ファイバ挿通孔22の軸線方向に対し所定角度に傾斜して形成されている。具体的には、成形体20の底面23側から上面24側へ向かって次第に後方側へ傾斜した傾斜面とされている。これにより、この成形体20は、先端面21と底面23とがなす角が鋭角とされている。なお、角度としては、80°以上88°以下であることが好ましい。また、底面23とは、成形体20の基板40への実装面側(図示例の下側)である。
ここで、先端面21が所定角度に傾斜している訳は、図1にも示すように、光ファイバ挿通孔22に挿通した光ファイバ11の端面11bが、後述する先端面21に装着した光電変換ユニット30の活性層32に衝突して、活性層32を破損しないようにするためである。つまり、活性層32はファイバ外径よりも小さいので、先端面21を斜めにすることによってこの先端面21に装着される光電変換ユニット30の活性層32への衝突が避けられる。
成形体20の先端面21には、電気配線部25が設けられている。この電気配線部25は、成形体20の厚さ方向にわたって設けられた長尺電極26と、成形体20の下端から厚さ方向の中央付近にて終端するように設けられた短尺電極27とからなり、これら長尺電極26及び短尺電極27が、光ファイバ挿通孔22に挿通される光ファイバ11に対して一対ずつ設けられている。そして、長尺電極26は、光ファイバ挿通孔22の側方位置に配置され、短尺電極27は、光ファイバ挿通孔22の下方位置に配置されている。
そして、この電気配線部25を構成するそれぞれの長尺電極26及び短尺電極27は、その下端部の端面26a、27aが、成形体20の先端面21と鋭角をなして連続する底面23から僅かに突出されて露出されている。この突出量として、具体例を挙げれば、0.005mm以上0.1mm以下が好ましい。なお、これら長尺端子26及び短尺端子27の端面26a、27aには、メッキ処理が施されている。
光電変換ユニット30は、光電変換素子31を備えており、この光電変換素子31は、成形体20の先端面21への装着面側に、活性層32及びこの活性層32の電極端子33が設けられている。
そして、この光電変換ユニット30を成形体20へ装着することにより、光電変換素子31の活性層32が、光ファイバ挿通孔22と対向する位置に位置決め配置され、電極端子33が、成形体20の長尺電極26及び短尺電極27に電気的に接続される。
上記構造の光接続部品10は、成形体20の底面23を基板40に当接させた状態に固定することにより基板40に実装される。そして、この状態にて、成形体20の先端面21に設けられた電気配線部25を構成する各長尺電極26及び短尺電極27の端面26a、27aが、基板40上の不図示の配線パターンにハンダ付けして接続される。
これにより、成形体20の電気配線部25を介して光電変換素子31の電極端子33と基板40の配線パターンとが電気的に接続され、したがって、光電変換素子31は、基板40側から駆動信号の供給を受けて発光して光ファイバ11へ光信号を送信したり、あるいは、光ファイバ11からの光信号を電気信号に変換して基板40側へ送信する。
このような構成の光接続部品10は、電気配線部25となる複数のリードを有した配線プレートを、成形体20の先端面21にインサート成形する成形工程と、金型から脱型した成形体20の配線プレートを所定の位置にて切断する切断工程と、成形体の先端面21に光電変換ユニットを装着する装着工程とを行うことにより製造される。
次に、上記構造の光接続部品10を製造する場合について説明する。
図3は成形体の成形工程を説明する金型の断面図、図4は成形体にインサート成形される配線プレートの平面図、図5は金型から脱型した成形体の断面図である。
図3(a)に示すように、成形体20を成形する金型50は、上金型51および下金型52を有し、上下両金型51、52を組み合わせると内部に成形体20を成形するためのキャビティ53が形成されるようになっている。上下金型51、52間には、光ファイバ11を挿通させる光ファイバ挿通孔22を成形体20に形成するコアピン54を有した第1スライドコア55と、第1スライドコア55に対向配置され光ファイバ11の端面11bが露出する先端面21を成形体20に形成する第2スライドコア56とを備えている。
なお、下金型52の中央部には、第1スライドコア55の高さ調整用の凸部57が、入れ子構造で上下位置調整可能に設けられている。この凸部57は、樹脂注入時には第1スライドコア55を下方から支持するとともに、製造された光接続部品10に光ファイバ11を固定する際、接着剤を注入するための後述の接着剤注入口28を形成する。
また、第2スライドコア56にはコアピン54の位置決めを行うための位置決め孔56aが設けられており、コアピン54の先端が位置決め孔56aに挿入されることにより、キャビティ53内においてコアピン54が精密に位置決めされる。
また、下金型52と第2スライドコア56との互いに対向する面には、成形する成形体20の先端面21と同一傾斜角度に傾斜された成形面52a、56bが形成されている。
さらに、下金型52には、位置決め孔52bが形成されており、これら位置決め孔52bに、第2スライドコア56に設けられた位置決めピン56cが挿入され、下金型52に対して第2スライドコア56が位置決めされる。
図4に示すように、成形体20の先端面21にインサート成形される電気配線部25となる配線プレート60は、長尺帯状の金属プレートからなるもので、例えば、エッチングやプレスによる打ち抜き加工により、長手方向に間隔をあけてインサート部61が形成されている。このインサート部61は、1個の成形体20毎に適用されるもので、下金型52と第2スライドコア56の成形面52a、56bによる挟持範囲Aの上方寄りに、リード部62が形成されている。
このリード部62は、長孔63の上下の長辺63a、63b間にて交互に形成された長尺リード64及び短尺リード65を有しており、長尺リード64は、長孔63の上下の長辺63a、63b間にわたって形成され、短尺リード65は、長孔63の下方側の長辺63bから長孔63の高さ方向略中央付近まで延在し、その一端が終端している。そして、このリード部62では、長孔63内における中央部分が、成形体20の先端面21にインサートされる矩形状の成形領域Bとされている。
また、リード部62の両側部には、高さ方向に間隔をあけて位置決め孔66が形成されており、これら位置決め孔66には、金型50の第2スライドコア56に形成された位置決めピン56cが挿通可能とされている。そして、この位置決め孔66に、第2スライドコア56の位置決めピン56cが挿通されることにより、配線プレート60が金型50に対して高精度に位置決めされる。
金型50によって成形体20を成形するには、まず、図3(a)に示すように、下金型52と第2スライドコア56との間に配線プレート60のインサート部61を配置させる。
次に、下金型52に対して上金型51を下降させ、さらに、下金型52へ向かって第2スライドコア56を移動させるとともに、第1スライドコア55を第2スライドコア56側へ移動させる。
このようにすると、図3(b)に示すように、上金型51と下金型52によって成形体20を成形するためのキャビティ53が形成される。
また、配線プレート60は、位置決めピン56cによって下金型52に位置決めされるとともに、この下金型52と第2スライドコア56に挟持され、挟持範囲Aの部分が、下金型52と第2スライドコア56の同一傾斜角度に傾斜された成形面52a、56bによって、これら成形面52a、56bと同一角度に傾斜される。
このとき、配線プレート60の短尺リード65は、長孔63の下方側の長辺63bから長孔63の高さ方向略中央付近まで延在して一端が終端した片持ちとされているが、第2スライドコア56の傾斜した成形面56bが、短尺リード65の終端とされた一端側へ向かって次第に下金型52側へ傾斜する傾斜面であるので、この成形面56bによって確実にキャビティ53方向へ押し込まれて屈曲される。
なお、第1スライドコア55は、その先端のコアピン54が、第2スライドコア56の位置決め孔56aに挿入されることにより、キャビティ53内にて精密に位置決めされる。
次いで、キャビティ53内に樹脂を注入し、この樹脂が硬化したら、図3(c)に示すように、下金型52に対して上金型51、第2スライドコア56を離間させ、第1スライドコア55を引き抜くことにより、成形品を脱型させる。このようにすると、図5に示すように、先端面21に配線プレート60が設けられた成形体20が成形される。
続いて、成形体20の先端面21にインサート成形された配線プレート60を、成形体20の上端及び下端にてダイサーによって切断する。
このようにすると、傾斜した先端面21に、長尺リード64及び短尺リード65からなる長尺電極26及び短尺電極27を備えた成形体20が完成する。
ここで、配線プレート60を、成形体20の下端にて切断する際には、長尺リード64及び短尺リード65の下端部が成形体20の底面23から僅かに突出するように切断する。そして、この成形体20の底面23から突出された長尺電極26及び短尺電極27の下端部の端面26a、27aに無電解メッキ処理を施して仕上げる。
上記のようにして成形体20をインサート成形したら、この成形体20の傾斜面からなる先端面21に、光電変換ユニット30を装着させ、光ファイバ挿通孔22に光ファイバ11を挿入し、光接続部品10を完成させる。
このとき、成形体20の先端面21が傾斜面であるので、この先端面21に装着される光電変換素子31の活性層32も斜めに配置される。これにより、光ファイバ挿通孔22に挿入した光ファイバ11の端面11bの活性層32への干渉が抑制され、活性層32及び光ファイバ11の損傷が防がれる。
以上、説明したように、上記実施形態にかかる光接続部品10及びその製造方法によれば、複数の長尺リード64及び短尺リード65を有する配線プレート60を、成形体20の先端面21にインサート成形するので、容易に3次元的に配線することができる。これにより、光ファイバ11の端面11bに対向して設けられる光電変換素子31に対して、光接続部品10の電気配線部25を介して光電変換素子31に駆動用電力を供給したり、光電変換素子31からの信号を送信したりすることができることになる。
特に、傾斜面である先端面21に設けられた短尺電極27が、傾斜した先端面21内で一端が終端しかつ他端がその端面27aを先端面21と鋭角をなして連続する側面である底面23に露出させたものであるので、成形体20の成形時に、片持ち支持された短尺リード65を確実に屈曲させることができ、短尺電極27を樹脂内に埋没させることなく、確実に成形体20の先端面21に配置させることができる。
ここで、例えば、傾斜面である先端面21に設けられた短尺電極27が、傾斜した先端面21内で一端が終端しかつ他端がその端面27aを先端面21と鈍角をなして連続する側面である上面24に露出させたものの場合は、成形時に、片持ち支持された短尺リード65は、先端面21の傾斜に沿って屈曲されずにキャビティ53内に入り込んだ状態となり、このため、成形体20を形成する樹脂内に埋没してしまう。つまり、片持ち支持された短尺リード65以外の部位が下金型52と第2スライドコア56によってインサート成形される。
これに対して、本実施形態によれば、配線プレートをインサート成形する際に、片持ち支持された短尺リード65を含むリード部62の全体が下金型52と第2スライドコア56によって確実に成形されるので、短尺電極27となる短尺リード65を樹脂内に埋没させることなく、確実に成形体20の先端面21に配置させることができる。
また、傾斜した先端面21と鋭角をなして連続する側面である成形体20の底面23に露出された、長尺電極26及び短尺電極27の端面26a、27aにメッキ処理が施されているので、基板40へ実装する際に、基板40の回路パターンに対して長尺電極26及び短尺電極27を確実にハンダ付けして接続することができ、接続箇所の信頼性を高めることができる。また、これら長尺電極26及び短尺電極27が、成形体20の底面23より僅かに突出しているので、実装時に基板40の回路パターンと圧接状態に接触して接続信頼性の向上を図ることができる。
また、配線プレート60の長尺リード64及び短尺リード65をダイサーによって切断するので、切断精度の向上を図ることができる。また、ダイサーによって切断することにより研磨もされるので、長尺リード64及び短尺リード65からなる長尺電極26及び短尺電極27の端面26a、27aを極めて良好な表面粗さを確保することができる。
なお、配線プレート60の長尺リード64及び短尺リード65は、スタンピング型で打抜き加工して切断しても良く、あるいはレーザーで切断加工しても良い。そして、スタンピング型による打抜き加工及びレーザーによる切断加工によれば、十分な精度を確保しつつ容易に配線プレート60を切断することができ、作業効率の向上を図ることができる。
上記実施形態では、成形体20は、先端面21と鋭角をなして連続する側面である底面23を備えるとしたが、本発明はこのような構成に限るものではなく、例えば図6に示すように、成形体20Aは、先端面21と鋭角をなす側面を有した構造であってもよい。すなわち、先端面211は底面231から鉛直に立ち上がった面を経て形成される形状であってもよい。このような先端面211を有した成形体20Aであっても、短尺電極27は、製造時、短尺リードを樹脂内に埋没させることなく屈曲させて、確実に成形体20Aの先端面211に配置させることができる。
本発明の実施形態に係る光接続部品の断面図である。 光接続部品を構成する成形体の斜視図である。 (a)〜(c)は成形体の成形工程を説明する金型の断面図である。 成形体にインサート成形される配線プレートの平面図である。 金型から脱型した成形体の断面図である。 成形体の変形例を説明する断面図である。
符号の説明
11 光ファイバ
10 光接続部品
20、20A 成形体
21、211 先端面
22 光ファイバ挿通孔
23、231 底面(側面)
26 長尺電極(電極)
27 短尺電極(電極)
26a、27a 端面
30 光電変換ユニット
31 光電変換素子
32 活性層
60 配線プレート
64 長尺リード(リード)
65 短尺リード(リード)

Claims (7)

  1. 光電変換素子を備えた光電変換ユニットを接続する成形体の先端面に、光ファイバを挿通させて該光ファイバの先端を前記光電変換素子の活性層に対向させる光ファイバ挿通孔を開口するとともに前記成形体の先端面が前記光ファイバ挿通孔の軸線方向に対し所定角度に傾斜して形成された光接続部品であって、
    前記傾斜した先端面内で一端が終端しかつ他端がその端面を前記先端面と鋭角をなす側面に露出させた電極を備えることを特徴とする光接続部品。
  2. 前記電極の、前記傾斜した先端面と鋭角をなす側面に露出する他端面にメッキ処理したことを特徴とする請求項1記載の光接続部品。
  3. 前記電極が、前記傾斜した先端面と鋭角をなす側面より僅かに突出していることを特徴とする請求項1または2記載の光接続部品。
  4. 光電変換素子を備えた光電変換ユニットを接続する成形体の先端面に、光ファイバを挿通させて該光ファイバの先端を前記光電変換素子の活性層に対向させる光ファイバ挿通孔を開口するとともに前記成形体の先端面が前記光ファイバ挿通孔の軸線方向に対し所定角度に傾斜して形成された光接続部品の製造方法であって、
    前記成形体の傾斜した先端面に、前記傾斜した先端面内で一端が終端しかつ前記先端面と連続する側面に他端面を露出させたリードで電極を形成する配線プレートをインサート成形する際に、前記傾斜した先端面と鋭角をなす側面に前記リードの他端面が露出するように前記配線プレートを位置合わせすることを特徴とする光接続部品の製造方法。
  5. 前記配線プレートをインサート成形した後前記リードの他端面をダイサーで切断して形成することを特徴とする請求項4記載の光接続部品の製造方法。
  6. 前記配線プレートをインサート成形した後前記リードの他端面をスタンピング型で打抜き加工して形成することを特徴とする請求項4記載の光接続部品の製造方法。
  7. 前記配線プレートをインサート成形した後前記リードの他端面をレーザーで切断加工して形成することを特徴とする請求項4記載の光接続部品の製造方法。
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