JP2007278626A - 蓄熱槽形成用袋及び蓄熱槽 - Google Patents

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律男 那須
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恭久 藤崎
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厚志 薬師神
Yusuke Matsuo
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Abstract

【課題】コンクリートピットなどの内部へ容易かつ短時間に装着することができる蓄熱槽形成用袋及びこの袋で形成した蓄熱槽を提供する。
【解決手段】建物の一部であって奥部に比べて狭い入口を有するピットの内面に沿って収納するための防水性の蓄熱槽形成用袋において、少なくとも頂壁8のほぼ全体に亘って断熱板収納用の複数のポケット12を並設するとともに一部に注水口11を有する箱形の袋本体4を具備し、この袋本体4は、棒状に丸めて上記入口Eを通すことができ、かつピットP内で箱形に展開できる程度に柔軟な材料で形成した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、蓄熱槽形成用袋及び蓄熱槽に関する。
従来建物の基礎部分などのコンクリートピット内の空間を蓄熱槽として利用することが行われており、その際に、コンクリートピットの上端開口部内に、袋口部を重ねて、コンクリートピット内面に沿って防水袋を広げるように設け、この防水袋内に水を貯水するようにした構成が知られている(特許文献1)。また、このような構成において、上記コンクリートピットの内面に断熱板を敷きつめ、この断熱板と防水袋との間に接着手段を設けることも知られている(特許文献2)。
特開2005−172402号 特開平11−93451号
特許文献2の蓄熱槽の構成では、コンクリートピット内に断熱板を装着する作業が面倒である。即ち、こうしたコンクリートピットは人が腰を屈んで入れる程度の高さ(例えば1m〜1.2m程度)しかないので、断熱板をコンクリートピットの側面や上面に張り付ける作業を長時間行うと、作業員の身体への負担が大きい。特に、コンクリートピットの天井面に断熱板を張り付ける場合には、作業員には無理な姿勢をとることになり、尚更大変である。
特に近年ではコスト削減のために、既存のコンクリートピットを蓄熱槽に転用することが要望されており、その転用作業を効率良く行うことが望まれている。
そこで本発明は、コンクリートピットなどの内部へ容易かつ短時間に装着することができる蓄熱槽形成用袋及びこの袋で形成した蓄熱槽を提供することを目的とする。
第1の手段は、建物の一部であって奥部に比べて狭い入口を有するピットの内面に沿って収納するための防水性の蓄熱槽形成用袋において、
少なくとも頂壁8のほぼ全体に亘って複数のポケット12を並設するとともに一部に注水口11を有する箱形の袋本体4を具備し、
この袋本体4は、棒状に丸めて上記入口Eを通すことができ、かつピットP内で箱形に展開できる程度に柔軟な材料で形成している。
本手段では、断熱板収納用のポケットを袋本体に付設し、これを丸めて入口からピットの入口を通すことができるように形成することで、ピット内で蓄熱槽を構成できるようにしたものである。
「ピット」とは、建物の一部、特に基礎部分に形成された穴或いは空洞(例えばビルピット)をいう。
「蓄熱槽形成用袋」は、入口が狭く奥部が広いピットの内面に沿って、このピット内に収納できるように構成されている。「ピットの内面に沿って」とは、ピットの内面にフィットする場合の他、ピットの内側面や上面から多少間隔を存するように形成する場合を含む。
「袋本体」は、蓄熱媒体である水を収納するために箱状に形成された部材である。「箱」といっても、底壁と周壁と頂壁とを有するものであれば良く、長方体に限らない。また「棒状に丸めて」とあるのは、入口を通すための変形の一例であって、例えば折り畳んでも良く、ようするにこうした変形が可能な程度の柔軟性を有していれば良い。柔軟材料としては、例えばポリ塩化ビニールを用いることができる。
「ポケット」は、断熱板を挿入するために一端面を開口した袋状の収納部であり、好ましくは断熱板をフィットできるような板状の内部形状を有する。又、ポケットは袋本体の外面又は内面の何れに形成しても良い。
第2の手段は、建物の一部であって奥部に比べて狭い入口を有するピットの内面に沿って収納するための防水性の蓄熱槽形成用袋において、
少なくとも周壁6のほぼ全体に亘って断熱板収納用の複数のポケット12を並設するとともに一部に注水口11を有する箱形の袋本体4を具備し、
この袋本体4は、棒状に丸めて上記入口Eを通すことができ、かつピットP内で箱形に展開できる程度に柔軟な材料で形成している。
本手段は、第1の手段の構成のうち、ポケットの設置箇所を袋本体の頂壁から袋本体の周壁に変更したものである。それ以外の構成要件に関しては、第1の手段で記載した事項を援用する。上記各ポケットは、袋本体を箱形に展開したときに上方へ開口するように配置することが望ましい。
第3の手段は、第1の手段又は第2の手段を有し、かつ
上記袋本体4の頂壁8から、上記ピットの入口E内への挿入用の筒状の連絡口10を起立し、この連絡口は袋本体へ作業員が出入りできる程度の大きさとしている。
このように作業員が袋本体内に入ることができるようにすることで、袋本体の内側から袋本体をピット内面側へ広げたり、後述の如く袋本体内のポケットへ断熱板を装着したり、又は蓄熱槽の設置後に袋本体の内部を点検することなどを可能としている。
第4の手段は、第1の手段乃至第3の手段の何れかを有し、かつ上記ポケット12を、上記袋本体4の外面側に取り付けている。
本手段では、ポケットを袋本体の外面側に、即ち上記袋本体の頂壁外面又は周壁外面に形成している。こうすることで、ポケットを除く袋本体部分がピットの内面に擦られるなどして損傷することを防止できる。
第5の手段は、第3の手段を有し、かつ上記ポケット12を、上記袋本体4の内面側に取り付けている。
本手段では、ポケットを上記袋本体の内面側に、即ち袋本体の頂壁内面又は周壁内面に取り付けている。この場合には、上記連絡口より作業員が袋本体の中に入って作業できるように形成するものとし、これによりポケット内への断熱板の装填を容易に行うことができる。
第6の手段は、第1の手段乃至第5の手段の何れかを有し、更に上記各ポケット12内に収納された断熱板16を具備している。
本手段では、袋本体と断熱板とで蓄熱槽形成用袋を形成している。本手段において、「断熱板」は、軟質材料で形成することが好ましいが、硬質材料を用いても構わない。また袋本体は、断熱板を外した状態で棒状に丸めて上記入口を通すことができ、かつピットP内で断熱板16を装着して箱形に展開できる程度に柔軟な材料で形成する。
第7の手段は、第6の手段の何れかを有し、かつ
上記各断熱板16…を同形かつ同寸に形成するとともに、これらの断熱板を嵌合することが可能に各ポケット12の形状及びサイズを設計し、
更に上記断熱板16は屈曲状態でポケット12に嵌合できるように柔軟な材料で形成している。
このような構成とすることで、ポケットに断熱板を効率的に装填することができる。断熱板の材料としては、例えば無架橋発泡ポリエチレンシートを用いることができる。
第8の手段は、第1の手段乃至第7の手段の何れかを有し、かつ
上記連絡口10は、空気の送風口を兼ねており、
この連絡口10から空気を送風することで袋本体4を箱形に展開できる程度に袋本体4を気密に形成している。
折り曲げられた状態の袋本体をピット内に広げる場合に、作業員が袋本体内に入って手で広げるとすれば、作業が面倒であるとともに、足元が滑るなどして怪我をする可能性もある。そこで本手段では、袋本体の展開作業を容易かつ安全に行うため、空気により袋本体内部を加圧する方式を採用している。
ここで注水口の形成箇所の気密性に関しては、注水口に密閉用の蓋のようなものを設けても良いが、袋本体の容積に対して注出口のサイズを十分に小さくすれば問題なく展開することができる。例えば1000mm×2000mm×4500mm程度の大きさの袋本体に対して注水口の孔径を100mm以下とすれば良い。尚、後述の如く、汲み上げ口を形成するときには、その孔径も注水孔と同様に設計すると良い。
第9の手段は、第1の手段乃至第8の手段の何れかを有し、かつ
上記ポケットに代えて、袋本体4の頂壁8又は周壁6に付設した取付け具20で上記各断熱板16を袋本体4の内面又は外面に沿って取り付けている。
「取付け具」としては、例えば断熱板の対向両辺部にそれぞれフィットするように設けたもの、或いは断熱板の各角部にそれぞれフィットするように設けたものなどが知られている。
第10の手段は、蓄熱槽であり、建物の一部であって奥部に比べて狭い入口を有するピット内に、第1の手段乃至第9の手段の何れかの蓄熱槽形成用袋を内装させることで形成している。
第1の手段及び第2の手段に係る発明によれば、次の効果を奏する。
○袋本体4に断熱板16を設けたから、ピットPの内面に断熱板を貼着する場合に比べて楽に作業を行うことができる。
○断熱板を袋本体4に組み込むのではなく、ポケット12に収納させることが可能に設けたから、取り付けの作業が簡単である。
○袋本体4は、棒状に丸めて上記入口Eを通すことができるように柔軟材料で形成したから、ポケット12ごと袋本体4を丸めるなどしてピットPの入口Eを通すことができ、資材の運び込みも簡単である。
第3の手段に係る発明によれば、上記袋本体4の頂壁8から、上記ピットの入口E内への挿入用の筒状の連絡口10を起立し、この連絡口は袋本体へ出入りできる程度の大きさとしたから、袋本体4内部のメンテナンスが容易である。
第4の手段に係る発明によれば、上記ポケット12を、上記袋本体4の外面側に取り付けたから、袋本体4とピットの内周壁などに袋本体の表面が擦れたり、破れたりして水漏れの原因となるおそれがない。
第5の手段に係る発明によれば、上記ポケット12を、上記袋本体4の内面側に取り付けたから、袋本体の中に人が入って断熱板を容易に装着することができる。
第6の手段に係る発明によれば、断熱板を装着することで蓄熱槽用の袋としての機能を十分に発揮することができる。
第7の手段に係る発明によれば、上記各断熱板16…を同形かつ同寸に形成するとしたから、又、断熱板16は屈曲状態でポケット12に嵌合できるから、ポケットへの断熱板の取付け作業が一層的に効率的となる。
第8の手段に係る発明によれば、袋本体4内へ送風して袋本体を展開するようにしたから、隅々まできちんと広げることができるとともに小人数で蓄熱槽を構築できる。
第9の手段に係る発明によれば、上記ポケットに代えて、袋本体4の頂壁8又は周壁6に付設した取付け具20を用いたから、第1の手段と同様に、上記各断熱板16を袋本体4の内面又は外面に沿って確実に取り付けることができる。
第10の手段に係る発明によれば、建物の一部であって奥部に比べて狭い入口を有するピット内に第1の手段乃至第7の手段の何れかの蓄熱槽形成用袋を内装させることで形成するから、既存のコンクリートピットなどを有効利用することができる。
図1から図7は、本発明の第1の実施形態に係る蓄熱槽及び蓄熱槽形成用袋2を示しており、奥部に比べて入口Eの狭いピットP内に形成している。Aは、蓄熱槽形成用袋とピット底面との間に敷設した補助断熱板であり、Wは、ピットを貫通した給水パイプである。
上記蓄熱槽形成用袋2は、袋本体4と、断熱板16とで構成している。
袋本体4は、防水製で全体として図2に示すような略箱形に形成されており、底壁と周壁6と頂壁8とを有する。更に、この頂壁の任意の一部(図示例では中央部)からは、人が通り抜けられる大きさの筒状の連絡口10を起立している。この連絡口は、ピットPの入口E内に取り付けられている。更に、袋本体の頂壁8のうち上記給水パイプWに対応する位置には、注水口11を形成している。更に上記頂壁の適所には汲み上げ口22を設け、この汲み上げ口を介して取水パイプDを貫設している。この取水パイプの下端は、ポンプ24として蓄熱槽内に設置した水中ポンプに接続している。もっともこの水中ポンプに代えて蓄熱槽外方の取水パイプ部分にポンプを設置しても良い。
また、周壁6と頂壁8との各外面には、それぞれ複数のポケット12を形成しており、各ポケットは、一端側に開口部14を有する。図示の例では、周壁6に設けたポケット12は、上方に開口しており、また頂壁8に設けたポケット12は、連絡口側に開口している。更に図示のポケット12は、各面の法線方向から見て長方形状であり、周壁6及び頂壁8をそれぞれ隙間無く覆うように配列されている。又、袋本体は、ポケット形成箇所を含む全体として、棒状又は帯板状に丸めたり、折り畳んだりすることができる程度に柔軟な材質及び厚みを有する。また、上記開口部14には、袋本体の展開作業中に断熱板の抜出し防止可能に閉じることができる蓋部(図示せず)を付設しても良い。
断熱板16は、各ポケット12内にフィットするように長方形状に形成されている。各断熱板は、その断熱板又は隣接する他の断熱板をポケット12内へ挿入し易いように屈曲自在な柔軟な材料で形成する。
次に蓄熱槽を構築する手順を説明する。
1.前述の蓄熱槽形成用袋2は、予め断熱板16とは別にして、運搬に便利であるように棒状に丸めておく。
2.図3に示す如くピットP内部が中空の状態から、ピットの底面全体に補助断熱板Aを敷設する。図示例では一枚の断熱板として描かれているが、ピットの入口Eを通り易いように、複数枚の補助断熱板を並置しても良い。
3.次に図4に示すように前述の丸めた蓄熱槽形成用袋2をピットの入口Eを通してピットPの奥部内へ挿入する。尚、同図では作図の都合上作業員を小さく描いている。
4.上述のように丸めた蓄熱槽形成用袋2を広げて図5及び図6に示すように袋本体4の周壁6及び頂壁に形成されたポケット12に順次断熱板16を挿入する。
5.蓄熱槽形成用袋2の連絡口10を図7のようにピットPの入口Eに連結して、図示しない送風ファンから送風管Gを用いて袋本体を広げると、図1のように蓄熱槽が構築される。
6.更に、蓄熱槽形成用袋の注水口11内に給水用パイプWを、また汲み上げ口22内に取水パイプDをそれぞれ挿入し、この取水パイプの端部を水中ポンプに連結する。
尚、図示例としては記載していないが、袋本体の頂壁8をピットPの天井面側から吊って支えることもできる。即ちこの天井面に適数のフックを付設しておき、袋本体の頂壁の適所に一端を結んだロープを、上記フックを通過してピットの入口より外方に引き出し、上記袋本体2内に送風をすると同時にそれらのロープを介して袋本体の頂壁を引き上げるようにすると袋本体の展開を円滑に行うことができ、更にロープの他端を固定点に連結すれば良い。この吊下げ手法は、例えば袋本体の周壁乃至頂壁の何れか一方にのみポケット及び断熱板を装着しており、袋本体のみでは自立性がない場合に適用し得る。
以下本発明の他の実施形態を説明する。これらの実施形態において、第1実施形態と同じ構成については同一符号を付することで説明を省略する。
図8は、本発明の第2実施形態に係る蓄熱槽を示している。本実施形態では、ポケット12を袋本体4の周壁6内面及び頂壁8下面に形成している。この場合には、ピットPの入口E及び連絡口10を人が通れるほどの大きさに形成して、袋本体4の内部よりポケット12内へ断熱板16を挿入すればよい。
図9は、本発明の第3実施形態に係る蓄熱槽を示している。本実施形態では、第1実施形態の各ポケットの代わりに、図示の如く断面L字形の一対の取付け具20を取り付けたものである。この取付り具は、紙面鉛直方向に長くかつ長手方向両辺部を閉塞した形状であり、各断熱板の両端部外面にフィットするように構成している。
本発明の第1の実施形態に係る蓄熱槽の縦断面図である。 図1の蓄熱槽の斜視図である。 図1の蓄熱槽を形成する前のコンクリートピットの縦断面図である。 図1の蓄熱槽を形成する第1の工程を示す説明図である。 図1の蓄熱槽を形成する第2の工程を示す説明図である。 図1の蓄熱槽を形成する第3の工程を示す説明図である。 図1の蓄熱槽を形成する第4の工程を示す説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る蓄熱槽の縦断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る蓄熱槽の縦断面図である。
符号の説明
2…蓄熱槽形成用袋 4…袋本体 6…周壁 8…頂壁 10…連絡口
11…注水口 12…ポケット 14…開口部 16…断熱板 20…取付け具
22…汲み上げ口 24…ポンプ
P…ピット E…入口 A…補助断熱板 G…送風管 W…給水パイプ
D…取水パイプ

Claims (10)

  1. 建物の一部であって奥部に比べて狭い入口を有するピットの内面に沿って収納するための防水性の蓄熱槽形成用袋において、
    少なくとも頂壁8のほぼ全体に亘って断熱板収納用の複数のポケット12を並設するとともに一部に注水口11を有する箱形の袋本体4を具備し、
    この袋本体4は、棒状に丸めて上記入口Eを通すことができ、かつピットP内で箱形に展開できる程度に柔軟な材料で形成したことを特徴とする、蓄熱槽形成用袋。
  2. 建物の一部であって奥部に比べて狭い入口を有するピットの内面に沿って収納するための防水性の蓄熱槽形成用袋において、
    少なくとも周壁6のほぼ全体に亘って断熱板収納用の複数のポケット12を並設するとともに一部に注水口11を有する箱形の袋本体4を具備し、
    この袋本体4は、棒状に丸めて上記入口Eを通すことができ、かつピットP内で箱形に展開できる程度に柔軟な材料で形成したことを特徴とする、蓄熱槽形成用袋。
  3. 上記袋本体4の頂壁8から、上記ピットの入口E内への挿入用の筒状の連絡口10を起立し、この連絡口は袋本体へ作業員が出入りできる程度の大きさとしたことを特徴とする、請求項1又は請求項2記載の蓄熱槽形成用袋。
  4. 上記ポケット12を、上記袋本体4の外面側に取り付けたことを特徴とする、請求項1乃至請求項3の何れかに記載の蓄熱槽形成用袋。
  5. 上記ポケット12を、上記袋本体4の内面側に取り付けたことを特徴とする、請求項3記載の蓄熱槽形成用袋。
  6. 更に上記各ポケット12内に収納された断熱板16を具備することを特徴とする、請求項1乃至請求項5の何れかに記載の蓄熱槽形成用袋。
  7. 上記各断熱板16…を同形かつ同寸に形成するとともに、これらの断熱板を嵌合することが可能に各ポケット12の形状及びサイズを設計し、
    更に上記断熱板16は屈曲状態でポケット12に嵌合できるように柔軟な材料で形成したことを特徴とする、請求項6に記載の蓄熱槽形成用袋。
  8. 上記連絡口10は、空気の送風口を兼ねており、
    この連絡口から空気を送風することで袋本体4を箱形に展開できる程度に袋本体4を気密に形成したことを特徴とする、請求項1乃至請求項7の何れかに記載の蓄熱槽形成用袋。
  9. 上記ポケットに代えて、袋本体4の頂壁8又は周壁6に付設した取付け具20で上記各断熱板16を袋本体4の内面又は外面に沿って取り付けたことを特徴とする、請求項1乃至請求項8の何れかに記載の蓄熱槽形成用袋。
  10. 建物の一部であって奥部に比べて狭い入口を有するピット内に、請求項1乃至請求項9の何れかの蓄熱槽形成用袋を内装させることで形成した蓄熱槽。

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