JP2004060105A - 衣服 - Google Patents

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JP2004060105A
JP2004060105A JP2002220688A JP2002220688A JP2004060105A JP 2004060105 A JP2004060105 A JP 2004060105A JP 2002220688 A JP2002220688 A JP 2002220688A JP 2002220688 A JP2002220688 A JP 2002220688A JP 2004060105 A JP2004060105 A JP 2004060105A
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air
heat insulating
heat
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JP2002220688A
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Kenji Kaneoka
金岡 健治
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Globeride Inc
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Daiwa Seiko Co Ltd
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Abstract

【課題】通気性を有しない材料から成る袋状の外包体内に断熱材を空気と共に閉じ込め、断熱材が潰れない衣服を提供すること。
【解決手段】衣服は右前身頃と左前身頃と後身頃で形成されると共に、夫々の表地aと裏地bが袋状に縫製連結されて表地aと裏地bでポケットαが構成され、ポケットαの中に断熱体4、5、6が収納可能になっている。
右前身頃と左前身頃と後身頃の各裏地bの下側には挿入口1a、2a、3aが形成されてファスナ−12、13、14が設けられている。
断熱体4、5、6は通気性を有しない材料から成る袋状の外包体7内に複数の空気室7aを設け、断熱材8を空気と共に閉じ込めて構成されている。
外包体7には空気充填孔7eの開口7fを有するノズル7dが形成されて開口7fを閉塞して空気の出し入りを防止する開閉自在の閉栓15を有している。
【選択図】    図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、断熱材を有する衣服の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の保温性を備えた衣服は表地と裏地の間に繊維の集合体や発泡体等の断熱材が設けられ、これら断熱材で保温性が高められていた。
そして、これら断熱材はその材料の持つ弾性である程度の大きさ、厚みを保ち、内部に空間や間隙が確保されていた。
ところが、衣服を使用しているうちに断熱材は押圧され、潰れた状態になると保温性が低下してしまうという欠点を有していた。
また、特開平6−235104号公報には、空気充填孔を有するフロ−トを着脱可能に収納するジャケットが紹介されているが、マリンスポ−ツ用のフロ−ティングジャケットであって空気室を有するのみで断熱材を有していない。
さらに、特開2002−84952号公報には、中綿(断熱材)を通気性を有する袋に収納し、これをポケットに入れた釣り用衣服が紹介されているが、袋が通気性を有しているため、断熱材が押圧されると潰れてしまい保温性が低下する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
解決しようとする問題点は、従来の衣服では断熱材を内包していても、断熱材が押圧され、潰れた状態になると保温性が低下してしまったり、空気充填孔があっても断熱材が内包されていなかったり、断熱材が内包される袋が通気性を有しているため、断熱材が押圧されると潰れてしまい保温性が低下することである。
【0004】
本発明の目的は前記欠点に鑑み、通気性を有しない材料から成る袋状の外包体内に断熱材を空気と共に閉じ込め、断熱材が潰れない衣服を提供することであり、さらに他の目的は、保温状態が調整可能な衣服を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、
請求項1に係わる本発明は、通気性を有しない材料から成る袋状の外包体内に断熱材を空気と共に閉じ込めた断熱体を有することを要旨とするものである。
請求項2に係わる本発明は、外包体は空室の空気を出し入れする開閉可能な開口を有することを要旨とするものである。
請求項3に係わる本発明は、断熱材を内包するように通気性を有しない材料から成る合成樹脂製の外包体を溶着して袋状の断熱体を形成し、該断熱体を衣服に設けたことを要旨とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
請求項1の本発明により、空気で膨らんだ空気室7aで外力が加わっても断熱材8が潰れず、保温状態が維持される。
また、空気で膨らんだ断熱体4、5、6を有するため、保温性を有するライフジャケットとして釣り等のマリンスポ−ツにも使用することが出来る。
【0007】
請求項2の本発明により、断熱体4、5、6の外包体7に空気の出し入れする開閉可能な空気充填孔の開口7fを有するノズル7dを設け、閉栓15で閉塞することができると共に、空気を抜くことで保温を弱くすることが出来、保温状態の強弱を調節することが出来る。
請求項3の本発明により、製造方法によれば、本願の断熱体4、5、6を有する衣服が容易に製造出来る。
【0008】
【実施例】
以下、図示の一実施例によって本発明を説明すると、図1は衣服の(a)展開図で(b)右前身頃に入れる断熱体の平面図で(c)後身頃に入れる断熱体の平面図で(d)左前身頃に入れる断熱体の平面図、図2は衣服の(a)外包体に充分空気が注入された状態の拡大断面側面図で(b)外包体から空気が一部抜き取られた状態の拡大断面側面図、図3は断熱体の拡大断面平面図、図4は外包体の身側の金型成形断面側面図、図5は外包体の身側と蓋側の分解断面側面図である。
【0009】
衣服は例えばレジャ−用ジャケットで右前身頃1と左前身頃2と後身頃3で形成されると共に、夫々の表地aと裏地bが袋状に縫製連結されて表地aと裏地bでポケットαが構成されている。
右前身頃1と左前身頃2の縁部には係合チャックからなる開閉用止着部10、11が設けられて仕着した時身体の前で互いに開閉可能に止着出来るようになっている。
右前身頃1と左前身頃2と後身頃3の各裏地bの下側には挿入口1a、2a、3aが形成され、この挿入口1a、2a、3aにはそれぞれ挿入口を開閉するファスナ−12、13、14が設けられて夫々の表地aと裏地bで袋状になったポケットαの中に断熱体4、5、6が収納可能になっている。
表地aと裏地bで袋状になったポケットαは左右前身頃1、2と後身頃3の大きさに合致して形成され、そして、中に入れる断熱体4、5、6の通気性を有しない材料から成る袋状の外包体7は夫々のポケットに収まるように合致した形状、大きさとし遊びを少なくしてポケットαに収められる。
【0010】
断熱体4、5、6は通気性を有しない材料から成る合成樹脂製の袋状の外包体7内に複数の空気室7aを設け、断熱材8を空気と共に閉じ込めて構成されている。
空気室7aの隔壁7bには空気を通す連結孔7cが穿設されて複数の空気室7aは連結孔7cで連結されている。
外包体7にはノズル7dが形成されてノズル7dに空気充填孔7eの開口7fが形成されて空気充填孔7eの開口7fを閉塞して空気の出し入りを防止する開閉自在の閉栓15を有している。
複数の空気室7aには空気を入れて空気充填孔7eの開口7fを閉栓15で閉塞すると空気室7aは閉じた状態となり空気が漏れず膨らんだ状態を維持出来ると共に、空気を適宜排出して断熱体4、5、6を薄くした状態を維持することも可能である。
【0011】
断熱材8は、主に、ナイロン、ポリエステル等の合成樹脂の繊維から成る織布、不織布、綿状繊維(繊維塊)等の繊維の集合体やウレタン等の独立気泡体、連続気泡体等の合成樹脂発泡体である。
これらの断熱材8は柔軟性を有し、また、その弾性で膨らみ形状を維持して繊維間あるいは気泡内に空気を包含し、包含した空気の移動を規制し保温性を高めている。
そして、外包体7が膨らんだ状態では外包体7が外圧に抗して膨らみを維持するため、断熱材8が押圧されず、包含した空気が移動しないため保温状態が維持される。
【0012】
断熱体4、5、6が製造される時は、外包体7の身側7′にウレタンやポリ塩化ビニ−ル等の柔軟性を有し、通気性のない合成樹脂シ−トを図4の金型9、9′で熱圧して膨らみ分の湾曲した空気室7aとなる複数の凹部からなる収容部7gが出来るように成形し、図5のように収容部7gの中に断熱材8を入れて合成樹脂シ−トの蓋側7″とその周縁及び複数の空気室7a間にて溶着して一体化している。
このように合成樹脂シ−ト間に断熱材8を配して、両側の合成樹脂シ−ト同志を溶着することで、断熱材8を空気と共に内包する閉じられた状態の袋状の断熱体4、5、6となる。
収容部7g(空気室7a)間は溶着されない連結孔7cを残して溶着で形成された隔壁7bで仕切られ、外縁には前記空気充填孔7eの開口7fを有するノズル7dが形成される。
【0013】
前記のように形成された断熱体4、5、6をポケットα内に収納して衣服が構成されると、空気で膨らんだ空気室7aで外力が加わっても断熱材8が潰れず、包含した空気が移動しないため保温状態が維持される。
しかも、断熱材8が潰された状態で癖付けされてしまうことが防止される。
さらに、断熱体4、5、6の外包体7に空気の出し入れする開閉可能な空気充填孔7eの開口7fを有するノズル7dを設け、外包体7内に開口7fから空気を吹き込んで閉栓15を開口7fに取り付けて空気充填孔7eを閉塞することができると共に、閉栓15を外して空気を抜くことで保温を弱くすることが出来、適度な空気の量にして閉栓15で空気充填孔7eを閉塞して保温状態の強弱を調節することが出来る。
【0014】
また、空気で膨らんだ断熱体4、5、6を有するため、保温性を有するライフジャケットとして釣り等のマリンスポ−ツに使用することが出来る。
また、外包体7の空気の量は断熱材8が押圧された状態まで減らして保温状態の調節ができるが、この場合でもわずかに空気を残すことで断熱材8が完全に潰れて癖付けされることが防止でき、しかも、空気を減らしすぎても外包体7自身の弾性でその内部が膨らむように付勢されているためわずかな空気が残り断熱材8が潰れて癖付けされることが防止される。
また、断熱材8はその弾性によってある程度の潰れはもとの状態に復元するが、断熱材8が合成樹脂スポンジ等の連続気泡発泡体であると、潰れてももとの状態に復元するスピ−ドが早いため、断熱材8の潰れるまで外包体7から空気を抜いて保温状態の強弱を素早く調節できて、その調節範囲が大きくなる。
【0015】
さらに、上記製造方法によれば、本願の断熱体4、5、6を有する衣服が容易に製造出来る。
【0016】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0017】
請求項1により、空気を閉じ込めた空気室で外力が加わっても断熱材の潰れが防止されるため保温状態が維持される。
請求項2により、断熱体の外包体に空気の出し入れする開閉可能な開口を設けたので、保温状態の強弱を調節することが出来る。
請求項3により、製造方法によれば、断熱材の潰れが防止され保温状態が維持できる断熱体を有する衣服が容易に製造出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例で、衣服の(a)展開図で(b)右前身頃に入れる断熱体の平面図で(c)後身頃に入れる断熱体の平面図で(d)左前身頃に入れる断熱体の平面図である。
【図2】同衣服の(a)外包体に充分空気が注入された状態の拡大断面側面図で(b)外包体から空気が一部抜き取られた状態の拡大断面側面図である。
【図3】同断熱体の拡大断面平面図である。
【図4】同外包体の身側の金型成形断面側面図である。
【図5】同外包体の身側と蓋側の分解断面側面図である。
【符号の説明】
4、5、6 断熱体
7 外包体
7f 開口
8 断熱材

Claims (3)

  1. 通気性を有しない材料から成る袋状の外包体内に断熱材を空気と共に閉じ込めた断熱体を有することを特徴とする衣服。
  2. 外包体は空室の空気を出し入れする開閉可能な開口を有することを特徴とする請求項1記載の衣服。
  3. 断熱材を内包するように通気性を有しない材料から成る合成樹脂製の外包体を溶着して袋状の断熱体を形成し、該断熱体を衣服に設けたことを特徴とする衣服の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007278626A (ja) * 2006-04-07 2007-10-25 Takenaka Komuten Co Ltd 蓄熱槽形成用袋及び蓄熱槽

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