JP2007277958A - 床板支持装置及び床板の補強構造 - Google Patents

床板支持装置及び床板の補強構造 Download PDF

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Abstract

【課題】床板を張替えることなく、床板に形成された開口から床下に支持装置を設置し、この支持装置で床板を適切な高さに支持し、補強できるようにする。
【解決手段】内周にネジ溝が形成された筒体(11a)の上部外周に床板(2)を支持する三つの支持アーム(11b)を互いに等間隔離して側方へ張り出して形成してなる台座(11)と、筒体(11a)に螺合可能であって頂部に回動工具係合用の凹部(12a)を設け、下部に床基礎面(3)に接合するフランジ部(12bを一体に設けて形成してなる支持ボルト(12)により床板(2)の支持装置(1)を構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、床基礎面上に設置して床板を支持する装置と、これを利用して既設の床板を補強する構造に関する。
床基礎面上で床板を一定の高さに支持する装置として、例えば図5に示されるように、床基礎面51に設置した基部52a上に支持ボルト52bを上向きに支持し、この支持ボルト52bに、雌ネジを切った管部52cを下面中央に突出させて円形に形成された支承板52dを螺合し、支承板52dの上面で床板53を支持し、また、床板53に形成された開口53aを通じて床上から支持ボルト52bを回動操作して床板53の高さ調整を可能とした構成のものが知られている(例えば特許文献1参照)。
実公平6−3075号公報
従来の支持装置52は、床板53を敷設する前に、或いは敷設工事と同時進行で、床基礎面51上に支持装置52を設置する必要があり、既設の建物の床板には取り付けることができなかった。
ところで、近時、戸建住宅やマンションなどの集合住宅を増改築したり修繕したりする住宅リフォームの需要が増加しており、特にトイレや洗面台、台所といった水廻りの設備をリフォームするケースが多い。
その中で、例えば洗面所を別な場所に移動するが元の場所の床板を張替えないケースでは、洗面台があった元の場所の床板には給排水管を通していた開口がぽっかりと空いたままとなり、これを塞いで床板を補強する工事が必要となる。しかし、床下に潜り込んでの工事ができないことから、従来は木片を前記開口から床下に落し入れてこれを床板下面に接するまで積み上げるようにしていた。
この場合に、開口が狭いことと相俟って床上からの作業のため、木片を床板に接する高さまで隙間なくきっちりと積み上げることが難しく、木片の上面が床板に僅かに接しているだけで床板を十分に補強できていなかったり、木片を床下に無理矢理押し込んで積み上げたために木片から床板に上向きの応力が過度にかかり、木片が接する開口廻りの床板を変形させてしまったりすることがあった。
また、このような積み上げた木片の高さ調整は作業者個々の技量に頼るところが大きく、作業者によって施工品質のバラツキが大きいという問題があった。
前記図示した支持装置を床下に設置することができれば、床板を支持する高さを適正に調整して開口部分を補強可能であるが、従来構成の支持装置は床板が張られた既設の建物への利用については何ら考慮されてはいないため、床下に通じる大きな穴が床板に形成されていない限り支持装置を設置することができない。
本発明は従来技術の有するこのような問題点に鑑み、既設の床板を張替えることなく、床板に形成された開口から床下に支持装置を設置し、この支持装置で床板を適切な高さに支持し、補強できるようにすることを課題とする。
前記課題を解決するため本発明は、内周にネジ溝が形成された筒体の上部外周に床板を支持する三つの支持アームを互いに等間隔離して側方へ張り出してなる台座と、前記筒体に螺合可能であって頂部に回動工具係合用の凹部を設け、下部に床基礎面に接合するフランジ部を一体に設けて形成してなる支持ボルトにより床板の支持装置を構成した。
これによれば、床板下面を支持する台座の支持アームを互いに筒体の上部外周から側方へ三方に分岐させて設けてあるので、床板に形成された開口の内径よりも筒体の中心から支持アーム先端までの外径が大きくても、開口をくぐらせて台座を床上から床下に装置することが可能であり、台座の筒体に下方から螺合して基礎床面上に立てた支持ボルトの螺合深さを調整して開口廻りの床板下面に支持アームを接合させることにより、床板を適切な高さに支持して開口が形成された部分を補強することができる。
また、本発明の床板の補強構造は、前記構成の支持装置を用い、これを床上から床板に形成された開口を通して床下に入れ、台座の筒体に螺合した支持ボルトのフランジ部が前記開口の中心直下で床基礎面に接合するように床下の支持装置の位置を調整し、次いで床上から前記開口内に回動工具を差し入れて筒体に螺合した支持ボルトの凹部に係合させ、回動工具で支持ボルトを回動して筒体内の支持ボルトの螺合深さを調整することにより台座の各支持アームを床板下面に接合させ、その後、床板に形成された開口をカバー板を装着して塞ぐことにより、既設の床板を補強するように構成したものである。
本発明の好適な一実施形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態の支持装置を台座と支持ボルトを分離して示した要部破断構成図、図2は図1の台座の平面図、図3と図4は図1の支持装置を開口を通して床下に設置した状態を床板の上方と側方から示した図であり、図中、符号1は支持装置、11は台座、12は支持ボルト、2は床板、21は床板2に形成された開口、3は床基礎面、4はカバー板をそれぞれ示している。
この形態は、本発明を水周り設備のあった場所のリフォームに伴う床板2の補強を適用した一例であり、床板2上に設置されていた水周り設備とこれに接続して開口21から床下に通されていた給排水管を取り去り、床上に円形に露出した開口21の部分を支持装置1で補強し、さらに開口21をカバー板4で閉鎖するものである。
本形態の支持装置1は、内周にネジ溝が形成された適宜な太さの円筒体11aの上部からその周囲側方へ突出した床板2を支持する三つの支持アーム11bを設けてなる台座11と、円筒体11aに螺合する雄ネジが切られた支持ボルト12により構成してある。
より詳しくは、台座11の三つの支持アーム11bは、各々円筒体11aの上部外周面から側方へ一定の幅で分岐して延び、その先端部分を根元部分よりも幅広に設けるとともに上面を円筒体11aの上面と面一に設けて形成してある。図2に示されるように、座板2を上方から見ると各支持アーム11bは円筒体11aを中心にY字形に張り出した形状を呈し、各支持アーム11bの円筒体11aの軸心Oから先端縁部までの長さ(L)を同一に設定し、且つ軸心Oの廻りで三つの支持アーム11bを互い等角度(120°)だけ離して設けてある。また、各支持アーム11bには、カバー板4を固定する留め具(図示せず)の挿通孔11cを形成してある。
なお、支持アーム11bの長さ(L)は、床板2に形成された開口21の半径(R)よりも大きく設定される(図3参照)。例えば集合住宅において給排水管を通すために床板2に形成される開口21はその半径(R)が標準で70mm程度であるが、この場合、支持アーム11bの長さ(L)をこれよりも長い90mm程度に設けた台座11が用いられる。
また、支持ボルト12は、その頂部に回動工具(図示せず)が係合する凹部12aを設け、下部に床基礎面3に接合するフランジ部12bを一体に設けて形成してある。フランジ部12bは、前記円筒体11aと略同じ外径寸法の皿状に設けてある。
このように構成された支持装置1を用いた床板2の補強手順は、先ず、支持ボルト12が円筒体11aに深く螺合した支持装置1を床上から開口21を通して床下に入れ、フランジ部12bを床基礎面3に接合させて支持ボルト12を床基礎面3上に立設させる。このとき、円筒体11aが開口21の中心直下に配置されるように支持ボルト12の立設位置を調整しておく。
次いで、床上から開口21内に回動工具を差し入れ、その先端を筒体11aに螺合した支持ボルト12の凹部12aに係合させる。そして、床上から回動工具を操作して支持ボルト12を回動し、筒体11a内の支持ボルト12の螺合深さを調整して、各支持アーム11bを床板2の下面に接合させ、開口21の周辺部分の床板2を支持装置1で支持する。
その後、図4に示されるように、カバー板4を床板2の開口21に装着してこれを塞ぎ、必要に応じてカバー板4を留め具で支持アーム11bに固定することにより、床板2の補強作業が完了する。
このように本発明によれば、床板2を張替えたり作業者が床下に潜り込んだりすることなく、床上から支持装置1を床板2の開口21を通して床下に設置し、開口21の周辺部分を支持装置1で支持して床板2を補強することが可能である。また、円筒体11aに対する支持ボルト12の螺合深さを床上から調整するという簡単な操作で床板2を適正な高さに支持することができ、これにより施工作業者の技量によらずに、施工品質を一定に保つことが可能である。
なお、図示した台座11と支持ボルト12の形態は一例であり、本発明の支持装置1はこれに限定されず、他の適宜な形態で構成が可能である。また、本発明の支持装置1は既設の床板2の補強に用いられる他に、新設の床板2の支持にも利用が可能である。その場合、支持装置1は床板2の敷設前や敷設工事と同時進行で床基礎面3上に設置することができる。
本発明の一実施形態の支持装置を台座と支持ボルトを分離して示した要部破断構成図である。 図1の台座の平面図である。 図1の支持装置を開口を通して床下に設置した状態を床板の上方から示した図である。 図1の支持装置を開口を通して床下に設置した状態を床板の側方から示した図である。 従来の床板支持装置で床板を支持した状態の床下の断面を示した図である。
符号の説明
1 支持装置、11 台座、11a 円筒体、11b 支持アーム、12 支持ボルト、12a 凹部、12b フランジ部、2 床板、21 開口、3 床基礎面、4 カバー板

Claims (2)

  1. 内周にネジ溝が形成された筒体の上部外周に床板を支持する三つの支持アームを互いに等間隔離して側方へ張り出してなる台座と、
    前記筒体に螺合可能であって頂部に回動工具係合用の凹部を設け、下部に床基礎面に接合するフランジ部を一体に設けて形成してなる支持ボルトからなる床板支持装置。
  2. 内周にネジ溝が形成された筒体の上部外周に三つの支持アームを互いに等間隔離して側方へ張り出してなる台座と、頂部に回動工具係合用の凹部を設け、下部にフランジ部を一体に設けて形成してなる支持ボルトからなる支持装置を床上から床板に形成された開口を通して床下に入れ、
    台座の筒体に螺合した支持ボルトのフランジ部が前記開口の中心直下で床基礎面に接合するように床下の支持装置の位置を調整し、
    次いで床上から前記開口内に回動工具を差し入れて筒体に螺合した支持ボルトの凹部に係合させ、回動工具で支持ボルトを回動して筒体内の支持ボルトの螺合深さを調整することにより台座の各支持アームを床板下面に接合させ、
    その後、床板の開口をカバー板を装着して塞ぐことにより、既設の床板を補強することを特徴とする床板の補強構造。



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