JP2007276793A - 搬送パレット - Google Patents

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Hisakazu Kusuda
久和 楠田
Yoshiki Shibagaki
良樹 柴垣
Seiji Kamisaka
清二 上坂
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Abstract

【課題】回収時に、占有体積を小さくできるとともに、支柱の落下を防止できる搬送パレットを提供する。
【解決手段】搬送パレット10は、基台20、蓋部材30及び支柱40を備える。基台20は、板状であって搬送物が載置される。蓋部材30は、基台20の上面25に合わさる形状であって搬送物の上方に被せられる。支柱40は、基台20上に立設され蓋部材30を支持する。支柱40は、基台20及び蓋部材30に対して着脱自在であって、蓋部材30が基台20の上面25に合わされたとき、基台20と蓋部材30との間に収納される。
【選択図】図1

Description

この発明は、搬送物を梱包する搬送パレットに関し、特に回収されて繰り返し使用される搬送パレットに関する。
デジタル複合機等の重量が大きい製品又は半製品を搬送又は保管する場合、搬送パレットが一般的に用いられている。
製品等を搬送パレットで梱包することで、製品等を衝撃などによる損傷から保護でき、フォークリフト等による搬送が容易になり、さらに、積み重ねての保管が可能となるため保管場所を省スペース化できるようになる。
一方、製品等を搬送した後の搬送パレットの回収時には、搬送パレットの占有体積を小さくすることが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。搬送パレットの占有体積を小さくすることで、回収時の搬送効率の向上を図ることができる。
例えば、特許文献1に記載のボックスパレット(搬送パレット)では、縦フレームと横フレームとが格子状に組み合わされることでパレット本体(この発明の基台に相当する。)が構成され、2本の横フレームの間に、4本の支柱を収納する支柱収納部が設けられる。特許文献1では、支柱収納部に支柱を収納することで、搬送パレットの占有体積が小さくなるとされている。
特開2002−68186公報
しかし、特許文献1に記載の搬送パレットでは、基台が格子状であるので、支柱の収納時に支柱をバンド締めする必要があり、作業性がよくない。バンド締めされなかった場合又はバンドが緩んだ場合は、搬送パレットの搬送中などに支柱が格子の孔から抜け落ちる虞がある。
この発明の目的は、回収時に、占有体積を小さくできるとともに、支柱の落下を防止できる搬送パレットを提供することにある。
この発明の搬送パレットは、上述の課題を解決するために以下のように構成される。
(1)この発明の搬送パレットは、基台、蓋部材及び支柱を備える。基台は、板状であって搬送物が載置される。蓋部材は、基台の上面に合わさる形状であって搬送物の上方に被せられる。支柱は、基台上に立設され蓋部材を支持する。支柱は、基台及び蓋部材に対して着脱自在であって、蓋部材が基台の上面に合わされたとき、基台と蓋部材との間に収納される。
この構成においては、搬送パレットの回収時に、支柱は、基台及び蓋部材から取り外され、基台と蓋部材との間に収納される。基台が板状であるので、支柱が抜け落ちる危惧がない。
(2)基台は、支柱を上面に対して略面一に収納する収納部を有する。
この構成においては、支柱が基台の上面に対して略面一に収納されるので、回収時に、基台の上面と蓋部材とが略隙間なく合わされる。このため、搬送パレットの占有体積がより小さくなる。
(3)支柱は、長手方向に垂直な断面形状がL字形を呈する。収納部は、支柱を基台の上面と側面とに対して略面一となるように収納する。
この構成においては、支柱の長手方向に垂直な断面形状がL字形を呈するので、支柱の強度が大きくなる。また、回収時に、支柱は、基台の上面と側面とに合わされるようにして収納される。
(4)蓋部材は、基台の上面に合わされたとき、上面と側面とに被さる形状である。
この構成においては、回収時に、支柱は、基台の上面と側面とに合わされるようにして収納され、蓋部材は、基台の上面と側面とに被せられる。このため、支柱は、基台と蓋部材とで、垂直方向及び水平方向の2方向に挟み込まれる。
(5)収納部は、基台の縁部に設けられる。
この構成においては、支柱が基台の縁部に収納されるので、支柱の取り出しが容易になる。
(6)基台の上面は、多角形を呈する。支柱の長手方向の寸法は、各支柱が収納されるべき上面の縁部の一辺の寸法より短い。
この構成においては、支柱の長手方向の寸法が、各支柱が収納されるべき上面の縁部の一辺の寸法より短いので、支柱が基台の縁部に沿って真っ直ぐに収納される。
(7)支柱は、長手方向に着脱自在に分断された複数の部材から構成される。
この構成においては、回収時に、支柱を長手方向に離脱させることで、基台の縁部に沿って真っ直ぐに支柱の各構成部材が収納される。一方、搬送物の梱包時に、支柱の各構成部材を互いに装着することで、基台の縁部の一辺の寸法以上の寸法の支柱にすることができる。
(8)支柱を構成する部材は、積層状態で収納される。
この構成においては、回収時に、支柱の各構成部材が互いに積層された状態で収納されるので、嵩張らない。
この発明によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)搬送パレットの回収時に、支柱を基台と蓋部材との間に収納し、蓋部材を基台の上面に合わせることで、搬送パレットの占有体積を小さくすることができる。これによって、搬送パレットの搬送効率を向上させることができ、回収コストを低下させることができる。
また、基台が板状であるので、支柱の落下を防止することができる。
(2)支柱を基台の上面に対して略面一に収納するので、回収時に、基台の上面と蓋部材とを略隙間なく合わせることができ、搬送パレットの占有体積をより小さくすることができる。
(3)支柱の長手方向に垂直な断面形状をL字形にすることで、支柱の強度を大きくすることができる。
また、回収時に、支柱を基台の上面と側面とに合わせるようにして収納することで、基台の上面と側面とに対して略面一になるように、支柱を収納することができる。このため、回収時に、支柱が基台の表面からほとんど出張らず、搬送パレットの占有体積をより小さくすることができる。また、支柱を基台に対して垂直方向及び水平方向の2方向に規制することができ、支柱のガタツキ及び落下を抑制することができる。
(4)回収時に、支柱を、基台と蓋部材とによって、垂直方向及び水平方向の2方向に挟み込むことができる。したがって、回収時における支柱の落下を防止することができる。
(5)回収時に、支柱を基台の縁部に収納することで、支柱の取り出しが容易になり、搬送パレットを回収後、再び搬送物を梱包する際に、搬送パレットの組み立ての作業効率を向上させることができる。
(6)回収時に、支柱を基台の縁部に沿って真っ直ぐに収納できるので、搬送パレットの占有体積を小さくすることができる。
(7)回収時に、支柱を長手方向に離脱させることで、基台の縁部に沿って真っ直ぐに支柱の各構成部材を収納することができる。このため、搬送パレットの占有体積を小さくすることができる。
一方、搬送物の梱包時に、各構成部材を互いに装着することで、支柱を、基台の縁部の一辺の寸法以上の寸法にすることができる。このため、背の高い搬送物を梱包することができるとともに、回収時には、搬送パレットの占有体積を小さくすることができる。
(8)回収時に、支柱の構成部材を積層状態で収納することで、支柱が嵩張ることがなく、回収時の搬送パレットの占有体積を小さくすることができる。
以下に、この発明を実施するための最良の形態について、図面に基づいて説明する。図1は、この発明の実施形態に係る搬送パレット10の概略の構成を示す説明図である。図2は、梱包時の搬送パレット10の概略の構成を示す説明図である。図3は、回収時の搬送パレット10の概略の構成を示す説明図である。
搬送パレット10は、基台20、蓋部材30及び支柱40を備えている。搬送パレット10は、デジタル複合機等の重量が大きい搬送物を内部に梱包し、搬送物を搬送又は保管するために用いられる。
図2に示すように、搬送パレット10は、搬送物の梱包時に、基台20、蓋部材30、支柱40、及び、図示されていないカバー部材によって、搬送物を保護する。また、図3に示すように、搬送パレット10は、使用後の回収時に、支柱40を基台20と蓋部材30との間に収納することで、占有体積が小さくなるようにされる。
梱包時には、基台20上に、搬送物が載置される。搬送物の上方に、蓋部材30が被せられる。この実施形態では、基台20は、平面視で正方形に形成されている。基台20の4個の角部のそれぞれに、支柱40が立設される。蓋部材30は、4本の支柱40によって支持される。
梱包時には、搬送パレット10の外周にベルト51,52が掛けられる。ベルト51,52が締め付けられることで、基台20と蓋部材30とは、互いに接近する方向の力を受ける。一方、基台20と蓋部材30との間に支柱40が立設されているので、搬送パレット10の形状が固定される。
一方、回収時には、支柱40は、基台20及び蓋部材30から取り外されて、基台20と蓋部材30との間に収納される。蓋部材30は、基台20の上面に合わされる。これによって、回収時に、搬送パレット10の占有体積が小さくされる。
また、回収時にも、搬送パレット10の外周にベルト51,52が掛けられ、基台20、蓋部材30、支柱40などが分解しないように固定される。
次に、各部材の詳細な構成について順に説明する。
支柱40は、例えばステンレスや鉄等の金属製であって、長手方向に垂直な断面がL字形となるように形成されている。L字形をなす2枚の板部は、この実施形態では、直角に接している。
図4(A)は基台20の構成を示す平面図であり、図4(B)は基台20の構成を示す正面図である。図5は、基台20の構成を示す底面図である。
基台20は、搬送物を支持するのに十分な強度を有する樹脂によって、板状に形成されている。この実施形態では、基台20は、平面視において、正方形に形成され、上下対象及び左右対称に形成されている。
基台20は、4個の各側面21に、荷物運搬用のフォークを挿入するための一対の孔部22A,22Bを有する。図5に示すように、基台20の底面には、縦横に2本ずつの溝23A,23B,23C,23Dが設けられており、溝の側面21への開口が、フォーク挿入用の孔部22A,22Bになっている。フォーク挿入用の孔部22A,22Bを有することで、フォークリフト等を用いることが可能となり、搬送パレット10の搬送が容易になる。
基台20は、4個の角部のそれぞれに、L字形の支持凹部24A,24B,24C,24Dを有する。支持凹部24A〜24Dは、支柱40の長手方向に垂直な断面と同形状であって、支柱40の長手方向に垂直な断面に対して略同じ大きさ又は若干大きく形成されている。支持凹部24A〜24Dは、梱包時に、支柱40の下端部を支持する。
基台20は、上面25の縁部であって正方形の辺の部分にそれぞれ、収納部26A,26B,26C,26Dを有する。収納部26A〜26Dは、基台20の上面25及び側面21に対して、支柱40の板部の厚さ分、凹んだ形状に形成されている。
各収納部26A〜26Dの形状及び大きさは、支柱40の形状及び大きさと略同じに形成されている。
すなわち、支柱40の長手方向の寸法は、この実施形態では、基台20の上面25の一辺の寸法より小さくされている。
回収時には、支柱の一方の板部が収納部26A〜26Dの上面25側に当接し、他方の板部が収納部26A〜26Dの側面21側に当接するように、4本の支柱40が収納部26A〜26Dのそれぞれに収納される。収納部26A〜26Dは、支柱40の板部の厚さ分、凹んだ形状に形成されているので、支柱40が収納部26A〜26Dに収納されたとき、支柱40の各板部は、基台20の上面25及び側面21のそれぞれに対して、略面一となる。
図6(A)は蓋部材30の構成を示す展開図であり、図6(B)は図6(A)に示す蓋部材30の展開図の正面図であり、図6(C)は蓋部材30の正面図である。
蓋部材30は、底面を有しない浅い四角筒状に形成されている。この実施形態では、蓋部材30は、平面視において、基台20より若干大きい正方形に形成され、上下対象及び左右対称に形成されている。蓋部材30は、基台20の上面25に合わされたとき、基台20の上面25と側面21とに被さる形状である。
蓋部材30のそれぞれの側面31A,31B,31C,31Dは、基台20の側面21のフォーク挿入用の孔部22A,22Bに対応する位置及び大きさの、孔部32A,32B,32C,32D,32E,32F,32G,32Hを有する。
蓋部材30は、上面33の裏面であって4個の角部のそれぞれに、四角柱形の突起部34A,34B,34C,34Dを有する。突起部34A〜34Dは、それぞれの近傍の2個の側面31A〜31Dとの間に、支柱40の板部の厚さより若干大きい寸法の間隙を有する位置に設けられる。例えば、突起部34Aは、2個の側面31A,31Bとの間に、支柱40の厚さより若干大きい寸法の間隙を有する。
図7(A)は、基台20上に立設された支柱40を示す平面図であり、図7(B)は、基台20上に立設された支柱40を示す正面図である。図8(A)は、梱包時の搬送パレット10の構成を示す平面図であり、図8(B)は、梱包時の搬送パレット10の構成を示す正面図である。
上述のように、梱包時に、支柱40の下端部は、基台20の支持凹部24A〜24Dに挿入され、支持凹部24A〜24Dによって支持される。また、支柱40の上端部は、蓋部材30の突起部34A〜34Dと、各突起部34A〜34Dの近傍の2個の側面31A〜31Dとの間の間隙に、挿入される。上述のようにして、支柱40は基台20に支持され、蓋部材30は支柱40に支持される。
また、図示されていないが、互いに隣接する2本の支柱40の間、すなわち、搬送パレット10の側面には、カバー部材が配置される。基台20上に載置された搬送物は、基台20、蓋部材30、支柱40及びカバー部材によって、保護される。
図9(A)は、回収時の搬送パレット10の構成を示す平面図であり、図9(B)は、回収時の搬送パレット10の構成を示す正面図である。
回収時に、支柱40は、基台20及び蓋部材30から取り外されて、基台20の収納部26A〜26Dに収納される。支柱40は、基台の上面25及び側面21のそれぞれに対して略面一になるように収納されるので、支柱40が嵩張ることなく、蓋部材30が基台20の上面25に合わされる。
回収時に、蓋部材30が基台20の上面25に合わされたとき、支柱40は、基台20の上面25と蓋部材30の上面33の裏面との間、及び、基台20の側面21と蓋部材30の側面31A〜31Dとの間に、挟まれる。このため、支柱40は、回収時に、ガタツクことなく固定される。なお、図9(B)では、基台20の上面25と蓋部材30の上面33の裏面との間に、若干の間隙があるが、この間隙は、実際にはほとんど無くされる。
搬送パレット10によれば、搬送パレット10の回収時に、支柱40を基台20と蓋部材30との間に収納することができる。
また、回収時に、支柱40を基台20の上面25と側面21とに当接させるようにして収納することで、基台20の上面25と側面21とのそれぞれに対して略面一になるように、支柱40を収納することができる。このため、回収時に、基台20の上面25と蓋部材30との間の隙間が小さくなる。したがって、搬送パレット10の占有体積を小さくすることができる。これによって、搬送パレット10の搬送効率を向上させることができ、搬送パレット10の回収コストを低下させることができる。
さらに、上述のように、支柱40の長手方向に垂直な断面形状がL字形であり、収納部26A〜26Dは、基台20の上面25及び側面21に対して、支柱40の板部の厚さ分、凹んだ形状に形成されている。このため、支柱40が円柱形等である場合と比べて、基台20の上面25及び側面21に対する収納部26A〜26Dの深さが小さくなる。したがって、基台20に収納部26A〜26Dを設けることによる基台20の強度の低下が抑制される。
また、回収時に、支柱40を、基台20と蓋部材30とによって、垂直方向及び水平方向の2方向に挟み込むことができる。したがって、回収時における支柱40のガタツキ及び落下を防止することができる。
さらに、基台が板状であるので、支柱の落下を防止することができる。
また、回収時に、支柱40を基台20の縁部に収納することで、支柱40の取り出しが容易になり、搬送パレット10を回収後、再び搬送物を梱包する際に、搬送パレット10の組み立ての作業効率を向上させることができる。
さらに、支柱40の長手方向の寸法が、各支柱40が収納されるべき上面25の縁部の一辺の寸法より短いので、回収時に、支柱40を基台20の縁部に沿って真っ直ぐに収納することができる。
また、支柱40の長手方向に垂直な断面形状をL字形にすることで、支柱40の強度を大きくすることができる。
図10は、他の実施形態に係る搬送パレット10Aの概略の構成を示す説明図である。搬送パレット10Aは、支柱40Aが複数の部材から構成されていることを除いて、搬送パレット10と略同様に構成されている。
搬送パレット10Aは、基台20、蓋部材30、及び、支柱40Aを備えている。
支柱40Aは、第1部材41と、第2部材42と、から構成されている。第1部材41と第2部材42とは互いに、長手方向に着脱自在に分断される。
図11は、支柱40Aの一部の構成を示す斜視図である。図12(A)は、支柱40Aの第1部材41の構成を示す正面図であり、図12(B)は、第1部材41の構成を示す底面図であり、図12(C)は、支柱40Aの第2部材42の構成を示す平面図であり、図12(D)は、第2部材42の構成を示す正面図である。
第1部材41は、下端部に、嵌合部41Aを有する。嵌合部41Aは、他の部分に比べて薄く形成されている。
第2部材42は、上端部に、凹部42Aを有する。凹部42Aは、第1部材41の嵌合部41Aと嵌合する形状及び大きさに形成されている。
搬送物の梱包時には、第1部材41の嵌合部41Aと第2部材42の凹部42Aとが互いに嵌合されることで、第1部材41と第2部材42とが継ぎ足される。そして、支柱40Aは、基台20の4個の角部に立設され、蓋部材30を支持する。
搬送パレット10Aの回収時には、支柱40Aは、第1部材41と第2部材42とに分解される。第1部材41と第2部材42とは、互いに積層された状態で、収納部26A〜26Dに収納される。
この実施形態では、収納部26A〜26Dは、基台20の上面25及び側面21のそれぞれに対して、支柱40Aの板部の厚さの約2倍の深さを有するように形成されている。
また、収納部26A〜26Dのそれぞれは、第1部材41の形状に沿うように、嵌合部41Aが当接する部分の深さが他の部分に比べて若干浅くなるように、形成されている。この実施形態では、第1部材41の上に第2部材42を積層させるようにして、収納部26A〜26Dに収納される。
搬送パレット10Aによれば、搬送パレット10Aの回収時に、支柱40Aを長手方向に分断させることで、基台20の縁部に沿って真っ直ぐに支柱40Aの構成部材である第1部材41と第2部材42とを収納することができる。
一方、搬送物の梱包時に、第1部材41と第2部材とを互いに長手方向に嵌合させることで、支柱40Aを、基台20の縁部の一辺の寸法以上の寸法にすることができる。
このため、背の高い搬送物を梱包することができるとともに、回収時には、搬送パレット10Aの占有体積を小さくすることができる。
また、回収時に、支柱40Aの第1部材41と第2部材42とを積層状態で収納することで、支柱40Aが嵩張ることがなく、回収時の搬送パレット10Aの占有体積をより小さくすることができる。
なお、基台20は、樹脂の他に、木材又はステンレス等の金属で形成されてもよい。
基台20は、上下対象及び左右対称に形成されることに限定されない。基台20は、平面視で正方形に形成されることに限定されず、長方形でもよく、又は、他の多角形に形成されてもよい。
蓋部材30の突起部34A〜34Dの高さ寸法は、支柱40の上端部の水平方向のズレ(変位)を規制できる程度に小さい方が望ましい。回収時に、蓋部材30が基台20の上面25に合わされたとき、基台20の上面25と蓋部材30の上面33の裏面との間隔を小さくするためである。
支柱40の断面がL字形をなすように接する2枚の板部の互いの角度は、直角であることに限定されず、基台20の上面25の角部の角度と同じにされてもよい。例えば、基台20の上面25が正三角形である場合は60度、正六角形である場合は120度であってもよい。これによれば、基台20の上面25の有効面積が大きくなるので、搬送物に対して基台20を小さくすることができる。
収納部26A〜26Dの形状は、基台20の上面25及び側面21に対して凹んだ形状であることに限定されない。収納部26A〜26Dは、基台20の上面25及び側面21に当接するように配置された支柱40の、例えば長手方向の両端部を挟み込む突起を備えたものであってもよい。
支柱40Aは、第1部材41と第2部材42との2個の部材から構成されることに限定されず、3個以上の互いに着脱自在な部材から構成されてもよい。
最後に、上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明の実施形態に係る搬送パレットの概略の構成を示す説明図である。 梱包時の搬送パレットの概略の構成を示す説明図である。 回収時の搬送パレットの概略の構成を示す説明図である。 (A)は基台の構成を示す平面図であり、(B)は基台の構成を示す正面図である。 基台の構成を示す底面図である。 (A)は蓋部材の構成を示す展開図であり、(B)は(A)に示す蓋部材の展開図の正面図であり、(C)は蓋部材の正面図である。 (A)は基台上に立設された支柱を示す平面図であり、(B)は基台上に立設された支柱を示す正面図である。 (A)は梱包時の搬送パレットの構成を示す平面図であり、(B)は梱包時の搬送パレットの構成を示す正面図である。 (A)は回収時の搬送パレットの構成を示す平面図であり、(B)は回収時の搬送パレットの構成を示す正面図である。 他の実施形態に係る搬送パレットの概略の構成を示す説明図である。 支柱の一部の構成を示す斜視図である。 (A)は支柱の第1部材の構成を示す正面図であり、(B)は第1部材の構成を示す底面図であり、(C)は支柱の第2部材の構成を示す平面図であり、(D)は第2部材の構成を示す正面図である。
符号の説明
10,10A 搬送パレット
20 基台
21 基台の側面
25 基台の上面
26A〜26D 収納部
30 蓋部材
31A〜31D 蓋部材の側面
33 蓋部材の上面
40,40A 支柱

Claims (8)

  1. 搬送物が載置される板状の基台と、
    前記基台の上面に合わさる形状であって前記搬送物の上方に被せられる蓋部材と、
    前記基台上に立設され前記蓋部材を支持する支柱と、を備え、
    前記支柱は、前記基台及び前記蓋部材に対して着脱自在であって、前記蓋部材が前記基台の前記上面に合わされたとき、前記基台と前記蓋部材との間に収納されることを特徴とする搬送パレット。
  2. 前記基台は、前記支柱を前記上面に対して略面一に収納する収納部を有することを特徴とする請求項1に記載の搬送パレット。
  3. 前記支柱は、長手方向に垂直な断面形状がL字形を呈し、
    前記収納部は、前記支柱を前記上面と前記基台の側面とに対して略面一となるように収納することを特徴とする請求項2に記載の搬送パレット。
  4. 前記蓋部材は、前記基台の前記上面に合わされたとき、前記上面と前記側面とに被さる形状であることを特徴とする請求項3に記載の搬送パレット。
  5. 前記収納部は、前記基台の縁部に設けられることを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載の搬送パレット。
  6. 前記基台の前記上面は、多角形を呈し、
    前記支柱の長手方向の寸法は、各支柱が収納されるべき前記上面の前記縁部の一辺の寸法より短いことを特徴とする請求項5に記載の搬送パレット。
  7. 前記支柱は、長手方向に着脱自在に分断された複数の部材から構成されることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の搬送パレット。
  8. 前記支柱を構成する前記部材は、積層状態で収納されることを特徴とする請求項7に記載の搬送パレット。
JP2006101794A 2006-04-03 2006-04-03 搬送パレット Pending JP2007276793A (ja)

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