JP2007276718A - 車両用電装品制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】乗員の眼の位置に合わせて自動的に電装品の位置設定を変更できる車両用電装品制御装置を提供すること。
【解決手段】車両用電装品制御装置1は、車両の運転手2の眼3の位置を検出する検出部11と、車両に設けられたルームミラー4などの電装品と眼3との位置関係を推定する推定部12と、推定した電装品と眼3との位置関係に基づき電装品の位置設定を変更する制御部13と、電装品の位置設定を変更することまたは電装品の位置設定を変更していることを運転手2に通知する設定変更通知部14とを有しており、ルームミラー4、ドアミラー5、インパネディスプレイ6などの電装品の位置設定を自動的に変更することができる。
【選択図】図1
【解決手段】車両用電装品制御装置1は、車両の運転手2の眼3の位置を検出する検出部11と、車両に設けられたルームミラー4などの電装品と眼3との位置関係を推定する推定部12と、推定した電装品と眼3との位置関係に基づき電装品の位置設定を変更する制御部13と、電装品の位置設定を変更することまたは電装品の位置設定を変更していることを運転手2に通知する設定変更通知部14とを有しており、ルームミラー4、ドアミラー5、インパネディスプレイ6などの電装品の位置設定を自動的に変更することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、車両に搭載されて、その車両に設けられたルームミラーなどの電装品の高さや向きなどの位置設定を変更する車両用電装品制御装置に関する。
一般に自動車などの車両の運転手は運転席に着いたときに、安全・快適に車両を運転できるようにルームミラー、ドアミラー、カーナビゲーション、インパネ、座席等の電装品の位置設定を変更する。運転手が電装品や電装品を操作するためのスイッチに視線を向けると、カメラ及び画像処理部が視線の方向を検出し、制御部がどの電装品やスイッチに視線が向いているかを判断して電装品の作動を切り替える車両用電装品制御装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−58302号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、運転手は電装品の作動を切り替えるために、電装品や電装品を操作するためのスイッチに所定の時間以上視線を向けることを要求される。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、運転手の眼の位置を検出して電装品の位置設定を自動的に変更できる車両用電装品制御装置を提供することを目的とする。
本発明の車両用電装品制御装置は、車両の乗員の眼の位置を検出する検出手段と、車両に設けられた電装品と眼との位置関係を推定する推定手段と、推定した位置関係に基づき電装品の位置設定を変更する制御手段とを備えている。
この構成により、乗員がルームミラーやドアミラーなどの電装品を見やすく、運転しやすいように電装品の位置設定を自動的に変更することができる。
また、本発明の車両用電装品制御装置では、制御手段は車両の停車中または駐車中に電装品の位置設定を変更する。
この構成により、運転に支障を来すことなく電装品の位置設定を変更することができる。
また、本発明の車両用電装品制御装置は、電装品の位置設定を変更することまたは電装品の位置設定を変更していることを乗員に通知する設定変更通知手段を更に備えている。
この構成により、電装品の位置設定の変更を乗員に認識させることができる。
本発明の車両用電装品制御装置は、乗員が見やすいように電装品の位置設定を自動的に変更することができるので、乗員は電装品の位置設定に煩わされることなく運転に意識を集中させて運転することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施の形態の車両用電装品制御装置の構成を示すブロック図である。
車両用電装品制御装置1は、車両の運転手2の眼3の位置を検出する検出部11と、検出部11と眼3との位置関係から運転手2の座高や頭の振れ具合などの身体特性を推定し、また、車両に設けられた電装品と眼3との位置関係を推定し、電装品と眼3との位置関係及び運転手2の身体特性から運転手2が電装品を見た場合の視線を推定する推定部12と、推定した電装品と眼3との位置関係や推定した運転手2の視線に基づき電装品の位置設定を変更する制御部13と、電装品の位置設定を変更することまたは電装品の位置設定を変更していることを運転手2に通知する設定変更通知部14とを有している。車両用電装品制御装置1は、車両のルームミラー4に内蔵されたり、ステアリングコラムカバー上に載置されたりする。
図2は、本実施の形態の車両用電装品制御装置1の動作手順を示す図である。
車両用電装品制御装置1は動作を開始すると、制御部13は車両が走行中であるか否かの判定を行う(ステップS101)。車両が走行中である場合(ステップS101、Yes)には、車両用電装品制御装置1は動作を終了する。
車両が走行中でない場合(ステップS101、No)、例えば、停車中や駐車中である場合には、検出部11は、カメラで運転手2を撮像し、運転手2の眼3の位置を検出して、その結果を推定部12に出力する(ステップS102)。
推定部12は、検出部11と眼3との距離、垂直角度、及び水平角度といった位置関係から運転手2の座高や頭の振れ具合などの身体特性を推定する(ステップS103)。また、推定部12は、ルームミラー4、ドアミラー5、インパネディスプレイ6、カーナビディスプレイ7などの電装品と眼3との位置関係を推定し、電装品を運転手2が見た場合の視線を推定する(ステップS104)。運転手2の視線の推定は電装品と眼3との位置関係及び運転手2の身体特性から行う。そして、推定部12は、推定した運転手2の視線を制御部13に出力する。制御部13は、推定した電装品と眼3との位置関係や推定した運転手2の視線に基づき、運転手2が快適に運転するための電装品の位置設定を算出する(ステップS105)。
そして、制御部13はステップS105で算出した電装品の位置設定が現在の位置設定と同じであるか否かを判定する(ステップS106)。ステップS105で算出した電装品の位置設定が現在の位置設定と同じである場合(ステップS106、Yes)には、車両用電装品制御装置1は動作を終了する。
ステップS105で算出した電装品の位置設定が現在の位置設定と同じではない場合(ステップS106、No)には、制御部13は設定変更通知部14のディスプレイによる表示やスピーカによる音声で運転手2に電装品の位置設定を変更することを通知する(ステップS107)。そして、制御部13は電装品の位置設定を変更し(ステップS108)、車両用電装品制御装置1は動作を終了する。
なお、車両用電装品制御装置1は、ステップS101の車両が走行中であるか否かの判定を省略して、車両が走行中であっても電装品の位置設定を変更できるようにしてもよい。また、車両用電装品制御装置1は、運転手2に電装品の位置設定の変更を通知するのを、電装品の位置設定を変更し始めてからにしてもよい。
図3は、本実施の形態の車両用電装品制御装置1の動作を説明するための図であり、車両用電装品制御装置1を搭載した車両9の俯瞰図である。
車両用電装品制御装置1は車両9のルームミラー4に内蔵されている。車両用電装品制御装置1は運転席に着いた運転手2の眼3の位置を車両用電装品制御装置1に内蔵したカメラで撮像して検出する。そして、車両用電装品制御装置1は、車両用電装品制御装置1と眼3との距離Lや車両用電装品制御装置1と眼3との角度Θを検出し、また、距離Lや角度Θから運転手2の座高や頭の振れ具合などの身体特性を推定する。
車両用電装品制御装置1は、ルームミラー4やドアミラー5a、5bと眼3との位置関係を推定し、ルームミラー4やドアミラー5a、5bと眼3との位置関係や運転手2の座高や頭の振れ具合などの身体特性から、運転手2がルームミラー4やドアミラー5a、5bを見たときの視線21a、21b、21cを推定する。そして、車両用電装品制御装置1は、運転手2がルームミラー4を介して車両9の後方を見たときの視野22が適切になるようにルームミラー4の位置設定を算出する。また、車両用電装品制御装置1は、運転手2がドアミラー5a、5bを介して車両9の後方を見たときの視野23a、23bが適切になるようにドアミラー5a、5bの位置設定を算出する。
車両用電装品制御装置1は算出したルームミラー4及びドアミラー5a、5bの位置設定と現在の位置設定とが異なる場合には運転手2にルームミラー4及びドアミラー5a、5bの位置設定の変更を通知して、ルームミラー4及びドアミラー5a、5bの位置設定を変更する。
このように、車両用電装品制御装置1は、運転者2の眼3の位置から推定したルームミラー4及びドアミラー5a、5bと眼3との位置関係及び運転手2の身体特性に合わせてルームミラー4及びドアミラー5a、5bの位置設定を自動的に変更することができ、運転手2がルームミラー4及びドアミラー5a、5bを介して車両9の後方を見たときの視野22、23a、23bを適切な状態に維持することができる。
また、図3においては、インパネディスプレイ6、カーナビディスプレイ7、座席8に関する図示及び説明を省略したが、車両用電装品制御装置1は、インパネディスプレイ6やカーナビディスプレイ7については、推定した運転手2の視線とインパネディスプレイ6やカーナビディスプレイ7が例えば垂直になるようにインパネディスプレイ6やカーナビディスプレイ7の位置設定をすればよく、座席8については、推定した座席8と眼3との位置関係や推定した運転手2の視線から運転手2の視野が適切な状態になるように、座席8の高さや傾きなどの位置設定をすればよい。つまり、車両用電装品制御装置1はこれらの電装品についても運転者2の眼3の位置から位置設定を自動的に変更することができ、運転手2が快適に運転するために適切な状態を維持することができる。
なお、本実施の形態の車両用電装品制御装置1は、設定変更通知部14を設けずに、設定変更通知部14の代わりにカーナビディスプレイ7やスピーカを用いて運転手2に電装品の位置設定の変更を通知すれば、車両用電装品制御装置1は小型化できる。
また、本実施の形態の車両用電装品制御装置1は、運転手2以外の乗員の眼の位置を検出して各電装品の位置設定を変更することもできる。
本発明の車両用電装品制御装置は、乗員が運転しやすいように電装品と乗員の眼との位置関係を推定し、電装品の位置設定を自動的に変更することができるので、自動車に限らず、汽車や電車など他の車両にも利用することができる。
1 車両用電装品制御装置
11 検出部
12 推定部
13 制御部
14 設定変更通知部
11 検出部
12 推定部
13 制御部
14 設定変更通知部
Claims (3)
- 車両の乗員の眼の位置を検出する検出手段と、
前記車両に設けられた電装品と前記眼との位置関係を推定する推定手段と、
推定した前記位置関係に基づき前記電装品の位置設定を変更する制御手段と
を備えたことを特徴とする車両用電装品制御装置。 - 前記制御手段は前記車両の停車中または駐車中に前記電装品の位置設定を変更することを特徴とする請求項1記載の車両用電装品制御装置。
- 前記電装品の位置設定を変更することまたは前記電装品の位置設定を変更していることを前記乗員に通知する設定変更通知手段を更に備えたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の車両用電装品制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006108426A JP2007276718A (ja) | 2006-04-11 | 2006-04-11 | 車両用電装品制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006108426A JP2007276718A (ja) | 2006-04-11 | 2006-04-11 | 車両用電装品制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007276718A true JP2007276718A (ja) | 2007-10-25 |
Family
ID=38678624
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006108426A Pending JP2007276718A (ja) | 2006-04-11 | 2006-04-11 | 車両用電装品制御装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2007276718A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009143457A (ja) * | 2007-12-14 | 2009-07-02 | Kanto Auto Works Ltd | 着座位置調整装置 |
JP2010011143A (ja) * | 2008-06-27 | 2010-01-14 | Nippon Soken Inc | 車載アンテナシステム |
CN105579294A (zh) * | 2013-10-31 | 2016-05-11 | 爱信艾达株式会社 | 座位状态校正系统、方法以及程序 |
-
2006
- 2006-04-11 JP JP2006108426A patent/JP2007276718A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPWO2015064417A1 (ja) * | 2013-10-31 | 2017-03-09 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 座席状態修正システム、座席状態修正方法および座席状態修正プログラム |
CN105579294B (zh) * | 2013-10-31 | 2017-12-01 | 爱信艾达株式会社 | 座位状态校正系统、方法以及记录介质 |
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