JP2007276272A - レシートプリンタ - Google Patents

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Takahiro Yamada
貴裕 山田
Yoshiharu Suzuki
義春 鈴木
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Abstract

【課題】
従来のレシートプリンタででは、レシート用紙に折れ、カール癖や、レシートプリンタの動作不良等の要因によりジャムが発生した場合、搬送した用紙がたるみ、たるんだ部分が印字ヘッドに用紙を押し当てるための用紙幅全幅のローラに巻き込まれて、ローラ自身に巻きつく場合があった。用紙がローラに巻きつくと、リセットするだけで復旧することがなく、ジャム除去作業自身も困難であり、復旧までに時間を要したり、機器メーカの保守員の出動要員となり保守費用が増える要因となっている。
【解決手段】
印字ヘッドに用紙を押し当てるための用紙幅全幅のローラを分割し、その間に搬送ガイドを通して用紙がローラに巻き込まれるのを防止する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば金融機関等で使われている現金自動預払機に搭載されて、取引明細を印字、発行するレシートプリンタに関する。
従来、金融機関等で使われている現金自動預払機(ATM)のレシート用紙は連続用紙を搬送しながら印字し、規定長さに達したところで切断して顧客に発行している。このレシート用紙には、あらかじめ罫線や銀行名、見出しが印刷されており、その罫線の中に金額や口座番号等の取引毎に異なる内容を印字する。このようなレシート用紙に印字を行うレシートプリンタは、限られた用紙の中にわかりやすく、多くの情報を入れることが求められ、紙幅ほぼ一杯に印字を行えるようにしている。
このようなレシートプリンタは、感熱紙の表面にサーマル式の印字ヘッドにて熱を加えることで発色させて印字を行っており、紙幅一杯に印字するため、紙幅と同等か幅の大きい印字ヘッドを使用している。また、レシート用紙はごく薄く、印字ヘッドに押し当てながら熱を加えないと発色しにくいため、印字ヘッドの対向に位置する搬送ローラ(以降、プラテンローラと呼ぶ)も用紙の紙幅と同等か幅の大きいローラを使用して、全幅を隙間無く押さえつけるようにしている。
上記構成では、レシート用紙の折れやカール癖、レシートプリンタの動作不良等の要因によりジャムが発生した場合、搬送した用紙がたるみ、たるんだ部分がプラテンローラに巻き込まれて、プラテンローラ自身に巻きつく場合がある。ジャムが発生した場合はATMの取引ができなくなるため、係員がジャム除去を行って回復させるが、巻きつきは通常のジャムのように搬送路を開いてジャム用紙を抜き取るだけではなく、プラテンローラを逆回転させながら抜き取る必要がある。
また、やぶれた紙片が巻きついたままとなり、その紙片が搬送路に残りやすく、復旧後も紙片によるジャムが発生する恐れがある。ジャムでATMが停止した場合、係員がジャム除去に行く前に遠隔操作でリセット動作を行い、復旧を試みる場合が多い。
リセット動作は、用紙が途中で停止しているような場合には、再度搬送を試みるため回復することがあるが、プラテンローラに巻きついている場合には、巻きつきの量が増える結果となり、係員のジャム除去作業がさらに困難になる。係員が除去できなくなった場合には機器メーカの保守員の出動を依頼することもある。
特開2002−172828
従来のレシートプリンタでは、プラテンローラが紙幅一杯にあり、ジャム時にはプラテンローラに巻き付く場合があった。巻き付きを防止し、装置を安定して運用するために、各部の搬送ガイドの形状を整えてジャム自身の低減をはかったり、制御にてジャム検知時にはローラを早めに停止させ巻き付きの量を減らしたりしているが、レシート用紙の状態や装置のイレギュラーな動作を抑えきれず、巻き付きを無くすことはできなかった。
印字ヘッドに対向するプラテンローラを分割し、その間に搬送ガイドを通してレシートがローラに巻き込まれるのを防止する
本発明によれば、レシート用紙がプラテンローラへ巻き込まれることが防止でき、巻きつきがなくなる。このため、係員のジャム除去がしやすく、保守員の出動が抑えられる。
本発明の実施例の基本的な構成を図1〜2の構成図を例に用いて以下に説明する。
レシートプリンタ1は、制御部2にマイクロプロセッサを持ち、アクチュエータの駆動制御や印刷動作等のレシートプリンタ全体を制御する。連続用紙3とそのホッパ4、用紙を搬送する搬送路5、レシートを発行する発行口6、連続用紙に印刷するための印字ヘッド7、および印字搬送を行いヘッドに用紙を押し当てるためのプラテンローラ8、連続用紙を所定の長さに切断するためのカッタ9、取り忘れや障害印字などの発行せずに回収するレシートを保管するための回収箱10等で構成されている。
このプラテンローラ8を図2のように分割し、その間に巻き付き防止搬送ガイド100を通した構成とする。この巻き付き防止搬送ガイド100により、ジャム発生時にプラテンローラ8に用紙が巻き付くことを防止する。
以上の基本構成によるレシートプリンタの具体的な実施例を以下に示す。
まず、本発明の第1実施例の構成を図面を用いて説明する。
レシートプリンタ1は、制御部2にマイクロプロセッサを持ち、アクチュエータの駆動制御や印刷動作等のレシートプリンタ全体を制御する。連続用紙3とそのホッパ4、用紙を搬送する搬送路5、レシートを発行する発行口6、連続用紙に印刷するための印字ヘッド7、および印字搬送を行いヘッドに用紙を押し当てるためのプラテンローラ8、連続用紙を所定の長さに切断するためのカッタ9、取り忘れや障害印字などの発行せずに回収するレシートを保管するための回収箱10等で構成されている。
搬送路5には、用紙搬送用の搬送ローラ11、12、用紙搬送並びに発行したレシートを保持し受領者がレシートを引っ張ったときに抵抗なく回転し受領できるようにするクラッチローラ13、回収箱10への用紙搬送をする回収ローラ14、回収箱10への搬送路を切り替えるための切替ゲート15等がある。切替ゲート15は(ロ)矢印方向に回転し、搬送ローラ12が逆転しレシートを戻したときにレシートが回収箱10へ搬送、回収される。
さらに、レシ−トプリンタ1の内部には連続用紙3の残量が少なくなったことを検知する残量センサ16、用紙が残っていることを検知する用紙有無センサ17、用紙の位置決めを行うためのタイミングマークセンサ18、用紙が切断されて発行口6方向へ搬送されたことを検知する先端センサ19、回収方向へ搬送されたことを検知する回収路センサ20、回収箱のレシートの有無を検知する回収箱センサ21等の光学センサがある。これらのセンサは図では透過形センサとして記されているが、反射形センサでも、また用途により光学以外のセンサでも差し支えない。
また、図では各ローラやゲートを駆動するモータやソレノイド等のアクチュエータ、並びにケーブル等は説明を容易にするため省略してあるが、図7のブロック図のように搬送部5には搬送用のステッピングモータ51と、カットした用紙を発行する側とロール紙側の用紙を別々に搬送できるようクラッチ52を配し、カッタ動作用モータ53や、切替ゲート動作用ソレノイド54等を有している。
このレシートプリンタに使用する連続用紙は、図3に示すように、銀行名や罫線、取引項目といったプレ印刷31と切断位置や印字位置を検知するためのタイミングマーク32が印刷され、表面は感熱面であり印字ヘッドで過熱すると黒色等に発色するようになっている。このレシートを連続して印刷し、巻き取った状態としている。
次にこの構成でのレシートプリンタの動作を図1にて説明する。
レシートプリンタ1の待機中は、ホッパ4に連続用紙3がセットされており、連続用紙の先端部はカッタ位置にある。レシート発行時は、図示していないステップモータ51により搬送ローラ11とプラテンローラ8用紙を搬送しながら、印字ヘッド7で印字を行う。搬送中は、タイミングマークセンサ17で連続用紙のタイミングマーク32を検知して用紙の位置を確認し、制御部で印字希望位置に印字するための搬送量を算出し、適正な位置に印字できるように印字ヘッド7の加熱タイミングを制御している。
幅方向の印字位置は、プレ印刷31の罫線の中に納まるようにあらかじめ制御プログラムにて位置を決めてあり、制御部2にて印字ヘッド7の幅方向の印字したい部分を過熱することで印字を行う。タイミングマークを検知したタイミングから、レシート1枚分の搬送を確認して搬送ローラ11を停止する。停止したのち、カッタ9にて連続用紙を切断し、搬送ローラ12、クラッチローラ13にて切断した印刷済みのレシートAを排出口6から発行する。顧客がレシートを抜き取ると、待機状態となり、次のレシートが発行できるようになる。
従来のレシートプリンタのプラテンローラ付近の概略構成を図4に示す。図4に示すように、従来はプラテンローラが全幅にあり、その上流、下流とも搬送ガイドが逃げており、隙間が開いている。このため、用紙ジャムが発生した場合には、回転するプラテンローラに巻き込まれて、巻きつきが発生する場合があった。
本発明のレシートプリントでは、図2に示すようにプラテンローラ8を分割し、その間に巻き付き防止搬送ガイド100を通すように配置する。ここで、このプラテンローラ7の分割された部分の用紙は、連続用紙3と印字ヘッド7との接触が不十分であり、印字ができなかったり、不鮮明になったりするため、プレ印刷12の罫線や、文字と文字の隙間の空きスペース等の印字を行わない位置に配置する。これにより、巻き付きを防止しつつ、従来どおりの印字が可能になる。
なお、本実施例では、巻き付き防止搬送ガイドを2本としたが、1本であってもいいし、3本以上であっても問題ない。
本方式によれば、ジャム発生時の巻き付きが防止できるため、その後の復旧が容易となり、遠隔操作のリセットで復旧できるケースが増える。また、係員でのジャム除去も容易となり、保守員出動を減らすことができる。
続いて、本発明の実施例2の構成を図5を用いて説明する。基本構成は実施例1と同じであり、同じ役割のものは同じ通し番号としている。実施例1との違いは、印字ヘッドを全幅のものではなく半分程度の幅のものとし、印字ヘッド101、プラテンローラ102を追加している。これにより用紙幅全面をプラテンローラ加圧でき、罫線の位置を含めた全幅への印字が可能となる。
本実施例では、2つの印字ヘッド7、印字ヘッド101を制御することになるため、連続用紙の左半分用の印字データ、右半分用の印字データに分けてそれぞれに制御すればよい。また、搬送方向の印字位置についても同期をとる必要があり、印字ヘッド101で過熱した後、位置の差の分を搬送した後に印字ヘッド7過熱する制御を行う。装置の個々のばらつきについても印字ヘッドの過熱タイミングの差で微調整すれば、問題ない。
この実施例では、印字ヘッドを約半分で2分割としたが、半分でなくても問題ないし、印字ヘッドは2分割より多くてもかまわない。その際は、印字データの分割と過熱タイミングを上記と同様に制御する。
実施例1の全体構成図である。 実施例1のプラテンローラ付近の構成図である。 連続用紙の一例を示す図である。 従来のレシートプリンタのプラテンローラ付近の構成図である。 実施例2の全体構成図である。 実施例2のプラテンローラ付近の構成図である。 レシートプリンタの機能ブロック図である。
符号の説明
1・・・レシートプリンタ、2・・・制御部、3・・・連続用紙、4・・・ホッパ、5・・・搬送路、6・・・発行口、7・・・印字ヘッド、8・・・プラテンローラ、9・・・カッタ、10・・・回収箱、11・・・搬送ローラ、12・・・搬送ローラ、13・・・クラッチローラ、14・・・回収ローラ、15・・・切替ゲート、16・・・残量センサ、17・・・用紙有無センサ、18・・・タイミングマークセンサ、19・・・先端センサ、20・・・回収路センサ、21・・・回収箱センサ、31・・・プレ印刷、32・・・タイミングマーク、51・・・ステッピングモータ、52・・・クラッチ、53・・・カッタ動作用モータ、54・・・切替ゲート動作用ソレノイド、100・・・巻き付き防止搬送ガイド、101・・・印字ヘッド、102・・・プラテンローラ

Claims (5)

  1. 印字媒体を搬送する搬送路上側に設けた印字ヘッドと、前記搬送路下側の前記印字ヘッドと対向する位置に設けたプラテンローラとを有し、該印字ヘッドと該プラテンローラとで印字媒体を挟んで搬送させながら印字するレシートプリンタであって、
    前記プラテンローラが分割されていることを特徴とするレシートプリンタ。
  2. 請求項1に記載のレシートプリンタであって、
    前記分割されたプラテンローラは、印字媒体搬送方向にずれた位置に配置されていることを特徴とするレシートプリンタ。
  3. 請求項1〜2のいずれかに記載のレシートプリンタであって、
    前記分割されたプラテンローラの間に、印字媒体の巻き付きを防止する搬送ガイドを設けたことを特徴とするレシートプリンタ。
  4. 請求項3に記載のレシートプリンタであって、
    前記印字媒体の前記搬送ガイドと接する部分には印字を行わないことを特徴とするレシートプリンタ。
  5. 請求項1〜4に記載のレシートプリンタであって、
    前記印字媒体として所定の事項がプレ印刷されたロール紙を用いることを特徴とするレシートプリンタ。
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