JP2007276087A - 主軸装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】交換時の微調整が不要で、ダウンタイムが極めて短い工作機械の主軸装置を提供する。
【解決手段】工作機械の主軸装置は、回転軸10と、回転軸10が挿通されるハウジング11と、回転軸10をハウジング11に対して回転自在に支承する軸受12と、を有する主軸ユニットSと、工作機械本体Mに固定され、主軸ユニットSが取り付けられるアダプターフランジ21と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、工作機械の主軸装置に関し、詳しくは工作機械の主軸装置のメンテナンス性に関する。
工作機械の主軸装置には、軸受や工具クランプのための皿ばねなど、有限寿命要素があり、また、加工プログラムミスや操作ミスなどにより、工具をワークや治具などに衝突させると、軸受に過大な荷重がかかって軸受が損傷する可能性が高い。1日の稼動時間が長い機械加工現場においては、このようなメンテナンスによる工作機械のダウンタイムを極力短くし、稼働率を上げる必要がある。
例えば、特許文献1に記載の主軸装置において、図5に示すように、121は工作機械の主軸頭であり、主軸頭121には主軸122が適宜の軸受123を介して回転可能に軸支され、主軸頭121の後端には交流主軸駆動用モータ124が取り付け部材126を介して固定されている。前記駆動用モータ124には中空軸125が設けられ、中空軸125の外周にステータに嵌合されたロータ(共に図示省略)が固定されている。
また、特許文献2に記載の主軸装置において、図6に示すように、201は主軸装置の本体フレームで、202は本体フレーム201にボルト固定された筒形支持フレームである。筒形支持フレーム202には主軸203が軸受204a、204bを介して一定位置での回転自在に内挿してある。211は皿ばねであり、ドローバー210の長さ途中個所でしかも案内筒部材209の後端と鍔部210bとの間となる中心孔203b内に段重ね状且つ圧縮状に装設されている。
特開平6−79577号公報 特開平11−235641号公報
ところで、特許文献1に記載の主軸装置では、寿命や衝突事故などにより軸受123が損傷した場合、工作機械の稼動現場で軸受を交換する必要があり、ダウンタイムが大幅に伸びるという問題がある。
一方、特許文献2に記載の主軸装置では、軸受204a、204bや皿ばね211などを交換する際、筒形支持フレーム202、主軸203、軸受204a、204b、皿ばね211などを主軸ユニットとして本体フレーム201から分解し、予め製作しておいた別の新しい主軸ユニットと交換することで、特許文献1の主軸装置よりはダウンタイムを短くすることができる。
しかしながら、主軸ユニットを本体フレーム201に直接固定する形態では、主軸ユニットの交換前後で、工具位置が変わってしまうため、交換後に調整をする必要があり、ダウンタイムを十分に短くできないという問題点があった。また、主軸装置を交換した後、さらにオリエンテーション調整をする必要もあり、ダウンタイムを十分に短くできない。
この発明考案は、上記事情に鑑みて為されたものであり、交換時の微調整が不要で、ダウンタイムが極めて短い主軸装置を提供することを目的としている。
本発明の上記目的は、以下の構成によって達成される。
(1) 回転軸と、該回転軸が挿通されるハウジングと、前記回転軸を前記ハウジングに対して回転自在に支承する軸受と、を有する主軸ユニットと、
工作機械本体に固定され、前記主軸ユニットが取り付けられるアダプターフランジと、
を備えることを特徴とする工作機械の主軸装置。
(2) 前記主軸ユニットと前記アダプターフランジとの間に介装されるスペーサを、さらに備えることを特徴とする(1)に記載の主軸装置。
(3) 前記主軸ユニットが、前記アダプターフランジに対して締まり嵌めで嵌合されていることを特徴とする(1)または(2)に記載の主軸装置。
(4) 前記主軸ユニットは、前記アダプターフランジとの嵌め合い部の長さが前記嵌め合い部の直径の1/10〜1/30であり、且つ、前記アダプターフランジとの合わせ面の直角度が前記回転軸の軸心に対し5μm以下であることを特徴とする(3)に記載の主軸装置。
(5) 前記回転軸は、その一端に工具ドライブキーを備えると共に、その他端にジョー式軸継手を備え、
前記軸継手のジョーは、前記工具ドライブキーの位相に対して位相決めされていることを特徴とする(1)〜(4)のいずれかに記載の主軸装置。
ここで、直角度とは、直角であるべき所定平面と基準線(ここでは、回転軸の軸心)との組み合わせにおいて、基準線に対して幾何学的に直角な幾何学平面からの上記所定平面(ここでは、合わせ面)のずれの大きさをいう。
本発明の工作機械の主軸装置によれば、工作機械本体に固定され、主軸ユニットが取り付けられるアダプターフランジを有するので、アダプターフランジを高精度に加工することができるため、交換精度が向上して、交換後の微調整が不要になり、ダウンタイムを極めて短くすることができる。
また、主軸ユニットとアダプターフランジとの間に介装されるスペーサをさらに備えてもよい。このようにすると、主軸ユニットの長さ方向の寸法相互差を小さくするのが容易になるので、交換後の微調整が不要になり、ダウンタイムを極めて短くすることができる。
さらに、主軸ユニットが、アダプターフランジに対して締まり嵌めで嵌合されてもよい。このようにすると、主軸ユニットの工具位置は必ず同じ位置に来るので、交換後の微調整が不要になり、ダウンタイムを極めて短くすることができる。また、交換は熟練した技術を必要とせずに、精度の良い組み付けが可能となる。
加えて、主軸ユニットは、アダプターフランジとの嵌め合い部の長さが嵌め合い部の直径の1/10〜1/30であり、且つ、アダプターフランジとの合わせ面の直角度が回転軸の軸心に対し5μm以下であってもよい。このようにすると、熟練した技術を必要とせずに、精度の良い組み付けが簡単にでき、ダウンタイムを極めて短くすることができる。
また、回転軸は、その一端に工具ドライブキーを備えると共に、その他端にジョー式軸継手を備え、軸継手のジョーは、工具ドライブキーの位相に対して位相決めされてもよい。このようにすると、交換後のオリエンテーション調整が不要となり、ダウンタイムを極めて短くすることができる。
以下、本発明に係る工作機械の主軸装置の一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1に示すように、本実施形態の主軸装置では、工具Tを回転可能に支持する主軸ユニットSが工作機械本体Mにアダプターフランジ21を介して取り付けられている。
主軸ユニットSでは、工具Tの工具ホルダT1が固定される回転軸10がハウジング11に挿通されており、複数の軸受12の各外輪13がハウジング11に内嵌固定され、複数の軸受12の各内輪14が回転軸10に外嵌固定されることで、回転軸10がハウジング11に対して回転自在に支承されている。
回転軸10の一端(図1の左側)には、テーパ面10aが形成されており、工具ホルダT1が、皿ばね15によって反工具側へ付勢されているドローバー16と係合されることによって、テーパ面10aに固定されている。
工具Tを別の工具と交換するときは、ピストン17を作動させ、ドローバー16の反工具側に備えたアンクランプバー18を介してドローバー16を工具側へ動かし、工具ホルダT1との係合を解除して、工具Tをアンクランプする。
主軸ユニットSは、上述した、回転軸10、ハウジング11、軸受12、皿ばね15、ドローバー16、ピストン17、及び、アンクランプバー18によって主に構成されている。
主軸ユニットSは、スペーサ19をはさんで、複数のボルト20によってアダプターフランジ21に固定されており、また、アダプターフランジ21は複数のボルト22によって、工作機械本体Mの主軸頭23に固定されている。
本実施形態のアダプターフランジ21は、軸方向一端側(工具側)内周部分と軸方向他端側(反工具側)外周部分が切り欠かれた断面クランク状を有して円筒形状に形成されている。図1及び図3に示すように、アダプターフランジ21は、工具側内周面21aをハウジング11の嵌め合い部11aと絞まり嵌めによって嵌合させ、工具側端面21bをハウジング11の合わせ面11bにスペーサ19を介して対向させた状態で、ボルト20によって主軸ユニットSに取り付けられる。また、アダプターフランジ21は、反工具側外周面21cを主軸頭23と隙間嵌めによって嵌合させ、反工具側端面21dを主軸頭23の工具側端面に突き合わせた状態で、ボルト22によって固定される。
ハウジング11のアダプターフランジ21との嵌め合い部11aの長さL1は、絞まり嵌めでも容易に着脱可能なように、嵌め合い部11aの直径φD1の1/10〜1/30に設定されている。また、ハウジング11の合わせ面11bの直角度は、主軸ユニットSを交換した際の切削工具T2の刃先位置T3を考慮して、回転軸10の軸心に対し5μm以下に設定されている。
なお、アダプターフランジ21に形成されるボルト20のねじ孔21eとボルト22の挿通孔21fはそれぞれ位相の異なる位置に配置されればよいが、それぞれ等間隔で配置されることが好ましい。また、図1,3及び4(b)では、簡略化のため、ボルト20とボルト22とを同一断面に配置しているが、実際には、図4(a)に示すように、ボルト20は回転軸10の軸心に対して径方向対称位置に配置されている。
主軸頭23は駆動モータ24を支持するとともに、案内機構25に沿って図示しないサーボモータによって基台26に対して水平方向に移動する。
回転軸10の反工具側端部及び駆動モータ24の工具側端部間には、ジョー式軸継手27が固定されている。具体的に、ジョー式軸継手27は、図2に示すように、回転軸10の反工具側端部に取り付けられる主軸ユニット側部材28と、駆動モータ24のモータ軸24aに取り付けられるモータ側部材29と、主軸ユニット側部材28のジョー28a及びモータ側部材29のジョー29aと嵌合する嵌合部30aを有し、モータ側部材29にボルト締結される連結部30とを有する。従って、モータ側部材29に締結された連結部30の嵌合部30aに主軸ユニット側部材28のジョー28aを嵌合させることで、駆動モータ24の動力がジョー式軸継手27を介して回転軸10に伝達される。これにより、工具ホルダT1に固定された切削工具T2が回転し、図示しない加工物を切削加工する。
また、回転軸10の工具側端部には、回転軸10の回転に対して工具ホルダT1の回転ずれを阻止する工具ドライブキー31が設けられており、後述する主軸オリエンテーションのため、回転軸10の反工具側端部に固定されたジョー式軸継手27の主軸ユニット側部材28のジョー28aが、工具ドライブキー31の位相に対して位相決めされている。
次に、図3を参照して主軸装置のメンテナンスの方法について述べる。工作機械の運転中にプログラムミスや操作ミスなどにより、工具Tがワークやワーク固定治具などに衝突すると、軸受12が損傷して修理が必要となる。また、工具交換時の工具クランプ/アンクランプ動作により、皿ばね15も数百万回の工具交換動作により寿命に達し、クランプ力が維持できなくなるのでメンテナンスが必要となる。
こうした時に、軸受12や皿ばね15を、工作機械の稼動をとめて現場で交換していたのでは、時間がかかりダウンタイムが増大する。また交換作業も専門家による熟練した技術が必要となる。
そこで、本実施形態のメンテナンス作業では、アダプターフランジ12から主軸ユニットSを取り外し、別の新しい主軸ユニットS’を取り付けることで、組付精度の高い交換作業を行うことができる。図3(a)に示すように、まず、ボルト20を取り外して、主軸ユニットSをスペーサ19とともにアダプターフランジ12から取り外す。次に、図3(b)に示す別の新しい主軸ユニットS’及びスペーサ19’をアダプターフランジ12に取り付けることで、交換作業は終了する。
通常、図6に示すような従来の主軸装置の場合には、主軸ユニットごと交換して作業を行うことができるが、製品の寸法誤差により、工具先端位置が交換前と変わってしまっているので、主軸ユニットの交換後に、送り機構のサーボモータ原点を変更するなどして、微調整する必要がある。
一般に、主軸頭23は、案内機構25など主軸ユニットS以外のものを取り付けるようになっているので、円筒形状ではなく、複雑な形状をしており、鋳鉄鋳物で製作した方が低コストになり、材料歩留もいい。また、主軸頭23のような工作機械の構造部材は、切削加工時の振動を吸収するために、減衰性の高い鋳物材料で製作することは周知の事実である。
しかしながら、主軸頭23のような異形物において、主軸ユニットSが嵌合する嵌め合い部を高精度に加工することは困難である。しかも、鋳物は表面硬度が低く、繰り返しの着脱により嵌め合い面が塑性変形し、精度を長期に渡って維持することも難しい。
本実施形態によれば、主軸ユニットSの着脱は主軸頭23から行なうのではなく、アダプターフランジ21から着脱するので、主軸頭23の加工精度は交換精度に影響がない。また、アダプターフランジ21の反工具側外周面21cと主軸頭23の内周面との嵌め合いは、異形な鋳物でも加工可能な程度の、十分なクリアランスを確保した隙間嵌めとしている。
一方、アダプターフランジ21はシンプルな円筒形状なので、円筒研削盤などにより高精度に加工できる。また、アダプターフランジ21の材料には、例えば肌焼鋼などを用いて、工具側内周面21bの表面硬度を上げておくことにより、繰り返し着脱しても長期間に渡って精度を維持することができるので、主軸ユニットSの交換精度を高めることができるようになる。
また、ハウジング11の合わせ面11bから、回転軸10の軸心方向のテーパゲージ面(テーパ面10aを測定するための不図示のテーパゲージのゲージ面)32までの距離L2は、組み合せる部品が多く部品公差が積み重なるので、複数の主軸ユニットS,S’間における寸法相互差を抑えることが難しい。つまり、主軸装置Sと主軸装置S’の寸法L2とL2’の寸法相互差は、小さくできない。
そこで、本実施形態では、主軸ユニットS’専用にスペーサ19’を用意し、スペーサ19’の厚さL3’を、L2+L3=L2’+L3’となるように、現合加工している。このように、主軸ユニットごとにスペーサを用意し、出来上がった主軸ユニットのL2寸法を測定し、L2とスペーサの厚さL3の和が一定になるように、L3を主軸ユニットごとに現合することにより、刃先位置T3の位置が狂わないようにすることができる。
さらに、本実施形態では、主軸ユニットSとアダプターフランジ21の工具側外周面21bとの嵌め合いは締まり嵌めになっているので、主軸ユニットSの中心と、アダプターフランジ12の中心との芯出し調整が不要となり、組み付けるだけで刃先位置T3が再現されるようになっている。
また、本実施形態では、ハウジング11のアダプターフランジ21との嵌め合い部11aの長さL1は、嵌め合い部11aの直径φD1の1/10〜1/30に設定されているので、締まり嵌めでも着脱が容易である。
さらに、ハウジング11の合わせ面11bの直角度が、回転軸10の軸心に対し5μm以下となっているので、主軸ユニットSを交換後も、切削工具T2の刃先位置T3の変化も最小限に抑えることができ、調整が不要である。
次に、図2及び図4を参照してオリエンテーション位置を再現させる方法を述べる。工作機械の主軸装置は、自動工具交換装置によって工具を交換する機能がある。主軸ユニットの工具位置の周囲には工具交換用アーム33が配置されており、切削工具T2が予め取り付けられた工具ホルダT1をストックする工具マガジン34と主軸ユニットとの間で、工具Tが自動的に交換される。工具交換時には主軸装置は回転を停止し、工具Tを工具交換用アーム33で把持できるようにするため、回転軸10に設けられた工具ドライブキー31が毎回同じ位置に来るように停止させなければならない。このような動作を主軸オリエンテーションという。
従来、メンテナンスのために主軸ユニットを交換すると、工具ドライブキーの位相と、駆動モータと位相との関係が狂い、モータの駆動装置がそれまで記憶していた位置で停止しても、ドライブキーは元の位置に戻らなくなる。したがって、オリエンテーション位置を再調整する必要があり、ダウンタイムが長くなる。
本実施形態では、工具ドライブキー31の位相に対して、軸継手27の主軸ユニット側部材28のジョー28aが位相決めされているので、主軸ユニットを交換しても、オリエンテーション位置が狂わず、再調整を必要としないので、ダウンタイムを短くすることができる。
ジョー式軸継手27の連結部30は、スプラインのように主軸ユニット側部材28のジョー28aと決まった位相でしか連結されない。そこで、主軸ユニット側部材28を回転軸10’に組み付ける時に、工具ドライブキー31との位相関係を測定して正確に合わせておく。この作業時間は、主軸ユニットS’単体を組み立てる時に行っておくことができるので、ダウンタイムには影響しない。あるいは、測定ではなく、回転軸10’と主軸ユニット側部材28とをキーで位相決めしておいてもよい。
主軸ユニットS’を工作機械本体Mへ組み付けるときは、回転軸10’は軸受12’で支承されており、自由に回転させることができるので、ハウジング11’の位相を合わせた状態で、工具ドライブキー31を工具交換用アーム33の方向に目視でおおよそ合わせておく。一方、駆動モータ24は、主軸ユニットS’が組み付いていない状態で、オリエンテーション位置決めをしておく。
この状態で主軸ユニットS’をアダプターフランジ21に組み込むだけで、工具ドライブキー31の位相は、工具交換アーム33と正確に合い、主軸ユニットの交換後に再調整が不要である。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
本発明のアダプターフランジの形状は、主軸ユニットを固定し、且つ主軸頭に固定されるものであればよく、上記実施形態のものに限定されず、主軸ユニットのハウジングの形状や主軸頭の形状にあわせて適宜設計される。
本実施形態の工作機械の主軸装置の側面断面図である。 図1のジョー式軸継手の斜視図である。 (a)は主軸ユニットを工作機械本体から取り外した状態を示す側面断面図であり、(b)は新しい主軸ユニットを示す側面断面図である。 (a)は新しい主軸ユニットを工作機械本体に取り付ける時の状態を工具取り付け側正面から見た図であり、(b)はその側面断面図である。 従来の工作機械の主軸装置を示す断面図である。 従来の他の工作機械の主軸装置を示す断面図である。
符号の説明
10 回転軸
11 ハウジング
12 軸受
15 皿ばね
16 ドローバー
21 アダプターフランジ
23 主軸頭
24 駆動モータ
27 ジョー式軸継手
M 工作機械本体
S 主軸ユニット
T 工具

Claims (5)

  1. 回転軸と、該回転軸が挿通されるハウジングと、前記回転軸を前記ハウジングに対して回転自在に支承する軸受と、を有する主軸ユニットと、
    工作機械本体に固定され、前記主軸ユニットが取り付けられるアダプターフランジと、
    を備えることを特徴とする工作機械の主軸装置。
  2. 前記主軸ユニットと前記アダプターフランジとの間に介装されるスペーサを、さらに備えることを特徴とする請求項1に記載の主軸装置。
  3. 前記主軸ユニットが、前記アダプターフランジに対して締まり嵌めで嵌合されていることを特徴とする請求項1または2に記載の主軸装置。
  4. 前記主軸ユニットは、前記アダプターフランジとの嵌め合い部の長さが前記嵌め合い部の直径の1/10〜1/30であり、且つ、前記アダプターフランジとの合わせ面の直角度が前記回転軸の軸心に対し5μm以下であることを特徴とする請求項3に記載の主軸装置。
  5. 前記回転軸は、その一端に工具ドライブキーを備えると共に、その他端にジョー式軸継手を備え、
    前記軸継手のジョーは、前記工具ドライブキーの位相に対して位相決めされていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の主軸装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8347713B2 (en) 2009-05-28 2013-01-08 Aisin Aw Co., Ltd. Apparatus and method for measuring dynamic rigidity of a main shaft of a machine tool
CN113909507A (zh) * 2021-09-16 2022-01-11 扬州市久盈精密主轴有限公司 一种新型数控主轴
CN118456049A (zh) * 2024-07-15 2024-08-09 冈田精机(常州)有限公司 一种长轴芯双轴承直驱转台

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