JP2007274841A - 太陽光発電システムおよび太陽光発電プラント - Google Patents

太陽光発電システムおよび太陽光発電プラント Download PDF

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Abstract

【課題】発電電力の送電損失が低く、地絡や短絡等の事故電流を遮断し易い、低コストの太陽光発電システムおよび太陽光発電プラントを提供する。
【解決手段】複数の太陽電池を有する太陽電池アレイ22aと、この太陽電池アレイから出力される直流電力を交流電力に変換するインバータ22cをそれぞれ備えた複数の太陽電池アレイユニット22と、これら太陽電池アレイユニットの各インバータからそれぞれ出力される交流電圧を高圧に昇圧する昇圧トランス23と、この昇圧トランスの出力側を高圧連系盤24に接続する高圧交流ケーブル25と、電力系統連系点に配設された高圧トランス24gと、を具備している。
【選択図】 図1

Description

本発明は複数の太陽電池を具備した太陽光発電システムおよびこのシステムを複数具備した比較的大規模な太陽光発電プラントに関する。
一般に、100kW以上の発電容量を持つ太陽光発電プラントは、例えば直流数10Wの出力を有する太陽電池モジュールの複数個を組み合せて太陽電池アレイを構成し、この太陽電池アレイの直流出力側を直流ケーブルによりインバータに接続し、インバータで直流電力を交流電力に変換して電力系統に接続している(例えば特許文献1参照)。
図6はこの種の従来の太陽光発電プラント1の構成例を示す。この太陽光発電プラント1は、複数の太陽光発電システム7,7を具備している。各太陽光発電システム7は、複数の太陽電池を具備した太陽電池モジュールを直列または並列に接続して太陽電池アレイ2を構成し、この太陽電池アレイ2を複数設けている。また、これら複数の太陽電池アレイ2,2,…の各直流電力出力側を1個の接続箱3に、それぞれ並列に接続して太陽電池アレイユニット4を構成している。さらに、この太陽電池アレイユニット4を複数個設け、これら複数の太陽電池アレイユニット4の各直流電力出力側に、直流集電ケーブル6を介して高圧連系盤5を接続することにより太陽光発電システム7を構成している。
そして、太陽光発電プラント1は、これら複数の太陽光発電システム7,7,…の各直流集電ケーブル6を高圧連系盤5の直流遮断器8と直流ブスバー9を介して1台のインバータ10に接続している。
インバータ10は直流電力を交流電力に変換し、その交流電力の電圧、および電流を計器用変圧器11、計器用変流器12を介してそれぞれ計測する一方、交流電力の電圧を変圧器13により、例えば6,600V、または必要に応じて66,000Vなどの特別高電圧に昇圧し、電力系統14に接続する。
このような太陽光発電プラント1に対して、比較的小容量のシステムを対象として、太陽電池アレイユニット4の増設を容易に、かつその増設に伴なう発電容量の増加に対してもインバータ10を交換することのないように、各太陽電池アレイ2毎にインバータを設け、太陽電池アレイユニット4と連系盤5との間を交流の電力線を介して結ぶ技術も開示されている(例えば特許文献2参照)。
特開2000−112545号公報 特開平09−201061号公報
しかしながら、特許文献1で開示されている従来の太陽光発電プラント1では、各太陽電池アレイユニット4で発電した直流電力をインバータ10に送電する直流集電ケーブル6の電圧が太陽電池アレイ2の耐電圧の制限などから、例えば300V〜1,000V程度以下の比較的低い電圧である。
そして、太陽光発電システム1の発電容量が、例えば1MW〜10MWなど比較的大規模な場合には、太陽電池アレイ2の1台当りの面積が大きく(例えば30m)なり、直流集電ケーブル6のこう長も長い距離(例えば60m)となる。このために、直流集電ケーブル6での電圧降下が比較的大きく、電力損失が増大し易いという課題がある。
また、直流集電ケーブル6が直流ケーブルであるので、地絡や短絡などの故障が発生すると、太陽電池アレイ2からの発電電力がある限り、直流電流を遮断器により遮断し難く、地絡や短絡の事故電流が流れ続け、直流集電ケーブル6が損傷する可能性がある。さらに、高圧連系盤5に設けたインバータ10が発電容量に合わせて、その都度に設計する単品設計であるので、コストが嵩むという課題もある。
一方、特許文献2で開示されている従来の太陽光発電プラントでは、太陽電池アレイユニットと連系盤との間の電力損失は低減されるものの、各太陽電池アレイユニットからの交流電力を系統の周波数と同期させるための制御装置と、この制御装置と太陽電池アレイユニット側のインバータとを結ぶ信号線が必要であり、大型(例えば1MW〜10MW級)の太陽光発電プラントには向かないという課題もあった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、発電電力の送電損失が低く、地絡や短絡等の事故電流を遮断し易く、簡単な設備で電力系統に接続可能で低コストかつ大型の太陽光発電システムおよび太陽光発電プラントを提供することにある。
本願請求項1に係る発明は、複数の太陽電池を有する太陽電池アレイと、この太陽電池アレイから出力される直流電力を交流電力に変換するインバータをそれぞれ備えた複数の太陽電池アレイユニットと、これら太陽電池アレイユニットの前記各インバータからそれぞれ出力される交流電圧を高圧に昇圧する昇圧トランスと、この昇圧トランスの出力側を電力系統連系点に接続する高圧交流ケーブルと、この電力系統連系点に配設された高圧トランスとを具備していることを特徴とする太陽光発電システムである。
本発明によれば、各太陽電池アレイによりそれぞれ発電された各直流電力を、複数の太陽電池アレイ毎に集電させて比較的大きな直流電力に増大させる前に、各太陽電池アレイによりそれぞれ発電された比較的小容量の直流電力の段階でインバータにより交流電力に変換するので、このインバータとしては、汎用小容量で量産型の安価なインバータを使用することができる。このために、コストを低減することができる。
また、各小容量インバータによりそれぞれ変換された比較的低い各交流電圧を、複数のインバータ毎に集電し、各昇圧トランスにより所定の高圧に昇圧してから交流ケーブルにより高圧連系点まで送電するので、その送電による電力損失を低減することができる。
さらに、単相2線の交流ケーブルを3相ブスバーの予め決められた2線に接続するので、簡単な構成で一般の系統に接続可能となる。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。なお、複数の添付図面中、同一または相当部分には同一符号を付している。
図1は本発明の第1の実施形態に係る太陽光発電プラントの電気系統の全体構成を示す構成図、図2はその太陽光発電プラントの太陽電池アレイユニットの側面図である。
図1に示すように太陽光発電プラント20は、複数(例えば3台)の太陽光発電システム21A,21B,21Cを具備している。各太陽光発電システム21A〜21Cは、複数の太陽電池アレイユニット22,22,…、昇圧トランス23、この昇圧トランス23の出力側を電力系統連系点の一例である高圧連系盤24の入力側に接続する高圧の交流ケーブル25を具備している。
各太陽電池アレイユニット22は、太陽電池アレイ22a、接続箱22bおよびインバータ22cを具備している。太陽電池アレイ22aは図示しない複数の太陽電池モジュールを適宜直並列に電気的に接続することにより構成され、これら太陽電池モジュールで発電した直流電力を出力する出力端子を複数本の直流ハーネスにより接続箱22bの入力端に電気的に接続している。
接続箱22bはその入力側の複数本の直流ハーネスを、出力側で2本(PN)の直流ケーブルに集電してインバータ22cの入力側に接続されている。
インバータ22cは入力された直流電力を交流電力に変換するものであり、例えば量産型の3kW乃至5kW級の汎用小容量の電圧型電流制御用インバータであって、印加電圧に合わせて出力電流を制御し、電圧と同位相で電流を出力する。
各インバータ22cは、その出力側を低圧単相3線ケーブル22dを介して昇圧トランス23の入力側に接続している。
昇圧トランス23は、その入力側にて各インバータ22c毎に配設された複数の電磁遮断器(MCCB)等よりなる交流遮断器23aと、これら交流遮断器23aの各出力側に配設されて、例えば単相3線、100Vまたは200Vの入力交流電力を単相2線の6,600Vに昇圧する昇圧トランス本体23bと、を具備している。この昇圧トランス本体23bの出力側には単相2線の定格が例えば2線、6,600Vの交流ケーブル25を接続している。
上記高圧連系盤24は、その入力側にて、各太陽光発電システム21A〜21C毎にそれぞれ配設された高圧カットアウトヒューズ24a、これら高圧カットアウトヒューズ24a,24aの出力側に接続された3相3線(RST)の3相ブスバー24b、この3相ブスバー24bに接続された計器用変流器24c、計器用変圧器24d、交流遮断器24e、保護リレー24f、例えば単相3線の6,600Vを単相3線の6,600Vに昇圧する1MW〜10MW用の高圧トランス24gを具備している。高圧トランス24gの二次側には電力系統26が接続されている。
そして、高圧連系盤24は、その3相ブスバー24bの例えばR−S相に、第1の太陽光発電システム21Aの単相2線の交流ケーブル25を接続し、同S−T相に、第2の太陽光発電システム21Bの単相2線の交流ケーブル25を接続し、同T−R相に、第3の太陽光発電システム21Cの単相2線の交流ケーブル25を接続している。そのため、太陽光発電システム21A〜21Cは3の倍数台を設ける必要がある。
図2は上記各太陽光発電アレイユニット22の外観側面図、図3はその背面図である。各太陽光発電アレイユニット22は、例えば地盤27上に立設される支持台28と、この支持台28の天板28a上に配設される太陽電池アレイ22aとを備えている。図3に示すように天板28aは例えば縦(l)5m、横(W)6mであり、30mの面積を有する。
支持台28は、その天板28a上面を太陽の方向に向けて支持する複数の支柱28b,28b,…を有し、そのうちの例えば1本の支柱28bに、インバータ22cを内蔵するインバータケース28cを取り付けている。
なお、図2,図3中、符号29はインバータ22cの直流入力端に接続される直流ハーネスが挿入される電線管、30は配線プルボックス、31は低圧単相3線ケーブル22dを挿通させる電線管である。
図4は上記昇圧トランス23の一部切欠正面図である。昇圧トランス23は、例えば地盤27上に立設された本体ケース32内に、複数の交流遮断器23aと昇圧トランス本体23bとを内蔵しており、単相2線の高圧交流ケーブル25をケーブルピット33内に収容している。ケーブルピット33は地盤27上を掘削して形成したU字溝等であり、そのU字開口を蓋33aにより閉じている。
したがって、この太陽光発電プラント20によれば、その太陽光発電システム21A〜21Cの複数の太陽電池アレイ22a,…で発電された直流電力は、各インバータ22cにより、例えば単相3線の100V/200Vの交流電力にそれぞれ変換される。
さらに、これら交流電力は、各太陽光発電システム21A〜21C毎に設けた昇圧トランス23により、例えば単相2線6,600Vに昇圧されてから、高圧交流ケーブル25を介して高圧連系盤24に送電され、ここで、さらに高圧トランス24gにより特別高圧等の高圧に昇圧されてから電力系統26に連系され、この電力系統26に交流電力が供給される。
したがって、この太陽光発電プラント20によれば、各太陽電池アレイ22aによりそれぞれ発電された各直流電力を、複数の太陽電池アレイ22a毎に集電させて比較的大きな直流電力に増大させる前に、各太陽電池アレイ22aによりそれぞれ発電された比較的小容量の直流電力の段階で、各インバータ22cにより交流電力に変換するので、当該インバータ22cとしては、汎用小容量量産型で一般住宅用分電盤にそのまま使用できる安価なインバータを使用することができる。このために、コストを低減することができる。
また、各小容量インバータ22cによりそれぞれ変換された比較的低い各交流電圧を、複数のインバータ22c毎に例えば1台の昇圧トランス23により所定の高圧に昇圧してから交流ケーブル25により高圧連系盤24まで送電するので、その送電による電力損失を低減することができる。
さらに、この太陽光発電プラント20によれば、各太陽電池アレイ22aで発電した直流電力をインバータ22cにより交流電力に変換してから交流遮断器23aを通して昇圧トランス23に与えるので、地絡や短絡等の事故電流を直流の場合に比して交流遮断器23aにより遮断し易い。このために、かかる事故電流による機器の破損等を未然に防止することができる。
また、太陽電池アレイ22a毎にインバータ22cを設けているので、各太陽電池アレイ22aへの部分的な日影による発電出力の低下を各インバータ22c毎にとどめることができる。
さらに、各交流ケーブル25が単相2線であるので、3線ケーブルに比してケーブルコストを低減することができる。
また、各太陽光電池システム21A〜21Cの単相2線の6,600Vに昇圧されたものを、高圧連系盤24のR−S相、S−T相、T−R相に接続するので、高圧連系盤24側には、高耐電圧仕様のインバータ等の機器を設けることなく一般の系統と同じ3相交流を得ることができるので、大幅なコストの低減を図ることができる。さらに、太陽光発電プラント20を、その発電量が例えばMW級以上の大規模システムに構成する場合には、高圧連系盤24の中の交流遮断器24eの出力側に高圧トランス24gを、例えば6,600Vを66,000Vに昇圧する高圧トランスとして設置することにより、容易に対応することができる。
また、インバータ22cの単独運転を防止するために例えばスリップモード周波数シフト方式を使用し、多数台並列に置いても、原理的に周波数シフトの検出感度が殆ど低下することが無い。
なお、図4中破線で示すように上記昇圧トランス23としては、その本体ケース32内に、上記複数のインバータ22c,22c,…を収容して耐候性を向上させてもよい。さらに、この場合、本体ケース32内に冷暖房可能のヒートポンプ式空気調和機34を設けてもよい。これによれば、太陽光発電プラント20を年間や日間の温度格差が大きい砂漠等に設ける場合でも、本体ケース32内を空気調和機34により所要の温度に制御することができるので、昇圧トランス本体23bやインバータ22c,22c,…を保護し、その機能を確保することができる。
図5(a)は本発明の第2の実施形態に係る太陽光発電プラントに用いられる交流ケーブルと昇圧トランスの接続状態を、図5(b)は用いられる昇圧トランスをそれぞれ示したものである。
上記第1の実施形態では、インバータ22cからの単相3線100V/200Vの交流電力を、昇圧トランス23により単相2線6,600Vに昇圧して、交流ケーブル25を介して高圧系統連系点まで送電する形態であるが、本第2の実施形態においては、インバータ22cからの単相3線100V/200Vの交流電力を、昇圧トランス23により単相2線6,600Vに昇圧するまでは第1の実施形態と同一であるが、交流ケーブル25を3相3線(RST)6,600Vの交流ケーブルとし、各昇圧トランス23からの出力(単相2線6,600V)を交流ケーブル25の3相3線の予め決められた相間に接続するようにしたものである。太陽電池アレイ22aなどの他の構成は第1の実施形態を同一である。
すなわち、本実施形態は、各昇圧トランス23の出力側における6,600V単相2線の3相分の交流ケーブル25を、高圧連系盤24の3相ブスバー24bの代わりに6,600V3相3線ケーブル35に、例えば各昇圧トランス23の近傍等、所要の接続部36において、予め決められた相間(R−S,S−T,T−R)に接続し、この6,600V3相3線ケーブル35を、高圧連系盤24の入力側に接続した点に特徴がある。6,600V3相3線ケーブル35は例えばケーブルピット33内等に配線される。
このような構成とするとにより、高圧系統連系点における3相ブスバー24bが必要なくなるため、より簡単な構成で一般の電力系統に接続可能となり、さらなるコスト低減が見込める。
図6(a)は本発明の第3の実施形態に係る太陽光発電プラント20Aの側面図、(b)は同平面図である。図6(a),(b)に示すように太陽光発電プラント20Aは、図1等で示す第1の実施形態に係る太陽光発電プラント20の3相分の太陽光発電システム21A,21B,21Cを1組として4組(3×4)設け、これら各組の太陽光発電システム21A〜21Cを図6(b)中左右にそれぞれ2組宛配置し、これら左右の中間部に、各太陽光発電システム21A〜21Cの昇圧トランス23の4台分をそれぞれ具備した3台の集合昇圧トランス23X,23X,23Xをそれぞれ配置し、各太陽光発電システム21A〜21Cの交流ケーブル25,25,…を、各太陽光発電システム21A〜21Cの左右間の間隔(図6(b)中ほぼ中央)に集線してほぼ中央部を通すように配線したレイアウトに特徴がある。
なお、図6(b)中、Wはこの太陽光発電プラント20Aの敷地の横方向の長さ、lは同縦方向の長さを表わしており、この太陽光発電プラント20Aの定格発電量が例えば100kWの場合、W:140(m)、l:60(m)である。
この太陽光発電プラント20Aによれば、図1等で示す第1の実施形態に係る太陽光発電プラント20に比して、太陽光発電システム21A〜21Cを4倍設けているので、その発電量をほぼ4倍に増大させることができる。
また、高圧連系盤24の3相交流ブスバー24bの同一相間(R−S,S−T,T−R)に接続される同じ組の各太陽光発電システム21A〜21C同士を近接配置し、さらに、同じ組の各太陽光発電システム21A〜21C同士のほぼ中央部に集合昇圧トランス23Xをそれぞれ配設することにより、これらの間隔を短くしたので、これら集合昇圧トランス23Xと各太陽光発電システム21A〜21Cとを接続する単相3線ケーブル22dの長さを短縮させることができる。このために、単相3線ケーブル22dの電力損失を低減させることができる。
同様に、各太陽光発電システム21A〜21Cの交流ケーブル25をこれら太陽光発電システム21A〜21C同士の中間部にて敷設するので、これら太陽光発電システム21A〜21Cの両端に敷設する場合に比して各交流ケーブル25の長さを短くすることができ、その分、電力損失とコストを共に低減することができる。
なお、上記各実施形態では、各太陽電池アレイ22aの直流電力を3kW乃至5kW級の一般住宅用等汎用小容量のインバータ22cにより交流電力に変換する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、汎用小容量のインバータ22cを10kW級のインバータに置換してもよい。これによっても、この10kW級のインバータを太陽電池アレイ22aの近傍に設けることにより、太陽電池アレイ22aとインバータとを接続する直流ハーネスの長さを短くすることができる。さらに上記実施形態では、太陽光発電システム21A〜21Cを3台と12台設ける場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば9,15,18台以上でもよく、3の倍数であればよい。
また、これらインバータ22cの単独運転を防止するために、例えばスリップモード周波数シフト方式を使用した場合でも原理的に単独運転検出感度の劣化が殆ど無い。
本発明の第1の実施形態に係る太陽光発電システムおよび太陽光発電プラントの電気系統の全体構成を示す全体構成図。 図1で示す太陽電池アレイの外観側面図。 図1で示す太陽電池アレイの外観背面図。 図1で示す昇圧トランスの一部切欠正面図。 (a)は本発明の第2の実施形態に係るインバータと交流ケーブルとの接続状態を示す平面図、(b)は昇圧トランスの一部切欠正面図。 (a)は本発明の第3の実施形態に係る太陽光発電プラントの全体構成を示す側面図、(b)は同平面図。 従来の太陽光発電プラントの電気系統構成図。
符号の説明
20,20A 太陽光発電プラント
21A,21B,21C 太陽光発電システム
22 太陽電池アレイユニット
22a 太陽電池アレイ
22b 接続箱
22c インバータ
22d 単相3線ケーブル
23 昇圧トランス
23a 交流遮断器
23b 昇圧トランス本体
24 高圧連系盤
24a 高圧カットアウトヒューズ
24b 3相ブスバー
24c 計器用変流器
24d 計器用変圧器
24e 交流遮断器
24f 保護リレー
24g 高圧トランス
25 交流ケーブル
26 電力系統
27 地盤

Claims (7)

  1. 複数の太陽電池を有する太陽電池アレイと、
    この太陽電池アレイから出力される直流電力を交流電力に変換するインバータをそれぞれ備えた複数の太陽電池アレイユニットと、
    これら太陽電池アレイユニットの前記各インバータからそれぞれ出力される交流電圧を高圧に昇圧する昇圧トランスと、
    この昇圧トランスの出力側を電力系統連系点に接続する高圧交流ケーブルと、
    この電力系統連系点に配設された高圧トランスと、
    を具備していることを特徴とする太陽光発電システム。
  2. 前記インバータは、交流出力が単相3線の容量5kW以下であることを特徴とする請求項1記載の太陽光発電システム。
  3. 前記交流ケーブルは、高圧単相2線ケーブルであり、電力系統連系点に設けた3相ブスバーの予め決められた2線に配分し連系可能に接続されていることを特徴とする請求項1または2記載の太陽光発電システム。
  4. 前記交流ケーブルは、高圧3相3線ケーブルであり、少なくとも3台の前記昇圧トランスの高圧単相2線の交流出力を、前記交流ケーブルの予め決められた2線に配分し連系可能に接続されていることを特徴とする請求項1または2記載の太陽光発電システム。
  5. 前記昇圧トランスは、そのトランス本体を収容するケース内に、前記インバータと冷暖房可能の空気調和機を配設していることを特徴する請求項1〜4のいずれか1項に記載の項記載の太陽光発電システム。
  6. 前記昇圧トランスの入力側に、前記インバータ毎に交流遮断器を設けたことを特徴する請求項1〜5のいずれか1項に記載の太陽光発電システム。
  7. 前記請求項1〜3のいずれか1項に記載の太陽光発電システムを3の倍数設け、各太陽光発電システムの高圧単相2線ケーブルを電力系統連系点の3相ブスバーの予め決められた2線に配分しそれぞれ連系可能に接続していることを特徴とする太陽光発電プラント。
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