JP2007274616A - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】iFAX送信時に、画質を劣化させない画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像に対してFAX送信、iFAX送信が選択されたか否か、複数の原稿モードのうち第1の原稿モードが選択されたか否か、複数の解像度のうちいずれが選択されたかを判断する制御部と、前記画像をFAX送信用画像データとして選択された解像度に画像処理する画像処理部と、前記iFAX送信を含む選択ありの判断に基づき、前記iFAX送信用画像データに対して、前記第2の制御部による前記第1の原稿モードの選択の判断に基づき、第1の縮小処理で処理し、前記第1の原稿モード以外の選択の判断に基づき、第2の縮小処理で処理する縮小処理部とを有する。
【選択図】 図9

Description

この発明はたとえば、ファクシミリあるいはインターネットファクシミリなどの処理の設定に基づいて処理する画像形成装置に関する。
周知のように、近年では、ファクス機能、コピー機能、スキャナ機能、プリンタ機能、あるいは、画像ファイリング機能などの複数の機能を有した画像形成装置がある。また、このような画像形成装置は、電話回線を用いるFAX(ファクス)機能の他に、インターネット網を利用してファクス通信するiFAX(インターネットファクス)機能を有している。
このような画像形成装置において、iFAX送信時の画像は、FAX送信用の画像を基にして形成されている。そして、iFAX送信時の画像は、画像の主走査解像度、副走査解像度を規格に合わせるため、縮小処理する必要がある。
この縮小処理において、画像が文字・文字と写真・写真といった異なるモードのいずれでも、画像は単純間引き処理のみで縮小処理されている。
特許文献1には、FAX機能とiFAX機能を有するファクス装置において、画像を画像データとして取り込み、画像データの送信先が、電子メールアドレスかファクス番号かを判別し、電子メールアドレスが入力されたと判断されれば、画像データを圧縮等により電子メールデータに変換してiFAX送信し、ファクス番号が入力されたと判断されれば。画像データをFAX送信することが開示されている。
この特許文献1の発明では、ユーザ入力した画像データの送信先が、電子メールアドレスかファクス番号かを判別することで、それに応じてFAX送信とiFAX送信できるため、ユーザによる作業の省略化を図ることを目的としている。しかしながら、iFAX送信では、取り込まれた画像データは圧縮等により電子メールデータに変換されるが、変換される過程における画像データの画質の劣化については言及されていない。
特開平9−247334号公報
単純間引き処理のみで縮小処理された画像は、写真モードでiFAX送信されると、劣化するという問題がある。これは、文字に比べて写真のような輝度分布が分散するような画像が単純間引き処理されると、より輝度分布が分散するためである。この現象は、画像の解像度が高いほど顕著に見られる。
そこで、この発明は、iFAX送信時に、画質を劣化させない画像形成装置を提供することを目的とする。
この発明は上記の目的を達成するために、画像を読み取る読取部と、前記読取部で読み取る前記画像に対してFAX送信とiFAX送信のいずれかが選択されたか否かを判断する第1の制御部と、前記読取部で読み取る前記画像に対して複数の原稿モードのうち第1の原稿モードが選択されたか否かを判断する第2の制御部と、前記選択されたFAX送信、iFAX送信に対して複数の解像度のうちいずれが選択されたかを判断する第3の制御部と、前記読取部で読み取る前記画像をFAX送信用画像データとして前記第3の制御部で前記複数の解像度のうち選択されたと判断された解像度に画像処理する画像処理部と、前記第1の制御部により前記FAX送信が選択されたことが判断された場合、前記画像処理部で画像処理された前記FAX送信用画像データをFAX送信用に圧縮する第1の圧縮部と、前記第1の圧縮部で圧縮された前記FAX送信用画像データを送信する第1の送信部と、前記第1の制御部により前記iFAX送信が選択されたことが判断された場合、前記第1の圧縮部で圧縮された前記FAX送信用画像データからiFAX送信用画像データを生成する伸張部と、前記第2の制御部により前記第1の原稿モードが選択されたことが検出された場合、前記伸張部で生成された前記iFAX送信用画像データに対して第1の縮小処理で処理し、前記第2の制御部により前記第1の原稿モード以外が選択されたことが判断された場合、前記伸張部で生成された前記iFAX送信用画像データに対して第2の縮小処理で処理する縮小処理部と、前記縮小処理部で処理された前記iFAX送信用画像データをiFAX送信用に圧縮する第2の圧縮部と、前記第2の圧縮部で圧縮された前記iFAX送信用画像データを送信する第2の送信部とを備える。
上記のような構成によれば、iFAX送信における画像の画質を劣化させることなく、写真を明確に認識できる画像を作成できる画像形成装置を提供することができる。
以下この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、この発明が適用可能な画像形成装置の主要部を示す。
図1に示す画像形成装置1は、画像情報を、例えばハードコピーもしくはプリントアウトと称される出力画像として出力するための画像形成部本体2、画像形成部本体2に対して画像出力に用いられる任意サイズの用紙(出力媒体)を供給可能な用紙供給部3、画像形成部本体2において画像形成される対象である画像情報を、画像情報を保持した対象物(以下原稿と称する)から画像データとして取り込むスキャナ部(画像読取部)4を有する。なお、スキャナ部4には、原稿がシート状である場合、画像出力の形成あるいは画像情報の取り込み(以下読み取りと称する)終了後、読み取りが終了した原稿を読み取り位置から排出位置に排出し、次の原稿を読み取り位置に案内する自動原稿送り装置5が一体的に設けられている。また、画像形成部本体2における画像形成の開始や、スキャナ部4による原稿の画像情報の読み取りの開始を指示するための指示入力部、すなわちコントロールパネル(操作部)6が画像形成装置1の所定の位置、例えば画像読取部4の前面の端部に、設けられている。
図2は、この発明が適用可能な画像形成装置の制御系統の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、この画像形成装置1では、システム制御部8に、上記コントロールパネル6、上記スキャナ部4、プリンタ部7が接続されている。
上記システム制御部8は、上記コントロールパネル6、上記スキャナ部4、上記プリンタ部7などを制御する。また、上記システム制御部8では、上記コントロールパネル6、上記スキャナ部4、上記プリンタ部7から供給される信号に基づいて処理する種々の機能を有している。
上記コントロールパネル6は、入力キー61およびタッチパネル62aが内蔵された表示部62などを有している。上記表示部62には、上記システム制御部8による表示制御に基づいて操作案内およびタッチパネル62aで選択可能なキー(アイコン)などが表示される。上記コントロールパネル6では、ユーザが上記入力キー61あるいは上記タッチパネル62aにより選択可能なアイコンを入力できる。上記コントロールパネル6においてユーザが入力した情報(ユーザが押した入力キー61、あるいは、ユーザが触れたタッチパネル62aにより選択可能なアイコンを示す情報)は、上記システム制御部8へ供給される。
上記スキャナ部4は、上記システム制御部8による制御に基づいて原稿の画像を画像データに変換する。上記スキャナ部4は、原稿の画像をカラーあるいは白黒のデジタル画像データに変換する。上記スキャナ部4では、読み取った原稿の画像としてのデジタル画像データを上記システム制御部8へ供給する。
上記プリンタ部7は、上記システム制御部8による制御に基づいて被画像形成媒体としての用紙上に画像をプリントする。また、上記プリンタ部7によるプリント処理の結果等は、上記システム制御部8へ通知される。上記プリンタ部7は、カラー画像データに基づいてカラー画像を被画像形成媒体上に形成するカラープリント、あるいは、白黒画像データに基づいて白黒画像を被画像形成媒体上に形成する白黒プリントする。上記プリンタ部7は、例えば、被画像媒体を搬送する搬送部(図示しない)、搬送部により搬送される被画像形成媒体上にカラー画像あるいは白黒画像を形成する画像形成部(図示しない)を有している。
また、上記システム制御部8は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit、主制御装置)81、RAM(Random Access Memory、ランダムアクセスメモリ)82、ROM(Read Only Memory、リードオンリーメモリ)83、NVM(Non-volatile memory、不揮発性メモリ)84、ハードディスクドライブ(HDD)85、ネットワークインターフェース(Interface)86、ファクシミリインターフェース(Interface)87、ページメモリ88、および、画像処理部89、表示制御部90等により構成されている。
上記CPU81は、ROM83、不揮発性メモリ84あるいはHDD85に記憶されているプログラムを実行する。たとえば、自動原稿送り装置5は、ROM83、NVM84あるいはHDD85に記憶されているプログラムおよび制御データに基づいてCPU81が制御プログラムを実行することにより実現される。また、上記コントロールパネル6における表示部62の表示制御は、NVM84あるいはROM83に記憶されているプログラムおよび制御データに基づいてCPU81が実行する。
上記RAM82は、作業用のデータを一時的に記憶したり、参照用のデータを記憶したりするメモリである。また、上記RAM82は、種々の制御プログラムに基づく種々の処理を実行するためのメインメモリとして用いられる。たとえば、上記RAM82には、当該デジタル複合機の動作時において、制御プログラムや制御データが読み出されるとともに、現在の設定内容を示す情報などの一時的に保持するべき情報なども記憶する。
また、設定内容としては、たとえば、コピーモードであれば、原稿設定および用紙設定の他に、コピー倍率、コピー部数などがある。
上記ROM83は、不揮発性のメモリである。上記ROM83には、たとえば、画像形成装置1を制御するための制御プログラムおよび制御データなどが格納される。また、上記ROM83には、上記コントロールパネル6の表示部62に表示する表示データなどを記憶される。
上記NVM84は、書き換え可能な不揮発性のメモリである。上記NVM84には、システム設定情報などのデータが保存される。また、上記NVM84には、上記コントロールパネル6の表示部62に表示する表示データなどを記憶するようにしても良い。
上記HDD85は、大容量の記憶装置である。上記HDD85には、各種の設定データ、管理データ、制御プログラムあるいは制御データなどの種々のデータが記憶される。上記HDD85には、上記コントロールパネル6の表示部62に表示する表示データなども記憶される。また、上記HDD85には、上記スキャナ部4により読み取った画像データなども記憶するようにしても良い。さらに、上記HDD85には、各種のメモリに対するバックアップ用のメモリとしても用いられるようにしても良い。
上記ネットワークインターフェース86は、上記ネットワークを経由したデータを通する。当該画像形成装置1では、上記ネットワークインターフェース86によりネットワークを介して接続される外部機器からのプリントデータを用紙にプリントするネットワークプリント機能が実現される。
上記ファクシミリインターフェース87は、ファクシミリデータを送受信するものである。画像形成装置1では、上記ファクシミリインターフェース87を用いてファックス機能が実現される。たとえば、ファクシミリ受信処理は、上記ファクシミリインターフェース87により受信したファクシミリデータを上記プリンタ部7により白黒プリントすることにより実現される。また、ファクシミリ送信処理は、上記スキャナ部4により読み込んだ原稿の画像データを上記ファクシミリインターフェース87によりファクシミリデータに変換して送信先へ転送することにより実現される。
上記ページメモリ88は、上記プリンタ部7によりプリントする画像データなどが記憶されるメモリである。上記ページメモリ88は、図示しないページメモリコントローラにより制御される。たとえば、上記プリンタ部7がプリント処理する場合、上記ページメモリ88には、上記プリンタ部7によりプリントすべき各ページのカラー画像データあるいは白黒画像データが展開(記憶)される。
上記画像処理部89は、画像データに対して種々の画像処理を施すものである。上記画像処理部89では、たとえば、スキャナ部4でスキャンされたデータを圧縮し、プリントアウトのために伸張する。
上記表示制御部90は、表示部62に対して表示する画面を制御する。上記表示制御部120は、ユーザによる入力キー61あるいはタッチパネル62aで選択可能なアイコンの入力情報に基づいて、NVM84あるいはROM83に記憶されているプログラムおよび制御データを読み出して画面を表示する。
次に、上記コントロールパネル6の構成について説明する。
図3は、上記コントロールパネル6の構成例を説明するための外観図である。
図3に示すように、上記コントロールパネル6には、入力キー61およびタッチパネル62aが内蔵された表示部62、機能選択キー63などが設けられている。
上記機能選択キー63は、種々の機能を選択するものである。上記機能選択キー63としては、たとえば、コピー機能を選択するためのコピー機能選択キー64、データのファイリング機能を選択するためのファイリングボックス機能選択キー65、スキャン機能を選択するためのスキャン機能選択キー66、ファクス機能を選択するためのFAX機能選択キー67、その他の拡張機能を選択するための機能拡張キーなどが設けられている。
上記入力キー61は、数字などを入力するためのものである。上記入力キー61は、たとえば、コピー枚数、コピー倍率あるいは管理上のパスワード(暗証番号)などの情報を入力するために用いられる。
上記表示部62は、タッチパネル62a内蔵の液晶表示装置などを有している。上記表示部62には、種々の操作画面が表示される。また、上記表示部62に表示される各操作画面には、操作案内などの他に、タッチパネル62aにより選択可能なキー(アイコン)が表示されるようになっている。
上記システム制御部8の表示制御部90では、ユーザによる操作内容あるいは各部の動作状況などに応じた表示内容を判断する。この判断に基づいて、上記表示制御部90は、NVM84、ROM83あるいは図示しない表示用メモリから上記表示部62に表示すべき表示データを読み出して上記表示部62に表示する。つまり、上記表示制御部90は、ユーザによる操作内容あるいは各部の動作状況などに応じて、上記表示部62を表示制御する。
次に、ユーザがファクス機能を選択するときについて、コントロールパネル(操作部)上でのユーザによるFAX(ファクス)/iFAX(インターネットファクス)送信設定を図4から図7を用いて説明する。
ファクス機能は、ユーザが機能選択キー63のファクス機能選択キー67を選択することで開始する。
上記コントロールパネル6においてユーザが入力した情報(ユーザが押した入力キー61、あるいは、タッチパネル62aにより選択可能なアイコンを示す情報)は、上記システム制御部11へ供給される。
ユーザが機能選択キー63のファクス機能選択キー67を選択すると、表示制御部120は、ファクス機能選択キー67の選択に基づいて、NVM84あるいはROM83あるいは図示しない表示用メモリから表示部62に表示すべき表示データを読み出して図4を表示する。
図4は画像のFAX/iFAX送信先の設定画面である。ユーザは、送信先であるFAX番号を入力キー61を用いて入力することができる。また、ユーザは、送信先であるiFAXアドレスをE−MAIL ADDRESS(電子メールアドレス)ボタン100を用いて入力することができる。ユーザは、E−MAIL ADDRESSボタン100を選択すると、図示しないアドレス入力表示パネルが表示されるため、iFAXアドレス(E-MAIL、電子メール)を設定できる。ユーザは、同時に複数のFAX番号、iFAXアドレスを混在させて選択することも可能である。
また図4に示すような予め登録された送信先名(登録名)102とFAXまたはiFAXの送信先とを関連付けて登録した登録名簿101を用いて、ユーザはFAXまたはiFAXの送信先を設定することができる。FAXまたはiFAXの送信先であるFAX番号またはiFAXアドレスは、登録名簿101に表示される登録名と対応付けられて、NVM84あるいはHDD85あるいは図示しない表示用メモリに登録されている。
FAX選択ボタン103は、FAX送信するために、登録名に登録された送信先FAX番号を選択するためのものである。iFAX選択ボタン104は、iFAX送信するために、登録名に登録された送信先iFAXアドレスを選択するためのものである。
ユーザは、登録名簿101から複数の登録名を選択することが可能であり、また、それぞれについてFAX送信もしくはiFAX送信のいずれか(又は、FAX送信とiFAX送信の両方)を設定することができる。
ここでは、図5に示すように、ユーザが登録名102(host01)を選択し、登録名102(host01)で登録された送信先にiFAX送信するためにiFAX選択ボタン104を選択し、送信先を設定した例を示す。
ユーザがOPTION(オプション)ボタン105を選択すると、表示制御部90は、OPTIONボタン105の選択に基づいて、NVM84あるいはHDD85あるいは図示しない表示用メモリから表示部62に表示すべき表示データを読み出して図6を表示する。
図6は、FAX/iFAX送信のための画像作成設定画面である。ユーザは、FAX/iFAX送信のための画像の読み取り解像度を解像度選択ボタン106でSTANDARD(普通)107、FINE(精細)108、U−FINE(高精細)109の3段階から選択することができる。
また、ユーザは、FAX/iFAX送信のための画像について原稿モードを原稿モード設定ボタン110で設定できる。原稿モード設定ボタン110は、TEXT(文字)111、TEXT/PHOTO(文字/写真)112、PHOTO(写真)113を有している。ユーザは、FAX/iFAX送信のための画像が、文字のみからなるのか、文字と写真からなるのか、写真のみからなるのかに応じて原稿モードを選択できる。
ここでは、ユーザがSTANDARD107を選択することで解像度を決定し、PHOTO113を選択することで原稿モードを決定した例を図7に示している。
解像度と原稿モードを決定し、ユーザがENTER(決定)ボタン114を選択すると、FAX/iFAX送信のための画像作成設定が終了する。ENTERボタン114の選択に基づいて、CPU81は、スキャナ部4にセットされた画像に対して読み取りを開始させる。
図8は、FAX/iFAX送信における画像処理の流れを示した図である。ここで、画像処理部89は、スキャナ部4で読み込まれた画像の画像処理をする画像処理ASIC(Application Specific Integrated Circuit 特定用途向け集積回路)891、FAXデータ圧縮部892、データ伸張部893、縮小処理部894、iFAXデータ圧縮部895を有している。
スキャナ部4は、画像を既定の解像度で読み込む。CPU81は、既定の解像度で読み込んだ画像データを電気信号に変換して画像処理部89の画像処理ASIC891に転送する。画像処理ASIC891は、複数の規定の指示のうち選択された規定の指示に沿った処理に切り替えるものである。ここでは、画像処理ASIC891は、CPU81が規定の3つの解像度(普通:8×3.85 line/mm、精細:8×7.7 line/mm、高精細:16×3.85 line/mm)のうちユーザがコントロールパネル6上で指定したと判断した解像度に画像データを変換するものである。また、画像処理ASIC891は、規定の3つの原稿モード(文字、文字/写真、写真)のうちユーザがコントロールパネル6上で指定した原稿モードを入力値として画像データに誤差拡散などの画像処理を施すものである。
画像処理ASIC891は、既定の解像度で読み込まれた画像データをユーザが指定した解像度に縮小し、原稿モードを入力値として画像データに誤差拡散などの画像処理を施し、FAX送信用2値画像データを作成する。
CPU81は、FAX送信用2値画像データをRAM82に一時的に記憶させる。FAXデータ圧縮部892は、RAMに記憶知れたFAX送信用2値画像データをソフトウェアによってFAX送信用圧縮データに変換する。
CPU81は、FAX送信用圧縮データをHDD85又はRAM82に保存させる。
ユーザがコントロールパネル6上でFAX送信するために、送信先のFAX番号を入力したときは、画像転送制御部91は、HDD85又はRAM82に保存されたFAX送信用圧縮データを読み出し、ファクシミリI/F87を介してFAX送信する。
ユーザがコントロールパネル6上でiFAX送信するために、送信先の電子メールアドレスを入力したときは、画像転送制御部91は、HDD85又はRAM82に保存されたFAX送信用圧縮データを伸張部893に転送する。伸張部893は、圧縮されたFAX送信用圧縮データをiFAX送信用2値画像データに伸張する。
次に、CPU81は、伸張部893で伸張されたiFAX送信用2値画像データを縮小処理部894に転送する。縮小処理部894は、iFAX送信用2値画像データに対して、iFAX送信用の規格サイズになるように縮小処理(縮小処理のプロセスは後述する)する。
CPU81は、縮小処理部894で縮小処理された縮小画像データをiFAXデータ圧縮部895に転送する。iFAXデータ圧縮部895は、縮小画像データをiFAX送信用圧縮データ(例えば、PDF(Portable Document Format)やTIFF(Tagged Image File Format)に圧縮する。
CPU81は、iFAX送信用圧縮データをHDD85又はRAM82に保存させる。
そして、画像転送制御部91は、iFAXデータ圧縮部895で圧縮されたiFAX送信用圧縮データをHDD85又はRAM82から読み出し、ネットワークI/F86を介して送信先の電子メールアドレスに送信する。
次に、上記説明したFAX/iFAX送信における画像処理の流れをまとめたものを図9、10、11に示すフローチャートを用いて説明する。
スキャナ部4は、画像を既定の解像度で読み込む。そして、CPU81は、既定の解像度で読み込んだ画像データを電気信号に変換して画像処理部89の画像処理ASIC891に転送する。画像処理ASIC891は、CPU81(第3の制御部)が規定の3つの解像度(普通:8×3.85 line/mm、精細:8×7.7 line/mm、高精細:16×3.85 line/mm)のうちユーザがコントロールパネル6上で指定したと判断した解像度、そして規定の3つの原稿モード(文字、文字/写真、写真)のうちユーザがコントロールパネル6上で指定した原稿モードを入力値として画像データに誤差拡散などの画像処理を施し、既定の解像度で読み込まれた画像データをユーザが指定した解像度に縮小し、原稿モードを入力値として画像データに誤差拡散などの画像処理を施し、FAX送信用2値画像データを作成する(ステップS1)。
次にCPU81(第1の制御部)は、ユーザがコントロールパネル6上でiFAX送信するために、送信先の電子メールアドレスを入力したか否かを判断する(ステップS2)。
CPU81が、iFAX送信の指示がないと判断すると(ステップS2、NO)、CPU81が、FAX送信の指示があると判断すれば、FAXデータ圧縮部892(第1の圧縮部)は、FAX送信用2値画像データをソフトウェアによってFAX送信用圧縮データに変換し、画像転送制御部91は、FAX送信用圧縮データをファクシミリI/F87を介してFAX送信する。
CPU81が、iFAX送信の指示があると判断すると(ステップS2、YES)、画像転送制御部91は、HDD85又はRAM82からFAX送信用圧縮データ読み出し、伸張部893に転送する。伸張部893は、圧縮されたFAX送信用圧縮データをiFAX送信用2値画像データに伸張する(ステップS4)。
次に、CPU81(第2の制御部)は、3つの原稿モード(文字、文字/写真、写真)のうちユーザがコントロールパネル6上で指定した原稿モードが写真モードか否かを判断する(ステップS4)。
CPU81がユーザによって選択された原稿モードが写真モードでない(文字モード又は文字/写真モードが選択された)と判断すると(ステップS4、NO)、CPU81は、iFAX送信用2値画像データを縮小処理部894に転送し、縮小処理部894は、iFAX送信用2値画像データに対して、iFAX送信用の規格サイズになるように縮小処理Aをする(ステップS5)。
縮小処理A(ステップS5)の処理の一例を図10に示す。縮小処理部894は、iFAX送信用2値画像データに対して、ユーザがコントロールパネル6上で設定した解像度に合わせるため、特定の画素数で等間隔で単純に間引く縮小処理を加える(ステップS51)。
CPU81がユーザによって選択された原稿モードが写真モードであると判断すると(ステップS4、YES)、CPU81は、iFAX送信用2値画像データを縮小処理部894に転送し、縮小処理部894は、iFAX送信用2値画像データに対して、iFAX送信用の規格サイズになるように縮小処理Bをする(ステップS5)。
縮小処理B(ステップS6)の処理の一例を図11に示す。縮小処理部894は、iFAX送信用2値画像データに対して、2値画像データを多値画像データとして数値補間による縮小処理をする(S61)。縮小処理部894は、iFAX送信用2値画像データの2値画像データに対して、画素間の色予測により、色補正した多値画像データを作成する。そして、縮小処理部894は、色補正した多値画像データに対して、特定の画素数で等間隔で間引く縮小処理を加える。
そして、縮小処理部894は、縮小した多値画像データを、例えば白黒の濃淡が8bit(ビット)形式の256段階(0から255)で表された多値画像データであれば、画素それぞれが256段階のうち0(黒)、255(白)のどちらに近いかを判断し、画素ごとに近い方に変換することで、2値画像データに変換する(ステップS62)。
CPU81は、縮小処理部894で縮小処理された縮小画像データをiFAXデータ圧縮部895に転送する。iFAXデータ圧縮部895は、縮小画像データをiFAX送信用圧縮データに圧縮する。そして、画像転送制御部91は、iFAXデータ圧縮部895(第2の圧縮部)で圧縮されたiFAX送信用圧縮データをHDD85又はRAM82から読み出し、ネットワークI/F86を介して送信先の電子メールアドレスに送信する。
図12は、送信先としてFAX番号のみ、iFAXアドレスのみ、FAX番号とiFAXアドレス両方を選んだ場合における、設定された解像度(普通、精細、高精細)、送信モード(文字、文字/写真、写真)の組み合せによりFAX送信用2値画像データに対する処理A、Bのいずれが使用されるかを示した図である。
ユーザが送信先としてFAX番号のみを入力した場合は、解像度、送信モードをどのように組み合せても、FAXデータ圧縮部892は、FAX送信用2値画像データをFAX送信用圧縮データに変換するため、対象外としている。
ユーザが送信先としてiFAXアドレスのみを入力した場合、送信モードが写真で選択されたときは、iFAX送信用2値画像データに対して処理Bを適用し、送信モードが文字または文字/写真で選択されたときは、処理Aを適用する。また、解像度が高精細で選択されたときは、システム制御部8は、精細が選択されたときと同様に処理する。
解像度を低く設定することで、縮小率の高い縮小処理を避けることができ、画質を維持することができる。
ユーザが送信先としてFAX番号とiFAXアドレスを入力した場合、送信モードが写真で選択されたときは、iFAX送信用2値画像データに対して処理Bを適用し、送信モードが文字または文字/写真で選択されたときは、処理Aを適用する。また、解像度が高精細で選択されたときも高解像度である高精細で処理する。
FAX送信とiFAX送信が混在しているときは、FAX送信で設定さらた解像度に合わせることで、画像形成装置の処理不可を軽減することができる。
ここで、送信モードが写真で選択されたときに処理Aがなされるとすると、写真画像を設定された解像度に合わせて画素数を等間隔に間引くことになる。その結果、縮小処理後の画像における隣り合う画素間では、間引かれた画素について補正されたわけではないため、色むらが起きでしまう。
そのため、送信モードが写真で選択されたときには、他が選ばれたときとは異なる処理Bをすることで、縮小処理後の画像における隣り合う画素間では色むらが少なく、画質の劣化を抑えることができる。
FAX送信用2値画像データは画像処理ASIC891で処理され、iFAX送信用2値画像データは画像処理ソフトにより処理されている。
図13は、FAX/iFAX送信における他の画像処理の流れを示した図である。スキャナ部4は、画像を既定の解像度で読み込む。CPU81は、既定の解像度で読み込んだ画像データを電気信号に変換して画像処理部89の画像処理ASIC891に転送する。
画像処理ASIC891は、既定の解像度で読み込まれた画像データをユーザが指定した解像度に縮小し、原稿モードを入力値として画像データに誤差拡散などの画像処理を施し、FAX送信用及びiFAX送信用の両方に使用可能な多値画像データを作成する。
CPU81は、多値画像データをRAM82に一時的に記憶させる。
ユーザがコントロールパネル6上でFAX送信するために、送信先のFAX番号を入力したときは、CPU81は、多値画像データをRAM82から読み出し、画像処理ASIC891でFAX送信用2値画像データに変換し、FAXデータ圧縮部892に転送する。FAXデータ圧縮部892は、FAX送信用2値画像データをソフトウェアによってFAX送信用圧縮データに変換する。
CPU81は、FAX送信用圧縮データをHDD85又はRAM82に保存し、画像転送制御部91は、HDD85又はRAM82からFAX送信用圧縮データを読み出し、ファクシミリI/F87を介してFAX送信する。
ユーザがコントロールパネル6上でiFAX送信するために、送信先の電子メールアドレスを入力したときは、CPU81は、多値画像データをRAM82から読み出し、画像処理ASIC891でiFAX送信用2値画像データに変換し、縮小処理部894に転送する。
縮小処理部894は、iFAX送信用2値画像データに対して、iFAX送信用の規格サイズになるように縮小処理する。
CPU81は、縮小処理部894で縮小処理された縮小画像データをiFAXデータ圧縮部895に転送する。iFAXデータ圧縮部895は、縮小画像データをiFAX送信用圧縮データ(例えば、PDFやTIFF)に圧縮する。
CPU81は、iFAX送信用圧縮データをFAX送信用圧縮データに保存させる。
そして、画像転送制御装置91は、iFAXデータ圧縮部895で圧縮されたiFAX送信用圧縮データをHDD85又はRAM82から読み出し、ネットワークI/F86を介して送信先の電子メールアドレスに送信する。
図8に示したFAX/iFAX送信における画像処理の流れでは、iFAX送信用2値画像データは、画像処理ASIC891で作成されたFAX送信用2値画像データを変換することで作成される。
また、図13に示したFAX/iFAX送信における画像処理の流れでは、FAX送信用2値画像データとiFAX送信用2値画像データは、画像処理ASIC891で作成されたFAX送信用2値画像データとiFAX送信用2値画像データとの両方に使用できる多値画像データを変換することで作成される。
そのため、図13に示したFAX/iFAX送信における画像処理の流れでは、画像処理ASIC891がFAX送信とiFAX送信の両方で用いることのできる多値データを作成することで、iFAX送信時に、FAX用2値画像からiFAX用2値画像に画像変換しないようにしたため、画質の劣化を抑えることが可能である。
なお、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
この発明が適用可能な画像形成装置の主要部を示す外観図。 この発明が適用可能な画像形成装置の制御系統の構成を示すブロック図。 この発明が適用可能な画像形成装置のコントロールパネルを説明するための外観図。 この発明が適用可能な画像形成装置におけるFAX/iFAX設定時のコントロールパネル上の表示を説明するための図。 この発明が適用可能な画像形成装置におけるFAX/iFAX設定時のコントロールパネル上の表示を説明するための図。 この発明が適用可能な画像形成装置におけるFAX/iFAX設定時のコントロールパネル上の表示を説明するための図。 この発明が適用可能な画像形成装置におけるFAX/iFAX設定時のコントロールパネル上の表示を説明するための図。 この発明が適用可能な画像形成装置におけるFAX/iFAX送信のための画像処理の流れを示した図である。 この発明が適用可能な画像形成装置におけるFAX/iFAX送信のための画像処理について説明するフローチャート。 この発明が適用可能な画像形成装置におけるFAX/iFAX送信のための画像処理について説明するフローチャート。 この発明が適用可能な画像形成装置におけるFAX/iFAX送信のための画像処理について説明するフローチャート。 この発明が適用可能な画像形成装置におけるFAX/iFAX送信に使用される解像度と送信モードの処理方法の組み合せを示す図。 この発明が適用可能な画像形成装置におけるFAX/iFAX送信のための他の画像処理の流れを示した図である。
符号の説明
1…画像形成装置、2…画像形成部本体、3…用紙供給部、4…スキャナ部(画像読取部)、5…自動原稿送り装置、6…コントロールパネル(操作部)、7…プリンタ部、8…システム制御部、61…入力キー、62…表示部、62a…タッチパネル、63…機能選択キー、64…コピー機能選択キー、65…ファイリングボックス機能選択キー、66…スキャン機能選択キー、67…ファックス機能選択キー、81…CPU、82…RAM、83…ROM、84…NVM、85…HDD、86…ネットワークインターフェース、87…ファクシミリインターフェース、88…ページメモリ、89…画像処理部、90…表示制御部、91…画像転送制御部、891…画像処理ASIC、892…FAXデータ圧縮部、893…データ伸張部、894…縮小処理部、895…iFAXデータ圧縮部。

Claims (14)

  1. 画像を読み取る読取部と、
    前記読取部で読み取る前記画像に対して少なくともFAX送信とiFAX送信のいずれかが選択されたか否かを判断する第1の制御部と、
    前記読取部で読み取る前記画像に対して複数の原稿モードのうち第1の原稿モードが選択されたか否かを判断する第2の制御部と、
    前記選択されたFAX送信、iFAX送信に対して複数の解像度のうちいずれが選択されたかを判断する第3の制御部と、
    前記読取部で読み取る前記画像をFAX送信用画像データとして前記第3の制御部で前記複数の解像度のうち選択されたと判断された解像度に画像処理する画像処理部と、
    前記第1の制御部により前記FAX送信が選択されたことが判断された場合、前記画像処理部で画像処理された前記FAX送信用画像データをFAX送信用に圧縮する第1の圧縮部と、
    前記第1の圧縮部で圧縮された前記FAX送信用画像データを送信する第1の送信部と、
    前記第1の制御部により前記iFAX送信が選択されたことが判断された場合、前記第1の圧縮部で圧縮された前記FAX送信用画像データからiFAX送信用画像データを生成する伸張部と、
    前記第2の制御部により前記第1の原稿モードが選択されたことが検出された場合、前記伸張部で生成された前記iFAX送信用画像データに対して第1の縮小処理で処理し、前記第2の制御部により前記第1の原稿モード以外が選択されたことが判断された場合、前記伸張部で生成された前記iFAX送信用画像データに対して第2の縮小処理で処理する縮小処理部と、
    前記縮小処理部で処理された前記iFAX送信用画像データをiFAX送信用に圧縮する第2の圧縮部と、
    前記第2の圧縮部で圧縮された前記iFAX送信用画像データを送信する第2の送信部と
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 画像を読み取る読取部と、
    前記読取部で読み取る前記画像に対して少なくともFAX送信とiFAX送信のいずれかが選択されたか否かを判断する第1の制御部と、
    前記読取部で読み取る前記画像に対して複数の原稿モードのうち第1の原稿モードが選択されたか否かを判断する第2の制御部と、
    前記選択されたFAX送信、iFAX送信に対して複数の解像度のうちいずれが選択されたかを判断する第3の制御部と、
    前記読取部で読み取る前記画像を画像データとして前記第3の制御部で前記複数の解像度のうち選択されたと判断された解像度に画像処理する画像処理部と、
    前記第1の制御部により前記FAX送信が選択されたことが検出された場合、前記画像処理部で画像処理された前記画像データをFAX送信用に圧縮する第1の圧縮部と、
    前記第1の圧縮部で圧縮された前記FAX送信用画像データを送信する第1の送信部と、
    前記1の制御部により前記iFAX送信が選択されたことが検出された場合、前記画像処理部で画像処理された前記画像データに対して、前記第2の制御部による前記第1の原稿モードの選択の判断に応じて、第1の縮小処理で処理し、前記第2の制御部による前記第1の原稿モード以外の選択の判断に応じて、第2の縮小処理で処理する縮小処理部と、
    前記縮小処理部で処理された前記画像データをiFAX送信用に圧縮する第2の圧縮部と、
    前記第2の圧縮部で圧縮された前記画像データを送信する第2の送信部と
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記複数の原稿モードは、少なくとも文字、文字/写真、写真モードを含み、前記第1の原稿モードは写真モードであることを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 前記第1の縮小処理は、画素数を単純に間引くことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記第2の縮小処理は、2値画像を多値画像として数値的な補完をすることを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 前記複数の解像度は、低い順に普通、精細、高精細から成ることを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 前記第1の制御部による前記iFAX送信のみの選択の判断において、前記第3の制御部による、解像度として前記高精細の選択の判断に基づいて、前記画像処理部は、解像度を前記精細で処理することを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  8. 画像を読み取り、
    前記画像に対して少なくともFAX送信とiFAX送信のいずれかが選択されたか否かを判断し、
    前記画像に対して複数の原稿モードのうち第1の原稿モードが選択されたか否かをし、
    前記選択されたFAX送信、iFAX送信に対して複数の解像度のうちいずれが選択されたかを判断し、
    前記画像をFAX送信用画像データとして前記複数の解像度のうち選択されたと判断された解像度に画像処理し、
    前記FAX送信が選択されたことが判断された場合、画像処理された前記FAX送信用画像データをFAX送信用に圧縮し、
    圧縮された前記FAX送信用画像データを送信し、
    前記iFAX送信が選択されたことが判断された場合、圧縮された前記FAX送信用画像データからiFAX送信用画像データを生成し、
    前記第1の原稿モードが選択されたことが検出された場合、生成された前記iFAX送信用画像データに対して第1の縮小処理で処理し、前記第1の原稿モード以外が選択されたことが判断された場合、生成された前記iFAX送信用画像データに対して第2の縮小処理で処理し、
    縮小処理された前記iFAX送信用画像データをiFAX送信用に圧縮し、
    圧縮された前記iFAX送信用画像データを送信する
    ことを特徴とする画像形成方法。
  9. 画像を読み取り、
    前記画像に対して少なくともFAX送信とiFAX送信のいずれかが選択されたか否かを判断し、
    前記画像に対して複数の原稿モードのうち第1の原稿モードが選択されたか否かを判断し、
    前記選択されたFAX送信、iFAX送信に対して複数の解像度のうちいずれが選択されたかを判断し、
    前記画像を画像データとして前記複数の解像度のうち選択されたと判断された解像度に画像処理し、
    前記FAX送信が選択されたことが検出された場合、画像処理された前記画像データをFAX送信用に圧縮し、
    圧縮された前記FAX送信用画像データを送信し、
    前記iFAX送信が選択されたことが検出された場合、画像処理された前記画像データに対して、前記第1の原稿モードの選択の判断に応じて、第1の縮小処理で処理し、前記第1の原稿モード以外の選択の判断に応じて、第2の縮小処理で処理し、
    縮小処理された前記画像データをiFAX送信用に圧縮し、
    圧縮された前記画像データを送信する
    ことを特徴とする画像形成方法。
  10. 前記複数の原稿モードは、少なくとも文字、文字/写真、写真モードを含み、前記第1の原稿モードは写真モードであることを特徴とする請求項8または9記載の画像形成方法。
  11. 前記第1の縮小処理は、画素数を単純に間引くことを特徴とする請求項10記載の画像形成方法。
  12. 前記第2の縮小処理は、2値画像を多値画像として数値的な補完をすることを特徴とする請求項11記載の画像形成方法。
  13. 前記複数の解像度は、低い順に普通、精細、高精細から成ることを特徴とする請求項12記載の画像形成方法。
  14. 前記iFAX送信のみの選択の判断において、解像度として前記高精細の選択の判断に基づいて、解像度を前記精細で処理することを特徴とする請求項13記載の画像形成方法。
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