JP2007274493A - データ記録装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】番組予告の放送枠(放送日時)に依存することなく、番組予告により予告される被予告番組の記録を予約するための予約情報を生成することができるデータ記録装置等を提供することをその課題とする。
【解決手段】映像情報および音声情報の少なくとも一方であり、番組予告を含む放送データを取得する放送データ取得手段20と、取得した放送データを解析し、番組予告により予告される被予告番組の放送日時に関する情報である放送日時情報を少なくとも含む番組予告情報を抽出する放送データ解析手段70と、抽出した番組予告情報に基づいて、被予告番組を、データ記録手段50により記録することを予約するための予約情報を生成する予約情報生成手段81と、を備えるものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、映像情報および/または音声情報を含むコンテンツを記録するデータ記録装置およびプログラムに関するものである。
現在、視聴者に向けて近日放送される番組の番組予告を放送することがよく行われている。そして、この番組予告を利用して録画予約を行い得る予約装置が開示されている(例えば特許文献1参照)。この予約装置は、番組予告をみた視聴者が次週ボタンを押下することにより、次週ボタンが押下された時点の放送チャンネルおよび時刻に基づいて、録画対象となるチャンネル、録画開始時刻、および録画終了時刻、を特定し、録画を予約する予約情報を生成するものである。
特開2001−245229号公報
しかしながら、上記の予約装置は、次週ボタンが押下された時点の時刻、すなわち番組予告の放送時刻に基づいて録画開始時刻および録画終了時刻を特定しているため、番組予告に基づいて予約情報を生成できるケースは、放送枠が、番組予告の放送枠と同一の番組に限定されるといった欠点を有している。
本発明は、上記の問題に鑑み、番組予告の放送枠(放送日時)に依存することなく、番組予告により予告される被予告番組の記録を予約するための予約情報を生成することができるデータ記録装置およびプログラムを提供することをその課題とする。
本発明のデータ記録装置は、映像情報および音声情報の少なくとも一方であって、番組予告を含む放送データを取得する放送データ取得手段と、取得した放送データを記録するデータ記録手段と、放送データを解析し、番組予告により予告される被予告番組の放送日時に関する情報である放送日時情報を少なくとも含む番組予告情報を抽出する放送データ解析手段と、抽出した番組予告情報に基づいて、被予告番組を、データ記録手段により記録することを予約するための予約情報を生成する予約情報生成手段と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、放送データを映像解析および/または音声認識することにより、放送データ内の番組予告により予告される被予告番組の少なくとも放送日時を含む番組予告情報を抽出し、抽出した番組予告情報に基づき被予告番組の記録を予約するための予約情報を生成するので、番組予告の放送日時に依存することなく確実に予約情報を生成することができる。また、映像解析においては、例えば映像情報に含まれるテロップから日時情報を抽出することが想定され、音声認識においては、例えば「〜日放送」という音声情報を認識することにより日時情報を抽出することが想定される。
上記のデータ記録装置において、放送データ解析手段による解析の実行を指示する解析実行指示手段、をさらに備え、放送データ解析手段は、解析実行指示手段による実行指示をトリガとして前記放送データの解析を開始することが好ましい。
この構成によれば、解析実行指示手段による指示に応じて解析処理を開始するので、放送データの取得に同期して常時解析を行う場合と比較して装置全体に係る負荷を軽減することができる。さらに、ユーザがこの指示手段を用いて解析処理の開始を指示することが可能であり、例えば番組予告の視聴(聴取)に応じて解析実行を指示することにより、確実に番組予告に該当する放送データを解析することが可能となる。また、放送データ(再生データ)の一時停止機能がある場合には、この機能によりデータを一時停止した状態で指示を行ってもよい。
上記のデータ記録装置において、所定時間分の放送データを一時的に保存するためのバッファ、をさらに有し、放送データ解析手段は、バッファに保存された放送データを解析することが好ましい。
この構成によれば、バッファに保存された所定時間の放送データを解析することにより、仮に常時解析ではなく、所定のトリガに応じて解析を開始する構成であっても、解析を開始した時点からある程度過去に遡って放送された放送データを解析することが可能となる。これにより、例えばユーザが解析開始のトリガを与える場合、番組予告の放送時点からある程度余裕を持ってトリガを与えることができる。さらに、常時解析を行う構成においても、例えば「〜日放送」という音声情報を認識することにより日時情報を抽出する場合、被予告番組の放送日時を表す音声情報は認識した音声情報よりも過去の時点に存在することが多く、バッファに保存された所定時間の放送データを解析することにより、日時情報の録り逃しを防止することができる。
上記バッファは、放送データに含まれる映像情報を所定時間内において一定間隔毎に抽出した、複数のフレーム画像を保存することが好ましい。
この構成によれば、少ないバッファ容量であっても効率的に映像情報を保存することができる。同時に、例えば番組予告情報の抽出元として想定されるテロップ表示等は、ある程度同一の場所に継続して表示されることが多いので、一定間隔内のフレーム画像の保存を省略することにより解析に影響をきたす虞がない。
上記のデータ記録装置において、放送データ解析手段は、番組予告情報として、放送日時情報に加え、当該放送日時情報を抽出した映像情報のフレーム画像に含まれる、当該放送日時情報を除いた文字情報をさらに抽出することが好ましい。
この構成によれば、被予告番組の放送日時に関する情報に加え、例えば被予告番組の番組名称を抽出することが可能となる。
上記のデータ記録装置において、放送データ解析手段は、映像情報において、同一の日時情報および文字情報を含む、連続したフレーム画像が所定数以上である場合に、番組予告情報を抽出することが好ましい。
この構成によれば、番組予告のテロップ表示が所定時間継続表示された場合にのみ、番組予告情報を抽出するので、商品名や発売日等がテロップ表示されるコマーシャルデータが放送データに含まれる場合でも、番組予告のテロップ表示と比較してコマーシャルデータのテロップ表示時間は短時間であることが多いことから、このようなコマーシャルデータのテロップ表示を番組予告のテロップ表示として誤認する虞を低減させることができる。
上記のデータ記録装置において、EPGデータを受信するEPGデータ受信手段と、受信したEPGデータに含まれる番組情報に基づいて、放送データ解析手段による解析を開始する開始日時を決定する解析開始日時決定手段と、をさらに備え、放送データ解析手段は、決定された開始日時に基づいて放送データの解析を開始することが好ましい。
この構成によれば、例えば最終回である番組が放送を終了する直前には、次回放送番組の番組予告が放送される可能性が高いことから、EPGデータとして取得した番組情報に基づき、放送中または記録中である放送データ内の番組が最終回であると判別した場合には、その番組の放送終了10分前から解析を開始するといった制御が可能となる。すなわち、ユーザによる指示を必要とすることなく、番組予告である可能性が高い放送データを解析対象とすることができる。
上記のデータ記録装置において、放送データが記録された記録データを通常再生モードまたは早送り再生を含む特殊再生モードで再生する記録データ再生手段、をさらに備え、放送データ解析手段は、再生中の記録データをさらに解析することが好ましい。
この構成によれば、データ記録装置により記録を行っていない記録データ、すなわち未だ解析を行っていない放送データを再生する場合にも放送データ解析手段による解析が実行されることとなり、幅広く放送データを解析することができる。
上記のデータ記録装置において、EPGデータを受信するEPGデータ受信手段、をさらに備え、予約情報生成手段は、受信したEPGデータに含まれる被予告番組の番組情報に基づいて、生成した予約情報を修正することが好ましい。
この構成によれば、仮に放送データ解析手段の解析不具合により、番組予告情報のうち放送開始日時または放送終了日時が抽出できなかったり、番組名称が抽出できなかったりした場合でも、EPGデータの番組情報に基づき予約情報を修正するので、精度の高い予約情報を生成することが可能となる。
上記のデータ記録装置において、放送データ解析手段により抽出した番組予告情報を画面表示させる表示制御手段と、画面表示された番組予告情報に基づき予約情報を生成するか否かを選択する予約情報生成選択手段と、をさらに備え、予約情報生成手段は、予約情報生成選択手段により、予約情報の生成が指示された場合にのみ予約情報を生成することが好ましい。
この構成によれば、抽出した番組予告情報をユーザが視認し、また番組予告情報に基づいて予約情報を生成するか否かをユーザが選択することができる。従って、ユーザの意図に反して予約情報の生成、すなわち被予告番組の記録が行われることがない。
上記のデータ記録装置において、表示制御手段により画面表示された番組予告情報を変更する番組予告情報変更手段、をさらに備え、予約情報生成手段は、変更された番組予告情報に基づいて予約情報を生成することが好ましい。
この構成によれば、表示された番組予告情報を参照しながらユーザが自由に番組予告情報を変更することができる。これにより、仮に放送データ解析手段の解析不具合により、放送開始日時または放送終了日時が抽出できなかったり、番組名称が抽出できなかったりした場合でも、ユーザが手動で番組予告情報を修正し、修正した番組予告情報に基づいた予約情報を生成することが可能となる。
上記のデータ記録装置において、表示制御手段は、番組予告情報を抽出する毎に、当該番組予告情報を画面表示させることが好ましい。
この構成によれば、放送データから抽出された全ての番組予告情報をユーザが確実に視認することができる。
上記のデータ記録装置において、EPGデータを受信するEPGデータ受信手段と、受信したEPGデータに含まれる番組情報に基づいて、放送データに含まれる各番組の終了時刻を取得する終了時刻取得手段と、をさらに備え、表示制御手段は、番組予告情報を抽出した放送データの番組終了、またはデータ記録手段による当該放送データの記録終了、をトリガとして番組予告情報を画面表示させることが好ましい。
この構成によれば、番組予告情報を抽出した放送データ(番組)をユーザが視聴している間、抽出した番組予告情報は表示されないので、番組予告情報の表示によりユーザの視聴を邪魔する虞がない。なお、再生している記録データを解析することにより番組予告情報を抽出した場合には記録データの再生終了をトリガとして番組予告情報を表示してもよい。
上記のデータ記録装置において、表示制御手段は、番組予告情報を抽出する毎に、当該番組予告情報の表示を指示するためのアイコンを画面表示させることが好ましい。
この構成によれば、ユーザが番組予告情報を抽出した放送データ(番組)を視聴している間に番組予告情報を抽出したことを、ユーザの視聴を邪魔することなく報知することができるとともに、ユーザが所望する場合にのみ番組予告情報を表示することができる。
上記のデータ記録装置において、表示制御手段は、データ記録手段により記録された記録データの記録日時および記録チャンネルと、当該記録データに記録された放送データからの番組予告情報の抽出有無を表す抽出有無情報と、を記録データ毎に一覧表示する記録データリストをさらに生成し画面表示させるとともに、画面表示された記録データリストのなかから何れかの記録データを選択する記録データ選択手段、をさらに備え、表示制御手段は、選択された記録データに記録された放送データから抽出した番組予告情報を画面表示させることが好ましい。
この構成によれば、ユーザが記録データリストを参照し、選択した記録データに記録された放送データから抽出した番組予告情報を視認することができる。すなわちユーザは、抽出された番組予告情報を所望のタイミングで確認することができる。
上記のデータ記録装置において、表示制御手段は、番組予告情報とともに、当該番組予告情報を抽出した映像情報のフレーム画像をさらに画面表示させることが好ましい。
この構成によれば、ユーザは、番組予告情報を抽出したフレーム画像を参照しながら番組予告情報を視認することができる。
上記のデータ記録装置において、EPGデータを受信するEPGデータ受信手段、をさらに備え、表示制御手段は、受信したEPGデータに含まれる番組情報に基づいて、番組予告情報とともに、被予告番組の番組情報、をさらに画面表示させることが好ましい。
この構成によれば、ユーザは、被予告番組の番組情報を参照しながら番組予告情報を視認することができる。
本発明のプログラムは、コンピュータに、上記の何れか1に記載のデータ記録装置における各手段として機能させることを特徴とする。
このプログラムをコンピュータが実行することにより、番組予告の放送枠(放送日時)に依存することなく、番組予告により予告される被予告番組の記録を予約するための予約情報を生成することができるデータ記録装置を実現することができる。
以下、添付の図面を参照して、本発明の一実施形態に係るデータ記録装置およびプログラムについて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るデータ記録装置10のブロック構成図である。同図に示すように、データ記録装置10は、外部からコンテンツを取得するコンテンツ取得部20と、各種情報を記憶する記憶部30と、コンテンツに含まれる音声情報(信号)や映像情報(信号)を変換するコンテンツ変換部40と、取得したコンテンツを記録するコンテンツ記録部50と、コンテンツが記録された記録データを読み出し再生する記録データ再生部60と、コンテンツに含まれる映像情報および/または音声情報を解析するコンテンツ解析部70と、各種制御を行う制御部80と、から成る。なお、「コンテンツ」とは、映像情報および音声情報から成るもの(テレビジョン番組など)、映像情報だけのもの(例えば無声映画など)、および音声情報だけのもの(例えば音楽やラジオ番組など)の何れかに該当する放送データを意味している。
コンテンツ取得部20は、受信アンテナ91から、地上波、BS、CS等のテレビジョン放送を受信する場合、いわゆるチューナが主要構成要素となる。また、外部機器92(外部出力端子を有するテレビ、パーソナルコンピュータ、各種チューナ等)からコンテンツを取得する場合は、外部入力端子が主要構成要素となる。なお、特に図示しないが、コンテンツ取得部20は、インターネットなど通信網を介して配信される映像/音楽データをコンテンツとして取得することも可能であり、その場合にはインターネット接続部分が主要構成要素となる。また、本実施形態に係るデータ記録装置10(コンテンツ取得部20)は、コンテンツの記録時に加え、例えば表示装置93に表示されたコンテンツ、すなわちユーザがリアルタイムに視聴(聴取)しているコンテンツを取得することが可能である。
また、コンテンツ取得部20は、さらにEPG(Electronic Program Guide)データ取得部21を有し、EPGデータ取得部21は、EPGデータ、すなわち所定の放送日における各放送番組の番組名称、放送チャンネル、および放送時間帯の各情報を含む番組配列表を取得する。なお、本実施形態では、EPGデータ取得部21は1度に複数日分の番組配列表を取得可能であるとする。
記憶部30は、コンテンツ記録部50により記録された記録データを記憶する記録データ記憶部31と、制御部80の予約情報生成部81により生成された予約情報を記憶する予約情報記憶部32と、コンテンツに含まれる所定時間分の映像情報および/または音声情報を一時的に記憶するバッファ33と、コンテンツ取得部20(EPGデータ取得部21)が取得したEPGデータを記憶するEPGデータ記憶部34と、を備えている。なお、記憶部30はハードディスク、各種半導体メモリ、各種光ディスク等により構成可能であり、その種類は問わない。
コンテンツ変換部40は、取得したコンテンツに含まれる映像情報(信号)や音声情報(信号)のデコード若しくはエンコードを行う。
コンテンツ記録部50は、予約情報記憶部32の予約情報に従って、取得したコンテンツの記録を行う。なお、コンテンツの記録先が各種光ディスク等である場合、コンテンツ記録部50はドライブが主構成要素となる。また、コンテンツの記録先がハードディスク、各種半導体メモリである場合には、制御部80がコンテンツ記録部50として機能することとなる。
記録データ再生部60は、上記の記録データ記憶部31から読み出した記録データを再生し、表示装置93に表示させる。また、記録データ再生部60は、記録データを通常再生する通常再生モードと、早送りやスキップ再生を含む特殊な再生方法で再生する特殊再生モード、の少なくとも2つの再生モードを備えている。
コンテンツ解析部70は、映像解析部71および音声認識部72を備え、取得したコンテンツに含まれる映像情報の映像解析や音声情報の音声認識を行うことにより、コンテンツ(放送データ)内の番組予告により予告される番組(以下被予告番組と記載)の少なくとも放送日時を含む番組予告情報110を抽出する。なお、コンテンツ解析部70は、記憶部30のバッファ33に一時的に保存された映像情報および音声情報を解析する。
制御部80は、例えばCPUが主要構成要素となる、データ記録装置10の各部を統括して各種制御を行うものであり、具体的には、予約情報生成部81、解析実行指示部82、表示制御部83、予約情報生成選択部84、番組予告情報変更部85、および記録データ選択部86、を備えている。
予約情報生成部81は、コンテンツ解析部70が抽出した番組予告情報110に基づいて、上記の被予告番組をコンテンツ記録部50により記録することを予約するための予約情報を生成する。なお、この予約情報は、少なくとも記録を行う記録日時および記録チャンネルに関する情報を含むものである。
解析実行指示部82は、コンテンツ解析部70に対して解析の実行開始を指示する。言い換えれば、コンテンツ解析部70は、この解析実行指示部82による実行指示をトリガとしてコンテンツの解析を開始する。なお、解析実行指示部82は、コンテンツ取得部20によるコンテンツ取得時、若しくは記録データ再生部60による記録データ再生時、における任意のタイミングで解析実行を指示することが想定される。また、解析実行指示部82は、例えばユーザが入力装置94(例えば赤外線を介してデータ記録装置10と通信を行うコントローラを想定)を用いて所定の操作を行うことによって、解析の実行開始を指示する。この場合、ユーザは、表示装置93に画面表示された放送データ(または再生データ)を一時停止させてから、解析実行を指示してもよいし、若しくはこの一時停止操作を解析実行指示としてもよい。
表示制御部83は、コンテンツ解析部70による番組予告情報110の抽出に応じて、抽出した番組予告情報110を表示装置93に画面表示させる制御を行う。また、表示制御部83は、記録データ記憶部31に記憶された各記録データの記録日時および記録チャンネルを、記録データ毎に一覧表示する記録データリストを生成し、表示装置93に画面表示させる制御を行う。
予約情報生成選択部84は、例えばユーザによる所定の操作に従って、抽出した番組予告情報110に基づいて、予約情報を生成するか否かを選択する。番組予告情報変更部85は、例えばユーザが、表示制御部83により画面表示された番組予告情報110を変更するための制御を行う。記録データ選択部86は、例えばユーザによる所定の操作に従って、表示制御部83により画面表示された記録データリストの中から、何れかの記録データを選択する。
次に、コンテンツ解析部70による映像情報の解析処理、および音声情報の認識処理について図2を参照しながら説明する。図2(a)は、コンテンツ(放送データ)における、番組予告を含むフレーム画像Gを示す。コンテンツ解析部70の映像解析部71は、このフレーム画像Gから、例えば輪郭抽出等を行い、フレーム画像Gの中のテロップ表示部G1をまず抽出する。そして、抽出したテロップ表示部G1の画像データについて、さらに文字認識処理を行うことにより、「日時情報を表す文字列」を放送日時111と認識し、それ以外の文字(列)を番組名称112と認識して、番組予告情報110を抽出する。
なお、この場合、図示するフレーム画像Gのテロップ表示には、「番組予告」や「放送開始」といった、放送日時および番組名称の何れにも該当しない文字列が含まれているが、これらの文字列は、番組予告に含まれる可能性が高いので、予め文字認識処理において「番組名称として抽出しない」と定義しておくことにより、除外することが可能である。また、「番組予告」や「放送開始」といった文字が番組予告に含まれる可能性が高いことを利用し、これらの文字を含むフレーム画像Gは、「番組予告を表すものである」と判別することも可能である。また、放送日時111と認識した文字列により近い位置から抽出した文字(列)を番組名称112であると認識してもよい。
また、コマーシャルにおける商品名称等のテロップ表示を誤って抽出することを防止するため、文字認識処理において、放送日時111および番組名称112の双方を認識することができなかったり、放送日時111および番組名称112とそれぞれ認識した各文字(列)が一定時間継続して表示されない場合(判別方法は後述する)には、番組予告でない、として抽出処理を行わないようにしてもよい。
一方、同図(b)は、コンテンツ(放送データ)において、番組予告を含む音声情報Sを示す。コンテンツ解析部70の音声認識部72は、音声認識処理により、「〜時放送」、「〜日スタート」等の決まった音声情報に反応して、音声認識処理を行うことにより、番組予告に含まれる放送日時(や番組名称)を抽出する。また、図示のように、音声認識処理の場合、実際の放送日時や番組名称を表す音声は、反応するように決められた音声(「〜時放送」、「〜日スタート」等)よりも前に位置することが多いので、この場合、反応するように決められた音声情報以前にバッファ33に保存された音声情報から、放送日時(や番組名称)を抽出することが想定される。なお、映像解析および音声認識については、既存の技術を適用可能であり、詳細な説明は省略する。
また、被予告番組の放送チャンネルについては、解析対象となる放送データの放送チャンネルと同一であることが想定されるため、解析を行うまでもなく取得することが可能であるが、仮に被予告番組の放送チャンネルと、解析対象となる放送データの放送チャンネルとが同一でない可能性を含む場合には、放送日時や番組名称と同様に、解析処理により放送チャンネルを抽出してもよい。
続いて、バッファ33に保存される特に映像情報について、図3を参照して説明する。データ記録装置10の制御部80は、取得したコンテンツの映像情報および/または音声情報をバッファ33に保存する制御を行うが、映像情報(フレーム画像)については、一定間隔毎に保存する。同図は、1分間のフレーム画像Gを例えば1秒毎に保存する様子を表している。すなわち、バッファ33に保存されるフレーム画像Gは1秒につき1個となり、計60個のフレーム画像が保存される。これにより、バッファ33を効率的に使用しながら、より長時間の映像情報(フレーム画像G)を保存することができる。
従って、解析実行の指示時点から、過去に遡って解析可能な映像情報の時間的な長さが長時間となり、ユーザが、番組予告の放送時点から若干の余裕をもって解析実行を指示することが可能となる。また、番組予告のテロップ表示は、ある程度(5〜15秒程度)同一の場所に継続して表示されることが多いので、一定間隔内(図の例では0.999秒間)のフレーム画像Gの保存を省略することにより解析に影響をきたす虞がない。
また、この図を参照し、上述した「放送日時111および番組名称112とそれぞれ認識した各文字(列)が一定時間継続して表示されたか否か」を判別する判別方法について説明する。「放送日時111および番組名称112とそれぞれ認識した各文字(列)が一定時間継続して表示される」とは、すなわち、「同一の放送日時111および番組名称112とそれぞれ認識した各文字(列)を含む、連続したフレーム画像Gが所定数以上である」といえる。従って、例えば放送日時111および番組名称112が少なくとも10秒間継続表示されたか否かを判別するには、図示するフレーム画像Gのうち、連続した10個のフレーム画像Gから、同一の放送日時111および番組名称112が認識できた場合に、10秒間継続表示されたと判別することができる。
なお、制御部80は、映像情報と比較してデータ容量の少ない音声情報については、一定間隔毎ではなく、コンテンツ変換部40からの入力に同期して連続してバッファ33に保存する。この場合、バッファ33に保存される映像情報と音声情報の時間的な長さは同一でなくてもよい。例えば、図3に示した例では、1分間の映像情報をバッファ33に保存しているが、これに対し、15秒間の音声情報をバッファ33に保存するとしてもよい。
続いて、図4に示すフローチャートを参照し、予約情報が生成される一連のフローについて説明する。まず、解析実行指示部82が、コンテンツ解析部70に対して解析実行を指示すると(S01)、この指示に応じてコンテンツ解析部70は、コンテンツの解析処理を開始する(S02)。そして、コンテンツ解析処理により、番組予告情報110を抽出した場合(S03;Yes)、表示制御部83は、抽出された番組予告情報110を表示装置93に画面表示させる制御を行う(S04)。そして、予約情報生成選択部84により、予約情報を生成することが選択された場合には(S05;Yes)、予約情報生成部81は、抽出した番組予告情報110に基づいて、予約情報を生成する(S06)。
一方、番組予告情報110を抽出しなかった場合(S03;No)、および予約情報を生成することが選択されなかった場合(S05;No)には、その時点で処理を終了する。なお、予約情報を生成した後、生成した予約情報の記録日時および記録チャンネルに基づいて、EPGデータ記憶部34のEPGデータを参照し、これに基づいて予約情報を修正してもよい。これにより、予約情報の精度をより向上させ得る。
次に、表示制御部83による、番組予告情報110の表示制御について説明する。図5は、表示制御部83による制御により表示装置93に画面表示される番組予告情報表示画面D1の一例を示している。図示する番組予告情報表示画面D1は、番組予告情報110を抽出したフレーム画像Gと、このフレーム画像Gに重畳する番組予告情報表示部120と、各指示ボタン121,122,123と、から構成される。番組予告情報表示部120には、番組予告情報110として、抽出した被予告番組の番組名称112および放送日時111に加え、被予告番組の放送チャンネルに対応する放送局名称(EPGデータから取得)113、が表示される。
また、予約情報生成選択部84は、ユーザによる例えば入力装置94を用いた各指示ボタン121,122,123の選択に従って、予約情報を生成するか否かを選択する。図示の例では、「はい」ボタン121が選択された場合、予約情報生成選択部84は、予約情報を生成することを選択する。一方、「いいえ」ボタン123が選択された場合、予約情報生成選択部84は、予約情報を生成しないことを選択する。そして、予約情報生成選択部84が予約情報を生成することを選択したときのみ、予約情報生成部81は、番組予告情報表示画面D1に表示された番組予告情報110に基づいて、予約情報を生成する。また、「修正して予約」ボタン122が選択された場合、番組予告情報変更部85は、番組予告情報表示部120に表示された番組予告情報110を、ユーザが編集可能な状態にするための制御を行う。この場合には、ユーザが適宜番組予告情報110を編集した後、「はい」ボタン121の選択に応じて予約情報が生成されることとなる。
また、図6は、番組予告情報110において、番組名称112として抽出した文字(列)の文字認識に失敗した例における番組予告情報表示画面D1を示す。なお、「番組名称112として抽出した文字(列)の文字認識に失敗する」とは、番組名称112を表す文字(列)は存在するものの、その文字の判別が不可能な場合を意味する。この場合、番組予告情報110に含まれるその他の情報(放送チャンネルおよび放送日時)に基づいて、図6に示すように、番組予告情報表示画面D1では、文字認識できなかった番組名称を除く番組予告情報110が表示される。
また、この場合、「修正して予約」ボタンを選択することにより、ユーザが手動で番組名称112を入力することも可能であるが、番組名称112が未確定なまま一旦予約情報を生成し、予約情報の記録日時および記録チャンネルに基づきEPGデータから取得した番組名称112を後から含めることも可能である。また、番組予告情報110の抽出時に、既に被予告番組の番組情報を含むEPGデータを取得している場合には、EPGデータから取得した番組情報から番組名称112を取得し、取得した番組名称112を含めて番組予告情報表示画面D1に表示してもよい。また、放送日時についても同様である。なお、予約情報において番組名称は必須の情報ではないことから、番組名称が未確定な状態のままであってもよい。
また、番組予告情報110を抽出したフレーム画像Gに番組予告情報表示部120が重畳して表示される構成に代え、図7に示すように、番組予告情報110を抽出したフレーム画像Gと、番組予告情報表示部120とを別画面にて表示してもよい。また、番組予告情報110の抽出時に、既に被予告番組の番組情報を含むEPGデータを取得している場合には、図8に示すように、EPGデータから取得した被予告番組と同一、若しくは近傍する放送枠において放送される各番組の番組情報を表示する番組情報表示部130、を別画面にて表示してもよい。さらに、図9に示すように、現在取得しているコンテンツ(放送データ)をリアルタイムに表示する放送データ表示部140を番組予告情報表示画面D1に設けてもよい。
さらに、表示制御部83による、記録データリストの生成・表示方法について説明する。記録データ記憶部31に記憶された各記録データには、少なくとも記録日時および記録チャンネルの情報が付加されており、表示制御部83は、これらの情報を記録データ毎に一覧表示する記録データリストを生成し、表示装置93に画面表示させる制御を行う。
図10は、表示制御部83による制御により表示装置93に画面表示される記録データリスト画面D2の一例を示している。図示する記録データリスト画面D2には、各記録データに含まれる記録日時および記録チャンネルに関する情報に加え、記録データに記録されたコンテンツ(放送データ)からの番組予告情報110の抽出有無に関する情報が、記録データ毎に一覧表示される。同時に、記録データ選択部86は、例えばユーザによる入力装置94からの指示に従って、記録データリストのなかから何れかの記録データを選択する(図ではNo.1の記録データが選択状態であることを示す)。
そして、例えば記録データリスト画面D2に配置する番組予告情報表示ボタンD2aの選択をトリガとして、表示制御部83は、記録データ選択部86が選択している記録データに含まれる番組予告情報110を画面表示させる(表示画面については図5〜図9参照)。このように、番組予告情報110の抽出時に限らず、記録データリストから選択された記録データに含まれる番組予告情報110を表示するので、ユーザは、抽出された番組予告情報110を所望のタイミングで確認することができる。なお、コンテンツの記録時に、その番組名称112をEPGデータから取得し、記録データに付加して保存することにより、番組名称112を記録データリストに含めて表示してもよい。
以上説明したように、取得したコンテンツ(放送データ)を映像解析および/または音声認識することにより、放送データ内の番組予告により予告される被予告番組の少なくとも放送日時を含む番組予告情報110を抽出し、抽出した番組予告情報に基づき被予告番組の記録を予約するための予約情報を生成するので、番組予告の放送日時に依存することなく確実に予約情報を生成することができる。
また、抽出した番組予告情報110を画面表示し、抽出した番組予告情報に基づいて予約情報を生成するか否かをユーザが選択することができるので、ユーザの意図に反して予約情報の生成、すなわち被予告番組の記録が行われることがない。さらに、ユーザが必要に応じて番組予告情報110を修正し、この修正を反映した予約情報を生成することが可能となる。
続いて、本発明の第2実施形態に係るデータ記録装置10について説明する。本実施形態に係るデータ記録装置10は、コンテンツ取得時および記録データ再生時において、常時放送データの解析を行うものである。そこで、以下、第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
本第2実施形態に係るデータ記録装置10は、図1に示した機能ブロック図において、解析実行指示部82が省略されるとともに、記憶部30に、表示設定記憶部(図示省略)をさらに備えている。表示設定記憶部は、上述した表示制御部83による制御により画面表示される番組予告情報画面D1(図5〜図9参照)を、番組予告情報110を抽出する毎に表示するか、若しくは、コンテンツ(放送データ)の番組終了、コンテンツの記録終了、記録データの再生終了、の何れかをトリガとして表示するか、に関する設定情報を記憶する。
また、図示は省略するが、制御部80は、抽出した番組予告情報110を表示制御部83により画面表示するか否かを示すフラグを保持している。すなわち、このフラグにより、抽出した番組予告情報110を画面表示する事が定められている場合のみ、表示設定記憶部の設定に従って、番組予告情報110が画面表示されることとなる。
さらに、本第2実施形態に係る予約情報の生成フローについて説明する。図11に示すように、まずデータ記録装置10(制御部80)は、番組予告情報110を表示するか否かを示すフラグを参照し、番組予告情報110を表示するようにフラグの値が設定されている場合には、さらに表示設定記憶部を参照し、番組予告情報110を抽出する毎に番組予告情報画面D1を表示する(番組予告情報即時表示)ことが設定されている場合(S11;Yes)、即時表示フラグをONにする(S12)。
そして、放送データ解析部70が、番組予告情報110を抽出すると(S13;Yes)、表示制御部83は、即時表示フラグを参照し、即時表示フラグがONである場合には(S14;Yes)、上述の番組予告情報画面D1(図5〜図9参照)を画面表示する制御を実行する(S15)。そして、番組予告情報画面D1において、予約情報生成選択部84が予約情報の生成を選択した場合(S16;Yes)、予約情報生成部81は、抽出した番組予告情報110に基づいて予約情報を生成する(S17)。なお、予約情報生成選択部84が予約情報の生成を選択しなかった場合(S16;No)、予約情報が生成されることはない。
一方、即時表示フラグを参照した結果、即時表示フラグがOFFである場合には(S14;No)、表示制御部83は、番組予告情報画面D1の代わりに、番組予告情報画面D1の表示を指示するための指示アイコンを画面表示する制御を行う(S18)。この状態で、指示アイコンが選択された場合(S19;Yes)、表示制御部83は、番組予告情報画面D1を画面表示する制御を実行する(S15)。その後、コンテンツ(放送データ)の番組終了、コンテンツの記録終了、記録データの再生終了、の何れかが発生した場合(S20;Yes)、データ記録装置10(制御部80)は、再度即時表示フラグを参照し、即時表示フラグがOFFである場合には(S21;No)、番組予告情報画面D1a(図13参照)を表示する(S22)。そして、番組予告情報画面D1aにおいて、予約情報生成選択部84が予約情報の生成を選択した場合(S23;Yes)、予約情報生成部81は、抽出した番組予告情報110に基づいて予約情報を生成する(S24)。
なお、データ記録装置10の制御部80は、コンテンツ(放送データ)内の番組が終了したことを判別するため(S20;Yesに該当)、EPGデータ記憶部34のEPGデータに基づいて、現在放送中の番組終了時刻を取得し(終了時刻取得手段)、現在時刻が番組終了時刻に到達した時点で、番組が終了したと判別する。
図12は、表示制御部83により、番組予告情報画面D1の表示を指示するための指示アイコンD3が画面表示された様子を示している。同図に示すように、指示アイコンD3は、表示装置93に画面表示されているコンテンツ(放送データ)若しくは再生データの片隅に重畳して表示される。従って、番組予告情報110を抽出したことを、ユーザの視聴を邪魔することなく報知することができるとともに、ユーザが所望する場合にのみ番組予告情報110を表示することができる。
また、図13は、表示制御部83により、コンテンツ(放送データ)の番組終了、コンテンツの記録終了、記録データの再生終了、の何れかをトリガとして画面表示される番組予告情報画面D1aを示している。同図に示す番組予告情報画面D1aは、番組予告情報110を抽出したフレーム画像Gと、このフレーム画像Gに重畳する番組予告情報表示部120と、各指示ボタン121と、から構成されており、番組予告情報表示部120には、この番組予告情報画面D1aの表示直前まで放送していた番組(再生データ)から抽出した全ての番組予告情報110が表示される。
同時に、予約情報生成選択部84は、例えばユーザによる入力装置94からの指示に従って、番組予告情報表示部120の番組予告情報110において何れかの番組予告情報110を選択する(図ではNo.2の記録データが選択状態であることを示す)。なお、表示制御部83は、選択状態にある番組予告情報110を抽出したフレーム画像Gを切替表示する。
そして、予約情報生成選択部84は、ユーザによる各指示ボタン121の選択に従って、選択状態にある番組予告情報110に基づいて予約情報を生成するか否かを選択する。このように、コンテンツ(放送データ)の番組終了、コンテンツの記録終了、記録データの再生終了、の何れかをトリガとして番組予告情報画面D1aを表示する場合には、その間に抽出した全ての番組予告情報110が表示されるので、番組予告情報110を抽出する毎に番組予告情報表示画面D1を表示しないことが設定されていても、ユーザは、抽出した全ての番組予告情報110を漏れなく確認することが可能となる。
また、常時コンテンツ(放送データ)の解析を行うことによるデータ記録装置10の負荷を軽減させるため、制御部80により、解析を開始する開始日時を予め決定しておく制御を行ってもよい(解析開始日時決定手段)。この場合、例えば、EPGデータ記憶部34のEPGデータに基づいて、番組が最終回であることを判別した場合、その番組の放送終了10分前から解析を開始する等が想定される。これにより、データ記録装置10の負荷を軽減させつつ、番組予告である可能性が高い放送データを解析対象とすることができる。
なお、記録データ再生部60により再生されている記録データ(再生データ)の解析は、データ記録装置10により記録が行われていない記録データが再生された場合に限定してもよい。また、処理能力に余裕がある場合には、早送りやスキップ再生のような特殊再生モードでの再生時においても解析を行う構成でもよい。
また、第2実施形態において説明した表示設定記憶部を、さらに第1実施形態に係るデータ記録装置10に適用してもよい。すなわち、解析実行指示部82による実行指示をトリガとしてコンテンツの解析を行った場合にも、番組予告情報110の抽出毎に番組予告情報110を表示するか、若しくは番組予告情報110の表示を指示するアイコンのみを表示するか、に関する設定情報を記憶し、この設定に従った制御を行う構成でもよい。
また、上記の例に示した放送システムにおけるデータ記録装置10の各機能をプログラムとして提供することも可能である。また、そのプログラムを記録媒体(図示省略)に格納して提供することも可能である。記録媒体としては、CD−ROM、フラッシュROM、メモリカード(コンパクトフラッシュ(登録商標)、スマートメディア、メモリスティック等)、コンパクトディスク、光磁気ディスク、デジタルバーサタイルディスクおよびフレキシブルディスク、ハードディスク等を利用可能である。
さらに、上記の実施形態におけるデータ記録装置10の例によらず、装置構成や処理工程等について、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更も可能である。例えば、予約情報に基づいたコンテンツの記録をデータ記録装置が行い、それ以外の他の機能は他の装置、例えばテレビ受像機等が備えるように構成してもよい。この場合、予約情報はテレビ受像機からデータ記録装置へ送信されることとなる。
データ記録装置の機能ブロック図である。 コンテンツの映像情報(a)、および音声情報(b)、の各一例を示す図である。 バッファに映像情報が保存される様子を表す説明図である。 予約情報生成の一連を表すフローチャートである。 表示制御部により画面表示される番組予告情報を例示する図である。 画面表示される番組予告情報の他の例を示す図である。 画面表示される番組予告情報のさらに他の例を示す図である。 画面表示される番組予告情報のさらに他の例を示す図である。 画面表示される番組予告情報のさらに他の例を示す図である。 表示制御部により画面表示される記録データリストを例示する図である。 第2実施形態に係る予約情報生成の一連を表すフローチャートである。 表示制御部により画面表示される指示アイコンを例示する図である。 画面表示される番組予告情報のさらに他の例を示す図である。
符号の説明
10…データ記録装置 20…コンテンツ取得部 21…EPGデータ取得部 30…記憶部 31…記録データ記憶部 32…予約情報記憶部 33…バッファ 34…EPGデータ記憶部 40…コンテンツ変換部 50…コンテンツ記録部 60…記録データ再生部 70…コンテンツ解析部 71…映像解析部 72…音声認識部 80…制御部 81…予約情報生成部 82…解析実行指示部 83…表示制御部 84…予約情報生成選択部 85…番組予告情報変更部 86…記録データ選択部 110…番組予告情報 G…フレーム画像 S…音声情報

Claims (18)

  1. 映像情報および音声情報の少なくとも一方であって、番組予告を含む放送データを取得する放送データ取得手段と、
    取得した前記放送データを記録するデータ記録手段と、
    前記放送データを解析し、前記番組予告により予告される被予告番組の放送日時に関する情報である放送日時情報を含む番組予告情報を抽出する放送データ解析手段と、
    抽出した前記番組予告情報に基づいて、前記被予告番組を前記データ記録手段により記録することを予約するための予約情報を生成する予約情報生成手段と、を備えることを特徴とするデータ記録装置。
  2. 前記放送データ解析手段による解析の実行を指示する解析実行指示手段、をさらに備え、
    前記放送データ解析手段は、
    前記解析実行指示手段による実行指示をトリガとして前記放送データの解析を開始することを特徴とする請求項1に記載のデータ記録装置。
  3. 前記データ記録装置は、所定時間分の前記放送データを一時的に保存するためのバッファ、を有しており、
    前記放送データ解析手段は、
    前記バッファに保存された前記放送データを解析することを特徴とする請求項1に記載のデータ記録装置。
  4. 前記バッファは、前記放送データに含まれる前記映像情報を前記所定時間内において一定間隔毎に抽出した、複数のフレーム画像を保存することを特徴とする請求項3に記載のデータ記録装置。
  5. 前記放送データ解析手段は、
    前記番組予告情報として、前記放送日時情報に加え、当該放送日時情報を抽出した前記映像情報のフレーム画像に含まれる、当該放送日時情報を除いた文字情報をさらに抽出することを特徴とする請求項1に記載のデータ記録装置。
  6. 前記放送データ解析手段は、
    前記映像情報において、同一の前記日時情報および前記文字情報を含む、連続したフレーム画像が所定数以上である場合に、前記番組予告情報を抽出することを特徴とする請求項5に記載のデータ記録装置。
  7. EPGデータを受信するEPGデータ受信手段と、
    受信した前記EPGデータに含まれる番組情報に基づいて、前記放送データ解析手段による解析を開始する開始日時を決定する解析開始日時決定手段と、をさらに備え、
    前記放送データ解析手段は、
    決定された前記開始日時に基づいて前記放送データの解析を開始することを特徴とする請求項1に記載のデータ記録装置。
  8. 前記放送データが記録された記録データを通常再生モードまたは早送り再生を含む特殊再生モードで再生する記録データ再生手段、をさらに備え、
    前記放送データ解析手段は、
    再生中の前記記録データをさらに解析することを特徴とする請求項1に記載のデータ記録装置。
  9. EPGデータを受信するEPGデータ受信手段、をさらに備え、
    前記予約情報生成手段は、
    受信したEPGデータに含まれる前記被予告番組の番組情報に基づいて、生成した前記予約情報を修正することを特徴とする請求項1に記載のデータ記録装置。
  10. 前記放送データ解析手段により抽出した前記番組予告情報を画面表示させる表示制御手段と、
    画面表示された前記番組予告情報に基づき予約情報を生成するか否かを選択する予約情報生成選択手段と、をさらに備え、
    前記予約情報生成手段は、
    前記予約情報生成選択手段により、前記予約情報の生成が指示された場合にのみ前記予約情報を生成することを特徴とする請求項1に記載のデータ記録装置。
  11. 前記表示制御手段により画面表示された前記番組予告情報を変更する番組予告情報変更手段、をさらに備え、
    前記予約情報生成手段は、
    変更された前記番組予告情報に基づいて前記予約情報を生成することを特徴とする請求項10に記載のデータ記録装置。
  12. 前記表示制御手段は、
    前記番組予告情報を抽出する毎に、当該番組予告情報を画面表示させることを特徴とする請求項10に記載のデータ記録装置。
  13. EPGデータを受信するEPGデータ受信手段と、
    受信した前記EPGデータに含まれる番組情報に基づいて、前記放送データに含まれる各番組の終了時刻を取得する終了時刻取得手段と、をさらに備え、
    前記表示制御手段は、
    前記番組予告情報を抽出した前記放送データの番組終了、または前記データ記録手段による当該放送データの記録終了、をトリガとして前記番組予告情報を画面表示させることを特徴とする請求項10に記載のデータ記録装置。
  14. 前記表示制御手段は、
    前記番組予告情報を抽出する毎に、当該番組予告情報の表示を指示するためのアイコンを画面表示させることを特徴とする請求項13に記載のデータ記録装置。
  15. 前記表示制御手段は、
    前記データ記録手段により記録された記録データの記録日時および記録チャンネルと、当該記録データに記録された放送データからの前記番組予告情報の抽出有無を表す抽出有無情報と、を記録データ毎に一覧表示する記録データリストをさらに生成し画面表示させるとともに、
    画面表示された前記記録データリストのなかから何れかの前記記録データを選択する記録データ選択手段、をさらに備え、
    前記表示制御手段は、
    選択された前記記録データに記録された放送データから抽出した前記番組予告情報を画面表示させることを特徴とする請求項10に記載のデータ記録装置。
  16. 前記表示制御手段は、
    前記番組予告情報とともに、当該番組予告情報を抽出した前記映像情報のフレーム画像をさらに画面表示させることを特徴とする請求項10に記載のデータ記録装置。
  17. EPGデータを受信するEPGデータ受信手段、をさらに備え、
    前記表示制御手段は、
    受信したEPGデータに含まれる番組情報に基づいて、前記番組予告情報とともに、前記被予告番組の番組情報、をさらに画面表示させることを特徴とする請求項10に記載のデータ記録装置。
  18. コンピュータを、請求項1ないし17の何れか1項に記載のデータ記録装置における各手段として機能させることを特徴とするプログラム。
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