JP2007274025A - ファクシミリ装置、表示方法、及びプログラム - Google Patents

ファクシミリ装置、表示方法、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2007274025A
JP2007274025A JP2006093485A JP2006093485A JP2007274025A JP 2007274025 A JP2007274025 A JP 2007274025A JP 2006093485 A JP2006093485 A JP 2006093485A JP 2006093485 A JP2006093485 A JP 2006093485A JP 2007274025 A JP2007274025 A JP 2007274025A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
document
control unit
assigned
screen control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006093485A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4310417B2 (ja
Inventor
Tomoo Oishi
智雄 大石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Platforms Ltd
Original Assignee
NEC AccessTechnica Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC AccessTechnica Ltd filed Critical NEC AccessTechnica Ltd
Priority to JP2006093485A priority Critical patent/JP4310417B2/ja
Publication of JP2007274025A publication Critical patent/JP2007274025A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4310417B2 publication Critical patent/JP4310417B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Image Processing (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)

Abstract

【課題】本発明の課題は、受信又は読み取った文書を簡単に拡大表示させる技術を提供することにある。また、文書中の所望の箇所のみを送信又は印刷できる技術を提供することにある。
【解決手段】本発明のファクシミリ装置は、文書を複数のイメージに分割して入力キーを割付け、割り付けたキーを示すキーマップを表示させる。更に、拡大表示したい部分に割り付けられている入力キーを押下すると、その領域が拡大表示される。また、この拡大表示された領域のみを送信又は印刷する。
【選択図】図1

Description

本発明は、受信又はスキャナを用いて読み取った文書のイメージを画面に表示させるファクシミリ装置の技術に関し、特に、受信又はスキャナを用いて読み取った文書のイメージの一部を簡単に拡大表示させるファクシミリ装置の技術に関する。
従来のファクシミリ装置は、受信した文書又はスキャン(読み取り)した文書のデータを画面に表示させ、ユーザは画面に表示されたイメージを確認して必要に応じて印刷していた(例えば特許文献1)。
しかしながら、画面に表示させるだけでは詳細がわからない場合があるため、表示されているイメージを、方向キーを押下することによりスクロールさせて拡大したい箇所を探し、拡大したい箇所が表示されるとその部分を拡大して表示させる技術が提案されている(例えば特許文献2)。
また、文書のイメージを拡大して表示させる技術として、表示されたイメージ上に配置されたポインタで拡大したい箇所の中心となる部分を選択して、その箇所を中心にして拡大して表示させる技術が提案されている(例えば特許文献3)。
特開平8‐317108号 特開2000-101757号 特開2005−203851号
上述した特許文献2の技術の場合、操作が煩わしいという問題がある。これは、画面に表示されている文書のイメージをスクロールさせて拡大させたい箇所を探さないとならないからである。また、拡大した際に、画面に表示させるイメージの座標が基準点となる左上に戻ってしまい、その場合は再度スクロールして、拡大させたい箇所を表示させる必要がある。
また、上記特許文献3の技術の場合、ユーザが所望する箇所を表示されている領域の中から選択して拡大させるものであって、例えば、ユーザが所望した箇所を拡大した後、画面に表示されていない箇所を拡大したい場合、その箇所を表示させて選択するしかなく、操作が煩わしいという問題がある。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、上記問題点を解決することであって、拡大したい箇所が表示画面外であったとしても、1回のボタン押下で拡大したい箇所を表示できる技術を提供することにある。
更に、本発明が解決しようとする課題は、ユーザが送信又は印刷したい箇所のみを1箇所だけでなく複数個所を選択して送信又は印刷することが可能となる技術を提供することにある。
上記課題を解決するための第1の発明は、ファクシミリ装置であって、
文書のデータが保持されているメモリ部と、
前記メモリ部に保持されている文書のイメージを複数に分割し、この分割した各イメージに入力キーを割り付け、前記文書の縮小イメージと、分割した各イメージに割り付けた入力キーの配置を示すキーマップとを表示させる縮小画面制御手段と、
選択された入力キーが割り付けられているイメージを拡大して表示させる画面制御手段と
を有することを特徴とする。
上記課題を解決するための第2の発明は、上記第1の発明において、
前記画面制御手段は、選択された入力キーが割り付けられているイメージの座標を前記縮小画面制御手段から取得し、取得した座標に基づいて前記メモリ部から読み出した文書のイメージの対応している箇所を拡大させるように構成されていることを特徴とする。
上記課題を解決するための第3の発明は、上記第1又は第2の発明において、前記画面制御手段は、複数選択された入力キーが割り付けられているイメージを拡大して表示させるように構成されていることを特徴とする。
上記課題を解決するための第4の発明は、上記第1から第3のいずれかの発明において、
前記画面制御手段が表示させているイメージを送信する送信手段、又は前記画面制御手段が表示させているイメージを印刷する印刷手段を有することを特徴とする。
上記課題を解決するための第5の発明は、
ファクシミリ装置の表示方法であって、
メモリ部に保持されている文書のイメージを複数に分割し、この分割した各イメージに入力キーを割り付ける割付ステップと、
前記文書の縮小イメージと、分割した各イメージに割り付けられた入力キーの配置を示すキーマップとを表示させる縮小イメージ表示ステップと、
選択された入力キーが割り付けられているイメージを拡大して表示させる拡大表示ステップと
を有することを特徴とする。
上記課題を解決するための第6の発明は、上記第5の発明において、
前記拡大表示ステップは、選択された入力キーが割り付けられているイメージの座標を取得する取得ステップと、
前記取得した座標に基づいて前記メモリ部から読み出した文書のイメージの対応している箇所を拡大する拡大ステップと
を有すること特徴とする。
上記課題を解決するための第7の発明は、上記第5又は第6の発明において、
前記拡大表示ステップは、複数選択された入力キーが割り付けられているイメージを拡大して表示させることを特徴とする。
上記課題を解決するための第8の発明は、上記第5から第7の発明において、
前記拡大表示ステップで表示させたイメージを送信する送信ステップ、又は前記拡大表示ステップで表示させたイメージを印刷する印刷ステップを更に有することを特徴とする。
上記課題を解決するための第9の発明は、
ファクシミリ装置のプログラムであって、前記プログラムは前記ファクシミリ装置を、
メモリ部に保持されている文書のイメージを複数に分割し、この分割した各イメージに入力キーを割り付け、前記文書の縮小イメージと、分割した各イメージに割り付けた入力キーの配置を示すキーマップとを表示させる縮小画面制御手段と、
選択された入力キーが割り付けられているイメージを拡大して表示させる画面制御手段と
して機能させることを特徴とする。
上記課題を解決するための第10の発明は、上記第9の発明において、
前記プログラムは、前記画面制御手段を、選択された入力キーが割り付けられているイメージの座標を前記縮小画面制御手段から取得し、取得した座標に基づいて前記メモリ部から読み出した文書のイメージの対応している箇所を拡大させる手段として機能させることを特徴とする。
上記課題を解決するための第11の発明は、上記第9又は第10の発明において、
前記プログラムは、前記画面制御手段を、複数選択された入力キーが割り付けられているイメージを拡大して表示させる手段として機能させることを特徴とする。
上記課題を解決するための第12の発明は、上記第9から第11の発明において、
前記プログラムは、前記ファクシミリ装置を、
前記画面制御手段が表示させているイメージを送信する送信手段、又は前記画面制御手段が表示させているイメージを印刷する印刷手段として更に機能させることを特徴とする。
本発明は、受信したファクス文書又はスキャンした文書をファクシミリ装置の液晶画面に、拡大時の操作性を向上させるための画面の右横に文書の縮小図と、その縮小図を9分割し、分割された各エリアとテンキー(1−9)とを対応づけたキーマップとを表示する。
ユーザは縮小図を見て拡大したい部分が決まったらキーマップを見て、拡大したい部分に割り付けられているテンキー番号を確認する。あとはその番号のテンキー(割り付けられた番号が9であればテンキー9)を押下するだけで、その領域が一発で拡大されるとことを特徴とする。この方式であればたとえその領域が画面外であったとしても一発で拡大が可能である。尚、テンキーは、ファクシミリ装置に通常具備されている番号キーである。
また、本発明は、ファクス送信時、文書の指定した部分のみを送信または印刷するために、画面の右横に文書の縮小図と縮小図の縦を4分割し、分割された各エリアにテンキー(1−4)を対応づけたキーマップを表示する。
ユーザは縮小図を見て、送信または印刷したい部分が決まったら、キーマップを見て、対応付けられているキー番号に従って、テンキーを押下する。すると指定した領域が画面に表示されるので、その内容で良ければセットを押下して送信または印刷する領域を確定する。印刷したい場所が他にもある場合は同様の手順で領域を確定する。その後で「ファクス」ボタンを押下すれば、選択確定した領域のみファクス送信することができ、「印刷」ボタンを押下すれば、選択確定した領域のみ印刷することができることを特徴とする。
本発明によると、画面に表示された文書を拡大するときに、ユーザは縮小図から拡大したい場所を決め、その場所に対応した番号をキーマップから判断し、その番号をテンキーから入力するこができるので、1回のボタン押下で拡大したい場所を表示することができる。また、拡大したい場所が画面外であったとしても同様に1回のボタン押下で拡大したい場所を表示することができる。
更に、本発明によると、指定した部分のみを送信または印刷したい場合に、ユーザは画面に表示されている文書の縮小図から送信または印刷したい箇所を決め、その箇所に対応した番号をキーマップで判断し、その番号をテンキーで押下すると指定した領域が画面に表示され、セットを押下すると送信または印刷する領域として確定する。複数の箇所を指定したい場合は前記動作を繰り返す。最後にファクスボタンを押下すればファクス送信を行い、印刷ボタンを押下すれば印刷が行われる。これにより、ユーザは送信したい場所のみを送信可能となる。同様に印刷したい場所のみ印刷することも可能となる。
本発明では、受信したファクス文書又はスキャン(読み取り)した文書のイメージを液晶画面に表示可能できるファクシミリにおいて、まずスキャンした文書の拡大時の操作性を向上するために画面の右横に文書(A4)の縮小図と縮小図を複数個に分割し、分割された各エリアとテンキーを対応づけるためのキーマップを表示するように構成されている。
ユーザは縮小図を見て拡大したい部分が決まったらキーマップを見て、拡大したい部分に割り付けられているテンキー番号を確認する。そして、その番号のテンキー(割り付けられた番号が9であればテンキー9)を押下するだけで、その領域がすぐに拡大される(図4)。この方式であれば、たとえ拡大したい領域が画面外であったとしても1回の操作で拡大が可能となる。
本発明の第1の実施の形態について説明する。図1は本発明の構成を示すブロック図である。
交換機1はいわゆる電話の交換機であり、本発明で説明するファクシミリ装置の外部にあるものである。従って交換機1を除いた部分(枠線で囲んだ部分)が本発明の構成範囲となる。
モデム2は、ファクシミリの送受信時にデータを変調、復調するために使用される。
ファクシミリ通信制御部3は、ファクス送受信を制御するブロックである。
メモリ4は、スキャンした文書またはファクス受信した文書のイメージデータを蓄積するものである。メモリ4に蓄積されている文書データを印刷する場合、ユーザが操作パネル10を使って印刷を指定すると、その要求はUI制御部9に通知され、UI制御部9がメモリ4から文書データを読み出し、プリンタ制御部5に受信文書情報を含んだ印刷要求を発行する。
プリンタ制御部5は、メモリ4から文書データを読み出し、プリンタ6に文書データを渡して印刷させる。
スキャナ制御部7は、スキャナ8を制御して文書をスキャンし、スキャンした文書データはメモリ4に格納される。そして、受信文書またはスキャンした文書のイメージを画面に表示させる場合は、LCD制御部11に含まれる液晶ファクス制御部12及び縮小画面制御部13が主に動作することになる。
UI制御部9は、文書をスキャンする場合にユーザが操作パネル10からスキャンが指定されるとその要求が通知され、保存用ファイルを指定してスキャナ制御部7にスキャン要求を発行する。
操作パネル10は、ユーザが各種指示を出すために用いられるものである。操作パネル10には、一般のファクシミリ装置に具備されているテンキー(0〜9,*,#)も含まれる。
液晶ファクス制御部12は、文書をメモリ4から読み出して表示する。又、UI制御部9からの指示に基づいて各種処理を行うものである。
縮小画面制御部13は、スキャンした文書のイメージを縮小させて画面に表示したり、ユーザが入力したボタン(指示)に従い、各種動作を液晶ファクス制御部12に要求したりする機能を有する。また、文書のイメージを複数に分割して、この分割した各イメージにテンキーを割り付ける。そして、分割した各イメージに割り付けたテンキーが分割したイメージのどの分に対応しているかを示すキーマップを作成してLCD(図2の18)に表示させる。尚、本実施の形態では9つに分割した場合を用いて説明するが、テンキーで対応できればいくつであっても良い。
LCD14は、液晶ファクス制御部12または縮小画面制御部13からの表示要求に従い、文書のイメージを表示する。
続いて、第1の実施の形態の動作について説明する。図5は、第1の実施の形態の動作を説明するための図である。
まず、ユーザが拡大モードを選択し、画面(図2の16)に受信した文書を表示する動作について説明する。尚、受信したファクス文書のデータが既にメモリ4に格納されているものとする。
ユーザが操作パネル10を用いて拡大モードを選択すると、UI制御部9がそれを認識して液晶ファクス制御部12に拡大モード要求を通知する。
その要求を受けた液晶ファクス制御部12は、下位モジュールである縮小画面制御部13に拡大モード要求を通知する。そして、液晶ファクス制御部12は、その後にメモリ4に対して受信したファクス文書のデータ要求を送り、受信したファクス文書のデータをメモリ4から読み出す。
そして液晶ファクス制御部12は、読み出したデータを縮小して縮小図用のデータを作成して、縮小画面制御部13に転送する。
更に、液晶ファクス制御部12は、イメージ表示領域(図2の16)に表示するデータを用意して、縮小画面制御部13からの表示完了を待つ。この時、液晶ファクス制御部12が用意する表示データは、受信した文書の左上を座標の原点としイメージである。尚、本実施の形態では、受信した文書の左上を座標とした場合を用いて説明するが、これは任意であってよいものとする。また、表示させるイメージの拡大/縮小率は任意であってよい。
一方、縮小画面制御部13は縮小データを液晶ファクス制御部12から受け取ると、それをA4縮小図としてLCD(図2の17)に表示させる。それと同時にA4縮小図に対応したキーマップ図を作成してLCD(図2の18)に表示させる。
縮小画面制御部13は、A4縮小図及びキーマップ図の表示が完了したら、表示完了通知を液晶ファクス制御部12に送る。表示完了通知を受信した液晶ファクス制御部12は、先ほど作成した表示用イメージをLCD(図2の16)に表示させる。ここまでで受信文書の拡大モードの画面表示が完了する(図3の状態)。
続いて、受信文書の拡大モードの画面表示が完了した後に、ユーザが拡大させたい指定箇所を指定してその部分を拡大して表示する場合について説明する。尚、ここではユーザが文書の右下を拡大させたい箇所として指定する場合について説明する。
ユーザは縮小図から拡大したい箇所を決めて、その箇所に対応しているキー番号を、キーマップを見て確認する。本実施の形態(図5の例)では右下の領域を指定するので、ユーザは“9”を選択する。
ユーザが操作パネル10を用いて“9”を押下するとUI制御部9はその情報を液晶ファクス制御部12に通知する。
液晶ファクス制御部12は、“9”が押された場合はどの部分を拡大させるかを知るために縮小画面制御部13に処理問い合わせ(9押下)を通知する。
縮小画面制御部13は、この通知を受けて、拡大モードで“9”が押下された場合の処理を応答通知(拡大率/座標)で液晶ファクス制御部12に知らせる。尚、拡大率は、“9”を押下する前か後かのタイミングでユーザがするものとする。
液晶ファクス制御部12では応答通知で知らされた内容(拡大率/座標)に基づいて処理を行う。この場合は指定された座標を指定された拡大率で拡大して表示する必要があるので、メモリ4にデータ要求を通知してメモリから新たに文書データを読み出す。そして指定された部分を指定された拡大率で拡大して表示用イメージを作成する。
イメージ作成が完了したらLCD(図2の16)に表示を行う(図4の状態)。
以上でユーザが指定した領域を簡単な手順で拡大することができる。また、ユーザが指定した領域が画面外であったとしても1回の操作で拡大が可能となる。これを具体的に述べると図3の縮小図で「す」の部分はイメージ表示領域に表示されていないがテンキー“9”を押下することにより1回の操作で「す」の部分が拡大されイメージ表示領域に表示されるということである。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
本実施の形態では、受信したファクス文書およびスキャンした文書を液晶画面に表示可能なファクシミリにおいて、ファクス送信時、受信文書の印刷時に指定した部分のみ送信または印刷するために、画面の右横に文書(A4)の縮小図と縮小図を横に4分割し、分割された各エリアにテンキー(1−4)を対応づけるためのキーマップを表示する。尚、本実施の形態では4分割する場合について説明するが、テンキーで対応できれば、いくつでも良い。
ユーザは縮小図を見て、送信または印刷したい部分が決まったら、キーマップを見て、対応付けられているキー番号に従って、テンキーを押下する。すると指定した領域が画面に表示されるので、その内容で良ければセットを押下して送信または印刷する領域を確定する。印刷したい場所が他にもある場合は同様の手順で領域を確定する。(図8)その後で「ファクス」ボタンを押下すれば、選択確定した領域のみファクス送信することができ、「印刷」ボタンを押下すれば、選択確定した領域のみ印刷することができる。
本実施の形態では、上記第1の実施の形態と同一の構成をとるため、同様の構成については同一番号を付し、詳細な説明は省略する。
図9、図10、図11、図12を用いて第2の実施の形態の動作を説明する。
第2の実施の形態ではスキャンした文書を画面に縮小図として表示させ、その縮小図から送信したい箇所のみを選択して送信する場合(図9、図10)と、ファクス受信した文書を画面に表示し、縮小図から印刷したい箇所のみを指定して印刷する場合(図11、図12)について説明する。
まず、図9、図10に示される縮小図から送信したい箇所のみを選択して送信するケースについて説明する。
ユーザが操作パネル10を用いて文書のスキャンを指定するとUI制御部9がそれを認識し、スキャナ制御部7にスキャン開始を通知する。
そしてスキャナ制御部7はスキャナ8にスキャン開始を通知してスキャンを開始する。
スキャンされたデータはメモリ4に格納され、スキャンが完了すると、スキャナ制御部7はスキャナ8にスキャン終了を通知し、かつUI制御部9にスキャン終了を通知する。
次にUI制御部9は液晶ファクス制御部12にスキャン文書の表示要求を通知する。
この要求を受けた液晶ファクス制御部12は、下位モジュールである縮小画面制御部13にスキャン文書の表示要求を通知する。
そして、メモリ4に対してスキャンデータの読出要求を送り、スキャンデータをメモリ4から読み出す。そして読み出したデータを縮小して縮小図用のデータを作成して、縮小画面制御部13に転送する。そしてイメージ表示領域(図6の31)に表示するイメージデータを用意して、縮小画面制御部13からの表示完了を待つ。この時、液晶ファクス制御部12が用意する表示データは、スキャンした文書の左上を座標の原点としたイメージである。尚、本実施の形態では、受信した文書の左上を座標とした場合を用いて説明するが、これは任意であってよいものとする。また、表示させるイメージの拡大/縮小率は任意であってよい。
一方、縮小面制御部13は液晶ファクス制御部12から縮小データを受け取るとそれをA4縮小図(図6の32)としてLCDに表示を行う。それと同時にA4縮小図の縦を4分割したキーマップ図(図6の33)も作成してLCDに表示を行う。これらの表示が完了したら縮小画面制御部13は表示完了通知を液晶ファクス制御部12に送る。
表示完了通知を受信した液晶ファクス制御部12は、先ほど作成した表示用イメージをLCDに表示する。ここまででスキャン文書表示モードの画面表示が完了する(図7の状態)。
次にユーザは表示された縮小図から送信したい領域を決めて、その領域に対応したキー番号をキーマップから選択する。本実施の形態(図10の例)では“2”の領域を指定するので“2”を選択。
ユーザが操作パネルから“2”を押下するとUI制御部9はそれを認識し、その情報を液晶ファクス制御部12に通知する。液晶ファクス制御部12は“2”が押下された場合の処理を知るために縮小画面制御部13に処理問い合わせ(2押下)を通知する。
この通知を受け、縮小画面制御部13はスキャン文書表示モードで“2”を押下された場合の処理を応答(表示/2の領域)通知で液晶ファクス制御に知らせる。
液晶ファクス制御部12では応答通知で知らされた内容に基づいて処理を行う。この場合は“2”の領域を表示する必要があるので、メモリ4にデータ要求を通知してメモリから“2”の領域のデータを読み出す。そして表示用イメージを作成しLCDに表示する。
そしてユーザが表示された領域を送信する領域として確定したい場合は“セット”を押下する。すると操作パネルからUI制御部9に“セット”が通知される。そしてその情報は更に液晶ファクス制御部12にも通知される。
液晶ファクス制御部12は縮小画面制御部13に処理問い合わせ(セット押下)を通知して、処理を問い合わせる。縮小画面制御部13では“セット”押下時の処理内容として応答(B2送信確定)を液晶ファクス制御部13に返信する。ここでB2送信確定とは領域“2”を送信確定するという意味である。ここまでで領域“2”がファクス送信したい領域として確定する。図10の例では領域“4”も送信したい領域としているので、同様の手順により、領域“4”も送信したい領域として確定する。ここまでで領域“2”と領域“4”とが送信領域として確定する(図8の状態)。
ここからユーザが操作パネルのファクスボタンを押下するとUI制御部9はそれを認識し、その情報をファクシミリ通信制御部3に通知する。ファクシミリ通信制御部3は“ファクスボタン”が押下された場合の処理を知るためにLCD制御部11に処理問い合わせ(ファクシミリ押下)を通知する。
この通知を受け、LCD制御部11はスキャン文書表示モードで“ファクスボタン”を押下された場合の処理を応答(ファクス送信/2及び4の領域)通知でファクシミリ制御部3に知らせる。
ファクシミリ制御部3は、指定された領域“2”と領域“4”とのみをファクス送信する。
以上でユーザが指定した領域を簡単な手順で指定し、指定された領域のみファクス送信することができる。
次に図11、図12に示される縮小図から印刷したい箇所のみを選択して印刷するケースについて説明する。
ユーザが操作パネル10から受信文書表示を指定するとUI制御部9がそれを認識し、液晶ファクス制御部12に受信文書の表示要求を通知する。
その要求を受けた液晶ファクス制御部12は、下位モジュールである縮小画面制御部13に受信文書の表示要求を通知する。
その後に液晶ファクス制御部12は、メモリ4に対してデータ要求を送り、受信文書をメモリ4から読み出す。そして読み出したデータを縮小して縮小図用のデータを作成して、縮小画面制御部13に転送する。そしてイメージ表示領域(図6の31)に表示するデータを用意して、縮小画面制御部13からの表示完了を待つ。この時、液晶ファクス制御部12が用意する表示データは、スキャンした文書の左上を座標の原点としたイメージである。尚、本実施の形態では、受信した文書の左上を座標とした場合を用いて説明するが、これは任意であってよいものとする。また、表示させるイメージの拡大/縮小率は任意であってよい。
一方、縮小面制御部13は縮小データを受け取ると、それをA4縮小図(図6の32)としてLCD(図6の30)に表示する。それと同時にA4縮小図の縦を4分割したキーマップ図(図6の33)も作成してLCDに表示を行う。これらの表示が完了したら縮小画面制御部13は表示完了通知を液晶ファクス制御部12に送る。
表示完了通知を受信した液晶ファクス制御部12は先ほど作成した表示用イメージをLCDのイメージ表示領域31に表示する。ここまでで受信文書表示モードの画面表示が完了する(図7の状態)。
次にユーザは縮小図から印刷したい領域を決めて、それに対応付けられているキー番号をキーマップで確認する。本実施の形態(図12の例)では“2”の領域を指定するので“2”を選択。ユーザが操作パネル10を用いて“2”を押下すると、UI制御部9はその情報を液晶ファクス制御部12に通知する。
液晶ファクス制御部12は“2”が押下された場合の処理を知るために縮小画面制御部13に処理問い合わせ(2押下)を通知する。
この通知を受け、縮小画面制御部13は受信文書表示モードで“2”を押下された場合の処理を応答(表示/2の領域)通知で液晶ファクス制御部12に知らせる。
液晶ファクス制御部12では応答通知で知らされた内容に基づいて処理を行う。この場合は、“2”の領域を表示する必要があるので、メモリ4にデータ要求を通知してメモリから“2”の領域に当たるデータを読み出す。そして表示用イメージを作成しLCDに表示させる。
そしてユーザが表示された領域を印刷する領域として確定したい場合は“セット”を押下する。すると操作パネル10からUI制御部9に“セット”が通知される。そしてその情報は更に液晶ファクス制御部12にも通知される。液晶ファクス制御部12は縮小画面制御部13に処理問い合わせ(セット押下)を通知して、処理を問い合わせる。
縮小画面制御部13ではセット押下時の処理内容として応答(B2印刷確定)を液晶ファクス制御部12に返信する。ここでB2印刷確定とは領域2を印刷するための領域として確定するという意味である。ここまでで領域“2”が印刷したい領域として確定する。
図12の例では領域“4”も印刷したい領域としているので、同様の手順により、領域“4”も印刷したい領域として確定する。ここまでで領域“2”と領域“4”とが印刷領域として確定する(図8の状態)。
ここからユーザが印刷ボタンを押下すると指定された領域2と領域4のみ印刷される。以上でユーザが指定した領域を簡単な手順で指定し、指定された領域のみ印刷することができる。
図1は、本発明の構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の第1の実施の形態での表示画面と操作パネルとの一例である。 図3は、本発明の第1の実施の形態を説明するための図である。 図4は、本発明の第1の実施の形態の一例を説明するための図である。 図5は、本発明の第1の実施の形態の動作を説明するための図である。 図6は、本発明の第2の実施の形態での表示画面と操作パネルとの一例である。 図7は、本発明の第2の実施の形態を説明するための図である。 図8は、本発明の第2の実施の形態の一例を説明するための図である。 図9は、本発明の第2の実施の形態におけるスキャンした文書を表示する動作を説明するための図である。 図10は、本発明の第2の実施の形態における送信の動作を説明するための図である。 図11は、本発明の第2の実施の形態における受信した文書を表示する動作を説明するための図である。 図12は、本発明の第2の実施の形態における印刷の動作を説明するための図である。
符号の説明
4 メモリ
5 プリンタ制御部
7 スキャナ制御部
9 UI制御部
10 操作パネル
11 LCD制御部
12 液晶ファクス制御部
13 縮小画面制御部

Claims (12)

  1. ファクシミリ装置であって、
    文書のデータが保持されているメモリ部と、
    前記メモリ部に保持されている文書のイメージを複数に分割し、この分割した各イメージに入力キーを割り付け、前記文書の縮小イメージと、分割した各イメージに割り付けた入力キーの配置を示すキーマップとを表示させる縮小画面制御手段と、
    選択された入力キーが割り付けられているイメージを拡大して表示させる画面制御手段と
    を有することを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 前記画面制御手段は、選択された入力キーが割り付けられているイメージの座標を前記縮小画面制御手段から取得し、取得した座標に基づいて前記メモリ部から読み出した文書のイメージの対応している箇所を拡大させるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のファクシミリ装置。
  3. 前記画面制御手段は、複数選択された入力キーが割り付けられているイメージを拡大して表示させるように構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のファクシミリ装置。
  4. 前記画面制御手段が表示させているイメージを送信する送信手段、又は前記画面制御手段が表示させているイメージを印刷する印刷手段を有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のファクシミリ装置。
  5. ファクシミリ装置の表示方法であって、
    メモリ部に保持されている文書のイメージを複数に分割し、この分割した各イメージに入力キーを割り付ける割付ステップと、
    前記文書の縮小イメージと、分割した各イメージに割り付けられた入力キーの配置を示すキーマップとを表示させる縮小イメージ表示ステップと、
    選択された入力キーが割り付けられているイメージを拡大して表示させる拡大表示ステップと
    を有することを特徴とする表示方法。
  6. 前記拡大表示ステップは、選択された入力キーが割り付けられているイメージの座標を取得する取得ステップと、
    前記取得した座標に基づいて前記メモリ部から読み出した文書のイメージの対応している箇所を拡大する拡大ステップと
    を有すること特徴とする請求項5に記載の表示方法。
  7. 前記拡大表示ステップは、複数選択された入力キーが割り付けられているイメージを拡大して表示させることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の表示方法。
  8. 前記拡大表示ステップで表示させたイメージを送信する送信ステップ、又は前記拡大表示ステップで表示させたイメージを印刷する印刷ステップを更に有することを特徴とする請求項5から請求項7のいずれかに記載の表示方法。
  9. ファクシミリ装置のプログラムであって、前記プログラムは前記ファクシミリ装置を、
    メモリ部に保持されている文書のイメージを複数に分割し、この分割した各イメージに入力キーを割り付け、前記文書の縮小イメージと、分割した各イメージに割り付けた入力キーの配置を示すキーマップとを表示させる縮小画面制御手段と、
    選択された入力キーが割り付けられているイメージを拡大して表示させる画面制御手段と
    して機能させることを特徴とするプログラム。
  10. 前記プログラムは、前記画面制御手段を、選択された入力キーが割り付けられているイメージの座標を前記縮小画面制御手段から取得し、取得した座標に基づいて前記メモリ部から読み出した文書のイメージの対応している箇所を拡大させる手段として機能させることを特徴とする請求項9に記載のプログラム。
  11. 前記プログラムは、前記画面制御手段を、複数選択された入力キーが割り付けられているイメージを拡大して表示させる手段として機能させることを特徴とする請求項9又は請求項10に記載のプログラム。
  12. 前記プログラムは、前記ファクシミリ装置を、
    前記画面制御手段が表示させているイメージを送信する送信手段、又は前記画面制御手段が表示させているイメージを印刷する印刷手段として更に機能させることを特徴とする請求項9から請求項11のいずれかに記載のプログラム。
JP2006093485A 2006-03-30 2006-03-30 ファクシミリ装置、表示方法、及びプログラム Expired - Fee Related JP4310417B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006093485A JP4310417B2 (ja) 2006-03-30 2006-03-30 ファクシミリ装置、表示方法、及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006093485A JP4310417B2 (ja) 2006-03-30 2006-03-30 ファクシミリ装置、表示方法、及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007274025A true JP2007274025A (ja) 2007-10-18
JP4310417B2 JP4310417B2 (ja) 2009-08-12

Family

ID=38676423

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006093485A Expired - Fee Related JP4310417B2 (ja) 2006-03-30 2006-03-30 ファクシミリ装置、表示方法、及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4310417B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP4310417B2 (ja) 2009-08-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10778863B2 (en) Operation input system, electronic device and mobile terminal
JP5983635B2 (ja) 画像処理システム、画像処理装置および携帯情報端末
CN109343805B (zh) 图像处理装置以及图像处理系统
JP2007025808A (ja) 仮想キーボードシステム及びその制御方法
JP2010171780A (ja) 画像処理装置及び画像処理装置のプログラム
US9667831B2 (en) Information processing apparatus, printing method, and non-transitory computer-readable recording medium for generating print data corresponding to a display image
US20130208309A1 (en) Remote operation system, image forming apparatus, remote operation apparatus, and recording medium
KR20120039994A (ko) 화상형성장치, 호스트장치 및 그 인쇄방법
US20030169447A1 (en) Multifunctional printer and method for displaying image data to be transmitted
JP2008301168A (ja) 画像処理プログラムおよび画像処理装置
JP6183109B2 (ja) 操作支援プログラム、端末装置、処理実行装置、および処理実行プログラム
JP2006293584A (ja) 電子機器、電子機器の表示方法および制御プログラム
JP5539110B2 (ja) 画像処理装置
JP4310417B2 (ja) ファクシミリ装置、表示方法、及びプログラム
JP2007300288A (ja) 複合機及びその動作中止方法
JP6318477B2 (ja) 指示装置、画像形成装置及びプログラム
JP2005176253A (ja) 複合機及び配信サーバ
JP5257377B2 (ja) 画像処理装置の操作パネル及び該パネルを備えた画像処理装置
US9986107B2 (en) Systems and methods for displaying remote operation screens of an image forming apparatus based on a configuration of display(s) of a mobile terminal
JP2006139672A (ja) 画像形成装置及び画像形成システム
JP2006148449A (ja) 画像読取装置ドライバプログラム、コンピュータおよび画像読取装置
US20070157109A1 (en) Multifunction peripheral and control method thereof
JP5476200B2 (ja) 画像読取装置および画像読取システム
JP2023176820A (ja) 画像通信装置
JP2009182568A (ja) ファックス送信システム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090121

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090319

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090415

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090415

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120522

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120522

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130522

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140522

Year of fee payment: 5

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees