JP2007272216A - ズームレンズ系、撮像装置及びカメラ - Google Patents

ズームレンズ系、撮像装置及びカメラ Download PDF

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Abstract

【課題】解像度及び像面湾曲の補正能力が高く、変倍域全体で周辺照度が確保され、非使用時の光学全長が短いズームレンズ系、撮像装置及びカメラを提供すること。
【解決手段】物体の光学的な像を変倍可能に形成し、物体側から像側へと順に、負パワーの第1レンズ群と正パワーの第2レンズ群と正パワーの第3レンズ群とを備え、ズーミング時に第1レンズ群と第2レンズ群との間隔が減少しかつ第2レンズ群と第3レンズ群との間隔が変化するように各レンズ群を光軸に沿ってそれぞれ移動させて変倍を行い、第1レンズ群が物体側に凸面を向けた1枚の物体側負レンズ素子と該負レンズ素子の像側に空気間隔を空けて配置された物体側に凸面を向けた1枚の像側正レンズ素子とで構成され、第1レンズ群のレンズ素子2枚がいずれも非球面を有し、n12>1.88、ν12<26、5.0<αiW<20.0を満足するズームレンズ系、撮像装置及びカメラ。
【選択図】図1

Description

本発明はズームレンズ系、撮像装置及びカメラに関する。特に本発明は、解像度が高いのは勿論のこと、変倍域全体において周辺照度が充分に確保され、像面湾曲を補正する能力が高く、非使用時の光学全長が短いズームレンズ系、該ズームレンズ系を用いた撮像装置及び該撮像装置を備えたカメラに関する。
従来より、レンズを介して撮像素子上に被写体の像を形成し、像を画像として取り込む光学機器が多く開発されている。最近ではデジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラといった製品が普及し、使用者数の増大とともに、これら製品への要望も大きくなってきている。各種製品形態のうち3倍程度のズーム比を有する光学機器は、比較的小型でありながら、光学ズーム機能も持ち合わせており、コンパクトタイプ、スタイリッシュタイプという区分のデジタルカメラとして、特に普及度が高い。
前記コンパクトタイプのデジタルカメラに対しては、持ち運びを容易にするために、機器のさらなる小型化が求められる。デジタルカメラのさらなる小型化を実現するためには、非使用時の光学全長(レンズ系全体の最も物体側のレンズ面の頂点から像面までの距離)を短くし、使用時に多段鏡筒で本体よりも前に飛び出したレンズ素子を本体に収納し得るレンズ配置とすることが必要である。
ところで、コンパクトタイプのデジタルスチルカメラに適したズームレンズ系としては、例えば、物体側から像側へと順に、負パワーの第1レンズ群と、正パワーの第2レンズ群と、正パワーの第3レンズ群とが配置された3群構成のズームレンズ系が数多く提案されている。
前記のごとき3群構成のズームレンズ系は、広角端から望遠端へのズーミング(変倍)に際して、第1レンズ群と第2レンズ群との間の空気間隔が単調減少し、第2レンズ群と第3レンズ群との間の空気間隔が変化し、第3レンズ群は固定又は移動するように構成されている。
3群構成のズームレンズ系におけるフォーカス調整は、第1レンズ群又は第3レンズ群を光軸方向に移動させて行う。特に光学機器全体の小型化を図るために、フォーカス調整は軽量な第3レンズ群で行われることが多く、無限から近距離の被写体にフォーカスを合わせる。一方第1レンズ群にてフォーカス調整を行う場合には、かかる第1レンズ群は第3レンズ群よりも大きいため、大型モータが必要とされ、光学機器全体も大型化する傾向がある。
前記正パワーの第3レンズ群は、通常像面湾曲を補正したり、撮像素子の受光面への入射光をテレセントリックにする作用を呈する。また第3レンズ群は、外径が小さい1〜2枚のレンズ素子によって構成されていることが多く、小型モータを用いて高速駆動させることが可能である。したがって、第3レンズ群をフォーカス調整用のレンズ群とすると、小型で短時間の合焦が可能な光学機器とすることができる。
第1レンズ群及び第2レンズ群は、円筒カムに切られたカム溝に沿って、いずれも光軸を平行に移動する。カム溝に、ズーミングのための溝と非使用時のための溝とを繋げ、非使用時の溝は各レンズ群同士の間隔を狭め、かつ3つのレンズ群すべてを撮像素子側に寄せる構成をとることで、非使用時の光学全長を短くすることが可能となる。この場合、各レンズ群の厚みが小さければ、非使用時の光学全長をさらに短くすることができる。
このように、従来はズームレンズ系を前記のごとき構成とし、フォーカス調整に携わる部分や非使用時のレンズ系全体の小型化を図り、デジタルスチルカメラの光学全長を短くする工夫がなされていた。
例えば特許文献1には、物体側から像側へと順に、非球面を有する負パワーレンズ及び正パワーレンズで構成された負パワーの第1レンズ群と、正パワーの第2レンズ群と、正パワーの第3レンズ群とからなる3群ズームレンズが開示されている。かかる3群ズームレンズでは、第1レンズ群の最も物体側の負パワーレンズの屈折率を高くすることで、広角端の像面湾曲を補正しつつ、周辺部のレンズ厚みを小さく抑え、第1レンズ群全体を薄くし、光学系の小型化を図っている。
また例えば特許文献2には、物体側から像側へと順に、負パワーの第1レンズ群と、絞りを有する正パワーの第2レンズ群と、正パワーの第3レンズ群とを備え、変倍の際に、第1レンズ群が第2レンズ群に相対的に近づくように移動し、第2レンズ群が単調に物体側へ移動し、第3レンズ群が物体側へ移動した後に反転して像側に移動するとともに、物体距離が無限遠の場合、広角端での位置が望遠端での位置よりも物体側である3群ズームレンズが開示されている。かかる3群ズームレンズでは、像面湾曲の補正と光学系の小型化とが両立するように、第1レンズ群の焦点距離の条件が規定されている。
さらに、最近、従来には存在しえなかった屈折率やアッベ数を持つ新しい光学材料が比較的容易に入手できるようになってきた。そこで、このような光学材料を、ズームレンズに含まれるレンズに適用することにより光学系の小型化を図る提案がなされている。
例えば特許文献3には、物体側から像側へと順に、非球面を有する負パワーレンズ及び正パワーレンズで構成された負パワーの第1レンズ群と、正パワーの第2レンズ群と、正パワーの第3レンズ群とからなり、第1レンズ群中に、1.9を超える屈折率を有するレンズ素子を用いたズームレンズが開示されている。
特開2005−134746号公報 特開2005−084597号公報 特開2006−011096号公報
しかしながら、前記特許文献1に開示された3群ズームレンズの構成では、第1レンズ群の像側の正パワーレンズが低い屈折率で、しかも球面レンズであるため、像面湾曲の補正が不充分であるという問題がある。
また前記特許文献2に開示された3群ズームレンズの構成では、小型化を図る目的で第1レンズ群の焦点距離が短めに設定されている。しかしながら、この場合レンズの径方向は比較的小さくできるものの、第1レンズ群を2枚のレンズで構成すると、物体側レンズのパワーが強くなり、さらに色収差を補正するために像側レンズの厚みも大きくなってしまう。その結果、非使用時の光学全長が長くなるという問題がある。
また、前記特許文献3に開示されたズームレンズの構成では、特に広角端において撮像素子へ入射する光の入射角度が大きすぎるという問題がある。このように入射角度が大きくなると、撮像素子のシェーディング特性により光量ロスが起こるため、撮影画像の周辺光量が低下してしまう。さらに、特許文献3に開示されたズームレンズの構成では、ズーミング時の入射角度の変動も大きいため周辺部の画像の見え具合も大きく変動してしまうという問題もある。
本発明は、背景技術における前記課題を解決するためになされたものであり、解像度が高いのは勿論のこと、変倍域全体において周辺照度が充分に確保され、像面湾曲を補正する能力が高く、非使用時の光学全長が短いズームレンズ系、該ズームレンズ系を用いた撮像装置及び該撮像装置を備えたカメラを提供することを目的とする。
前記目的は、以下のズームレンズ系により達成される。すなわち本発明のズームレンズ系は、物体の光学的な像を変倍可能に形成するためのズームレンズ系であって、物体側から像側へと順に、負パワーの第1レンズ群と、正パワーの第2レンズ群と、正パワーの第3レンズ群とを備え、広角端から望遠端へのズーミングに際し、前記第1レンズ群と第2レンズ群との間隔が減少し、かつ第2レンズ群と第3レンズ群との間隔が変化するように各レンズ群を光軸に沿ってそれぞれ移動させて変倍を行い、前記第1レンズ群が、物体側に凸面を向けた1枚の物体側負レンズ素子と、該物体側負レンズ素子の像側に空気間隔を空けて配置された物体側に凸面を向けた1枚の像側正レンズ素子とで構成され、前記第1レンズ群を構成する2枚のレンズ素子が、いずれも非球面を有し、以下の条件(1)、(2)及び(3):
n12>1.88 ・・・(1)
ν12<26 ・・・(2)
5.0<αiW<20.0 ・・・(3)
(ただし、ωW>30である)
(ここで、
n12:第1レンズ群の像側正レンズ素子の屈折率、
ν12:第1レンズ群の像側正レンズ素子のアッベ数、
αiW:広角端の最大像高における主光線の撮像素子入射角度(主光線が光軸から離れつ つ撮像素子の受光面に入射する場合を正とする)、
ωW:広角端における半画角
である)
を満足することを特徴とする。
また前記目的は、以下の撮像装置により達成される。すなわち本発明の撮像装置は、被写体の光学的な像を電気的な画像信号に変換して出力可能な撮像装置であって、前記被写体の光学的な像を変倍可能に形成するズームレンズ系と、前記ズームレンズ系が形成した被写体の光学的な像を、電気的な画像信号に変換する撮像素子とを備え、前記ズームレンズ系が、被写体側である物体側から像側へと順に、負パワーの第1レンズ群と、正パワーの第2レンズ群と、正パワーの第3レンズ群とを備え、広角端から望遠端へのズーミングに際し、前記第1レンズ群と第2レンズ群との間隔が減少し、かつ第2レンズ群と第3レンズ群との間隔が変化するように各レンズ群を光軸に沿ってそれぞれ移動させて変倍を行い、前記第1レンズ群が、物体側に凸面を向けた1枚の物体側負レンズ素子と、該物体側負レンズ素子の像側に空気間隔を空けて配置された物体側に凸面を向けた1枚の像側正レンズ素子とで構成され、前記第1レンズ群を構成する2枚のレンズ素子が、いずれも非球面を有し、以下の条件(1)、(2)及び(3):
n12>1.88 ・・・(1)
ν12<26 ・・・(2)
5.0<αiW<20.0 ・・・(3)
(ただし、ωW>30である)
(ここで、
n12:第1レンズ群の像側正レンズ素子の屈折率、
ν12:第1レンズ群の像側正レンズ素子のアッベ数、
αiW:広角端の最大像高における主光線の撮像素子入射角度(主光線が光軸から離れつ つ撮像素子の受光面に入射する場合を正とする)、
ωW:広角端における半画角
である)
を満足することを特徴とする。
さらに前記目的は、以下のカメラにより達成される。すなわち本発明のカメラは、被写体を撮影して、電気的な画像信号として出力可能なカメラであって、前記被写体の光学的な像を変倍可能に形成するズームレンズ系と、該ズームレンズ系が形成した被写体の光学的な像を、電気的な画像信号に変換する撮像素子とを含む撮像装置を備え、前記ズームレンズ系が、被写体側である物体側から像側へと順に、負パワーの第1レンズ群と、正パワーの第2レンズ群と、正パワーの第3レンズ群とを備え、広角端から望遠端へのズーミングに際し、前記第1レンズ群と第2レンズ群との間隔が減少し、かつ第2レンズ群と第3レンズ群との間隔が変化するように各レンズ群を光軸に沿ってそれぞれ移動させて変倍を行い、前記第1レンズ群が、物体側に凸面を向けた1枚の物体側負レンズ素子と、該物体側負レンズ素子の像側に空気間隔を空けて配置された物体側に凸面を向けた1枚の像側正レンズ素子とで構成され、前記第1レンズ群を構成する2枚のレンズ素子が、いずれも非球面を有し、以下の条件(1)、(2)及び(3):
n12>1.88 ・・・(1)
ν12<26 ・・・(2)
5.0<αiW<20.0 ・・・(3)
(ただし、ωW>30である)
(ここで、
n12:第1レンズ群の像側正レンズ素子の屈折率、
ν12:第1レンズ群の像側正レンズ素子のアッベ数、
αiW:広角端の最大像高における主光線の撮像素子入射角度(主光線が光軸から離れつ つ撮像素子の受光面に入射する場合を正とする)、
ωW:広角端における半画角
である)
を満足することを特徴とする。
本発明によれば、解像度が高いのは勿論のこと、変倍域全体において周辺照度が充分に確保され、像面湾曲を良好に補正しつつ、第1レンズ群の厚みが小さく、非使用時の光学全長が短いズームレンズ系及び該ズームレンズ系を用いた撮像装置を提供することができる。さらに本発明によれば、かかる撮像装置を備えた小型で高性能のカメラを提供することができる。
(実施の形態1〜5)
図1は、実施の形態1に係るズームレンズ系の構成図である。図3は、実施の形態2に係るズームレンズ系の構成図である。図5は、実施の形態3に係るズームレンズ系の構成図である。図7は、実施の形態4に係るズームレンズ系の構成図である。図9は、実施の形態5に係るズームレンズ系の構成図である。各図は、いずれも無限遠合焦状態にあるズームレンズ系を表している。各図において、(a)は、広角端(最短焦点距離状態:焦点距離fW)のレンズ構成、(b)は略中間位置(中間焦点距離状態:焦点距離fM=√(fW*fT))、(c)は望遠端(最長焦点距離状態:焦点距離fT)をそれぞれ表している。
実施の形態1〜5に係るズームレンズ系は、いずれも物体側から像側へと順に、負パワーの第1レンズ群G1と、絞りAと、正パワーの第2レンズ群G2と、正パワーの第3レンズ群G3とを備える。実施の形態1〜5に係るズームレンズ系は、広角端から望遠端へのズーミングに際し、第1レンズ群G1は像側に凸の軌跡を描いて移動し、第2レンズ群G2及び絞りAは単調に物体側に移動し、第3レンズ群G3は第2レンズ群G2との間隔を変化させて移動している。すなわち実施の形態1〜5に係るズームレンズ系は、広角端から望遠端へのズーミングに際し、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間隔が減少し、かつ第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間隔が変化するように各レンズ群が光軸に沿ってそれぞれ移動している。なお、各図において、図中最も右側に記載された直線は、像面Sの位置を表し、その物体側にはIR(赤外)カットフィルタや撮像素子のフェースプレート等と等価な平行平板Pを設けている。
図1に示すように、実施の形態1に係るズームレンズ系において、第1レンズ群G1は、物体側から像側へと順に、物体側に凸面を向けた負メニスカス形状の物体側負レンズ素子L1と、該物体側負レンズ素子L1の像側に空気間隔を空けて配置された物体側に凸面を向けた正メニスカス形状の像側正レンズ素子L2との2枚で構成される。これら物体側負レンズ素子L1及び像側正レンズ素子L2は、いずれもその像側面が非球面である。
また実施の形態1に係るズームレンズ系において、第2レンズ群G2は、物体側から像側へと順に、物体側に凸面を向けた正メニスカス形状の第3レンズ素子L3と、物体側に凸面を向けた負メニスカス形状の第4レンズ素子L4と、物体側に凸面を向けた負メニスカス形状の第5レンズ素子L5と、両凸形状の第6レンズ素子L6とで構成される。これらのうち、第3レンズ素子L3と第4レンズ素子L4とは互いに接合された正接合レンズ素子であり、第5レンズ素子L5と第6レンズ素子L6とは互いに接合された正接合レンズ素子である。また第2レンズ群G2の最物体側レンズ素子である第3レンズ素子L3は、その物体側面が非球面である。
また実施の形態1に係るズームレンズ系において、第3レンズ群G3は、像側に凸面を向けた正メニスカス形状の第7レンズ素子L7のみで構成される。この第7レンズ素子L7は、その像側面が非球面である。
実施の形態1に係るズームレンズ系は、後に表16に示すように、特に第1レンズ群G1を構成する像側正レンズ素子L2の屈折率が高く、物体側負レンズ素子L1において光線高が高い部分の厚みを容易に確保し、レンズ厚みを小さくすることができる。したがって、実施の形態1に係るズームレンズ系は、非使用時における光学全長が短いものである。
図3に示すように、実施の形態2に係るズームレンズ系において、第1レンズ群G1は、物体側から像側へと順に、物体側に凸面を向けた負メニスカス形状の物体側負レンズ素子L1と、該物体側負レンズ素子L1の像側に空気間隔を空けて配置された物体側に凸面を向けた正メニスカス形状の像側正レンズ素子L2との2枚で構成される。これら物体側負レンズ素子L1及び像側正レンズ素子L2は、いずれもその像側面が非球面である。
また実施の形態2に係るズームレンズ系において、第2レンズ群G2は、物体側から像側へと順に、物体側に凸面を向けた正メニスカス形状の第3レンズ素子L3と、物体側に凸面を向けた正メニスカス形状の第4レンズ素子L4と、物体側に凸面を向けた負メニスカス形状の第5レンズ素子L5と、両凸形状の第6レンズ素子L6とで構成される。これらのうち、第4レンズ素子L4と第5レンズ素子L5とは互いに接合された接合レンズ素子である。また第2レンズ群G2の最物体側レンズ素子である第3レンズ素子L3は、その物体側面が非球面である。
また実施の形態2に係るズームレンズ系において、第3レンズ群G3は、両凸形状の第7レンズ素子L7のみで構成される。この第7レンズ素子L7は、その像側面が非球面である。
実施の形態2に係るズームレンズ系は、後に表16に示すように、第1レンズ群G1を構成する像側正レンズ素子L2の屈折率が比較的高く、レンズ中心厚みを小さくしてもコバ厚を確保することが比較的容易で、レンズ厚みを小さくすることができる。したがって、実施の形態2に係るズームレンズ系は、非使用時における光学全長が短いものである。
図5に示すように、実施の形態3に係るズームレンズ系において、第1レンズ群G1は、物体側から像側へと順に、両凹形状の物体側負レンズ素子L1と、該物体側負レンズ素子L1の像側に空気間隔を空けて配置された物体側に凸面を向けた正メニスカス形状の像側正レンズ素子L2との2枚で構成される。これら物体側負レンズ素子L1及び像側正レンズ素子L2は、いずれもその像側面が非球面である。
また実施の形態3に係るズームレンズ系において、第2レンズ群G2は、物体側から像側へと順に、物体側に凸面を向けた正メニスカス形状の第3レンズ素子L3と、物体側に凸面を向けた負メニスカス形状の第4レンズ素子L4と、物体側に凸面を向けた負メニスカス形状の第5レンズ素子L5と、両凸形状の第6レンズ素子L6とで構成される。これらのうち、第3レンズ素子L3と第4レンズ素子L4とは互いに接合された正接合レンズ素子であり、第5レンズ素子L5と第6レンズ素子L6とは互いに接合された正接合レンズ素子である。また第2レンズ群G2の最物体側レンズ素子である第3レンズ素子L3は、その物体側面が非球面である。
また実施の形態3に係るズームレンズ系において、第3レンズ群G3は、像側に凸面を向けた正メニスカス形状の第7レンズ素子L7のみで構成される。この第7レンズ素子L7は、その像側面が非球面である。
実施の形態3に係るズームレンズ系は、後に表16に示すように、第1レンズ群G1を構成する物体側負レンズ素子L1の屈折率が低く、光線高が高い部分の厚みが小さくなっている。しかしながら、かかる第1レンズ群G1の像側正レンズ素子L2の屈折率が比較的高く、かつ像側に非球面を有していることから、物体側負レンズ素子L1の光線高が高い部分の厚みが小さく、広角端側における歪曲や像面湾曲の補正が不足したとしても、像側正レンズ素子L2の補正効果により、実施の形態3に係るズームレンズ系全体では、像側正レンズ素子L2で広角端側における歪曲や像面湾曲を充分に補正することが可能である。
図7に示すように、実施の形態4に係るズームレンズ系において、第1レンズ群G1は、物体側から像側へと順に、物体側に凸面を向けた負メニスカス形状の物体側負レンズ素子L1と、該物体側負レンズ素子L1の像側に空気間隔を空けて配置された物体側に凸面を向けた正メニスカス形状の像側正レンズ素子L2との2枚で構成される。これら物体側負レンズ素子L1及び像側正レンズ素子L2は、いずれもその像側面が非球面である。
また実施の形態4に係るズームレンズ系において、第2レンズ群G2は、物体側から像側へと順に、両凸形状の第3レンズ素子L3と、両凹形状の第4レンズ素子L4と、物体側に凸面を向けた負メニスカス形状の第5レンズ素子L5と、両凸形状の第6レンズ素子L6とで構成される。これらのうち、第3レンズ素子L3と第4レンズ素子L4とは互いに接合された正接合レンズ素子であり、第5レンズ素子L5と第6レンズ素子L6とは互いに接合された正接合レンズ素子である。また第2レンズ群G2の最物体側レンズ素子である第3レンズ素子L3は、その物体側面が非球面である。
また実施の形態4に係るズームレンズ系において、第3レンズ群G3は、両凸形状の第7レンズ素子L7のみで構成される。この第7レンズ素子L7は、その像側面が非球面である。
実施の形態4に係るズームレンズ系では、第1レンズ群G1を構成する2枚のレンズ素子L1、L2を物体からの光線が通る近傍で接触させているので、第1レンズ群G1全体の厚みを小さくすることができる。また第1レンズ群G1の物体側負レンズ素子L1と像側正レンズ素子L2とが近づき、歪曲収差を補正する能力が低下したとしても、像側正レンズ素子L2が、後に表16に示すように、屈折率が比較的高く、かつ像側に非球面を有するレンズ素子であるので、実施の形態4に係るズームレンズ系全体では、広角端における歪曲収差の補正を良好に行うことができる。
図9に示すように、実施の形態5に係るズームレンズ系において、第1レンズ群G1は、物体側から像側へと順に、物体側に凸面を向けた負メニスカス形状の物体側負レンズ素子L1と、該物体側負レンズ素子L1の像側に空気間隔を空けて配置された物体側に凸面を向けた正メニスカス形状の像側正レンズ素子L2との2枚で構成される。これら物体側負レンズ素子L1及び像側正レンズ素子L2は、いずれもその像側面が非球面である。
また実施の形態5に係るズームレンズ系において、第2レンズ群G2は、物体側から像側へと順に、両凸形状の第3レンズ素子L3と、両凹形状の第4レンズ素子L4と、両凸形状の第5レンズ素子L5とで構成される。これらのうち、第3レンズ素子L3と第4レンズ素子L4とは互いに接合された正接合レンズ素子である。また第2レンズ群G2の最物体側レンズ素子である第3レンズ素子L3は、その物体側面が非球面である。
また実施の形態5に係るズームレンズ系において、第3レンズ群G3は、像側に凸面を向けた正メニスカス形状の第6レンズ素子L6のみで構成される。この第6レンズ素子L6は、その両面が非球面である。
実施の形態5に係るズームレンズ系は、後に表16に示すように、特に第1レンズ群G1を構成する像側正レンズ素子L2の屈折率が高く、物体側負レンズ素子L1において光線高が高い部分の厚みを容易に確保し、レンズ厚みを小さくすることができる。したがって、実施の形態5に係るズームレンズ系は、非使用時における光学全長が短いものである。
このように実施の形態1〜5に係るズームレンズ系は、各レンズ群G1〜G3を所望のパワー配置にすることにより、優れた光学性能を保持しつつ、レンズ系全体の小型化を可能にしている。
特に、実施の形態1〜5に係るズームレンズ系では、第1レンズ群G1を物体側に凸面を向けた1枚の物体側負レンズ素子と物体側に凸面を向けた1枚の像側正レンズ素子とから構成し、第2レンズ群G2を各々2枚のレンズ素子を接合した2組の正接合レンズ素子から構成するか又は1組の接合レンズ素子を物体側及び像側から各々1枚の正レンズ素子で挟んだ構成とし、第3レンズ群G3を1枚のレンズ素子から構成している。このように、実施の形態1〜5に係るズームレンズ系は、各レンズ群を構成しているレンズ素子の枚数が少なく、非使用時の光学全長が短いレンズ系となっている。
なお、実施の形態1〜5に係るズームレンズ系では、前記したように、第2レンズ群G2を2組の正接合レンズ素子から構成するか又は1組の接合レンズ素子を物体側及び像側から各々1枚の正レンズ素子で挟んだ構成としているが、この他にも、例えば物体側から像側へと順に1組の正接合レンズ素子と1枚の正レンズ素子とから構成しても、やはり、非使用時の光学全長が短いレンズ系とすることができる。
さらに、実施の形態1〜5に係るズームレンズ系では、第1レンズ群G1を構成する2枚の物体側負レンズ素子及び像側正レンズ素子が、いずれも非球面を有し、かつ像側正レンズ素子が特定の屈折率及びアッベ数を有する。したがって、実施の形態1〜5に係るズームレンズ系は、特に像面湾曲の補正能力といった光学性能に優れる。
以下、例えば実施の形態1〜5に係るズームレンズ系のように、物体側から像側へと順に、負パワーの第1レンズ群と、正パワーの第2レンズ群と、正パワーの第3レンズ群とを備え、該第1レンズ群が、物体側に凸面を向けた1枚の物体側負レンズ素子と、物体側に凸面を向けた1枚の像側正レンズ素子とで構成され、第1レンズ群を構成するこれら2枚のレンズ素子が、いずれも非球面を有するズームレンズ系が満足すべき条件を説明する。なお、各実施の形態に係るズームレンズ系において、複数の満足すべき条件が規定されるが、各条件すべてを満足するズームレンズ系の構成が最も望ましい。しかしながら、個別の条件を満足することにより、それぞれ対応する効果を奏するズームレンズ系を得ることが可能である。
例えば実施の形態1〜5に係るズームレンズ系のごときズームレンズ系は、以下の条件(1)、(2)及び(3)を満足することを特徴とする。
n12>1.88 ・・・(1)
ν12<26 ・・・(2)
5.0<αiW<20.0 ・・・(3)
(ただし、ωW>30である)
ここで、
n12:第1レンズ群の像側正レンズ素子の屈折率、
ν12:第1レンズ群の像側正レンズ素子のアッベ数、
αiW:広角端の最大像高における主光線の撮像素子入射角度(主光線が光軸から離れつ つ撮像素子の受光面に入射する場合を正とする)、
ωW:広角端における半画角
である。
前記条件(1)及び(2)は、第1レンズ群を構成する像側正レンズ素子の屈折率及びアッベ数を規定する条件である。これら条件(1)及び(2)を満足することにより、該像側正レンズ素子の中心厚みが小さくなり、さらに曲率、特に像側面の曲率を大きくとらなくとも広角端側の像面湾曲が抑制され、コバ厚の確保も容易となるので、第1レンズ群の厚みを小さくすることができる。したがって、ズームレンズ系全体の厚みも小さくなり、非使用時の光学全長を短くすることができる。
前記条件(3)は、広角端の最大像高における主光線の撮像素子入射角度を規定する式である。かかる条件(3)を満足することにより、最軸外主光線の撮像素子へ入射する入射角度が小さくなるため、シェーディングの影響が少なくなる、かかる条件(3)の上限を上回ると、撮像素子のシェーディングの影響により、周辺光量が低下する恐れがある。またかかる条件(3)の下限を下回ると、変倍時に望遠端での負の最軸外主光線の角度が大きくなってしまい、特に望遠端の周辺光量が低下する恐れがある。
なお、さらに以下の条件(1)’及び(2)’の少なくとも1つを満足することにより、前記効果をさらに奏功させることができる。以下の条件(1)’を満足する場合には、第1レンズ群の像側正レンズ素子のZ値(物体側面の曲率と像側面の曲率との差)を大きくとることができ、レンズの心出しがさらに容易になる。また以下の条件(2)’を満足する場合には、第1レンズ群で発生する色収差をさらに良好に補正することができる。
n12>1.95 ・・・(1)’
ν12<24 ・・・(2)’
また、さらに以下の条件(3)’を満足することにより、ズーミング中の最大像高における主光線の撮像素子入射角度の変化が抑制されるため、周辺光量の変動も抑えられ、特に効果的である。
αiW<15.0 ・・・(3)’
また、例えば実施の形態1〜5に係るズームレンズ系のごときズームレンズ系は、以下の条件(4)、(5)、(6)及び(7)を満足することが好ましい。
n11>1.50 ・・・(4)
ν11>35 ・・・(5)
n12−n11>0.10 ・・・(6)
ν11−ν12>15.0 ・・・(7)
ここで、
n11:第1レンズ群の物体側負レンズ素子の屈折率、
ν11:第1レンズ群の物体側負レンズ素子のアッベ数、
n12:第1レンズ群の像側正レンズ素子の屈折率、
ν12:第1レンズ群の像側正レンズ素子のアッベ数
である。
前記条件(4)及び(5)は、第1レンズ群を構成する物体側負レンズ素子の屈折率及びアッベ数を規定する条件である。また条件(6)及び(7)は、第1レンズ群が負パワーを有するマイナスリードであって、該第1レンズ群が物体側負レンズ素子及び像側正レンズ素子で構成されるズームレンズ系の色収差を良好に補正する条件である。これら条件(4)、(5)、(6)及び(7)を満足することにより、光線高が高くなるにつれてレンズ素子の光軸方向の厚みが大きくなり、さらに製造性を高めるために中心厚みを大きくすると第1レンズ群全体の厚みがより一層大きくなるといった恐れをなくし、しかも色収差を良好に補正することができる。
なお、さらに以下の条件(4)’、(5)’、(6)’及び(7)’の少なくとも1つを満足することにより、前記効果をさらに奏功させることができる。また以下の条件(5)’’及び(7)’’の少なくとも1つを満足することにより、第1レンズ群で発生する色収差をさらに良好に補正することができる。
n11>1.75 ・・・(4)’
ν11>38 ・・・(5)’
65>ν11 ・・・(5)’’
n12−n11>0.12 ・・・(6)’
ν11−ν12>17.5 ・・・(7)’
45.0>ν11−ν12 ・・・(7)’’
また、例えば実施の形態1〜5に係るズームレンズ系のごときズームレンズ系は、以下の条件(8)を満足することが好ましい。
T1/Y<1.5 ・・・(8)
ここで、
T1:第1レンズ群の中心厚み、
Y:最大像高
である。
前記条件(8)は、第1レンズ群が負パワーを有するマイナスリードであるために大型化し易いズームレンズ系において、第1レンズ群の中心厚みを規定する条件である。かかる条件(8)を満足することにより、第1レンズ群の厚みが大きくなりすぎて、非使用時の光学全長が長くなる恐れをなくすことができる。
なお、さらに以下の条件(8)’を満足することにより、第1レンズ群における空気レンズにパワーを持たせることができるので、特に広角側における像面湾曲を補正することがさらに容易になる。
0.8<T1/Y ・・・(8)’
また、例えば実施の形態1〜5に係るズームレンズ系のごときズームレンズ系は、以下の条件(9)を満足することが好ましい。
(T1+T2+T3)/Y<3.5 ・・・(9)
ここで、
T1:第1レンズ群の中心厚み、
T2:第2レンズ群の中心厚み、
T3:第3レンズ群の中心厚み、
Y:最大像高
である。
前記条件(9)は、各レンズ群の中心厚みの総和を規定する条件である。かかる条件(9)を満足することにより、各レンズ群の厚みの総和が大きくなりすぎて、非使用時の光学全長が長くなる恐れをなくすことができる。
なお、さらに以下の条件(9)’を満足することにより、前記効果をさらに奏功させることができる。また以下の条件(9)’’を満足することにより、各レンズ群の厚み、特に第1レンズ群の厚みと第2レンズ群の厚みとを確保することができ、さらに良好な像面湾曲の補正が可能となる。
(T1+T2+T3)/Y<3.2 ・・・(9)’
2.5<(T1+T2+T3)/Y ・・・(9)’’
また、例えば実施の形態1〜5に係るズームレンズ系のごときズームレンズ系は、以下の条件(10)を満足することが好ましい。
3.0<f3/fW<5.5 ・・・(10)
(ただし、ωW>30である)
ここで、
3:第3レンズ群の焦点距離、
W:全系の広角端における焦点距離、
ωW:広角端における半画角
である。
前記条件(10)は、第3レンズ群の適正な焦点距離を規定する式である。かかる条件(10)の下限を下回ると、第3レンズ群のパワーが大きくなり、第3レンズ群が比較的物体側に寄る変倍域での球面収差やコマ収差の補正が困難になる。またかかる条件(10)の上限を上回ると、第3レンズ群のパワーが小さくなり、第3レンズ群の移動量が大きくなって光学系の小型化が困難になる。
なお、さらに以下の条件(10)’及び(10)’’の少なくとも1つを満足することにより、前記効果をさらに奏功させることができる。
3.8<f3/fW ・・・(10)’
3/fW<4.4 ・・・(10)’’
また、例えば実施の形態1〜5に係るズームレンズ系のごときズームレンズ系は、以下の条件(11)を満足することが好ましい。
|αiW−αiT|<15.0 ・・・(11)
(ただし、ωW>30である)
ここで、
αiW:広角端の最大像高における主光線の撮像素子入射角度(主光線が光軸から離れつ つ撮像素子の受光面に入射する場合を正とする)、
αiT:望遠端の最大像高における主光線の撮像素子入射角度(主光線が光軸から離れつ つ撮像素子の受光面に入射する場合を正とする)、
ωW:広角端における半画角
である。
前記条件(11)は、ズーミング時の最大像高における主光線の撮像素子入射角度を規定する式である。かかる条件(11)を満足することにより、最軸外主光線の撮像素子へ入射する入射角度の変化が小さくなるため、周辺部画像の見え具合の変動が許容範囲に維持される。
なお、前記条件(3)と前記条件(11)とを同時に満足することにより、画像周辺の照度を適正に維持することが可能になり、特に好ましい。
実施の形態1〜5に係るズームレンズ系を構成している各レンズ群は、入射光線を屈折により偏向させる屈折型レンズ素子(すなわち、異なる屈折率を有する媒質同士の界面で偏向が行われるタイプのレンズ素子)のみで構成されているが、これに限らない。例えば、回折により入射光線を偏向させる回折型レンズ素子、回折作用と屈折作用との組み合わせで入射光線を偏向させる屈折・回折ハイブリッド型レンズ素子、入射光線を媒質内の屈折率分布により偏向させる屈折率分布型レンズ素子等で、各レンズ群を構成してもよい。
また実施の形態1〜5に係るズームレンズ系において、反射面を光路中に配置することにより、ズームレンズ系の前、後又は途中で光路を折り曲げてもよい。折り曲げ位置は必要に応じて設定すればよく、光路の適正な折り曲げにより、カメラの見かけ上の薄型化を達成することが可能である。
以上説明したように、本発明によれば、像面湾曲を良好に補正しつつ、第1レンズ群の厚みが小さく、非使用時の光学全長が短いズームレンズ系を得ることができる。
(実施の形態6)
図11は、実施の形態6に係るデジタルスチルカメラの概略構成図である。図11において、デジタルスチルカメラは、ズームレンズ系1とCCDである撮像素子2とを含む撮像装置と、液晶モニタ3と、筐体4とから構成される。ズームレンズ系1として、実施の形態1に係るズームレンズ系が用いられている。図11において、ズームレンズ系1は、第1レンズ群G1と、絞りAと、第2レンズ群G2と、第3レンズ群G3とから構成されている。筐体4は、前側にズームレンズ系1が配置され、ズームレンズ系1の後側には、撮像素子2が配置されている。筐体4の後側に液晶モニタ3が配置され、ズームレンズ系1による被写体の光学的な像が像面Sに形成される。
鏡筒は、主鏡筒5と、移動鏡筒6と、円筒カム7とで構成されている。円筒カム7を回転させると、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2と第3レンズ群G3とが撮像素子2を基準にした所定の位置に移動し、広角端から望遠端までの変倍を行うことができる。第3レンズ群G3はフォーカス調整用モータにより光軸方向に移動可能である。
こうして、デジタルスチルカメラに実施の形態1に係るズームレンズ系を用いることにより、解像度及び像面湾曲を補正する能力が高く、非使用時の光学全長が短い小型のデジタルスチルカメラを提供することができる。なお、図11に示したデジタルスチルカメラには、実施の形態1に係るズームレンズ系の替わりに実施の形態2〜5に係るズームレンズ系のいずれかを用いてもよい。また、図11に示したデジタルスチルカメラの光学系は、動画像を対象とするデジタルビデオカメラに用いることもできる。この場合、静止画像だけでなく、解像度の高い動画像を撮影することができる。
また、以上説明した実施の形態1〜5に係るズームレンズ系と、CCDやCMOS等の撮像素子とから構成される撮像装置を、携帯電話機器、PDA(Personal Digital Assistance)、監視システムにおける監視カメラ、Webカメラ、車載カメラ等に適用することもできる。
以下に、実施の形態1〜5に係るズームレンズ系を具体的に実施した数値実施例を説明する。なお、各数値実施例において、表中の長さの単位はすべてmmで、角度の単位はすべて°であり、rは曲率半径、dは面間隔、ndはd線における屈折率、νdはd線におけるアッベ数を示す。また、各数値実施例において、*印を付した面は非球面であり、非球面のサグzは次式で定義している。
Figure 2007272216
ここで、hは光軸からの高さ、cは曲率、kはコーニック定数、A、B、C、D及びEはそれぞれ4次、6次、8次、10次及び12次の非球面係数である。
(実施例1)
実施例1のズームレンズ系は、図1に示した実施の形態1に対応する。実施例1のズームレンズ系のレンズデータを表1に、非球面データを表2に、撮影距離が∞の場合の、焦点距離f、Fナンバー、画角2ω、光学全長L及び可変面間隔データd4、d11、d13を表3に示す。
Figure 2007272216
Figure 2007272216
Figure 2007272216
(実施例2)
実施例2のズームレンズ系は、図3に示した実施の形態2に対応する。実施例2のズームレンズ系のレンズデータを表4に、非球面データを表5に、撮影距離が∞の場合の、焦点距離f、Fナンバー、画角2ω、光学全長L及び可変面間隔データd4、d12、d14を表6に示す。
Figure 2007272216
Figure 2007272216
Figure 2007272216
(実施例3)
実施例3のズームレンズ系は、図5に示した実施の形態3に対応する。実施例3のズームレンズ系のレンズデータを表7に、非球面データを表8に、撮影距離が∞の場合の、焦点距離f、Fナンバー、画角2ω、光学全長L及び可変面間隔データd4、d11、d13を表9に示す。
Figure 2007272216
Figure 2007272216
Figure 2007272216
(実施例4)
実施例4のズームレンズ系は、図7に示した実施の形態4に対応する。実施例4のズームレンズ系のレンズデータを表10に、非球面データを表11に、撮影距離が∞の場合の、焦点距離f、Fナンバー、画角2ω、光学全長L及び可変面間隔データd4、d11、d13を表12に示す。
Figure 2007272216
Figure 2007272216
Figure 2007272216
(実施例5)
実施例5のズームレンズ系は、図9に示した実施の形態5に対応する。実施例5のズームレンズ系のレンズデータを表13に、非球面データを表14に、撮影距離が∞の場合の、焦点距離f、Fナンバー、画角2ω、光学全長L及び可変面間隔データd4、d10、d12を表15に示す。
Figure 2007272216
Figure 2007272216
Figure 2007272216
以下の表16に、実施例1〜5における各条件の対応値を示す。
Figure 2007272216
図2は、実施例1のズームレンズ系の縦収差図である。図4は、実施例2のズームレンズ系の縦収差図である。図6は、実施例3のズームレンズ系の縦収差図である。図8は、実施例4のズームレンズ系の縦収差図である。図10は、実施例5のズームレンズ系の縦収差図である。
各縦収差図において、(a)は広角端、(b)は略中間位置、(c)は望遠端における各収差を表す。各縦収差図は、左側から順に、球面収差、非点収差、歪曲収差を示す。球面収差図において、縦軸はFナンバーを表し、実線はd線、短破線はF線、長破線はC線の特性である。非点収差図において、縦軸は半画角ωを表し、実線はサジタル平面(図中、sで示す)、破線はメリディオナル平面(図中、mで示す)の特性である。歪曲収差図において、縦軸は半画角ωを表す。
本発明に係るズームレンズ系は、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、携帯電話機器、PDA(Personal Digital Assistance)、監視システムにおける監視カメラ、Webカメラ、車載カメラ等のカメラに適用可能であり、特にデジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ等の高画質が要求されるカメラに好適である。
実施の形態1(実施例1)に係るズームレンズ系の構成図 実施例1のズームレンズ系の縦収差図 実施の形態2(実施例2)に係るズームレンズ系の構成図 実施例2のズームレンズ系の縦収差図 実施の形態3(実施例3)に係るズームレンズ系の構成図 実施例3のズームレンズ系の縦収差図 実施の形態4(実施例4)に係るズームレンズ系の構成図 実施例4のズームレンズ系の縦収差図 実施の形態5(実施例5)に係るズームレンズ系の構成図 実施例5のズームレンズ系の縦収差図 実施の形態6に係るデジタルスチルカメラの概略構成図
符号の説明
G1 第1レンズ群
G2 第2レンズ群
G3 第3レンズ群
L1 第1レンズ素子
L2 第2レンズ素子
L3 第3レンズ素子
L4 第4レンズ素子
L5 第5レンズ素子
L6 第6レンズ素子
L7 第7レンズ素子
A 絞り
P 平行平板
S 像面
1 ズームレンズ系
2 撮像素子
3 液晶モニタ
4 筐体
5 主鏡筒
6 移動鏡筒
7 円筒カム

Claims (15)

  1. 物体の光学的な像を変倍可能に形成するためのズームレンズ系であって、
    物体側から像側へと順に、負パワーの第1レンズ群と、正パワーの第2レンズ群と、正パワーの第3レンズ群とを備え、
    広角端から望遠端へのズーミングに際し、前記第1レンズ群と第2レンズ群との間隔が減少し、かつ第2レンズ群と第3レンズ群との間隔が変化するように各レンズ群を光軸に沿ってそれぞれ移動させて変倍を行い、
    前記第1レンズ群が、物体側に凸面を向けた1枚の物体側負レンズ素子と、該物体側負レンズ素子の像側に空気間隔を空けて配置された物体側に凸面を向けた1枚の像側正レンズ素子とで構成され、
    前記第1レンズ群を構成する2枚のレンズ素子が、いずれも非球面を有し、
    以下の条件(1)、(2)及び(3)を満足することを特徴とする、ズームレンズ系:
    n12>1.88 ・・・(1)
    ν12<26 ・・・(2)
    5.0<αiW<20.0 ・・・(3)
    (ただし、ωW>30である)
    ここで、
    n12:第1レンズ群の像側正レンズ素子の屈折率、
    ν12:第1レンズ群の像側正レンズ素子のアッベ数、
    αiW:広角端の最大像高における主光線の撮像素子入射角度(主光線が光軸から離れつ つ撮像素子の受光面に入射する場合を正とする)、
    ωW:広角端における半画角
    である。
  2. 以下の条件(4)、(5)、(6)及び(7)を満足する、請求項1に記載のズームレンズ系:
    n11>1.50 ・・・(4)
    ν11>35 ・・・(5)
    n12−n11>0.10 ・・・(6)
    ν11−ν12>15.0 ・・・(7)
    ここで、
    n11:第1レンズ群の物体側負レンズ素子の屈折率、
    ν11:第1レンズ群の物体側負レンズ素子のアッベ数、
    n12:第1レンズ群の像側正レンズ素子の屈折率、
    ν12:第1レンズ群の像側正レンズ素子のアッベ数
    である。
  3. 以下の条件(8)を満足する、請求項1に記載のズームレンズ系:
    T1/Y<1.5 ・・・(8)
    ここで、
    T1:第1レンズ群の中心厚み、
    Y:最大像高
    である。
  4. 以下の条件(9)を満足する、請求項1に記載のズームレンズ系:
    (T1+T2+T3)/Y<3.5 ・・・(9)
    ここで、
    T1:第1レンズ群の中心厚み、
    T2:第2レンズ群の中心厚み、
    T3:第3レンズ群の中心厚み、
    Y:最大像高
    である。
  5. 第3レンズ群が1枚のレンズ素子で構成される、請求項1に記載のズームレンズ系。
  6. 第2レンズ群を構成する最物体側レンズ素子の物体側面が非球面であり、かつ該第2レンズ群が、物体側から像側へと順に、1組の正接合レンズ素子と1枚の正レンズ素子とを備えるか、又は1枚の正レンズ素子と1組の接合レンズ素子と1枚の正レンズ素子とを備えるか、又は2組の正接合レンズ素子を備える、請求項1に記載のズームレンズ系。
  7. 被写体の光学的な像を電気的な画像信号に変換して出力可能な撮像装置であって、
    前記被写体の光学的な像を変倍可能に形成するズームレンズ系と、
    前記ズームレンズ系が形成した被写体の光学的な像を、電気的な画像信号に変換する撮像素子とを備え、
    前記ズームレンズ系が、被写体側である物体側から像側へと順に、負パワーの第1レンズ群と、正パワーの第2レンズ群と、正パワーの第3レンズ群とを備え、
    広角端から望遠端へのズーミングに際し、前記第1レンズ群と第2レンズ群との間隔が減少し、かつ第2レンズ群と第3レンズ群との間隔が変化するように各レンズ群を光軸に沿ってそれぞれ移動させて変倍を行い、
    前記第1レンズ群が、物体側に凸面を向けた1枚の物体側負レンズ素子と、該物体側負レンズ素子の像側に空気間隔を空けて配置された物体側に凸面を向けた1枚の像側正レンズ素子とで構成され、
    前記第1レンズ群を構成する2枚のレンズ素子が、いずれも非球面を有し、
    以下の条件(1)、(2)及び(3)を満足することを特徴とする、撮像装置:
    n12>1.88 ・・・(1)
    ν12<26 ・・・(2)
    5.0<αiW<20.0 ・・・(3)
    (ただし、ωW>30である)
    ここで、
    n12:第1レンズ群の像側正レンズ素子の屈折率、
    ν12:第1レンズ群の像側正レンズ素子のアッベ数、
    αiW:広角端の最大像高における主光線の撮像素子入射角度(主光線が光軸から離れつ つ撮像素子の受光面に入射する場合を正とする)、
    ωW:広角端における半画角
    である。
  8. ズームレンズ系が以下の条件(4)、(5)、(6)及び(7)を満足する、請求項7に記載の撮像装置:
    n11>1.50 ・・・(4)
    ν11>35 ・・・(5)
    n12−n11>0.10 ・・・(6)
    ν11−ν12>15.0 ・・・(7)
    ここで、
    n11:第1レンズ群の物体側負レンズ素子の屈折率、
    ν11:第1レンズ群の物体側負レンズ素子のアッベ数、
    n12:第1レンズ群の像側正レンズ素子の屈折率、
    ν12:第1レンズ群の像側正レンズ素子のアッベ数
    である。
  9. ズームレンズ系が以下の条件(8)を満足する、請求項7に記載の撮像装置:
    T1/Y<1.5 ・・・(8)
    ここで、
    T1:第1レンズ群の中心厚み、
    Y:最大像高
    である。
  10. ズームレンズ系が以下の条件(9)を満足する、請求項7に記載の撮像装置:
    (T1+T2+T3)/Y<3.5 ・・・(9)
    ここで、
    T1:第1レンズ群の中心厚み、
    T2:第2レンズ群の中心厚み、
    T3:第3レンズ群の中心厚み、
    Y:最大像高
    である。
  11. ズームレンズ系の第3レンズ群が1枚のレンズ素子で構成される、請求項7に記載の撮像装置。
  12. ズームレンズ系の第2レンズ群を構成する最物体側レンズ素子の物体側面が非球面であり、かつ該第2レンズ群が、物体側から像側へと順に、1組の正接合レンズ素子と1枚の正レンズ素子とを備えるか、又は1枚の正レンズ素子と1組の接合レンズ素子と1枚の正レンズ素子とを備えるか、又は2組の正接合レンズ素子を備える、請求項7に記載の撮像装置。
  13. 被写体を撮影して、電気的な画像信号として出力可能なカメラであって、
    前記被写体の光学的な像を変倍可能に形成するズームレンズ系と、該ズームレンズ系が形成した被写体の光学的な像を、電気的な画像信号に変換する撮像素子とを含む撮像装置を備え、
    前記ズームレンズ系が、被写体側である物体側から像側へと順に、負パワーの第1レンズ群と、正パワーの第2レンズ群と、正パワーの第3レンズ群とを備え、
    広角端から望遠端へのズーミングに際し、前記第1レンズ群と第2レンズ群との間隔が減少し、かつ第2レンズ群と第3レンズ群との間隔が変化するように各レンズ群を光軸に沿ってそれぞれ移動させて変倍を行い、
    前記第1レンズ群が、物体側に凸面を向けた1枚の物体側負レンズ素子と、該物体側負レンズ素子の像側に空気間隔を空けて配置された物体側に凸面を向けた1枚の像側正レンズ素子とで構成され、
    前記第1レンズ群を構成する2枚のレンズ素子が、いずれも非球面を有し、
    以下の条件(1)、(2)及び(3)を満足することを特徴とする、カメラ:
    n12>1.88 ・・・(1)
    ν12<26 ・・・(2)
    5.0<αiW<20.0 ・・・(3)
    (ただし、ωW>30である)
    ここで、
    n12:第1レンズ群の像側正レンズ素子の屈折率、
    ν12:第1レンズ群の像側正レンズ素子のアッベ数、
    αiW:広角端の最大像高における主光線の撮像素子入射角度(主光線が光軸から離れつ つ撮像素子の受光面に入射する場合を正とする)、
    ωW:広角端における半画角
    である。
  14. 被写体の静止画像を取得可能なデジタルスチルカメラである、請求項13に記載のカメラ。
  15. 被写体の動画像を取得可能なデジタルビデオカメラである、請求項13に記載のカメラ。
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