JP2007271362A - 無線タグ、リーダライタ装置及び異常状態検出システム - Google Patents

無線タグ、リーダライタ装置及び異常状態検出システム Download PDF

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Abstract

【課題】検出対象物の異常な状態を精度よく簡単に検出することができる無線タグ、リーダライタ装置及び異常状態検出システムを提供する。
【解決手段】(A)に示すように、橋梁Bが正常な状態であるときには、アンテナ線2eから周波数f1の信号S1が送信されるとともに、アンテナ線2fから周波数f2の信号S2が送信される。一方、(B)に示すように、橋梁Bに亀裂Cが発生して橋梁Bが異常な状態になると、亀裂Cによってアンテナ線2eが破断する。その結果、アンテナ線2eから周波数f1の信号S1が送信されず、アンテナ線2fから周波数f2の信号S2のみが送信される。その結果、信号S1,S2を受信したときには、橋梁Bが正常な状態であると判定することができるとともに、アンテナ部が信号S2のみを受信したときには、橋梁Bが異常な状態であると判定することができる。
【選択図】図4

Description

この発明は、検出対象物の異常な状態を検出可能なアンテナ部を備える無線タグと、この無線タグとの間で通信可能なアンテナ部を有するリーダライタ装置、及び検出対象物の異常な状態を検出する異常状態検出システムに関する。
従来の被検出物の劣化検出装置は、トンネルの内壁に取り付けられる無線タグと、この無線タグからの信号の有無を受信する無線装置などを備えている(例えば、特許文献1参照)。このような従来の被検出物の劣化検出装置では、トンネルの内壁に亀裂が発生して無線タグのタグアンテナが断線したときに、無線タグからの通信応答の有無を無線装置によって検出して、トンネル内壁の亀裂の発生を検出している。
特開2005-30811号公報
このような従来の被検出物の劣化検出装置では、亀裂の発生の有無をタグアンテナからの信号の有無によって検出するため、亀裂が発生していないにもかかわらず無線タグに何らかの異常が発生したときには、タグアンテナから信号が送信されない。このため、従来の被検出物の劣化検出装置では、実際には亀裂が発生していないにもかかわらず、無線タグの故障を亀裂の発生と誤って検出してしまう問題点がある。
この発明の課題は、検出対象物の異常な状態を精度よく簡単に検出することができる無線タグ、リーダライタ装置及び異常状態検出システムを提供することである。
この発明は、以下に記載するような解決手段により、前記課題を解決する。
なお、この発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、この実施形態に限定するものではない。
請求項1の発明は、図4に示すように、検出対象物(B)の異常な状態を検出可能なアンテナ部(2a)を有する無線タグであって、前記アンテナ部は、前記検出対象物が異常な状態であるときに送信する信号(S2)と、この検出対象物が正常な状態であるときに送信する信号(S1,S2)とが異なることを特徴とする無線タグ(2)である。
請求項2の発明は、請求項1に記載の無線タグにおいて、前記アンテナ部は、前記検出対象物に亀裂(C)が発生したときに送信する信号の周波数(f2)と、この検出対象物に亀裂が発生していないときに送信する信号の周波数(f1,f2)とが異なることを特徴とする無線タグである。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の無線タグにおいて、図3及び図4に示すように、前記アンテナ部は、前記検出対象物の表面に対して、外周側に位置する第1のアンテナ線(2e)と内周側に位置する第2のアンテナ線(2f)とを備えることを特徴とする無線タグである。
請求項4の発明は、請求項1又は請求項2に記載の無線タグにおいて、図8及び図9に示すように、前記アンテナ部は、前記検出対象物の表面に対して、下側に位置する第1のアンテナ線(2e)と上側に位置する第2のアンテナ線(2f)とを備えることを特徴とする無線タグである。
請求項5の発明は、請求項3又は請求項4に記載の無線タグにおいて、前記第1のアンテナ線は、前記第2のアンテナ線よりも剛性が低いことを特徴とする無線タグである。
請求項6の発明は、図2に示すように、検出対象物(B)の異常な状態を検出可能な無線タグ(2)との間で通信可能なアンテナ部(4a)を有するリーダライタ装置であって、前記アンテナ部は、前記検出対象物が異常な状態であるときに前記無線タグから受信する信号(S2)と、この検出対象物が正常な状態であるときにこの無線タグから受信する信号(S1,S2)とが異なることを特徴とするリーダライタ装置(4)である。
請求項7の発明は、請求項6に記載のリーダライタ装置において、前記アンテナ部は、前記検出対象物に亀裂(C)が発生したときに前記無線タグから受信する信号の周波数(f2)と、この検出対象物に亀裂が発生していないときにこの無線タグから受信する信号の周波数(f1,f2)とが異なることを特徴とするリーダライタ装置である。
請求項8の発明は、図2に示すように、検出対象物(B)の異常な状態を検出する異常状態検出システムであって、前記検出対象物の異常な状態を検出可能なタグ側アンテナ部(2a)を有する無線タグ(2)と、前記タグ側アンテナ部との間で通信可能なリーダライタ側アンテナ部(4a)を有するリーダライタ装置(4)とを備え、前記タグ側アンテナ部は、前記検出対象物が異常な状態であるときに送信する信号(S2)と、この検出対象物が正常な状態であるときに送信する信号(S1,S2)とが異なり、前記リーダライタ側アンテナ部は、前記検出対象物が異常な状態であるときに受信する信号(S2)と、この検出対象物が正常な状態であるときに受信する信号(S1,S2)とが異なることを特徴とする異常状態検出システム(1)である。
請求項9の発明は、請求項8に記載の異常状態検出システムにおいて、前記タグ側アンテナ部は、前記検出対象物に亀裂(C)が発生したときに送信する信号の周波数(f2)と、この検出対象物に亀裂が発生していないときに送信する信号の周波数(f1,f2)とが異なり、前記リーダライタ側アンテナ部は、前記検出対象物に亀裂が発生したときに受信する信号の周波数(f2)と、この検出対象物に亀裂が発生していないときに受信する信号の周波数(f1,f2)とが異なることを特徴とする異常状態検出システムである。
この発明によると、検出対象物の異常な状態を精度よく簡単に検出することができる。
(第1実施形態)
以下、図面を参照して、この発明の第1実施形態について詳しく説明する。
図1は、この発明の第1実施形態に係る異常状態検出システムの使用状態を概略的に示す模式図である。図2は、この発明の第1実施形態に係る異常状態検出システムの構成図である。図3は、この発明の第1実施形態に係る異常状態検出システムの無線タグを模式的に示す斜視図である。図4は、この発明の第1実施形態に係る異常状態検出システムの無線タグを模式的に示す平面図であり、図4(A)は正常時の平面図であり、図4(B)は異常時の平面図である。図5は、この発明の第1実施形態に係る異常状態検出システムの無線タグの設置状態を示す断面図であり、図5(A)は橋梁の表面に取り付けられた状態を示す断面図であり、図5(B)は橋梁に埋設された状態を示す断面図である。
図1に示す橋梁Bは、異常状態検出システム1によって異常状態が検出される検出対象物であり、車両Vが走行する軌道Rの下部に空間を確保して、列車の荷重を支持する固定構造物である。橋梁Bは、都市部などで路面交通などと立体化を図るために、都市鉄道や新幹線などの一定区間を橋梁構造にして軌道Rを連続的に高架にする高架橋であり、例えばコンクリートを主要材料とするコンクリート橋(コンクリート高架橋)である。橋梁Bは、軌道Rを支持して路盤(基盤)として機能する床版B1と、床版B1を支持する橋脚(ピア)B2と、橋梁B全体に作用する荷重を地盤に伝達してこの橋梁Bを支持する橋脚基礎(ケーソン基礎)B3などを備えている。軌道Rは、車両Vが走行する通路(線路)であり、車両Vは橋梁B上を走行する電車又は気動車などの鉄道車両であり、利用者Mは橋梁Bを監視、保守又は検査する作業者である。
図1及び図2に示す異常状態検出システム1は、橋梁Bの異常な状態を検出するシステムであり、無線タグ2とリーダライタ装置4などを備えている。異常状態検出システム1は、橋梁Bの異常な状態を検出するセンサとして無線タグ2を利用しており、無線タグ2が送信する信号をリーダライタ装置4によって受信し、橋梁Bが異常な状態であるか否かを判定する。
無線タグ2は、橋梁Bに関する情報を記憶する装置である。無線タグ2は、例えば、無線ICタグ、IDタグ、RFID(Radio Frequency Identification)、RFタグ、電子タグなどであり、ICチップ、アンテナ及びこれらを被覆する樹脂材料などによって構成されている。無線タグ2は、例えば、橋梁Bの名称及び識別番号などに関する管理情報を記憶しており、リーダライタ装置4からの指令に基づいて管理情報をリーダライタ装置4に送信したり、リーダライタ装置4からの指令に基づいてリーダライタ装置4から送信した管理情報を記憶したりする。無線タグ2は、現地に存在する橋梁B自身が情報を保持可能なようにこの橋梁Bに設置されており、図1に示すように、例えば橋梁Bの一部を構成する橋脚B2などに設置されている。
無線タグ2は、図5(A)に示すように、例えば、橋梁Bの表面に接着材3aなどによって装着された後に、被覆材3bによって被覆される。接着材3aは、橋梁Bと無線タグ2とを接着する手段であり、橋梁Bに亀裂Cが発生したときに無線タグ2にも亀裂Cが発生するように橋梁Bに無線タグ2を拘束する接着剤又は粘着テープなどである。被覆材3bは、無線タグ2を保護する手段であり、無線タグ2の表面を被覆してこの無線タグ2の耐候性を向上させる粘着テープ又は合成樹脂などである。被覆材3bは、無線タグ2とリーダライタ装置4との間で無線通信が可能な程度の厚さで形成されている。また、無線タグ2は、図5(B)に示すように、例えば、橋梁Bに埋設されており、無線タグ2とリーダライタ装置4との間で無線通信が可能な程度の深さでこの橋梁Bに埋め込まれる。無線タグ2は、図2〜図4に示すアンテナ部2aと、制御部2bと、記憶部2cと、図3に示す被覆部2dなどを備えている。
図2〜図4に示すアンテナ部2aは、橋梁Bに関する情報を送受信する手段である。アンテナ部2aは、図2に示すように、リーダライタ装置4側のアンテナ部4aとの間で通信可能であり、記憶部2cが記憶する管理情報をアンテナ部4aに送信するとともに、このアンテナ部4aが送信する管理情報を受信する。アンテナ部2aは、アンテナ部4aのアンテナコイルとの間の電磁誘導作用によってリーダライタ装置4側からアンテナ線2e,2fに電力が供給され、この電力によって動作してリーダライタ装置4との間で管理情報を送受信する。
アンテナ部2aは、橋梁Bの異常な状態を検出可能な部分であり、図4に示すように橋梁Bが異常な状態であるときに送信する信号S2と、この橋梁Bが正常な状態であるときに送信する信号S1,S2とが異なる。アンテナ部2aは、例えば、図4(B)に示すように橋梁Bに亀裂Cが発生したときに送信する信号S2の周波数(共振周波数)f1と、図4(A)に示すように橋梁Bに亀裂Cが発生していないときに送信する信号S1,S2の周波数(共振周波数)f1,f2とが異なる。このように、アンテナ部2aは、橋梁Bに亀裂Cが発生していないときには周波数f1,f2が異なる2種類の信号S1,S2を送信するが、橋梁Bに亀裂Cが発生したときには1種類の周波数f2の信号S2のみを送信する。アンテナ部2aは、図3及び図4に示すように、アンテナ線(アンテナコイル)2e,2fを備えている。
図3及び図4に示すように、アンテナ線2eは橋梁Bの表面に対して外周側に位置し、アンテナ線2fは橋梁Bの表面に対して内周側に位置する。アンテナ部2aは、図4に示すように、亀裂Cの発生が予測される領域に配置されており、亀裂Cの進展方向に対してアンテナ線2e,2fが交差するように配置されている。アンテナ部2aは、図4(B)に示すように、アンテナ線2eの外側に亀裂Cが発生しこの亀裂Cが進展したときにアンテナ線2fよりも先にアンテナ線2eが切断されるように、アンテナ線2eのほうがアンテナ線2fよりも剛性が低い。アンテナ線2eは、例えば、アンテナ線2fと同じ線材である場合には、アンテナ線2fよりも容易に断線するようにアンテナ線2fよりも細い線材が選択され、アンテナ線2fと異なる線材である場合には、アンテナ線2fよりも容易に断線するようにアンテナ線2fよりも弾性率が低い線材が選択される。アンテナ線2e,2fは、リーダライタ装置4との間で要求される交信距離及び磁界強度に応じた巻き数によって形成されており、送信する信号S1,S2の周波数f1,f2が互に異なるように巻き数、線径及び長さなどが決定されている。
図2及び図4に示す制御部2bは、無線タグ2側の種々の動作を制御する手段である。制御部2bは、情報を送受信する送受信制御部として機能し、アンテナ部2aが供給する電力を電源として動作する。制御部2bは、例えば、記憶部2cから読み出した情報をアンテナ部2aからリーダライタ装置4に送信させたり、リーダライタ装置4から受信した情報を記憶部2cに記憶させたりする。制御部2bは、アンテナ部2a及び記憶部2cと通信可能なように接続されている。
図6は、この発明の第1実施形態に係る異常状態検出システムの無線タグの記憶部のデータ構造を一例として示す模式図である。
記憶部2cは、橋梁Bに関する情報を記憶する手段である。記憶部2cは、例えば、橋梁Bを構成する各部分の名称及び識別番号(固有ID)などに関する識別情報D11,D12,…と、橋梁Bの検査を実施した時期などに関する検査履歴情報D21,D22,…と、橋梁Bに損傷が発生した時期などに関する損傷履歴情報D31,D32,…と、橋梁Bの保守を実施した時期などに関する保守履歴情報D41,D42,…と、橋梁Bの補修に至った理由などに関する施工方針情報D51,D52,…などを管理情報として記憶する大規模集積回路(LSI)である。記憶部2cは、管理情報を更新可能に記憶しており、リーダライタ装置4から無線タグ2に更新後の管理情報が送信されたときには、更新前の管理情報とともに更新後の管理情報を時系列順に記憶する。
図3に示す被覆部2dは、アンテナ部2a、制御部2b及び記憶部2cを被覆する手段である。被覆部2dは、例えば、ガラス又はプラスチックなどの誘電体によって絶縁されており、橋梁Bに亀裂Cが発生したときにアンテナ線2e,2fが破断するようにこれらのアンテナ線2e,2fを無線タグ2内で拘束する。被覆部2dは、アンテナ部2a、制御部2b及び記憶部2cを保護する保護層として機能する。
図2に示すリーダライタ装置4は、無線タグ2から情報を読み取るとともに、この無線タグ2に情報を書き込む装置である。リーダライタ装置4は、無線タグ2との間で相互に無線通信が可能であり、管理情報の読み出しを無線タグ2に指令してこの管理情報を受信したり、管理情報を無線タグ2に送信してこの管理情報の書き込みを無線タグ2に指令したりする。リーダライタ装置4は、例えば、図1に示すように利用者Mが携帯可能であって持ち運びが容易な携帯端末機などである。リーダライタ装置4は、図2に示すように、アンテナ部4aと、情報入力部4bと、情報表示部4cと、記憶部4dと、電源部4eと、インタフェース部4fと、制御部4gなどを備えている。
アンテナ部4aは、情報を送受信する手段であり、無線タグ2との間で通信可能な部分である。アンテナ部4aは、無線タグ2側のアンテナ部2aとの間で相互に通信可能であり、記憶部4dが記憶する情報をアンテナ部2aに送信するとともに、このアンテナ部2aが送信する情報を受信する。アンテナ部4aは、管理情報をキャリア波とともに送信する変調器と、キャリア波を受信して管理情報を抽出する復調器などを備えている。アンテナ部4aは、図2に示すように、アンテナ線2eとの間で通信可能なアンテナ線4hと、アンテナ線2fとの間で通信可能なアンテナ線4iとを備えている。
情報入力部4bは、リーダライタ装置4に種々の情報を入力する手段である。情報入力部4bは、例えば、利用者Mが橋梁Bの管理情報を入力するキーボードなどの入力装置である。情報入力部4bは、利用者Mが入力した管理情報を制御部4gに出力する。
情報表示部4cは、リーダライタ装置4に種々の情報を表示する手段である。情報表示部4cは、例えば、橋梁Bの異常状態を利用者Mに知らせるための警告を画面上に表示したり、無線タグ2から読み出した情報を画面上に表示したり、無線タグ2に書き込む情報を画面上に表示したりする表示装置である。
記憶部4dは、橋梁Bに関する情報を記憶する手段である。記憶部4dは、リーダライタ装置4側から無線タグ2側へ送信する管理情報を記憶したり、無線タグ2側から受信した管理情報を記憶したりするメモリである。
電源部4eは、リーダライタ装置4に電力を供給する手段である。電源部4eは、例えば、リーダライタ装置4に着脱自在に装着され交換可能な電池などであり、図示しない電源スイッチを利用者MがON操作することによってリーダライタ装置4に電力の供給を開始する。
インタフェース部4fは、リーダライタ装置4と外部装置との間で種々の情報を入出力させる手段である。インタフェース部4fは、コンピュータ又は各種コントローラなどの外部装置とリーダライタ装置4とを接続しこれらの間で種々の情報を入出力させるインタフェース(I/O)回路である。インタフェース部4fは、例えば、無線タグ2から読み出して記憶部4dが記憶する管理情報を利用者Mが作業終了後に管理事務所内のホストコンピュータなどに通信装置を通じて出力する。
制御部4gは、リーダライタ装置4側の種々の動作を制御する手段である。制御部4gは、情報を送受信する送受信制御部として機能するとともに、無線タグ2が送信する信号S1,S2に基づいて橋梁Bが異常な状態であるか否かを判定する判定部として機能する。制御部4gは、例えば、アンテナ部4aが受信した信号S1,S2に基づいて橋梁Bに亀裂Cが発生したか否かを判断したり、アンテナ部4aが受信した情報を記憶部4dに記憶させたり、情報入力部4bが出力する情報を記憶部4dに記憶させたり、記憶部4dから情報を読み出してアンテナ部4aから無線タグ2側のアンテナ部2aに送信させたり、記憶部4dから情報を読み出して情報表示部4cに表示させたり、記憶部4dから情報を読み出してインタフェース部4fから出力させたりする。制御部4gは、アンテナ部4a、情報入力部4b、情報表示部4c、記憶部4d、電源部4e及びインタフェース部4fと通信可能なように接続されている。
次に、この発明の第1実施形態に係る異常状態検出システムの動作を説明する。
図7は、この発明の第1実施形態に係る無線タグを備える異常状態検出システムの動作を説明するためのフローチャートであり、図7(A)はリーダライタ側の処理を説明するためのフローチャートであり、図7(B)は無線タグ側の処理を説明するためのフローチャートである。
図7(A)に示すステップ(以下、Sという)100において、リーダライタ装置4のアンテナ部4aが問合せ信号を送信する。図1に示すように、リーダライタ装置4を利用者Mが携帯して橋梁Bが存在する現場まで行き、無線タグ2とリーダライタ装置4との間で無線通信可能な距離まで近づく。次に、リーダライタ装置4の図示しない電源スイッチを利用者MがON操作するとリーダライタ装置4が起動を開始し、図示しない操作スイッチを操作すると無線タグ2に問合せ信号を送信する。その結果、図2に示すように、アンテナ線4hから周波数f1の信号S1が送信されるとともに、アンテナ線4iから周波数f2の信号S2が送信される。
図7(B)に示すS110において、無線タグ2のアンテナ部2aが問合せ信号を受信する。リーダライタ装置4のアンテナ部4aが送信する問合せ信号を無線タグ2のアンテナ部2aが受信すると、アンテナ部2aに電力が供給されて、無線タグ2が起動を開始する。
S120において、無線タグ2のアンテナ部2aが応答信号を送信する。アンテナ部2aに電力が供給されると、アンテナ部2aが応答信号を送信する。このとき、図4(A)に示すように、橋梁Bが正常な状態であるときには、アンテナ線2eから周波数f1の信号S1が送信されるとともに、アンテナ線2fから周波数f2の信号S2が送信される。一方、図4(B)に示すように、橋梁Bに亀裂Cが発生して橋梁Bが異常な状態になると、亀裂Cによってアンテナ線2eが破断する。その結果、アンテナ線2eから周波数f1の信号S1が送信されず、アンテナ線2fから周波数f2の信号S2のみが送信される。
図7(A)に示すS130において、リーダライタ装置4のアンテナ部4aが応答信号を受信する。無線タグ2のアンテナ部2aが送信する応答信号をリーダライタ装置4のアンテナ部4aが受信すると、この応答信号をアンテナ部4aが制御部4gに出力する。
S140において、信号S1,S2を受信したか否かを制御部2gが判断する。図4(A)に示すように、橋梁Bに亀裂Cが発生していないときには、アンテナ線4hが周波数f1の信号S1が受信するとともに、アンテナ線4iが周波数f2の信号S2を受信する。一方、図4(B)に示すように、橋梁Bに亀裂Cが発生したときには、アンテナ線4hが周波数f1の信号S1を受信せず、アンテナ線4iが周波数f2の信号S2のみを受信する。制御部2gが信号S1,S2を受信したと判断したときにはS150に進み、制御部2gが信号S2のみを受信したと判断したときにはS160に進む。
S150において、橋梁Bが正常な状態であると制御部2gが判断する。アンテナ部4aが信号S1,S2を受信したときには、橋梁Bが正常な状態であると制御部2gが判定する。その結果、判定結果の表示を制御部2gが情報表示部4cに指令し、橋梁Bが正常な状態であると情報表示部4cが画面上に表示する。また、判定結果の記憶を制御部2gが記憶部4dに指令し、この判定結果を管理情報として記憶部4dが記憶する。
S160において、橋梁Bが異常な状態であると制御部2gが判断する。アンテナ部4aが信号S2のみを受信したときには、橋梁Bが異常な状態であると制御部2gが判定する。また、アンテナ部4aが信号S1,S2のいずれも受信しなかったときには、図4(B)に示すアンテナ線2fも切断されて亀裂Cが進展しており、橋梁Bが異常な状態であると制御部2gが判定する。その結果、判定結果の表示を制御部2gが情報表示部4cに指令し、橋梁Bが異常な状態であると情報表示部4cが画面上に表示する。また、判定結果の記憶を制御部2gが記憶部4dに指令し、この判定結果を管理情報として記憶部4dが記憶する。
S170において、図2に示すリーダライタ装置4のアンテナ部4aが管理情報を送信する。記憶部4dから制御部4gが管理情報を読み出してアンテナ部4aに出力すると、アンテナ部4aから無線タグ2へ管理情報が送信される。
図7(B)に示すS180において、無線タグ2のアンテナ部2aが管理情報を受信する。アンテナ部4aが送信する管理情報をアンテナ部2aが受信すると、無線タグ2に電力が供給されて無線タグ2が起動を開始し、アンテナ部2aから制御部2bに管理情報が出力される。
S190において、管理情報の記憶を制御部2bが記憶部2cに指令する。その結果、制御部2bが管理情報を記憶部2cに出力し、この管理情報を記憶部2cが記憶し、図6に示すように過去から現在に至るまでの橋梁Bの管理情報が時系列順に記録される。例えば、図4(B)に示すような亀裂Cを検出した年月日などが無線タグ2の記憶部2cに記録される。
この発明の第1実施形態に係る無線タグ、リーダライタ装置及び異常状態検出システムには、以下に記載するような効果がある。
(1) この第1実施形態では、橋梁Bが異常な状態であるときにアンテナ部2aが送信する信号S1,S2と、橋梁Bが正常な状態であるときにアンテナ部2aが送信する信号S2とが異なる。例えば、従来の被検出物の劣化検出装置では、無線タグが故障して信号が送信されなかったときに、被検出物が異常な状態であると誤って判定することがあった。しかし、この第1実施形態では、橋梁Bの正常時に送信される信号S1,S2と、橋梁Bの異常時に送信される信号S2とが異なるため、無線タグ2の故障と橋梁Bの異常とを混同することがなく、橋梁Bの異常な状態を精度よく検出することができる。
(2) この第1実施形態では、橋梁Bに亀裂Cが発生したときにアンテナ部2aが送信する信号S2の周波数f2と、橋梁Bに亀裂Cが発生していないときにアンテナ部2aが送信する信号S1,S2の周波数f1,f2とが異なる。このため、アンテナ部2aが送信する信号S1,S2の周波数f1,f2の相違を検出することによって、橋梁Bの異常な状態を簡単に検出することができる。
(3) この第1実施形態では、橋梁Bの表面に対して外周側に位置するアンテナ線2eと内周側に位置するアンテナ線2fとをアンテナ部2aが備えている。その結果、橋梁Bに亀裂Cが発生してこの亀裂Cが進展したときに、アンテナ線2eがアンテナ線2fよりも先に切断されるため、簡単な構造によって亀裂Cの発生を初期段階で精度よく検出することができる。
(4) この第1実施形態では、アンテナ線2eがアンテナ線2fよりも剛性が低い。このため、橋梁Bに亀裂Cが発生したときに、アンテナ線2fよりも先にアンテナ線2eを容易に切断させることができる。
(第2実施形態)
図8は、この発明の第2実施形態に係る異常状態検出システムの無線タグを模式的に示す斜視図である。図9は、この発明のこの発明の第2実施形態に係る異常状態検出システムの無線タグを模式的に示す断面図であり、図9(A)は正常時の断面図であり、図9(B)は異常時の断面図である。以下では、図2〜図6に示す部分と同一の部分については、同一の番号を付して詳細な説明を省略する。
図8及び図9に示すアンテナ線2eは、橋梁Bの表面に対して下側に位置し、アンテナ線2fは橋梁Bの表面に対して上側に位置する。アンテナ部2aは、図9に示すように、亀裂Cの発生が予測される領域に配置されており、亀裂Cの進展方向に対してアンテナ線2e,2fが交差するように配置されている。アンテナ部2aは、図9(B)に示すように、アンテナ線2eの下方に亀裂Cが発生しこの亀裂Cが進展したときにアンテナ線2fよりも先にアンテナ線2eが切断されるように、アンテナ線2eのほうがアンテナ線2fよりも剛性が低い。この第2実施形態には、第1実施形態と同様の効果がある。
(他の実施形態)
この発明は、以上説明した実施形態に限定するものではなく、以下に記載するように種々の変形又は変更が可能であり、これらもこの発明の範囲内である。
(1) この実施形態では、検出対象物として橋梁Bを例に挙げて説明したが、トンネル又は架線柱などの他の固定構造物についてもこの発明を適用することができる。また、この実施形態では、鉄道車両が走行する橋梁Bを例に挙げて説明したが、自動車が走行する橋や歩行者のみが通行する橋などについてもこの発明を適用することができる。さらに、この実施形態では、橋梁Bがコンクリート橋である場合を例に挙げて説明したが、鋼材を主要材料とする鋼橋である場合についても、この発明を適用することができる。
(2) この実施形態では、周波数f1,f2が異なる信号S1,S2をアンテナ線2e,2fが送信する場合を例に挙げて説明したが、レベルが異なる信号をアンテナ線2e,2fが送信する場合についても、この発明を適用することができる。また、この実施形態では、アンテナ線2e,2fの外側から亀裂Cが進展する場合を例に挙げて説明したが、亀裂Cの発生が予測される領域をアンテナ線2e,2fが囲むように無線タグ2を配置することもできる。さらに、この実施形態では、アンテナ部2aに2本のアンテナ線2e,2fを設けた場合を例に挙げて説明したが、アンテナ部2aにアンテナ線を3本以上設けることもできる。この場合には、亀裂Cの進展の程度をさらに細かく段階的に検出することができる。
(3) この実施形態では、橋梁Bの近くで利用者Mが静止した状態で橋梁Bの異常な状態を検出する場合を例に挙げて説明したが、検測車などの業務用車両によって軌道R上を走行しながら管理情報を収集することもできる。また、この実施形態では、アンテナ部2aから電力を供給する場合を例に挙げて説明したが、無線タグ2に電池などの電源部を内蔵させることもできる。
この発明の第1実施形態に係る異常状態検出システムの使用状態を概略的に示す模式図である。 この発明の第1実施形態に係る異常状態検出システムの構成図である。 この発明の第1実施形態に係る異常状態検出システムの無線タグを模式的に示す斜視図である。 この発明の第1実施形態に係る異常状態検出システムの無線タグを模式的に示す平面図であり、(A)は正常時の平面図であり、(B)は異常時の平面図である。 この発明の第1実施形態に係る異常状態検出システムの無線タグの設置状態を示す断面図であり、(A)は橋梁の表面に取り付けられた状態を示す断面図であり、(B)は橋梁に埋設された状態を示す断面図である。 この発明の第1実施形態に係る異常状態検出システムの無線タグの記憶部のデータ構造を一例として示す模式図である。 この発明の第1実施形態に係る異常状態検出システムの動作を説明するためのフローチャートであり、(A)はリーダライタ装置側の処理を説明するためのフローチャートであり、(B)は無線タグ側の処理を説明するためのフローチャートである。 この発明の第2実施形態に係る異常状態検出システムの無線タグを模式的に示す斜視図である。 この発明のこの発明の第2実施形態に係る異常状態検出システムの無線タグを模式的に示す断面図であり、(A)は正常時の断面図であり、(B)は異常時の断面図である。
符号の説明
1 異常状態検出システム
2 無線タグ
2a アンテナ部
2b 制御部
2c 記憶部
2d 被覆部
2e アンテナ線(第1のアンテナ線)
2f アンテナ線(第2のアンテナ線)
3a 接着材
3b 被覆材
4 リーダライタ装置
4a アンテナ部
4b 情報入力部
4c 情報表示部
4d 記憶部
4e 電源部
4f インタフェース部
4g 制御部
4h,4i アンテナ線
B 橋梁(検出対象物)
M 利用者
V 車両
R 軌道
1,S2 信号
1,f2 周波数
C 亀裂

Claims (9)

  1. 検出対象物の異常な状態を検出可能なアンテナ部を有する無線タグであって、
    前記アンテナ部は、前記検出対象物が異常な状態であるときに送信する信号と、この検出対象物が正常な状態であるときに送信する信号とが異なること、
    を特徴とする無線タグ。
  2. 請求項1に記載の無線タグにおいて、
    前記アンテナ部は、前記検出対象物に亀裂が発生したときに送信する信号の周波数と、この検出対象物に亀裂が発生していないときに送信する信号の周波数とが異なること、
    を特徴とする無線タグ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の無線タグにおいて、
    前記アンテナ部は、前記検出対象物の表面に対して、外周側に位置する第1のアンテナ線と内周側に位置する第2のアンテナ線とを備えること、
    を特徴とする無線タグ。
  4. 請求項1又は請求項2に記載の無線タグにおいて、
    前記アンテナ部は、前記検出対象物の表面に対して、下側に位置する第1のアンテナ線と上側に位置する第2のアンテナ線とを備えること、
    を特徴とする無線タグ。
  5. 請求項3又は請求項4に記載の無線タグにおいて、
    前記第1のアンテナ線は、前記第2のアンテナ線よりも剛性が低いこと、
    を特徴とする無線タグ。
  6. 検出対象物の異常な状態を検出可能な無線タグとの間で通信可能なアンテナ部を有するリーダライタ装置であって、
    前記アンテナ部は、前記検出対象物が異常な状態であるときに前記無線タグから受信する信号と、この検出対象物が正常な状態であるときにこの無線タグから受信する信号とが異なること、
    を特徴とするリーダライタ装置。
  7. 請求項6に記載のリーダライタ装置において、
    前記アンテナ部は、前記検出対象物に亀裂が発生したときに前記無線タグから受信する信号の周波数と、この検出対象物に亀裂が発生していないときにこの無線タグから受信する信号の周波数とが異なること、
    を特徴とするリーダライタ装置。
  8. 検出対象物の異常な状態を検出する異常状態検出システムであって、
    前記検出対象物の異常な状態を検出可能なタグ側アンテナ部を有する無線タグと、
    前記タグ側アンテナ部との間で通信可能なリーダライタ側アンテナ部を有するリーダライタ装置とを備え、
    前記タグ側アンテナ部は、前記検出対象物が異常な状態であるときに送信する信号と、この検出対象物が正常な状態であるときに送信する信号とが異なり、
    前記リーダライタ側アンテナ部は、前記検出対象物が異常な状態であるときに受信する信号と、この検出対象物が正常な状態であるときに受信する信号とが異なること、
    を特徴とする異常状態検出システム。
  9. 請求項8に記載の異常状態検出システムにおいて、
    前記タグ側アンテナ部は、前記検出対象物に亀裂が発生したときに送信する信号の周波数と、この検出対象物に亀裂が発生していないときに送信する信号の周波数とが異なり、
    前記リーダライタ側アンテナ部は、前記検出対象物に亀裂が発生したときに受信する信号の周波数と、この検出対象物に亀裂が発生していないときに受信する信号の周波数とが異なること、
    を特徴とする異常状態検出システム。
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