JP2007267128A - 電子機器および通信制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用される可能性が高い外部デバイスとの無線接続を自動的に確立することが可能な電子機器を実現する。
【解決手段】デバイス検出部31は、コンピュータ10内の無線通信部を制御して、無線通信部によってカバーされている無線通信エリア(ラジオレンジとも云う)内に位置する外部デバイスを検出する。距離算出部32は、検出された外部デバイスから送信される無線信号の電波強度に基づいて、コンピュータ10と検出された外部デバイスとの間の距離を算出する。接続制御部33は、算出された距離が所定の基準距離D以内である場合、検出された外部デバイスとコンピュータ10との間の無線接続を自動的に確立する。
【選択図】図2

Description

本発明は無線通信を実行可能な電子機器および同機器で用いられる通信制御方法に関する。
近年、パーソナルコンピュータ、ビデオレコーダ、TVセットのような様々な電子機器が開発されている。これら電子機器は、その周辺デバイスとして機能する各種外部デバイスとの通信のための有線インタフェースを有している。
最近では、この有線インタフェースの代わりに、無線インタフェースが用いられ始めている。無線インタフェースを用いることにより、電子機器にケーブルを介して外部デバイスを接続することなく、電子機器と外部デバイスとの間の通信を無線信号を用いて容易に実行することができる。
特許文献1には、無線通信エリア内で発見された複数のデバイスを示すリストの中から無線接続対象のデバイスをユーザに選択させる機能を有するコンピュータが開示されている。
特開2004−274532号公報
しかし、このコンピュータにおいては、ユーザは、発見(検出)された複数のデバイスの一覧の中から一つのデバイスを選択する操作、および選択されたデバイスとの接続処理の開始を指示する操作を行わない限り、目的のデバイスを使用することはできない。
通常、Bluetooth(登録商標)規格のような近距離無線通信システムにおいては、ホスト装置として機能するコンピュータによって検出された外部デバイスをコンピュータに自動的に無線接続する自動接続機能が設けられている。この自動接続機能は、ユーザによるデバイス選択操作等を必要とせずに、ユーザが外部デバイスを使用することを可能にする。
しかし、自動接続機能は、コンピュータと外部デバイスとの間の距離に関係なく、検出された全ての外部デバイスそれぞれとコンピュータとの無線接続を確立してしまう。近距離無線通信システムの無線通信エリアの広さは、通常、10m以上にも及ぶ。
このため、コンピュータから10m程度離れた遠くの場所に存在する、ユーザにとって不要な外部デバイスがコンピュータに自動的に無線接続されてしまう可能性がある。
例えば、コンピュータの近くで使用されるべき、マウス、キーボードのような外部デバイスが、コンピュータから10m程度離れた遠くの場所に存在する場合であっても、その外部デバイスが電源オンされているならば、その外部デバイスはコンピュータに無線接続されてしまう。この場合、コンピュータの制御が、突然、コンピュータから10m程度離れた遠くの場所に存在する外部デバイスに移ってしまう。
本発明は上述の事情を考慮してなされたものであり、使用される可能性が高い外部デバイスとの無線接続を自動的に確立することが可能な電子機器および通信制御方法を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明は、無線通信を実行可能な電子機器において、無線通信エリア内に位置する外部デバイスを検出するデバイス検出手段と、前記検出された外部デバイスから送信される無線信号の電波強度に基づいて前記電子機器と前記検出された外部デバイスとの間の距離を算出する距離算出手段と、前記距離算出手段によって算出された距離が所定の基準距離以内である場合、前記検出された外部デバイスと前記電子機器との間の無線接続を確立する接続制御手段とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、使用される可能性が高い外部デバイスとの無線接続を自動的に確立することが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る電子機器の外観を示す斜視図である。この電子機器は、例えば、ノートブック型の携帯型パーソナルコンピュータ10として実現されている。
本コンピュータ10は、Bluetooth、Wireless USBのような近距離無線通信システムに対応した無線通信部を備えており、様々な外部デバイス21,22,23…それぞれとの無線通信を実行することができる。外部デバイス21,22,23の各々は、Bluetooth、Wireless USBのような近距離無線通信システムに対応した無線通信機能を有している。これら外部デバイス21,22,23の各々は、本コンピュータ10によって制御可能な周辺デバイスとして機能する。
外部デバイス(#A)21は無線信号によって本コンピュータ10に情報を入力する外部入力デバイスであり、例えば、ワイヤレスマウスデバイスとして実現されている。この外部デバイス(#A)21は、マウス機能を実行するためのコアユニットであるマウスコントローラ210と、Bluetooth規格またはWireless USB規格に従って無線通信を実行する無線通信モジュール211とを備えている。
外部デバイス(#B)22は無線信号によって本コンピュータ10に情報を入力する外部入力デバイスであり、例えば、ワイヤレスキーボードデバイスとして実現されている。この外部デバイス(#B)22は、キーボードユニットと、Bluetooth規格またはWireless USB規格に従って無線通信を実行する無線通信モジュールとを備えている。
外部デバイス(#C)23は本コンピュータ10から無線信号によって送信されるデータを格納する外部記憶デバイスであり、フラッシュメモリ、ハードディスクドライブのようなストレージユニットと、Bluetooth規格またはWireless USB規格に従って無線通信を実行する無線通信モジュールとを備えている。
本コンピュータ10は、コンピュータ本体11と、ディスプレイユニット12とから構成されている。ディスプレイユニット12には、TFT−LCD(Thin Film Transistor Liquid Crystal Display)17から構成される表示装置が組み込まれており、そのLCD17の表示画面はディスプレイユニット12のほぼ中央に位置されている。ディスプレイユニット12は、コンピュータ本体11に対して開放位置と閉塞位置との間を回動自在に取り付けられている。コンピュータ本体11は薄い箱形の筐体を有しており、その上面にはキーボード13、本コンピュータ1を電源オン/オフするためのパワーボタン14、入力操作パネル15、およびタッチパッド16などが配置されている。
次に、図2を参照して、本コンピュータ10の通信制御機能について説明する。
本コンピュータ10は、本コンピュータ10内の無線通信部の動作を制御する機能モジュールとして、デバイス検出部31、距離算出部32、および接続制御部33を備えている。
デバイス検出部31は、本コンピュータ10内の無線通信部を制御して、無線通信部によってカバーされている無線通信エリア(ラジオレンジとも云う)内に位置する外部デバイスを検出するためのデバイス検出処理を実行する。デバイス検出処理によって検出される外部デバイスは、例えば、本コンピュータ10から半径15m程度の範囲内に位置する外部デバイスである。例えば、無線通信部がWireless USB規格に対応するデバイスである場合においては、デバイス検出部31は、無線通信部によって受信される、外部デバイスから無線信号によって送信されるデバイス通知情報に基づいて、無線通信エリア内に位置する外部デバイスを検出する。デバイス通知情報には、当該外部デバイスを識別するデバイス識別情報(デバイスID、デバイスアドレスなど)などが含まれている。また、無線通信部がBluetooth規格に対応するデバイスである場合においては、デバイス検出部31は、無線通信部によって受信される、無線通信部からの問い合わせに対する各外部デバイスからの応答情報に基づいて、無線通信エリア内に位置する外部デバイスを検出する。応答情報にも、当該外部デバイスを識別するデバイス識別情報(デバイスID、デバイスアドレスなど)などが含まれている。
距離算出部32は、デバイス検出処理によって検出された外部デバイスから送信される無線信号の電波強度に基づいて、本コンピュータ10と検出された外部デバイスとの間の距離を算出する。距離算出処理においては、距離算出部32は、検出された外部デバイスから送信される無線信号の電波強度を示すデータ(電波強度データ)を本コンピュータ10内の無線通信部から取得し、その電波強度データに基づいて本コンピュータ10と検出された外部デバイスとの間の距離を推定する。
接続制御部33は、算出された距離に従って、検出された外部デバイスと本コンピュータ10との間の無線接続モードを自動的に切り換える。
すなわち、接続制御部33は、算出された距離が所定の基準距離D以内であるならば、自動接続モードを選択し、検出された外部デバイスと本コンピュータ10との間の無線接続を自動的に確立する。これにより、本コンピュータ10は、検出された外部デバイスを周辺デバイスとして使用することが可能となる。図2に示されているように、例えば、外部デバイス(#A)21が本コンピュータ10から距離Dの範囲内に存在する場合においては、本コンピュータ10が外部デバイス(#A)21を検出した時に、接続制御部33は、外部デバイス(#A)21と本コンピュータ10との間の無線接続を確立する処理を自動的に実行する。
算出された距離が所定の基準距離Dよりも長い場合には、接続制御部33は、自動接続モードではなく、マニュアル接続モードを選択する。マニュアル接続モードにおいては、接続制御部33は、検出された外部デバイスとの無線接続を確立すべきか否かを本コンピュータ10のユーザに問い合わせる。もしユーザによって接続が指示されたならば、接続制御部33は、検出された外部デバイスとの無線接続を確立する。
また、算出された距離が、基準距離Dよりも長い別の基準距離よりも長い場合には、接続制御部33は、検出された外部デバイスとの無線接続を確立すべきか否かを本コンピュータ10のユーザに問い合わせる処理を実行せずに、検出された外部デバイスを識別する識別情報を、検出済みデバイスリストに格納する。検出済みデバイスリストは、既に検出された全ての外部デバイスの一覧を示すリストである。ユーザが検出済みデバイスリストで示される外部デバイス群の中の一つを選択すると、接続制御部33は、選択された外部デバイスとの無線接続を確立する。
図2に示されているように、例えば、外部デバイス(#A)21と本コンピュータ10との間の距離が距離Dから距離Eまでの範囲に属するならば、接続制御部33は、本コンピュータ10が外部デバイス(#A)21を検出した時に、外部デバイス(#A)21との無線接続を確立すべきか否かを本コンピュータ10のユーザに問い合わせる。
また、例えば、外部デバイス(#A)21と本コンピュータ10との間の距離が距離Eよりも長いならば、接続制御部33は、本コンピュータ10が外部デバイス(#A)21を検出した時に、外部デバイス(#A)21との無線接続を確立すべきか否かをユーザに問い合わせしない。
このように、接続制御部33は、検出された外部デバイスと本コンピュータ10との間の距離が基準距離D以内の場合にのみ、検出された外部デバイスと本コンピュータ10との間の無線接続を自動的に確立する。たとえ、本コンピュータ10から遠い位置に存在する外部デバイスが検出されても、当該外部デバイスとの自動接続は実行されない。
よって、本コンピュータ10の制御が、突然、ユーザが予期しない遠くの外部デバイスに移ってしまうという事態の発生を招くことなく、ユーザによって使用される可能性が高い外部デバイスとの無線接続を自動的に確立することが可能となる。
なお、ユーザは、上述の基準距離D,Eそれぞれの値を、外部デバイス毎(または外部デバイスの種類毎)に個々に設定することができる。この場合、接続制御部33は、検出された外部デバイスに対応する基準距離D、Eそれぞれと、距離算出部32によって算出された距離とを比較し、その比較結果に応じて、使用すべき無線接続モードを決定する。
次に、図3を参照して、本コンピュータ10のシステム構成について説明する。
本コンピュータ10は、図3に示されているように、CPU111、ノースブリッジ112、主メモリ113、グラフィクスコントローラ114、サウスブリッジ119、BIOS−ROM120、ハードディスクドライブ(HDD)121、光ディスクドライブ(ODD)122、エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)124、および無線通信モジュール125等を備えている。
CPU111は本コンピュータ10の動作を制御するために設けられたプロセッサであり、ハードディスクドライブ(HDD)121から主メモリ113にロードされる、オペレーティングシステム、通信制御プログラム201、および各種アプリケーションプログラムを実行する。
通信制御プログラム201は、無線通信モジュール125を制御するソフトウェアである。上述のデバイス検出部31、距離算出部32、および接続制御部33の機能は、通信制御プログラム201によって実現することができる。
また、CPU111は、BIOS−ROM120に格納されたBIOS(Basic Input Output System)も実行する。BIOSはハードウェア制御のためのプログラムである。
ノースブリッジ112はCPU111のローカルバスとサウスブリッジ119との間を接続するブリッジデバイスである。ノースブリッジ112には、主メモリ113をアクセス制御するメモリコントローラも内蔵されている。また、ノースブリッジ112は、AGP(Accelerated Graphics Port)バスなどを介してグラフィクスコントローラ114との通信を実行する機能も有している。
グラフィクスコントローラ114は本コンピュータ10のディスプレイモニタとして使用されるLCD17を制御する表示コントローラである。このグラフィクスコントローラ114はビデオメモリ(VRAM)114Aに書き込まれた画像データをLCD17に表示する。
サウスブリッジ119は、LPC(Low Pin Count)バス上の各デバイス、およびPCI(Peripheral Component Interconnect)バス上の各デバイスを制御する。また、サウスブリッジ119は、HDD121、ODD122を制御するためのIDE(Integrated Drive Electronics)コントローラを内蔵している。さらに、サウスブリッジ119は、BIOS−ROM120をアクセス制御するための機能も有している。
エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)124は、電力管理のためのエンベデッドコントローラと、キーボード(KB)13およびタッチパッド16を制御するためのキーボードコントローラとが集積された1チップマイクロコンピュータである。このエンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)124は、ユーザによるパワーボタン14の操作に応じて本コンピュータ10をパワーオン/パワーオフする機能を有している。本コンピュータ10の各コンポーネントに供給される動作電源は、本コンピュータ10に内蔵されたバッテリ126、またはACアダプタ127を介して外部から供給される外部電源から生成される。
無線通信モジュール125は外部デバイス21,22,23…それぞれとの無線通信を実行する無線通信部であり、Bluetooth、Wireless USBのような近距離無線通信規格に従って無線通信を実行する。
次に、図4を参照して、通信制御プログラム201の機能構成を説明する。
通信制御プログラム201は、その機能実行モジュールとして、上述のデバイス検出部31、距離算出部32、および接続制御部33を備えている。
接続制御部33は、選択部301と、比較部302と、5つの接続制御処理部つまり自動接続処理部303、第1のマニュアル接続処理部304、第2のマニュアル接続処理部305、マニュアル切断処理部306、および強制切断処理部307とを備えている。
選択部301は、デバイス検出部31によって検出された外部デバイスに対応する基準距離を基準距離設定情報記憶部50から読み出す。基準距離設定情報記憶部50には、外部デバイス21,22,23…それぞれに対応する基準距離が格納されている。各デバイスに対応する基準距離は、D,E,F,Gの4つである。
基準距離D,Eは、検出された外部デバイスに対して適用すべき接続モードを決定するために使用される。また、基準距離F,Gは、既にコンピュータ10に無線接続されている外部デバイスに対して適用すべき切断モードを決定するために使用される。基準距離D,E,F,G間の大小関係は、次の通りである。
D<E<F<G
例えば、デバイス検出部31が外部デバイス(#A)21を検出した場合においては、選択部301は、外部デバイス21,22,23…それぞれに対応する基準距離の中から、外部デバイス21に対応する基準距離D,Eを選択する。距離算出部32は、無線通信モジュール125から外部デバイス(#A)21に対応する電波強度データを取得し、その電波強度データから本コンピュータ10と外部デバイス(#A)21との間の距離を算出する。
比較部302は、選択部301によって選択された基準距離D,Eそれぞれと、距離算出部32によって算出された距離とを比較する。この比較結果に基づいて、自動接続処理部303、第1のマニュアル接続処理部304、または第2のマニュアル接続処理部305が起動される。
すなわち、算出された距離が基準距離D以内であれば、自動接続処理部303が起動される。自動接続処理部303は、無線通信モジュール125を制御して、検出された外部デバイス(#A)21との無線接続を確立させる。算出された距離が基準距離Dよりも大きく、基準距離E以内であれば、第1のマニュアル接続処理部304が起動される。第1のマニュアル接続処理部304は、外部デバイス(#A)21が検出されたことを通知するポップアップメッセージ等をコンピュータ10の表示画面に表示して、検出された外部デバイス(#A)21との無線接続を確立するか否かをユーザに問い合わせる。算出された距離が基準距離Eよりも大きいならば、第2のマニュアル接続処理部305が起動される。第2のマニュアル接続処理部305は、ポップアップメッセージ等を表示せずに、外部デバイス(#A)21を検出済みデバイスリストに登録する。
距離算出部32は、本コンピュータ10に既に無線接続されている外部デバイスと本コンピュータ10との間の距離も算出する。例えば、外部デバイス(#A)21と本コンピュータ10との間の無線接続が確立された後においては、距離算出部32は、例えば定期的に、外部デバイス(#A)21と本コンピュータ10との間の距離を算出する。選択部301は、外部デバイス21,22,23…それぞれに対応する基準距離の中から、外部デバイス21に対応する基準距離F,Gを選択する。比較部302は、選択部301によって選択された基準距離F,Gそれぞれと、距離算出部32によって算出された距離とを比較する。この比較結果に基づいて、マニュアル切断処理部306および強制切断処理部307が選択的に起動される。
すなわち、外部デバイス(#A)21と本コンピュータ10との間の距離が基準距離F以上である場合には、マニュアル切断処理部306が起動される。マニュアル切断処理部306は、外部デバイス(#A)21と本コンピュータ10との距離が広がったことを通知するポップアップメッセージ等を画面表示して、外部デバイス(#A)21と本コンピュータ10との間の無線接続を切断するか否かをユーザに問い合わせる。また、外部デバイス(#A)21と本コンピュータ10との間の距離が基準距離G以上である場合には、強制切断処理部307が起動される。強制切断処理部307は、外部デバイス(#A)21と本コンピュータ10との距離が広がったことを通知するポップアップメッセージ等を画面表示することなく、外部デバイス(#A)21と本コンピュータ10との間の無線接続を切断するための切断処理を実行する。この切断処理においては、例えば、外部デバイス(#A)21と本コンピュータ10との間のデータ転送を停止させるための処理が実行された後に、無線接続が切断される。これにより、外部デバイス(#A)21を本コンピュータ10から安全に切り離すことができる。
また、通信制御プログラム201は、基準距離設定部34を備えている。基準距離設定部34は、各外部デバイス毎に基準距離D,E,F,Gの値をユーザに設定させるための設定画面を表示し、その設定画面上の操作に従って、基準距離設定情報を基準距離設定情報記憶部50に書き込む。
次に、図5を参照して、外部デバイスと本コンピュータ10との間の距離と電波強度との関係を説明する。
図5は、電波強度の減衰特性の例を示している。
この減衰特性は、外部デバイスと本コンピュータ10との間の距離に対する、外部デバイスから本コンピュータ10に届く無線信号の電波強度の変化を示している。図5から分かるように、電波強度の減数特性は、ほぼ2次曲線で表現される。電波強度が低下するほど、実効通信速度は低下される。
距離算出部32は、図5の減衰特性と外部デバイスから本コンピュータ10に届く無線信号の電波強度とに基づいて、外部デバイスと本コンピュータ10との間の距離を推定するための演算を実行する。
次に、図6のフローチャートを参照して、デバイスが検出された時に実行されるデバイス接続処理の手順の第1の例を説明する。本例では、基準距離D,Eの内、基準距離Dのみを用いてデバイス接続制御処理が実行される。
通信制御プログラム201は、無線通信モジュール125を用いてデバイス検出処理を実行する(ステップS11)。外部デバイスが検出されると(ステップS12のYES)、通信制御プログラム201は、検出された外部デバイスの電波強度データを無線通信モジュール125から取得し、その取得した電波強度データに基づいて、検出された外部デバイスと本コンピュータ10との間の距離を算出する(ステップS13)。
そして、通信制御プログラム201は、検出された外部デバイスに対応する基準距離Dと算出された距離とを比較し、検出された外部デバイスと本コンピュータ10との間の距離が基準距離D以内であるか否かを判別する(ステップS14)。
検出された外部デバイスと本コンピュータ10との間の距離が基準距離D以内ではないならば(ステップS14のNO)、通信制御プログラム201は、外部デバイスが検出されたことを示すポップアップメッセージを表示して、外部デバイスとの無線接続を確立するか否かをユーザに問い合わせる(ステップS15)。このステップS15においては、図7に示すようなポップアップメッセージ500が表示画面上に表示される。
ユーザがポップアップメッセージ500上の“接続”ボタン501をクリックすると(ステップS16のYES)、通信制御プログラム201は、検出された外部デバイスと本コンピュータ10との間の無線接続を確立するための接続処理を実行する(ステップS17)。この接続処理においては、検出された外部デバイスを制御するためのプログラム(デバイスドライバ等)を起動する処理も実行され、これによって検出された外部デバイスを本コンピュータ10の周辺デバイスとして使用することが可能となる。
ユーザがポップアップメッセージ500上の“OK”ボタン501をクリックすると(ステップS16のNO)、通信制御プログラム201は、検出された外部デバイスの識別情報を検出済みデバイスリストに格納する(ステップS18)。
検出された外部デバイスと本コンピュータ10との間の距離が基準距離D以内であるならば(ステップS14のYES)、通信制御プログラム201は、検出された外部デバイスと本コンピュータ10との間の無線接続を確立するための接続処理を実行する(ステップS17)。
以上の処理により、本コンピュータ10から比較的離れた場所にある、ユーザにとって不要な外部デバイスが本コンピュータ10に接続されてしまうことを防止しつつ、ユーザによって使用される可能性が高い外部デバイスとの接続を自動的に実行することが可能となる。
次に、図8のフローチャートを参照して、デバイスが検出された時に実行されるデバイス接続処理の手順の第2の例を説明する。本例では、基準距離D,Eの双方を用いてデバイス接続処理が実行される。
通信制御プログラム201は、無線通信モジュール125を用いてデバイス検出処理を実行する(ステップS21)。外部デバイスが検出されると(ステップS22のYES)、通信制御プログラム201は、検出された外部デバイスの電波強度データを無線通信モジュール125から取得し、その取得した電波強度データに基づいて、検出された外部デバイスと本コンピュータ10との間の距離を算出する(ステップS23)。
そして、通信制御プログラム201は、検出された外部デバイスに対応する基準距離Eと算出された距離とを比較し、検出された外部デバイスと本コンピュータ10との間の距離が基準距離E以上であるか否かを判別する(ステップS24)。
検出された外部デバイスと本コンピュータ10との間の距離が基準距離E以上であれば、通信制御プログラム201は、検出された外部デバイスの識別情報を検出済みデバイスリストに格納する(ステップS29)。
検出された外部デバイスと本コンピュータ10との間の距離が基準距離E未満であれば(ステップS24のNO)、通信制御プログラム201は、検出された外部デバイスに対応する基準距離Dと算出された距離とを比較し、検出された外部デバイスと本コンピュータ10との間の距離が基準距離D以内であるか否かを判別する(ステップS25)。
検出された外部デバイスと本コンピュータ10との間の距離が基準距離D以内であれば(ステップS25のYES)、通信制御プログラム201は、検出された外部デバイスと本コンピュータ10との間の無線接続を確立するための接続処理を実行する(ステップS28)。この接続処理においては、検出された外部デバイスを制御するためのプログラム(デバイスドライバ等)を起動する処理も実行され、これによって検出された外部デバイスを本コンピュータ10の周辺デバイスとして使用することが可能となる。
検出された外部デバイスと本コンピュータ10との間の距離が基準距離D以内ではないならば(ステップS25のNO)、通信制御プログラム201は、外部デバイスが検出されたことを示すポップアップメッセージ500を表示して、外部デバイスとの無線接続を確立するか否かをユーザに問い合わせる(ステップS26)。
ユーザがポップアップメッセージ500上の“接続”ボタン501をクリックすると(ステップS27のYES)、通信制御プログラム201は、検出された外部デバイスと本コンピュータ10との間の無線接続を確立するための接続処理を実行する(ステップS28)。ユーザがポップアップメッセージ500上の“OK”ボタン501をクリックすると(ステップS27のNO)、通信制御プログラム201は、検出された外部デバイスの識別情報を検出済みデバイスリストに格納する(ステップS29)。
以上の処理により、検出された外部デバイスと本コンピュータ10との距離が基準距離E以上離れている場合には、ポップアップメッセージの表示を省略することができる。よって、ほとんど使用される可能性がない外部デバイスが検出されたことによってユーザへの問い合わせが発生することを防ぐことができる。
次に、図9のフローチャートを参照して、本コンピュータ10に既に無線接続されている外部デバイスに適用されるデバイス切断処理の第1の例について説明する。本例では、基準距離F,Gの内、Fのみを用いてデバイス切断処理が実行される。
通信制御プログラム201は、本コンピュータ10に既に無線接続されている外部デバイスの電波強度データを無線通信モジュール125から取得し、その取得した電波強度データに基づいて、その外部デバイスと本コンピュータ10との間の現在の距離を算出する(ステップS31)。
そして、通信制御プログラム201は、外部デバイスに対応する基準距離Fと算出された距離とを比較し、外部デバイスと本コンピュータ10との間の距離が基準距離F以上であるか否かを判別する(ステップS32)。
外部デバイスと本コンピュータ10との間の距離が基準距離F以上であれば(ステップS32のYES)、通信制御プログラム201は、ポップアップメッセージを表示して外部デバイスとの無線接続を切断するか否かをユーザに問い合わせる(ステップS33)。
ユーザによって切断が選択されたならば(ステップS34のYES)、通信制御プログラム201は、外部デバイスと本コンピュータ10との間の無線接続を切断するための切断処理を実行する(ステップS35)。この切断処理においては、通信制御プログラム201は、外部デバイスが本コンピュータ10から取り外されることをOSに通知した後に、外部デバイスと本コンピュータ10との間の無線接続を切断する。これにより、転送中のデータのロストや、誤動作を招くことなく、外部デバイスを本コンピュータ10から安全に取り外すことができる。
ユーザによって切断が選択されなかったならば(ステップS34のNO)、通信制御プログラム201は、外部デバイスと本コンピュータ10との間の距離が近づいてその間の距離が基準距離F未満になるのを待つ(ステップS36,S37)。外部デバイスと本コンピュータ10との間の距離が基準距離F未満になると、通信制御プログラム201は、再びステップS31からの処理を実行する。
外部デバイスと本コンピュータ10との間の距離が離れてその間の距離が基準距離F以上になると(ステップS32のYES)、通信制御プログラム201は、ポップアップメッセージを再び表示して外部デバイスとの無線接続を切断するか否かをユーザに問い合わせる(ステップS33)。
以上の処理により、外部デバイスが実際に使用されていないにもかかわらず、その外部デバイスが本コンピュータ10に接続されたままになること等を防止することができる。
次に、図10のフローチャートを参照して、本コンピュータ10に既に無線接続されている外部デバイスに適用されるデバイス切断処理の第2の例について説明する。本例では、基準距離F,Gの双方を用いてデバイス切断処理が実行される。
通信制御プログラム201は、本コンピュータ10に既に無線接続されている外部デバイスの電波強度データを無線通信モジュール125から取得し、その取得した電波強度データに基づいて、その外部デバイスと本コンピュータ10との間の現在の距離を算出する(ステップS41)。
そして、通信制御プログラム201は、外部デバイスに対応する基準距離Fと算出された距離とを比較し、外部デバイスと本コンピュータ10との間の距離が基準距離F以上であるか否かを判別する(ステップS42)。
外部デバイスと本コンピュータ10との間の距離が基準距離F以上であれば(ステップS42のYES)、通信制御プログラム201は、ポップアップメッセージを表示して外部デバイスとの無線接続を切断するか否かをユーザに問い合わせる(ステップS43)。
ユーザによって切断が選択されたならば(ステップS44のYES)、通信制御プログラム201は、外部デバイスと本コンピュータ10との間の無線接続を切断するための切断処理を実行する(ステップS45)。この切断処理においては、通信制御プログラム201は、外部デバイスが本コンピュータ10から取り外されることをOSに通知した後に、外部デバイスと本コンピュータ10との間の無線接続を切断する。これにより、転送中のデータのロストや、誤動作を招くことなく、外部デバイスを本コンピュータ10から安全に取り外すことができる。
ユーザによって切断が選択されなかったならば(ステップS44のNO)、通信制御プログラム201は、外部デバイスの電波強度データを無線通信モジュール125から取得して外部デバイスと本コンピュータ10との間の距離を再び算出する(ステップS46)、そして、通信制御プログラム201は、外部デバイスに対応する基準距離F,Gそれぞれと、算出された距離とを比較する。
外部デバイスと本コンピュータ10との間の距離が近づいてその間の距離が基準距離F未満になると(ステップS47のYES)。通信制御プログラム201は、再びステップS41からの処理を実行する。
外部デバイスと本コンピュータ10との間の距離がさらに離れてその間の距離が基準距離G以上になると(ステップS48のYES)、通信制御プログラム201は、外部デバイスと本コンピュータ10との間の無線接続を切断するための切断処理を実行する(ステップS45)。
以上の処理により、外部デバイスと本コンピュータ10との間の距離が通信可能距離を超えて外部デバイスと本コンピュータ10との間の無線接続が突然切れる前に、切断処理を実行することが可能となる。
図11には、通信制御プログラム201によって表示される距離設定画面の例が示されている。ユーザは、この距離設定画面上で、外部デバイス毎または外部デバイスの種類毎に、上述の基準距離D,E,F,Gの値を設定することができる。
なお、以上の説明では、コンピュータと外部デバイスとの間の無線接続について説明したが、本実施形態の接続制御処理は、ビデオレコーダ、TVセットのような様々な電子機器と外部デバイスとの間の無線接続に対して適用することができる。
また、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の一実施形態に係るコンピュータの概観を示す斜視図。 図1のコンピュータの通信制御機能を説明するための図。 図1のコンピュータのシステム構成を示すブロック図。 図1のコンピュータで用いられる通信制御プログラムの機能構成を示すブロック図。 図1のコンピュータに設けられた無線通信デバイスに対応する電波強度減衰特性の例を示す図。 図1のコンピュータによって実行されるデバイス接続処理の手順の第1の例を説明するためのフローチャート。 図1のコンピュータによって表示されるポップアップメッセージの例を示す図。 図1のコンピュータによって実行されるデバイス接続処理の手順の第2の例を説明するためのフローチャート。 図1のコンピュータによって実行されるデバイス切断処理の手順の第1の例を説明するためのフローチャート。 図1のコンピュータによって実行されるデバイス切断処理の手順の第2の例を説明するためのフローチャート。 図1のコンピュータによって表示される距離設定画面の例を示す図。
符号の説明
10…コンピュータ、21,22,23…外部デバイス、31…デバイス検出部、32…距離算出部、33…接続制御部、301…選択部、302…比較部、303…自動接続処理部、304…第1のマニュアル接続処理部、305…第2のマニュアル接続処理部、306…マニュアル切断処理部、307…強制切断処理部。

Claims (13)

  1. 無線通信を実行可能な電子機器において、
    無線通信エリア内に位置する外部デバイスを検出するデバイス検出手段と、
    前記検出された外部デバイスから送信される無線信号の電波強度に基づいて前記電子機器と前記検出された外部デバイスとの間の距離を算出する距離算出手段と、
    前記距離算出手段によって算出された距離が所定の基準距離以内である場合、前記検出された外部デバイスと前記電子機器との間の無線接続を確立する接続制御手段とを具備することを特徴とする電子機器。
  2. 前記接続制御手段は、前記算出された距離が前記所定の基準距離よりも長い場合、前記検出された外部デバイスとの無線接続を確立すべきか否かをユーザに問い合わせる手段を含むことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記距離算出手段は、前記電子機器に既に無線接続されている外部デバイスから送信される無線信号の電波強度に基づいて、前記電子機器に既に無線接続されている外部デバイスと前記電子機器との間の距離を算出する手段を含み、
    前記接続制御手段は、前記算出された、前記電子機器に既に無線接続されている外部デバイスと前記電子機器との間の距離が、前記所定の基準距離よりも長い別の基準距離以上である場合、前記電子機器に既に無線接続されている外部デバイスと前記電子機器との間の無線接続を切断するか否かをユーザに問い合わせる手段を含むことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  4. 前記接続制御手段は、前記算出された、前記電子機器に既に無線接続されている外部デバイスと前記電子機器との間の距離が、前記別の基準距離よりも長い他の基準距離以上である場合、前記電子機器に既に無線接続されている外部デバイスと前記電子機器との間の無線接続を切断するための処理を実行する手段を含むことを特徴とする請求項3記載の電子機器。
  5. 前記検出された外部デバイスは、無線信号によって前記電子機器に情報を入力する外部入力デバイスとして機能するように構成されていることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  6. 前記検出された外部デバイスは、前記電子機器から無線信号によって送信されるデータを格納する外部記憶デバイスとして機能するように構成されていることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  7. 複数の外部デバイスそれぞれに対応する複数の基準距離を示す基準距離設定情報を格納する記憶部をさらに具備し、
    前記接続制御手段は、前記複数の基準距離の中から前記検出された外部デバイスに対応する基準距離を選択し、前記距離算出手段によって算出された距離が前記選択された基準距離以内である場合、前記検出された外部デバイスと前記電子機器との間の無線接続を確立することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  8. 電子機器において、
    無線通信を実行する無線通信部と、
    前記電子機器に無線接続可能な複数の外部デバイスそれぞれに対応する複数の基準距離を示す基準距離設定情報を格納する記憶部と、
    前記無線通信部によってカバーされる無線通信エリア内に位置する外部デバイスを検出するデバイス検出手段と、
    前記検出された外部デバイスから送信される無線信号の電波強度に基づいて前記電子機器と前記検出された外部デバイスとの間の距離を算出する距離算出手段と、
    前記複数の基準距離の中から前記検出された外部デバイスに対応する基準距離を選択し、前記距離算出手段によって算出された距離が前記選択された基準距離以内である場合、前記検出された外部デバイスと前記電子機器との間の無線接続を確立する接続制御手段とを具備することを特徴とする電子機器。
  9. 前記接続制御手段は、前記算出された距離が前記選択された基準距離よりも長い場合、前記検出された外部デバイスとの無線接続を確立すべきか否かをユーザに問い合わせる手段を含むことを特徴とする請求項8記載の電子機器。
  10. 電子機器によって実行される無線通信を制御する通信制御方法であって、
    前記電子機器によってカバーされる無線通信エリア内に位置する外部デバイスを検出するステップと、
    前記検出された外部デバイスから送信される無線信号の電波強度に基づいて前記電子機器と前記検出された外部デバイスとの間の距離を算出するステップと、
    前記算出された距離が所定の基準距離以内である場合、前記検出された外部デバイスと前記電子機器との間の無線接続を確立する接続制御処理を実行するステップとを具備することを特徴とする通信制御方法。
  11. 前記算出された距離が前記所定の基準距離よりも長い場合、前記検出された外部デバイスとの無線接続を確立すべきか否かをユーザに問い合わせるステップをさらに具備することを特徴とする請求項10記載の通信制御方法。
  12. 前記電子機器に既に無線接続されている外部デバイスから送信される電波強度に基づいて、前記電子機器に既に無線接続されている外部デバイスと前記電子機器との間の距離を算出するステップと、
    前記算出された、前記電子機器に既に無線接続されている外部デバイスと前記電子機器との間の距離が、前記所定の基準距離よりも長い別の基準距離以上である場合、前記電子機器に既に無線接続されている外部デバイスと前記電子機器との間の無線接続を切断するか否かをユーザに問い合わせるステップとをさらに具備することを特徴とする請求項10記載の通信制御方法。
  13. 前記電子機器は複数の外部デバイスそれぞれに対応する複数の基準距離を示す基準距離設定情報を格納する記憶部を含み、
    前記接続制御処理は、前記複数の基準距離の中から前記検出された外部デバイスに対応する基準距離を選択する処理と、前記算出された距離が前記選択された基準距離以内である場合、前記検出された外部デバイスと前記電子機器との間の無線接続を確立する処理とを含むことを特徴とする請求項10記載の通信制御方法。
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