JP2007266523A - ケーブルの基板への取付構造。 - Google Patents
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Abstract
【課題】 構造が簡単であり、基板に取付けられたケーブルが曲げ伸ばしされるときに、端子に負担がかかって千切れたりすることを防ぐことができるケーブルの基板への取付構造を提供する。
【解決手段】 FFCケーブル、FPCケーブル、平行ワイヤー等のケーブル2の端子3を基板1に取付けるようにしたケーブルの基板への取付構造において、基板1に取付けられるケーブル2の基板側端部に断面略円弧状のホルダー4が貼着され、ケーブル2が折り曲がった際に、ホルダー4によってケーブル2を保護することによって、ケーブル2における基板1に取付けた端子3に負担がかからないように構成した。
【選択図】 図1
【解決手段】 FFCケーブル、FPCケーブル、平行ワイヤー等のケーブル2の端子3を基板1に取付けるようにしたケーブルの基板への取付構造において、基板1に取付けられるケーブル2の基板側端部に断面略円弧状のホルダー4が貼着され、ケーブル2が折り曲がった際に、ホルダー4によってケーブル2を保護することによって、ケーブル2における基板1に取付けた端子3に負担がかからないように構成した。
【選択図】 図1
Description
本発明は、FFCケーブル、FPCケーブル、平行ワイヤー等のケーブルの端子を基板に取付けるようにしたケーブルの基板への取付構造に関するものである。
従来のこの種のケーブルの基板への取付構造は、端子を基板に取付けた状態で、ケーブルが曲げ伸ばしされるときに、端子に負担がかかり切れてしまうという問題があった。
第1の従来技術を図3に示す。この従来のリード線の固定構造は、図3に示すように、メイン基板101に接続されたリード線102の近傍箇所に、中央部分が開設され、この開設部103の上下略中央部に左右から内側に向けて支持片104、104が突出形成された基板105を立設して、この基板105の開設部103に支持片104、104を巻き込むようにリード線102を略S字形に通し、この基板105でリード線102を立設状態に保持して固定した構造とした。(例えば、特許文献1参照)。
ところが、これにおいては、リード線102を基板105の開設部103に支持片104、104を巻き込むようにリード線102を略S字形に通す必要があり、この作業に手間がかかって面倒であるという問題があった。
第2の従来技術を図4(a)(b)に示す。この従来のリード線は、図4(a)(b)に示すように、平型ケーブル201の端部の一面に導体露出部201dを設け、導体露出部201dの裏面に補強板202を一部分のみ接着し、この接着部分の端部位置でケーブル201を折曲げ、補強板202の非接着部分202aがケーブル201の折曲げ部より突出した部分を設け、この突出部202bを押してコネクタへケーブルを挿入し接続する。(例えば、特許文献2参照)。
ところが、これにおいては、平型ケーブル201を折り曲げ易くするものではなかった。
第3の従来技術を図5(a)(b)に示す。この従来の電線固定具は、図5(a)(b)に示すように、折り曲げ可能な可撓部310と、可撓部310の両側に設けられるものであって電線を挟持するための挟持部320、330と、可撓部310を折り曲げることによって対向する挟持部320、330を互いに係止すると共に、この電線固定具を支持物に固定するための係止手段とを具備し、挟持部320、330が樹脂で成型され、凹部390を具備するものである。(例えば、特許文献3参照)。
ところが、これにおいては、電線固定具は、電線X、Yを固定するものであって、電線X、Yを折り曲げ難いという問題があった。
第4の従来技術を図6(a)(b)に示す。この従来のケーブルの取付け構造は、図6(a)(b)に示すように、テレビ受信機のキャビネット等の平板材401の表面に、一対のレール部404、404を設け、一対のレール部404、404に嵌入される回路基板402の両サイドに形成された略コ字形の切欠部405、405に、FFCケーブル、FPCケーブル、平行ワイヤー等のケーブル403を懸架した状態で嵌入し、回路基板402を一対のレール部404、404に嵌入して、ケーブル403を回路基板402と平板材401の表面との間に配設し、更に回路基板402の両サイドの略コ字形の切欠部405、405から外部に露出させて回路基板402にケーブル403を取付けるようにした。(例えば、特許文献4参照)
ところが、これにおいては、曲げにくいケーブル403を回路基板402の切欠部405、405に入れなくてはならないために、この作業が面倒であった。また、回路基板402に切欠部405、405を形成しなくてはならないために、回路基板402のスペースが小さくなるという問題があった。
特開平11−145644号公報
実開平5−31286号公報
特開2003−284224号公報
実用新案登録第3043768号広報
ところが、これにおいては、曲げにくいケーブル403を回路基板402の切欠部405、405に入れなくてはならないために、この作業が面倒であった。また、回路基板402に切欠部405、405を形成しなくてはならないために、回路基板402のスペースが小さくなるという問題があった。
本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされたものであって、構造が簡単であり、基板に取付けられたケーブルが曲げ伸ばしされるときに、端子に負担がかかって千切れたりすることを防ぐことができるケーブルの基板への取付構造を提供することを目的としている。
本発明は、上記課題を解決するために提案されたものであって、請求項1に記載の発明は、FFCケーブル、FPCケーブル、平行ワイヤー等のケーブルの端子を基板に取付けるようにしたケーブルの基板への取付構造において、前記基板に取付けられるケーブルの基板側端部に断面略円弧状のホルダーが貼着され、前記ケーブルが折り曲がった際に、前記ホルダーによって前記ケーブルを保護することによって、前記ケーブルにおける前記基板に取付けた端子に負担がかからないように構成したことを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、FFCケーブル、FPCケーブル、平行ワイヤー等のケーブルの端子を基板に取付けるようにしたケーブルの基板への取付構造において、前記ケーブルの端部近傍箇所と前記基板の上面との間にホルダーが設けられ、このホルダーによって前記ケーブルを保護することによって、前記ケーブルが折り曲がった際に、前記ケーブルにおける前記基板に取付けた端子に負担がかからないように構成したことを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記ホルダーが平面視略楕円形の筒状に形成され、この筒状のホルダーの内側に前記ケーブルが配置されると共に、前記ホルダーは前記基板に取り付け固定されている。
請求項1に記載の発明によれば、基板に取付けられるケーブルの基板側端部に断面略円弧状のホルダーが貼着され、このホルダーによってケーブルが保護されているから、ケーブルが折り曲げられた際に、ホルダーの上縁部分でケーブルが曲がることになり、ケーブルの端子に負担がかかって千切れたりすることを防ぐことができる。
請求項2に記載の発明によれば、ケーブルの端部近傍箇所と基板の上面との間に、ホルダーが設けられているから、ケーブルは折り曲げられた際に、このホルダーの上縁部分で折り曲げられることになるから、端子に負担がかかって千切れたりすることを防ぐことができる。
請求項3に記載の発明によれば、ホルダーが平面視略楕円形の筒状に形成され、このホルダーの内側にケーブルが配置されているから、ケーブルが折れ曲がった際に、このホルダーの上縁にケーブルが接するから、このケーブルがホルダーに接した部分から折り曲げられることにより、端子に負担がかかって千切れたりすることを防ぐことができる。また、ホルダーは基板に取り付け固定されているから、ホルダーが外れることを防ぐことができる。
以下、本発明に係るケーブルの基板への取付構造について、図を参照しつつ説明する。
図1は本発明のケーブルの基板への取付構造の第1実施形態を示す一部断面した斜視図である。
この第1実施形態のケーブルの基板への固定構造は、図1に示すように、基板1にケーブル2の端子3が挿入された状態で取付けられている。ケーブル2には、その基板側側端部の一面に断面略円弧状のホルダー4が貼着されている。
従って、この第1実施形態によれば、ホルダー4によって平行ワイヤーからなるケーブル2が保護されているから、ケーブル2が折り曲げられた際に、ホルダー4の上縁部分でケーブル2が曲がることになり、ケーブル2の端子3に負担がかかって千切れたりすることを防ぐことができる。
図2は第2実施形態のケーブルの基板への取付構造の一部断面した斜視図である。
この第2実施形態のケーブルの基板への取付構造は、図2に示すように、基板1に平行ワイヤーからなるケーブル2の端子3が挿入された状態で取付けられている。基板1には、平面視略楕円形状のホルダー5が取付けられており、このホルダー5の内側にケーブル2が配置されている。
従って、この第2実施形態によれば、ケーブル2が折れ曲がった際に、ホルダー5の上縁にケーブル2が接するから、このケーブル2がホルダー5に接した部分から折り曲げられることにより、端子3に負担がかかって千切れたりすることを防ぐことができる。また、ホルダー5は基板1に取り付け固定されているから、ホルダー5が外れることを防ぐことができる。
尚、上記した実施形態では、ケーブル2として平行ワイヤーについて説明したが、これに限らず、FFCケーブル、FPCケーブル等のケーブルも適用できることは勿論である。また、第2実施形態では、平面視略楕円形のホルダー5について説明したが、これに限らず、例えば、平面視四辺形等の形状のホルダーも適用できることは勿論である。
1 基板
2 ケーブル
3 端子
4 ホルダー
5 ホルダー
2 ケーブル
3 端子
4 ホルダー
5 ホルダー
Claims (3)
- FFCケーブル、FPCケーブル、平行ワイヤー等のケーブルの端子を基板に取付けるようにしたケーブルの基板への取付構造において、前記基板に取付けられるケーブルの基板側端部に断面略円弧状のホルダーが貼着され、前記ケーブルが折り曲がった際に、前記ホルダーによって前記ケーブルを保護することによって、前記ケーブルにおける前記基板に取付けた端子に負担がかからないように構成したことを特徴とするケーブルの基板への取付構造。
- FFCケーブル、FPCケーブル、平行ワイヤー等のケーブルの端子を基板に取付けるようにしたケーブルの基板への取付構造において、前記ケーブルの端部近傍箇所と前記基板の上面との間にホルダーが設けられ、このホルダーによって前記ケーブルを保護することによって、前記ケーブルが折り曲がった際に、前記ケーブルにおける前記基板に取付けた端子に負担がかからないように構成したことを特徴とするケーブルの基板への取付構造。
- 前記ホルダーが平面視略楕円形の筒状に形成され、この筒状のホルダーの内側に前記ケーブルが配置されると共に、前記ホルダーは前記基板に取り付け固定されている請求項2に記載のケーブルの基板への取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006092794A JP2007266523A (ja) | 2006-03-30 | 2006-03-30 | ケーブルの基板への取付構造。 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006092794A JP2007266523A (ja) | 2006-03-30 | 2006-03-30 | ケーブルの基板への取付構造。 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007266523A true JP2007266523A (ja) | 2007-10-11 |
Family
ID=38639180
Family Applications (1)
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JP2006092794A Pending JP2007266523A (ja) | 2006-03-30 | 2006-03-30 | ケーブルの基板への取付構造。 |
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JP (1) | JP2007266523A (ja) |
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2006
- 2006-03-30 JP JP2006092794A patent/JP2007266523A/ja active Pending
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