JP2007266269A - 半導体レーザ装置 - Google Patents

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ムハン チェ
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智子 田中
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卓久 原山
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Abstract

【課題】複数のレーザ光を、それぞれの強度を調整して出力できる新規な半導体レーザ装置を提供する。
【解決手段】本発明の半導体レーザ装置は、活性層24を含む半導体多層膜と、活性層24に電流を注入するための第1および第2の電極とを備え、複数のレーザ光61〜64を出射する。活性層24は、端面24a〜24dを有する。端面24a〜24dは、それぞれ、仮想の菱形の経路32の4つの頂点の位置に存在する。複数のレーザ光61〜64は、経路32に沿って時計回りおよび反時計回りに伝搬するレーザ光(L1・L2)の一部が出射されたレーザ光である。第1および第2の電極は、活性層24のうち経路32に対応する部分であって経路32の対角線で分割される複数の部分に、異なる量の電流を注入できるように形成されている。そして、それら複数の部分に注入される電流量を変化させることによって、複数のレーザ光61〜64の強度が制御される。
【選択図】図4

Description

本発明は、半導体レーザ装置に関する。
従来から、複数の方向にレーザ光を出射する半導体レーザ装置が提案されている(特許文献1)。特許文献1の半導体レーザ装置では、環状の導波路を時計回りおよび反時計回りに伝搬する2つのレーザ光を出射させている。また、特許文献2の半導体レーザ装置では、2次元方向に広がるキャビティー内において時計回りおよび反時計回りに伝搬する2つのレーザ光を、キャビティーの端面から出射させている。
特開2000−230831号公報 特開2004−235339号公報
しかしながら、上記従来の半導体レーザ装置では、出射される複数のレーザ光の強度はほぼ同じであり、それらを独立に制御することは難しかった。このような状況において、本発明は、複数のレーザ光を、それぞれの強度を調整して出力できる新規な半導体レーザ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の半導体レーザ装置は、活性層を含む半導体多層膜と、前記活性層に電流を注入するための第1および第2の電極とを備え、複数のレーザ光(L)を出射する半導体レーザ装置であって、前記活性層は、互いに対向する第1および第2の端面と、互いに対向する第3および第4の端面とを有し、前記第1、第2、第3および第4の端面は、それぞれ、仮想の菱形の第1、第2、第3および第4の頂点の位置に存在し、前記複数のレーザ光(L)は、前記仮想の菱形の辺に沿って時計回りに伝搬するレーザ光(L1)の一部、および、前記仮想の菱形の辺に沿って反時計回りに伝搬するレーザ光(L2)の一部が、前記第1および第2の端面から選ばれる少なくとも1つの端面から出射された複数のレーザ光であり、前記第1および第2の電極は、前記活性層のうち前記仮想の菱形の辺に対応する部分であって、前記仮想の菱形の少なくとも1つの対角線で分割される複数の部分に、異なる量の電流を注入できるように形成されており、前記複数の部分のそれぞれに注入される電流量を変化させることによって、前記複数のレーザ光(L)のそれぞれの強度が制御される。
本発明によれば、複数のレーザ光を、それぞれの強度を調整して出力できる新規な半導体レーザ装置が得られる。
以下、本発明について例を挙げて説明する。ただし、本発明は以下で挙げる例には限定されない。
[半導体レーザ装置]
本発明の半導体レーザ装置は、活性層を含む半導体多層膜と、活性層に電流を注入するための第1および第2の電極とを備える。第1の電極は半導体多層膜の上面側に接続され、第2の電極は半導体多層膜の裏面側(基板側)に接続される。別の観点では、第1の電極および第2の電極は、それぞれ、半導体多層膜のうち異なる導電型(p型またはn型)の層に接続される。第1の電極と第2の電極との間に電圧を印加することによって、活性層に電流が注入される。その結果、半導体レーザ装置は、複数のレーザ光(L)を出射する。
活性層は、互いに対向する第1および第2の端面と、互いに対向する第3および第4の端面とを有する。それら第1、第2、第3および第4の端面は、それぞれ、仮想の菱形の第1、第2、第3および第4の頂点の位置に存在する。この仮想の菱形の2つの対角線は、第1の頂点と第2の頂点とを結ぶ対角線、および、第3の頂点と第4の頂点とを結ぶ対角線である。
複数のレーザ光(L)は、仮想の菱形の辺に沿って時計回りに伝搬するレーザ光(L1)の一部、および、仮想の菱形の辺に沿って反時計回りに伝搬するレーザ光(L2)の一部が、第1および第2の端面から選ばれる少なくとも1つの端面から出射された複数のレーザ光である。
上記第1および第2の電極は、活性層のうち仮想の菱形の辺に対応する部分であって、仮想の菱形の少なくとも1つの対角線で分割される複数(たとえば2つまたは4つ)の部分に、異なる量の電流を注入できるように形成されている。そして、それらの複数の部分のそれぞれに注入される電流量を変化させることによって、複数のレーザ光(L)のそれぞれの強度が制御される。
活性層を含む半導体多層膜は、通常、半導体基板上に形成される。半導体多層膜は、活性層の他に、半導体レーザ装置に必要な層を備える。たとえば、半導体多層膜は、活性層で励起されたレーザ光を閉じ込めるための光閉じ込め層(たとえばクラッド層)を備える。この光閉じ込め層は、活性層を挟むように配置された2つの層を含む。これら2つの層は、活性層の材料よりも屈折率(レーザ光(L)の波長における屈折率)が低い材料によって形成されている。本発明の半導体レーザ装置では、活性層の平面形状と光閉じ込め層(たとえばクラッド層)の平面形状とは、通常同じである。なお、この明細書において、「平面形状」とは、図3に示される形状、すなわち、半導体層の積層方向と垂直な方向における形状を意味する。活性層および光閉じ込め層は、キャビティー(共振器)を構成する。
本発明の半導体レーザ装置を構成する半導体および積層構造に特に限定はなく、利用するレーザ光の波長などに応じて選択される。半導体層の材料の一例としては、たとえば、III−V族化合物半導体が挙げられる。
活性層の平面形状は、上記菱形の経路の頂点が外縁部に位置するように上記菱形を含む形状である。活性層に電流が注入されると、光が発生するが、この光は、活性層の端面で反射されるとともに活性層内で誘導放射を引き起こし、増幅される。そして、キャビティーの平面形状に応じて、特定の経路を安定に周回するレーザ光が励起される。本発明の半導体レーザ装置では、菱形の経路の4つの頂点のそれぞれに対応する位置に活性層の端面が存在するため、菱形の経路を周回するレーザ光(L1およびL2)が励起される。
活性層およびそれを挟むように配置される光閉じ込め層は、通常、均一な層であり、上記経路に対応するような一定の幅の導波路は形成されていない。すなわち、本発明の半導体レーザ装置のキャビティーは、実質的に環状でなく、2次元的に広がっている。
本発明の半導体レーザ装置では、レーザ光(L1)の一部が第1の端面から出射されて第1のレーザ光となり、レーザ光(L2)の一部が第1の端面から出射されて第2のレーザ光となり、レーザ光(L1)の一部が第2の端面から出射されて第3のレーザ光となり、レーザ光(L2)の一部が第2の端面から出射されて第4のレーザ光となる。なお、第2の端面に高反射膜を形成し、第1の端面のみから第1および第2のレーザ光を出射させてもよい。
本発明の半導体レーザ装置の典型的な一例では、第1の電極は、所定の領域(コンタクト領域)において半導体多層膜と接触し、第2の電極は、基板を介して半導体多層膜と電気的に接続される。第1の電極から活性層に注入される電流(キャリア)は、そのコンタクト領域を通過する。半導体多層膜は薄いため、活性層のうち電流が集中的に注入される領域は、コンタクト領域にほぼ対応する。そのため、コンタクト領域の形状を特定の形状とすることによって、活性層のうちの特定の領域のみに集中的に電流を注入することが可能である。また、コンタクト領域を複数の部分に分割することによって、活性層のうちの特定の領域に流れる電流の大きさと、他の領域を流れる電流の大きさとを変えることが可能である。
第1および第2の電極は、活性層のうち仮想の菱形の辺に対応する部分であって、第1の頂点と第2の頂点とを結ぶ対角線で分割される2つの部分に、異なる量の電流を注入できるように形成されていてもよい。たとえば、第1の電極が、仮想の菱形の辺に対応する形状を有するコンタクト領域において半導体多層膜と接触しており、そのコンタクト領域は、第1の頂点と第2の頂点とを結ぶ対角線を含み仮想の菱形に垂直な平面に対して、対称となるように複数のコンタクト部に分割されていてもよい。第1の電極は、複数(たとえば2つ)のコンタクト部に異なる大きさの電流を注入できるように複数(たとえば2つ)の電極部に分割される。そして、複数のコンタクト部のそれぞれから注入される電流値を変化させることによって、複数のレーザ光(L)のそれぞれの強度が制御される。この構成によれば、第1のレーザ光の強度と第2のレーザ光の強度との比を制御すること、または、第3のレーザ光の強度と第4のレーザ光の強度との比を制御すること、または、第1および第4のレーザ光の強度と第2および第3のレーザ光の強度との比を制御することが可能である。
また、第1および第2の電極は、活性層のうち仮想の菱形の辺に対応する部分であって、第3の頂点と第4の頂点とを結ぶ対角線で分割される2つの部分に、異なる量の電流を注入できるように形成されていてもよい。たとえば、第1の電極が、仮想の菱形の辺に対応する形状を有するコンタクト領域において半導体多層膜と接触しており、そのコンタクト領域は、第3の頂点と第4の頂点とを結ぶ対角線を含み仮想の菱形に垂直な平面に対して、対称となるように複数のコンタクト部に分割されていてもよい。第1の電極は、複数(たとえば2つ)のコンタクト部に異なる大きさの電流を注入できるように複数(たとえば2つ)の電極部に分割される。そして、複数のコンタクト部のそれぞれから注入される電流値を変化させることによって、複数のレーザ光(L)のそれぞれの強度が制御される。この構成によれば、第1および第2のレーザ光の強度と第3および第4のレーザ光の強度との比を制御することが可能である。
別の例では、コンタクト領域は、上記仮想の菱形の第1の頂点と第2の頂点とを結ぶ対角線を含み仮想の菱形に垂直な平面に対して対称となるように、且つ、上記仮想の菱形の第3の頂点と第4の頂点とを結ぶ対角線を含み仮想の菱形に垂直な平面に対して対称となるように、複数(たとえば4つ)のコンタクト部に分割されている。第1の電極は、複数(たとえば4つ)のコンタクト部に異なる大きさの電流を注入できるように複数(たとえば4つ)の電極部に分割される。そして、複数のコンタクト部のそれぞれから注入される電流値を変化させることによって、複数のレーザ光(L)のそれぞれの強度が制御される。この構成によれば、第1〜第4のレーザ光の強度比を制御することが可能である。
本発明の半導体レーザ装置では、複数のコンタクト部のそれぞれから注入される電流値の比を変えることによって、複数のレーザ光(L)のそれぞれの強度が制御されてもよい。
また、本発明の半導体レーザ装置では、複数のコンタクト部のそれぞれから注入される電流値の比が一定のまま電流値の大きさを変えることによって、複数のレーザ光(L)のそれぞれの強度が制御されてもよい。
[半導体レーザ装置の一例]
以下に、本発明の半導体レーザ装置の一例について説明する。この半導体レーザ装置10の斜視図を図1に示し、図1の線II−IIにおける断面図を図2に示す。なお、本発明の説明に用いる図面は模式的なものであり、理解が容易なように各部の縮尺を変更している。
図1の半導体レーザ装置10は、基板11と、基板11上に形成された半導体多層膜20と、半導体多層膜20上に形成された絶縁層12および第1の電極13と、基板11の裏面側の全面に形成された第2の電極14とを含む。
図2を参照して、半導体多層膜20は、基板11側から順に積層された、バッファ層21、クラッド層22、SCH層23、活性層24、SCH層25、クラッド層26およびキャップ層27を含む。キャップ層27の上には、パターニングされた絶縁層12が形成されている。絶縁層12上には、第1の電極13が形成されている。絶縁層12には貫通孔が形成されているため、第1の電極13とキャップ層27とは、貫通孔が形成されているコンタクト領域31で接触する。このコンタクト領域31を介して活性層24に電流が注入される。
半導体レーザ装置10の活性層24を上方から見たときの平面形状を図3および図4に示す。図4では、第1の電極13と半導体多層膜20(キャップ層27)とが接触している領域(コンタクト領域31)の部分をハッチングで示している。なお、半導体多層膜20を構成する各層(たとえばクラッド層22および26や、SCH層23および25)は、活性層24と同じ平面形状を有する。
図3を参照して、活性層24は、仮想の菱形の辺の経路32を含む面状に形成された薄膜である。経路32の第1から第4の頂点32a〜32dのうち、第1および第2の頂点32aおよび32bにおける内角は、第3および第4の頂点32cおよび32dにおける内角よりも角度が小さい。活性層24は、頂点32a〜32dの位置に配置された第1から第4の端面(ミラー面)24a〜24dを有する。第1および第2の端面24aおよび24bは、外側に向かって凸に膨らんだ曲面である。第3および第4の端面24cおよび24dは、フラットな平面である。頂点32aと頂点32bとを結ぶ対角線32abは、頂点32a近傍において端面24aと実質的に直交し、頂点32b近傍において端面24bと実質的に直交する。また、頂点32cと頂点32dとを結ぶ対角線32cdは、端面24cおよび24dのそれぞれと、実質的に直交する。
活性層24は、第1の領域24fと、第1の領域24fに隣接する4つの第2の領域24sとを備える。第1の領域24fの平面形状は、ほぼ長方形状であって、厳密には長方形の短辺を外側にふくらませた形状である。経路32は、第1の領域24f内に形成される。第1の領域24fと第2の領域24sとによって構成される活性層24は、略H字状の形状(より詳しくはHの字を横に引き延ばした形状)をしている。活性層24の第1の頂点32aと第2の頂点32bとの間の距離Lf(図3参照)は600μmであり、第3の頂点32cと第4の頂点32dとの間の距離Wは60μmである。
本発明で用いられる半導体レーザの活性層では、W/Lfの値が、たとえば0.05以上0.32以下である。これに対して、直線状のキャビティーを有する従来の一般的な半導体レーザのキャビティーでは、幅/長さの値が、通常0.02以下である。
4つの第2の領域24sは、第1の領域24fで発生したレーザ光が端面24cおよび24dで多重反射されることによって発生するモードを抑制するために形成される。装置10では、第1の頂点32aと第2の頂点32bとを結ぶ対角線32abに平行な方向における第2の領域24sの長さLs(図3参照)が160μmである。また、Lf/4は150μmである。このように、Lf/4<Lsが満たされる場合、上記モードが特に抑制される。また、第3の頂点32cと第4の頂点32dとを結ぶ対角線32cdの方向における第2の領域24sの長さWsは70μmである。
端面24aおよび24bの形状は、それぞれ、円柱の曲面の一部の形状である。具体的には、対角線32ab上であって活性層24の表面と垂直に中心軸が配置された円柱の曲面の一部と同じ形状である。その円柱の半径、すなわち端面24aの曲率半径R1(図3参照)は600μmであり、端面24bの曲率半径R2(図示せず)も同じく600μmである。なお、曲率半径R1およびR2は、それぞれ、第1の頂点と第2の頂点との間の距離Lfの0.5倍以上2倍以下の範囲から選択されてもよい。
活性層24の平面形状は、対角線32abに対して線対称の形状であり、また、対角線32cdに対して線対称の形状である。ただし、活性層を含む半導体層の平面形状は必ずしも線対称の形状ではなくともよく、たとえば、端面24bは、端面24aとは曲率が違う曲面であってもよい。
コンタクト領域31の形状の詳細を図5(a)に示す。図5において、S1=590μm、S2=500μm、S3=200μm、T1=50μm、T2=11μm、T3=10μmである。また、絶縁層12、電極13およびコンタクト領域31の配置を示す上面図を図5(b)に示す。
コンタクト領域31は、仮想の菱形の辺(経路32)に対応する形状を有する。なお、この明細書において、「菱形の辺に対応する形状」とは、菱形の辺(経路32)に沿うように形成された形状を意味する。また、「菱形の辺に対応する形状」は、菱形の経路の全体に沿う形状に加えて、菱形の経路の50%以上(好ましくは、70%以上でより好ましくは90%以上)に沿う形状を含む。また、コンタクト領域の面積は、活性層の平面形状の面積に対して通常50%以下であり、たとえば30%以下である。
第1の電極13とキャップ層27とが接触しているコンタクト領域31は、第1のコンタクト部31a、第2のコンタクト部31b、第3のコンタクト部31c、および第4のコンタクト部31dによって構成されている。コンタクト部31aおよび31dと、コンタクト部31bおよび31cとは、第1の頂点32aと第2の頂点32bとを結ぶ対角線32abを含み経路32の菱形に対して垂直な平面に対して、対称となるように形成されている。別の観点では、コンタクト部31aおよび31dと、コンタクト部31bおよび31cとは、菱形の経路32を対角線32abで2つに分割したときの経路の一方および他方に対応するように形成される。
また、第1の電極13は、コンタクト部31aおよび31dと、コンタクト部31bおよび31cとに、異なる大きさの電流を注入できるように、第1の電極部13aと第2の電極部13bとに分割されている。電極部13aは、コンタクト部31aおよび31dにおいて、キャップ層27と接触する。電極部13bは、コンタクト部31bおよび31cにおいて、キャップ層27と接触する。絶縁層12には、コンタクト領域31に対応する形状の貫通孔が形成されている。コンタクト部31aから注入される電流とコンタクト部31dから注入される電流とは実質的に同じ大きさであり、コンタクト部31bから注入される電流とコンタクト部31cから注入される電流とは実質的に同じ大きさである。そのため、コンタクト領域31は、コンタクト部31aおよび31dと、コンタクト部31bおよび31cの2つに分割されていると考えることも可能である。
第1の電極13と第2の電極14との間に電圧を印加して活性層24にキャリアを注入すると、活性層24で光が励起される。この光は、光閉じ込め層(SCH層23および25ならびにクラッド層22および26)によって閉じこめられて、活性層24およびその近傍を伝搬する。その結果、図4に示すように、経路32を時計回りに伝搬するレーザ光(L1)と、経路32を反時計回りに伝搬するレーザ光(L2)とが励起される。レーザ光(L1)の一部は、端面24aから第1のレーザ光61として出射され、端面24bから第4のレーザ光64として出射される。レーザ光(L2)の一部は、端面24aから第2のレーザ光62として出射され、端面24bから第3のレーザ光63として出射される。
基板11および半導体多層膜20の材料および膜厚について、表1に示す。また、一部の半導体層のドーパント濃度についても表1に示す。
活性層24は、井戸層(GaAs層、厚さ:約6nm)と障壁層(Al0.2Ga0.8As層、厚さ:約9nm)とが、井戸層/障壁層/井戸層/障壁層/井戸層という順序で積層された構造を有する。
絶縁層12には、SiO2層(厚さ:約600nm)が用いられる。第1の電極13には、Ti層/Pt層/Au層(それぞれの厚さ:約70nm/50nm/1000nm)の積層膜が用いられる。第2の電極14には、AuGeNi層/Au層の積層膜が用いられる。
バッファ層21は、品質が高いIII−V族化合物半導体結晶を得るために形成される。SCH層23および25は、屈折率分布によって光を閉じ込めるための層である。
クラッド層22および26ならびにSCH層23および25は、活性層24よりも屈折率が低い材料からなる。活性層24の屈折率が最も高いため、活性層24で発生した光は、SCH層23および25ならびにクラッド層22および26によって、活性層24およびその近傍に閉じこめられる。
上述した一例の半導体レーザ装置について、第1の電極部13aと第2の電極部13bとに注入する電流を変化させ、出射されるレーザ光の変化を観測した。電流を制御する方法の一例として、電極部13aと電極14との間に印加する電圧、および電極部13bと電極14との間に印加する電圧を変化させる方法がある。
まず、電極部13a(コンタクト部31aおよび31d)から165mAの電流を注入し、電極部13b(コンタクト部31bおよび31c)から165mAの電流を注入した。その結果、図6に示すように、4つのレーザ光61〜64が出射された。第1の端面24aからは、レーザ光61および62が出射された。また、第2の端面24bからは、レーザ光63および64が出射された。これら4つのレーザ光61〜64は、キャビティー内の屈折率と大気の屈折率との差のために、仮想の菱形の経路32の一辺からスネルの法則に従った方向に出射される。対角線32cdの方向を0°としたときの各レーザ光の出射方向と光強度とを図7に示す。
図7に示すように、レーザ光61〜64は、対角線32cd(0°の方向)に対して対称となるように、且つ対角線32ab(±90°の方向)に対して対称となるように出射された。また、レーザ光61〜64の光強度はほぼ同じであった。
次に、電極部13aから83mAの電流を注入し、電極部13bから247mAの電流を注入した。この場合も、図6に示す方向にレーザ光61〜64が出射されたが、レーザ光61および64の光強度は、レーザ光62および63の強度よりも高かった。この場合の各レーザ光の出射方向と光強度とを図8に示す。レーザ光61の光強度はレーザ光64の光強度とほぼ同じであり、レーザ光62の光強度はレーザ光63の光強度とほぼ同じであった。
電極部13b(コンタクト部31bおよび31c)から注入する電流量Jbと、電極部13a(コンタクト部31aおよび31d)から注入する電流量Jaとの比Jb/Jaの大きさを変えたときのレーザ光61〜64の光強度I61〜I64を測定した。その結果、図9に示すように、比Jb/Jaの大きさに対して、I61/I62の値およびI64/I63の値が比例した。
このように、コンタクト部から注入する電流量の比を変化させることによって、出射されるレーザ光の強度を制御できた。コンタクト部31aおよび31dから注入する電流を大きくすることによって、レーザ光62および63の光強度を大きくできる。一方、コンタクト部31bおよび31cから注入する電流を大きくすることによって、レーザ光61および64の光強度を大きくできる。以上のように、半導体レーザ装置10では、電極部13aおよび13bに注入する電流量を制御することにより、対角線32abよりもコンタクト部31aおよび31d側に出射されるレーザ光61および64の光強度と、対角線32abよりもコンタクト部31bおよび31c側に出射されるレーザ光62および63の光強度との比を制御することが可能である。
なお、上述した例において、コンタクト部31aとコンタクト部31dとが接続されており、コンタクト部31cとコンタクト部31dとが接続されていてもよい。そのようなコンタクト領域の一例と、活性層24および経路32との位置関係を図10に示す。図10のコンタクト領域100は、コンタクト部100aと、コンタクト部100bとに分割されている。コンタクト部100aは、菱形の経路32の頂点32aと頂点32cとを結ぶ辺と、頂点32cと頂点32bとを結ぶ辺とに対応するように形成されている。コンタクト部100bは、頂点32aと頂点32dとを結ぶ辺と、頂点32dと頂点32bとを結ぶ辺とに対応するように形成されている。
なお、上述した例では、第1の電極部13aがコンタクト部31aおよび31dにおいてキャップ層27と接触し、第2の電極部13bがコンタクト部31cおよび31dにおいてキャップ層27と接触するように、対角線32abで電極13を分割した。しかし、電極13は、第1の電極部13aがコンタクト部31aおよび31bにおいてキャップ層27と接触し、第2の電極部13bがコンタクト部31cおよび31dにおいてキャップ層27と接触するように分割されてもよい。この場合、電極13は、対角線32cdを挟んで2つに分割される。そのような電極を用いることによって、コンタクト部31aおよび31bに注入する電流の大きさと、コンタクト部31cおよび31dに注入する電流の大きさとを個別に制御できる。その結果、レーザ光61および62の光強度と、レーザ光63および64の光強度との比を制御することが可能である。さらに、この場合、コンタクト領域は、対角線32cdに対して対称となるように2つのコンタクト部に分割されてもよい。そのようなコンタクト部110aおよび110bからなるコンタクト領域110の形状の一例を図11に示す。
コンタクト部110aは、頂点32cと頂点32aとを結ぶ辺と、頂点32aと頂点32dとを結ぶ辺とに対応するように形成されている。コンタクト部110bは、頂点32cと頂点32bとを結ぶ辺と、頂点32bと頂点32dとを結ぶ辺とに対応するように形成されている。
また、本発明の半導体レーザ装置では、第1の電極13を、4つのコンタクト部31a、31b、31cおよび31dのそれぞれにおいてキャップ層27と接触する4つの電極部に分割してもよい。この場合、電極13は、対角線32abと対角線32cdとを挟んで4つに分割される。そのような電極を用いることによって、4つのコンタクト部31a、31b、31cおよび31dから注入される電流の大きさを、独立に制御できる。その結果、レーザ光61〜64の光強度の比を制御することが可能である。
[半導体レーザ装置の製造方法の一例]
本発明の半導体レーザ装置の製造方法に限定はなく、公知の半導体製造技術によって製造できる。以下に、半導体レーザ装置10を製造する方法の一例を説明する。
図12(a)〜(h)に、製造工程を模式的に示す。なお、図12(a)〜(h)では、絶縁層12の形成状態の理解を容易にするため、絶縁層12の表面にハッチングを付す。また、図12の工程はウェハ上で行われるが、図12では一部のみを拡大して図示する。
まず、図12(a)に示すように、基板11上に、複数の半導体層からなる半導体多層膜20aと、絶縁層12aとを形成する。半導体多層膜20aは、エッチングによって半導体多層膜20(図2参照)となる層であり、絶縁層12aはエッチングによって絶縁層12となる層である。半導体多層膜20aを構成する各層は、一般的な方法、たとえば、MBE(Molecular Beam Epitaxy)法やMOCVD(Metalorganic Chemical Vapor Deposition)法で形成できる。絶縁層12aは、たとえばSi34やSiO2やSiNからなる。絶縁層12aは、スパッタリング法やMOCVD法といった方法で形成できる。
次に、図12(b)に示すように、絶縁層12a上に、パターニングされたレジスト膜201を形成する。レジスト膜201は、図3に示した活性層24の形状にパターニングする。
次に、レジスト膜201をマスクとして絶縁層12aをエッチングすることによって絶縁層12を形成したのち、レジスト膜201を除去する。次に、図12(c)に示すように、絶縁層12をマスクとして、半導体多層膜20aと基板11の一部とをエッチングする。エッチングは、RIE(Reactive Ion Etching)法によって行い、少なくともバッファ層21または基板11に到達するまでエッチングする。エッチングによって、所定の形状の絶縁層12および半導体多層膜20が形成される。エッチングは、半導体多層膜20の側面の垂直性および平滑性が高くなるような条件で行われる。そのような条件は、半導体製造プロセスで一般的に採用されている。エッチングによって、半導体多層膜20を構成するすべての半導体層の平面形状は、図3に示した活性層24の平面形状と同じになる。また、半導体多層膜20の側面はミラー面となる。
次に、図12(d)に示すように、コンタクト領域31(図2、図4および図5参照)に対応するように、略菱形に配置された2つの貫通孔12hを絶縁層12に形成する。貫通孔12hは、一般的なフォトリソ・エッチング工程やRIEドライエッチング工程で形成できる。
次に、図12(e)に示すように、基板11の表面全体を覆うようにレジスト膜202を形成する。このとき、基板11の表面と絶縁層12の表面との間の段差を埋めるために、レジスト膜202は、レジスト層202aおよびレジスト層202bの2層からなることが好ましい。レジスト膜202は、レジスト層202aを基板11の表面全体に塗布して段差を埋めたのち、レジスト層202bを塗布することによって形成できる。この方法によれば、表面の平坦性が高いレジスト膜202を形成できる。
次に、図12(f)に示すように、レジスト膜202をパターニングし、レジスト膜202に貫通孔202hを形成する。貫通孔202hは、第1の電極13を形成する領域に対応する形状に形成される。貫通孔202hを形成したのち、半導体多層膜20(キャップ層27)と第1の電極13との間で良好なコンタクトが得られるように、貫通孔202h内の半導体多層膜20(キャップ層27)の表面を0.01μm〜0.02μm程度エッチングする。
次に、図12(g)に示すように、電極部13aおよび13bによって構成される第1の電極13を形成する。第1の電極13は、リフトオフ法で形成できる。具体的には、まず、レジスト膜202をマスクとして、第1の電極13を構成する金属層を電子ビーム蒸着法などの蒸着法で成膜する。その後、レジスト膜202をアセトンで除去する。このようにして、所定の形状の第1の電極13(電極部13aおよび電極部13b)を形成できる。第1の電極13は、絶縁層12に形成された貫通孔12hを介して半導体多層膜20(キャップ層27)に接触する。
1枚の基板11(ウェハ)を用いて多数の半導体レーザを形成する場合、基板11のへき開を容易にするため、基板11の厚さが100〜150μmになるように基板11の裏面を研磨することが好ましい。
次に、図12(h)に示すように、基板11の裏面側に複数の金属層を蒸着法で順次形成して第2の電極14を形成する。第1の電極13および第2の電極14を構成する金属層を合金化する場合には、金属層を蒸着したのちに350〜450℃で熱処理する。最後に、必要に応じて、半導体レーザごとに基板11をへき開する。
このようにして、半導体レーザ装置10が形成される。なお、コンタクト領域の形状や電極13の形状は、貫通孔12hの形状やレジスト膜202の形状によって容易に変更できる。
本発明は、複数のレーザ光を出射する半導体レーザ装置、およびそれを用いた電子機器に適用できる。
本発明の半導体レーザ装置の一例を模式的に示す斜視図である。 図1に示した半導体レーザ装置の断面図である。 図1に示した半導体レーザ装置の活性層の平面形状を示す図である。 図3に示した活性層の平面形状と電流注入領域との位置関係を模式的に示す図である。 図1に示した半導体レーザ装置について、(a)コンタクト領域の形状、および(b)第1の電極の形状を示す平面図である。 図1に示した半導体レーザ装置から出射されるレーザ光の方向を示す模式図である。 図1に示した半導体レーザ装置から出射されるレーザ光について、方向および光強度の一例を示すグラフである。 図1に示した半導体レーザ装置から出射されるレーザ光について、方向および光強度の他の一例を示すグラフである。 図1に示した半導体レーザ装置について、電流の注入比とレーザ光の光強度の比との関係を示すグラフである。 本発明の半導体レーザ装置についてコンタクト領域の他の一例の形状を示す平面図である。 本発明の半導体レーザ装置についてコンタクト領域のその他の一例の形状を示す平面図である。 本発明の半導体レーザ装置の製造方法の一例を模式的に示す斜視図である。
符号の説明
10 半導体レーザ装置
11 基板
12 絶縁層
13 第1の電極
13a 第1の電極部
13b 第2の電極部
14 第2の電極
20 半導体多層膜
22、26 クラッド層
24 活性層
32 経路(仮想の菱形の辺)
26a、26b、26c、26d 端面
26f 第1の領域
26s 第2の領域
31、100、110 コンタクト領域
31a、31b、31c、31d、100a、100b、110a、110b コンタクト部
32a、32b、32c、32d 頂点
61、62、63、64、L1、L2 レーザ光

Claims (7)

  1. 活性層を含む半導体多層膜と、前記活性層に電流を注入するための第1および第2の電極とを備え、複数のレーザ光(L)を出射する半導体レーザ装置であって、
    前記活性層は、互いに対向する第1および第2の端面と、互いに対向する第3および第4の端面とを有し、
    前記第1、第2、第3および第4の端面は、それぞれ、仮想の菱形の第1、第2、第3および第4の頂点の位置に存在し、
    前記複数のレーザ光(L)は、前記仮想の菱形の辺に沿って時計回りに伝搬するレーザ光(L1)の一部、および、前記仮想の菱形の辺に沿って反時計回りに伝搬するレーザ光(L2)の一部が、前記第1および第2の端面から選ばれる少なくとも1つの端面から出射された複数のレーザ光であり、
    前記第1および第2の電極は、前記活性層のうち前記仮想の菱形の辺に対応する部分であって、前記仮想の菱形の少なくとも1つの対角線で分割される複数の部分に、異なる量の電流を注入できるように形成されており、
    前記複数の部分のそれぞれに注入される電流量を変化させることによって、前記複数のレーザ光(L)のそれぞれの強度が制御される半導体レーザ装置。
  2. 前記第1および第2の電極は、前記活性層のうち前記仮想の菱形の辺に対応する部分であって、前記第1の頂点と前記第2の頂点とを結ぶ対角線で分割される2つの部分に、異なる量の電流を注入できるように形成されている、請求項1に記載の半導体レーザ装置。
  3. 前記第1の電極は、前記仮想の菱形の辺に対応する形状を有するコンタクト領域において前記半導体多層膜と接触しており、
    前記コンタクト領域は、前記第1の頂点と前記第2の頂点とを結ぶ対角線を含み前記仮想の菱形に垂直な平面に対して、対称となるように複数のコンタクト部に分割されており、
    前記第1の電極は、前記複数のコンタクト部に異なる大きさの電流を注入できるように複数の電極部に分割されており、
    前記複数のコンタクト部のそれぞれから注入される電流値を変化させることによって、前記複数のレーザ光(L)のそれぞれの強度が制御される請求項2に記載の半導体レーザ装置。
  4. 前記第1および第2の電極は、前記活性層のうち前記仮想の菱形の辺に対応する部分であって、前記第3の頂点と前記第4の頂点とを結ぶ対角線で分割される2つの部分に、異なる量の電流を注入できるように形成されている、請求項1に記載の半導体レーザ装置。
  5. 前記第1の電極は、前記仮想の菱形の辺に対応する形状を有するコンタクト領域において前記半導体多層膜と接触しており、
    前記コンタクト領域は、前記第3の頂点と前記第4の頂点とを結ぶ対角線を含み前記仮想の菱形に垂直な平面に対して、対称となるように複数のコンタクト部に分割されており、
    前記第1の電極は、前記複数のコンタクト部に異なる大きさの電流を注入できるように複数の電極部に分割されており、
    前記複数のコンタクト部のそれぞれから注入される電流値を変化させることによって、前記複数のレーザ光(L)のそれぞれの強度が制御される請求項4に記載の半導体レーザ装置。
  6. 前記複数のコンタクト部のそれぞれから注入される電流値の比を変えることによって、前記複数のレーザ光(L)のそれぞれの強度が制御される請求項3または5に記載の半導体レーザ装置。
  7. 前記複数のコンタクト部のそれぞれから注入される電流値の比が一定のまま前記電流値の大きさを変えることによって、前記複数のレーザ光(L)のそれぞれの強度が制御される請求項3または5に記載の半導体レーザ装置。


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