JP2007265080A - クリティカルパス生成方法および装置 - Google Patents

クリティカルパス生成方法および装置 Download PDF

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Abstract

【課題】生成するクリティカルパスの患者に対する適合精度をよくする。
【解決手段】仮パス生成手段1bが、医療実績記憶手段1aから医療実績データ2を抽出し、抽出した医療実績データ2に設定されている治療行為4を治療行為予定として設定した仮パス3を生成する。仮パス患者登録手段1cが、仮パス対象患者の患者識別子と症状を含む患者情報と特定条件とを照合し、特定条件が一致する患者情報を仮パス3に対応する仮パス患者情報として登録する。仮パス評価手段1eが、治療行為記憶手段1dから患者識別子に基づいて治療行為4を取得し、取得した治療行為4と仮パス3に設定されている治療行為予定とを比較し、一致度に応じて仮パス3を評価する。パス登録手段1fが、仮パス評価手段1eによる評価が所定の基準を超えた仮パス3を本クリティカルパスとして登録し、クリティカルパス記憶手段1gに格納する。
【選択図】図1

Description

本発明は、クリティカルパス生成方法および装置に関し、特に蓄積された医療実績データに基づいてクリティカルパスを生成するクリティカルパス生成方法および装置に関する。
従来、患者に対して行われる医療行為は、担当医師の経験や判断に依存する面が大きく、同じ病院においても担当医師によって違う方針がとられることがあった。そこで、各病院において行われる医療行為の標準化を目的としてクリティカルパスの導入が進んでいる。
このクリティカルパスは、たとえば病名や症状ごとに治療内容などをスケジュール化していくものであり、各病院の医師・看護師をはじめとした沢山の医療スタッフが沢山の時間を費やして作成しなければならなかった。
そこで、すでに行われた診療記録を記憶しておき、記憶しておいた診療記録からクリティカルパスを生成するシステムが提案されている(特許文献1参照)。
特開2003−331055号公報
しかし、上述のシステムは、蓄積された診療記録からクリティカルパスを自動的に生成するが、このシステムによって生成されたクリティカルパスの中から一番適していると思われるクリティカルパスを患者に対して適用しても、適用されたクリティカルパスに設定されているスケジュール通りの医療行為を行うことができない場合がしばしばある。つまり、生成されたクリティカルパスの精度にばらつきが大きかった。そして、精度が悪いクリティカルパスを患者に適用した場合には、スケジュール通りに医療行為を行うことができず、そのたびに医療スタッフや医療用具のスケジュール調整を行わなければならなかったり、クリティカルパスを作成し直さなくてはならないという問題があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、患者に対する適合精度がよいクリティカルパスを生成することができるクリティカルパス生成方法および装置を提供することを目的とする。
本発明では上記問題を解決するために、蓄積された医療実績データに基づいて、患者に対する治療行為予定が設定されているクリティカルパスを生成するクリティカルパス生成方法において、仮パス生成手段が、少なくとも患者に対して行われた治療行為と症状が設定されている医療実績データが記憶されている医療実績記憶手段から、入力された少なくとも症状を含む特定条件によって特定される前記医療実績データを抽出し、抽出した前記医療実績データに基づいて、前記医療実績データに設定されている前記治療行為を治療行為予定として設定した仮想のクリティカルパスである仮パスを生成するステップと、仮パス患者登録手段が、前記仮パスの適用対象となる仮パス対象患者の入力された少なくとも患者を識別するための患者識別子と症状を含む患者情報と前記特定条件とを照合し、前記特定条件が一致する前記患者情報を前記仮パスに対応する仮パス患者情報として登録するステップと、仮パス評価手段が、前記仮パス対象患者に対して行われた前記治療行為が記憶されている治療行為記憶手段から前記患者識別子に基づいて前記治療行為を取得し、取得した前記治療行為と、前記仮パスに設定されている前記治療行為予定とを比較し、一致度に応じて前記仮パスを評価するステップと、パス登録手段が、前記仮パス評価手段による評価が所定の基準を超えた前記仮パスを本クリティカルパスとして登録し、クリティカルパス記憶手段に格納するステップとを含むことを特徴とするクリティカルパス生成方法が提供される。
これにより、仮パス生成手段1bが、少なくとも患者に対して行われた治療行為4と症状が設定されている医療実績データ2が記憶されている医療実績記憶手段1aから、入力された少なくとも症状を含む特定条件によって特定される医療実績データ2を抽出し、抽出した医療実績データ2に基づいて、医療実績データ2に設定されている治療行為4を治療行為予定として設定した仮想のクリティカルパスである仮パス3を生成する。仮パス患者登録手段1cが、仮パス3の適用対象となる仮パス対象患者の入力された少なくとも患者を識別するための患者識別子と症状を含む患者情報と特定条件とを照合し、特定条件が一致する患者情報を仮パス3に対応する仮パス患者情報として登録する。仮パス評価手段1eが、仮パス対象患者に対して行われた治療行為4が記憶されている治療行為記憶手段1dから患者識別子に基づいて治療行為4を取得し、取得した治療行為4と、仮パス3に設定されている治療行為予定とを比較し、一致度に応じて仮パス3を評価する。パス登録手段1fが、仮パス評価手段1eによる評価が所定の基準を超えた仮パス3を本クリティカルパスとして登録し、クリティカルパス記憶手段1gに格納する。本クリティカルパスとしてクリティカルパス記憶手段1gに記憶された後は、担当医師によってオーダが発行のときに、クリティカルパス記憶手段1gから本クリティカルパスを読み出して利用することができる。
また、本発明では、蓄積された医療実績データに基づいて、患者に対する治療行為予定が設定されているクリティカルパスを生成するクリティカルパス生成装置において、少なくとも患者に対して行われた治療行為と症状が設定されている医療実績データが記憶されている医療実績記憶手段と、前記医療実績記憶手段から、入力された少なくとも症状を含む特定条件によって特定される前記医療実績データを抽出し、抽出した前記医療実績データに基づいて、前記医療実績データに設定されている前記治療行為を治療行為予定として設定した仮想のクリティカルパスである仮パスを生成する仮パス生成手段と、前記仮パスの適用対象となる仮パス対象患者の入力された少なくとも患者を識別するための患者識別子と症状を含む患者情報と前記特定条件とを照合し、前記特定条件が一致する前記患者情報を前記仮パスに対応する仮パス患者情報として登録する仮パス患者登録手段と、前記仮パス対象患者に対して行われた前記治療行為が記憶されている治療行為記憶手段と、前記治療行為記憶手段から前記患者識別子に基づいて前記治療行為を取得し、取得した前記治療行為と、前記仮パスに設定されている前記治療行為予定とを比較し、一致度に応じて前記仮パスを評価する仮パス評価手段と、前記クリティカルパスを記憶するクリティカルパス記憶手段と、前記仮パス評価手段による評価が所定の基準を超えた前記仮パスを本クリティカルパスとして登録し、前記クリティカルパス記憶手段に格納するパス登録手段とを有することを特徴とするクリティカルパス生成装置が提供される。
これにより、医療実績記憶手段には、少なくとも患者に対して行われた治療行為と症状が設定されている医療実績データが記憶されている。仮パス生成手段は、医療実績記憶手段から、入力された少なくとも症状を含む特定条件によって特定される医療実績データを抽出し、抽出した医療実績データに基づいて、医療実績データに設定されている治療行為を治療行為予定として設定した仮想のクリティカルパスである仮パスを生成する。仮パス患者登録手段は、仮パスの適用対象となる仮パス対象患者の入力された少なくとも患者を識別するための患者識別子と症状を含む患者情報と特定条件とを照合し、特定条件が一致する患者情報を仮パスに対応する仮パス患者情報として登録する。治療行為記憶手段は、仮パス対象患者に対して行われた治療行為が記憶されている。仮パス評価手段は、治療行為記憶手段から患者識別子に基づいて治療行為を取得し、取得した治療行為と、仮パスに設定されている治療行為予定とを比較し、一致度に応じて仮パスを評価する。クリティカルパス記憶手段は、クリティカルパスを記憶する。パス登録手段は、仮パス評価手段による評価が所定の基準を超えた仮パスを本クリティカルパスとして登録し、クリティカルパス記憶手段に格納する。
本発明のクリティカルパス生成方法および装置によれば、仮パスに設定されている治療行為予定と、仮パス対象患者に対して実際に行われた治療行為を比較し、両者の一致度が所定の基準を超えた仮パスのみを患者に対して行う治療行為の治療行為予定として用いる本クリティカルパスとするので、生成された仮パスの中から精度がよい仮パスのみが本クリティカルパスとして用いられることになる。したがって、本クリティカルパスの作成および修正の手間を省くことが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に適用される発明の概念図である。図1に示すように、コンピュータ1は、医療実績記憶手段1a、仮パス生成手段1b、仮パス患者登録手段1c、治療行為記憶手段1d、仮パス評価手段1e、パス登録手段1f、およびクリティカルパス記憶手段1gを備えている。
医療実績記憶手段1aには、患者に対して行われた治療行為と症状が設定されている医療実績データ2が記憶されている。
仮パス生成手段1bは、症状が設定されている特定条件を受け取ると、受け取った特定条件の症状に基づいて特定できる医療実績データ2を医療実績記憶手段1aから抽出する。そして、抽出した医療実績データ2を用いて仮パス3を生成する。
仮パス患者登録手段1cは、新たに治療が開始される患者に関する情報であって、その患者の症状と患者を識別するための患者識別子が設定されている患者情報を受け取ると、上述の特定条件に合致する患者情報を仮パス患者情報として登録する。
治療行為記憶手段1dには、仮パス3が適用された患者である仮パス対象患者に対して行われた治療行為が記憶されている。
仮パス評価手段1eは、仮パス患者登録手段1cから患者識別子に基づいて仮パス対象患者に適用されている仮パス3を特定し、特定した仮パス3を仮パス生成手段1bから取得する。また、患者識別子に基づいて仮パス対象患者に対して行われた治療行為4を治療行為記憶手段1dから取得する。そして、仮パス3に設定されている治療行為予定と、仮パス対象患者に対して行われた治療行為4を比較し、一致度を調べることによって仮パス3の評価を行う。
パス登録手段1fは、仮パス評価手段1eが行った評価が所定の基準を超えた仮パス3を患者の治療行為予定として実際に運用可能な本クリティカルパスとして登録する。
クリティカルパス記憶手段1gには、パス登録手段1fが登録した本クリティカルパスが記憶されている。
このように、仮パスに設定されている治療行為予定と、仮パス対象患者に対して実際に行われた治療行為を比較し、両者の一致度が所定の基準を超えた仮パスのみを患者に対して行う治療行為の治療行為予定として用いる本クリティカルパスとするので、生成された仮パスの中から精度がよい仮パスのみが本クリティカルパスとして用いられることになる。したがって、本クリティカルパスの作成および修正の手間を省くことが可能となる。
次に、本発明のクリティカルパス生成装置について図面を参照して詳細に説明する。
図2は、本実施の形態に用いる端末装置のハードウェア構成例を示す図である。クリティカルパス生成装置100は、CPU(Central Processing Unit)101によって装置全体が制御されている。CPU101には、バス107を介してRAM(Random Access Memory)102、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)103、グラフィック処理装置104、入力インタフェース105、および通信インタフェース106が接続されている。
RAM102には、CPU101に実行させるOSのプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM102には、CPU101による処理に必要な各種データが格納される。HDD103には、OS(Operating System)やアプリケーションプログラムが格納される。
グラフィック処理装置104には、モニタ11が接続されている。グラフィック処理装置104は、CPU101からの命令に従って、画像をモニタ11の画面に表示させる。入力インタフェース105には、キーボード12とマウス13とが接続されている。入力インタフェース105は、キーボード12やマウス13から送られてくる信号を、バス107を介してCPU101に送信する。
通信インタフェース106は、ネットワーク10に接続されている。通信インタフェース106は、ネットワーク10を介して、他のコンピュータとの間でデータの送受信を行う。以上のようなハードウェア構成によって、本実施の形態の処理機能を実現することができる。
次に、クリティカルパス生成装置100が有する処理機能について説明する。
図3は、端末装置の処理機能を示す図である。図3に示すように、クリティカルパス生成装置100は、過去患者情報記憶部110、仮パス生成部120、仮パス情報記憶部130、仮パス患者情報記憶部140、仮パス適用部150、仮パスオーダ情報記憶部160、仮パス評価部170、評価ポイント情報記憶部180、および適用判断部190を備えている。また、クリティカルパス生成装置100は、オーダ情報記憶部200、患者情報記憶部210、およびクリティカルパス記憶部220に接続されている。
オーダ情報記憶部200には、患者に対して発行されたオーダが、そのオーダが発行された発行年月日と患者番号に対応付けて記憶されている。患者に対して発行されるオーダとは、担当医師が患者に対して行う医療行為予定である。このオーダ発行がなされると、発行されたオーダに基づいて医療行為に必要な医療器具などが用意され、患者に対して医療行為がなされる。そして、この発行されたオーダ履歴を参照することによって、過去にどの患者にどの医療行為がなされたのかを知ることが可能となる。
患者情報記憶部210には、現在治療中の患者の患者番号に対応付けて、患者の名前、病名、病名コード、年代、年代コード、性別、性別コード、および仮パスフラグが記憶されている。仮パスフラグとは、患者に対して仮パスが適用されているか否かを示すフラグである。
クリティカルパス記憶部220には、設定されている治療行為予定に沿って治療を行うことが可能と判断されたクリティカルパスが記憶されている。
オーダ情報記憶部200、患者情報記憶部210、およびクリティカルパス記憶部220に記憶されているデータは外部から参照可能であり、たとえば担当医師は上述の各記憶部に記憶されているデータに基づいてオーダを発行することが可能である。
過去患者情報記憶部110には、治療が終了した患者の患者番号に対応付けて、患者の名前、病名、病名コード、年代、年代コード、性別、性別コード、治療開始日、およびオーダ情報が記憶されている。オーダ情報とは、患者に発行されたオーダが、オーダが発行された年月日に対応付けている情報である。
仮パス生成部120は、過去患者情報記憶部110に記憶されている情報の内、病名・年代・性別という3つの属性が共通している患者が一定数以上いるとき、その3つの属性が共通である患者のオーダ情報を取得し、取得したオーダ情報に基づいて仮パスを生成する。
このオーダ情報を取得するタイミングは、たとえば一定時間ごとに過去患者情報記憶部110を検索し、上述の3つの属性が一致している患者数が一定以上いる場合に条件に該当するオーダ情報を取得する。そして、取得したオーダ情報に基づいて仮パスを生成する。
仮パス情報記憶部130には、仮パス生成部120が生成した仮パスに関する情報が、仮パスに付された仮パス番号に関連付けて記憶されている。具体的には、仮パスに付された名称、病名コード、年代コード、性別コード、およびポイント閾値である。
この仮パス生成部120が生成した仮パスは、仮パスが適用された患者に関連付けられて仮パス情報記憶部130に記憶されるのみであり、仮パスが適用された患者に対するオーダは仮パスに設定されているオーダとは無関係に発行される。つまり担当医師は、患者に対して仮パスが適用されているか否かを見ることはできず、たとえオーダを発行する対象となる患者に対して仮パスが適用されていることを、たとえば患者情報記憶部210のデータを参照することによって知っても、適用されている仮パスを意識することなく治療行為は行われる。
仮パス患者情報記憶部140は、現在治療中の患者であって仮パスが適用された患者の患者番号に対応付けて、適用されている仮パスの仮パス番号、および仮パスが適用された日が記憶されている。
仮パス適用部150は、治療を開始する患者に対して仮パスの適用が可能か否かを判断する。具体的には、治療を開始する患者に関する情報が入力されると、入力された患者に関する情報に基づいて適用可能な仮パスが仮パス情報記憶部130にあるか否かを判断する。そして、仮パス情報記憶部130に適用可能な仮パスがあった場合には、入力された患者に関する情報を患者情報記憶部210に記憶するとともに仮パスフラグを設定する。また、患者に適用した仮パスの番号と仮パスを適用した日にちを適用した患者の患者番号に対応付けて仮パス患者情報記憶部140に記憶する。一方、仮パス情報記憶部130に適用可能な仮パスがない場合には、入力された患者に関する情報を患者情報記憶部210に記憶するときに仮パスフラグは設定しない。
仮パスオーダ情報記憶部160には、仮パス生成部120が生成した仮パスに設定されているオーダ情報が記憶されている。たとえば、治療開始日を1日目としたときの治療開始から何日目かを示す日程、発行されたオーダ、およびオーダの詳細が仮パスの番号に対応付けて記憶されている。
仮パス評価部170は、患者に対するオーダが発行されると仮パスの評価を行う。具体的には、患者番号に基づいて患者情報記憶部210に仮パスフラグが設定されているか否かを判断する。仮パスが適用されている場合には、仮パスに設定されているオーダを仮パスオーダ情報記憶部160から読み取り、実際に発行されたオーダをオーダ情報記憶部200から読み取る。そして、仮パスに設定されているオーダと実際に発行されたオーダが一致しているか否かを比較する。一致している場合には、評価ポイント情報記憶部180に評価ポイントを加算する。オーダが一致しているか否かを判断するときには、仮パス患者情報記憶部140から仮パスが適用された日にちを読み取り、オーダが発行された日程ごとに比較を行う。
評価ポイント情報記憶部180には、オーダおよびオーダに対応する評価ポイントが患者番号に対応付けて記憶されている。
適用判断部190は、患者に対して適用している仮パスを実際に患者に対して適用するクリティカルパスとするか否かの判断を行う。具体的には、評価ポイント情報記憶部180から患者に対して適用している仮パスに設定されているオーダが実際に発行されたオーダとどの程度適合しているかを示す評価ポイントを取得する。また、仮パスを実際にクリティカルパスとして適用するために評価ポイントが何ポイント以上必要かを示す閾値を仮パス情報記憶部130から取得する。そして、取得した評価ポイントの合計が閾値を超えているかを判断する。閾値を超えている場合には、患者に対して適用している仮パスに設定されているオーダが実際に発行されたオーダとどの程度一致しているかを示す一致率を算出し、その一致率が一定以上の割合に達しているか否かを判断する。そして、一定以上の一致率だった場合に患者に適用している仮パスを実際にクリティカルパスとして適用することを可能とするためにクリティカルパス記憶部220に記憶する。
次に、クリティカルパス生成装置100、もしくはクリティカルパス生成装置100に接続されている記憶部に格納されている各種データの具体例について説明する。
図4は、オーダ情報テーブルのデータ構造例を示す図である。図4に示すように、オーダ情報テーブル201には、患者番号、発行年月日、オーダ、詳細1、および詳細2の各欄が設けられている。各欄の横方向に並べられた情報同士が互いに関連付けられ、患者に対して発行されたオーダに関するレコードを構成している。
患者番号の欄には、発行されたオーダの対象である患者の患者番号が設定されている。発行年月日の欄には、オーダが発行された年月日が設定されている。オーダの欄には、発行されたオーダが設定されている。詳細1と詳細2の欄には、それぞれ発行されたオーダの詳細情報が設定されている。図4の例では、1つ目のレコードに、検査というオーダの詳細情報として生化学および血液という詳細情報が設定されている。これは、生化学の検査を行い、かつその生化学の検査とは血液検査であったことを示している。また、2つ目のレコードに、注射というオーダの詳細情報として点滴という詳細情報が設定されている。この詳細情報は、患者に対して行った注射とは詳しくは点滴であったことを示している。
図5は、患者情報テーブルのデータ構造例を示す図である。図5に示すように、患者情報テーブル211には、患者番号、患者名、病名、病名コード、年齢、性別、および仮パスフラグの各欄が設けられている。各欄の横方向に並べられた情報同士が互いに関連付けられ、治療中の患者に関するレコードを構成している。
患者番号の欄には、患者を識別するために付された番号が設定されている。患者名の欄には、患者の名字の読みがカタカナで設定されている。病名の欄には、患者の病名が設定されている。病名コードの欄には、患者の病名をコード化した病名コードが設定されている。年齢の欄には、患者の年齢が設定されている。性別の欄には、患者の性別が設定されている。仮パスフラグの欄には、患者に対して仮パスが適用されているか否かを示す仮パスフラグが設定されている。図5の例では、仮パスが適用されているとき「1」が設定され、仮パスが適用されていないときには「0」が設定されている。
図6は、仮パス情報テーブルのデータ構造例を示す図である。図6に示すように、仮パス情報テーブル131には、仮パス番号、仮パス名、病名コード、年代コード、性別コード、およびポイント閾値の各欄が設けられている。各欄の横方向に並べられた情報同士が互いに関連付けられ、仮パスに関するレコードを構成している。
仮パス番号の欄には、仮パスに一意に付された番号が設定されている。仮パス名の欄には、どのような仮パスかがわかりやすいように仮パスに対して付された名称が設定されている。病名コードの欄には、仮パスが適用される患者の病名をコード化した病名コードが設定されている。図6の例では、「A0001」は胃ガンを表し、「B0001」は肺ガンを表す。年代コードの欄には、仮パスが適用される患者の年代をコード化した年代コードが設定されている。図6の例では、「1」は30代を表し、「2」は40代を表し、「3」は50代を表す。性別コードの欄には、仮パスが適用される患者の性別をコード化した性別コードが設定されている。図6の例では、「1」は男を表す。これから治療を開始する患者に対して仮パスを適用しようとするとき、治療を開始する患者の病名コード、年代コード、および性別コードが入力されると、入力された各コードに基づいて所望の仮パスが存在するか否かを判断する。ポイント閾値の欄には、評価ポイントが一定値以上になったときに患者に対して適用されていた仮パスを実際にクリティカルパスとして適用する旨の判断を行うための閾値が設定されている。この閾値は、たとえば仮パスに設定されているオーダとオーダの詳細情報の数に基づいて決定され、ポイント閾値の欄に設定される。
図7は、仮パス患者情報テーブルのデータ構造例を示す図である。図7に示すように、仮パス患者情報テーブル141には、患者番号、仮パス番号、および仮パス適用日の各欄が設けられている。各欄の横方向に並べられた情報同士が互いに関連付けられ、仮パスが適用されている患者と仮パスの関係に関するレコードを構成している。
患者番号の欄には、仮パスが適用されている患者に付された患者番号が設定されている。仮パス番号の欄には、患者に適用されている仮パスの番号が設定されている。仮パス適用日の欄には、患者に対して仮パスを適用した日が設定されている。
図8は、仮パスオーダ情報テーブルのデータ構造例を示す図である。図8に示すように、仮パスオーダ情報テーブル161には、仮パス番号、日程、オーダ、詳細1、および詳細2の各欄が設けられている。各欄の横方向に並べられた情報同士が互いに関連付けられ、仮パスに設定されているオーダに関するレコードを構成している。
仮パス番号の欄には、仮パスを識別するために付された番号が設定されている。日程の欄には、治療が何日目にあたるかを示す数字が設定されている。図8の例では、1つ目のレコードと2つ目のレコードの仮パス番号の欄に「001」が設定されている。また、日程の欄には、1つ目のレコードに「1」が設定され、2つ目のレコードに「2」が設定されている。つまり、1つ目のレコードは「001」という番号が付された仮パスの治療1日目のオーダに関する情報であり、2つ目のレコードは「001」という番号が付された仮パスの治療2日目のオーダに関する情報であることを示している。オーダの欄には、患者に対して発行すべきオーダが設定されている。詳細1および詳細2の欄には、患者に対して発行すべきオーダの詳細情報が設定されている。
図9は、評価ポイント情報テーブルのデータ構造例を示す図である。図9に示すように、評価ポイント情報テーブル181には、患者番号、オーダ、評価ポイント、および評価数の各欄が設けられている。各欄の横方向に並べられた情報同士が互いに関連付けられ、オーダごとに与えられた評価ポイントに関するレコードを構成している。
患者番号の欄には、仮パスが適用された患者を識別するための番号が設定されている。オーダの欄には、仮パスに設定されているオーダが設定されている。評価ポイントの欄には、仮パスに設定されているオーダと実際に患者に対して発行されたオーダの一致度を示す評価ポイントが設定されている。評価数の欄には、仮パスに設定されているオーダと実際に患者に対して発行されたオーダの一致度を調べる評価を行った項目の総数が設定されている。図9の例では、1つ目のレコードとして、オーダには「検査」が設定されており、評価ポイントと評価数には「3」が設定されている。また、2つ目のレコードとして、オーダには「注射」が設定されており、評価ポイントと評価数には「2」が設定されている。以下、評価ポイントの欄に設定された評価ポイントについて説明する。
上述のオーダ情報テーブル201から、患者番号が「9005」と設定されている患者に対して2006年1月20日に「検査」のオーダが発行されていることがわかる。また、その「検査」のオーダの詳細情報として「生化学」、「血液」が設定されていることがわかる。
また、上述の仮パス患者情報テーブル141から、患者番号が「9005」と設定されている患者に対して仮パス番号が「001」と設定されている仮パスが設定されていることがわかる。また、その仮パスが設定された日は、2006年1月20日であることがわかる。言い換えると、2006年1月20日が治療を開始した日であり、治療1日目であるといえる。
また、上述の仮パスオーダ情報テーブル161から、仮パス番号が「001」と設定されている仮パスには、治療1日目に「検査」のオーダが設定されており、その「検査」のオーダの詳細情報として「生化学」、「血液」が設定されている。そして、仮パス番号が「001」と設定されている仮パスには、他に「検査」のオーダは設定されていないことがわかる。
以上のことから、仮パス番号が「001」と設定されている仮パスが適用されており、患者番号が「9005」と設定されている患者において、治療1日目として仮パスに設定されているオーダと実際に治療1日目に発行されたオーダは「検査」で一致している。このようにオーダが一致しているときには評価ポイントを1加算する。また、オーダが一致しているか否かの判断を1項目行ったので、評価数を1加算する。
また、治療1日目として仮パスに設定されているオーダの詳細情報と実際に治療1日目に発行されたオーダの詳細情報は「生化学」、「血液」という2つの項目とも一致している。このように詳細情報が一致しているときには、各項目ごとに評価ポイントを1加算する。つまり、「生化学」、「血液」という2つの項目が一致していたので評価ポイントを2加算する。また、詳細情報が一致しているか否かの判断を2項目行ったので、評価数を2加算する。したがって、評価ポイント情報テーブル181の1つ目のレコードには評価ポイントと評価数として「3」が設定されている。
また、仮パス番号が「001」と設定されている仮パスが適用されており患者番号が「9005」と設定されている患者において、治療2日目として仮パスに設定されているオーダと実際に治療2日目に発行されたオーダは「注射」で一致している。このようにオーダが一致しているときには評価ポイントを1加算する。また、オーダが一致しているか否かの判断を1項目行ったので、評価数を1加算する。
また、治療2日目として仮パスに設定されているオーダの詳細情報と実際に治療1日目に発行されたオーダの詳細情報は「点滴」で一致している。このように詳細情報が一致しているときには評価ポイントを1加算する。また、詳細情報が一致しているか否かの判断を1項目行ったので、評価数を1加算する。したがって、評価ポイント情報テーブル181の2つ目のレコードには評価ポイントと評価数として「2」が設定されている。このような方法で評価ポイントの欄に評価ポイントが設定され、評価数の欄に評価を行った総数が設定されるので、この評価ポイントが仮パスに設定されたオーダと実際に発行されたオーダの一致度を表すことになる。
以上のような機能およびデータを有しているクリティカルパス生成装置100により、以下の処理が行われる。
図10は、端末装置による仮パス適用・評価処理全体の概要を示すフローチャートである。以下、図10に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
〔ステップS11〕仮パス適用部150は、患者の治療が開始されると、開始される治療の対象である患者の患者情報を登録する。具体的には、患者情報が入力されると、入力された患者情報を患者情報記憶部210に記憶する。ここで患者情報とは、患者を一意に識別するための患者番号、患者の名字の読みである患者名、病名、病名をコード化した病名コード、年齢、および性別である。
〔ステップS12〕仮パス適用部150は、患者情報に適合する仮パスがあるか否かを調べるために仮パス情報記憶部130内に記憶されている仮パスを検索する。具体的には、患者の病名・年代・性別と仮パスに設定されている病名・年代・性別が一致する仮パスが記憶されているか否かを判断する。仮パスが記憶されている場合には、処理をステップS13へ進め、仮パスが記憶されていない場合には、処理を終了する。
〔ステップS13〕仮パス適用部150は、仮パス患者登録を行う。具体的には、患者の病名・年代・性別と仮パスに設定されている病名・年代・性別が一致する仮パスを患者に適用する仮パスと決定し、その仮パス番号を取得する。そして、その仮パスを適用して治療を開始する日を仮パス適用日として仮パス患者情報記憶部140に記憶する。また、患者番号・患者名・病名・病名コード・年齢・性別を患者情報記憶部210に記憶し、記憶したレコードの仮パスフラグの欄に仮パスが適用されている旨を示すフラグを設定する。
〔ステップS14〕治療が開始されると担当医師からのオーダが発行され、発行されたオーダは、患者番号とオーダが発行された年月日に対応付けてオーダ情報記憶部200に記憶される。
〔ステップS15〕仮パス評価部170は、一定時間ごとに仮パスの評価を行う。具体的には、仮パスの評価を行う患者を特定し、患者情報記憶部210に記憶されている患者情報テーブル211の仮パスフラグを参照することによって仮パスが適用されているか否かを確認する。仮パスが適用されていると判断された場合には、仮パス患者情報記憶部140に記憶されている仮パス患者情報テーブル141から患者番号に基づいて仮パス番号と仮パス適用日を取得する。
また、仮パスオーダ情報記憶部160に記憶されている仮パスオーダ情報テーブル161から、仮パス患者情報記憶部140から取得した仮パス番号に基づいて仮パスに設定されているオーダとオーダの詳細情報を取得する。このオーダとオーダの詳細情報を取得するときに、たとえば仮パス適用日と評価を行う日の年月日から治療何日目かを算出し、算出した日程に関連付けられているオーダとオーダの詳細情報を取得する。
また、オーダ情報記憶部200に記憶されているオーダ情報テーブル201から、仮パスの評価を行う患者の患者番号と発行年月日に関連付けられているオーダとオーダの詳細情報を取得する。そして、発行年月日と評価を行う日の年月日から、各オーダが治療何日目に発行されたものであるかを算出する。
そして、仮パスオーダ情報記憶部160から取得したオーダとオーダの詳細情報と、オーダ情報記憶部200から取得したオーダとオーダの詳細情報のうち、同一の日程のオーダとオーダの詳細情報を比較し、一致しているか否かを判断する。そして、比較したオーダとオーダの詳細情報の項目数を、比較した各オーダに関連付けて評価ポイント情報記憶部180に記憶されている評価ポイント情報テーブル181の評価数の欄に設定する。また、比較したオーダとオーダの詳細情報のうち、一致していた項目数を、比較した各オーダに関連付けて評価ポイント情報記憶部180に記憶されている評価ポイント情報テーブル181の評価ポイントの欄に設定する。
〔ステップS16〕適用判断部190は、評価を行う仮パスの評価が一定以上かを判断する。具体的には、適用判断部190は、評価を行う仮パスが適用されている患者の患者番号に関連付けられた全ての評価ポイントを評価ポイント情報記憶部180から取得し、合算する。また、評価を行う仮パスの仮パス番号に関連付けられているポイント閾値を取得し、評価ポイント情報記憶部180から取得した評価ポイントの合計がポイント閾値を超えているか否かを判断する。ポイント閾値を超えている場合には、さらに、仮パスが適用されている患者の患者番号に関連付けられた全ての評価数を評価ポイント情報記憶部180から取得し、合算する。そして、評価ポイントの合計を評価数の合計で除して一致率を算出し、一致率が一定割合以上か否かを判断する。適用判断部190は、この一致率が一定割合以上である場合に、仮パスの評価が一定以上であると判断する。仮パスの評価が一定以上であると判断した場合には、処理をステップS17へ進め、仮パスの評価が一定以上ではないと判断した場合には、処理を終了する。
〔ステップS17〕適用判断部190は、患者に対して適用し、上述の評価を行った仮パスを患者に適用するクリティカルパスとして登録する。たとえば、患者に適用可能なクリティカルパスを記憶する不図示のクリティカルパス記憶部に評価を行った仮パスをクリティカルパスとして記憶する。
このような処理を行うことによって、仮パスに設定されている治療行為予定と、仮パス対象患者に対して実際に行われた治療行為を比較し、両者の一致度が所定の基準を超えた仮パスのみを患者に対して行う治療行為の治療行為予定として用いる本クリティカルパスとするので、生成された仮パスの中から精度がよい仮パスのみが本クリティカルパスとして用いられることになる。したがって、本クリティカルパスの作成および修正の手間を省くことが可能となる。
図11は、端末装置による仮パスを生成する処理の手順を示すフローチャートである。以下、図11に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
〔ステップS21〕仮パス生成部120は、過去患者情報記憶部110から治療が終了した患者の治療実績に関する過去患者情報を一定の法則に従って取得する。具体的には、過去患者情報のうち、症状・年齢・性別の3つの属性が共通なものを抽出し、取得する。たとえば症状を特定し、特定した症状が設定されている過去患者情報を抽出し、年齢を特定し、特定した年齢が設定されている過去患者情報をさらに抽出し、性別を特定し、特定した性別に設定されている過去患者情報をさらに抽出し、抽出された過去患者情報を取得するなどする。なお、属性の特定方法はどのような方法によってもよく、たとえば症状の一覧から設定されている順番に特定していく方法が考えられる。
〔ステップS22〕仮パス生成部120は、不図示の日付カウンタを1加算する。
〔ステップS23〕仮パス生成部120は、抽出した過去患者情報から日付ごとにオーダの情報を取得する。具体的には、日付カウンタと同じ日付のオーダとオーダの詳細情報を抽出する。
〔ステップS24〕仮パス生成部120は、抽出したオーダのうち、全体の過半数を超えるオーダが同じ種類のオーダに設定されているか否かを判断する。また、抽出したオーダの詳細情報のうち、全体の過半数を超えるオーダの詳細情報が同じ種類のオーダの詳細情報に設定されているか否かを判断する。過半数のものがあるときには、そのオーダとオーダの詳細情報を、抽出したオーダとオーダの詳細情報が設定されていた日程に設定されるべき仮パスのオーダとオーダの詳細情報として特定し、処理をステップS25へ進め、過半数のものがない場合には、処理をステップS26へ進める。
〔ステップS25〕仮パス生成部120は、特定したオーダとオーダの詳細情報を仮パスのオーダとオーダの詳細情報として設定する。具体的には、仮パスオーダ情報記憶部160に、仮パスの仮パス番号に関連付けて、抽出したオーダとオーダの詳細情報が設定されていた日程を仮パスの日程として、抽出したオーダとオーダの詳細情報を仮パスのオーダとオーダの詳細情報として設定する。
〔ステップS26〕仮パス生成部120は、抽出したオーダとオーダの詳細情報における全日程の抽出処理が終了したか否かを判断する。全日程の抽出処理が終了していない場合には、処理をステップS22へ進め、全日程の抽出処理が終了した場合には、処理を終了する。
図12は、端末装置による仮パスを適用する処理の手順を示すフローチャートである。以下、図12に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
〔ステップS31〕仮パス適用部150は、新たに治療を開始する患者の患者情報を登録する。具体的には、患者情報が入力されると、入力された患者情報を患者情報記憶部210に記憶する。
〔ステップS32〕仮パス適用部150は、入力された患者情報に基づいて、仮パス情報記憶部130に、新たに治療を開始する患者に対して適用可能な仮パスが記憶されているか否かを検索する。具体的には、新たに治療を開始する患者の症状・年代・性別と同一の属性が設定されている仮パスがあるか否かによって適用可能な仮パスがあるか否かを判断する。適用可能な仮パスが記憶されていると判断した場合には、処理をステップS33へ進め、適用可能な仮パスが記憶されていないと判断した場合には、処理を終了する。
〔ステップS33〕仮パス適用部150は、患者情報記憶部210に記憶した患者情報に、仮パスを適用した旨を示す仮パスフラグを設定する。
図13は、端末装置による仮パスを評価する処理の手順を示すフローチャートである。以下、図13に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
〔ステップS41〕医師からオーダが発行されると、発行されたオーダがオーダ情報記憶部200に記憶される。そして、仮パス評価部170は、所定のタイミングで入力される仮パス評価指示を受け取ると、仮パスの評価を開始する。この所定のタイミングとは、たとえば一日の診療が終了した後などが考えられる。
〔ステップS42〕仮パス評価部170は、患者情報記憶部210に記憶されている仮パスが適用されているか否かを示す仮パスフラグを参照して、患者に仮パスが適用されているか否かを判断する。仮パスフラグが設定されている場合には、処理をステップS43へ進め、仮パスフラグが設定されていない場合には、処理を終了する。
〔ステップS43〕仮パス評価部170は、オーダ情報記憶部200から特定された患者の患者番号に関連付けられているオーダとオーダの詳細情報を取得する。また、仮パス患者情報記憶部140から特定された患者に対して仮パスがいつ適用されたかを示す仮パス適用日を取得する。そして、取得した仮パス適用日に基づいてオーダに関連付けられている各発行年月日が治療何日目にあたるかを示す日程を算出する。また、仮パスオーダ情報記憶部160から特定された患者に適用されている仮パスの仮パス番号に関連付けられているオーダとオーダの詳細情報を取得する。そして、オーダ情報記憶部200から取得したオーダとオーダの詳細情報と、仮パスオーダ情報記憶部160から取得したオーダとオーダの詳細情報を日程ごとに比較する。
〔ステップS44〕仮パス評価部170は、日程ごとに比較したオーダとオーダの詳細情報で一致した項目があったか否かを判断する。一致した項目があった場合には、処理をステップS45へ進め、一致した項目がなかった場合には、処理を終了する。
〔ステップS45〕仮パス評価部170は、比較した項目数を評価ポイント情報記憶部180に記憶する。また、比較して一致した項目数を評価ポイント情報記憶部180に記憶する。
〔ステップS46〕適用判断部190は、仮パスの評価が一定以上であるか否かを判断する。具体的には、仮パス情報記憶部130から評価を行う仮パスの仮パス番号に関連付けられているポイント閾値を取得する。そして、一致した項目数がポイント閾値以上か否かを判断する。ポイント閾値以上であった場合には、一致した項目数を、比較した項目数で除することによって比較した項目数のうち、一致した項目数の割合を示す一致率を算出し、一致率が一定以上であるか否かを判断する。たとえば一致率が70%以上であるか否かを判断する。一致率が70%以上である場合には、処理をステップS47へ進め、一致率が70%未満である場合には、処理を終了する。
〔ステップS47〕適用判断部190は、評価を行った仮パスを、設定されているオーダに基づいて、適用されている患者に対して治療行為を行うためのクリティカルパスとする旨の登録を行う。たとえば上述のような一定以上の評価を備えたクリティカルパスを記憶するための不図示のクリティカルパス記憶部に仮パスをクリティカルパスとして記憶する。
なお、仮パスの評価はいつ行ってもよい。たとえば、1日分のオーダが発行された後に行ってもよいし、1日の診療が終わる時間に毎日行ってもよいし、オーダが発行される度に行ってもよい。
(付記1) 蓄積された医療実績データに基づいて、患者に対する治療行為予定が設定されているクリティカルパスを生成するクリティカルパス生成方法において、
仮パス生成手段が、少なくとも患者に対して行われた治療行為と症状が設定されている医療実績データが記憶されている医療実績記憶手段から、入力された少なくとも症状を含む特定条件によって特定される前記医療実績データを抽出し、抽出した前記医療実績データに基づいて、前記医療実績データに設定されている前記治療行為を治療行為予定として設定した仮想のクリティカルパスである仮パスを生成するステップと、
仮パス患者登録手段が、前記仮パスの適用対象となる仮パス対象患者の入力された少なくとも患者を識別するための患者識別子と症状を含む患者情報と前記特定条件とを照合し、前記特定条件が一致する前記患者情報を前記仮パスに対応する仮パス患者情報として登録するステップと、
仮パス評価手段が、前記仮パス対象患者に対して行われた前記治療行為が記憶されている治療行為記憶手段から前記患者識別子に基づいて前記治療行為を取得し、取得した前記治療行為と、前記仮パスに設定されている前記治療行為予定とを比較し、一致度に応じて前記仮パスを評価するステップと、
パス登録手段が、前記仮パス評価手段による評価が所定の基準を超えた前記仮パスを本クリティカルパスとして登録し、クリティカルパス記憶手段に格納するステップと、
を含むことを特徴とするクリティカルパス生成方法。
(付記2) 前記仮パス評価手段は、前記仮パス対象患者に対する治療日程ごとに、前記治療行為と、前記仮パスに設定されている前記治療行為予定とを比較し、一致した行為ごとにポイントを評価ポイント記憶手段に記憶し、
前記パス登録手段は、前記ポイントが一定数を超えたときに前記仮パスを前記本クリティカルパスとして登録し、前記クリティカルパス記憶手段に格納することを特徴とする付記1記載のクリティカルパス生成方法。
(付記3) 前記仮パス評価手段は、前記一致した行為の数を比較した前記治療行為の数で除して一致率を算出し、
前記パス登録手段は、前記一致率が一定割合を超えたときに前記仮パスを本クリティカルパスとして登録し、クリティカルパス記憶手段に格納することを特徴とする付記2記載のクリティカルパス生成方法。
(付記4) 前記仮パス生成手段は、抽出した前記医療実績データの過半数に設定されている前記治療行為を治療行為予定として設定した仮想のクリティカルパスである仮パスを生成することを特徴とする付記1記載のクリティカルパス生成方法。
(付記5) 蓄積された医療実績データに基づいて、患者に対する治療行為予定が設定されているクリティカルパスを生成するクリティカルパス生成装置において、
少なくとも患者に対して行われた治療行為と症状が設定されている医療実績データが記憶されている医療実績記憶手段と、
前記医療実績記憶手段から、入力された少なくとも症状を含む特定条件によって特定される前記医療実績データを抽出し、抽出した前記医療実績データに基づいて、前記医療実績データに設定されている前記治療行為を治療行為予定として設定した仮想のクリティカルパスである仮パスを生成する仮パス生成手段と、
前記仮パスの適用対象となる仮パス対象患者の入力された少なくとも患者を識別するための患者識別子と症状を含む患者情報と前記特定条件とを照合し、前記特定条件が一致する前記患者情報を前記仮パスに対応する仮パス患者情報として登録する仮パス患者登録手段と、
前記仮パス対象患者に対して行われた前記治療行為が記憶されている治療行為記憶手段と、
前記治療行為記憶手段から前記患者識別子に基づいて前記治療行為を取得し、取得した前記治療行為と、前記仮パスに設定されている前記治療行為予定とを比較し、一致度に応じて前記仮パスを評価する仮パス評価手段と、
前記クリティカルパスを記憶するクリティカルパス記憶手段と、
前記仮パス評価手段による評価が所定の基準を超えた前記仮パスを本クリティカルパスとして登録し、前記クリティカルパス記憶手段に格納するパス登録手段と、
を有することを特徴とするクリティカルパス生成装置。
本実施の形態に適用される発明の概念図である。 本実施の形態に用いる端末装置のハードウェア構成例を示す図である。 端末装置の処理機能を示す図である。 オーダ情報テーブルのデータ構造例を示す図である。 患者情報テーブルのデータ構造例を示す図である。 仮パス情報テーブルのデータ構造例を示す図である。 仮パス患者情報テーブルのデータ構造例を示す図である。 仮パスオーダ情報テーブルのデータ構造例を示す図である。 評価ポイント情報テーブルのデータ構造例を示す図である。 端末装置による仮パス適用・評価処理全体の概要を示すフローチャートである。 端末装置による仮パスを生成する処理の手順を示すフローチャートである。 端末装置による仮パスを適用する処理の手順を示すフローチャートである。 端末装置による仮パスを評価する処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 コンピュータ
1a 医療実績記憶手段
1b 仮パス生成手段
1c 仮パス患者登録手段
1d 治療行為記憶手段
1e 仮パス評価手段
1f パス登録手段
1g クリティカルパス記憶手段
2 医療実績データ
3 仮パス
4 治療行為

Claims (3)

  1. 蓄積された医療実績データに基づいて、患者に対する治療行為予定が設定されているクリティカルパスを生成するクリティカルパス生成方法において、
    仮パス生成手段が、少なくとも患者に対して行われた治療行為と症状が設定されている医療実績データが記憶されている医療実績記憶手段から、入力された少なくとも症状を含む特定条件によって特定される前記医療実績データを抽出し、抽出した前記医療実績データに基づいて、前記医療実績データに設定されている前記治療行為を治療行為予定として設定した仮想のクリティカルパスである仮パスを生成するステップと、
    仮パス患者登録手段が、前記仮パスの適用対象となる仮パス対象患者の入力された少なくとも患者を識別するための患者識別子と症状を含む患者情報と前記特定条件とを照合し、前記特定条件が一致する前記患者情報を前記仮パスに対応する仮パス患者情報として登録するステップと、
    仮パス評価手段が、前記仮パス対象患者に対して行われた前記治療行為が記憶されている治療行為記憶手段から前記患者識別子に基づいて前記治療行為を取得し、取得した前記治療行為と、前記仮パスに設定されている前記治療行為予定とを比較し、一致度に応じて前記仮パスを評価するステップと、
    パス登録手段が、前記仮パス評価手段による評価が所定の基準を超えた前記仮パスを本クリティカルパスとして登録し、クリティカルパス記憶手段に格納するステップと、
    を含むことを特徴とするクリティカルパス生成方法。
  2. 前記仮パス評価手段は、前記仮パス対象患者に対する治療日程ごとに、前記治療行為と、前記仮パスに設定されている前記治療行為予定とを比較し、一致した行為ごとにポイントを評価ポイント記憶手段に記憶し、
    前記パス登録手段は、前記ポイントが一定数を超えたときに前記仮パスを前記本クリティカルパスとして登録し、前記クリティカルパス記憶手段に格納することを特徴とする請求項1記載のクリティカルパス生成方法。
  3. 蓄積された医療実績データに基づいて、患者に対する治療行為予定が設定されているクリティカルパスを生成するクリティカルパス生成装置において、
    少なくとも患者に対して行われた治療行為と症状が設定されている医療実績データが記憶されている医療実績記憶手段と、
    前記医療実績記憶手段から、入力された少なくとも症状を含む特定条件によって特定される前記医療実績データを抽出し、抽出した前記医療実績データに基づいて、前記医療実績データに設定されている前記治療行為を治療行為予定として設定した仮想のクリティカルパスである仮パスを生成する仮パス生成手段と、
    前記仮パスの適用対象となる仮パス対象患者の入力された少なくとも患者を識別するための患者識別子と症状を含む患者情報と前記特定条件とを照合し、前記特定条件が一致する前記患者情報を前記仮パスに対応する仮パス患者情報として登録する仮パス患者登録手段と、
    前記仮パス対象患者に対して行われた前記治療行為が記憶されている治療行為記憶手段と、
    前記治療行為記憶手段から前記患者識別子に基づいて前記治療行為を取得し、取得した前記治療行為と、前記仮パスに設定されている前記治療行為予定とを比較し、一致度に応じて前記仮パスを評価する仮パス評価手段と、
    前記クリティカルパスを記憶するクリティカルパス記憶手段と、
    前記仮パス評価手段による評価が所定の基準を超えた前記仮パスを本クリティカルパスとして登録し、前記クリティカルパス記憶手段に格納するパス登録手段と、
    を有することを特徴とするクリティカルパス生成装置。
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