JP2007263286A - 直動案内ユニットおよびそのひずみ検出方法 - Google Patents

直動案内ユニットおよびそのひずみ検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 小型化を実現するとともに安価に製造することができる力情報検出手段を備えた直動案内ユニットを提供する。
【解決手段】 ケーシングCは、一対の袖部3を取付部2に設けてなり、一対の袖部は、軌道レールRに対向する転動面4a〜4dと、この転動面に連通するリターン孔5a〜5dとを設け、これら転動面とリターン孔内とを転動する転動体6を組み込み、転動面と軌道レールとの間を転動体が転動しながらケーシングを移動させる構成にした直動案内ユニット1において、上記ケーシングに荷重が作用して、上記一対の袖部に、それらが互いに離れる方向の力が作用したとき、その力の作用で、これら一対の袖部の外側面に形成される膨らみ部Yに引張りひずみ検出用センサ8を設ける一方、この膨らみ部が形成されたとき、その膨らみ部よりも取付部側に連続する凹み部Xに圧縮ひずみ検出用センサ7を設けた。
【選択図】 図2

Description

この発明は、ケーシングに作用する荷重に応じて発生するひずみを検出する直動案内ユニットと、そのひずみ検出方法に関する。
この種の直動案内ユニットとして、特許文献1に示すものが従来から知られている。
この従来の直動案内ユニットは、それに組み込んだ複数の転動体が軌道レールとの間に転動自在に介在し、両者の相対移動をスムーズにするものであるが、この直動案内ユニットには、本体とは別部材からなる弾性部材や、本体を加工して形成した薄肉部からなる弾性機構を設けている。
そして、本体に荷重が作用したときに、この荷重によって上記弾性機構を変位させるとともに、この弾性機構の変位量をセンサ等の検出手段によって検出し、荷重方向や荷重の大きさ等の力情報を取得している。
このようにして取得した力情報は、例えば、工具の形状変化や異常検出、ワークの形状認識や加工状況等の状態検知に用いることができる。すなわち、正常時における力情報をあらかじめコンピュータに記憶しておき、このコンピュータが記憶した数値と上記検出手段が検出した数値とを比較することによって、ワークやレール、あるいは工具や装置等がどのような状態にあるのかを検知することができる。そして、このようにさまざまな状態を検知することによって、装置故障の未然防止や、修理箇所の早急な対処が可能となる。
特許第2673849号
上記従来の直動案内ユニットにおいては、荷重によって変位する弾性機構を本体に設け、この弾性機構の変位量を検出手段が検出するようにしている。
しかし、変位量を検出するために設ける弾性機構を、本体とは別部材からなる上記弾性部材によって構成するとなれば、弾性部材の取り付けスペースが必要となり、その分どうしても装置全体が大型化してしまうという問題があった。
また、弾性部材を設けずに、本体を加工して形成した薄肉部によって弾性機構を設けるとなれば、その加工が非常に面倒なものとなり、その分製造コストが高くなるという問題があった。
この発明の第1の目的は、小型化を実現するとともに安価に製造することができる力情報検出手段を備えた直動案内ユニットを提供することである。
また、第2の目的は、直動案内ユニットに生じるひずみを簡単に検出する方法を提供することである。
第1の発明は、ケーシングが、軌道レールを跨いで対向する一対の袖部を取付部に設けてなり、上記一対の袖部は、軌道レールに対向する転動面と、この転動面に連通するリターン孔とを設け、これら転動面とリターン孔内とを転動する転動体を組み込み、上記転動面とそれに対向する軌道レールとの間を転動体が転動しながら上記ケーシングを軌道レールに沿って移動させる構成にした直動案内ユニットにおいて、上記ケーシングに荷重が作用して、上記一対の袖部に、それらが互いに離れる方向の力が作用したとき、その力の作用で、これら一対の袖部の外側面に形成される膨らみ部に引張りひずみ検出用センサを設ける一方、この膨らみ部が形成されたとき、その膨らみ部よりも取付部側に連続する凹み部に圧縮ひずみ検出用センサを設けた点に特徴を有する。
第2の発明は、ケーシングは、軌道レールを跨いで対向する一対の袖部を取付部に設けてなり、上記一対の袖部は、軌道レールに対向する転動面と、この転動面に連通するリターン孔とを設け、これら転動面とリターン孔内とを転動する転動体を組み込み、上記転動面とそれに対向する軌道レールとの間を転動体が転動しながら上記ケーシングを軌道レールに沿って移動させる構成にした直動案内ユニットであって、上記ケーシングに荷重が作用して、上記一対の袖部に、それらが互いに離れる方向の力が作用したとき、その力の作用で、これら一対の袖部の外側面に形成される膨らみ部に引っ張りひずみ検出用センサを取り付ける一方、この膨らみ部が形成されたとき、その膨らみ部よりも取付部側に連続する凹み部に圧縮ひずみ検出用センサを取り付けて圧縮ひずみを検出する点に特徴を有する。
第1、第2の発明によれば、ケーシングに荷重が作用したとき、ケーシングには、その袖部の外側面に膨らみ部と凹み部とが形成されるとともに、これら膨らみ部あるいは凹み部には、引張ひずみと圧縮ひずみという相反する性質のひずみが現れる。そして、上記のように引張ひずみおよび圧縮ひずみという相反する性質を有するひずみが現れる点に着目し、これら膨らみ部と凹み部においてそれぞれのひずみを検出するようにした点に特徴を有する。
そして、引張ひずみ、および圧縮ひずみの相対変位差を測定すれば、特に弾性機構を設けることなく、ケーシングに作用する荷重方向や荷重の大きさ等の力情報を精度よく検出することができる。
したがって、第1の発明によれば、本体に弾性機構を設ける必要がないので、その分装置全体を小型化することができるとともに、安価に製造することができる。
また、第2の発明によれば、本体に弾性機構を設けなくてもケーシングのひずみを検出することができるので、既存の装置であっても簡単にひずみを検出することができるとともに、この検出した情報から正確な寿命の推定等を行うことができる。
図1〜図6を用いて、この実施形態における直動案内ユニットについて説明する。
図1に示す直動案内ユニット1は、軌道レールRに沿って摺動するものであり、スライダSは、ケーシングCと、このケーシングCの摺動方向両端に設けたエンドキャップE,Eとによって構成される。
この直動案内ユニット1を構成するスライダSのケーシングCは、図2に示すように、軌道レールRの上方であって、この軌道レールR上面と水平な取付部2と、この取付部2の幅方向両端から下方に伸びるとともに、上記軌道レールRを跨いで対向する一対の袖部3,3とからなる。
また、上記袖部3,3における軌道レールRとの対向面には、転動面4a〜4dが形成されるとともに、これら転動面4a〜4dに対向する位置にリターン孔5a〜5dが形成されている。このリターン孔5a〜5dが、図1のエンドキャップE,E内に形成した図示しない方向転換路を介して、転動面4a〜4dに連続している。このようにした転動面4a〜4d、リターン孔5a〜5dおよびエンドキャップE,Eに形成した上記方向転換路が相まって、転動体であるころ6が循環する循環路を形成するものである。
したがって、上記直動案内ユニット1と軌道レールRとを軸方向に相対移動させると、ころ6が上記循環路を転動して、直動案内ユニット1と軌道レールRとの相対移動をスムーズに支持することとなる。
上記の構成にした直動案内ユニット1は、実際には、軌道レールRを走行する過程で、図3に示すように、ケーシングCに対していろいろな方向の荷重が作用する。
例えば、図3(a)に示すように、ケーシングCに対して上方から下方に向かう圧縮荷重P1が作用した場合、転動面4b,4dがころ6を介して軌道レールRに押し付けられる。したがって、ケーシングCには、軌道レールR側からころ6を介して反力が作用するが、この反力は、袖部3,3が互いに離れる方向の力として作用することとなる。
一方、図3(b)に示すように、ケーシングCに対して下方から上方に向かう引張荷重P2が作用した場合、転動面4a,4cがころ6を介して軌道レールRに押し付けられる。したがって、ケーシングCには、軌道レールR側からころ6を介して反力が作用するが、この反力は上記と同様、袖部3,3が互いに離れる方向の力として作用する。
また、図3(c)に示すように、ケーシングCに対して矢印のローリング方向のモーメントP3が作用した場合には、転動面4a,4dがころ6を介して軌道レールRに押し付けられる。したがって、ケーシングCには、軌道レールR側からころ6を介して反力が作用するが、この反力も上記と同様、袖部3,3が互いに離れる方向の力として作用する。
いずれにしても、このケーシングCには、上記一対の袖部3,3が互いに離れる方向の力が作用することになる。
図4は、上記のようにしてケーシングCに袖部3,3が互いに離れる方向の力が作用したときに、ケーシングCに生じるひずみの分布をFEM解析によって表したものである。なお、ここでは袖部3の一方の側について説明することとする。
取付部2の上方から上記P1〜P3のいずれかの荷重Pが作用し、袖部3,3に対して、それらが互いに離れる方向の力が作用すると、ケーシングCの外側面に膨らみ部Yと凹み部Xとが形成される。このようにケーシングCの外側面に膨らみ部Yと凹み部Xとが形成されるのは、ケーシングCの外側面にいわゆる引張ひずみと圧縮ひずみが生じるためである。引張ひずみとは引張応力によるひずみのことであり、引張応力を作用させたとき、長さLを有する物質が伸びる割合、すなわち、ひずみ値ε=+ΔL/Lで表され、圧縮ひずみとは圧縮応力によるひずみのことであり、圧縮応力を作用させたとき、長さLを有する物質が圧縮する割合、すなわち、ひずみ値ε=―ΔL/Lで表される。
そして、上記引張ひずみ、および圧縮ひずみは、それを実際に計った結果次のようにして現れた。
すなわち、上記のように袖部3,3にそれらが互いに離れる方向の力が作用したとき、ちょうど袖部3,3が外側に折れ曲がる起点になるような位置X1の範囲を中心に大きな圧縮ひずみが生じ、X1から遠ざかるごとにX2→X3→X4という順に、圧縮ひずみが徐々に小さくなっていった。また、X1の下方におけるY1およびY2の範囲には圧縮ひずみではなく引張ひずみが発生していた。
このように、ケーシングCの外側面においては、異なる大きさの圧縮ひずみが生じるとともに、圧縮ひずみの中の一部分に、圧縮ひずみとは相反する性質を有する引張ひずみが生じるが、上記引張りひずみがもっとも強く発生する位置Y1の部分に膨らみ部Yが形成され、圧縮ひずみがもっとも強く発生する位置X1の部分に凹み部Xが形成される。
そして、この直動案内ユニット1においては、図2に示すように、上記凹み部Xに圧縮ひずみ検出用センサ7を設けるとともに、上記膨らみ部Yに引張ひずみ検出用センサ8を設けている。このように、ケーシングC外側面であって、もっとも圧縮ひずみが大きくなる位置X1に発生する凹み部Xと、もっとも引張ひずみが大きくなる位置Y1に発生する膨らみ部Yとに両センサ7,8を取り付けて、相反する2つのひずみ値を検出するようにしている。なお、この実施形態においては、ひずみを検出するセンサとしてひずみゲージを用いている。
上記のようにして設けた両センサ7,8が、直動案内ユニット1に対して圧縮荷重P1および引張荷重P2が作用したときに検出する、凹み部Xに生じる圧縮ひずみ、および膨らみ部Yに生じる引張ひずみの各ひずみ値を図5に示す。この図5は、理論的に予圧のない状態で、レール幅約30mmの軌道レールRに0N〜10kNまで荷重を作用したときの上記各ひずみ値の変位をFEM解析により観察したものである。
図5においては、直動案内ユニット1に対して圧縮荷重P1が作用したとき、膨らみ部Yに生じる引張ひずみのひずみ値の変位をaで示し、凹み部Xに生じる圧縮ひずみのひずみ値の変位をbで示している。また、直動案内ユニット1に対して引張荷重P2が作用したとき、膨らみ部Yに生じる引張ひずみのひずみ値の変位をcで示し、凹み部Xに生じる圧縮ひずみのひずみ値の変位をdで示している。
直動案内ユニット1に対して圧縮荷重P1、引張荷重P2のどちらが作用した場合にも、凹み部Xにもっとも大きい圧縮ひずみが生じるとともに、膨らみ部Yにもっとも大きい引張ひずみが生じること前記したとおりであるが、図5からも明らかなように、その荷重P1,P2の大きさが同じなら、引張荷重P2よりも圧縮荷重P1が作用した場合の方が、圧縮ひずみ、引張ひずみどちらも大きくなる。
このように、同じ大きさの圧縮荷重P1、引張荷重P2が作用しているにも関わらず、異なったひずみ値が算出されるのは、上記したように、荷重方向によって軌道レールR側から作用する反力が異なる転動面に作用することが原因と考えられる。
そして、図6に表すように、この直動案内ユニット1に圧縮荷重P1を10kN作用させたときの圧縮ひずみは−177μεであり、引張ひずみは74μεとなる。また、引張荷重P2を10kN作用させたときの圧縮ひずみは−163μεであり、引張ひずみは51μεとなる。
さらに、上記のように検出したひずみ値から、圧縮ひずみ/引張ひずみの算式で求めるひずみ割合を表すと、圧縮荷重P1が作用したときのひずみ割合は−2.4となり、引張荷重P2を作用したときのひずみ割合は−3.2となる。
このように同じ大きさの荷重が作用しても、その荷重方向によって、異なったひずみ割合が算出される。しかも、図5に示すように、両センサ7,8で検出するひずみ値は、荷重P1、P2の大きさに比例するので、上記のように算出したひずみ割合は、作用する荷重の大きさに関係なく、ほとんど同じ数値となる。つまり、同じ荷重が作用した場合であっても、算出したひずみ割合の絶対値が大きければ、引張荷重P2が作用していると判別することができる。なお、図5、図6に表す数値は、FEM解析によるものであるが、ひずみ値を実測した場合にも、ひずみ値と荷重とがほぼ比例する関係にあることがわかっている。
したがって、ケーシングCの外側面に生じる圧縮ひずみ、引張ひずみを検出するとともに、検出されたひずみ値に基づいてひずみ割合を求めれば、直動案内ユニット1にどのような圧縮荷重P1が作用しているのか、引張荷重P2が作用しているのかを簡単に判別することができる。
また、両袖部3,3の両側で異なるひずみ割合が算出された場合には、ローリング方向のモーメントP3がどの方向に作用しているのかを判別することができる。
すなわち、一対の袖部3,3のうち、一方の外側面を基準面A、他方の外側面を反基準面Bとする。そして、図7に示すように、矢印のローリング方向のモーメントP3が作用すると、基準面A側には引張荷重P2が作用し、反基準面B側には圧縮荷重P1が作用する。上記のようなモーメントP3と、基準面A側に作用する引張荷重P2および反基準面B側に作用する圧縮荷重P1との関係は、図8に示すとおりである。
図8は、レール幅約30mmの軌道レールRを用いるとともに、予圧をかけた直動案内ユニットに上記モーメントP3が作用したときの各ひずみ値を実測したものであるが、その大きさが0〜100Nmの範囲にあるときは、予圧の関係により各ひずみ値に差が生じないが、モーメントP3が100Nmを超えたあたりから、次のような一定の法則が現れる。
図8においては、直動案内ユニット1に対して矢印のローリング方向のモーメントP3が作用したとき、基準面A側の凹み部Xに生じる圧縮ひずみのひずみ値の変位をaで示し、膨らみ部Yに生じる引張ひずみのひずみ値の変位をbで示している。また、反基準面B側の凹み部Xに生じる圧縮ひずみのひずみ値の変位をcで示し、膨らみ部Yに生じる引張ひずみのひずみ値の変位をdで示している。
図8からも明らかなように、基準面A側における凹み部Xの圧縮ひずみ値は、反基準面B側における凹み部Xの圧縮ひずみ値よりもその絶対値が大きくなり、基準面A側における膨らみ部Yの引張ひずみ値は、反基準面B側における膨らみ部Yの圧縮ひずみ値よりも小さくなる。しかも、各数値の変位は、モーメントP3にほぼ比例的に上昇する。
そして、図9に表すように、この直動案内ユニット1に上記モーメントP3を300Nm作用させたときのひずみ割合を前記と同じ計算式で算出すると、基準面A側のひずみ割合は−4.9となり、反基準面B側のひずみ割合は−1.9となる。
このように、袖部3,3の両外側面におけるひずみ割合を算出すれば、ローリング方向のモーメントが作用した場合に、両基準面A,Bで異なったひずみ割合が算出される。しかも、図8に示すように、両センサ7,8で検出するひずみ値は、予圧の影響を受ける範囲を超えた以降、モーメントP3の大きさにほぼ比例する。したがって、上記のように算出したひずみ割合は、作用するモーメントの大きさに関係なくほとんど同じ数値となる。また、当然のこととして、モーメントP3のローリング方向が反対方向である場合には、基準面A側と反基準面B側とで算出されるひずみ割合がそのまま逆になる。
つまり、基準面A側と反基準面B側とで異なるひずみ割合が算出された場合には、いずれかのローリング方向のモーメントが作用していると簡単に判別することができる。
そして、上記のようにして検出したひずみ値は、例えば、当該直動案内ユニットのセッティング時におけるセッティングの正確性を調べたり、その寿命を調べたりするのに利用することができる。
例えば、軌道レールRが設置面に対して水平に設置されているかを検査する場合には、所定の荷重を作用させながら直動案内ユニット1を摺動すればよい。もし、軌道レールRが傾いた状態で設置されていれば、両袖部3,3で異なったひずみ値が検出されるので、どちらの方向に傾いているかを簡単に検知することができる。
また、一対の軌道レールR,Rが平行に設置されているかを検査する場合には、一対の軌道レールR,Rそれぞれに直動案内ユニット1,1を跨がせるとともに、両直動案内ユニット1,1を互いに固定し、これに所定の荷重を均等に作用させながら摺動すればよい。もし、一対の軌道レールR,Rが平行に設置されていれば、常に一定のひずみ値が検出されるが、平行に設置されていない場合にはひずみ値が変動するので、一対の軌道レールR,Rが平行に設置されているかを簡単に検知することができる。
しかも、あらかじめ正常時における作業ごとのひずみ値やひずみ割合を算出してコンピュータに記憶しておけば、熱膨張等による各部位の異常を、検出値の変位から容易に検知することができる。
また、ひずみ値から作用している荷重を測定することができるため、荷重から理論的な製品寿命を導くことも可能である。
上記実施形態によれば、ケーシングCに荷重が作用したときに形成される膨らみ部Yおよび凹み部Xにおいて、引張ひずみ、および圧縮ひずみの相反する性質を有するひずみを検出するようにした。したがって、特に弾性機構を設ける必要がなく、装置全体を小型化するとともに安価に製造しながらも、ケーシングCに作用する荷重を精度よく検出することができる。
また、上記のように引張ひずみ、および圧縮ひずみを検出すれば、既存の装置に両センサ7,8を取り付けるだけで簡単かつ安価にひずみを検出することができる。しかも、両センサ7,8で検出したひずみ値を、無線で周辺機器に送信するようにすれば、コード等を用いる必要もなくなり、より構造を簡素化することができる。
このように、この実施形態によれば、小型化かつ安価に製造可能な構造でありながら、ケーシングC外側面に生じる圧縮ひずみおよび引張ひずみを検出することで、セッティングの正確性や、装置の寿命、あるいは作動時における異常等を簡単に調べることができ、装置故障の未然防止や、修理箇所の早急な対処が可能となる。
なお、上記実施形態ではころを用いたが、転動体はころに限らずボールであってもよい。
また、引張ひずみ検出用センサ8を圧縮ひずみ検出用センサ7の垂直方向真下に設けたが、両センサ7,8は必ずしも垂直方向に設けなくてもよい。ただし、当然のこととして両センサ7,8を垂直方向に設ければ、より精度の高いひずみ値を検出することができるとともに、両センサ7,8を軸方向に複数組設ければ、さらに精度の高いひずみ値を検出することが可能となる。
なお、垂直方向に作用する荷重のみを検出する場合には、両センサ7,8を、一方の袖部3にのみ設けてもかまわない。
この実施形態の直動案内ユニットを示す斜視図である。 この実施形態の直動案内ユニットの軸方向断面図である。 ケーシングに圧縮荷重が作用したときの反力を示す概念図である。 ケーシングに引張荷重が作用したときの反力を示す概念図である。 ケーシングにローリング方向のモーメントが作用したときの反力を示す概念図である。 一対の袖部が互いに離れる方向の力が作用したときのひずみ分布を表す図である。 ケーシング外側面に生じるひずみ値を表すグラフである。 荷重が10kN作用したときの各ひずみ値、ひずみ割合を表す表である。 ローリング方向のモーメントが作用したときのケーシングを表す図である。 ローリング方向のモーメントが作用したときに両外側面に生じるひずみ値を表すグラフである。 ローリング方向のモーメントが300Nm作用したときの両外側面のひずみ割合を表す表である。
符号の説明
1 直動案内ユニット
2 取付部
3 袖部
4a〜4d 転動面
5a〜5d リターン孔
6 転動体であるころ
7 圧縮ひずみ検出用センサ
8 引張ひずみ検出用センサ
C ケーシング
E エンドキャップ
R 軌道レール
S スライダ
X 膨らみ部
Y 凹み部

Claims (2)

  1. ケーシングは、軌道レールを跨いで対向する一対の袖部を取付部に設けてなり、上記一対の袖部は、軌道レールに対向する転動面と、この転動面に連通するリターン孔とを設け、これら転動面とリターン孔内とを転動する転動体を組み込み、上記転動面とそれに対向する軌道レールとの間を転動体が転動しながら上記ケーシングを軌道レールに沿って移動させる構成にした直動案内ユニットにおいて、上記ケーシングに荷重が作用して、上記一対の袖部に、それらが互いに離れる方向の力が作用したとき、その力の作用で、これら一対の袖部の外側面に形成される膨らみ部に引張りひずみ検出用センサを設ける一方、この膨らみ部が形成されたとき、その膨らみ部よりも取付部側に連続する凹み部に圧縮ひずみ検出用センサを設けた直動案内ユニット。
  2. ケーシングは、軌道レールを跨いで対向する一対の袖部を取付部に設けてなり、上記一対の袖部は、軌道レールに対向する転動面と、この転動面に連通するリターン孔とを設け、これら転動面とリターン孔内とを転動する転動体を組み込み、上記転動面とそれに対向する軌道レールとの間を転動体が転動しながら上記ケーシングを軌道レールに沿って移動させる構成にした直動案内ユニットであって、上記ケーシングに荷重が作用して、上記一対の袖部に、それらが互いに離れる方向の力が作用したとき、その力の作用で、これら一対の袖部の外側面に形成される膨らみ部に引っ張りひずみ検出用センサを取り付ける一方、この膨らみ部が形成されたとき、その膨らみ部よりも取付部側に連続する凹み部に圧縮ひずみ検出用センサを取り付けて圧縮ひずみを検出する直動案内ユニットのひずみ検出方法。
JP2006090961A 2006-03-29 2006-03-29 直動案内ユニットおよび直動案内ユニットの荷重判別方法 Active JP4435104B2 (ja)

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