JP2007262448A - 合金メッキ装置及び合金メッキ方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】メッキ液の合金組成を変動させにくく、かつ、アルカリ添加を必要としない合金メッキ装置及び合金メッキ方法を提供することを目的とする。
【解決手段】メッキ対象物に合金膜をメッキする合金メッキ方法であって、合金膜を構成する各金属成分の単体からなり、互いに電気的に絶縁された複数のアノード31A,31Bのそれぞれと、メッキ対象物5と、の間に電流を流す工程を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、合金メッキ装置及び合金メッキ方法に関する。
FeNi等の合金を対象物に対して電解メッキする場合には、アノード(陽極)の材料として、当該合金に含まれるいずれかの単体金属(Ni等)、メッキ液に溶解しないPt等の不活性金属、メッキ対象となる合金(FeNi)等を使用することが考えられる(例えば特許文献1参照)。
特開昭53−84830号公報
しかしながら、合金に含まれるいずれかの単体金属製のアノードを用いると、メッキの進行に伴ってアノードがメッキ液に溶け込むので、メッキ液中の合金を構成する金属成分の比率が変動し、メッキ膜の金属成分比も変動して好ましくない。
また、メッキ液に溶解しない不活性金属製のアノードを用いると、メッキの進展に伴ってメッキ液の液性が酸性側にシフトし、メッキ液の液性を維持するためにアルカリの供給が必要となり好ましくない。
さらに、合金製のアノードを用いると、合金の成分毎にメッキ液への溶解速度が異なるので、メッキ液の合金成分比が変動すると共に、溶解速度の差が大きい場合にはメッキ液中にスラッジ等が生成してメッキ膜に悪影響を与える場合がある。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、メッキ液の合金組成を変動させにくく、かつ、アルカリ添加を必要としない合金メッキ装置及び合金メッキ方法を提供することを目的とする。
本発明に係る合金メッキ方法は、メッキ対象物に合金膜をメッキする合金メッキ方法であって、合金膜を構成する各金属成分の単体からなり、互いに電気的に絶縁された複数のアノードのそれぞれと、メッキ対象物と、の間に電流を流す工程を備える。
本発明にかかる合金メッキ装置は、メッキ対象物に合金膜をめっきする合金メッキ装置であって、合金膜を構成する各金属成分の単体からなり、互いに電気的に絶縁された複数のアノードを備える。
本発明によれば、各アノードと、メッキ対象物との間に流れる電流をそれぞれ個別に制御することができ、したがって、各アノードからメッキ浴中に溶け出す金属の量を好適に制御することができる。これにより、メッキ液中における、合金メッキ膜の構成成分となる合金金属の比率を維持することが容易である。
また、メッキの進展に伴って、各アノードから金属イオンが供給されるので、メッキ液の液性が酸性側にシフトせずにアルカリ性側にシフトする。したがって、硫酸等の酸を入れることにより液性をコントロールできて好ましい。
ここで、上記工程では、複数のアノードのそれぞれと、メッキ対象物との間に印加する電圧を互いに異ならせることが好ましい。
また、複数のアノードのそれぞれと、メッキ対象物との間に互いに異なる電圧を印加する電源をさらに備えることが好ましい。
これによれば、各アノードと、メッキ対象物との間に流れる電流を個別に制御することが容易である。
また、上記工程では、複数のアノードのそれぞれと、メッキ対象物との間にそれぞれ定電流を流することが好ましい。
また、電源は、複数のアノードのそれぞれと、メッキ対象物との間にそれぞれ定電流を流すことが好ましい。
これにより、メッキの制御が容易となる。なお、定電流とは、矩形パルス波も含む概念である。
また、複数のアノードのそれぞれは、さらに複数に分割されていることが好ましい。
これによれば、各金属成分単体からなるアノードを、分散して配置することができ、メッキ液の濃度が場所的に不均一になることを抑制しやすい。
また、電流はパルス電流であることが好ましい。また、電源はパルス電源であることが好ましい。これによれば、メッキ膜の膜厚均一性を高めやすい。
本発明によれば、メッキ液の合金組成を変動させにくく、かつ、アルカリ添加を必要としない合金メッキ装置及び合金メッキ方法が提供される。
本発明の好適な実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係るメッキ装置の概略構成図である。
本実施形態に係るメッキ装置100は、主として、容器10、カソード(陰極)20、アノード(陽極)30、及び、電源70を備えており、基板5の表面にメッキ膜を形成させる装置である。このメッキ装置100は、合金膜を形成する合金メッキ装置である。合金膜としては、NiFe,CoNiFe,CoFe,CoFeCu等があげられる。本実施形態では、一例として、FeNi等の2成分系の合金メッキ膜を形成するものとする。
容器10は、樹脂製等の容器であり、底部の中央にメッキ対象物となる基板5が下方から供給されるように開口が設けられている。容器10内にはメッキ液7が貯留される。基板5は、例えば、表面に金属等の導電性膜1及び下地基板3を備える。具体的には、基板5としては、例えば、表面に銅等の金属材料層が形成されたセラミック基板が挙げられる。なお、基板の導電性膜1上にレジストパターンが設けられていても良い。
基板5は、基板載置台6に載せられて導電性膜1が容器10内に露出するように下方からカソード20に対して押し付けられている。
カソード20は、導電性材料からなると共に円環形状をなし、基板5上面の周縁部を覆うように基板5に対して上から接触する。したがって、基板5の導電性膜1のうちの周縁部を除く中央部が容器10内に露出することとなる。カソード20の材料としては、Pt,Ni等の金属材料を挙げることができる。
カソード20の上面には、不要なメッキ膜の形成を防ぐべく、絶縁性の保護環22が設けられている。
容器10内のメッキ液は合金をメッキできるものであれば特に限定されず、公知の種々のメッキ液を利用可能である。具体的には、例えば、Feイオン及びNiイオンを含む公知のニッケルワット浴等を用いることができる。合金メッキ液は、目的とする合金メッキ膜を構成する各金属成分を含む。
アノード30は、容器10内の上部に設けられており、基板5と対向する。アノード30は、第1アノード31A,第2アノード31B,及び絶縁層32を備えている。詳しくは、図1及び図2に示すように、アノード30は、外形形状は円板状であり、アノード30に対して垂直な方向から見て中心角約45°の8つの扇形状に分割されており、この扇形状の第1アノード31Aと、扇形状の第2アノード31Bとが周方向に交互に配置されている。さらに、第1アノード31Aと第2アノード31Bとの間には、絶縁層32が形成されており、第1アノード31Aと、第2アノード31Bとは電気的に絶縁されている。
ここで、第1アノード31A及び第2アノード31Bの材料は、それぞれ合金メッキ膜の各構成金属成分の単体からなる。例えば、合金メッキ膜がNiFeである場合には、第1アノード31AがNiからなり、第2アノード31BがFeからなる。
絶縁層32の材料としては、エポキシ等の樹脂製の接着材が挙げられる。
このようなアノード30は、アノード支持具35により、基板5と対面し、かつ、メッキ液7とアノード30とが接触するように配置されている。
電源70は、容器10の外部に設けられている。この電源70は、カソード20と第1アノード31Aとの間に流れる電流と、カソード20と第2アノード31Bとの間に流れる電流とを互いに独立して制御できるものである。
具体的には、電源70は、パルス電源72A、パルス電源72B、及び、同期器74を備えている。パルス電源72Aの一方の端子は、ラインL1を介してカソード20と電気的に接続され、他方の端子はラインL2を介して各第1アノード31Aと電気的に接続されている。
パルス電源72Bの一方の端子は、ラインL3を介してカソード20と電気的に接続され、他方の端子はラインL4を介して各第2アノード31Bと電気的に接続されている。
これらのパルス電源72A、72Bは、所望の時間幅、かつ、所望の定電流値の矩形パルス電流を多数回それぞれ流すことができるものである。そして、この電源70は、第1アノード31Aと基板5との間に印加する電圧と、第2アノード31Bと基板5との間に印加する電圧とを互いに異ならせることにより、第1アノード31Aと基板5との間に流れるパルス電流I1と、第2アノード31Bと基板5との間に印加するパルス電流I2とを互いに独立して制御可能となっている(図3参照)。なお、第1アノード31Aと第2アノード32Aとが電気的に接続されていると、第1アノード31Aと第2アノード32Aとの電位が同じになってしまうため、電流を独立に制御することができない。
同期器74は、パルス電源72A及びパルス電源72Bから供給するパルス電流のタイミングを同期させるものである。タイミングの同期とは、各パルスにおける電流の印加及び停止(又は逆電位の印加)のタイミングが同時であることを意味する。なお、電源72Aと、電源72Bとで、パルスの電流値I1,I2は互いに異なるように設定可能である。なお、パルスとしては、例えば、一定方向に定電流を流す期間と、電流を流さない期間と、を交互に繰り返すパルス(図3の太実線参照)や、一定方向に定電流を流す期間と、逆方向に定電流を流す期間と、を交互に繰り返すパルス(図3の一点鎖線参照)を利用できる。パルスの同期さえしていれば、各電源72A、72Bは任意のパルスを流し得る。
パルス電源72Aからのパルスの電流値I1と、パルス電源72Bからのパルスの電流値I2とは、第1アノード31A及び第2アノード32Aの組合せに応じて任意好適に設定し得る。具体的には、溶出しやすいアノードの電流値を、溶出にくいアノードの電流値よりも小さくすればよく、それぞれ、金属材料や、メッキ条件等に応じて任意好適な値に設定することができる。
続いて、このようなメッキ装置100の使用方法について説明する。容器10内にメッキ液を供給し、その後、電源70によってパルス電流を所定間隔で多数回発生させる。そうすると、第1アノード31A及び第2アノード31Bと、カソード20と接触する基板5と、の間にそれぞれ所望の設定値に設定されたパルス電流が流れる。そして、これに応じてメッキ液中の各金属イオンが基板5の導電膜1の表面に析出して基板5上に合金メッキ膜が生じる。
また、メッキ電流が流れることにより、第1アノード31A及び第2アノード32Bの金属がイオン化してメッキ液に溶出する。
ここで、本発明では、第1アノード31A及び第2アノード32Bがそれぞれ、合金メッキ膜を構成する各金属成分の単体から形成されている。したがって、第1アノード31Aと基板5との間に流れる電流と、第2アノード31Bと基板5との間に流れる電流とをそれぞれ独立に制御可能である。これにより、各アノード毎に電流値を適切な値に調節することができ、各アノードからイオンとして溶出する金属の量をコントロールすることができる。これにより、例えば、メッキ液中の金属イオンの比率と、各金属イオンの溶出比率とを対応させることにより、メッキ液中の金属イオンの比率をメッキを長時間行っても変わらないようにすることができる。
また、本実施形態では、第1アノード31A及び第2アノード32Bがそれぞれ複数に分割されているので、金属イオンの溶出する際に、メッキ液におけるイオン濃度の場所的不均一が起こりにくくなる。なお、容器10内には、攪拌装置を設けてもかまわない。
さらに、本実施形態では、パルス電源を用いているので、メッキ膜の厚みの均一化が容易である。なお、パルス電源でなく、通常の直流電源をそれぞれ用いても実施は可能である。
(第2〜4実施形態)
続いて、第2〜4実施形態について説明する。これらの実施形態では、アノード30のみ異なるので、アノード30についてのみ説明する。
第2実施形態では、図4に示すようなアノード30を用いる。アノード30は、形の異なる複数の同心円に沿って分割されており、具体的には、中心部に円形の第2アノード31Bが設けられ、その外側にリング状の第1アノード31Aと、第2アノード31Bとが交互に設けられて全体として円板状とされている。第1アノード31Aと第2アノード31Bとの間には、それぞれ絶縁層32が介在している。
第3実施形態では、図5に示すようなアノード30を用いる。このアノード30は、図4のアノード30をさらに、約45°で交差するように配置された放射状の線に沿って分割したものである。半径方向に第1アノード31Aと第2アノード31Bとが隣り合っていると共に、円周方向にも第1アノード31Aと第2アノード31Bとが隣り合っている。そして、第1アノード31Aと第2アノード31Bとの間にはそれぞれ絶縁層32が介在している。
第4実施形態では、図6に示すように、円板状の複数の第1アノード31A及び円板状の複数の第2アノード31Bが所定の配置で平面的に並べられ、これらの間に絶縁層32が充填されて全体として円板状の外形を有するものである。
これらの実施形態でも、第1実施形態と同様の作用効果を有する。
本発明は上記の実施形態に限定されず様々な変形態様が可能である。
例えば、上記実施形態では、電源70として、定電流を間欠的に供給するパルス電源を用いているが、定電流を継続的に供給する定電流電源でも実施は可能である。
また、上記実施形態では、第1アノード31A及び第2アノード31Aがそれぞれ複数に分割されているが、それぞれ単独でもよい。たとえば、第1アノード31A及び第2アノード31Aがそれぞれ半円形状をなし、互いに絶縁層を介して接合された円板状のものが挙げられる。また、アノードの全体の外形形状も円板に限られず、四角形の板等でも構わない。また、絶縁層32が無く、その代わりに、第1アノード31Aと第2アノード31Bとがそれぞれ離間されていても良い。
また、第1アノード31A及び第2アノード31Bの表面積比も任意である。
さらに、上述の実施形態では、2成分系の合金メッキ膜の形成する際について説明しているが、3成分系以上の合金メッキ膜の形成にも適用でき、例えば、NiCoFe,CoFeCu等の三成分系のメッキ膜の形成であれば、互いに異なる構成成分の単体からなる第1アノード、第2アノード、第3アノードを用意し、これらを互いに電気的に絶縁して配置すればよい。4成分系以上でも同様である。
(実施例)
上述の図1の如きメッキ装置を用いてNiFe膜のメッキを行った。メッキ対象基板は表面に1000nmのNi膜を成膜した直径15cmのSi基板とした。メッキ液は、硫酸ニッケル(NiSO・HO):350g/L、硫酸第一鉄FeSO・7HO:10g/L、ホウ酸(H3BO):30g/L、塩化アンモニウム(NHCl):20g/L、サッカリンソーダ(CNNaOS・2HO):1g/L、ラルリル硫酸ソーダ(CH(CH11OSONa):0.05g/Lの組成のものを用いた。メッキ液温度は40℃、メッキ液量は100L、メッキ液のpHは0.1N−HSOaq.により2.8に維持されるように自動制御した。
アノードは、直径15cmの円板状アノードであり、図2に示すように、放射状に8分割され、第1アノードがNi製、第2アノードがFe製とした。
電源からはパルスでない直流電流を供給し、Niアノードにおける電流密度が1.22×10−2A/cm、Feアノードにおける電流密度が0.28×10−2A/cmとなるように、電流値をそれぞれ一定に制御した。ここで、電流密度とは、各金属単体アノードのカソードに対向する面の面積あたりの電流値である。なお、Niアノードの当該面積及びFeアノードの当該面積はいずれも約80cmであった。
そして、メッキを開始し、所定の通電量(Ah)経過毎に、メッキ膜(厚さ1μm)の組成及びメッキ液の組成をそれぞれ、蛍光X線分析及び原子吸光分析により調べた。
(比較例)
アノードとして、分割されておらずNiのみからなる直径15cmの円板を用い、アノードにおける電流密度を1.5×10−2A/cmとする以外は実施例1と同様にした。
実施例及び比較例の結果を図7に示す。
実施例では、メッキを長時間行っても、メッキ浴の金属イオンの比率の変化を十分に抑制でき、また、メッキ膜の組成の変化も抑制できている。一方、比較例では、メッキを長時間行うと、メッキ浴の組成が変化し、メッキ膜の組成も変化した。
本発明の第1実施形態に係るメッキ装置を示す概略断面図である。 図1のアノードの模式図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A断面図である。 電流波形であり、(a)はパルス電源72Aの波形、(b)はパルス電源72Bの波形である。 第2実施形態に係るアノードの模式図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のB−B断面図である。 第3実施形態に係るアノードの平面模式図である。 第4実施形態に係るアノードの平面模式図である。 実施例及び比較例におけるメッキ液の組成及びメッキ膜の組成の変化を示す表である。
符号の説明
5…基板(メッキ対象物)、31A…第1アノード(アノード)、31B…第2アノード(アノード)、70…電源、100…メッキ装置。

Claims (10)

  1. メッキ対象物に合金膜をメッキする合金メッキ方法であって、
    前記合金膜を構成する各金属成分の単体からなり、互いに電気的に絶縁された複数のアノードのそれぞれと、前記メッキ対象物と、の間に電流を流す工程を備える合金メッキ方法。
  2. 前記工程では、前記複数のアノードのそれぞれと、前記メッキ対象物との間に印加する電圧を互いに異ならせる請求項1に記載の合金メッキ方法。
  3. 前記工程では、前記複数のアノードのそれぞれと、前記メッキ対象物との間にそれぞれ定電流を流す請求項2に記載の合金メッキ方法。
  4. 前記複数のアノードのそれぞれは、さらに複数に分割されている請求項1〜3のいずれかに記載の合金メッキ方法。
  5. 前記電流はパルス電流である請求項1〜4の何れかに記載の合金メッキ方法。
  6. メッキ対象物に合金膜をめっきする合金メッキ装置であって、
    前記合金膜を構成する各金属成分の単体からなり、互いに電気的に絶縁された複数のアノードを備える合金メッキ装置。
  7. 前記複数のアノードのそれぞれと、前記メッキ対象物との間に互いに異なる電圧を印加する電源をさらに備える請求項6に記載の合金メッキ装置。
  8. 前記電源は、前記複数のアノードのそれぞれと、前記メッキ対象物との間にそれぞれ定電流を流す請求項7に記載の合金メッキ方法。
  9. 前記複数のアノードのそれぞれは、さらに複数に分割されている請求項6〜8のいずれかに記載の合金メッキ装置。
  10. 前記電源はパルス電源である請求項6〜9のいずれかに記載の合金メッキ装置。
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