JP2007261699A - 枚葉印刷機におけるシート搬送装置 - Google Patents
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Abstract
【構成】 枚葉シートPが搬送ベルト6aから外れるときの後端の上方にあたる位置にエア噴出ノズル11とエア式除電器12とを設け、エア噴出ノズル11は枚葉シートPと搬送ベルト6aとの間に形成される隙間に噴出し空気を吹き込み、エア式除電器12はこの隙間を除電する。
【選択図】 図2
Description
このような問題を解決するため、シート後縁を浮き上がらせる装置を設け、うろこ状に送られてくる前後のシート同士の付着を防止して、シートの流れを良好にするという発明が提案されている(特許文献1参照。)。
この装置では、ブロー・サクション・ノズルを用いてシート上面にエアを吹き付けてシートを浮かせる。シート後端を吸着して分離する。シート後端からエアを吹き込んで分離する。などの方法でシートと後続シートとを分離している。
本発明は、比較的簡単な方法でこの問題を解決して、比較的簡単な装置を用いて、着実にシート前端が前当てに当ったときにシート後端を浮かしてシート相互の張りつきを防止し、シートのばたつきを防止して、シートを1枚ずつ正しく搬送することが可能なシート搬送装置を実現することを課題とする。
このように、枚葉シートの長さに合わせた予め定められた位置で枚葉シート後端に空気を吹き込み除電を行なっているので、シートの前端が前当てに当った位置でシートの後端を浮かせて、シート相互の張りつきを防止し、シートを確実に1枚ずつ搬送することが可能なシート搬送装置を実現することができる。
これにより、静電気帯電によるシートの張りつきを防いで、シートを確実に1枚ずつ分離して搬送することが可能なシート搬送装置を実現することができる。
これにより、シートの幅方向には分かれて、且つ、シートの長さ方向では同一の位置で空気噴出ノズルとイオン式除電手段が働くので、シートを分離する効果が高く、且つ、支持体を共通にして、その分廉価にしたシート搬送装置を実現することができる。
これにより、シートのばたつきを防止すると共に、最後の1枚のシートの吸引を適切にして、最後の1枚まで確実にシートを1枚ずつ分離して搬送することが可能なシート搬送装置を実現することができる。
図1において、符号Pは、たとえば樹脂製フィルムまたは紙などからなる枚葉シートで、ここでは最大幅のシートP1を搬送している場合を示している。なお、PDは最小幅のシートである。
符号1はフィーダ、符号1a、1bは左右のフィーダフレーム、符号1cは左右のフィーダフレーム1aと1bとの間に設けられた搬送ベルト駆動ローラ、符号2は枚葉印刷機である。また、符号1dはフィーダ側シート案内板で、符号6a、6aは搬送ベルトである。枚葉シートPは、フィーダ1に設けられた不図示のサッカーによって送られ、搬送ベルト6a、6aに吸引されて印刷機2へ搬送される。
符号5はフィーダボード、符号5a、5aはフィーダボードフレーム、符号5bは軸、符号5cはブラケットである。フィーダボード5は、フィーダボードフレーム5aに設けられた軸5bでブラケット5cにより、フィーダフレーム1a、1bに取り付けられている。また、符号8及び9はフィーダボード5の先端に設けられた左右のローラである。
枚葉シートP1は、2本の搬送ベルト6a、6aによって、吸引室7から吸引されながらフイーダボード5上を搬送される。搬送ベルト6a、6aと吸引室7とで吸引ベルトを構成している。
枚葉シートPの前縁が前当て19に当った時の枚葉シートP1及びPDの後端の位置は図2に示されている。エア噴出ノズル11とのエア式除電器12との動作位置は、それぞれの枚葉シートP1及びPDについて、この後端の位置である。
これによって、エア噴出ノズル11とエア式除電器12と支持軸13とはシート流れ方向に移動して、枚葉シートPの前縁が前当て19に当接した状態で、枚葉シートPのシートサイズの後端位置に位置決めされる。つまみ20は、これを左右に回動させることによって位置決めを微調整するものである。
なお、印刷機側案内板21は、吸引ベルト6、7によって搬送された枚葉シートPを前当て19に案内する機能を有している。
1a、1b 左右のフィーダフレーム
1c 搬送ベルト駆動ローラ
1d フィーダ側シート案内板
2 枚葉印刷機
3、4 連結板
5 フィーダボード
5a フィーダボードフレーム
5b 軸
5c ブラケット
6a 搬送ベルト
7 吸引室
7a、7b、7c、7d 吸引分室
7e1、7e2 モータ付き吸引ファン
8、9 ローラ
10 シート剥離手段
11 エア噴出ノズル
12 エア式除電器
13 支持軸
14 移動手段
15、16 ガイド棒
17 調整ねじ軸
18 モータ
19 前当て
20 つまみ
21 印刷機側案内板
22 センサ
23 ハケコロ
24 吸引孔
25 凹部
P 枚葉シート
Claims (4)
- 枚葉シートを搬送する方向の左右に2本の搬送ベルトを備え、この搬送ベルトによって前記枚葉シートを順次うろこ状に重ねてフイーダーから枚葉印刷機に搬送するシート搬送装置において、
前記枚葉シートの前端が前当てに当接したときのシート後端の上方にあたる位置の、前記搬送ベルトから外れた位置に空気噴出ノズルと、前記搬送ベルト上にイオン式除電手段とを設け、
前記空気噴出ノズルは前記枚葉シートと前記搬送ベルトとの間に形成される隙間に噴出空気を吹き込み、前記イオン式除電手段は前記枚葉シートの帯電を除電することを特徴とする枚葉印刷機におけるシート搬送装置。 - 前記イオン式除電手段は前記枚葉シートと前記搬送ベルトとの間に形成される前記隙間にコロナ放電を行って除電を行うことを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
- 前記空気噴出ノズルと前記イオン式除電手段は共通の支持体に前記枚葉シートの搬送方向の前後に移動可能に支持され、前記枚葉シートのシートサイズに対応してその位置を位置決めされることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシート搬送装置。
- 枚葉シートを搬送する方向の左右に2本の搬送ベルトを備え、この搬送ベルトによって前記枚葉シートを順次うろこ状に重ねてフイーダーから枚葉印刷機に搬送するシート搬送装置において、
前記吸引搬送ベルトの下方に前記枚葉シートを吸引する吸引室を設け、この吸引室を搬送方向に複数に分割し、分割された吸引室の各々の部分に前記枚葉シートを吸引するための吸引孔を設け、その最下流側の吸引孔には、前記うろこ状に重なって搬送される枚葉シートの最後尾シートの後端に対する吸引を和らげるための凹部を設けたことを特徴とする枚葉印刷機におけるシート搬送装置。
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JP2006085374A JP4484837B2 (ja) | 2006-03-27 | 2006-03-27 | 枚葉印刷機におけるシート搬送装置 |
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- 2006-03-27 JP JP2006085374A patent/JP4484837B2/ja active Active
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