JP2007261698A - シート搬送装置、及びこれを備えた画像読取装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】開閉ユニットの閉鎖状態において、装置本体側の駆動ギヤに噛合させた開閉ユニット側の従動ギヤが、駆動ギヤの回転開始時に歯飛びするのを防止する。
【解決手段】駆動ギヤ80を支持する本体側のギヤボックスに、規制部材52を取り付ける。規制部材52は、半円状の軸受部100と、この軸受部100の左端から上方に立ち上がる左壁部101とを有している。従動ギヤ53と一体のシャフト54の端部55の中心C1と、駆動ギヤ80の中心C2とを結ぶ直線Lと、軸受部100との交点近傍が、駆動ギヤ80の駆動時に従動ギヤ53が離間することを防止する第1の規制部M1となる。
【選択図】図12
【解決手段】駆動ギヤ80を支持する本体側のギヤボックスに、規制部材52を取り付ける。規制部材52は、半円状の軸受部100と、この軸受部100の左端から上方に立ち上がる左壁部101とを有している。従動ギヤ53と一体のシャフト54の端部55の中心C1と、駆動ギヤ80の中心C2とを結ぶ直線Lと、軸受部100との交点近傍が、駆動ギヤ80の駆動時に従動ギヤ53が離間することを防止する第1の規制部M1となる。
【選択図】図12
Description
本発明は、装置本体側の駆動源によって、開閉ユニット側の駆動ローラを回転させてシートを搬送するシート搬送装置、及びこれを備えた画像読取装置に関する。
プリンタ,複写機等に使用されるシート搬送装置において、装置本体に対して開閉自在な開閉ユニットを設け、開閉ユニットの閉鎖状態において両者間にシート搬送路を構成し、開放状態においてシート搬送路を大きく開放(露出)する技術が知られている。例えば、特許文献1には、装置本体に対して開閉可能なカバーを設け、このカバー側に、送出ローラ対、分離ローラ対、レジストローラ対のうちの一方のローラを配設し、分離ローラには装置本体側に配設したモータからギヤ等によって動力を伝達するものが記載されている。
上述の従来技術によると、シート搬送路に紙詰まり(ジャム)が発生した場合に、カバーを開放してシート搬送路を露出することで、ジャム紙を簡単に除去することができる。
しかしながら、従来技術においては、カバー側に配設したローラに、装置本体側のモータから駆動力を伝達するために、カバーの閉鎖時に装置本体側のギヤとカバー側のギヤとを噛合させ、一方、カバーの開放時にギヤの噛合を解除するようにしている。
このような構成においては、カバーの閉鎖時に、装置本体側のギヤに対して、カバー側のギヤを確実に位置決めする手段がないために、ギヤ相互の噛み合わせが不確実となり、例えば、装置本体側のギヤからカバー側のギヤに高トルクが伝達される場合や、装置本体側のギヤが正転のみならず逆転するような場合に、歯飛びが発生するという問題があった。そして、歯飛びが発生すると、シートの搬送不良が発生する。
本発明の目的は、装置本体に対する開閉ユニットの閉鎖時に、装置本体側のギヤに対する開閉ユニット側のギヤの噛み合いを確実なものとして歯飛びの発生を防止し、もってシートの搬送不良を防止するようにしたシート搬送装置、及びこれを備えた画像読取装置を提供することにある。
請求項1に係る発明は、駆動源が配設された装置本体と、駆動ローラが配設され閉鎖状態において前記装置本体との間にシート搬送路を構成する開閉可能な開閉ユニットとを備え、前記開閉ユニットの閉鎖状態において前記駆動源から前記駆動ローラに回転を伝達して前記シート搬送路中にシートを搬送するシート搬送装置に関する。本発明に係るシート搬送装置は、前記装置本体側に配設されて前記駆動源によって回転される駆動ギヤと、前記開閉ユニット側に配設された駆動ローラと一体のシャフトに固定され、前記開閉ユニットの閉動作に対応して前記駆動ギヤに噛合され、前記開閉ユニットの開動作に対応して噛合が解除される従動ギヤと、を備え、前記装置本体側に、前記開閉ユニットの閉鎖状態において前記シャフトの位置を規制する規制部材を設け、前記規制部材が、前記駆動ギヤの回転時に前記従動ギヤが前記駆動ギヤから離間する方向の位置を規制する第1の規制部を有する、ことを特徴としている。
請求項2に係る発明は、請求項1に係るシート搬送装置において、前記規制部材は、前記開閉ユニットの閉鎖状態において前記シャフトの両端部のうちの前記従動ギヤが固定されている側の端部の位置を規制する、ことを特徴としている。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に係るシート搬送装置において、前記規制部材は、前記開閉ユニットの閉動作時に前記シャフトの閉方向の移動限度を規制する第2の規制部を有する、ことを特徴としている。
請求項4に係る発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に係るシート搬送装置において、前記規制部材は、前記開閉ユニットの閉動作時に前記前記従動ギヤが前記駆動ギヤに近接しすぎることを規制する第3の規制部を有する、ことを特徴としている。
請求項5に係る発明は、請求項4に係るシート搬送装置において、前記規制部材は、前記第1,第2,第3の規制部を有する円弧状の軸受部と、前記開閉ユニットの開閉動作に伴って前記シャフトの端部が通過する開口部とを備えた「U」字状に形成されている、ことを特徴としている。
請求項6に係る発明は、請求項5に係るシート搬送装置において、前記規制部材は、閉動作時に前記開閉ユニットのシャフトの端部を前記軸受部に導くガイド部を有する、ことを特徴としている。
請求項7に係る発明は、請求項1乃至6のいずれか1項に係るシート搬送装置において、前記規制部材は、前記駆動ギヤを回転可能に支持する支持部材に固定されている、ことを特徴としている。
請求項8に係る発明は、請求項1乃至7のいずれか1項に係るシート搬送装置において、前記開閉ユニットは、前記シート搬送路におけるシート搬送方向に沿っての前記駆動ローラの下流側に設けられた支点を基準として、前記装置本体により揺動可能に支持されている、ことを特徴としている。
請求項9に係る発明は、請求項5乃至8のいずれか1項に係るシート搬送装置において、前記装置本体に対して前記開閉ユニットが閉鎖状態にある場合に限り、前記装置本体の動作を可能にするインターロック機構を備え、前記開閉ユニットは、前記シャフトの前記端部が前記軸受部に係合された場合に限り、閉鎖状態を取ることができる、ことを特徴としている。
請求項10に係る発明は、原稿がセットされる原稿積載部と、前記原稿積載部にセットされた原稿を搬送するシート搬送部と、前記シート搬送部によって搬送された原稿の画像を読み取る画像読取部とを備えた画像読取装置に関する。この発明に係る画像読取装置は、前記シート搬送部に、請求項1乃至9のいずれか1項に係るシート搬送装置が配設されている、ことを特徴としている。
請求項1の発明によれば、装置本体に対して開閉ユニットを閉鎖状態にすると、装置本体と開閉ユニットとの間にシート搬送路が構成される。この状態で、装置本体側の駆動源によって同じく装置本体側の駆動ギヤを回転させると、この駆動ギヤに噛合されている開閉ユニット側の従動ギヤ、さらにはシャフト、駆動ローラが一体的に回転し、駆動ローラによってシート搬送路中にシートを搬送することができる。ここで、駆動ギヤの回転によって従動ギヤが回転する際、従動ギヤには、駆動ギヤから離間する方向の力、つまり駆動ギヤと従動ギヤとのピッチが伸びる方向の力が作用する。従来、このため、ピッチが伸びて、ギヤ相互の歯の噛み合いが乱れ、歯飛びが発生していた。そこで、本請求項に係る発明では、装置本体側に従動ギヤのシャフトの位置を規制する規制部材を設け、この規制部材の第1の規制部によって、駆動ギヤの回転時に従動ギヤが駆動ギヤから離間しない、つまり両ギヤのピッチが伸びないようにした。これにより、歯飛びを防止し、歯飛びに起因したシートの搬送不良を防止することができる。
請求項2の発明によれば、規制部材は、シャフトの両端部のうちの、従動ギヤが固定されている側の端部の位置を規制するので、他方の端部を規制する場合と比較して、従動ギヤはシャフトを介して駆動ギヤに対し高い精度で位置決めされる。また、規制部材がシャフトの端部を規制するので、シート搬送路中のシートの搬送の妨げになることがない。
請求項3の発明によれば、シャフトの端部は、開閉ユニットの閉動作時に第2の規制部によって閉方向の移動限度が規制される、すなわち開閉ユニットを介してではなく直接的に規制されるので、閉方向にオーバーシュートすることがない。したがって、従動ギヤもオーバーシュートすることがない。
請求項4の発明によれば、従動ギヤは、開閉ユニットの閉動作時に第3の規制部によって駆動ギヤに近接することが防止されるので、駆動ギヤと従動ギヤとの歯当たり、つまり一方の歯先が他方の歯底に当たることを防止することができる。
請求項5の発明によれば、規制部材は、第1,第2,第3の規制部を有する円弧状の軸受部を有しているので、シャフトの端部を回転自在に支持する軸受として作用し、また上述の第1,第2,第3の規制部として、従動ギヤが駆動ギヤから離間することを防止し、閉動作時の従動ギヤのオーバーシュートを防止し、駆動ギヤと従動ギヤとの歯当たりを防止することができる。つまり、規制部材は、第1,第2,第3の規制部と、軸受部とを兼用することができるので、これらが個別に設けられる場合と比べて、構成を簡略化することができる。また、シャフトの端部は、開閉ユニットの開閉動作に伴って、開口部を通って軸受部に係合し、また係合解除される。
請求項6の発明によれば、シャフトは、開閉ユニットの閉動作に伴ってガイド部にガイドされながら軸受部に係合されるので、その軸受部に対する係合動作が確実なものとなる。
請求項7の発明によれば、シャフトの端部を規制する規制部材が、駆動ギヤを支持する支持部材に固定されているので、駆動ギヤとシャフト、さらには駆動ギヤと従動ギヤとのピッチを高い精度で確保することができる。
請求項8の発明によれば、開閉ユニットが、装置本体に対して、シート搬送路に沿っての駆動ローラの下流側を支点として揺動することで開閉動作を行うので、開閉ユニット側のシャフトは、その端部が揺動動作によって軸受部に係脱し、また、従動ギヤは、揺動動作によって駆動ギヤに噛合しまた噛合が解除される。
請求項9の発明によれば、例えば、開閉ユニットは、軸受部にシャフトの端部が係合されない場合には、閉鎖状態とならない。また、インターロック機構は、開閉ユニットが閉鎖状態とならない場合には、装置本体の動作を禁止する。すなわち、軸受部にシャフトの端部が係合されない限り、装置本体の動作が禁止されるようになっている。
請求項10の発明によれば、上述のシート搬送装置における効果を、画像読取装置における効果として奏することができる。
以下、本発明の最良の実施形態を図面に基づき詳述する。
<実施形態1>
まず、本発明に係るシート搬送装置を備えた画像読取装置の概略を説明し、その後、シート搬送装置について詳述する。
まず、本発明に係るシート搬送装置を備えた画像読取装置の概略を説明し、その後、シート搬送装置について詳述する。
図1,図2に本発明に係る画像読取装置10を示す。なお、以下の説明においては、図1,図2中の矢印A−B方向を左右方向(シート搬送方向)、矢印A側を左側(下流側)、矢印B方向を右側(上流側)とする。また、図1中の矢印C−D方向を前後方向(通紙幅方向)、矢印C側を前側(手前側)、矢印D側を後側(奥側)とする。
図1,図2のうち、図1は、画像読取装置10全体の概観を示す図であり、画像読取装置10をその前側の右斜め上方から見た斜視図である。また、図2は、画像読取装置10の左右方向の縦断面を前側(正面側)から見た模式図である。
図1,図2に示すように、画像読取装置10は、画像が付されているシート(原稿)Pを送り出すシート給送装置11と、このシート給送装置11によって給送されたシートPを搬送するシート搬送装置(シート搬送部)12と、このシート搬送装置12によって搬送されるシートPの画像を読み取る画像読取手段13と、画像読取後のシートPが排出される排出トレイ14とを備えている。
このうち、シート給送装置11は、複数枚のシートPが積層状態で積載される積載トレイ(原稿積載部)21を有している。積載トレイ21は、その一部が補助トレイ36となっている。補助トレイ36は、その後端側において左右方向に延びる軸を基準に前端側がほぼ上下に揺動可能に構成されていて、排出トレイ14上に排出されたシートPを取り出しやすいようになっている。また積載トレイ21の下流側には、シートPの先端側(下流端側)を持ち上げるリフト板37が配設されている。リフト板37は、図2中の軸38を基準に、ほぼ上下方向に揺動可能となっている。リフト板37の前側及び後側には、シートPの通紙幅方向の両端部をそれぞれ規制するサイド規制板40,41が配設されていて、ガイド溝42に案内されて前後方向に移動するようになっている。
シート給送装置11において、複数枚のシートPは、それぞれの画像面を上方に向けた状態で積載トレイ21上に載置される。積載トレイ上21の複数枚のシートPは、最上位のシートP(最も上に位置するシートP)から順次に所定の給送位置に配置され、給送部材としての給送ローラ22の矢印E方向の回転によって給送位置から下流側に給送されていく。
シート搬送装置12は、上述の給送ローラ22のすぐ下流側に配設された搬送ベルト23とリタードローラ24とを備えている。搬送ベルト23は、駆動ローラ25と従動ローラ26とに掛け渡されており、駆動ローラ25によって矢印F方向(シート給送方向)に回転される。これに対し、リタードローラ24は、矢印G方向(シート戻し方向)に回転される。上述のシート給送装置11から給送ローラ22によってシートPが1枚だけ給送された場合には、このシートPは、搬送ベルト23によってさらに下流側に搬送される。これに対し、複数枚のシートPが重なるようにして重送されてしまった場合には、そのうちの最上位のシート(1枚目のシート)Pのみが搬送ベルト23によって下流側に搬送されるとともに、次以降のシート(2枚目以降のシート)Pは、リタードローラ24によって搬送が阻止されて停止される。下流側に搬送された1枚目のシートPは、その先端を、停止中の上レジストローラ27aと下レジストローラ27bからなるレジストローラ対27のニップに衝突させることで斜行が矯正されるとともに、その後のレジストローラ対27の回転によってさらに下流側に搬送される。下流側に搬送されたシートPは、大径の共通ローラ28と、小径の搬送ローラ30,31,32とによって画像読取位置Rに搬送され、さらに画像読取位置Rから搬送ローラ33、搬送ローラ対34によって搬送され、排出ローラ対35によって、排出トレイ14上に排出される。
画像読取手段13は、例えば、上述の画像読取位置Rに配置されたコンタクトイメージセンサによって構成されている。画像読取手段13は、シート搬送装置12によって搬送されるシートPの画像を画像読取位置Rにおいて、順次読み取るものである。なお、読み取られた画像は、画像情報として、複写機,プリンタ,ファクシミリ等の画像形成装置(不図示)に送られる。そして、複写機,プリンタにおいては、この画像情報に基づいて紙等の記録材(記録媒体)上に粉体のトナーによって画像が形成され、ファクシミリにおいては、画像情報が送信される。
排出トレイ14は、上述のシート給送装置11の下方に配設されている。画像読取後のシートPは、上述のシート搬送装置12の排出ローラ対35によって、画像面を下に向けた状態で排出トレイ14上に排出されて積載される。図1に示すように、排出トレイ14上には、排出されたシートPを取り出しやすくするために、シート材Pを浮かせるリブ43や、ユーザがシート材Pの裏面側に手を挿入しやすくする凹部44が設けてある。
上述構成の画像読取装置10は、積載トレイ21上にセットされた複数枚のシートPを最上位のものから順次、給送位置から給送ローラ22によって下流側に給送し、給送されたシートPをシート搬送装置12によって搬送しながら、画像読取位置Rにおいて画像読取手段13によってシート上の画像を読み取り、画像読取後のシートPを排出トレイ14上に排出するものである。以上で、画像読取装置10の概略の説明を終了する。
本発明に係るシート搬送装置12は、一例としてあげた上述の画像読取装置10に使用することができる。
図2〜図12を参照して、本発明に係るシート搬送装置12について詳述する。このうち図2は上述のように、画像読取装置10の左右方向の縦断面を前側(正面側)から見た模式図である。図3は開閉ユニット51が開放された状態(開放状態)の装置本体(シート給送装置本体)50を前側から見た斜視図であり、装置本体50側の規制部材52を説明する図である。図4は開閉ユニット51が開放された状態(開放状態)を後側から見た斜視図であり、開閉ユニット51側の従動ギヤ53及びシャフト54を説明する図である。図5は開閉ユニット51が閉鎖された状態の装置本体50を前側から見た斜視図であり、ただし開閉ユニット51のフレーム56は図示を省略している。図6は図5における従動ギヤ53近傍の拡大図である。図7は図6の状態から装置本体50側のギヤボックス(支持部材)57を取り出した状態を示す斜視図である。図8は図7と同じ状態を、ギヤボックス57のほぼ上方から見た斜視図である。図9は従動ギヤ53近傍を後方から見た斜視図である。図10はギヤボックス57を前側から見た斜視図である。図11は単体としての規制部材52を説明する図である。図12は、規制部材52を説明する拡大図である。
図2,図3,図4に示すように、シート搬送装置12は、装置本体50とこの装置本体50によって開閉可能に支持された開閉ユニット51とを備えている。開閉ユニット51は、図2に示すように、シート搬送方向(シート搬送路60)に沿っての駆動ローラ25よりも下流側の搬送ローラ31近傍に設定された支点58を基準として、右端側が同図中の反時計回りにほぼ上方に開放され、またこの逆に時計回りに閉鎖されるようになっている。このシート搬送路60は、図3,図4に示すように、搬送されるシートPの表面側をガイドする上ガイド61と裏面側をガイドする下ガイド62とによって構成されている。上ガイド61は開閉ユニット51側に、また下ガイド62は装置本体50側に配設されている。したがって、装置本体50に対して開閉ユニット51が閉鎖された場合には、上ガイド61と下ガイド62とによってシート搬送路60が構成され、一方、装置本体50に対して開閉ユニット51が開放された場合には、シート搬送路60が大きく開口(露出)されるので、シート搬送路60近傍で発生した紙詰まり(ジャム)を容易に解消することができる。
図2に示す各構成要素のうち、開閉ユニット51側には、シート搬送路60中を搬送されるシートPの表面側に位置する給送ローラ22、搬送ベルト23、駆動ローラ25、従動ローラ26、レジストローラ対27のうちの上レジストローラ27a、搬送ローラ30,31、上ガイド61が配設されている。これに対し、残りの構成要素は、装置本体50側に配設されている。
図3に示すように、装置本体50側には、後端側に、装置本体50の強度部材となる後板金63が設けてあり、この後板金63の前側の部分には、後述のギヤボックス57を介して、本発明の一部を構成する規制部材52が配設されている。この規制部材52は、開閉ユニット51が閉鎖された場合には、開閉ユニット51に隠れてしまう。後板金63における規制部材52よりも少し右側には、内側に向けて後ストッパ64が突設されている。また、図4に示すように、装置本体50の前端側には、前板金65が配設されていて、この前板金65における後ストッパ64に対応する位置には前ストッパ66が内側に向けて突設されている。これら前ストッパ66及び後ストッパ64には、開閉ユニット51側のフック67,68が係脱する。開閉ユニット51が閉鎖された場合には、フック67,68が前ストッパ66及び後ストッパ64に係合する。一方、開閉ユニット51には、右端側の前後方向のほぼ中央に把手70が設けてある。この把手70は、フック67,68を連結する軸(不図示)と一体に構成されていて、この把手70を上方に引くことで、前ストッパ66及び後ストッパ64に対するフック67,68の係合が解除されるようになっている。なお、開閉ユニット51全体は、コイルスプリング(不図示)によって開方向に付勢されていて、フック67,68の係合が解除されると、その付勢力によって開放されるようになっている。
図4に示すように、開閉ユニット51側には、先端側(閉鎖状態における後端側)に本発明の一部を構成する従動ギヤ53及びシャフト54が配設されている。シャフト54は、その前端側及び後端側が、開閉ユニット51のフレーム71(ただし、図4では、フレーム71のうちの後端側に位置する部分のみを図示)によって回転自在に支持されている。後述するように、装置本体50に対して開閉ユニット51を閉鎖させた場合には、図4に示すシャフト54の後側の端部55が、図3に示す規制部材52に係合するようになっている。図5はその係合状態を示しており、また、図6はその係合部分の拡大図を示している。
図7に示すように、シャフト54の中間部には、給送ユニット72が取り付けられている。給送ユニット72は、シャフト54に対して、揺動可能な箱状の支持ボックス73と、この支持ボックス73によって回転自在に支持された上述の給送ローラ22、駆動ローラ25(図2参照)、従動ローラ26とを有している。シャフト54には、駆動プーリ74が固定されていて、給送ローラ22と一体の従動プーリ75との間に駆動ベルト76が掛け渡されている。また、上述のように、駆動ローラ25と従動ローラ26との間には、搬送ベルト23が掛け渡されている。給送ユニット72は、シャフト54とは個別に揺動自在となっていて、その自重により、給送ローラ22が、上述の積載トレイ21上のシートPの上面に載せられ、また搬送ベルト23がリタードローラ24に載せられるようになっている。この状態で、シャフト54が図7中の矢印H方向(時計回り)に回転することにより、図2に示すように、給送ローラ22が矢印E方向に回転し、搬送ベルト23が矢印F方向に回転する。これにより、積載トレイ21上のシートPが給送され、搬送される。
図7に示すように、シャフト54の後端側には、鍔部77を有する従動ギヤ53が固定されている。この鍔部77は、駆動ギヤ80の抜け止として作用する。図8,図9に示すように、シャフト54の後側の端部55は、この従動ギヤ53からさらに後側に突出されていて、後述するように、規制部材52に係合するようになっている。また、シャフト54における従動ギヤ53の内側には、開閉ユニット51のフレーム(図4参照)がシャフト54を回転自在に支持するための軸受81が取り付けられている。
図8又は図10に示すように、規制部材52は、ギヤボックス57の前面に固定されている。ギヤボックス57の背面には、駆動源として正逆回転可能なモータ82が固定されている。モータ82の出力軸83には、ピニオン84が固定されていて、このピニオン84には第1のギヤ85が噛合されている。この第1のギヤ85には、第2のギヤ86が噛合され、さらにこの第2のギヤ86には、第3のギヤ87が噛合されている。そして、この第3のギヤ87と、これを回転自在に支持する軸88との間には、ワンウェイクラッチ90が介装されている。この軸88は、ギヤボックスの前面に取り付けられた軸受91によって回動自在に支持されており、この軸91における前端部に上述の駆動ギヤ80が固定されている。そして、この駆動ギヤ80に対して、開閉ユニット51の閉動作に伴って、開閉ユニット51側の従動ギヤ53が噛合し、また開動作に伴って従動ギヤ53が離間するようになっている。
なお、上述の、ピニオン84には、別のギヤ92が噛合されていて、このギヤ92はさらに別のギヤ93に噛合されている。このギヤ93は上述のリタードローラ24を回転させるためのギヤである。なお、本実施形態では、通常のシート搬送モードとは異なる伝票搬送モードを有している。この伝票搬送モードでは、図2に示すリタードローラ24が矢印G方向とは逆の反時計回りに回転して、従動回転する搬送ベルト23との間で、複数枚の閉じられたシート(例えば伝票)を搬送することができるようになっている。この目的で、モータ82は正逆回転可能なものが使用されている。モータ82が逆段された場合には、この回転は、上述のワンウェイクラッチ90によって駆動ギヤ80、ひいては従動ギヤ53に伝達されないようになっている。
本実施形態では、駆動ギヤ80の軸88を支持する軸受81が固定されているギヤボックス57の前面に規制部材52が固定されている。図11(a),(b)に示すように、規制部材52は、長方形の板状の取付ベース94と一体的に形成されている。規制部材52及び取付ベース94は、例えば、ポリアセタール(POM)を射出成型することで、一体的に構成することができる。取付ベース94には、裏面側の上部と下部とに位置決め用のボス部95,96が突設されている。これらボス部95,96をギヤボックス57の位置決め用の透孔(不図示)に嵌合させることで、ギヤボックス57に対する規制部材52の位置が精度よく位置決めされるようになっている。また、取付ベース94には、透孔97が穿設されていて、図10に示すように、この透孔97に貫通させたねじ98をギヤボックス57に螺合することで、取付ベース94をギヤボックス57に固定している。
図12は、規制部材52、シャフト54の端部55、従動ギヤ53、駆動ギヤ80を前側(正面側)から見た拡大図を模式的に示す図である。同図に示すように、規制部材52は、ギヤボックス57に取り付けられた状態において、ほぼ上方が開口した「U」字状に形成されている。同図に示すように、規制部材52は、半円状の軸受部100と、この軸受部100の左端から少し立ち上がった左壁部101と、軸受部100の右端から上方に立ち上がった右壁部102と、上述の左壁部101の上端に連続するガイド部103とを有している。
図12中の直線Lは、軸受部100に係合された状態のシャフト54の端部55の中心C1と、駆動ギヤ80の中心C2とを結ぶ直線である。また、同図中には、開閉ユニット51を開閉させる際の、シャフト54の端部55の中心の軌跡Tを円弧状に図示してある。
同図に示すように、規制部材52は、開閉ユニット51の開閉動作に伴ってシャフト54の端部55が移動する方向(本実施形態ではほぼ上方)に開口部104を有している。この開口部104は、軸受部100に対するシャフト54の端部55の係脱を可能にすべく、シャフト54の端部55の直径よりも大きく開口されている。
軸受部100は、シャフト54の端部55の直径と同じ直径の半円状に形成されている。本実施形態では、軸受部100は、シャフト54の端部55のほぼ下半分を下方から支持するように形成されている。軸受部100における、直線Lとの交点近傍が、第1の規制部M1となる。この第1の規制部M1によって、駆動ギヤ80の回転時に従動ギヤ53が駆動ギヤ80から離間する方向に移動するのを禁止する。つまり、駆動ギヤ80の回転開始時等に、駆動ギヤ80から従動ギヤ53に対して、従動ギヤ53を離間させる方向に力が作用する。この際、従動ギヤ53が取り付けられている近傍のシャフト54の端部55が、図12に示すように、駆動ギヤ80の中心から離間しないようにするものである。これにより、駆動ギヤ80が駆動されて、従動ギヤ53が回転する際に、従動ギヤ53が駆動ギヤ80から離間するのを防止して、両ギヤ間のピッチPが伸びないようにし、歯飛びの発生を防止するようにしている。なお、本実施形態では、軸受部100の左端に連続する左壁部101を設けることで、駆動ギヤ80に対する従動ギヤ53の離間を確実に防止するようにしている。原理的にはこのような左壁部101は不要であるが、実際には、従動ギヤ53を離間させようとする力は、直線L上から外れて作用することも考えられる。左壁部101はこのような場合に有効である。
上述の軸受部100における、軌跡Tとの交点近傍が、第2の規制部M2となる。この第2の規制部M2は、開閉ユニット51の閉動作時にシャフト54の端部55の移動限度を規制するものである。つまり、ストッパとして作用する。装置本体50に対して開閉ユニット51を閉じる際、前述のように、装置本体50側の前ストッパ66及び後ストッパ64に開閉ユニット51側のフック67,68が係合することで、装置本体50に対する開閉ユニット51の閉鎖状態の位置決めがなされる。しかしながら、一般的に、開閉ユニット51は、大きな強度を持たせる必要にない部材であるため、開閉動作時に変形することが予想される。そこで、上述のように、開閉ユニット51の前ストッパ66、後ストッパ64とは別に、駆動ギヤ80に対して高い位置精度を確保したい従動ギヤ53を、シャフト54の端部55を介して直接的に位置決めするようにしている。これにより、開閉ユニット51の強度には影響を受けずに、駆動ギヤ80と従動ギヤ53との位置精度を確保することが可能となる。
上述の軸受部100における右壁部102及び軸受部100と直線Lとの交点近傍が第3の規制部M3となる。上述のように、開閉ユニット51は必ずしも十分な強度を有するものではない。したがって、装置本体50に対して開閉ユニット51を開閉させる際、特に閉鎖させる際、駆動ギヤ80に対する従動ギヤ53の軌跡が乱れがちとなる。そこで、閉鎖時に装置本体50側の駆動ギヤ80に対して開閉ユニット51側の従動ギヤ53が近づいてきたときに、右壁部102によって、シャフト54の端部55を介して従動ギヤ53の移動範囲を規制し、駆動ギヤ80に対して従動ギヤ53が不要に近づきすぎないようにした。両者が近づきすぎて、駆動ギヤ80と従動ギヤ53との中心間のピッチPが、所定の値よりも小さくなると、一方の歯先が他方の歯底に当接する、いわゆる歯当たりが発生する。本実施形態では、第3の規制部M3によって、このような歯当たりを未然に防止することが可能となる。
図12に示すように、ガイド部103は、上述の左壁部101の上端から左方に延びるように形成されている。さらに、左端側が高くなる傾斜面として形成されている。開閉ユニット51の閉動作時に、シャフト54の端部55は、左壁部101とガイド部103との境界である角部105にわずかに当たり、この角部105を乗り越えて軸受部100に係合されるようになっている。これにより、開閉ユニット51全体がシャフト54に引っ張られるようにして、装置本体50に対して閉じられることになり、開閉ユニット51側のがたを適度に吸収することができる。角部105には、適度な円弧状の面取りを施しておくとよい。
本実施形態では、装置本体50に対して開閉ユニット51を閉じた状態で、図8,図10に示すモータを右回転(図8中の時計回り)させると、ピニオンは右回転、第1のギヤは左回転、第2のギヤは、左回転する。この左回転は、ワンウェイクラッチ、軸を介して駆動ギヤに左回転として伝達される。したがって、駆動ギヤに噛合している従動ギヤ53は右回転する。この結果、シャフト54を介して駆動ローラは図2中で右回転し、これにより搬送ベルトは右回り(矢印F方向)に回転する。またシャフト54の右回転により、給送ローラも右回転する。これにより、給送ローラは、シートを給送し、搬送ベルトは給送されたシートを搬送する。これに対し、リタードローラは、モータ及びピニオンの右回転、ギヤの左回転によるギヤの右回転により、図2中で右回り(矢印G方向)に回転して、シートの重送を防止することができる。
なお、モータを左回りに回転させると、リタードローラは左回りに回転する伝票モードとなるが、搬送ベルトは、ワンウェイクラッチによりモータの回転がたたれ、またワンウェイクラッチの作用によって、軽い力で従動回転するようになる。
本実施形態では、装置本体50側の前ストッパ66、後ストッパ64、規制部材52の位置、及び開閉ユニット51側のフック67,68、シャフト54の端部55の位置を適宜に配置することで、開閉ユニット51の閉動作時に規制部材52の軸受部100にシャフト54の端部55が正常に係合されない場合には、前ストッパ66及び後ストッパ64にフック67,68が掛からないようにしている。つまり、開閉ユニット51が正しく閉鎖状態とならないようにしている。言い換えると、装置本体50側の軸受部100に対して開閉ユニット51側のシャフト54の端部55が正常に係合された場合に限り、装置本体50に対して開閉ユニット51が正しく閉鎖状態となるようにしている。そして、さらに開閉ユニット51が正しく閉鎖状態となった場合に限り、装置本体50の動作を可能とするインターロック機構(不図示)を設けている。
したがって、軸受部にシャフト54の端部55が正常に係合されていない場合には、装置本体50が動作することがないため、安全を確保することができる。
上述の実施形態では、軸受部100が、第1の規制部M1と第2の規制部M2と第3の規制部M3とを兼ねるように構成したが、例えば、第1,第2,第3の規制部M1,M2,M3を有する規制部材52とは別個に、シャフト54における規制部材52よりも前側に別個に軸受を設けるようにしてもよい。この場合には、第1,第2,第3の規制部M1,M2,M3は、上述のように一連の曲面によって連続している必要はなく、上述の領域の近傍に存在すれば十分である。すなわち、図12中における第1の規制部M1は、軸受部100と直線Lとの交点の近傍に、また第2の規制部M2は、軸受部100と軌跡Tとの交点の近傍に、そして、第3の規制部M3は、軸受部100と直線Lとの交点近傍に設定し、軸受部100における残りの部分は、凹状のヌスミを形成するようにしてもよい。
また、上述では、開閉ユニット51側の駆動ローラ25が、搬送ベルト23を介してシートPを搬送する場合を例に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、駆動ローラが直接、シートPを搬送するような場合にも適用することができる。
また、上述の規制部材52と同様の規制部材を、前板金65の背面側に、規制部材52とは鏡面関係となるように配設するようにしてもよい。この場合には、装置本体50に対して開閉ユニット51を閉鎖状態としたときに、装置本体50に対してシャフト54が斜めになることを防止することができるので、搬送ベルト23や給送ローラ22が斜めになることに起因するシートPの給送不良や搬送不良を防止することができる。
上述では、本発明のシート給送装置を画像読取装置に適用した場合を例に説明したが、本発明は、画像読取装置の外に、例えば、複写機,プリンタ,ファクシミリ,及びこれらの複合機等の画像形成装置において、装置本体50と開閉ユニット51との間にシート搬送路を構成し、装置本体50側の駆動源によって開閉ユニット51側の駆動ローラを回転させる場合にも広く適用することが可能である。
12……シート搬送装置(シート搬送部)、13……画像読取手段(画像読取部)、21……積載トレイ(原稿積載部)、25……駆動ローラ、50……装置本体(シート給送装置本体)、51……開閉ユニット、52……規制部材、53……従動ギヤ、54……シャフト、55……シャフトの端部、57……ギヤボックス(支持部材)、58……支点、60……シート搬送路、80……駆動ギヤ、82……モータ(駆動源)、100……軸受部、103……ガイド部、104……開口部、M1……第1の規制部、M2……第2の規制部、M3……第3の規制部、P……シート(原稿)、
Claims (10)
- 駆動源が配設された装置本体と、駆動ローラが配設され閉鎖状態において前記装置本体との間にシート搬送路を構成する開閉可能な開閉ユニットとを備え、前記開閉ユニットの閉鎖状態において前記駆動源から前記駆動ローラに回転を伝達して前記シート搬送路中にシートを搬送するシート搬送装置において、
前記装置本体側に配設されて前記駆動源によって回転される駆動ギヤと、
前記開閉ユニット側に配設された駆動ローラと一体のシャフトに固定され、前記開閉ユニットの閉動作に対応して前記駆動ギヤに噛合され、前記開閉ユニットの開動作に対応して噛合が解除される従動ギヤと、を備え、
前記装置本体側に、前記開閉ユニットの閉鎖状態において前記シャフトの位置を規制する規制部材を設け、
前記規制部材が、前記駆動ギヤの回転時に前記従動ギヤが前記駆動ギヤから離間する方向の位置を規制する第1の規制部を有する、
ことを特徴とするシート搬送装置。 - 前記規制部材は、前記開閉ユニットの閉鎖状態において前記シャフトの両端部のうちの前記従動ギヤが固定されている側の端部の位置を規制する、
ことを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。 - 前記規制部材は、前記開閉ユニットの閉動作時に前記シャフトの閉方向の移動限度を規制する第2の規制部を有する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のシート搬送装置。 - 前記規制部材は、前記開閉ユニットの閉動作時に前記前記従動ギヤが前記駆動ギヤに近接しすぎることを規制する第3の規制部を有する、
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート搬送装置。 - 前記規制部材は、前記第1,第2,第3の規制部を有する円弧状の軸受部と、前記開閉ユニットの開閉動作に伴って前記シャフトの端部が通過する開口部とを備えた「U」字状に形成されている、
ことを特徴とする請求項4に記載のシート搬送装置。 - 前記規制部材は、閉動作時に前記開閉ユニットのシャフトの端部を前記軸受部に導くガイド部を有する、
ことを特徴とする請求項5に記載のシート搬送装置。 - 前記規制部材は、前記駆動ギヤを回転可能に支持する支持部材に固定されている、
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のシート搬送装置。 - 前記開閉ユニットは、前記シート搬送路におけるシート搬送方向に沿っての前記駆動ローラの下流側に設けられた支点を基準として、前記装置本体により揺動可能に支持されている、
ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のシート搬送装置。 - 前記装置本体に対して前記開閉ユニットが閉鎖状態にある場合に限り、前記装置本体の動作を可能にするインターロック機構を備え、
前記開閉ユニットは、前記シャフトの前記端部が前記軸受部に係合された場合に限り、閉鎖状態を取ることができる、
ことを特徴とする請求項5乃至8のいずれか1項に記載のシート搬送装置。 - 原稿がセットされる原稿積載部と、前記原稿積載部にセットされた原稿を搬送するシート搬送部と、前記シート搬送部によって搬送された原稿の画像を読み取る画像読取部とを備えた画像読取装置において、
前記シート搬送部に、請求項1乃至9のいずれか1項に記載のシート搬送装置が配設されている、
ことを特徴とする画像読取装置。
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JP2006085268A JP2007261698A (ja) | 2006-03-27 | 2006-03-27 | シート搬送装置、及びこれを備えた画像読取装置 |
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WO2015001752A1 (ja) * | 2013-07-04 | 2015-01-08 | Necプラットフォームズ株式会社 | 原稿送り装置及び原稿送り装置の組み立て方法 |
JP2017214193A (ja) * | 2016-05-31 | 2017-12-07 | キヤノン株式会社 | シート給送装置及びこれを備えた読取装置並びに画像形成装置 |
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2006
- 2006-03-27 JP JP2006085268A patent/JP2007261698A/ja active Pending
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