JP2007261531A - 車両の自動駐車装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 車両の自動駐車装置において、車両を簡易に正しい初期位置に停車させ、車両の駐車位置精度を向上すること。
【解決手段】 車両1の自動駐車装置において、車両1を駐車スペース101の入口線101A、及び該入口線101Aに直交する仕切線101Bを基準として所定の初期位置Aに停車させるための入口目標線42A及び仕切目標線42Bを有する目印手段42を、車体の側部に付帯させたミラー41に設けたもの。
【選択図】 図4

Description

本発明は車両の自動駐車装置に関する。
車両の自動駐車装置として特許文献1の如く、駐車位置までの車両の移動軌跡を記憶又は演算する移動軌跡設定手段と、車輪を操舵するアクチュエータと、初期位置に停止した車両を駐車位置まで移動させるべく、移動軌跡設定手段により設定された移動軌跡に基づいてアクチュエータの駆動を制御する制御手段とを備えたものが開示されている。この自動駐車装置では、車両の前部ドアに、駐車スペースの中心線を基準として車両を初期位置に停止させるための目印を設けている。
特許3683091
特許文献1の自動駐車装置では、駐車スペースから離隔している車両の運転席に座った運転者の目視により、車両の前部ドアに設けた目印を単に駐車スペースの中心軸に合せることにより、車両を初期位置に停止させるものであるにすぎず、車両の初期位置への停車位置精度が悪い。車両が正しく初期位置に停車できていない場合には、自動駐車制御により車両が到達する駐車位置にずれを生ずることになる。
本発明の課題は、車両の自動駐車装置において、車両を簡易に正しい初期位置に停車させ、車両の駐車位置精度を向上することにある。
請求項1の発明は、車両の初期位置から目標とする駐車位置までの自動操舵移動軌跡を記憶又は演算する移動軌跡設定手段と、車輪を操舵するアクチュエータと、移動軌跡設定手段に設定された自動操舵移動軌跡に従って、初期位置に停車した車両を目標駐車位置まで移動させるようにアクチュエータの駆動を制御する制御手段を有する車両の自動駐車装置において、車両を駐車スペースの入口線、及び該入口線に直交する仕切線を基準として初期位置に停車させるための入口目標線及び仕切目標線を有する目印手段を、車体の側部に付帯させたミラーに設けたものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において更に、前記移動軌跡設定手段には複数の駐車モードのそれぞれに対応する複数の自動操舵移動軌跡が設定され、制御手段はモード選択スイッチにより選択された駐車モードに対応する自動操舵移動軌跡を使用するものである。
(請求項1)
(a)車両を駐車スペースの入口線、及び該入口線に直交する仕切線を基準として初期位置に停車させるための入口目標線及び仕切目標線を有する目印手段を、車体の側部に付帯させたミラーに設けた。従って、ミラーに設けた入口目標線と仕切目標線のそれぞれを、駐車スペースの入口線と仕切線のそれぞれに合致もしくは概ね合致させるように車両を停車させれば、車両は駐車スペースの相直交する入口線と仕切線のそれぞれに沿う車両前後方向と車両左右方向の2方向において駐車スペースに相対位置合せさせるものになり、車両を簡易に正しい初期位置(駐車スペースに対する所定位置)に停車させることができる。
(請求項2)
(b)移動軌跡設定手段には複数の駐車モードのそれぞれに対応する複数の自動操舵移動軌跡が設定され、制御手段はモード選択スイッチにより選択された駐車モードに対応する自動操舵移動軌跡を使用するものとした。従って、運転者は、移動軌跡設定手段に設定してある並列駐車モード、縦列駐車モード等から選択された所望の駐車モードにて車両を自動駐車させることができる。
図1は電動パワーステアリング装置を示す模式図、図2は自動駐車装置を示すブロック図、図3はミラーを示す模式図、図4は並列駐車モードにおける車両の初期位置停車状態を示す模式図、図5は並列駐車モードにおける自動操舵移動軌跡を示す模式図、図6は並列駐車モードにおける移動距離と自動操舵角のマップを示す模式図、図7は縦列駐車モードにおける車両の初期位置停車状態を示す模式図、図8は縦列駐車モードにおける自動操舵移動軌跡を示す模式図、図9は縦列駐車モードにおける移動距離と自動操舵角のマップを示す模式図である。
本発明が適用される車両1は、図1に示す如くの電動パワーステアリング装置10を有する。電動パワーステアリング装置10は、ステアリングホイール11にステアリング軸12を連結し、ステアリング軸12にトーションバー(不図示)を介して連結した出力軸(不図示)にピニオン(不図示)を設け、このピニオンに噛合うラック軸13を左右方向に直線移動可能に支持し、ラック軸13の両端に設けた左右のタイロッド14を介して左右の前輪を操舵可能にする。電動パワーステアリング装置10は、運転者によるステアリングホイール11の操作をアシストし、或いは車両1の車庫入れのための自動操舵を行なうために、電動モータよりなるアクチュエータ15をラック軸13に接続してある。
アクチュエータ15の駆動を制御する制御手段20は、図2に示す如く、操舵トルク検出手段21と車速センサ22を備える。操舵トルク検出手段21は運転者がステアリングホイール11に付与する操舵トルクを検出し、操舵トルク信号を制御手段20に出力する。車速センサ22は車両1の車速を検出し、車速信号を制御手段20に出力する。制御手段20は、操舵トルク検出手段21の検出トルク、車速センサ22の検出車速に応じてアクチュエータ15の駆動を制御し、ラック軸13に適宜の操舵アシスト力を付与する。
制御手段20は、操舵角検出手段23と車輪回転角検出手段24とブレーキ操作量検出手段25を備える。操舵角検出手段23はステアリングホイール11の回転角に基づいて前輪の操舵角θを検出し、検出操舵角信号を制御手段20に出力する。車輪回転角検出手段24は車輪(前輪又は後輪)の回転角Nθを検出し、検出回転角信号を制御手段20に出力する。ブレーキ操作量検出手段25はブレーキ操作手段の操作量を検出し、検出操作量信号を制御手段20に出力する。
制御手段20は、車両1を駐車場100(車庫でも可)の駐車スペース101内の目標とする駐車位置に自動操舵するための移動軌跡設定手段30を有する。移動軌跡設定手段30は、車両1が駐車スペース101に対して停車せしめられる特定の初期位置Aから前進位置Bを経由して駐車位置Cまで至る自動操舵移動軌跡を記憶又は演算する。移動軌跡設定手段30には、車両1の移動距離Xに対する自動操舵角θの関係が、自動操舵移動軌跡に対応するマップとして予め記憶されている。車両1の移動距離Xは、既知である車輪の周長に、車輪角回転手段24が検出した車輪の回転角Nθを乗ずることにより演算される。
尚、移動軌跡設定手段30への、自動操舵移動軌跡の記憶、車両1の移動距離Xに対する自動操舵角θの関係の記憶は、実際に運転者が車両1を初期位置Aから前進位置B経由で駐車位置Cまで手動操舵することにより得た移動軌跡から、車両1の移動距離Xと手動操舵角θの対応関係を読み込んで記憶させることができる。但し、移動軌跡設定手段30への、自動操舵移動軌跡の記憶、車両1の移動距離Xに対する自動操舵角θの関係の記憶は、車両1の舵角と旋回半径の関係、旋回曲率(旋回半径の逆数)の距離の積分値が車両角度に等しくなる特性を利用し、演算されて記憶させるものでも良い。
移動軌跡設定手段30には、複数の駐車モード(例えば並列駐車モード、縦列駐車モード等)のそれぞれに対応する複数の自動操舵移動軌跡が設定される。制御手段20は、運転者により操作されるモード選択スイッチ31と自動操舵実施スイッチ32を備える。制御手段20は、モード選択スイッチ31により選択された駐車モードに対応する自動操舵移動軌跡を使用し、自動操舵実施スイッチ32のオンにより、モード選択スイッチ31で選択した駐車モードに対応する自動操舵を開始する。制御手段20は、自動操舵の開始により、移動軌跡設定手段30に設定された上述の自動操舵移動軌跡に従って、前述の初期位置に停車してある車両1を目標の駐車位置まで移動させるように、電動パワーステアリング装置10のアクチュエータ15の駆動を制御する。
制御手段20は、自動操舵の実施に際し、運転者に対する注意を音声等により報知する運転者案内装置33を備える。
車両1は、図3に示す如く、車体の側部、本実施例ではサイドミラー40の内部(外部でも可)に駐車用ミラー41を備える。駐車用ミラー41は、車両1の側傍下面を映し、車両1を駐車スペース101の道路に沿う入口線101A、及び入口線101Aに直交する仕切線101B(隣りの駐車スペースとの境界線)を基準として初期位置Aに停車させるための、入口目標線42A及び仕切目標線42Bを有する目印手段42を設ける。左右のサイドミラー40のそれぞれに左右の駐車用ミラー41を備えており、車両1の左方の駐車スペース101に対しては左駐車用ミラー41を用い、車両1の右方の駐車スペース101に対しては右駐車用ミラー41を用いる。駐車用ミラー41に設けた入口目標線42Aと仕切目標線42Bのそれぞれを、駐車スペース101の入口線101Aと仕切線101Bのそれぞれに合致もしくは概ね合致させるように車両1を停車させれば、車両1は駐車スペース101の相直交する入口線101Aと仕切線101Bのそれぞれに沿う車両前後方向と車両左右方向の2方向において駐車スペース101に相対して位置合せされるものになり、車両1を駐車スペース101に対する正しい初期位置Aに停車させるものになる。
以下、制御手段20により、並列駐車モードと縦列駐車モードのそれぞれにおいて、車両1を自動駐車させる手順について説明する。
(並列駐車モード)
図4に示した並列駐車モードに対し、移動軌跡設定手段30は図5に示す如くの自動操舵移動軌跡を記憶すべく、車両1の移動距離Xに対する自動操舵角θの関係マップを図6に示す如くに記憶する。
移動軌跡設定手段30に記憶すべき自動操舵移動軌跡にあっては、図5に示す如く、車両1が初期位置Aから前進位置Bに前進し、前進位置Bから駐車位置Cに後退するものとし、初期位置Aに停車した車両1の中心軸を初期軸とし、駐車位置Cに駐車した車両1の中心軸を駐車軸とし、初期軸と駐車軸は略直交するものとする。初期位置Aにおける車両角度(車両1の中心軸が初期軸に対してなす角度)を0度とし、前進位置Bにおける車両角度α度とする。αは、車両1ができるだけ狭いエリアで、かつ隣りの駐車スペース101にはみ出すことがない移動軌跡を描く値に設定される。
移動軌跡設定手段30に記憶させる車両1の移動距離Xに対する自動操舵角θは、図6に示す如く、初期位置Aから前進位置Bへの移動距離Xに対する前進自動操舵角θ(図6(A))と、前進位置Bから駐車位置Cへの移動距離Xに対する後退自動操舵角θ(図6(B))とからなる。前進自動操舵角は、初期位置Aから前進位置Bまでの自動操舵角(車両角度をα度変化させる操舵角)である。後退自動操舵角は、前進位置Bから駐車位置Cまでの自動操舵角(車両角度を(90−α)度変化させる操舵角)である。
尚、制御手段20にあっては、車両1が前進自動操舵の終点B1から実際に車両1が停止した実停止位置B2(図6(A))までの直線過剰前進距離Lを記憶しておき、この直線過剰距離Lに見合う直線後退距離Lを後退自動操舵の開始前に挿入し、前進自動操舵の終点B1から後退自動操舵を開始させる。
従って、制御手段20による並列駐車手順の実施は以下の如くになる。
(1)車両1の駐車用ミラー41に設けた入口目標線42Aと仕切目標線42Bのそれぞれを、図4に示す如く、駐車スペース101の入口線101A(駐車スペース101に駐車せしめられた車両1の前端が臨むことになる線)と仕切線101B(駐車スペース101に駐車せしめられた車両1の右端が臨むことになる線)のそれぞれに合致させるように車両1を停車させる。これにより、車両1は駐車スペース101の相直交する入口線101Aと仕切線101Bのそれぞれに沿う、車両前後方向と車両左右方向の2方向において、駐車スペース101に位置合せされ、所定の初期位置Aに停車せしめられる。
(2)運転者がモード選択スイッチ31により並列駐車モードを選択する。運転者による自動操舵実施スイッチ32のオンにより、制御手段20が並列駐車モードによる自動操舵を開始する。運転者案内装置33が運転者に対し、「ステアリングホイールから手を離して下さい。ステアリングホイールが自動で回ります。」、「周囲の安全に注意しながら前進して下さい。」の音声を報知する。
制御手段20は、移動軌跡設定手段30に記憶されている図5の自動操舵移動軌跡(図6の移動距離Xと自動操舵角θの関係)に従って車両1を初期位置Aから前進位置Bに向けて自動操舵する。この自動操舵は、運転者がブレーキを踏むクリープ走行時に限定して行なうものとし、運転者によるアクセル操作、ステアリングホイール操作があったときには即中止される。
(3)車両1が前進位置Bの終点B1に到達すると、運転者案内装置33が運転者に対し、「停止し、リバースギヤに入れて下さい。」、「ステアリングホイールから手を離して下さい。ステアリングホイールが自動で回ります。」、「周囲の安全に注意しながら後退して下さい。」の音声を報知する。
尚、前進位置Bの終点B1への「停止」の上述の音声があってから車両1が実際に停止するまでの停止位置のばらつき(前述の直線過剰前進距離L)は、この直線過剰前進距離Lに見合う直線後退距離Lを後退自動操舵の開始前に挿入し、前進自動操舵の終点B1から後退自動操舵を開始させることにて相殺される。
制御手段20は、移動軌跡設定手段30に記憶されている図5の自動操舵移動軌跡(図6の移動距離Xと自動操舵角θの関係)に従って車両1を前進位置Bから駐車位置Cに向けて自動操舵する。この自動操舵は、運転者がブレーキを踏むクリープ走行時に限定して行なうものとし、運転者によるアクセル操作、ステアリングホイール操作があったときには即中止される。
(4)車両1が駐車位置Cの終点C1に到達すると、運転者案内装置33が運転者に対し、「駐車位置に到達したら駐車して下さい。」の音声を報知する。運転者がブレーキを踏み、駐車位置Cの実停止位置C2(図6(B))に停車する。
(縦列駐車モード)
図7に示した縦列駐車モードに対し、移動軌跡設定手段30は図8に示す如くの自動操舵移動軌跡を記憶すべく、車両1の移動距離Xに対する自動操舵角θの関係マップを図9に示す如くに記憶する。
移動軌跡設定手段30に記憶すべき自動操舵移動軌跡にあっては、図8に示す如く、車両1が初期位置Aから前進位置Bに前進し、前進位置Bから駐車位置Cに後退するものとし、初期位置Aに停車した車両1の中心軸を初期軸とし、駐車位置Cに駐車した車両1の中心軸を駐車軸とし、初期軸と駐車軸は平行をなすものとする。初期位置Aにおける車両角度(車両1の中心軸が初期軸に対してなす角度)を0度とし、前進位置Bにおける車両角度α度とする。前進位置Bから駐車位置Cに向かう後退方向にある車両1の中心軸が初期軸に対してなす角度をβ度とする。α、βは、車両1ができるだけ狭いエリアで、かつ隣りの駐車スペースにはみ出すことがない移動軌跡を描く値に設定される。
移動軌跡設定手段30に記憶させる車両1の移動距離Xに対する自動操舵角θは、図9に示す如く、初期位置Aから前進位置Bへの移動距離Xに対する前進自動操舵角θ(図9(A))と、前進位置Bから駐車位置Cへの移動距離Xに対する後退自動操舵角θ(図9(B))とからなる。前進自動操舵角は、初期位置Aから前進位置Bまでの自動操舵角(車両角度をα度変化させる操舵角)である。後退自動操舵角は、前進位置Bから駐車位置Cまでの自動操舵角(車両角度を一旦(β−α)度変化させた後、−β度変化させる操舵角)である。
尚、制御手段20にあっては、車両1が前進自動操舵の終点B1から実際に車両1が停止した実停止位置B2(図9(A))までの直線過剰前進距離Lを記憶しておき、この直線過剰距離Lに見合う直線後退距離Lを後退自動操舵の開始前に挿入し、前進自動操舵の終点B1から後退自動操舵を開始させる。
従って、制御手段20による並列駐車手順の実施は以下の如くになる。
(1)車両1の駐車用ミラー41に設けた入口目標線42Aと仕切目標線42Bのそれぞれを、図7に示す如く、駐車スペース101の入口線101A(駐車スペース101に駐車せしめられた車両1の右端が臨むことになる線)と仕切線101B(駐車スペース101に駐車せしめられた車両1の後端が臨むことになる線)のそれぞれに合致させるように車両1を停車させる。これにより、車両1は駐車スペース101の相直交する入口線101Aと仕切線101Bのそれぞれに沿う、車両前後方向と車両左右方向の2方向において、駐車スペース101に位置合せされ、所定の初期位置Aに停車せしめられる。
(2)運転者がモード選択スイッチ31により縦列駐車モードを選択する。運転者による自動操舵実施スイッチ32のオンにより、制御手段20が縦列駐車モードによる自動操舵を開始する。運転者案内装置33が運転者に対し、「ステアリングホイールから手を離して下さい。ステアリングホイールが自動で回ります。」、「周囲の安全に注意しながら前進して下さい。」の音声を報知する。
制御手段20は、移動軌跡設定手段30に記憶されている図8の自動操舵移動軌跡(図9の移動距離Xと自動操舵角θの関係)に従って車両1を初期位置Aから前進位置Bに向けて自動操舵する。この自動操舵は、運転者がブレーキを踏むクリープ走行時に限定して行なうものとし、運転者によるアクセル操作、ステアリングホイール操作があったときには即中止される。
(3)車両1が前進位置Bの終点B1に到達すると、運転者案内装置33が運転者に対し、「停止し、リバースギヤに入れて下さい。」、「ステアリングホイールから手を離して下さい。ステアリングホイールが自動で回ります。」、「周囲の安全に注意しながら後退して下さい。」の音声を報知する。
尚、前進位置Bの終点B1への「停止」の上述の音声があってから車両1が実際に停止するまでの停止位置のばらつき(前述の直線過剰前進距離L)は、この直線過剰前進距離Lに見合う直線後退距離Lを後退自動操舵の開始前に挿入し、前進自動操舵の終点B1から後退自動操舵を開始させることにて相殺される。
制御手段20は、移動軌跡設定手段30に記憶されている図8の自動操舵移動軌跡(図9の移動距離Xと自動操舵角θの関係)に従って車両1を前進位置Bから駐車位置Cに向けて自動操舵する。この自動操舵は、運転者がブレーキを踏むクリープ走行時に限定して行なうものとし、運転者によるアクセル操作、ステアリングホイール操作があったときには即中止される。
(4)車両1が駐車位置Cの終点C1に到達すると、運転者案内装置33が運転者に対し、「駐車位置に到達したらブレーキを踏み駐車して下さい。」の音声を報知する。運転者がブレーキを踏み、駐車位置Cの実停止位置C2(図9(B))に停車する。
本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(a)車両1を駐車スペース101の入口線101A、及び該入口線に直交する仕切線101Bを基準として初期位置Aに停車させるための入口目標線42A及び仕切目標線42Bを有する目印手段42を、車体の側部に付帯させた駐車用ミラー41に設けた。従って、駐車用ミラー41に設けた入口目標線42Aと仕切目標線42Bのそれぞれを、駐車スペース101の入口線101Aと仕切線101Bのそれぞれに合致もしくは概ね合致させるように車両1を停車させれば、車両1は駐車スペース101の相直交する入口線101Aと仕切線101Bのそれぞれに沿う車両1前後方向と車両1左右方向の2方向において駐車スペース101に相対して位置決めさせるものになり、車両1を簡易に正しい初期位置Aに停車させることができる。
(b)移動軌跡設定手段30が複数の駐車モードのそれぞれに対応する複数の自動操舵移動軌跡を設定され、制御手段20はモード選択スイッチ31により選択された駐車モードに対応する自動操舵移動軌跡を使用するものとした。従って、運転者は、移動軌跡設定手段30に設定してある並列駐車モード、縦列駐車モード等から選択された所望の駐車モードにて車両1を自動駐車させることができる。
以上、本発明の実施例を図面により記述したが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
図1は電動パワーステアリング装置を示す模式図である。 図2は自動駐車装置を示すブロック図である。 図3はミラーを示す模式図である。 図4は並列駐車モードにおける車両の初期位置停車状態を示す模式図である。 図5は並列駐車モードにおける自動操舵移動軌跡を示す模式図である。 図6は並列駐車モードにおける移動距離と自動操舵角のマップを示す模式図である。 図7は縦列駐車モードにおける車両の初期位置停車状態を示す模式図である。 図8は縦列駐車モードにおける自動操舵移動軌跡を示す模式図である。 図9は縦列駐車モードにおける移動距離と自動操舵角のマップを示す模式図である。
符号の説明
1 車両
10 電動パワーステアリング装置
15 アクチュエータ
20 制御手段
30 移動軌跡設定手段
31 モード選択スイッチ
41 駐車用ミラー(ミラー)
42 目印手段
42A 入口目標線
42B 仕切目標線
101 駐車スペース
101A 入口線
101B 仕切線

Claims (2)

  1. 車両の初期位置から目標とする駐車位置までの自動操舵移動軌跡を記憶又は演算する移動軌跡設定手段と、
    車輪を操舵するアクチュエータと、
    移動軌跡設定手段に設定された自動操舵移動軌跡に従って、初期位置に停車した車両を目標駐車位置まで移動させるようにアクチュエータの駆動を制御する制御手段を有する車両の自動駐車装置において、
    車両を駐車スペースの入口線、及び該入口線に直交する仕切線を基準として初期位置に停車させるための入口目標線及び仕切目標線を有する目印手段を、車体の側部に付帯させたミラーに設けたことを特徴とする車両の自動駐車装置。
  2. 前記移動軌跡設定手段には複数の駐車モードのそれぞれに対応する複数の自動操舵移動軌跡が設定され、制御手段はモード選択スイッチにより選択された駐車モードに対応する自動操舵移動軌跡を使用する請求項1に記載の車両の自動駐車装置。
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