JP2007259247A - 符号化装置、復号化装置、データ処理システム - Google Patents
符号化装置、復号化装置、データ処理システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007259247A JP2007259247A JP2006083050A JP2006083050A JP2007259247A JP 2007259247 A JP2007259247 A JP 2007259247A JP 2006083050 A JP2006083050 A JP 2006083050A JP 2006083050 A JP2006083050 A JP 2006083050A JP 2007259247 A JP2007259247 A JP 2007259247A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image data
- data
- compensation data
- pixel block
- compensation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
- Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
- Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
Abstract
【解決手段】画像データと、この画像データを符号化した後に復号して得られる予測画像データとの差分データを符号化する符号化装置において、予測画像データと差分データとを加算して得られる補償データを保存するイントラバッファ101と、対象画素ブロックの予測画像データをイントラバッファ101に保存される補償データのうち対象画素ブロックと隣接する隣接画素ブロックに含まれて、かつ行及び列方向に配置された画素の補償データを使用して生成する計算部100とを備え、イントラバッファ101が、隣接画素ブロックの画素の補償データを、画素の行、列方向に基づいて保存するバッファbuf0rd〜バッファbuf9rdを備える。
【選択図】図2
Description
ところで、近年、マクロブロックよりもさらに小さい4×4画素でなるサブブロック単位でイントラ予測モードを決定することがなされている。このような場合、イントラ予測ばかりでなく、予測画像の生成にかかる時間も長くなり、イントラ予測モードの決定の時間を短縮するだけではイントラ予測の処理全体にかかる時間を充分短縮することが困難になる。
イントラ予測全体の処理時間をさらに短縮することができる符号化装置を提供することができる。なお、このような本発明の効果は、例えばサブブロックのように小規模の画素ブロック単位で予測画像データを生成する場合に顕著になる。
このような発明によれば、行及び列方向に画素を配して構成された画素ブロックの予測データの生成に有効な補償データ保存手段を構成することができる。
このような発明によれば、行及び列方向に画素を配して構成された画素ブロックの予測データの生成に必要最低限の補償データを保存する補償データ保存手段を構成することができる。
このような発明によれば、補償データ保存手段への補償データの取り込みにあたってフレームメモリへのアクセス回数を低減し、予測画像データ生成にかかる時間をいっそう短縮することができる。
このような発明によれば、先に生成された予測画像データを使って次の画素ブロックの予測画像データを生成するにあたり、外部のメモリ等にアクセスする必要をなくすことができる。
イントラ予測全体の処理時間をさらに短縮することができる復号化装置を提供することができる。なお、このような本発明の効果は、例えばサブブロックのように小規模の画素ブロック単位で予測画像データを生成する場合に顕著になる。
イントラ予測全体の処理時間をさらに短縮することができるデータ処理システムを提供することができる。なお、このような本発明の効果は、例えばサブブロックのように小規模の画素ブロック単位で予測画像データを生成する場合に顕著になる。
図1は、本実施形態の符号化装置の構成を説明するための図である。符号化装置は、外部から入力されて量子化等の加工がされる以前の画像データ(入力画像データ)を入力する。そして、入力画像データと、この入力画像データの予測画像データとの差分データである予測誤差を符号化する符号化装置である。符号化装置は、予測誤差を算出するため、予測画像データを生成する構成を備えている。この構成については後述する。
なお、本実施形態でいう画像データとは、画像を構成する画素の輝度、色差の値と画素の位置と共に記したデータであって、以下、画素データと記す。
フレームメモリ210に蓄積された補償データは、イントラ予測部212に取り込まれ、イントラ予測のモードの選択に使用される。イントラ予測のモードとは、イントラ予測の処理にあたって処理対象となる画素ブロックに含まれる画素の演算方向を示すものである。イントラ予測のモードは、演算の結果、最も少ない符号量が得られる方向に対応するものが選択される。
本実施形態のイントラ予測部212は、フレームメモリ210とは別個のバッファ(イントラバッファと記す)を備えていて、イントラバッファ101には、処理によっては補償データがフレームメモリ210を介することなく直接コピーされるものとする。
以上述べたイントラバッファ101は、対象画素ブロックの予測画像データの生成に使用される画素の補償データを、隣接画素ブロックにおける画素の配置方向に基づいて保存するための構成である。次に、イントラバッファ101のバッファbuf0rd〜buf9rdと隣接画素ブロックにおける画素の配置方向との関係について説明する。
図3は、一般的なイントラ予測を説明するための図であって、イントラ予測のモードの種別を説明するための図である。図3においては、4×4のブロック画像を例にして9種類の予測モードを示す。
バッファbuf0rd〜buf9rdは、画素ブロック403の隣接画素ブロックのうちの画素ブロック401、402、403のイントラ予測に使用される画素だけを、画素の配置にしたがって保存するものである。
図3に示したように、イントラ予測では、行方向に一列に配置され、かつ対象画素ブロックの行方向の画素数よりも4つ多い画素と、列方向に一列に配置され、かつ対象画素ブロックの行方向の画素数よりも2つ多い画素とによってすべてのイントラ予測モードの演算が実行できる。
また、本実施形態では、Luma4×4計算部103が演算処理する場合にだけ補償データがフレームメモリ210に保存される以前に分岐され、イントラバッファ101にコピーされるものとした。
図6は、本実施形態の符号化装置によってなされる処理を示した図であって、エントロピー符号化部205の動作と並行してなされる動作を動作の主体となるシーケンサ、IDCT、イントラ予測部212ごとに示している。なお、シーケンサとは、符号化装置のハードウェア構成にかかる部分をいい、IDCTとは逆量子化部206及び逆整数トランスフォーム部207を含んだ構成をいう。また、Intra予測値(予測画像データ)の計算は、イントラ予測部212においてなされる。
サブブロック単位の演算処理にあっては原則フレームメモリ210に保存される以前の補償データがイントラバッファ101にコピーされる。ただし、処理の最初にだけイントラ予測部212がフレームメモリ210にアクセスして補償データを取り込むものとする。
なお、本実施形態のバッファbuf0rd〜buf9rdは、合計40byteの記憶容量を有している。
さらに、Luma4×4計算部103は、図8(c)、(d)に示すように、マクロブロックに含まれるサブブロックのうち左上にあるものから右下にあるサブブロック705に向かう順番で順次演算する。
図示した復号化装置は、先に説明した符号化装置によって符号化されたデータ復号する復号化装置である。なお、符号化装置によって符号化されたデータとは、符号化装置に入力された画素データと、画素データを符号化した後に復号化して得られる予測画像データとの差分データである。
なお、以上述べた本実施形態の符号化装置、復号化装置は、回路等の部品としても実施可能である。また、符号化装置、復号化装置は、各々単独で機器に搭載されてもよい。なお、符号化装置を単独で搭載する機器としては放送局等で使用される送信装置がある。また、復号化装置を単独で搭載する機器としては放送を受信するテレビジョンの受信装置がある。
さらに、本実施形態は、イントラバッファ101がラインバッファ、カラムバッファ、点バッファを備えるよう構成している。しかしながら、本実施形態はこのような構成に限定されるものでなく、点バッファに代えてさらにラインバッファまたはカラムバッファを備えても良い。
212 イントラ予測部、213 インター予測部、214 動きベクトル検出部、215 選択器、1001 エントロピー復号化部
Claims (7)
- 画像データと、該画像データを符号化した後に復号して得られる予測画像データとの差分データを符号化する符号化装置であって、
予測画像データと差分データとを加算して得られる補償データを保存する補償データ保存手段と、
処理対象となる対象画素ブロックの予測画像データを、前記補償データ保存手段に保存される補償データのうち対象画素ブロックと隣接する隣接画素ブロックに含まれて、かつ所定の方向に配置された画素に相当する補償データを使用して生成する予測画像データ生成手段と、を備え、
前記補償データ保存手段は、隣接画素ブロックの画素の補償データを、隣接画素ブロックにおける当該画素の配置方向に基づいて保存することを特徴とする符号化装置。 - 対象画素ブロック、隣接画素ブロックが共に行方向及び行方向と直交する列方向に配置された画素によって構成され、前記補償データ保存手段は、隣接画素ブロックに含まれる画素のうち行方向に配置された画素の補償データだけを保存するラインバッファと、列方向に配置された画素の補償データだけを保存するカラムバッファとを含むことを特徴とする請求項1に記載の符号化装置。
- 前記補償データ保存手段は、さらに、画素1つ分の補償データだけを保存する点バッファを備えることを特徴とする請求項2に記載の符号化装置。
- 補償データを1フレーム分蓄積するフレームメモリを備え、前記補償データ保存手段は、補償データを前記フレームメモリに蓄積される以前に取り込んで保存することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の符号化装置。
- 前記予測画像データ生成手段によって生成された予測画像データにより、前記補償データ保存手段を更新することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の符号化装置。
- 入力された画像データと、該画像データを符号化した後に復号化して得られる予測画像データとの差分データを符号化したデータを復号する復号化装置であって、
予測画像データと差分データとを加算して得られる補償データを保存する補償データ保存手段と、
前記補償データ保存手段によって保存されている補償データを複数の画素でなる画素ブロックごとに演算して予測画像データを生成する予測画像データ生成手段と、を備えた復号化装置であって、
前記予測画像データ生成手段は、処理対象となる対象画素ブロックの予測画像データを、前記補償データ保存手段に保存される補償データのうち対象画素ブロックと隣接する隣接画素ブロックに含まれて、かつ所定の方向に配置された画素に相当する補償データを使用して生成し、前記補償データ保存手段は、隣接画素ブロックの画素の補償データを、隣接画素ブロックにおける当該画素の配置方向に基づいて保存することを特徴とする復号化装置。 - 画像データと、該画像データを符号化した後に復号して得られる予測画像データとの差分データを符号化する符号化装置と、該符号化装置によって符号化された差分データと予測画像データとを足し合わせて得られる補償データに基づいて画像データを生成する復号化装置と、を備えたデータ処理システムであって、
前記符号化装置及び前記復号化装置は、補償データを保存する補償データ保存手段と、該補償データ保存手段に保存されている補償データを複数の画素でなる画素ブロックごとに演算して予測画像データを生成する予測画像データ生成手段を備え、
前記予測画像データ生成手段は、処理対象となる対象画素ブロックの予測画像データを、前記補償データ保存手段に保存される補償データのうち対象画素ブロックと隣接する隣接画素ブロックに含まれて、かつ所定の方向に配置された画素に相当する補償データを使用して生成し、前記補償データ保存手段は、隣接画素ブロックの画素の補償データを、隣接画素ブロックにおける当該画素の配置方向に基づいて保存することを特徴とするデータ処理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006083050A JP2007259247A (ja) | 2006-03-24 | 2006-03-24 | 符号化装置、復号化装置、データ処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006083050A JP2007259247A (ja) | 2006-03-24 | 2006-03-24 | 符号化装置、復号化装置、データ処理システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007259247A true JP2007259247A (ja) | 2007-10-04 |
JP2007259247A5 JP2007259247A5 (ja) | 2009-04-09 |
Family
ID=38633000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006083050A Withdrawn JP2007259247A (ja) | 2006-03-24 | 2006-03-24 | 符号化装置、復号化装置、データ処理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007259247A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009177722A (ja) * | 2008-01-28 | 2009-08-06 | Canon Inc | 映像符号化装置及び映像符号化方法 |
JP2012135034A (ja) * | 2012-03-02 | 2012-07-12 | Canon Inc | 映像符号化装置及び映像符号化方法 |
CN104041050A (zh) * | 2012-01-20 | 2014-09-10 | 高通股份有限公司 | 多线程纹理解码 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002118853A (ja) * | 2000-08-04 | 2002-04-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 画像復号装置及び画像復号方法 |
WO2007087613A2 (en) * | 2006-01-25 | 2007-08-02 | Qualcomm Incorporated | Parallel decoding of intra-encoded video |
-
2006
- 2006-03-24 JP JP2006083050A patent/JP2007259247A/ja not_active Withdrawn
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002118853A (ja) * | 2000-08-04 | 2002-04-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 画像復号装置及び画像復号方法 |
WO2007087613A2 (en) * | 2006-01-25 | 2007-08-02 | Qualcomm Incorporated | Parallel decoding of intra-encoded video |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009177722A (ja) * | 2008-01-28 | 2009-08-06 | Canon Inc | 映像符号化装置及び映像符号化方法 |
CN104041050A (zh) * | 2012-01-20 | 2014-09-10 | 高通股份有限公司 | 多线程纹理解码 |
KR20140114436A (ko) * | 2012-01-20 | 2014-09-26 | 퀄컴 인코포레이티드 | 멀티-쓰레딩된 텍스처 디코딩 |
JP2015508620A (ja) * | 2012-01-20 | 2015-03-19 | クアルコム,インコーポレイテッド | マルチスレッドテクスチャ復号 |
CN104041050B (zh) * | 2012-01-20 | 2018-12-21 | 高通股份有限公司 | 多线程纹理解码 |
KR102035759B1 (ko) | 2012-01-20 | 2019-10-23 | 퀄컴 인코포레이티드 | 멀티-쓰레드 텍스처 디코딩 |
JP2012135034A (ja) * | 2012-03-02 | 2012-07-12 | Canon Inc | 映像符号化装置及び映像符号化方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101152507B1 (ko) | 화상 부호화 장치 및 화상 복호화 장치 | |
US9516320B2 (en) | Method of generating image data | |
US20110013697A1 (en) | Motion vector prediction method, and apparatus and method for encoding and decoding image using the same | |
JP4501631B2 (ja) | 画像符号化装置及び方法、画像符号化装置のコンピュータ・プログラム、並びに携帯端末 | |
US20140105295A1 (en) | Moving image encoding method and apparatus, and moving image decoding method and apparatus | |
JP2007150913A (ja) | 画像符号化装置 | |
JP2006074474A (ja) | 動画像符号化装置、動画像符号化方法および動画像符号化プログラム | |
EP2775718A1 (en) | Method, device, and program for coding and decoding of images | |
KR20190015218A (ko) | 비디오 코딩을 위해 이웃 블록 패턴을 이용하는 모션 추정 방법 및 시스템 | |
JPWO2010100672A1 (ja) | 圧縮動画符号化装置、圧縮動画復号化装置、圧縮動画符号化方法および圧縮動画復号化方法 | |
JP2013115583A (ja) | 動画像符号化装置及びその制御方法並びにプログラム | |
JP2007214641A (ja) | 符号化装置、復号化装置、画像処理装置及び画像処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム | |
JP2008182527A (ja) | 画像符号化装置及び方法、並びに撮像システム | |
JP4284265B2 (ja) | 動画像符号化装置、動画像符号化方法、動画像復号化装置および動画像復号化方法 | |
JP2010081498A (ja) | 画像圧縮符号化方法、及び装置 | |
JP2007259247A (ja) | 符号化装置、復号化装置、データ処理システム | |
KR100771640B1 (ko) | 고속 모드 결정 기능을 구비한 h.264 인코더 | |
JP2006279330A (ja) | 動き補償処理方法 | |
JP2007036725A (ja) | 符号化装置 | |
CN111405277B (zh) | 帧间预测方法、装置以及相应的编码器和解码器 | |
KR100801974B1 (ko) | 저비용 움직임 추정 장치 및 움직임 추정 방법 | |
US8249373B2 (en) | Image data decoding apparatus and method for decoding image data | |
JP4222274B2 (ja) | 符号化モード選択装置及び符号化モード選択プログラム | |
JP5235813B2 (ja) | 動画像符号化装置、動画像符号化方法及びコンピュータプログラム | |
JP2008061044A (ja) | 画像符号化装置、および符号化方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090223 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090223 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100907 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100921 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101119 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110607 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110808 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111122 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20111228 |