JP2007257706A - Dvdレコーダ装置、dvdレコーダ装置におけるデータの再配置方法、及びそのプログラム - Google Patents

Dvdレコーダ装置、dvdレコーダ装置におけるデータの再配置方法、及びそのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザによる特別な操作を行うことなく、情報の断片化を自動的になくして連続した情報にすることができるDVDレコーダ装置を提供する。
【解決手段】フラッシュROM2に格納されているプログラムをRAM3で実行することによって新規画像をDVDドライブ4へ録画しているとき、断片化されてDVDに既に録
画されている既録画データをハードディスク5上へ移動しながらその既録画データを再構築する。そして、再構築された既録画データの容量を予測しながら、既録画データの書込み領域に重複しないように、DVDドライブ4へ新規録画データの書込みを実行する。ハードディスク5によって再構築された既録画データは、連続データとしてDVDドライブ4へ書込まれる。従って、全ての録画が終了したときには、既録画データと新規録画データからなる全録画データは、全て連続的にDVD上に記録された状態になっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、映像や音声などの情報をDVD(Digital Versatile Disk)などのメディアに記録・再生するDVDレコーダ装置などに関し、特に、DVD内で断片化されて記録されているデータを再配置するのに好適なDVDレコーダ装置と、そのDVDレコーダ装置におけるデータの再配置方法、及びデータの再配置方法を実行するプログラムに関するものである。
従来より、映像や音声などの情報を大量に記録するメディアとして、大容量のディジタル信号を記録することが可能な光ディスクであるDVDが好んで利用されている。このようなDVDに対して情報を記録・再生するためにはDVDレコーダ装置が用いられている。DVDレコーダ装置は、一般的に、情報を高速で読み出したり書き込んだりする機能を有するDVDドライブとハードディスクとを備えている。このようなDVDレコーダ装置を用いてDVDドライブによって情報を記録する場合、DVDの外周側から内周側に亘って存在する空き領域に順次情報が記録される。ところがDVDドライブによって情報の記録、削除を繰り返すと、DVD内には情報が不連続となる空き領域が飛び飛びに形成され
一つの情報が断片化される。
このようにして情報が不連続な小ブロックに分割される断片化が生じると、情報を再生するときに断片データの検索に時間を要するため、再生時に画像や音声などの情報が途切
れたり、情報の記録時において(つまり、録画時において)、情報が断片化された隙間の空き容量を飛ばして、情報を記録するのに必要な連続した空き容量の検索処理を行うために情報の記録に時間がかかると共に、DVD内の有効な記録容量が減少してしまう。
そこで、このような情報の断片化を防ぐためにコンピュータ上で一般的に行われている処理としては、DVDドライブが記録・再生を停止している状態において、DVDレコーダ装置に設けられたメモリをバッファとして断片化された情報を一時的に格納し、DVDの空き容量に対して連続した情報として再配置する処理が行われている。つまり、DVD上で断片化された情報は、DVDレコーダ装置に既設なメモリを媒介してDVDへ再配置が行われて連続した情報に変換されている。
また、DVD内の断片化された情報をまとめて同じDVD内の空き容量に一括してコピーし、その後、元の断片化された情報を削除することによって、断片化された情報を連続
した情報に再配置すると共に、元の断片化された情報の領域を空き容量の領域に変換処理する技術も開示されている(例えば、特許文献1参照)。更には、アクセス頻度の高い断片化させた情報から順次にDVD内の連続する空き容量の領域へ記録して再配置し直すことによって、情報を連続化するデフラグメンテーションを効率的に行う技術も開示され
ている。この技術によれば、デフラグメンテーションに時間をかけることなく、再生時に
おける情報アクセスの遅延時間を効果的に抑えることができる(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−228614号公報 特開2001−5701号公報
上述したように、再書き込み可能なDVD媒体に録画を行う際、録画や削除を繰り返すと、画像などの情報が断片化されてデータ書込みが可能な断片領域であるフラグメントが
発生し、録画/再生のパフォーマンス(実効容量)が低下する事態が発生する。そこで、このような画像(情報)の断片化及び断片化された画像の間に飛び飛びに存在するフラグメントをなくす処理として、断片化された情報をDVDレコーダ装置に既設のメモリを媒介してDVDへ再配置するという媒体上のデータ移動の処理が行われている。
しかしながら、上述した従来例にあっては、媒体を介してデータ移動を行う処理では、その媒体への書き込み障害によって情報内容が崩れたり、既に記録されているコンテンツが消失したりすることがある。また、DVDへ情報を再配置している間は電源が投入されている状態であっても録画や再生を行うことができないので、ユーザの使い勝手が極めてよくない。更には、電源のOFFやユーザによる各種処理の中断などによって画像の再配置処理が中断された場合、再配置中の録画データが失われてしまう恐れもある。
更に、上記特許文献1の技術においては、DVD内の断片化された情報を同じDVD内の空き容量に再配置するために、情報を再配置するための空き容量がDVD内に存在して
いなければならない。特に、大きなコンテンツを再配置するためには大きな空き容量をDVD内に用意しなければならないので、DVD内に記録された情報が多くなると断片化された情報を再配置することが難しくなる。さらに、上記特許文献2の技術においては、アクセス頻度の高い情報についてはデフラグメンテーションが行われるので、再生時のアクセス時間を短縮化することができるが、アクセス頻度の低い情報についてはデフラグメンテーションが行われないために、アクセス頻度の低い情報を再生しようとするときはアク
セス時間が長くかかってしまうので、結果的にはユーザの使い勝手が悪いという不都合が
あった。
本発明は、上述した従来例の有する不都合を改善し、高速のデータ書き込み・読み出し機能を有するDVDドライブ及びハードディスクにあって、ユーザによる特別な操作を行うことなく情報の断片化を自動的になくすことを可能としたDVDレコーダ装置、そのデータ再配置方法、およびそのプログラムを提供することを、その目的とする。
本発明のDVDレコーダ装置は、ハードディスクとDVDドライブを有するDVDレコーダ装置であって、DVDドライブ内にデータ書込みが可能な断片領域であるフラグメン
トと断片コンテンツとが発生したとき、その断片コンテンツをハードディスクにコピーし
て再構築させる再構築手段と、再構築手段によって再構築された断片コンテンツを連続コ
ンテンツとしてDVDドライブの所定の書込み開始位置より書込みを行うと共に、DVDドライブにおける連続コンテンツの書込み予定領域の直後から新規コンテンツの書込みを行う書込み手段とを備える構成を採っている(請求項1)。
ここで、前述した再構築手段は、書込み手段が1回の連続コンテンツの書込みをDVDドライブに対して行うごとに、断片コンテンツのうちフラグメントの直後に存在する断片コンテンツの先頭部分からハードディスクへコピーして再構築を行うように構成してもよい(請求項2)。又、再構築手段は、DVDドライブの新規コンテンツの書込み予定領域に断片コンテンツが存在しているとき、予めその断片コンテンツをハードディスクにコピーして再構築を行い、書込み予定領域を空き領域にするように構成してもよい(請求項3)。
上記のように構成されたDVDレコーダ装置では、録画/再生の繰り返しなどによって録画領域が部分的に削除されてフラグメンとが生じた場合、フラグメントが発生している
開始箇所からそのフラグメントが発生している箇所より後ろに録画されている断片コンテンツの容量分だけ後ろの位置を新規コンテンツの録画開始位置としている。このとき、DVDへの録画中において、1回の新規コンテンツの録画データを書き込むごとに、フラグメントが発生している箇所より後ろに録画されている断片コンテンツの先頭位置からのデータを順次ハードディスクにコピーし、フラグメントの前後の断片コンテンツを連続させて連続コンテンツとしてDVDに書き込んでいる。さらに、新規コンテンツの書き込み予定領域に断片コンテンツのデータが存在しているときは、その断片コンテンツをハードディスク上へコピーして再構築し、新規コンテンツの書込み可能な領域を予測して、再構築された連続コンテンツのDVDへの書込み開始位置を決定している。
また、本発明にかかるDVDレコーダ装置においては、書込み手段は、DVDドライブに対して、新規コンテンツの書込みを開始する前に再構築された断片コンテンツの書込みを行うこともできるし、新規コンテンツの書込みを終了した後に再構築された断片コンテンツの書き込みを行うこともできる(請求項4〜5)。さらに、この書込み手段は、DVDドライブに対して、新規コンテンツを書込みながら再構築された断片コンテンツの書込みを行い、その断片コンテンツの書込みが終了したら新規コンテンツの書込みのみを継続させることもできる。つまり、断片コンテンツをハードディスクへコピーして再構築しながら、DVD上の書込み開始位置を始点として再構築された断片コンテンツデータを連続コンテンツとしてDVDに書き込むことによって、新規コンテンツの録画中にデフラグメンテーション処理を行うことができる。或いは、新規コンテンツの録画が終了してから、任意の時間に再構築された断片コンテンツデータを連続コンテンツとしてDVDに書き込むこともできる(請求項6)。
また、本発明のDVDレコーダ装置においては、再構築手段が、ハードディスクに対して断片コンテンツのコピーを行うことによって断片コンテンツの再構築を行い、書込み手
段が、再構築された断片コンテンツをDVDドライブの書込み開始位置から書込みを行う
ことにより、断片コンテンツを連続コンテンツに再構築するデフラグメンテーション処理
は、新規コンテンツをDVDドライブへ書込み中において実行されるように構成されている(請求項7)。このような構成によれば、録画中のデータをハードディスクに書込みながらDVDのデフラグメンテーションを行い、デフラグメンテーションが終了したらハードディスクに書き込まれている録画中のデータをDVDに移動してDVDへの録画を続けることができる。
また、本発明のDVDレコーダ装置においては、書込み手段は、DVDドライブが再生中に新規コンテンツの書込み開始位置に達したとき、その再生を実行させながら新規コン
テンツの書込み以外の全ての処理を実行することにより、再生中にデフラグメンテーション処理を実行するように構成されている(請求項8)。このような構成によれば、再生中に再生箇所が録画開始位置に達した後、再生を行いながら録画データの記録以外のすべての処理を行うことができるので、再生中にデフラグメンテーション処理を行うことができる。
また、本発明のDVDレコーダ装置においては、ハードディスクは、デフラグメンテーション処理が実行されるとき、ハードディスク及びDVDドライブへ移動済の全てのデー
タに関する移動元のデータアドレステーブルを記録する構成を採っている(請求項9)。このような構成によれば、デフラグメンテーション処理を行う際に、ハードディスクまたはDVDドライブへ移動済のデータに関する移動元のデータアドレステーブルを記録しておくことがで、DVDドライブ上のデータ管理を確実に行うことができる。
また、本発明のDVDレコーダ装置においては、データアドレステーブルにはフラグメントの発生箇所が含まれ、デフラグメンテーション処理が行われる都度データアドレステ
ーブルは更新され、DVDレコーダは任意のデータ状態において新たなデフラグメンテーション処理を実行するように構成されている(請求項10)。このような構成によれば、データアドレステーブルにはフラグメントの発生箇所も記録されていて、デフラグメンテーションを行うたびにデータアドレステーブルを更新することにより、DVDレコーダの任意の状態においてデフラグメンテーション処理を行うことができる。
また、本発明にかかるDVDレコーダ装置におけるデータの再配置方法は、ハードディスクとDVDドライブを備えるDVDレコーダ装置におけるデータ再配置の手法であって、DVDドライブ内にデータ書込みが可能な断片領域であるフラグメントと断片データとが発生したとき、ハードディスクが断片データをコピーして再構築する再構築工程と、この再構築工程の実行中に作動し、前記DVDドライブ上における前記連続データの予測領域を設定すると共に当該設定された予測領域の直後から新規コンテンツの書込みを行う新規コンテンツ書込み工程と、前記DVDドライブが再構築された前記断片データを連続データとして所定の書込み開始位置より書込みを行う書込み開始工程とを備えたことを特徴とする。
このような手順でデータの再配置を実行することにより、新規コンテンツの録画中にDVDドライブ内の断片データを連続データとして再配置することが可能となる。
また、本発明は、上記のDVDレコーダ装置におけるデータの再配置方法の各工程における実行内容をプログラム化し、これをコンピュータに実行させるように構成してもよい。
本発明は上述したように構成され機能するので、これによると、DVD上にフラグメントが発生してデータが断片化されている状態で新規データの録画を開始しても、上述したように再構築手段が有効に機能して新規データの録画が完了すると同時に録画済みデータの断片化も解消させることができるという従来にない優れたDVDレコーダ装置、DVDレコーダ装置におけるデータの再配置方法、及びそのプログラムを提供することができる。
〔全体的な構成〕
本発明は、高速読み出し書き込み機能を有するDVDドライブとハードディスクとを具備したDVDレコーダ装置において、録画と消去を繰り返した際にデータの断片化が発生
したとき、DVDドライブとハードディスクとを用いて断片化されたデータを効果的に再配置してデータを連続化させることを、その内容としている。これにより、再生の際にスムーズな再生を維持できないカクツキやDVD上の録画可能容量の減少を招くようなデータの断片化を自動的に削除している。
以下、最初に、本実施形態の全体的な構成について説明する。
図1は本実施形態におけるDVDレコーダ装置を示すブロック図である。
この図1において、DVDレコーダ装置は、装置全体の制御を行うCPU(Central Processing Unit )1と、録画や再生を行うためのプログラムを格納する読み出し専用のフラッシュROM(Read Only Memory)2と、フラッシュROM2に格納されたプログラムを読み出して実行するための読み書き可能なRAM(Random Access Memory)3と、DVDに対して録画や再生を行うDVDドライブ4と、大容量のデータを展開するドライブであるハードディスク5とを備えた構成となっている。
ここで、CPU1は、DVDドライブ4内にデータ書込みが可能な断片領域であるフラグメントと断片コンテンツとが発生したとき、その断片コンテンツをハードディスク5に
コピーして再構築させる再構築手段11と、この再構築手段11によって再構築された断片コンテンツを連続コンテンツとしてDVDドライブ4の所定の書込み開始位置より書込みを行うと共に、DVDドライブ4における連続コンテンツの書込み予定領域の直後から新規コンテンツの書込みを行う書込み手段12とを備えている。
ここで、前述した再構築手段11は、前記書込み手段12が1回の連続コンテンツの書込みを前記DVDドライブに対して行うごとに、前記断片コンテンツのうち前記フラグメ
ントの直後に存在する断片コンテンツの先頭部分から前記ハードディスクへコピーして再構築を行う機能を備えている。
この再構築手段11は、更に、前記DVDドライブ4の新規コンテンツの書込み予定領域に前記断片コンテンツが存在しているとき、予め当該断片コンテンツを前記ハードディスク5にコピーして再構築を行い、前記書込み予定領域を空き領域とする機能を備えている。
又、前述した書込み手段12は、前記DVDドライブ4に対して、前記新規コンテンツの書込みを開始する前に再構築された前記断片コンテンツの書込みを行う機能を備え、又前記DVDドライブ4に対して、前記新規コンテンツの書込みを終了した後に再構築された前記断片コンテンツの書込みを行う機能を備えている。
更に、この書込み手段12は、前記DVDドライブ4に対して、前記新規コンテンツを書込みながら再構築された前記断片コンテンツの書込みを行い、該断片コンテンツの書込みが終了したら前記新規コンテンツの書込みのみを継続させる機能を備えている。
又、前述した再構築手段11がハードディスクに対して前記断片コンテンツのコピーを行うことによって該断片コンテンツの再構築を行い、前記書込み手段12が再構築された前記断片コンテンツを前記DVDドライブ4の書込み開始位置から書込みを行う機能を備えているので、これにより、前記断片コンテンツを前記連続コンテンツに再構築するデフラグメンテーション処理は、前記新規コンテンツを前記DVDドライブ4へ書込み中において実行されるという利点がある。
又、前述した書込み手段12は、前記DVDドライブ4が再生中に前記新規コンテンツの書込み開始位置に達したとき、その再生を実行させながら前記新規コンテンツの書込み
以外の全ての処理を実行することにより、再生中に前記デフラグメンテーション処理を実行する機能を備えている。更に、前述したハードディスクは、前記デフラグメンテーション処理が実行されるとき、該ハードディスク5及び前記DVDドライブ4へ移動済の全てのデータに関する移動元のデータアドレステーブルを記録する機能を備えた構成となっている。
更に又、前述したデータアドレステーブルには前記フラグメントの発生箇所が含まれ、前記デフラグメンテーション処理が行われる都度、該データアドレステーブルは更新されて、前記DVDレコーダ4は任意のデータ状態において新たなデフラグメンテーション処理を実行することが可能な構成となっている。
次に、上述したDVDレコーダ装置の全体的な動作について説明する。
前述したように、図1において、CPU1は、フラッシュROM2に格納されたプログ
ラムをRAM3へ展開し、そこで展開されたプログラムをRAM3で実行することにより、DVDドライブ4またはハードディスク5を用いて画像の録画や再生を行う。このとき
、フラッシュROM2に格納されているプログラムをRAM3で実行することによって新
しい画像をDVDドライブ4へ録画しているとき、CPU1の再構築手段11は、断片化されてDVDドライブ4に既に録画されているデータ(以下、既録画データという)をハードディスク5上へ移動させながら、その既録画データを配置し直して再構築する。そして、CPU1の書込み手段12は、再構築された既録画データの容量を予測しながら、既録画データの書込み領域に重複しないようにして、DVDドライブ4へ新しい録画データの書き込みを実行する。さらに、CPU1の書込み手段12は、ハードディスク5によって再構築された既録画データをDVDドライブ4へ書き込む。
このようにして、本実施形態におけるDVDレコーダ装置では、DVDドライブ4によって新しい画像を録画している最中に、並行して、断片化されてDVDドライブ4に格納されている既録画データをハードディスク5へ再構築しながら再びDVDドライブへ書き戻している。従って、全ての録画が終了したときには、既録画データと新規録画データからなる全録画データは、全て連続的にDVD上に記録された状態になっている。さらに、録画の中断や電源のオフ(OFF)などによって断片化された既録画データの再配置処理が中断された場合でも、既録画データを損なうことなくデータを連続化させるデフラグメンテーション処理を続行することができる。
図2は、図1に示すDVDレコーダ装置によって実行されるDVDドライブとハードディスクのデータマッピングを示す図である。図2に示すように、DVDドライブ4とハー
ドディスク(HDD)5を具備したDVDレコーダ装置において、DVDの記録領域は、記録可能な空き容量であるフラグメントBが発生しているために、既録画領域が2つの領域(つまり、第1 の既録画領域Aと第2の既録画領域C)に断片化されている。そこで、DVDレコーダ装置は、新規画像の録画を行う場合に、第1の既録画領域Aと第2の既録画領域Cが占有するのに必要な領域(以下、全体の既録画領域と言う)の容量をあらかじめ予測して新規録画の開始位置を決定する。
そして、DVDドライブ4に存在する第2の既録画領域Cのコンテンツをハードディスク(HDD)5へ移動した後、この第2の既録画領域CをDVDドライブ4の第1の既録
画領域Aのすぐ後ろに戻し、全体の既録画領域(A+C)として再構築する。これによって、全体の既録画領域(A+C)は連続した領域となり、その既録画領域(A+C)の後ろの領域から新規画像の録画を開始して新規録画領域Dとする。
つまり、第2の既録画領域Cが第1の既録画領域Aの後ろに移動するのに必要な容量をあらかじめ考慮して新規画像の録画開始位置を決める。そして、フラグメントBが発生し
た領域の後ろに存在する第2の既録画領域Cのコンテンツを第1の既録画領域Aの後ろのコンテンツに移動させながら、これらのコンテンツ(つまり、第1の既録画領域Aのコンテンツと第2の既録画領域Cのコンテンツ)をハードディスク(HDD)5上で再構築してDVDドライブ4に戻しながら、それらのコンテンツ(第1の既録画領域Aのコンテン
ツと第2の既録画領域Cのコンテンツ)のすぐ後ろから新規画像の録画及び再生を行う。
これによって、DVDドライブ4には全ての既録画領域(A+C)と新規録画領域Dが連続して存在することになる。
〔データ再構築の処理動作〕
次に、図1のDVDレコーダ装置におけるフラッシュROM2内に格納されているプログラムによる処理によって、断片化されたデータを連続したデータに再構築する場合の動作を図3(a)〜(e)および図4に基づいて説明する。
ここで、この図3(a)〜(e)は、DVDドライブ4及びハードディスク5のデータマッピング図である。又、図4は装置全体の動作を示すフローチャートである。
先ず、図3(a)は、本実施形態におけるDVDドライブ装置によって実現される録画開始直後の状態を示すデータマッピング図である。図3(b)は、図3(a)に続いて録画開始時に既録画領域のコピーを開始した直後の状態を示すデータマッピング図である。図3(c)は、図3(b)に続いて既録画領域のコピーが録画開始位置まで達した直後の状態を示すデータマッピング図である。図3(d)は、図3(c)に続いて既録画領域のコピーが完了する前に録画が終了した状態を示すデータマッピング図である。図3(e)は、図3(d)に続いて既録画領域のDVDへのコピーを終了した直後の状態を示すデータマッピング図である。
なお、図3(a)〜(e)のデータマッピング図において、Bの領域はデータの削除によって生じたフラグメント領域、Aの領域はフラグメント領域Bより前の第1の既録画領域、Cに領域はフラグメント領域Bより後ろの第2の既録画領域、Eの領域はハードディスク(HDD)5上にコピーした既録画コピー領域、及びDの領域は新規録画中のデータ領域つまり新規録画データを書き込む新規録画領域を、それぞれ示している。また、図3(a)乃至図3(e)のデータマッピング図において、DVDドライブ4上のデータがハードディスク5へコピーを終了したときは、その領域をDVDドライブ4上でコピー終了領域Fとして示し、ハードディスク5上でコピー先領域F1として示している。
次に、図3(a)から順を追って本実施形態におけるDVDレコーダ装置が行うデータの録画の手順について説明する。
図3(a)は、画像が連続的に録画された状態から、コンテンツの削除を実行することによってデータ書き込み可能な断片領域であるフラグメント領域Bが生じた状態が発生し、その中で、再び新規録画を開始した直後のデータマッピングを示している。図3(a)において、第1の既録画領域Aの削除開始位置sから削除終了位置eまでの録画データが削除された状態において、削除終了位置eから既録画終了位置fまでの第2の既録画領域Cにはまだ録画データが残っている。したがって、このときは1つのコンテンツである第1の既録画領域Aと第2の既録画領域Cの間には、書込み可能な領域であるフラグメント領域Bが存在する(ステップS101)。
このようなデータマッピングの状態で新規録画を開始する場合、先の削除開始位置sを基点として、削除終了位置eと既録画終了位置fとの間の間隔に相当する容量だけ空けた
位置Rを定める(ステップS102)。そして、この位置Rより新規録画を開始するように制御する。つまり、削除終了位置eから既録画終了位置fまでの間隔と削除開始位置sから位置Rまでの間隔とが等しくなるような位置Rより新規録画を開始する(ステップS104、新規コンテンツ書込み工程)。
ここで、新規録画開始位置Rより新規録画を開始する際には、予めDVDレコーダ4において録画予定のデータ領域Dに存在している既録画データをハードディスク5の既録画
コピー領域Eにコピーする。この際、コピー先のハードディスク5には、あらかじめハードディスク5内の未記録領域の開始点pを基点とし、DVDドライブ4の削除終了位置eから位置Rまでの間隔を置いた位置qをコピー先の基点として既録画コピー領域Eにコピーを開始する(再構築工程の開始)。つまり、DVDドライブ4の削除終了位置eから位置Rまでの間隔とハードディスク5の開始点pから位置qまでの間隔が等しくなる位置qを基点として、DVDドライブ4の録画予定のデータ領域Dに存在している既録画データをハードディスク5のコピー既録画領域Eにコピーする(ステップS103)。
図3(b)は、図3(a)に示す録画開始直前より、第2の既録画領域CのデータをDVDレコーダ4からハードディスク5へコピー開始した直後のデータマッピング図を示している。この図3(b)に示すように、新規画像の録画中(ステップS104)において
、第2の既録画領域Cに存在するコピー終了領域Fのコンテンツが、ハードディスク5のコピー先領域F1にコピーされると共に、DVDレコーダ4のフラグメント領域Bの先頭領域F2にコピーされる(ステップS105)。このようにして、第2の既録画領域Cのコンテンツは、その先頭位置eから録画開始点Rの直前までの既録画データがハードディスク5のコピー先領域F1及びDVDレコーダ4のフラグメント領域Bの先頭領域F2にコピーされる。
図3(c)は、図3(b)においてコピー終了領域Fのコンテンツが録画開始位置Rまで達した状態におけるデータマッピング図を示している。即ち、第2の既録画領域Cのコ
ンテンツのコピーが録画開始位置Rまで達すると(ステップS106)、ハードディスク5は位置bで示される既録画コピー開始位置を基点としたコピー先領域F1において、コピー元のDVDレコーダ4からコピーした既録画データ(つまり、コピー終了領域Fのコンテンツ)のコピーを終了する。
更に、DVDレコーダ4の第1の既録画領域Aの削除開始位置sで示される録画前に削除されたフラグメント領域Bの削除開始位置sを基点として、ハードディスク5のコピ
ー先領域F1の録画データがコピー先のDVDレコーダ4のフラグメント領域Bの先頭領域F2へコピーされる。これによって、DVDレコーダ4には、削除開始位置sを先頭位置としたフラグメント領域Bの先頭領域F2には、第2の既録画領域Cのコンテンツがコピーされる(再構築工程の終了)。
図3(d)は、第2の既録画領域Cのコンテンツのコピーが録画開始位置Rに達し、所望のコピーが終了する前に新規画像の録画が終了した場合のデータマッピング図を示している(ステップS107)。この場合、本実施形態では録画データのDVDレコーダ4へ
の書き込み処理後に、コピーを行っていない残りの第2の既録画領域Cのコンテンツの全データをハードディスク5及びDVDレコーダ4の残ったフラグメント領域Bから録画開始位置Rまでの領域Hのコピーを完了させて、録画処理の完了とする(ステップS108,S109:書込み工程)。
図3(e)は、ハードディスク5内にコピーした既録画コンテンツの全データをDVDレコーダ4のデータ領域に書き戻した直後のデータマッピング図を示している。この図3(e)に示すようなデータのマッピング状態より、新規録画領域Dのコンテンツよりも後
ろに残った既録画領域を消去し、ハードディスク5上に残ったデータもすべて削除した時点で本実施形態における処理は終了する(ステップS110)。
ここで、上述した再構築工程,新規コンテンツ書込み工程,及び書込み工程の各実行内容をプログラム化しコンピュータに実行させるように構成してもよい。
なお、本実施形態ではフラグメント領域Bは1箇所のみとしたが、フラグメント領域が複数箇所に存在する場合でも既録画領域が複数存在することに対応し、これらの既録画領
域の総計を本実施形態の既録画領域に置き換えることができることは容易に推測できる。また、本実施形態で述べた処理において、ハードディスク5からDVD4へのデータ書き戻しに障害が発生した場合は、録画以外のDVD4への書き込み処理をすべて中止し、録画終了後にハードディスク5にコピーしたコンテンツを用いて復元作業を行うことが可能である。更に、録画の際のデータ書き込み毎の書き込み開始位置を再生ポインタと置き換えるか、もしくは単なる処理ポインタと置き換えることにより、DVDレコーダ装置が再生、停止、及びDVDドライブ/ハードディスク間の既録画データ移動のいずれの処理中
においても本発明の実施は可能となる。
〔データ再配置処理の中断時における復旧処理について〕
次に、前述したデータの再配置処理が何らかの理由で中断した場合の復旧処理について説明する。処理が中断された場合の復旧処理について本実施形態では更に工夫している点を説明する。
図5は、コピー管理領域を含んだ録画開始時に既録画領域のコピーを開始した直後の状態を示すデータマッピング図である。即ち、この図5は、図3(a)に示した録画開始直後における既録画領域のコピー開始状態を示すデータマッピング図の応用である。
この図5に示すように、ハードディスク5の未記録領域開始点pを基点として、削除終
了位置eから既録画終了位置fまでの録画データと同じ容量だけ隔てた記録開始点tよりコピー管理データを記録してコピー管理領域Gとする。このコピー管理領域Gに記録されるデータ内容としては、コピー元DVDドライブ4のデータ記録アドレス、コピー先のハードディスク5のデータ記録アドレス、及び再コピー先のDVDドライブ4のデータ記録アドレスが書き込まれている。
このとき、ハードディスク5またはDVDドライブ4へデータコピーを行う毎に、このコピー管理領域Gに対してアドレスデータの書き込みを行うことにより、本発明のDVD
レコーダ装置による既録画データの移動処理が中断された場合でも、このコピー管理領域Gへ書き込まれたデータ内容によって、データが書き込まれた場所を特定することができるので、録画データの再構築や再配置処理を続行することが可能となる。
以上のように、本実施形態では、DVDドライブ4とハードディスク5を具備したDVDレコーダにおいて、録画領域の部分削除により生じたフラグメンテーションを、録画開始箇所をフラグメンテーションが発生している開始箇所からフラグメンテーションが発生している箇所より後ろに録画されている録画コンテンツの容量分だけ後ろの位置を録画開始位置とする。又、DVDドライブ4への録画中に1回の録画データ書き込み毎にフラグメンテーションが発生している箇所より後ろに録画されている録画コンテンツの先頭位置からのデータを既出のハードディスク5にコピーする。更に、録画データ書き込み領域に既コンテンツのデータが存在している場合、既出のハードディスク5上への既出のコンテンツが再構築されるように開始位置を決め、録画データの書き込みを行う前に既出のフラグメンテーションデータのハードディスク5へのコピーを行うことを特徴とする。
ここで、上述した実施形態では、前述したハードディスク5への既出のフラグメンテーションデータのコピーを行いつつ、コピーされた既出のコンテンツデータをDVD4上のフラグメンテーション開始位置を始点としてコピーすることで、録画中にデフラグメンテーション処理を行うことを特徴とする。
又、上述した実施形態では、ハードディスク5への既出のフラグメンテーションデータをDVD4上のフラグメンテーション開始位置を始点としてコピーする処理を、録画終了後の任意の時間に実行することも可能とした。
更に、録画中のデータをハードディスク5に書き込みながらDVD4のデフラグメンテーションを行い、前記デフラグメンテーションが終了したらハードディスク5に書き込まれている録画中のデータをDVD4に移動し、DVD4への録画を続けることを特徴とする。
又、再生中に再生箇所が前述した録画開始位置に達した後、再生を行いつつ録画データの記録以外のすべての処理を行うことにより、再生中にデフラグメンテーション処理を行うことを可能とした。
更に、上述した実施形態では、前述したデフラグメンテーション処理を行う際、既出のハードディスク5、もしくはDVDドライブ4に移動済のデータに関する移動元のデータアドレステーブルを記録しておく機能を有することを特徴とし、又データアドレステーブルにフラグメンテーションの発生箇所も記録しておき、前述したデフラグメンテーションを行う都度、前記テーブルを更新することにより、該DVDレコーダ4の任意の状態にて前出のデフラグメンテーション処理を行う機能を有する点も特徴としている。
このため、本実施形態によると、フラグメントが発生している状態での新規録画開始の際、録画データ書き込み開始位置をDVD4上の移動対象となる既録画コンテンツのデータ容量を開けた位置としているため、録画完了と同時に既録画領域の断片化も解消させることができる点である。更に、本実施形態では、ハードディスク、およびDVD4上に処理中のデータが全て残っており、データ再構築処理が途中で中断しても全データの復元が可能であるため、電源断、録画失敗等による処理中のデータの消失を防ぐことができるという優れた効果を奏する。
本発明の一実施形態を示すブロック図である。 図1に示す実施形態によって実行されるDVDドライブとハードディスクのデータマッピングを示す説明図である。 図1に示す実施形態の動作とその途中経過におけるデータ処理の状況を示す説明図データマッピング図)である。 図1に示す実施形態の動作を示すフローチャートである。 図1に示す実施形態に付加された内容(コピー管理領域を含んだもの)で、録画開始時に既録画領域のコピーを開始した直後の状態を示すデータマッピング図である。
符号の説明
1 CPU
2 フラッシュROM
3 RAM
4 DVDドライブ
5 ハードディスク
11 再構築手段
12 書込み手段

Claims (12)

  1. ハードディスクとDVDドライブを有するDVDレコーダ装置であって、
    前記DVDドライブ内にデータ書込みが可能な断片領域であるフラグメントと断片コンテンツとが発生したとき、該断片コンテンツを前記ハードディスクにコピーして再構築さ
    せる再構築手段と、前記再構築手段によって再構築された前記断片コンテンツを連続コンテンツとして前記DVDドライブの所定の書込み開始位置より書込みを行うと共に、該DVDドライブにおける連続コンテンツの書込み予定領域の直後から新規コンテンツの書込みを行う書込み手段と、を備えたことを特徴とするDVDレコーダ装置。
  2. 前記請求項1に記載のDVDレコーダ装置において、
    前記再構築手段は、前記書込み手段が1回の連続コンテンツの書込みを前記DVDドライブに対して行うごとに、前記断片コンテンツのうち前記フラグメントの直後に存在する
    断片コンテンツの先頭部分から前記ハードディスクへコピーして再構築を行う機能を備えていることを特徴とする請求項1に記載のDVDレコーダ装置。
  3. 前記請求項1又は2に記載のDVDレコーダ装置において、
    前記再構築手段は、前記DVDドライブの新規コンテンツの書込み予定領域に前記断片コンテンツが存在しているとき、予め当該断片コンテンツを前記ハードディスクにコピー
    して再構築を行い、前記書込み予定領域を空き領域とすることを特徴とするDVDレコーダ装置。
  4. 前記請求項1乃至3のいずれか一つに記載のDVDレコーダ装置において、
    前記書込み手段は、前記DVDドライブに対して、前記新規コンテンツの書込みを開始する前に再構築された前記断片コンテンツの書込みを行うことを特徴とするDVDレコーダ装置。
  5. 前記請求項1乃至3のいずれか一つに記載のDVDレコーダ装置において、
    前記書込み手段は、前記DVDドライブに対して、前記新規コンテンツの書込みを終了した後に再構築された前記断片コンテンツの書込みを行うことを特徴とするDVDレコーダ装置。
  6. 前記請求項1乃至3のいずれか一つに記載のDVDレコーダ装置において、
    前記書込み手段は、前記DVDドライブに対して、前記新規コンテンツを書込みながら再構築された前記断片コンテンツの書込みを行い、該断片コンテンツの書込みが終了した
    ら前記新規コンテンツの書込みのみを継続させることを特徴とするDVDレコーダ装置。
  7. 前記請求項1乃至6のいずれか一つに記載のDVDレコーダ装置において、
    前記再構築手段が、ハードディスクに対して前記断片コンテンツのコピーを行うことによって該断片コンテンツの再構築を行い、
    前記書込み手段が、再構築された前記断片コンテンツを前記DVDドライブの書込み開始位置から書込みを行うことにより、
    前記断片コンテンツを前記連続コンテンツに再構築するデフラグメンテーション処理は、前記新規コンテンツを前記DVDドライブへ書込み中において実行されることを特徴と
    するDVDレコーダ装置。
  8. 前記請求項7に記載のDVDレコーダ装置において、
    前記書込み手段は、前記DVDドライブが再生中に前記新規コンテンツの書込み開始位置に達したとき、その再生を実行させながら前記新規コンテンツの書込み以外の全ての処
    理を実行することにより、再生中に前記デフラグメンテーション処理を実行することを特徴とするDVDレコーダ装置。
  9. 前記請求項7又は8に記載のDVDレコーダ装置において、
    前記ハードディスクは、前記デフラグメンテーション処理が実行されるとき、該ハードディスク及び前記DVDドライブへ移動済の全てのデータに関する移動元のデータアドレ
    ステーブルを記録することを特徴とするDVDレコーダ装置。
  10. 前記請求項9に記載のDVDレコーダ装置において、
    前記データアドレステーブルには前記フラグメントの発生箇所が含まれ、前記デフラグメンテーション処理が行われる都度、該データアドレステーブルは更新されて、前記DV
    Dレコーダは任意のデータ状態において新たなデフラグメンテーション処理を実行することを特徴とするDVDレコーダ装置。
  11. ハードディスクとDVDドライブを備えるDVDレコーダ装置におけるデータの再配置方法であって、
    前記DVDドライブ内に、データ書込みが可能な断片領域であるフラグメントと断片データとが発生したとき、前記ハードディスクが前記断片データをコピーして再構築する再構築工程と、
    この再構築工程の実行中に作動し、前記DVDドライブ上における前記連続データの予測領域を設定すると共に当該設定された予測領域の直後から新規コンテンツの書込みを行う新規コンテンツ書込み工程と、
    前記DVDドライブが再構築された前記断片データを連続データとして所定の書込み開始位置より書込みを行う書込み開始工程とを備えたことを特徴とするDVDレコーダ装置におけるデータ再配置方法。
  12. ハードディスクとDVDドライブを備えるDVDレコーダ装置におけるデータの再配置の手順をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記DVDドライブ内に、データ書込みが可能な断片領域であるフラグメントと断片データとが発生したとき、前記ハードディスクが前記断片データをコピーして再構築する機
    能、
    前記DVDドライブが再構築された前記断片データを連続データとして所定の書込み開始位置より書込みを行う機能、
    および前記DVDドライブが前記連続データの予測領域の直後から新規コンテンツの書込みを行う機能、
    をコンピュータに実行させることを特徴としたデータ再配置用プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009176055A (ja) * 2008-01-24 2009-08-06 Sharp Corp 記録装置、記録装置の記録制御方法及びコンピュータプログラム

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