JP2007257045A - 火災検知器および火災検知システム - Google Patents

火災検知器および火災検知システム Download PDF

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Abstract

【課題】火災監視区域における火災検知器の検出感度を適正化し、また、センサを追加せずに、火災監視区域をより細分化することができる火災検知器および火災検知システムを提供することを目的とするものである。
【解決手段】左方向監視用受光部の出力信号の値が、第1の火災閾値よりも大きければ、火災検知器の左方向に火源が存在していると判断し、右方向監視用受光部の出力信号の値が、第2の火災閾値よりも大きければ、火災検知器の右方向に火源が存在していると判断し、一方、左方向監視用受光部の出力信号の値が第1の火災閾値よりも小さく、かつ、右方向監視用受光部の出力信号の値が、第2の火災閾値よりも小さければ、左方向監視用受光部の出力信号と右方向監視用受光部の出力信号とを加算した値が、第3の火災閾値よりも大きければ、火災検知器の正面方向に火源が存在していると判断する火災検知器である。
【選択図】図1

Description

本発明は、火災検知器および火災検知システムに関する。
図5は、従来の火災検知器において、視野角に対する監視範囲を示す図である。
従来の炎検知システムにおける火災検知器は、右眼赤外線受光素子と左眼赤外線受光素子とを、炎受光素子として備え、それぞれ右眼監視範囲、左眼監視範囲を監視する。したがって、道路トンネル内の検知器毎の火災検知区画を監視するために、炎受光素子の感度を余分に上げる必要がある(たとえば、特許文献1参照)。
道路トンネル内に設置されるセンサ(火災検知器)が要求される監視領域は、受光窓の汚損度が85%において、道路幅20m×火災検知器の左右各25m以上の矩形である。これに対し、センサのFOV(Field Of View/視野)は、略半球状であるので、正面方向の感度を確保しようとすると、炎受光素子の感度を余分に上げる必要がある。
受光窓は汚れていないときが汚損度0%であるが、トンネル内の粉塵等の付着によって汚損度は徐々に上がる。受光窓の汚損度は、定期的にチェックし、監視領域が確保できない汚損警報レベルに達したと判断されると、作業者が受光窓を清掃する必要がある。
図6は、従来の火災検知器において、1センサユニットで正面方向を監視する火災検知器を構成した場合に、監視領域、監視領域内の検出領域、監視領域内の検出不可能領域を示す図である。
1センサユニットで火災検知器を構成した場合、図6に示すように、角形の監視領域に対して、図6に示すように、検出不可能な領域が生じる。
図7は、従来の火災検知器において、2センサユニットで左右方向を独立監視する火災検知器を構成した場合に、監視領域の端限界にセンサの検出領域を合わせたときに、監視領域、監視領域内の検出領域、監視領域内の検出不可能領域を示す図である。
2センサユニットで火災検知器を構成した場合、監視領域の端限界にセンサの検出領域を合わせると、図7に示すように、火災検知器の正面方向に検出不可能領域が生じる。
図8は、従来の火災検知器において、2センサユニットで左右方向を独立監視する火災検知器を構成した場合に、火災検知器の正面方向が監視領域内の検出領域に含まれるときの監視領域、監視領域内の検出領域を示す図である。
2センサユニットで火災検知器を構成した場合、図8に示すように、2センサユニットによって、左右を互いに独立して監視する。しかし、この場合、監視領域をカバーするには、感度を余分に上げる必要がある。
特開平05−233978号公報
火災検知器の監視範囲を確認する方法として、一定規模のガソリン燃焼火源に対する作動試験(0.5mの火皿にガソリン2リットルを入れて、着火後30秒以内に作動するかどうかを試験する)が知られている。この火源に対する距離および火災検知器の角度を変化させて測定する。
上記従来例では、火災検知器の正面(角度0度近傍の監視範囲)における監視感度が低いという問題がある。
なお、センサの理想的なFOV(Field Of View/視野)は、視野角毎に凹凸がなく、均一であることである。このようにすれば、必然的に長距離検出が可能である。
本発明は、互いに独立している左右のセンサを具備する火災検知器において、火災監視区域における火災検知器の検出感度を適正化すること、または長距離化することができ、さらに、センサを追加せずに、火災監視区域をより細分化することができる火災検知器および火災検知システムを提供することを目的とするものである。
本発明は、火災検知器の左方向の火災監視区域を監視する左方向監視用受光部と、上記火災検知器の右方向の火災監視区域を監視する右方向監視用受光部と、上記左方向監視用受光部の出力信号の値が、第1の火災閾値よりも大きければ、上記火災検知器の左方向に火源が存在していると判断する左方向火源存在判断手段と、上記右方向監視用受光部の出力信号の値が、第2の火災閾値よりも大きければ、上記火災検知器の右方向に火源が存在していると判断する右方向火源存在判断手段と、上記左方向監視用受光部の出力信号と上記右方向監視用受光部の出力信号とを加算する加算手段と、上記左方向監視用受光部の出力信号の値が上記第1の火災閾値よりも小さく、かつ、上記右方向監視用受光部の出力信号の値が、上記第2の火災閾値よりも小さく、しかも、上記加算手段が加算した値が、上記第3の火災閾値よりも大きければ、上記火災検知器の正面方向に火源が存在していると判断する正面方向火源存在判断手段とを有する火災検知器である。
本発明によれば、1つの火災検知器に互いに独立して設けられている左右のセンサの出力信号を加算して火災検出するので、火災検知器の正面方向の感度を高くすることができ、また、センサを追加せずに、正面方向を検知することができるので、左右方向と合わせて火災監視区域をより細分化することができるという効果を奏する。
発明を実施するための最良の形態は、以下の実施例である。
図1は、本発明の実施例1である火災検知器DE1の構成を示す図である。
火災検知器DE1は、センサ基板1、2と、受光ガラス3と、内部光源4、5と、外部光源6、7と、ガラスフィルタ8と、主基板9と、左方向監視用短波長素子11、13と、左方向監視用長波長素子12と、右方向監視用短波長素子21、23と、右方向監視用長波長素子22とを有する。
センサ基板1、2は、主基板9に対して傾斜して設置され、センサ基板1に、短波長領域における検出感度が高い左方向監視用短波長素子11、13と、長波長領域における検出感度が高い左方向監視用長波長素子12と、内部光源4とが設けられている。センサ基板2に、右方向監視用短波長素子21、23と、右方向監視用長波長素子22と、内部光源5とが設けられている。
左方向監視用短波長素子11、13と、左方向監視用長波長素子12とによって、左方向監視用受光部10が構成されている。左方向監視用受光部10は、火災検知器DE1の左方向の火災監視区域を監視する。
右方向監視用短波長素子21、23と、右方向監視用長波長素子22とによって、右方向監視用受光部20が構成されている。右方向監視用受光部20は、火災検知器DE1の右方向の火災監視区域を監視する。
また、火災検知器DE1は、左方向火源存在判断手段30と、右方向火源存在判断手段40と、加算手段50と、正面方向火源存在判断手段60とを有する。
左方向火源存在判断手段30は、左方向監視用受光部10の出力信号の値が、第1の火災閾値よりも大きければ、火災検知器DE1の左方向に火源が存在していると判断する。
右方向火源存在判断手段40は、右方向監視用受光部20の出力信号の値が、第2の火災閾値よりも大きければ、火災検知器DE1の右方向に火源が存在していると判断する。
加算手段50は、左方向監視用受光部10の出力信号と右方向監視用受光部20の出力信号とを加算する。
正面方向火源存在判断手段60は、左方向監視用受光部10の出力信号の値が第1の火災閾値よりも小さく、かつ、右方向監視用受光部20の出力信号の値が、第2の火災閾値よりも小さく、しかも、加算手段50が加算した値が、第3の火災閾値よりも大きければ、火災検知器DE1の正面方向に火源が存在していると判断する。
なお、図1においては、上側の短波長素子11、21のみが配線されている。実際には、下側の短波長素子13、23と、長波長素子12、22も配線されているが、見易くするために、図示を省略している。
なお、火災検知器DE1は、長波長素子12の両側に配置した1対の短波長素子11、13の出力によって、火源の位置が火災検知器の正面方向または側面方向であることを特定できるので、複数の場所で同時に火災が発生しても火災判別することができる。
図2は、火災検知器DE1の動作を示すフローチャートである。
まず、S1で、左方向監視用受光部10が火災監視し、S2で、左方向監視用受光部10の出力信号の値と、第1の火災閾値とを比較する。左方向監視用受光部10の出力信号の値が、第1の火災閾値よりも大きければ、S3で、左方向監視区域が火災発生であると、左方向火源存在判断手段30が判断する。
次に、S4で、右方向監視用受光部20が火災監視し、S5で、右方向監視用受光部20の出力信号の値と、第2の火災閾値とを比較する。右方向監視用受光部20の出力信号の値が、第2の火災閾値よりも大きければ、S6で、右方向監視区域が火災発生であると、右方向火源存在判断手段40が判断する。
上記動作によって、左方向監視区域に火源が存在していれば、左方向火源存在判断手段30が火源の存在を判断する。右方向監視区域に火源が存在していれば、右方向火源存在判断手段40が火源の存在を判断する。左方向監視区域、右方向監視区域の両監視区域に火源が存在していれば、左、右方向火源存在判断手段30、40が火源の存在を判断する。
ところで、左方向監視用受光部10の出力信号の値が、第1の火災閾値以下であり(S2)、また、右方向監視用受光部20の出力信号の値が、第2の火災閾値以下であれば(S5)、S7で、左方向監視用受光部10の出力信号の値と、右方向監視用受光部20の出力信号の値とを加算する。S8で、この加算値と第3の火災閾値とを比較し、上記加算値が第3の火災閾値よりも大きければ、S9で、火災検知器DE1の正面領域で火災が発生していると判断する。
つまり、上記実施例は、左方向監視区域、右方向監視区域とは別に、正面方向監視区域における火源存在を判断することができ、また、左方向監視区域、右方向監視区域、正面方向監視区域のそれぞれの領域について独自に火源存在を判断することができる。そして、これらの判断を行う場合、従来設けられていたセンサ以外にセンサを追加する必要がない。
さらに、火災検知器DE1において、左方向監視用受光部10の出力値に対する第1の火災閾値と、右方向監視用受光部20の出力値に対する第2の火災閾値と、左方向監視用受光部10の出力値と右方向監視用受光部20との出力値との加算値とに対する第3の火災閾値とを、それぞれ設定することができる。
実際には、第1の火災閾値と第2の火災閾値とは同じ値に設定され、加算値に対する第3の火災閾値は、第1の火災閾値、第2の火災閾値のいずれよりも、小さく設定されることが多い。ただし、トンネル内の火災検知器DE1の設置環境に応じて、左方向の監視区域と右方向の監視区域と正面方向の監視区域とを、最適に割り当てるように、各火災閾値を設定するようにしてもよい。
たとえば、トンネルの規模に応じて、道路幅は、8m〜20mとされる。道路幅が狭い場合、正面方向監視区域の火災感度が低くなるように、各火災閾値を設定するようにしてもよく、道路幅が広ければ、正面方向監視区域の感度が高くなるように、各火災閾値を設定するようにしてもよい。また、トンネル内の火災検知器DE1の受光ガラス3は、風上側が、風下側よりも粉塵が付着し易く、汚れる傾向があるので、風上側、風下側を考慮し、左方向監視区域と右方向監視区域とで、異なる火災閾値を設定するようにしてもよい。
図3は、火災検知器DE1において、視野角に対する監視範囲を示す図である。
火災検知器DE1は、左方向監視用受光部10と右方向監視用受光部20とが、左右方向で独立して火災監視するだけでなく、左方向監視用受光部10と右方向監視用受光部20との各出力を加算することによって、正面方向の感度を高くしている。この結果、図5に示す従来の火災検知器の視野角に対する監視範囲よりも、視野角毎の凹凸が少なく、ほぼ均一である。
図4は、本発明の実施例2である火災検知システム100を示す図である。
火災検知システム100は、トンネルT内に設けられ、複数の火災検知器DE1、DE2、DE3、……と、複数の水噴霧ヘッドH11、H12、H13、H21、H22、H23、……と、地区弁V11、V12、V13、V21、V22、V23、……と、制御盤CPと、給水源Wとを有する。
火災検知器DE1は、火災検知時に火災信号を制御盤CPに送信する。
制御盤CPは、火災検知器DE1からの火災信号によって警報し、表示し、消火設備に放水制御する。
水噴霧ヘッドH11、H12、H13、H21、H22、H23、……を含む消火設備は、制御盤CPの放水制御によって放水する。
火災検知器DE2、DE3、……のそれぞれの構成は、火災検知器DE1と同様である。
火災検知器DE1が、左方向監視区域A11、右方向監視区域A12、正面方向監視区域A13を有し、左方向警戒地区Z11、右方向警戒地区Z12、正面方向警戒地区Z13に対して、地区弁V11、V12、V13と、水噴霧ヘッドH11、H12、H13とを備えている。
これと同様に、火災検知器DE2が、左方向監視区域A21、右方向監視区域A22、正面方向監視区域A23を有し、左方向警戒地区Z21、右方向警戒地区Z22、正面方向警戒地区Z23に対して、地区弁V21、V22、V23と、水噴霧ヘッドH21、H22、H23とを備えている。
さらに、火災検知器DE3が、左方向監視区域A31、右方向監視区域A32、正面方向監視区域A33を有し、左方向警戒地区Z31、右方向警戒地区Z32、正面方向警戒地区Z33に対して、地区弁V31、V32、V33と、水噴霧ヘッドH31、H32、H33とを備えている。
たとえば、トンネルT内の火災検知器DE2の正面方向警戒地区Z23で小規模の火災が発生したときにおける火災検知システム100の動きについて、説明する。
火災検知器DE2の左方向監視用受光部10の出力値は、第1の火災閾値よりも小さく、かつ、右方向監視用受光部20の出力値は第2の火災閾値よりも小さいので、左方向火源存在判断手段30と右方向火源存在判断手段40との双方とも火源の存在を判断できない。
一方、火災検知器DE2の左方向監視用受光部10と右方向監視用受光部20との各出力値を加算すると、第3の火災閾値よりも大きくなるので、正面方向火源存在判断手段60は、火源の存在を判断することができる。
よって、火災検知器DE2は、正面方向警戒地区Z23で火災が発生していることを、制御盤CPに送信する。そして、制御盤CPからポンプPへ起動信号が送信され、制御盤CPから地区弁V23へ開放信号が送信されることによって、給水源Wから、配管Lを通して、火災感知器DE2の正面方向警戒地区Z23の水噴霧ヘッドH23から消火用水が散水される。
実施例1では、火災検知器DE1内の左右に独立して設けられているセンサにおいて、各センサ出力を加算処理することによって、火災検知器DE1の正面方向の感度を補うことができ、これによって、火災検知器DE1の検出感度は任意の火源方向に対してほぼ均一となる。
また、実施例2では、火災検知器の左右方向だけでなく、正面方向をも火災監視区域として使用できるので、火源位置に対する放水区画を細分化することができ、少水量の水噴霧ノズルによって消火することができる。
本発明の実施例1である火災検知器DE1の構成を示す図である。 火災検知器DE1の動作を示すフローチャートである。 火災検知器DE1において、視野角に対する監視範囲を示す図である。 本発明の実施例2である火災検知システム100を示す図である。 従来の火災検知器において、視野角に対する監視範囲を示す図である。 従来の火災検知器において、1センサユニットで正面方向を独立監視する火災検知器を構成した場合に、監視領域、監視領域内の検出領域、監視領域内の検出不可能領域を示す図である。 従来の火災検知器において、2センサユニットで左右方向を独立監視する火災検知器を構成した場合に、監視領域、監視領域内の検出領域を示す図である。 従来の火災検知器において、2センサユニットで左右方向を独立監視する火災検知器を構成した場合に、監視領域の端限界にセンサの検出領域を合わせたときに、監視領域、監視領域内の検出領域、監視領域内の検出不可能領域を示す図である。
符号の説明
DE1、DE2、DE3…火災検知器、
10…左監視用受光部、
20…右監視用受光部、
30…左方向火源存在判断手段、
40…右方向火源存在判断手段、
50…加算手段、
60…正面方向火源存在判断手段。

Claims (3)

  1. 火災検知器の左方向の火災監視区域を監視する左方向監視用受光部と;
    上記火災検知器の右方向の火災監視区域を監視する右方向監視用受光部と;
    上記左方向監視用受光部の出力信号の値が、第1の火災閾値よりも大きければ、上記火災検知器の左方向に火源が存在していると判断する左方向火源存在判断手段と;
    上記右方向監視用受光部の出力信号の値が、第2の火災閾値よりも大きければ、上記火災検知器の右方向に火源が存在していると判断する右方向火源存在判断手段と;
    上記左方向監視用受光部の出力信号と上記右方向監視用受光部の出力信号とを加算する加算手段と;
    上記左方向監視用受光部の出力信号の値が上記第1の火災閾値よりも小さく、かつ、上記右方向監視用受光部の出力信号の値が上記第2の火災閾値よりも小さく、しかも、上記加算手段が加算した値が、上記第3の火災閾値よりも大きければ、上記火災検知器の正面方向に火源が存在していると判断する正面方向火源存在判断手段と;
    を有することを特徴とする火災検知器。
  2. 請求項1において、
    上記左方向監視用受光部と上記右方向監視用受光部とによって、左方向の監視区域と右方向の監視区域と正面方向の監視区域とを、互いに等分割になるように、上記第1の火災閾値と上記第2の火災閾値と上記第3の火災閾値をそれぞれ設定することを特徴とする火災検知器。
  3. 火災検知器の左方向の火災監視区域を監視する左方向監視用受光部と、上記火災検知器の右方向の火災監視区域を監視する右方向監視用受光部と、上記左方向監視用受光部の出力信号の値が、第1の火災閾値よりも大きければ、上記火災検知器の左方向に火源が存在していると判断する左方向火源存在判断手段と、上記右方向監視用受光部の出力信号の値が、第2の火災閾値よりも大きければ、上記火災検知器の右方向に火源が存在していると判断する右方向火源存在判断手段と、上記左方向監視用受光部の出力信号と上記右方向監視用受光部の出力信号とを加算する加算手段と、上記左方向監視用受光部の出力信号の値が上記第1の火災閾値よりも小さく、かつ、上記右方向監視用受光部の出力信号の値が、上記第2の火災閾値よりも小さく、しかも、上記加算手段が加算した値が、上記第3の火災閾値よりも大きければ、上記火災検知器の正面方向に火源が存在していると判断する正面方向火源存在判断手段とを具備する火災検知器と;
    上記火災検知器が検知した火源の存在位置に応じた警戒地区に、放水制御する放水制御手段と;
    を有することを特徴とする火災検知システム。
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