JP2007254978A - 食器棚 - Google Patents

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JP2007254978A
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雄一郎 風戸
Kimio Udo
公雄 有働
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Abstract

【課題】 スライド扉の移動を頻繁に繰り返すと押え付け部が擦れて形状変化し、顕著に摩擦力が低下することにより、スライド扉重量とスプリングコイルの引っ張る力のバランスが崩れて、扉が浮き上がったり、下がったりしてスライド扉の停止位置を保持することができなくなっていた。
【解決手段】 本発明では、前面に開口部を備える食器棚において、
前記開口部にガイド溝を備え、前記ガイド溝を上下にスライドするスライド扉と、
前記スライド扉自体に備えられた落下防止機構と、前記落下防止機構を補助する補助機構とからなることを特徴とする食器棚。
【選択図】 図4

Description

本発明は、上下方向にスライドする扉(昇降扉ユニット)を前面に備えた食器棚に関するものであり、特に昇降扉ユニット枠体が小型化された扉の落下防止機構が備わっている昇降扉ユニットにおいて、上下方向の各所定位置で確実に扉を保持する食器棚に関する発明である。
従来、上下方向にスライドする扉(昇降扉ユニット)を開閉扉に用いた食器棚がある。このような上下スライド扉を用いた構造として、枠体の厚さ方向に設けられた2つのガイド溝に、それぞれ枠体全高の約1/2の高さに形成された前方側スライド扉と後方側スライド扉とが、ワイヤの吊下げ部材で収納された(嵌め込まれた)扉構造がある。そして、吊下げ部材と滑車を介してスプリングコイルと連結された各スライド扉が対応するガイド溝内を上下昇降して開閉することにより、収納物品を出し入れするようにしている。
このような昇降扉ユニットでは、吊下げ部材により両スライド扉を任意の高さに開口位置調整したときに、吊下げ部材をロックしなくてもスライド扉を開口調整位置に停止可能に保持して、収納品の出し入れができるようするため、小型コンパクトかつ軽量安価な枠体を保つことができる落下防止機構を備え付ける場合がある。
具体的には、スライド扉の上下端位置に落下防止機構が固定されており、この落下防止機構には昇降扉ユニット枠体内に設けられたスライドレールガイド溝幅よりも広い大きさに設定された弓型円弧状形態をした押さえつけ部を有している。スライドレールガイド溝にスライド扉を嵌め込むと、押さえつけ部が弾性変形した反力でガイド溝と密接し、摩擦力により扉の停止状態を保持できる機構である。
スライド扉を移動させる操作力を小さくするために、この落下防止機構の押さえつけ部は扉を停止保持できる最小限の摩擦力になるように設定するのが望ましい。しかし、スライド扉の移動を頻繁に繰り返すと押え付け部が擦れて形状変化し、顕著に摩擦力が低下することにより、スライド扉重量とスプリングコイルの引っ張る力のバランスが崩れて、扉が浮き上がったり、下がったりしてスライド扉の停止位置を保持することができなくなっていた。
特開2003−13661号公報
本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、本発明の課題は所定の位置に扉が確実に停止保持することができ、且つ、安価で組立作業性に優れた昇降扉ユニットの扉押さえ機構を備えた食器棚を提供することにある。
上記目的を達成するために請求項1記載の発明によれば、
前面に開口部を備える食器棚において、
前記開口部にガイド溝を備え、前記ガイド溝を上下にスライドするスライド扉と、
前記スライド扉自体に備えられた落下防止機構と、前記落下防止機構を補助する補助機構とからなることを特徴とする食器棚とした。
よって補助機構により落下防止機構の能力を向上させ、扉をより所定の位置で保持できることとした。
また、請求項2記載の発明のよれば、
前記落下防止機構が前記ガイド溝への押さえつけ手段であり、かつ前記スライド扉の上下にそれぞれ備えられ、また前記補助機構が前記押さえつけ手段のそれぞれ対応する位置に配置されるシートであることを特徴とする食器棚とした。
よって、シートが1枚で複数の落下防止機構に対応することが出来便利であり、構造も簡素化できる。
本発明によれば、シートを昇降扉ユニット枠体内のスライドレールガイド溝に対し、スライド扉が上方に最大限移動している状態の下部落下防止機構の押さえつけ部と、スライド扉が下方に最大限移動しても上部落下防止機構の押さえつけ部の接触する位置に1ヶ所設けることにより、スライド扉が最上方に移動した位置と最下方に移動した異なった位置で静止保持力を強くすることが出来る。
以下、本発明の実施の形態を図面に示す実施例を参照して説明する。図1は本発明の一実施例である食器棚の斜視図を示す。この食器棚1は、内部に食器類を収納する収納庫を構成し、その前面に食器類の収納・取出しのための上下スライド開閉式の昇降扉ユニット2が設けられている。
図2に昇降扉ユニット正面図および図3に昇降扉ユニット側面図を示す。また図4昇降扉ユニット側面詳細図を示す。この昇降扉ユニット2は、前後方向に5本設けられ、かつ上下方向に延びるスライドレール15を備えた枠体10と、その枠体10内を上下昇降するスライド扉20を2つ備えている。本実施例では上部にあるスライド扉20Fが手前側に配置されており、下部にあるスライド扉20Rが奥側に配置されている。なおスライド扉20はそれ自体の落下を阻止する落下防止機構60(詳細は後述)を備えている。なおここで、以下の実施例の記載では、枠体10の厚さ方向において食器棚1の設置側を後方側、その反対側を前方側と称し、左側、右側というときは正面図における向きを指す。
枠体10は、アルミ製の左右の縦枠11,12、上枠13、下枠14によって正面視縦長の矩形状に組み立てられており、各枠11,12,13,14の内面の前半部には、内側に向かって起立する3本のガイドレール15が各々形成されている。そして、隣接するガイドレール15の各対向面(以下、レール対向面という)15aの間に形成された2つのガイド溝16に、それぞれ枠体10の全高の約1/2の高さに形成されたスライド扉20Fとスライド扉20Rとが嵌め込まれている。
スライド扉20Fとスライド扉20Rともに、左右の縦枠11,12に形成された上下方向に延びるガイドレール15をスライド案内用レールとして、その間に形成されたガイド溝16に沿って枠体10内を上下昇降するスライド扉20を構成している。なお、以下においてスライド扉20というときは、スライド扉20F、スライド扉20Rを含んで用いる。
スライド扉20を任意の高さ位置に停止可能に保持するためにスライド扉20の吊り下げ支持する滑車41と、スライド扉20を上方に引張るように付勢するコイルスプリング50(付勢部材)とを有している。
具体的には、一端側が右側縦枠12の内側面に固定ピン等の固定部材45Fにより固定されたワイヤ44は、動滑車43Fから定滑車41Fに順次巻き掛けられ、他端側が後述する上部落下防止機構60Tのリール部61fを介してスライド扉20Fに固定される。コイルスプリング50の上端は動滑車43Fの吊り下げ部51Fに接続され、コイルスプリング50の下端は固定具52Fにより枠体10に固定されている。叉、一端側が右側縦枠12の内側面に固定ピン等の固定部材45Rにより固定されたワイヤ44は、動滑車43Rから定滑車41Rに順次巻き掛けられ、上部落下防止機構60Tのリール部61fを介してスライド扉20Rに固定される。コイルスプリング50の上端は動滑車43Rの吊り下げ部51Rに接続され、コイルスプリング50の下端は固定具52Rにより枠体10に固定されている。
次に、スライド扉20F及びスライド扉20Rの上下スライド扉は次のように作動する。図1に示すようなスライド扉20Fの閉鎖状態において、スライド扉20Fの把手21を持って下方向に少し力を加えると、スライド扉20Fと連結しているワイヤ44を介してコイルスプリング50を伸長させながら、スライド扉20Fを下方向にスライドして枠体10の上半分を開放することができる。このとき、この行程の途中で下方向への加圧を中止すると、既述のコイルスプリング50の引張力とスライド扉20Fの重量との釣り合い関係及びスライド扉20Fとスライドレール15との間の摩擦等によって、スライド扉20Fは任意の高さ位置に停止しその状態を保持する。
図1に示すようなスライド扉20Rの閉鎖状態においてスライド扉20Rの把手21を持って上方向に少し力を加えると、スライド扉20Rは、ワイヤ44を介して連結されたコイルスプリング50を収縮させながら、スライド扉20Rの上面が上枠13に接するまで上方向にスライドして枠体10の下半分を開放することができる。なお、スライド扉20Fと同様に、スライド扉20Rは任意の高さ位置に停止可能な状態を保持される。
互いに対向するスライド扉20(スライド扉20F又はスライド扉20R)の外側面と枠体10の内側面とのうちの一方の面(実施例ではスライド扉20F及びスライド扉20Rの外側面)に落下防止機構60が固定され、スライド扉20F又はスライド扉20Rの落下を阻止するようにされている。
落下防止機構60はガイド溝16の溝幅方向のほぼ中央位置を通るように、レール対向面15aに対してそれぞれ接触する押さえつけ部61dが形成されている。この押さえつけ部61dは、ガイド溝16の溝幅よりも狭く形成され、溝幅方向に二又の弧を描きつつ膨出する弓型円弧状形態を有している。そして、押さえつけ部61dはレール対向面15aとの接触により弾性変形してガイド溝16の溝幅内に挿入され、弾性変形した反力でガイド溝16と密接した摩擦力によりスライド扉20は保持される。また、落下防止機構60をガイド溝16から取り外したとき、押さえつけ部61dは弾性復帰して、その最大幅が溝幅よりも大となるように設定されている。なお、上部落下防止機構60Tは円筒状又は円柱状のリール部61fが形成されており、このリール部61fにワイヤ44の一端が巻き付け固定される。
落下防止機構60はスライド扉20Fとスライド扉20Rの各上下位置に上部落下防止機構60Tと下部落下防止機構60Bが備えてある。さらに、スライド扉20がガイド溝16に沿って上方向に最大限移動している状態の下部落下防止機構60Bの位置と、下方向に最大限移動している状態の上部落下防止機構60Tの位置とを同一場所に設定している。
さらにその同一場所のスライドレール15(ガイド溝16)の面にシート70が密着して付いている。
このシート70はスライド扉20が上方に最大限移動している状態の下部落下防止機構60Bの押さえつけ部61dと接触するスライドレール15(ガイド溝16)の位置に設けてあり、スライド扉20が下方に最大限移動しても上部落下防止機構60Tの押さえつけ部61dと接触する構造である。
また、シート70の厚さは、ガイド溝16の溝幅を狭くするように設定してあり、落下防止機構60が接触すると押さえつけ部61dの弾性力が増し、且つ、摩擦抵抗を増幅しスライド扉20の静止保持力が強くなる機構である。
シート70を上記で述べた位置に1ヶ所設けることにより、スライド扉20が最上方に移動した位置と最下方に移動した異なった位置で静止保持力を強くすることが出来る。
このため、スライド扉20が最上方に移動した位置とスライド扉20が最下方に移動した位置の2ヶ所にシート70を設ける必要がなく、組立作業の簡素化が図れる。
本発明の一実施例である食器棚の昇降扉ユニットの斜視図。 本発明の一実施例である食器棚の昇降扉ユニットの正面図。 本発明の一実施例である食器棚の昇降扉ユニットの右側面図。 本発明にかかるシートの作動説明図。
符号の説明
1 食器棚(物品収納キャビネット)
2 昇降扉ユニット
10 枠体
15 スライドレール
16 ガイド溝
20 スライド扉
20F スライド扉
20R スライド扉
41 滑車
41F 定滑車
41R 定滑車
43F 動滑車
43R 動滑車
44 ワイヤ(吊下げ部材)
50 コイルスプリング(付勢部材)
60 落下防止機構
60T 上部落下防止機構
60B 下部落下防止機構
61d 押さえつけ部
61f リール部
70 シート

Claims (2)

  1. 前面に開口部を備える食器棚において、
    前記開口部にガイド溝を備え、前記ガイド溝を上下にスライドするスライド扉と、
    前記スライド扉自体に備えられた落下防止機構と、前記落下防止機構を補助する補助機構とからなることを特徴とする食器棚。
  2. 前記落下防止機構が前記ガイド溝への押さえつけ手段であり、かつ前記スライド扉の上下にそれぞれ備えられ、また前記補助機構が前記押さえつけ手段のそれぞれ対応する位置に配置されるシートであることを特徴とする請求項1記載の食器棚。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3196353U (ja) * 2014-12-22 2015-03-05 株式会社八木研 仏壇
CN114541942A (zh) * 2022-02-22 2022-05-27 浙江泰昌人防设备有限公司 一种人防门

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