JP2007254951A - 水切溝用形成治具およびこれを使用した水切溝の形成方法 - Google Patents

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Kazuhiro Kobayashi
和宏 小林
Jun Kaneda
潤 金田
Tadashi Nakamura
匡志 中村
Takeshi Kurohiji
健 黒肱
Masahiro Shimizu
正広 清水
Fumitake Koeda
小枝文武
Kyoko Uchibori
京子 内堀
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Abstract

【課題】水切溝が簡単に形成できる水切溝用形成治具および水切溝の形成方法を提供することである。
【解決手段】水切溝用形成治具1は、底面に嵌合溝5を備えた函形でかつ長尺の水切溝形成枠体2と、前記嵌合溝5に挿入されるガイド片6を備えたガイド体3とから構成され、前記水切溝形成枠体2の両側板4が下側に向かって漸次内側に傾斜して形成され、ガイド体3のガイド片6が上側に向かって漸次外側に傾斜して形成されたことである。
【選択図】図1

Description

本願発明は水切溝用形成治具およびこれを使用した水切溝の形成方法に関するものである。
従来の水切溝、例えばバルコニーの下面や軒天の天井部おける水切溝は、図7に示すように、型枠17の底板18に断面台形の水切溝形成用型材19を固定した後、型枠17内にコンクリート20を打設し、このコンクリート20の硬化後、型枠17を解体するとともにコンクリート20内に埋設された水切溝形成用型材19をバール21などで取り外して形成していた。またその他の水切溝の形成方法としては、例えば特開平11−22031号の発明が知られている。
特開平11−22031号公報
しかし、上記の水切溝の形成方法は、コンクリートに埋設された水切溝形成用型材の取り外しが困難であり、また取り外しに使用するバールなどで水切溝およびその周りのコンクリートを欠いてしまい、この欠いた部分の左官修理が必要になり、かつこの補修部の剥離による落下の恐れもあった。
本願発明はこれらの問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、水切溝が簡単に形成できる水切溝用形成治具および水切溝の形成方法を提供することである。
以上の課題を解決するための水切溝用形成治具は、底面に嵌合溝を備えた函形でかつ長尺状の水切溝形成枠体と、前記嵌合溝に挿入されるガイド片を備えたガイド体とから構成され、前記水切溝形成枠体の両側板が下側に向かって漸次内側に傾斜して形成され、ガイド体のガイド片が上側に向かって漸次外側に傾斜して形成されたことを特徴とする。また水切溝形成枠体の外面には突起または凹部が形成されたことを含む。
また水切溝の形成方法は、請求項1または2の水切溝用形成治具におけるガイド体を型枠に固定し、このガイド体に水切溝形成枠体を嵌合した後、前記型枠にコンクリートを打設し、該コンクリートが硬化した後に、前記型枠の解体とともにガイド体を水切溝形成枠体から引き抜くと、該水切溝形成枠体がコンクリート内に埋設されて水切溝が形成されることを特徴とする。またガイド体は型枠にビスで固定されたことを含むものである。
型枠の解体とともにガイド体を水切溝形成枠体から引き抜くと、該水切溝形成枠体がコンクリート内に埋設されて水切溝が簡単に形成できる。また従来のように水切溝形成用型材の取り外しをバールで行う必要がないため水切溝の周囲に欠損部が生じなくなり、これに伴う左官補修や補修部の剥離による落下の恐れもない。また左官補修の手間を省くこともできる。
以下、本願発明の水切溝用形成治具およびこれを使用した水切溝の形成方法の実施の形態を図面に基づいて説明する。はじめに水切溝用形成治具について説明し、その後に、この水切溝用形成治具を使用した水切溝の形成方法について説明するが、各実施の形態において同じ構成は同じ符号を付して説明する。
図1は第1の実施の形態の水切溝用形成治具1の斜視図を示したものであり、この水切溝用形成治具1は水切溝形成枠体2と、該水切溝形成枠体2が嵌合されたガイド体3とから構成されている。この水切溝形成枠体2は塩化ビニルで断面函形(逆台形)でかつ長尺に形成され、両側板4が下側に向かって漸次内側に傾斜して底面に嵌合溝5が形成されている。すなわち両側板4の下端が内側に狭められて内側方向に作用するバネになっている。
またガイド体3は水切溝形成枠体2を嵌合するものであり、上記と同様に塩化ビニルで長尺に形成され。水切溝形成枠体2の嵌合溝5に挿入される一対のガイド片6を備えている。このガイド片6は上側に向かって漸次外側に傾斜して形成され、頂部に内側へ傾斜した挿入片7が形成されている。
この挿入片7によってガイド片6の嵌合溝5への挿入が簡単にでき、嵌合溝5へ挿入する際にはガイド片6を内側に狭め、挿入した後はガイド片6のバネ作用によって簡単に抜けないようになっている。またガイド体3は型枠8の底板9にビス10で固定されているため簡単に取り外せないが、嵌合溝5からは簡単に引き抜けるようなっている。
図2は第2の実施の形態の水切溝用形成治具11の斜視図を示したものである。この水切溝用形成治具11は水切溝形成枠体2の外面に突起12または凹溝13を形成したものであり、これ以外は第1の実施の形態の水切溝用形成治具1と同じ構成である。この突起12と凹溝13とはコンクリートの付着強度を高めるものであり、突起12を長さ方向とは反対の横方向に、凹溝13を長さ方向とは反対の横方向にそれぞれ設けることもできる。
次に、第1の実施の形態の水切溝用形成治具1を使用したバルコニーにおける水切溝の形成方法について説明する。まず図3に示すように、水切溝形成枠体2とガイド体3とが一体になった水切溝用形成治具1を現場において分離し、ガイド体3をバルコニー用の型枠8の底板9にビス10で固定する。
次に、図4に示すように、型枠8の底板9に固定したガイド体3のガイド片6を嵌合溝5に挿入して水切溝形成枠体2をガイド体3に嵌合する。このガイド片6は内側に狭めて嵌合溝5に挿入するため、挿入された後はガイド片6のバネ作用によって水切溝形成枠体2がガイド体3から容易に引き抜けないようになっている。また水切溝形成枠体2の両側板4の下端部も型枠8の底板9に密接されるためコンクリートが水切溝形成枠体2に入り込まないようになっている。
次に、水切溝形成枠体2とガイド体3とが一体になった型枠8内にコンクリート14を打設するが、ガイド体3が底板9にビス10で固定されているため、コンクリート14の打設圧によって水切溝用形成治具1がずれたりすることがない。
次に、図5および図6に示すように、上記のコンクリート14の硬化後に型枠8を解体すると、型枠8の解体に伴って水切溝形成枠体2からガイド体3が抜けて、水切溝形成枠体2のみがコンクリート14内に埋設され、この埋め殺しになった水切溝形成枠体2でバルコニー15の水切溝16が形成される。
このときガイド体3は底板9にビス10で固定されて外れることがないため、型枠8の解体と同時に水切溝16が形成できる。したがって、水切溝16の周囲に欠損部が生じたり、この欠損部の左官補修をする必要もなく、補修部の剥離による落下の心配をする必要もない。
なお、この水切溝の形成方法はバルコニーに限らず、その他の箇所の水切溝も同じ方法で形成する。
第1の実施の形態の水切溝用形成治具の斜視図である。 (1)および(2)は第2の実施の形態の水切溝用形成治具の斜視図である。 ガイド体を型枠の底板に固定した断面図である。 型枠にコンクリートを打設した断面図である。 型枠を解体する断面図である。 水切溝が形成されたバルコニーの断面図である。 (1)および(2)は従来の水切溝の形成方法の断面図である。
符号の説明
1、11 水切溝用形成治具
2 水切溝形成枠体
3 ガイド体
4 両側板
5 嵌合溝
6 ガイド片
7 挿入片
8、17 型枠
9、18 底板
10 ビス
12 突起
13 凹溝
14、20 コンクリート
15 バルコニー
16 水切溝
19 水切溝形成用型材
21 バール

Claims (4)

  1. 底面に嵌合溝を備えた函形でかつ長尺の水切溝形成枠体と、前記嵌合溝に挿入されるガイド片を備えたガイド体とから構成され、前記水切溝形成枠体の両側板が下側に向かって漸次内側に傾斜して形成され、ガイド体のガイド片が上側に向かって漸次外側に傾斜して形成されたことを特徴とする水切溝用形成治具。
  2. 水切溝形成枠体の外面には突起または凹部が形成されたことを特徴とする請求項1に記載の水切溝用形成治具。
  3. 請求項1または2の水切溝用形成治具におけるガイド体を型枠に固定し、このガイド体に水切溝形成枠体を嵌合した後、前記型枠にコンクリートを打設し、該コンクリートが硬化した後に、前記型枠の解体とともにガイド体を水切溝形成枠体から引き抜くと、該水切溝形成枠体がコンクリート内に埋設されて水切溝が形成されることを特徴とする水切溝の形成方法。
  4. ガイド体は型枠にビスで固定されたことを特徴とする請求項3に記載の水切溝の形成方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011226099A (ja) * 2010-04-16 2011-11-10 Ohbayashi Corp 誘発目地形成部材及びそれを用いた誘発目地形成方法並びに誘発目地構造
JP2014205998A (ja) * 2013-04-12 2014-10-30 両一 今野 鉄筋コンクリート造の水切り構造

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