JP2007254315A - 岩塩含有口腔用衛生組成物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】岩塩、特にはマグネシウム含量が少なくカルシウムなどのミネラルが豊富に含まれ且つ苦味が無くて、まろやかなほのかな甘みも有しているモンゴル産岩塩を使用した歯磨き組成物などの口腔用衛生組成物、さらに当該岩塩、例えば、モンゴル産岩塩に、必須アミノ酸を配合した水溶液の状態の歯磨き組成物などの口腔用衛生組成物である。
【選択図】なし
Description
練り歯みがき組成物中、塩の含有量を多くすると、塩辛さが強くなり、ニガミ、カラミにより嗜好性が著しく損なわれるという欠点があった。この改良を図るため、海洋深層水を利用した歯みがき組成物も提案されている〔特許文献1〕。
また、現在使用されている歯みがき類は、歯の清掃ばかりでなく、口中爽快感を与えるが、さらには含まれている薬効成分による歯の再石灰化促進作用、歯肉炎予防、歯石予防、口臭予防などのメッリトも有している。例えば、歯垢除去作用についてみてみると水だけの場合と比較して2.4倍効果があるというデータもある。
さらに、アレルギーを引き起こす恐れのある成分、強力な洗浄剤であり、肌の刺激物として知られたラウリル硫酸ナトリウム、微量でも毒性があるプロピレングリコールなどが配合されていることも問題が大きい。すなわち、プロピレングリコールは、ラウリル硫酸ナトリウムと同様に分子量が非常に小さいので、体内に素早く吸収され、目や脳、心臓、肝臓にとどまり、長期にわたって害を及ぼす恐れのある大変危険な物質であり、また、成人の白内障の原因となったり、子供の目の発育を妨げることもある。合成洗剤入りの歯みがきがタンパク質と結合して結果的に味覚神経を鈍らせることもある。食物などから摂取されることとなった毒物は肝臓などの内臓の排毒機能により90%は排泄されるが、皮膚などから体内に入ったものは直接血管を流れ、汗や涙で10%しか排泄されないと考えられる。また、特に舌下は体の中でも最も吸収率の高いところでもある。
本発明は従来技術に基づく歯みがき類が持つ危険を除去し、歯の本来の姿である清浄による殺菌効果、清潔感、爽快感及び歯茎を引き締める効果をもたらし、さらに最も体内吸収の早い舌下の吸収機能を積極的に利用して、体に必要なあるいは健康保持に有効な成分、例えば、アミノ酸、ミネラルなどを吸収並びに吸収促進せしめ、歯及び/又は口腔内の
清掃、保健、美化、口臭除去などを図ると共に、長期にわたる身体への好影響をもたらすことにある。
本発明者等は、塩(成分)として海水(由来の)塩でなく岩塩を歯みがき組成物などの口腔用衛生組成物中に含有させることによって、岩塩自体に含まれる独特のミネラル成分を有効利用し、且つ、それ自体身体に様々な生理活性を示すアミノ酸を口腔粘膜を経由するなどして利用でき、嗜好性が良好で、かつ歯肉炎、歯槽膿漏の予防など、治療効果が期待でき且つ優れた使用感を与えることを見出し本発明を完成したものであって、その目的とするところは、天然微量元素とミネラル分補給、さらにはアミノ酸の摂取も期待できる歯みがき組成物などの口腔用衛生組成物を提供するにある。
本発明の一つの態様では、次のものが提供される。
〔1〕岩塩を含有することを特徴とする口腔用衛生組成物。
〔2〕歯磨き組成物であって、岩塩を0.1〜35.0重量%含有したことを特徴とする上記〔
1〕記載の口腔用衛生組成物。
〔3〕ミネラル分補給用であることを特徴とする上記〔1〕又は〔2〕記載の口腔用衛生組成物。
〔4〕水溶液の剤形であることを特徴とする上記〔1〕〜〔3〕のいずれか一記載の口腔用衛生組成物。
〔5〕岩塩が、モンゴル岩塩であることを特徴とする上記〔1〕〜〔3〕のいずれか一記載の口腔用衛生組成物。
〔6〕岩塩及びアミノ酸を含有していることを特徴とする上記〔1〕記載の口腔用衛生組成物。
〔7〕構成成分が岩塩、アミノ酸及び蒸留水からなるのみである液状歯磨き組成物であって、岩塩がモンゴル岩塩であり、アミノ酸はアラニン、システイン、アルパラギン酸、グルタミン酸、フェニルアラニン、グリシン、ヒスチジン、イソロイシン、リジン、ロイシン、メチオニン、アルパラギン、プロリン、グルタミン、アルギニン、セリン、スレオニン、バリン、トリプトファン及びチロシンからなる群から選択されたものであることを特徴とする上記〔1〕記載の口腔用衛生組成物。
〔8〕アミノ酸成分として、少なくとも、トリプトファン、メチオニン、リジン、フェニルアラニン、ロイシン、イソロイシン、バリン、スレオニン、ヒスチジン及びアルギニンからなる群から選択されたものあるいはBCAA、メチオニン及びアルギニンからなる群から選択されたものを含有していることを特徴とする上記〔6〕又は〔7〕記載の口腔用衛生組成物。
能にし、歯や歯茎などの口腔の清掃、保健、美化、口臭除去などを図るだけでなく、アミノ酸の発揮する効能を利用することを可能にする。好ましい態様では、従来技術に基づく歯みがき類が持つ危険を除去できる。
本発明のその他の目的、特徴、優秀性及びその有する観点は、以下の記載より当業者にとっては明白であろう。しかしながら、以下の記載及び具体的な実施例等の記載を含めた本件明細書の記載は本発明の好ましい態様を示すものであり、説明のためにのみ示されているものであることを理解されたい。本明細書に開示した本発明の意図及び範囲内で、種々の変化及び/又は改変(あるいは修飾)をなすことは、以下の記載及び本明細書のその他の部分からの知識により、当業者には容易に明らかであろう。本明細書で引用されている全ての特許文献及び参考文献は、説明の目的で引用されているもので、それらは本明細書の一部としてその内容はここに含めて解釈されるべきものである。
別の好ましい態様では、本発明は、必須アミノ酸などのアミノ酸と共に岩塩を主要有効成分として含有しており、岩塩成分とアミノ酸成分とが相乗的に機能して、嗜好性が良好で、体に必須のアミノ酸の摂取と同時にミネラル分なども摂取が期待でき、かつアミノ酸の有する効能と共に歯肉炎、歯槽膿漏の予防などの治療効果が期待でき且つ優れた使用感を与える、歯みがき組成物などの口腔用衛生組成物を提供する。さらなる好ましい態様では、本発明は、必須アミノ酸などのアミノ酸と共にモンゴルで産出する岩塩を主要有効成分として含有していることを特徴とする口腔用衛生組成物であって、おいしささえ感じる嗜好性良好の、そしてアミノ酸摂取と同時にミネラル分なども摂取が期待でき、かつアミノ酸摂取によって生体へ効能が期待できると共に塩による歯肉炎、歯槽膿漏の予防などの治療効果が期待でき且つ優れた使用感を与える、歯みがき組成物などの口腔用衛生組成物を提供する。
ば、オウス湖(Uvs Nuur)とロシア国境の間のダフスト山にある岩塩鉱床から産出されるものが挙げられるが、これに限らずモンゴルでは様々な種類の岩塩が産出され、それらも包含されて良い。鉱床から採掘された岩塩は、通常、破砕後洗浄し(溶解するのではない)、次に再度破砕(例えば、5〜10 cmの大きさ、あるいは例えば、150g程度の握り拳大の大きさ)してから不純物を除去する。そして機械による粉砕処理をした後、必要に応じて鉄分の除去をし、フィルターにかけてサイズ選別を行い、不純物などを最終チェックして製品とされる。
当該岩塩は、数億年前の海水成分が、その後の地殻変動や火山活動の結果、そのまま岩塩となったものと考えられており、その後の大気や水の汚染にさらされたことの無いものであることから、公害汚染、地上で使用されている油類や化学物質、特に農薬等の有害物質に起因する汚染の影響を受けておらず、しかも極めて純粋な形態で現在にまで残ったものである。したがって、凝固防止剤などは一切含まれることは無い。
ってもよい。
代表的なモンゴル岩塩は、塩化ナトリウム以外にカルシウム、カリウム、鉄、亜鉛などのミネラル分が多く含まれているが、その他に人体に必須な栄養素である微量の元素が含まれていると言われ、近年、マグネシウムが少なく、味覚的にも優れていることから、料理、食品、飲料、醤油、漬物等への応用など注目されてきている。モンゴル岩塩は、安全性が極めて高く、バランス良く含まれる天然微量元素とミネラルをより有効に利用することができる。
以下に、モンゴルのダフスト山にある岩塩鉱床から産出されるものの主な成分を表1に示す。
〜30.0重量%含有することを特徴とするが、更には、好ましくは、0.5〜25.0重量%、よ
り好ましくは、0.5〜20.0重量%、さらに好ましくは、0.5〜15.0重量%、ある場合には好ましくは0.5〜10.0重量%、より好ましくは、1.0〜5.0重量%、さらに好ましくは、0.7〜4.3重量%である。別の態様では、好ましくは、0.5〜5.0重量%、より好ましくは、1.0〜4.5重量%、さらに好ましくは、2.5〜4.0重量%である。海水に溶解している塩類の濃度
は平均的には3.5重量%であり、これを基準として当該岩塩、例えば、モンゴル塩をその
濃度にすることは好ましい。0.1重量%以上配合すると、必須の微量元素とミネラルを採
取する効果が高い。特に、モンゴル岩塩を配合した口腔用衛生組成物は、苦味が無く、まろやかで、ほのかな甘みさえ感じるものである。当該口腔用衛生組成物使用により、口腔粘膜を介して岩塩に含まれるカルシウム、カリウム、鉄、亜鉛などのミネラル分、その他の人体に必須な栄養素である微量の元素の利用も期待できる。
また、本発明の一つの実施形態としては、岩塩粉末などを水に溶解した塩水をそのまま液体歯みがき、マウスウォッシュ等に含有させる方法等が挙げられる。
精製水、蒸留水、無菌飲料水などに溶解せしめて、完全に溶解して得られた塩水の水分を減量して塩水に含まれる天然塩が析出し始める飽和塩水である。本発明の実施形態として、岩塩より得られた飽和水をそのまま使用することもできる。本発明の典型的な態様では、上記説明したような岩塩(好適にはモンゴル岩塩)の濃度となるようにした水溶液形態の組成物であってよい。特に好適には、岩塩を蒸留水に海水基準濃度に溶解・希釈し、好適にはそれにアミノ酸を配合し、それを直接歯に適用できる形態としたものが挙げられる。
好適な態様では、本発明の歯みがき組成物は、岩塩とアミノ酸とを含有している液状物とすることができる。該液状歯みがき組成物は、歯あるいは口腔に直接又は間接的に噴霧できるものが好適な使用感が得られたり、使いやすいことから好ましい。歯に直接的に噴霧できるものは好適である。また、本歯みがき組成物においては、人工的に化学合成された成分、例えば、上記した湿潤剤、研磨剤、粘結剤、発泡剤、甘味剤、香料成分、その他薬効剤、殺菌剤等であって化学合成された成分を配合しない形態のものが好ましい。
児の栄養に欠かせないことから、ヒスチジンを含めたものの9種を、一般的に指している。このうちバリン、ロイシン、イソロイシンの3種は、分岐鎖アミノ酸(branched-chain amino acids: BCAA)と総称されている。
ことで、セットで相乗効果を発揮して、成長、脳の活性、疲労回復(例えば、中枢性疲労
回復なども含む)、脂肪燃焼(例えば、内臓脂肪の減少を含む)、運動時の筋疲労抑制や持
久力向上、運動時の筋タンパク減少の抑制、損傷した筋肉の回復、集中力アップなどの効果を促進することが知られている。BCAAを補給すると、筋肉の損傷や筋力の低下を予防でき、筋タンパクの分解抑制を図ることができる。また補給された余分なBCAAは、運動エネルギーに利用することができるため、その分エネルギー源の余剰がスタミナを長時間維持することになる。さらに運動直後にBCAAを補給すれば、筋肉の損傷をすばやく回復し、筋肉痛や筋肉疲労を防ぐことが可能であると考えられる。BCAAは、マグロの赤身、大豆ペプチド、植物あるいは動物タンパク質の酵素処理物、植物あるいは動物資源を醗酵処理などして得られた製品などに豊富に含有されており、それらから得られた精製品又は半精製品などを利用できる。
またアミノ酸のうち、アルギニンは、成長の早い乳幼児期では、体内での合成量が十分でなく不足しやすいため、これは準必須アミノ酸と呼ばれる。同様の理由から、システインとチロシンも準必須アミノ酸として扱われる場合もある。
アルギニンは成長ホルモンの分泌に深く関係している。筋肉を増強するためにも筋肉の損傷を修復するためにも成長ホルモンは不可欠であり、アルギニンを補給すると筋タンパク質合成を促進すると考えられる。更に、アルギニンは免疫増強作用ももっている。また、ウイルスを攻撃する免疫細胞のマクロファージを活性化してくれる。血管を拡張せしめて血液を通り易くするために重要な役割を果たしている(例えば、血管拡張に必要な一酸
化窒素はアルギニンから作られることが知られている)。体内の余分なアンモニアを除去
するのに有用なアミノ酸で、免疫力を高めることも知られている。アルギニンは体内に吸収されることで、体内でのエネルギーの燃焼、細胞のターンオーバー、成長ホルモンの分泌促進、免疫細胞の構成などの様々な効能を促進させる。
グルタミンには免疫細胞の発育と増殖を促進させる機能があり、グルタミンを摂取していると風邪等の感染症にかかりにくい。グルタミンが十分にあると、リンパ球や免疫細胞のマクロファージが大量に産出されウイルスや細菌を撃退する。また、グルタミンはロイシン同様に筋タンパク質の合成促進と分解抑制の両方の作用があり、筋力アップと筋肉の損傷の補修に重要な役割を担う。グルタミンは筋肉中に豊富に存在するアミノ酸で、ロイシンと同じように筋たんぱく質の合成を助け、分解を抑制する働きをする。また、激しい運動を続けると多くの臓器でグルタミンが必要になるため、スポーツをする時にはグルタミンの補給も大切である。各アミノ酸が有効な身体症状並びに各アミノ酸の発揮する効能効果についてまとめたものを表2及び3に示す。本発明ではそれらを利用する目的で各アミノ酸を本発明の歯みがき組成物に配合できる。
場合によっては、嗜好性を向上するため、例えば、幼児や女性などへの適用対象製品には、甘味剤、香料成分、香味剤などを添加することができる。
甘味剤としては、アスパルテーム、サッカリンナトリウム、グリチルリチン酸塩、ステビア、キシリトール、イノシトール、還元パラチノース、スクラロース等を適宜使用できる。甘味剤の含有量は、配合する場合、好ましくは、1.0〜5.0重量%である。
香料成分としては、L-メントール、DL-メントール、アセトフェノン、カルボン、アネ
トール、シトラール、シトロネロール、オイゲノール、ゲラニオール、リモネン、アニスアルデヒド、クミンアルデヒド、アニシルアルコール、ベンジルアセテート、ブチルアセテート、ボルネオール等を適宜使用することができ、香味剤としてペパーミント香料、スペアミント香料、ダブルミント香料、いちご香料、レモン香料などを適宜使用することができる。香料成分又は香味剤の含有量は、配合する場合、好ましくは、0.1〜3.0重量%である。これらのものは、好適には天然由来のものが使用される。
れている。それは閉栓状態であれば冷暗所にて保存期間6年も可能とされている。該岩塩の主成分はナトリウム、カリウム、カルシウムで一般的に世界中で広く産出され、そのうち食に適する含有物を多く含むものが日常的に市販されており、それらのものの中から選択して使用できる。該岩塩としては、上記した岩塩から適宜選択使用できるが、好適なものとしてはモンゴル産岩塩が挙げられる。モンゴル産岩塩は、岩塩100gあたりの成分をみてみると、ナトリウム39.1g、カルシウム292mg、鉄 3.08mg、亜鉛252μg、カリウム35.2mg、銅22μg、マグネシウム5.2mg、マンガン405μg、リン1mg以下、ヨウ素0.5mg以下、ク
ロム0.05mg以下、セレン5μg以下〔(有)アリマ・ジャパンより購入のもの〕といった値を示し、他の岩塩と比べて微量ミネラルの含有があって、海水濃度基準に溶解し服用することで健康増進に適するものでもある。該配合アミノ酸としては、好適には必須アミノ酸又はその混合物が挙げられる。該配合アミノ酸としては、好適にはBCAAが挙げられる。さらに該配合アミノ酸としては、好適にはメチオニン、アルギニンが挙げられる。
当該歯みがき組成物中必須アミノ酸の含有量は、当該歯みがき組成物100g中、例えば、0.01〜5.0g、好ましくは0.05〜3.0g、より好ましくは0.1〜2.0gであってよい。また、当
該歯みがき組成物中BCAAの含有量は、当該歯みがき組成物100g中、例えば、0.01〜2.0g、好ましくは0.05〜1.5g、より好ましくは0.1〜0.7gである。メチオニンの含有量は、当該
歯みがき組成物100g中、例えば、0.005〜0.5g、好ましくは0.01〜0.2g、より好ましくは0.05〜0.15gである。アルギニンの含有量は、当該歯みがき組成物100g中、例えば、0.01〜0.5g、好ましくは0.02〜0.2g、より好ましくは0.1〜0.15gである。また、当該歯みがき組成物中バリンの含有量は、当該歯みがき組成物100g中、例えば、0.005〜1.0g、好ましく
は0.01〜0.5g、より好ましくは0.05〜0.3gであってよい。当該歯みがき組成物中ロイシンの含有量は、当該歯みがき組成物100g中、例えば、0.005〜1.0g、好ましくは0.01〜0.5g
、より好ましくは0.05〜0.3gであってよい。当該歯みがき組成物中イソロイシンの含有量は、当該歯みがき組成物100g中、例えば、0.005〜1.0g、好ましくは0.01〜0.5g、より好
ましくは0.05〜0.3gであってよい。
〜1.2g、イソロイシン0.06〜0.6g、リジン0.04〜0.48g、メチオニン0.02〜0.28g、フェニルアラニン0.04〜0.48g、スレオニン0.03〜0.32g、トリプトファン0.006〜0.068g、ヒス
チジン0.015〜0.152g(アミノ酸の合計 0.40〜4.30g)を配合してあるもの、別の例では、バリン0.03〜0.31g、ロイシン0.04〜0.46g、イソロイシン0.03〜0.37g、グルタミン0.05
〜0.54g、アルギニン0.05〜0.52g (アミノ酸の合計 0.20〜2.20g)を配合してあるもの、あるいは、バリン0.01〜0.1g、ロイシン0.02〜0.2g、イソロイシン0.01〜0.1g、アルギニン0.01〜0.1g (アミノ酸の合計 0.05〜0.5g)を配合してあるもの、又は、バリン0.1〜0.2g、ロイシン0.2〜0.4g、イソロイシン0.1〜0.2g、アルギニン0.1〜0.2g (アミノ酸の合
計 0.5〜1.0g)を配合してあるものなどが挙げられる。
岩塩の含有量は、当該歯みがき組成物100g中、例えば、0.01〜35g、好ましくは3.0〜4.0g、より好ましくは約3.5g(海水濃度基準)である。蒸留水の含有量は、当該歯みがき組成物100g中、以上の成分の残部である。
本発明は岩塩由来の天然微量元素とミネラルを含む天然塩を所定量配合してあって、歯肉炎、歯槽膿漏の予防など、治療効果が期待でき、微量元素とミネラルの摂取に効果的な口腔用衛生組成物であるが、上記の配合物以外として、他の成分を併用することもできる。例えば、ウイキョウ抽出物、カンゾウ抽出物等の生薬成分を配合して、より一層の、う蝕及び歯周病予防効果、さらには歯周病の予防等の効果などを得るようにしてよい。
本発明の組成物は、成分をその好適な相対的な量でもって、好適な順序あるいは好都合な順序でもって一緒になるように混合し、所望により、必要に応じて、最後にpHを所望の値に調整するなどのことを含んでいてよい慣用的な方法あるいは手段により調製できる。
以下に実施例を掲げ、本発明を具体的に説明するが、この実施例は単に本発明の説明のため、その具体的な態様の参考のために提供されているものである。これらの例示は本発明の特定の具体的な態様を説明するためのものであるが、本願で開示する発明の範囲を限定したり、あるいは制限することを表すものではない。本発明では、本明細書の思想に基づく様々な実施形態が可能であることは理解されるべきである。全ての実施例は、他に詳細に記載するもの以外は、標準的な技術を用いて実施したもの、又は実施することのできるものであり、これは当業者にとり周知で慣用的なものである。尚、組成物中の%は、重量%を示す。
しているのか否かを、その種類を隠して直接塩の粉末を歯ブラシにつけて歯を磨くことでモニターテストを実施して評価した。候補の塩としては、5種の岩塩、すなわち、2種のシチリア岩塩(ティエラ株式会社(T)及びマスコットフーズ株式会社(C))、ドイツ岩塩(名エン株式会社(D))、モンゴル岩塩(株式会社アリマジャパン(M))、ボリヴィア・赤岩塩(株式会社あがりび(B))、そして海水塩として伯方の塩(伯方塩業株式会社(H))を2週間使用してテストした。パネラーとしては、男性4人、女性5人の計8人で、年齢構成は10代未満(男女各1名)、30代(男女各2名)、50代(女1名)、60代(男女各1名)であった。
「エマージェンシーウォーター」蒸留水:有限会社ブレイン〕を入手して、下記表5に示
される配合比率で液体歯みがき組成物を調製した。
上記により調製された液体歯みがき組成物を用いて、パネラーによる2週間毎日使用の官能評価を行った。パネラーとしては、男性5人、女性6人の計11人で、年齢構成は10代未満(男女各1名)、20代(男2名)、30代(男女各2名)、40代(女1名)、60代(男女各1名)であった。
に対してはいずれもつやがでてきたとか、色が良くなったように感じるとの評価を得た。意外なことに口内炎に罹患していると思われる者で市販歯みがきでは刺激を感じていた者で、刺激を特に感じなかったとの回答があった。配合例Dで、歯茎に幾分強く働くとの感
触があるとの回答であった。しかし、全般に思ったほど歯肉に不快な刺激を与えるようなことはないことが判明した。いずれの配合剤も使用開始当時は塩辛さを感じるとしていたが、慣れるに従い問題とはならないというように変化した。配合例Dで、幾分、塩辛さが
強く感じられるとの評価であったが、おおむね良好な味(あるいはおいしい味)がするとの
評価を得られる結果となった。いずれの配合も、「スッキリする」とか「口中がサッパリした」との回答で、さらに「口の中のねばねばが落ちる」とか「歯がサラリとした感じがする」、さらには「歯がきれいになった感じがする」などの良好な爽快感や清浄感が得られるとの評価が得られた。配合例Aでは幾分味が尾を引くとの評価であったが、他のもの
は特に問題となる味が残るとの問題は指摘されなかった。歯磨き後の飲食に及ぼす影響についてみると、配合例Aで後味が残るためか、僅かにその影響がある感じがするとの回答
があったが、他のものでは、ジュースなどがおいしく飲めるなど優れたものであるとの評価を得た。特に、市販の歯みがきと比較すると、抜群の評価と言えるとされた。
また、10才未満の幼児においても、爽快感、清浄感が得られるとの回答を得、味についても「カラミ」を感じることなく、良好な味覚性状を示すことが判明した。
化アルミニウム、湿潤剤:グリセリン,PG、粘結剤:カルボキシメチルセルロースナトリウ
ム、薬用成分:モノフルオロリン酸ナトリウム、発泡剤:ラウリル硫酸ナトリウム、甘味剤:サッカリンナトリウム、保存料:パラベン含有の市販練り歯みがき製品(「イチゴ」又は
「メロン」の香味剤含有製品:市販品A)を使用し、成人である大人用には、表示成分とし
て清掃剤:重質炭酸カルシウム、湿潤剤:ソルビット液,PG、粘度調整剤:無水ケイ酸、粘結剤:カルボキシメチルセルロースナトリウム、薬用成分:モノフルオロリン酸ナトリウム、発泡剤:ラウリル硫酸ナトリウム,ラウロイルサルコシンナトリウム、甘味剤:サッカリン
ナトリウム、保存料:塩化ベンザルコニウム含有の市販練り歯みがき製品(「フレッシュミント」の香味剤含有製品: 市販品B)を使用〕、そして、実施例2の液体歯みがき組成物配合例B、及びモンゴル岩塩の代わりに海水塩(塩分99%以上、財団法人塩事業センター)
を含有する以外は実施例2の配合例Bと同じ組成のもの(配合例E)を準備した。配合例B
及び配合例Eのものは、実施例2と同様にして調製した。市販歯みがき製品は当該製品の
使用指示に従って用い、配合例B及びEのものは、歯に噴霧して適用した後歯ブラシで歯を磨いた。
上記歯みがき組成物につき、パネラーによる2週間毎日使用の官能評価を行った。パネラーとしては、男性18人、女性10人の計28人で、年齢構成は子供(男8名、女6名)、そして30代以上の大人(男6名、女8名:計14名)であった。
主に歯磨きの前後で飲食物(ジュースや米食)の味に対する影響をテストした。
ジュースを飲むとかごはんを食べるなどの飲食をしても、市販歯みがき使用の後のように変な味がするとか飲食物がおいしくないと感じるようになるなどのことはなく、また海水塩を配合した場合よりも良好な味覚感覚を与えて好ましいとの評価が得られた。つまり、実施例2の液体歯みがき組成物使用の場合、おいしいとさえ感じるとの評価がより多くの
比率で得られた。また、子供での評価では、市販はみがきが甘くしてあるためか、歯磨き後の飲食でジュースが変な味となったとかごはんの味が変になったと回答したものが多かった。これに対して液体歯みがき組成物(配合例B及びE)ではいずれも味は変わらないとかおいしく感じたと回答する比率が圧倒的であった。比較すると配合例Bの方が配合例Eより好結果の回答がまさった。就寝前に歯を磨いた後の評価としては、実施例2の液体歯みがき組成物(配合例B)及び市販はみがき共に、「気持ちが良くなる」、「サッパリする」と
か「ねばねば感がなくなる」との評価が大多数であったが、配合例Bでは泡が出ないので
本当にきれいになっているのかという意見も存在していた。ただ、実施例2の液体歯みがき組成物(配合例B)の場合は、歯みがきの後味が残るとか後味が悪いということはないと
いう好結果であった。これは配合例Eでも同様であった。子供での評価でも、「気持ちが
いい」、「サッパリする」とか「ねばねば感がなくなる」との評価が大多数であった。
所定の構成成分、例えば、岩塩及びアミノ酸を均一に混ぜ、口内に適量入れるには、液体化が最適と判断され、またその製造も極めて容易に行うことができるものと判断された。
液体を一定量歯に適用する(かける)には噴霧タイプが最も少量で済んで、効果的なこと、そして口内の歯の必要部分に到達させることが可能であり、さらに、幼児、認知症患者などの歯磨きに対して不自由な人や不得手の人においても補助しやすいことが判明した。小さな容器(例えば、カートリッジ式の円筒状密閉可能な容器)に本発明の液体歯みがき組成物を収容した製品は、携帯性があり便利である。噴霧タイプの携帯用容器は従来市販されているものなどを活用することが十分可能であり有利であると考えられる。
本発明のスプレータイプ液体岩塩歯みがきは、必須アミノ酸・アミノ酸配合であり、危惧されるような化学物質を一切配合せず、岩塩という天然の塩を、海水基準濃度に薄めるなどして、人体に必要なアミノ酸類を配合したもので、塩の作用により歯の殺菌、清浄を可能にし、且つ、長期にわたって使用してもかえってアミノ酸類を体内に吸収し、より好影響をもたらす。
き、一方、従来市販の歯みがき類に含まれる成分の舌下吸収の危険も回避できて、健康に役立つことが期待できる。
本発明は、前述の説明及び実施例に特に記載した以外も、実行できることは明らかである。上述の教示に鑑みて、本発明の多くの改変及び変形が可能であり、従ってそれらも本件添付の請求の範囲の範囲内のものである。
Claims (8)
- 岩塩を含有することを特徴とする口腔用衛生組成物。
- 歯磨き組成物であって、岩塩を0.1〜35.0重量%含有したことを特徴とする請求項1記載
の口腔用衛生組成物。 - ミネラル分補給用であることを特徴とする請求項1又は2記載の口腔用衛生組成物。
- 水溶液の剤形であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一記載の口腔用衛生組成物。
- 岩塩が、モンゴル岩塩であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一記載の口腔用衛生組成物。
- 岩塩及びアミノ酸を含有していることを特徴とする請求項1記載の口腔用衛生組成物。
- 構成成分が岩塩、アミノ酸及び蒸留水からなるのみである液状歯磨き組成物であって、岩塩がモンゴル岩塩であり、アミノ酸はアラニン、システイン、アルパラギン酸、グルタミン酸、フェニルアラニン、グリシン、ヒスチジン、イソロイシン、リジン、ロイシン、メチオニン、アルパラギン、プロリン、グルタミン、アルギニン、セリン、スレオニン、バリン、トリプトファン及びチロシンからなる群から選択されたものであることを特徴とする請求項6記載の口腔用衛生組成物。
- アミノ酸成分として、少なくとも、トリプトファン、メチオニン、リジン、フェニルアラニン、ロイシン、イソロイシン、バリン、スレオニン、ヒスチジン及びアルギニンからなる群から選択されたものあるいはBCAA、メチオニン及びアルギニンからなる群から選択されたものを含有していることを特徴とする請求項6又は7記載の口腔用衛生組成物。
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