JP2007254093A - エスカレータシステム - Google Patents

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栄文 池田
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Abstract

【課題】地震などでエスカレータ設備自動停止した際、直ちにエスカレータ設備の損傷有無を確認させ、エスカレータ設備が損傷していないとき、自動停止したエスカレータ設備を復旧させて、利用者の利便性を大幅に向上させる。
【解決手段】地震などで、エスカレータ設備2が自動停止したとき、エスカレータ設備2をテスト運転させるとともに、テスト運転時に得られた消費電力値と、中央監視制御装置5の通常時測定値保存手段41に格納されている通常時の消費電力値との偏差が予め設定されているしきい値以下であるかどうかをチェックし、しきい値以下であるとき、エスカレータ設備2が損傷していないと判定して、エスカレータ設備2の運転を再開させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、地震などが発生したとき、エスカレータ設備の損傷確認を容易にして、エスカレータ設備の早期復旧を可能にするエスカレータシステムに関する。
現在、ビルなどに設置されているエスカレータシステムでは、地震などの災害が発生したとき、エスカレータ設備を自動的に停止させて、人身事故などの重大事故が発生しないようにしている。
地震発生時のエスカレータの運転制御の従来例としては、特許文献1に記載の「エスカレータの地震時制御装置」がある。
特開平9−286584号公報
ところで、従来のエスカレータシステムでは、地震などが発生し、エスカレータ設備が自動停止すると、保守員がエスカレータ設備の各部を点検し、安全を確認した後でなければ、エスカレータ設備の運転を再開させることができない。このため、管理対象となっているエスカレータ設備の数が多いとき、地震で自動停止された全てのエスカレータ設備の運転を再開させるのに時間がかかりすぎるという問題があった。
そこで、このような問題を解決する方法として、各建屋に保守員を常駐させたり、保守員の人数を増やし、地震が発生したとき、管理対象となっている全エスカレータ設備の安全確認時間を短くすることも考えられる。しかし、このような問題解決方法では、人件費がかかりすぎ、保守コストが増大してしまうという問題があった。
本発明は上記の事情に鑑み、地震などで自動停止したエスカレータ設備をテスト運転させ、エスカレータ設備が損傷していないときには自動停止したエスカレータ設備を早期に復旧させて、利用者の利便性を向上させることができるエスカレータシステムを提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために本発明は、建屋の上階と下階とを跨ぐように配置されるエスカレータ設備を持つエスカレータシステムにおいて、前記エスカレータ設備の通常運転時における各部の動作を測定して得られた測定値を保存する通常時測定値保存手段と、前記エスカレータ設備が自動停止したとき、前記エスカレータ設備をテスト運転させて得られた測定値を入力する非常時測定値入力手段と、前記テスト運転で得られた測定値と、前記測定値保存手段に保存されている通常運転時の測定値との偏差が許容範囲内にあるかどうかを判定する判定手段と、判定の結果、前記偏差が許容範囲内にあるとき、運転再開許可を出力して、前記エスカレータ設備の運転を再開させる運転再開制御手段とを備えたことを特徴としている。
また、本発明の他の態様は、請求項2に記載のように、建屋の上階と下階とを跨ぐように配置されるエスカレータ設備を駆動制御する制御装置と、管理センタに設けられた中央監視制御装置とが通信回線を介して接続されて成るエスカレータシステムにおいて、前記中央監視制御装置は、前記エスカレータ設備の通常運転時における各部の動作を測定して得られた測定値を保存する通常時測定値保存手段と、前記エスカレータ設備が自動停止したとき、前記エスカレータ設備をテスト運転させて得られた測定値を入力する非常時測定値入力手段と、前記テスト運転で得られた測定値と、前記測定値保存手段に保存されている通常運転時の測定値との偏差が許容範囲内にあるかどうかを判定する判定手段と、判定の結果、前記偏差が許容範囲内にあるとき、前記制御装置に通信回線を介して運転再開許可を出力して、前記エスカレータ設備の運転を再開させる運転再開制御手段とを備えたことを特徴としている。
ここで、前記測定値保存手段には、通常運転時における前記エスカレータ設備の踏段を駆動する駆動機の消費電力値が保存され、前記測定手段は、前記エスカレータ設備が自動停止したとき、前記エスカレータ設備をテスト運転させて踏段を駆動する駆動機の消費電力値を測定するものである。
本発明によるエスカレータシステムによれば、地震などの災害発生時においてエスカレータ設備が自動停止したとき、エスカレータ設備をテスト運転させて、エスカレータ設備が損傷しているかどうかを確認させ、エスカレータ設備が損傷していないとき、運転を再開するようにしたので、自動停止したエスカレータ設備を早期に復旧させることができ、利用者の利便性を大幅に向上させることができる。
〈第1の実施形態〉
図1は本発明によるエスカレータシステムの一実施形態を示す概略構成図である。
この図に示すエスカレータシステム1aは、建屋の上階側と下階側とを跨ぐように設置されるエスカレータ設備2と、このエスカレータ設備2の運転を制御する制御装置3aとを備えている。
エスカレータ設備2は、骨組みとなるトラス機構4と、このトラス機構4の上部に配置される手すり機構5とを備えている。
トラス機構4の内部には、駆動機6、ブレーキ7、主駆動装置8、ガイドレール9、踏段チェーン10、および踏段鎖歯車11などが配置されている。また、上階側と下階側には、各々操作盤12が設けられている。手すり機構5は、移動手すり13、欄干14などを備えている。そして、建屋側の商用電源から電源電圧が供給され、制御装置3aから運転指示が出力されると、トラス機構4内に配置された駆動機6が駆動されて踏段チェーン10が走行される。これにより、各踏段15が移動するとともに、手すり機構5に設けられた移動手すり13が走行されて乗客が移動される。
また、制御装置3aは、図2に示すように、エスカレータ設備2の通常運転時における各部の動作を測定して得られた測定値を保存する通常時測定値保存手段21と、エスカレータ設備2が自動停止したとき、エスカレータ設備2をテスト運転させて得られた測定値を入力する非常時測定値入力手段22と、この非常時測定値入力手段22で入力された測定値と、通常時測定値保存手段21に保存されている通常運転時に得られた測定値との偏差が許容範囲内にあるかどうかを判定する判定手段23と、判定の結果、偏差が許容範囲内にあるとき、運転再開許可を出して、エスカレータ設備2の運転を再開させる運転再開制御手段24と、地震発生時や運転再開時などにおいてスピーカやブザ、ディスプレイなどで構成された案内装置(図示せず)に対して各種の案内指示を報知する報知手段25とを備えている。
次に、図1に示す概略構成図、図2に示すブロック図を参照しながら、第1実施形態におけるエスカレータシステム1aの動作を説明する。
まず、建屋内に居る保守員などによって、エスカレータ設備2の電源スイッチがオンされると、エスカレータ設備2に設けられた駆動機6に電源電圧が供給されて、踏段チェーン10の走行が開始される。これにより、各踏段15の移動が開始されるとともに、移動手すり13の走行が開始されて乗客の移動が開始される。
また、通常運転時において、制御装置3aの通常時測定値保存手段21には、エスカレータ設備2に設けられた各センサ、例えば駆動機6に設けられた電圧計、電流計などから出力される駆動電圧値、駆動電流値などが取り込まれて保存されている。
このような状態で、地震が発生して地震センサから出力された地震発生信号が入力されると、制御装置3aの報知手段25からエスカレータ設備2の案内装置に対して「速度を落とします」、「運転を停止させます」などの音声アナウンスが出力される。これとともに、駆動機6などが制御されて、踏段チェーン10の走行速度、移動手すり13の走行速度などが順次、低減されて、最終的に停止される。
地震による揺れが治まり、エスカレータ設備2の運転状態を監視している保守員によって、テスト運転が指示されると、制御装置3aから一定時間だけ、テスト運転指示が出力される。
これにより、エスカレータ設備2に設けられた駆動機6に一定時間だけ、電源電圧が供給されて、踏段チェーン10のテスト走行、移動手すり13のテスト走行が行われるとともに、制御装置3aによって、エスカレータ設備2に設けられた各センサ、例えば駆動機6に設けられた電圧計、電流計などから出力される電圧値、電流値などが取り込まれて、非常時測定値入力手段22に保存される。
そして、制御装置3aの判定手段23では、通常時測定値保存手段21に保存されている各測定値、例えば駆動機6の駆動電圧値、駆動電流値に対応する消費電力値と、非常時測定値入力手段22に入力された駆動機6の消費電力値(通常時に得られた駆動機6の消費電力値)とが比較される。これらの偏差が予め設定されているしきい値を超えていれば、エスカレータ設備2のガイドレール9などに損傷が生じて、駆動機6の消費電力値が増加していると判定される。その結果、判定手段23からは運転再開指令は出力されず、監視画面に対して“エスカレータ設備に損傷が発生しました”との案内表示が出力される。
一方、テスト運転時に得られた駆動機6の消費電力値と、常時測定値保存手段21に保存されている駆動機6の消費電力値(通常時に得られた駆動機6の消費電力値)との偏差が予め設定されているしきい値以下であれば、判定手段23によって、エスカレータ設備2が損傷を受けていないと判定される。その結果、判定手段23からエスカレータ設備2に対しては、運転再開指令が出力される。また、報知手段から“エスカレータ設備の安全を確認しました。運転を再開します”とのアナウンスがされる。
これにより、エスカレータ設備2に設けられた駆動機6に電源電圧が供給されて、踏段チェーン10の走行が開始され、各踏段15の移動が開始されるとともに、移動手すり13の走行が開始されて、乗客の移動が開始される。
このように、この実施形態では、地震などで、エスカレータ設備2が自動停止したとき、エスカレータ設備2をテスト運転させて得られた非常時の消費電力値と、格納されている通常時の消費電力値との偏差が予め設定されているしきい値以下であるとき、エスカレータ設備2が損傷していないと判定して、エスカレータ設備2の運転を再開させるようにしている。このため、地震などでエスカレータ設備2自動停止した際、直ちにエスカレータ設備2の損傷有無を確認して、エスカレータ設備2が損傷していないとき、自動停止したエスカレータ設備2を復旧させることができ、利用者の利便性を大幅に向上させることができる。
〈第2の実施形態〉
図3は本発明によるエスカレータシステムの第2実施形態を示すブロック図である。
この図に示すエスカレータシステム1bは、建屋の上階側と下階側とを跨ぐように設置されるエスカレータ設備2と、エスカレータ設備2の運転を制御する制御装置3bと、管理センタ30内に設けられ、制御装置3bとの間で通信回線31を介して制御指示や測定データのやりとりを実行する中央監視制御装置32とを備えている。
この実施形態の場合、中央監視制御装置32は、建屋の複数台のエスカレータ設備2を集中管理しており、各エスカレータ設備2の状態を個別に監視制御している。
このため、中央監視制御装置32は、図4に示すように、保守員などがキーボード等の入力装置を介して指令を入力すると制御装置3bに対して通信回線31を介して各種の指令や制御指示を出力する制御指示手段40と、各エスカレータ設備2の通常運転時における各部の動作を測定して得られた測定値を通信回線31を介して取り込んで保存する通常時測定値保存手段41と、エスカレータ設備2が自動停止したとき、エスカレータ設備2をテスト運転させて得られた測定値を制御装置3bおよび通信回線31を経由して入力する非常時測定値入力手段42と、この非常時測定値入力手段42で入力された測定値と、通常時測定値保存手段41に保存されている通常運転時に得られた測定値との偏差が許容範囲内にあるかどうかを判定する判定手段43と、判定の結果、偏差が許容範囲内にあるとき、運転再開許可指令を制御装置3bに出して、エスカレータ設備2の運転を再開させる運転再開指令出力手段44と、地震発生時や運転再開時などにおける状況や各種の案内指示をスピーカやモニタ画面に出力する案内出力手段45とを備えている。
また、この実施形態の制御装置3bは、中央監視制御装置32からの運転指示、運転再開指示を受けてエスカレータ設備2を駆動制御する。
次に、第2実施形態におけるエスカレータシステム1bの動作を説明する。
まず、建屋内に居る保守員などによって、エスカレータ設備2の電源スイッチがオンされると、エスカレータ設備2に設けられた駆動機6に電源電圧が供給されて、踏段チェーン10の走行が開始させられ、各踏段15の移動が開始されるとともに、移動手すり13の走行が開始されて、乗客の移動が開始される。
また、通常運転時において、中央監視制御装置32の通常時測定値保存手段41には、各エスカレータ設備2に設けられた各センサ、例えば駆動機6に設けられた電圧計、電流計などから出力される駆動電圧値、駆動電流値などが通信回線31を介して取り込まれて保存されている。
このような状態で、地震が発生して地震センサから出力された地震発生信号が入力されると、制御装置3bによって、エスカレータ設備2の案内装置が制御されて、「速度を落とします」、「運転を停止させます」などの音声アナウンスが行われるとともに、駆動機6などが制御されて、踏段チェーン10の走行速度、移動手すり13の走行速度などが順次、低減されて、最終的に停止される。
この後、制御装置3bによって、運転状況データがまとめられて、制御装置3b→通信回線31→中央監視制御装置32なる経路で供給され、案内出力手段45の監視画面上に地震でエスカレータ設備2が自動停止したことが表示される。
地震による揺れが治まり、エスカレータ設備2の運転状態を監視している保守員によって、中央監視制御装置32の制御指示手段40からテスト運転指示が入力されると、中央監視制御装置32からテスト運転指示を含む制御指示が生成され、中央監視制御装置32→通信回線31→制御装置3bなる経路で供給され、制御装置3bから一定時間だけ、テスト運転指示が出力される。
これにより、エスカレータ設備2に設けられた駆動機6に一定時間だけ、電源電圧が供給されて、踏段チェーン10のテスト走行、移動手すり13のテスト走行が行われる。そして、制御装置3bによって、エスカレータ設備2に設けられた各センサ、例えば駆動機6に設けられた電圧計、電流計などから出力される電圧値、電流値などが取り込まれて、これらの測定値が制御装置3b→通信回線31→中央監視制御装置32の非常時測定値入力手段42なる経路で供給される。
そして、中央監視制御装置32の判定手段43によって、テスト運転時に得られた各測定値、例えば駆動機6の駆動電圧値、駆動電流値に対応する消費電力値と、通常時測定値保存手段41に格納されている駆動機6の消費電力値(通常時に得られた駆動機6の消費電力値)とが比較され、これらの偏差が予め設定されているしきい値を超えていれば、エスカレータ設備2のガイドレール9などに損傷が生じて、駆動機6の消費電力値が増加していると判定され、監視画面上に“エスカレータ設備に損傷が発生しました”と表示される。これにより、管理センタ30から建屋内に居る保守員、あるいは建屋に最も近い場所に居る保守員にエスカレータ設備2の点検指示が出され、建屋のエスカレータ設備2の点検、修理が行われる。
また、テスト運転時に得られた駆動機6の消費電力値と、通常時測定値保存手段41に格納されている駆動機6の消費電力値(通常時に得られた駆動機6の消費電力値)との偏差が予め設定されているしきい値以下であれば、中央監視制御装置32の判定手段43によって、エスカレータ設備2が損傷を受けていないと判定され、案内出力手段45を介して監視画面上に“エスカレータ設備の安全を確認しました”と表示される。
そして、管理センタ30内に居る保守員によってキーボードなどから運転再開指示が入力されると、中央監視制御装置32の制御指示手段40から運転指示を含む制御指示が生成され、中央監視制御装置32→通信回線31→制御装置3bなる経路で供給され、制御装置3bからエスカレータ設備2に運転指示が供給される。
これにより、エスカレータ設備2に設けられた駆動機6に電源電圧が供給されて、踏段チェーン10の走行が開始され、各踏段15の移動が開始されるとともに、移動手すり13の走行が開始されて、乗客の移動が開始される。
このように、この実施形態では、地震発生により、エスカレータ設備2が自動停止したとき、エスカレータ設備2をテスト運転させるとともに、テスト運転時に得られた消費電力値と、中央監視制御装置32の通常時測定値保存手段41に格納されている通常時の消費電力値との偏差が予め設定されているしきい値以下であるかどうかをチェックし、しきい値以下であるとき、エスカレータ設備2が損傷していないと判定して、エスカレータ設備2の運転を再開させるようにしている。このため、地震発生によりエスカレータ設備2自動停止した際、直ちにエスカレータ設備2の損傷有無を確認でき、エスカレータ設備2が損傷していないとき、自動停止したエスカレータ設備2を早期に復旧させることができる。その結果、利用者の利便性を大幅に向上させることができる。
また、この実施形態では、管理センタ30内に配置した中央監視制御装置32によって、各建屋に設置されているエスカレータ設備2を遠隔監視、遠隔制御させるようにしている。このため、各建屋に保守員を常駐させることなく、また地震発生時に各建屋に保守員を派遣させることなく、エスカレータ設備2が損傷しているかどうかを容易に確認することができる。エスカレータ設備2が損傷していないとき、自動停止したエスカレータ設備2を早期に復旧させることができ、これによって保守員の人数を増やすことなくエスカレータ設備2の保守を行うことができ、保守コストを大幅に削減させることができる。
なお、以上の各実施形態では、地震を例として説明したが、これに限られず、災害発生時などにおいて自動停止させたエスカレータ設備2を運転再開させる場合であれば、広く適用できるものである。
本発明によるエスカレータシステムの第1実施形態を示す概略構成図。 図1に示す御装置の詳細な回路構成例を示すブロック図。 本発明によるエスカレータシステムの第2実施形態を示す概略構成図。 図3に示す中央監視制御装置の詳細な回路構成例を示すブロック図。
符号の説明
1a,1b:エスカレータシステム
2:エスカレータ設備
3a,3b:制御装置
4:トラス機構
5:手すり機構
6:駆動機
7:ブレーキ
8:主駆動装置
9:ガイドレール
10:踏段チェーン
11:踏段鎖歯車
12:操作盤
13:移動手すり
14:欄干
15:踏段
21,41:通常時測定値保存手段
22,42:非常時測定値入力手段
23,43:判定手段
24,44:運転再開制御手段
25:報知手段
30:管理センタ
31:通信回線
32:中央監視制御装置
45:案内出力手段

Claims (3)

  1. 建屋の上階と下階とを跨ぐように配置されるエスカレータ設備を持つエスカレータシステムにおいて、
    前記エスカレータ設備の通常運転時における各部の動作を測定して得られた測定値を保存する通常時測定値保存手段と、
    前記エスカレータ設備が自動停止したとき、前記エスカレータ設備をテスト運転させて得られた測定値を入力する非常時測定値入力手段と、
    前記テスト運転で得られた測定値と、前記測定値保存手段に保存されている通常運転時の測定値との偏差が許容範囲内にあるかどうかを判定する判定手段と、
    判定の結果、前記偏差が許容範囲内にあるとき、運転再開許可を出力して、前記エスカレータ設備の運転を再開させる運転再開制御手段と、
    を備えたことを特徴とするエスカレータシステム。
  2. 建屋の上階と下階とを跨ぐように配置されるエスカレータ設備を駆動制御する制御装置と、管理センタに設けられた中央監視制御装置とが通信回線を介して接続されて成るエスカレータシステムにおいて、
    前記中央監視制御装置は、
    前記エスカレータ設備の通常運転時における各部の動作を測定して得られた測定値を保存する通常時測定値保存手段と、
    前記エスカレータ設備が自動停止したとき、前記エスカレータ設備をテスト運転させて得られた測定値を入力する非常時測定値入力手段と、
    前記テスト運転で得られた測定値と、前記測定値保存手段に保存されている通常運転時の測定値との偏差が許容範囲内にあるかどうかを判定する判定手段と、
    判定の結果、前記偏差が許容範囲内にあるとき、前記制御装置に通信回線を介して運転再開許可を出力して、前記エスカレータ設備の運転を再開させる運転再開制御手段と、
    を備えたことを特徴とするエスカレータシステム。
  3. 請求項1または2に記載のエスカレータシステムにおいて、
    前記測定値保存手段には、通常運転時における前記エスカレータ設備の踏段を駆動する駆動機の消費電力値が保存され、
    前記測定手段は、前記エスカレータ設備が自動停止したとき、前記エスカレータ設備をテスト運転させて踏段を駆動する駆動機の消費電力値を測定する、
    ことを特徴とするエスカレータシステム。
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