JP2007253571A - 印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】一つの表示部で通常モードと省電力モードを切り替えられる印刷装置を提供する。
【解決手段】表示部の表示領域全てを使って情報を表示させる通常表示モードと、表示部の表示領域の一部の電気信号の供給を止め、電気信号の供給を止めていない表示領域に情報を表示させる省電力モードとを切り替える電力制御手段を備える。これにより、表示領域の一部の電源を落とし、残りの表示領域に情報を表示させることが可能になる。省電力モードのための専用の表示部を設ける必要がない。
【選択図】図8

Description

本発明は印刷装置に関するものである。
FAXやコピー機等の印刷装置には、操作キーや表示部が設けられており、ユーザは操作キーを使って操作し、その操作状態を表示部で認識する。近年、表示部の表示を省電力モードにする印刷装置が開発されている。例えば下記特許文献1には、メイン表示部とサブ表示部を備え、省電力モードではメイン表示部の電源を落とし、消費電力の小さいサブ表示部に情報を表示する電子機器が開示されている。
特開2005−153274号公報
また、受信したFAXデータを表示部に表示することで、印刷を行うことなくFAX内容を確認し、印刷にかかる用紙・トナー・インクの消費を節約したいという利用者の要望や、印刷前に印刷対象の画像を表示部に表示させ、間違った印刷をしないよう確認したいという利用者の要望にこたえるための、大型で高解像度なカラー表示できる表示部が望まれている。
表示部にはLCD(Liquid Cristal Display)が使用されることが一般的に行われているが、LCDは、通常2枚の対向する基板の間に液晶が挟持され、この液晶に選択的に電圧が印加されることで画像表示が行われる。
一般的にカラーLCDの方がモノクロLCDよりも消費電力が大きく、また、大型で高解像度なLCDの方が小型で低解像度のLCDよりも消費電力が大きい。すなわち利用者の要望にこたえ、大型で高解像度なカラー表示できる表示部を設けることでFAXやコピー機等の印刷装置の消費電力は多大なものになるため、環境への影響や利用者の料金負担などへの影響が懸念される。
電流が流されることで発光するLED(Light Emitting Diode)を利用した表示部であっても、また、ガラス基板に蒸着されたジアミン類や硫化亜鉛などの発光体が電圧を印加されることで発光するEL(electroluminescence)を利用した表示部であっても、さらには対向するガラスの間に封入されたヘリウムやネオンなどのガスに電流を流すことで発光するプラズマディスプレイを利用した表示部であっても、大型化、カラー化にともなって消費電力が増大するという共通の課題を持っている。
しかし上記特許文献1では、通常モードでは使用されないサブ表示部を設ける必要がある。また使用者は、省電力モードになったら今まで見ていたメイン表示部とは異なるサブ表示部を見なければならないという手間が生じる。
本発明は上述のような事情を背景になされたもので、特に、一つの表示部で通常モードと省電力モードを切り替えられる印刷装置を提供することを課題とする。
課題を解決するための手段および発明の効果
請求項1記載の発明は、
表示領域への画像表示を電気信号を用いて制御する表示部と、
前記表示部の通常表示モードと、前記表示領域の一部への電気信号の供給を抑制し、電気信号の供給を抑制していない表示領域への画像表示を制御する省電力モードを切り替え制御することにより、前記表示部の消費電力を制御する電力制御手段と、
を備えることを特徴とする印刷装置である。
上記発明によると、表示領域ごとに電力制御できるので、表示部に情報を表示したまま省電力を図ることができる。また、省電力モード用の表示部を別途用意する必要がない。
請求項2記載の発明は、
前記表示領域は、複数の表示媒体が連結されて構成されており、前記表示部は、前記省電力モードにおいて、前記表示媒体単位で電気信号の供給を抑制する印刷装置である。
上記発明によると、表示領域は、複数の表示媒体が連結されて構成され、その表示媒体単位で電気信号の供給が抑制される。そのため、表示領域の一部の電気信号の供給を抑制し、他の表示領域を使って情報を表示できる。使用者は、省電力モードに移行した場合でも、別の表示画面を見る必要がない。
請求項3記載の発明は、
前記表示部は、前記通常表示モードにおいて、前記複数の表示媒体にわたって表示制御する画像の縮小画像を、前記省電力モードにおいて電気信号の供給を抑制していない表示媒体に表示制御する印刷装置である。
上記発明によると、通常表示モードでは、複数の表示媒体にわたって画像を表示制御し、省電力モードではその画像の縮小画像を表示部の一部に表示する。そのため、省電力モードに移行した時に、元々表示されていた情報をそのまま見ることができる。
請求項4記載の発明は、
前記表示部は、前記通常表示モードにおいて、前記複数の表示媒体それぞれに表示制御する画像それぞれの縮小画像を、前記省電力モードにおいて電気信号の供給を抑制していない表示領域に表示制御する印刷装置である。
上記発明によると、通常表示モードでは、複数の表示媒体にそれぞれ別の情報を表示しており、省電力モードではその複数の情報の縮小画像を一部の表示領域に表示する。そのため省電力モードに移行した時に、通常表示モードで表示されていた複数の情報を一度に全て見ることができる。
請求項5記載の発明は、
前記表示部はバックライトを備えた液晶表示装置であり、前記電力制御手段は、前記電気信号の供給を止めていない表示領域のバックライトが光らないように制御する印刷装置である。
上記発明によると、液晶表示装置のバックライトが光らないように制御するため、消費電力を少なくすることができる。
以下、適宜図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は本発明を具体化した一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。
図1は本発明の実施形態に係る印刷装置の一例である複合機1の外観構成を示す斜視図であり、図2は原稿カバー8が開けられた状態の複合機1の外観構成を示す斜視図である。図示するように、本複合機1は、下部に設けられたプリンタ部2と、上部に設けられたスキャナ部3と、スキャナ部3の正面側に設けられた操作パネル4とを一体的に備えたMFD(Multi Function Device)であり、プリンタ機能、スキャナ機能、コピー機能及びファクシミリ機能を有する。
複合機1は、主に不図示のコンピュータと接続されて、該コンピュータから送信された画像データや文書データに基づいて、記録用紙(被記録媒体)に画像や文書を記録するものである。さらに、複合機1は、デジタルカメラ等の外部機器と接続されてデジタルカメラから出力される画像データを記録用紙に記録したり、メモリカード等の各種記憶媒体を装填して、該記憶媒体に記憶された画像データ等を記録用紙に記録することが可能である。なお、言うまでもないが、本複合機1は、記録用紙だけに限らず、OHP用の透明フィルムシートや布などにも画像を記録することが可能である。
スキャナ部3は、FBS(Flatbed Scanner)として機能する原稿読取台6に対して、自動原稿搬送機構(ADF:Auto Document Feeder、以下「ADF」という。)7を備えた原稿カバー8が、背面側の蝶番11(図2参照)を介して開閉自在に取り付けられてなる。図2に示すように、原稿読取台6の上面にはプラテンガラス12が配設されており、原稿読取台6の内部には、図示しない画像読取ユニットが内蔵されている。
プラテンガラス12は、縦幅より横幅が長い平面視で横長の長方形に形成されている。プラテンガラス12は、平面視で縦幅はレターサイズ用紙の短辺に合う長さにされ、横幅はA4サイズ用紙の長辺に合う長さにされている。そのため、レターサイズ用紙もA4サイズ用紙も、両方とも画像読取ができるようになっている。
原稿読取台6の上面は大きく開口されており、その開口部にプラテンガラス12が嵌め込まれている。原稿読取台6の内部には、上記画像読取ユニットの移動スペースや、画像読取ユニット或いはそれを支持する部材および駆動させる機構などを配設するスペースが確保されているため、原稿読取台6の上面はプラテンガラス12よりも大きく形成されているが、原稿読取台6は、プラテンガラス12と平面視で概ね相似形に形成されている。即ち、原稿読取台6は、プラテンガラス12と同様に、平面視で横方向に長く且つ所定高さの直方体に形成されている。
このように構成されたスキャナ部3をFBSとして使用する場合は、原稿カバー8を開いてプラテンガラス12上に原稿を載置し、その後、原稿カバー8を閉じて当該原稿を固定する。そして、読取開始指令が入力されると、上記画像読取ユニットがプラテンガラス12の裏面に沿って走査される。これにより、FBSによる原稿の画像読取りが行われる。
上記画像読取ユニットは、複合機1の奥行き方向を主走査方向とするラインイメージセンサを備えたものであり、光源を発光させて原稿に光を照射し、原稿からの反射光をレンズにより光電変換素子に導き、光電変換素子が反射光強度に応じた電気信号を出力することによって画像を読み取る。ラインイメージセンサとしては、密着型のCIS(Contact Image Sensor)、或いは、縮小光学系のCCD(Charge Coupled Device)や、CMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor:相補型金属酸化膜半導体)などを適用することができる。なお、画像読取ユニットやスキャナ部3の内部構成の構成は本発明に直接関係がないので、ここでは詳細な説明は省略する。
ADF7は、原稿トレイ9から原稿排出トレイ10へ原稿搬送路を通じて原稿を搬送するものである。ADF7による原稿の搬送過程において、原稿が原稿読取台6上の読取面13を通過され、該読取面13の下方に待機する上記画像読取ユニットによって該原稿の画像が読み取られる。このようなADF7による画像読み取りは、原稿カバー8が原稿読取台6に対して閉じられた状態で行われる。なお、本発明においてADF7は任意の構成である。したがって、ADF7の詳細な説明については省略する。
プリンタ部2は、スキャナ部3で読み取られた画像データ或いは外部から入力された画像データに基づいて、選択的にインク滴を吐出することによって、記録用紙上に画像を記録する所謂インクジェット方式の画像記録装置(インクジェット記録装置)である。このプリンタ部2は、上述したように、スキャナ部3の下方に配設されている。スキャナ部3とプリンタ部2は、それらの背面が同一面となるように位置決めされているため、複合機1の背面は凸凹のない平坦形状となっている。なお、言うまでもないが、上記インクジェット方式はプリンタ部2による画像記録方式の単なる一例であり、電子写真方式や熱転写方式などの種々の画像記録方式を採用することができるのはもちろんである。
複合機1の正面側、換言すれば、プリンタ部2の正面側には開口5が形成されている。この開口5内に給紙トレイ14(被記録媒体収容部に相当)及び排紙トレイ15が設けられている。給紙トレイ14と排紙トレイ15は上下二段となるように配設されており、上段に排紙トレイ15が設けられ、その下方に給紙トレイ14が設けられている。給紙トレイ14は、長方形の記録用紙を平面視で縦向きに収容するものである。給紙トレイ14は、レターサイズ用紙とA4サイズ用紙の両方が使用できるように、横幅はレターサイズ用紙の短辺に合わせてあり、縦幅はA4サイズ用紙の長辺に合わせてある。
プリンタ部2の正面側の端面17は、上述したように原稿読取台6が横長の直方体に形成されているため、スキャナ部3の正面側の端面18から所定幅だけ正面側に突出している。以下、このように正面側に突出したプリンタ部2の正面側の端部を突出部16と称する。なお、プリンタ部2の横幅はスキャナ部3の横幅に合わせて形成されている。従って、複合機1は平面視で略正方形をなしている。
上述したように、原稿読取台6はレターサイズの原稿を横向きに載置可能なサイズに形成され、給紙トレイ14は記録用紙を縦向きに載置可能なサイズに形成されているため、上記突出部16の突出幅は、A4サイズの長辺からレターサイズの短辺を差し引いた幅に概ね設定される。従って、突出部16の上方には、プリンタ部2の横幅がスキャナ部3の横幅に合わせて形成されていることもあって、横長の直方体の空きスペースが生まれる。なお、後段で詳述するが、本複合機1の操作パネル4は当該空きスペースに配設される。
プリンタ部2には、給紙トレイ14の奥側から上方へ延びた後に正面側へU字状に湾曲して排紙トレイ15に連結される用紙搬送路が設けられている。給紙トレイ14に収容された記録紙は、その短辺を先頭にして用紙搬送路に送り出され、Uターン搬送されることによって用紙搬送路中に設けられた画像記録位置に案内される。そして、該画像記録位置で、上記インクジェット記録装置によって画像が記録用紙に記録される。画像記録後の記録用紙は排紙トレイ15に排出される。
複合機1の正面側には、操作パネル4が設けられている。操作パネル4は、突出部16の上方の空きスペースに適合するよう、図1および図2に示す如く横長形状に形成されている。換言すれば、操作パネル4は、その縦幅が、スキャナ部3の縦幅からプリンタ部2の縦幅を減じた長さ(空きスペースの縦幅)に収まる寸法に形成されている。操作パネル4は、プリンタ部2やスキャナ部3を操作するためのものであり、各種操作キー40と液晶表示部(LCD:Liquid Crystal Display)41(表示部に相当)とを具備する。使用者は、操作パネル4を用いて、所望の指令を入力することができる。複合機1に所定の指令が入力されると、その入力された情報に基づいて該複合機1の動作が制御部20によって制御される。操作パネル4の具体的な構成については後段で詳述する。なお、複合機1は、操作パネル4から入力された指令のほか、コンピュータに接続されて該コンピュータからプリンタドライバやスキャナドライバ等を介して送信される指令に基づいて動作するようにシステム構成されている。
プリンタ部2の上記開口5の上側には、接続パネル70が設けられている。この接続パネル70には、その左端側にUSB端子71が配設されている。USB端子71は、外部機器とUSB接続することにより該外部機器と本複合機1とを通信可能に接続するコネクタ端子である。また、接続パネル70の右端側にはスロット部72が配設されている。スロット部72はカード型メモリを装填可能な複数のカードスロットが設けられている。カードスロットにカード型メモリが装填され、該装填されたカード側メモリから画像データが後述の制御部20により読み出されると、その読み出された画像データや該画像データに関する情報が制御部20によって液晶表示部41に表示される。或いは、選択された任意の画像がプリンタ部2において記録用紙に記録される。
以下、図3のブロック図を参照しながら、上記複合機1の動作を制御する制御部20の概略構成について説明する。ここに図3は、複合機1の制御部20の概略構成を示すブロック図である。制御部20は、プリンタ部2、スキャナ部3及び操作パネル4を含む複合機1の動作を統括的に制御するものである。制御部20は、図に示すように、CPU(Central Processing Unit)21、ROM(Read Only Memory)22、RAM(Random Access Memory)23、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)24を主とするマイクロコンピュータとして構成されており、バス25を介してASIC(Application Specific Integrated Circuit)26に接続されている。
図5に示すようにROM22には、電力制御プログラム22a、判断プログラム22b、縮小表示プログラム22c、FAX制御プログラム22d、コピー制御プログラム22e、スキャナ制御プログラム22fなどの各種プログラムが記憶されている。電力制御プログラム22aは、液晶表示部41の通常表示モードと省電力モードとを切り替え制御することにより、液晶表示部41の消費電力を制御するプログラムである。判断プログラム22bは、液晶表示部41が通常表示モードの時、複数の表示媒体にわたって1つの情報を表示しているか否かを判断するプログラムである。また、縮小表示プログラム22cは、液晶表示部41が通常表示モードの時に表示していた情報を縮小して、省電力モード時に縮小表示するプログラムである。これら電力制御プログラム22a、判断プログラム22b、縮小表示プログラム22cをCPU21がRAM23にロードして実行することにより、電力制御手段、判断手段、縮小表示手段が実現される。なお、FAX制御プログラム22d、コピー制御プログラム22e、スキャナ制御プログラム22fは、FAX機能、コピー機能、スキャナ機能をそれぞれ制御するためのプログラムである。
図3に戻る。ASIC26は、CPU21からの指令に従い、プリンタ部2、スキャナ部3、操作パネル4、及びスロット部72の動作制御を行う。プリンタ部2、スキャナ部3及びスロット部72は、詳細な説明は省略するが、制御部20により、プリンタ部2を駆動するモータやインクジェット記録ヘッド、スキャナ部3のADF7を駆動するモータや画像読取ユニット等の動作が制御される。
ASIC26には、複合機1に所望の指令を入力する操作キー40を制御するパネルゲートアレイ27が接続されている。パネルゲートアレイ27は、操作キー40の押下を検出して、所定のコード信号を出力する。このキーコードは、複数の操作キー40に対応して割り当てられている。CPU21は、パネルゲートアレイ27から所定のキーコードを受信すると、所定のキー処理テーブルに従って、実行すべき制御処理を行う。キー処理テーブルは、キーコードと制御処理とを対応させてテーブル化したものであり、例えば、ROM22に記憶されている。
ASIC26には、液晶表示部41の画面表示を制御するLCDコントローラ28が接続されている。LCDコントローラ28は、CPU21の指令に基づいて、液晶表示部41にプリンタ部2又はスキャナ部3の動作に関する情報や、読取画像或いは入力画像を画面に表示させる。
CPU21は液晶表示部41に表示させる表示画面を示す情報を図示しない表示メモリに記憶させる。表示メモリはRGB3原色にそれぞれ対応している。
液晶表示部41は、RGB3原色それぞれに対応した、図示しないマトリクススイッチを備えている。このマトリクススイッチに電荷が加えられることによりマトリクススイッチの直下の液晶分子が光を透過する方向に揃うため、RGBのいずれかの色が液晶表示部41に表示されることとなる。このマトリクススイッチ一つ一つが、RGBそれぞれの1ドットに対応する。
また、表示メモリの1ビットはマトリクススイッチ一つに対応している。すなわち表示メモリ1ビットあたり、RGBいずれかの1ドットに対応していることになる。
LCDコントローラ28は、図示しない表示メモリに記憶されたRGBの値を一定周期で操作し、読み取っている。そして値が「1」であるビットに対応するマトリクススイッチに電圧を印加している。そのため、液晶表示部41にはCPU21が作成した情報に基づいた表示画面が表示されることになる。
以下、複合機1の操作パネル4について詳細に説明する。図1および図2に示すように、操作パネル4は、プリンタ部2の突出部16の上方であって、スキャナ部3の正面側に設けられている。この操作パネル4は、各種操作キー40と液晶表示部41とを具備する。
図4は、操作パネル4の構成を示す部分平面図である。同図に示すように、液晶表示部41は、平面視が横長矩形であり、その縦幅(縦寸法)が操作パネル4の奥行き寸法より若干小さいものの、該操作パネル4の奥行き寸法と略同寸法に形成されている。したがって、液晶表示部41の奥側及び手前側には、操作パネル4に操作キー40を配置するためのスペースがない。換言すれば、液晶表示部41は、操作パネル4に配置可能な最大の縦幅に大型化されている。
液晶表示部41は、図4に示すように、操作パネル4の幅方向の中央に配置されている。液晶表示部41の幅寸法は、操作パネル4の幅寸法に比べると十分に小さい。したがって、液晶表示部41の側方には、操作パネル4に操作キー40を配置するためのスペースが確保されている。液晶表示部41を操作パネル4の中央に配置することにより、液晶表示部41の左右両側に操作キー40を配置することができる。これにより、操作キー40の配置に対する液晶表示部41の位置のバランスがよくなる。
操作キー40は、液晶表示部41の周囲に設けられた操作キー40A、操作パネル4の右端側に設けられた操作キー40B、操作パネル4の左端側に設けられた操作キー40Cの3つに大別される。操作キー40Aは、液晶表示部41の周囲であって、左右の両側方に液晶表示部41の側縁に沿って各々一列に配置されている。このように、液晶表示部41の左右両側に操作キー40Aを配置することにより、液晶表示部41の側方のスペースを有効利用できる。
図6に示すように、液晶表示部41の表示領域は、2つの表示媒体(第一表示媒体41a,第二表示媒体41b)が連結して構成されている。表示媒体41a,41bは液晶表示装置である。そして、表示メモリには第一表示媒体41aに対応した領域と第二表示媒体41bに対応した領域とがあり、CPU21は第一表示媒体41aに表示すべき表示画像を示す情報は第一表示媒体41aに対応する領域に記憶させ、第二表示媒体41bに表示すべき表示画像を示す情報は第二表示媒体41bに対応する領域に記憶させるように構成されている。また、LCDコントローラ28には、表示メモリ上の第一表示媒体41aに対応した領域を走査し第一表示媒体41aへの電圧印加を制御する第一制御部28aと、表示メモリ上の第二表示媒体41bに対応した領域を走査し第二表示媒体41bへの電圧印加を制御する第二制御部28bとから構成されている。
また、CPU21は第一制御部28a、第二制御部28bそれぞれにバス25およびASIC26を通じて指令を行うことが可能であり、第一制御部28a、第二制御部28bはそれぞれ、この指令に従って第一表示媒体41a、第二表示媒体41b全体への電力供給を遮断することができるように構成されている。このようにして、第一表示媒体41a,第二表示媒体41bでそれぞれ別々に電力制御が可能になっている。また、2つの表示媒体41a,41bにそれぞれ異なる情報を表示させたり、2つの表示媒体41a,41bにわたって一つの情報を表示させたりできるように構成されている。
また、CPU21は第一制御部28a、第二制御部28bへの電力供給を遮断することも可能であるように構成されている。
図7は通常表示モードの例である。図7(A)では、第一表示媒体41aに日時を表示し、第二表示媒体41bに伝言を表示している。この伝言は、上述のコンピュータから入力されたものであっても、MODEM32を通じて入力されたものであっても、操作キー40から入力したものであってもよい。また、図7(B)では、液晶表示部41の全ての表示領域を使って、1つの情報(伝言)を表示している。図7(C)では、第一表示媒体41aに日時を表示し、第二表示媒体41bには何も表示していない。
図7(A)〜図7(C)の表示から、省電力モードに移行した後の表示を図8(A)〜図8(C)にそれぞれ示す。省電力モードでは、第二表示媒体41bの電圧印加を抑制し(電源を落とし)、第一表示媒体41aのみを使って情報表示をする。
図8(A)では、第一表示媒体41aに表示されていた日時の情報と、第二表示領域に表示されていた伝言情報とを縮小して、第一表示媒体41aに縮小情報50を表示している。図8(B)では、液晶表示部41の全面に表示されていた伝言情報を縮小して、第一表示媒体41aに縮小情報51を表示している。また、図8(C)では、何も表示していなかった第二表示媒体41bの電圧印加を抑制し、第一表示媒体41aのみ表示している。
次に図10のフローチャートを用いて、ROM22に記憶されている電力制御プログラム22a、判断プログラム22b、縮小表示プログラム22cの動作について説明する。先ず、ステップS1で待機時間のリセットを行い、S2で待機状態時間の計測を開始する。そしてS3で、ユーザによってキー入力がされたか否かを判断する。ここでYesの場合はS4に移り、Noの場合はS5に移る。S5では予め設定された時間よりも長く待機しているか否かを判断し、Yesの場合はS6に移って省電力モードの処理を行い、Noの場合はS3に戻る。
S1〜S6の処理をすることで、一定時間キー入力がされなかった場合は省電力モードに切り替わり、一定時間内にキー入力がされた場合は、そのキー入力に応じた処理がなされる。
次に図11のフローチャートを用いて、省電力モードの処理について説明する。まずS7で、RAM23内の設定メモリに記憶された省電力モードに移行するか否かの設定情報を確認する。省電力モードに移行する設定がされている場合はS8に移り、続いて、設定メモリに記憶されたワイド表示にするか否かを示す設定情報を確認する。ワイド表示とは、図7(B)のように、液晶表示部41の表示領域の全てを使う表示形式である。すなわちS8では、図7(B)のように表示領域全体に1つの情報を表示するよう設定されているか、又は図7(A)のように第一表示媒体41aと第二表示媒体41bとで異なる情報を表示するよう設定されているかを判断している。S8でYes(ワイド表示である)と判断された場合はS9に移り、Noと判断された場合はS10に移る。
S10では、RAM23内の伝言メモリが空か否かを確認する。Yes、すなわち、伝言メモリが空である場合は図7(C)のように伝言表示がされていない状態となる。また、No、すなわち、伝言メモリが空でない場合は図7(A)のように伝言表示がされている状態となる。Yesの場合はS11に移り、Noの場合はS9に移る。
このようにS8,S10の処理によって、ワイド表示(図7(B))の場合や、ワイド表示でなく第二表示媒体41bに伝言表示がされている場合(図7(A))にはS9に移り、ワイド表示でなく第二表示媒体41Bに伝言表示がされていない場合(図7(C))はS11に移る。
S9では、1/2画面の表示およびフラグセットと、1/2画面の電圧印加を抑制する(電源を落とす)処理がされる。例えば図7(B)のワイド表示の場合、全体の画像の縮小画像を第一表示媒体41aに表示し、第二表示媒体41bの電圧印加を抑制する処理がされる。すなわち、CPU21が、表示画像を示す情報を縮小して作成しなおし、表示メモリの第一表示媒体41aに対応する領域に記憶させる。また、表示メモリ上の第二表示媒体41bに対応する領域の値を全て0にする処理が行われる。これにより、第二制御部28bが第二表示媒体41bに電圧を印加しなくなる。また、これにより、第一表示媒体41aにはそれまで液晶表示部41全体に渡って表示されていた情報が欠落することなく表示される。すなわち液晶表示部41全体に渡って表示画面を表示しているときに比べて焼く半分の電力消費で々情報表示し続けることができることになる。この際、縮小表示をしていることを表すフラグをRAM23の所定の記憶領域にセットしておく。その後S12に移って、第一表示媒体41aのバックライトをOFFする処理を行う。これにより、バックライト分の消費電力も節約できるようになる。これらの処理により、図8(B)の表示に切り替わる。
なお、第一制御部28aおよび第二制御部28bは、走査対象としている表示メモリの値が全て0であるとき、あるいはほとんど0であるときに、第一表示媒体41aあるいは第二表示媒体41b全体への電力供給を遮断するように構成されていてもよい。このようにすることで、第一表示媒体41a、第二表示媒体41bが消費する待機電力についても電力消費を軽減することができる。特に、色を表示しないドットに対応するマトリクススイッチとマトリクススイッチ側と反対側の基板全体に等価な電圧をかける構成の際に有効である。
また、CPU21がS9の処理において、第一制御部28aあるいは第二制御部28bへの電源供給を遮断するように構成されていると、さらに待機電力分の電力消費が軽減される。この場合、第一制御部28a、第二制御部28bそれぞれへの電力供給が遮断されたら、第一表示媒体41aあるいは第二表示媒体41bへの電力供給が遮断される回路構成となっていてもよい。
S9で図7(A)の表示がされている場合、第一表示媒体41aおよび第二表示媒体41bの画像を両方とも縮小して、第一表示媒体41aに縮小表示する。そして第二表示媒体41bの電圧印加を抑制し、縮小表示をしていることを表すフラグをセットする。その後S12に移って、第一表示媒体41aのバックライトをOFFする処理を行う。これらの処理により、図8(A)の表示に切り替わる。
一方、S11では、1画面の表示と、1/2画面の電圧印加を抑制する処理が行われる。すなわち、図7(C)の表示がされている場合、表示がされている第一表示媒体41aの縮小表示はせず、そのまま表示を続ける。そして、表示がされていない第二表示媒体41bの電圧印加を抑制する。その後、S12に移ってバックライトのOFF処理を行う。この結果、図8(C)の表示に切り替わる。
また、S7でNo(省電力モードの設定が設定メモリにされていない)の場合はS12に移り、第一表示媒体41aと第二表示媒体41bの双方のバックライトをOFFする。その結果、図9の表示になる。
S13ではキー入力がされるまで待機し、キー入力がされた時はS14に移ってバックライトをONにする。例えば図8(A)〜図8(C)のように、第二表示媒体41bに何も表示がされていない時は、第二表示媒体41bのバックライトをOFFのままにし、第一表示媒体41aのみバックライトをONにする。この結果、図13(A)〜図13(C)の表示になる。また、図9のように第一表示媒体41aと第二表示媒体41bの両方に表示がされている場合は、両方ともバックライトをONにする。この結果、図14の表示になる。なお、図13(A),図13(B),図14の表示例では、待機中にFAX等の受信があったため、日時表示の替わりに着信表示がされている。
次に図12のフローチャートを用いて、S4のキー入力処理について説明する。まずS15では、1/2表示のフラグがセットされているか否かを判断する。このフラグは上記S9でセットしたもので、例えば図13(A),図13(C)のように、縮小表示がされている場合はYesとなる。また、図13(B)で、伝言の表示が隠されている場合はYesとなる。
S15でYesの場合はS16に移り、Noの場合はS17に移る。S16では、1/2画面の電源をONにし、画面半分の表示及びフラグクリアが行われる。例えば図13(A)の表示がされている場合は第二表示媒体41bのバックライトがONになり、縮小表示50が拡大され、第一表示媒体41aおよび第二表示媒体41bにそれぞれ表示がされる。この結果、図15(A)の表示になる。
S16で、図13(B)の表示がされている場合は、第二表示媒体41bのバックライトがONになり、伝言表示が現れる。その結果、図15(B)の表示になる。また、図13(C)の表示がされている場合は、第二表示媒体41bのバックライトがONになり、縮小表示51を拡大して、液晶表示部41の全面を使って拡大情報を表示する。この結果、図15(C)の表示になる。
その後、S17に移る。このS17では、画面表示メニューのキー入力がされたか否かを判断する。例えば片側表示からワイド表示に切り替えるキー入力や、左右の画面を切り替えるキー入力がされた場合、その入力操作に応じて処理を行う。例えば、図15(B)の表示がされている時にワイド表示に切り替える操作がされた場合、図16(A)の表示になる。また、図15(B)の表示がされている時に左右を切り替える操作がされた場合、図16(B)の表示になる。なお、S19では、コピーやFAXなどのキー入力に対応した処理が行われる。
以上説明したように本発明は、横長の液晶表示部41を備え、第一表示媒体41aと第二表示媒体41bにそれぞれ異なる情報を表示したり、画面全体を使って1つの情報を表示したりできる。そして、所定の待機時間が経過するまでキー入力がされない場合(S3)、省電力モードに移り、縮小画面の表示を行う(S9)。第一表示媒体41aと第二表示媒体41bにそれぞれ異なる情報が表示されている場合(図7(A))は、両方の情報の縮小表示を第一表示媒体41aに表示する。また、液晶表示画面41の全ての表示領域に1つの情報が表示されている場合(図7(B))は、その1つの情報を縮小して第一表示媒体41aに表示する。そして、第二表示媒体41bの電圧印加を抑制する。このように、1つの表示画面の一部分の電源供給を止め、残りの部分で表示を行うため、省電力モードに移った時にユーザは別の画面(省電力用の専用画面)を見る必要がない。
本発明に係る印刷装置の外観構成を示す斜視図。 印刷装置の原稿カバーが開けられた状態を示す斜視図。 印刷装置のブロック図の例。 操作パネルの部分平面図。 ROMに記憶されているプログラムの例。 液晶表示部の待機時の状態。 通常表示モードの例。 省電力モードの例。 縮小表示をせずにバックライトをOFFした場合の表示例。 印刷装置の動作を説明するためのフローチャート。 省電力モードの処理を表すフローチャート。 キー入力の処理を表すフローチャート。 S13でキー入力をした場合の表示例。 S13でキー入力をした場合の、別の表示例。 キー入力処理S4での表示例。 S18での処理例。
符号の説明
1 複合機
22a 電力制御プログラム
22b 判断プログラム
22c 縮小表示プログラム
41 液晶表示部
41a 第一表示領域
41b 第二表示領域
50 (異なる情報の)縮小情報
51 (1つの情報の)縮小情報

Claims (5)

  1. 表示領域への画像表示を電気信号を用いて制御する表示部と、
    前記表示部の通常表示モードと、前記表示領域の一部への電気信号の供給を抑制し、電気信号の供給を抑制していない表示領域への画像表示を制御する省電力モードを切り替え制御することにより、前記表示部の消費電力を制御する電力制御手段と、
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  2. 前記表示領域は、複数の表示媒体が連結されて構成されており、前記表示部は、前記省電力モードにおいて、前記表示媒体単位で電気信号の供給を抑制する請求項1記載の印刷装置。
  3. 前記表示部は、前記通常表示モードにおいて、前記複数の表示媒体にわたって表示制御する画像の縮小画像を、前記省電力モードにおいて電気信号の供給を抑制していない表示媒体に表示制御する請求項2記載の印刷装置。
  4. 前記表示部は、前記通常表示モードにおいて、前記複数の表示媒体それぞれに表示制御する画像それぞれの縮小画像を、前記省電力モードにおいて電気信号の供給を抑制していない表示領域に表示制御する請求項2記載の印刷装置。
  5. 前記表示部はバックライトを備えた液晶表示装置であり、前記電力制御手段は、前記電気信号の供給を止めていない表示領域のバックライトが光らないように制御する請求項1ないし4のいずれか1項に記載の印刷装置。
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