JP2007253503A - 電気光学装置および画像形成装置 - Google Patents

電気光学装置および画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007253503A
JP2007253503A JP2006082257A JP2006082257A JP2007253503A JP 2007253503 A JP2007253503 A JP 2007253503A JP 2006082257 A JP2006082257 A JP 2006082257A JP 2006082257 A JP2006082257 A JP 2006082257A JP 2007253503 A JP2007253503 A JP 2007253503A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electro
translucent member
optical
light
facing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2006082257A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigemitsu Koike
繁光 小池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2006082257A priority Critical patent/JP2007253503A/ja
Publication of JP2007253503A publication Critical patent/JP2007253503A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Electroluminescent Light Sources (AREA)

Abstract

【課題】各電気光学素子からの出射光の損失を低減する。
【解決手段】電気光学装置Dは、複数の電気光学素子Eを含む電気光学パネル10と、各
電気光学素子Eからの出射光を集束させる集束性レンズアレイ20と、電気光学パネル1
0と集束性レンズアレイ20との間隙に配置された光透過性の透光部材30とを含む。透
光部材30の表面のうち電気光学パネル10側の第2面32と集束性レンズアレイ20に
対向するレンズ対向領域311とを除く領域(領域312および側面34)の少なくとも
一部には粗面化処理が施されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、電気的な作用に応じて光学的な性状が変化する素子(以下「電気光学素子」
という)を利用した電気光学装置の構造に関する。
多数の電気光学素子が配列された電気光学パネルを感光体の露光ヘッドとして採用した
電子写真方式の画像形成装置が従来から提案されている。例えば、特許文献1や特許文献
2には、各電気光学素子からの出射光を集束させる集束性レンズアレイを電気光学パネル
と感光体との間隙に配置した構成が開示されている。
特開昭63−103288号公報 特開2004−58448号公報
以上の構成においては、集束性レンズアレイの物体側の作動距離に略一致する距離の空
間(空気層)を集束性レンズアレイと電気光学パネルとの間に確保する必要がある。この
空間内を進行する各電気光学素子からの出射光は拡散していくから、各電気光学素子から
の出射光のうち集束性レンズアレイに入射する光量を充分に確保することが困難である(
すなわち光の利用効率が低い)という問題がある。このような事情に鑑みて、本発明は、
各電気光学素子からの出射光の損失を低減するという課題の解決を目的としている。
以上の課題を解決するために、本発明に係る電気光学装置は、複数の電気光学素子を含
む電気光学パネルと、各電気光学素子からの出射光が入射する光透過性の透光部材と、透
光部材を挟んで電気光学パネルとは反対側に配置され、透光部材を透過した各電気光学素
子からの出射光を集束させる集束性レンズとを具備し、透光部材のうち電気光学パネルに
対向するパネル対向領域(例えば図2や図5の第2面32)と集束性レンズに対向するレ
ンズ対向領域(例えば図2や図5のレンズ対向領域311)とを除く非対向領域(例えば
図2や図5の領域312や側面34)の少なくとも一部に粗面化処理が施されている。
この構成によれば、電気光学素子と集束性レンズとの間に透光部材が介在するから、両
者間に空気のみが介在する構成と比較して、各電気光学素子からの出射光のうち集束性レ
ンズに入射する光量の割合(光の利用効率)を増加させることができる。換言すると、所
期の光量を集束性レンズに入射させるために電気光学素子に供給しなければならない電気
エネルギが低減されるから、例えば有機発光ダイオード素子が電気光学素子として採用さ
れた構成においては特に、電気エネルギの供給に起因した電気光学素子の経時的な劣化を
抑制する(すなわち電気光学素子を長寿命化する)ことが可能である。
さらに、非対向領域の少なくとも一部に粗面化処理が施されるから、非対向領域の全域
が平坦面(粗面化処理が施されていない表面)である構成と比較して、透光部材の内側か
ら非対向領域を通過して外側に出射する光量(すなわち集束性レンズを経由せずに出射す
る光量)が低減される。したがって、非対向領域を通過した出射光が電気光学装置からの
出射光の特性に与える影響を抑制する(理想的には集束性レンズを経由した光線のみを電
気光学装置から出射させる)ことができる。
本発明の電気光学素子は、電気エネルギの付与(例えば電流の供給や電圧の印加)によ
って輝度や透過率といった光学的な特性が変化する素子である。電気光学素子の具体例と
しては、電気エネルギの付与によって自身が発光する発光素子(例えばエレクトロルミネ
セント素子やプラズマディスプレイ素子)、および、電気エネルギの付与によって透過率
が変化する光変調素子(例えば液晶素子や電気泳動素子)がある。
また、本発明の粗面化処理とは、物体の表面を多数の微細な凹凸を含む粗面(例えば梨
地(シボ)状の表面)に加工する化学的または物理的な処理(シボ加工・梨地加工・フロ
スト加工)である。換言すると、粗面化処理とは、物体の表面を通過して内部から外部に
出射する光量が未処理の場合と比較して低減されるように当該表面を加工する処理である
。粗面化処理の具体例としては、サンドブラストやショットブラストと呼ばれるブラスト
処理(乾式ブラスト処理・湿式ブラスト処理)や、物体の表面を微細な領域ごとに化学的
に除去(エッチング)することで当該表面を粗面化する化成処理がある。
なお、以上においては粗面化処理の有無に着目したが、透光部材の表面の形状(粗さ)
に着目すると、本発明の電気光学装置は、透光部材のうち電気光学パネルに対向するパネ
ル対向領域と集束性レンズに対向するレンズ対向領域とを除く非対向領域の少なくとも一
部の表面がレンズ対向領域またはパネル対向領域の少なくとも一方の表面よりも粗い、と
いう構成によって特徴付けられる。
さらに、透光部材の光学的な特性に着目すると、本発明の電気光学装置は、透光部材の
うち電気光学パネルに対向するパネル対向領域と集束性レンズに対向するレンズ対向領域
とを除く非対向領域の少なくとも一部の光透過率がレンズ対向領域またはパネル対向領域
の少なくとも一方の光透過率よりも低い、という構成によって特徴付けられる。換言する
と、非対向領域の少なくとも一部のヘイズ値は、レンズ対向領域またはパネル対向領域の
少なくとも一方のヘイズ値よりも高い。ヘイズ値(曇価)とは、物体の曇りの程度を示す
数値(物体に可視光を照射したときの全透過光に対する拡散透過光の割合)であり、ヘイ
ズ値が低いほど透明性が高い。
なお、「非対向領域の少なくとも一部に粗面化処理が施されている」という文言は、非
対向領域以外の領域(パネル対向領域やレンズ対向領域)に粗面化処理が施された構成を
除外するものではない。すなわち、透光領域における非対向領域の少なくとも一部に加え
てパネル対向領域やレンズ対向領域(例えば透光部材の全表面)に粗面化処理が施された
構成も当然に本発明の範囲に含まれる。粗面化処理の有無を適宜に変更した具体的な態様
を例示すれば以下の通りである。
本発明の好適な態様において、透光部材のうち集束性レンズ側に位置する第1面(例え
ば図2や図5の第1面31)は、レンズ対向領域と集束性レンズに対向しない第1領域(
例えば図2や図5の領域312)とを含み、第1面のうち少なくとも第1領域には粗面化
処理が施されている。第1領域からの出射光(集束性レンズを経由しない光)が電気光学
装置からの出射光の特性に与える影響は大きいから、第1領域の粗面化によって当該領域
からの出射光が低減される本態様によれば、電気光学装置からの出射光を効果的に所期の
特性に近づけることが可能である。
この態様において、第1面のうちレンズ対向領域に粗面化処理が施されない構成とすれ
ば、レンズ対向領域と集束性レンズとの間隙における光の散乱が防止されるから、透光部
材から集束性レンズに入射する光量を容易に確保することができる。
もっとも、レンズ対向領域を含む第1面の全域に粗面化処理が施された構成も採用され
る。この構成によれば、粗面化処理に際してレンズ対向領域と第1領域とを区別する必要
がないから、第1面に対して選択的に粗面化処理を施す場合と比較して、透光部材を製造
する工程が簡素化される。さらに、透光部材と集束性レンズとが両者間に介在する光透過
性の接着剤(例えば図6の接着剤50)によって接合された構成によれば、透光部材と集
束性レンズとが空気層のみを介して対向する構成と比較して、透光部材の第1面の表面(
第1面と接着剤との界面)における光の散乱が抑制される。したがって、透光部材から集
束性レンズに入射する光量を容易に確保することができる。また、透光部材と屈折率が等
しい接着剤を透光部材と集束性レンズとの接合に利用すれば、透光部材と集束性レンズと
の間隙における光の散乱を殆ど防止することが可能である。
また、本発明の他の態様において、透光部材のうち電気光学パネル側に位置する第2面
(例えば図2の第2面32)には粗面化処理が施されない。この態様によれば、パネル対
向領域と透光部材との間隙における光の散乱が防止されるから、電気光学パネルから透光
部材に入射する光量を容易に確保することができる。
ただし、透光部材のうち電気光学パネル側に位置する第2面(例えば図5の第2面32
)に粗面化処理が施された構成も採用される。この構成によれば、粗面化処理の要否に関
して第2面と他の領域とを区別する必要がないから、第2面に粗面化処理を施さない構成
と比較して透光部材を製造する工程が簡素化される。また、透光部材と電気光学パネルと
が両者間に介在する光透過性の接着剤によって接合された構成によれば、電気光学パネル
と透光部材とが空気層のみを介して対向する構成と比較して、透光部材の第2面の表面(
第2面と接着剤との界面)における光の散乱が抑制される。したがって、電気光学パネル
から透光部材に入射する光量を容易に確保することができる。さらに、透光部材と屈折率
が等しい接着剤を透光部材と電気光学パネルとの接合に利用すれば、電気光学パネルと透
光部材との間隙における光の散乱を殆ど防止することが可能である。
本発明の好適な態様において、透光部材の側面(例えば図2や図5の側面34)には粗
面化処理が施される。この態様によれば、透光部材の内側から側面を通過して出射する光
量が抑制されるから、側面の全部が平坦面とされた構成と比較して、非対向領域を通過し
た出射光が電気光学装置からの出射光の特性に与える影響を抑制するという本発明の所期
の効果はいっそう顕著となる。
本発明に係る電気光学装置は各種の電子機器に利用される。電子機器の典型例は、電気
光学装置を感光体ドラムなどの像担持体の露光に利用した画像形成装置である。この画像
形成装置は、露光によって潜像が形成される像担持体(例えば図7の感光体ドラム70)
と、像担持体を露光する本発明の電気光学装置と、像担持体の潜像に現像剤を付着して顕
像を形成する現像器とを具備する。
本発明の画像形成装置においては、透光部材の非対向領域から出射して像担持体に到達
する光量が低減される。すなわち、透光部材の前面が平坦面である構成と比較して、像担
持体に到達する光量のうち集束性レンズを経由して進行してきた光量の割合が増加する。
したがって、高解像度で鮮明な画像を形成することが可能である。
なお、電気光学装置の用途は露光に限定されない。例えば、スキャナなどの画像読取装
置においては、本発明に係る電気光学装置を原稿の照明に利用することが可能である。こ
の画像読取装置は、本発明の電気光学装置と、電気光学装置から出射して読取対象(原稿
)で反射した光を電気信号に変換する受光装置(例えばCCD(Charge Coupled Device
)素子などの受光素子)とを具備する。また、液晶装置の背面側に配置されてこれを照明
する装置(バックライト)にも本発明の電気光学装置が採用される。さらに、電気光学素
子がマトリクス状に配列された電気光学装置は、各種の電子機器の表示装置として利用さ
れる。
<A:第1実施形態>
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の部分的な構成を示す斜視図であり、
図2は、図1におけるII−II線からみた断面図である。図1および図2に示すように、画
像形成装置は、感光体ドラム70と電気光学装置Dとを具備する。感光体ドラム70は、
X方向(主走査方向)に延在する回転軸に支持され、外周面を電気光学装置Dに対向させ
た状態で回転する。電気光学装置Dは、画像形成装置の筐体(フレーム)Aに設置される
図1および図2に示すように、電気光学装置Dは、電気光学パネル10と集束性レンズ
アレイ20と透光部材30と支持体40とを具備する。透光部材30は、電気光学パネル
10と感光体ドラム70との間隙に配置される。集束性レンズアレイ20は、透光部材3
0を挟んで電気光学パネル10とは反対側(すなわち透光部材30と感光体ドラム70と
の間隙)に配置される。
図2に示すように、電気光学パネル10は、X方向を長手とする姿勢に配置された長方
形状の基板12を具備する。基板12は、ガラスやプラスチックといった適切な材料から
なる光透過性の板材である。図2に示すように、基板12のうち感光体ドラム70とは反
対側の表面には、X方向に沿って多数の電気光学素子Eが配列される。各電気光学素子E
は、有機EL(ElectroLuminescent)材料からなる発光層を陽極と陰極との間隙に介在さ
せた有機発光ダイオード素子であり、外部から指示される画像に応じて各々が選択的に発
光する。なお、電気光学素子Eの配列のパターンは任意である。
基板12のうち各電気光学素子Eが形成された表面には封止体15が接合される。封止
体15は、基板12と協働して各電気光学素子Eを封止(外気から遮断)する略長方形の
板材である。この封止によって外気や水分の付着に起因した電気光学素子Eの劣化が抑制
される。
集束性レンズアレイ20は、各電気光学素子Eからの出射光を集束させるための光学素
子である。本実施形態の集束性レンズアレイ20は、各々の光軸を基板12に垂直なZ方
向に向けた姿勢でアレイ状に配列された多数の屈折率分布型レンズを含む。集束性レンズ
アレイ20としては、例えば日本板硝子株式会社から入手可能なSLA(セルフォック・
レンズ・アレイ)がある(セルフォック/SELFOCは日本板硝子株式会社の登録商標
)。
透光部材30は、ガラスやプラスチックといった光透過性の材料によって形成された板
材である。図1および図2から理解されるように、透光部材30は、Z方向からみて複数
の電気光学素子Eと重なり合うように寸法および形状が選定される。
図2に示すように、透光部材30のひとつの表面(以下「第1面」という)31は集束
性レンズアレイ20に対向し、第1面31に平行な他方の表面(以下「第2面」という)
32は電気光学パネル10の基板12に対向する。集束性レンズアレイ20のうち電気光
学パネル10に対向する端面(以下「入光面」という)21は第1面31に接合される。
基板12のうち感光体ドラム70に対向する表面(以下「ドラム対向面」という)122
は第2面32に接合される。本実施形態の電気光学パネル10(基板12)および集束性
レンズアレイ20は、光透過性の接着剤によって透光部材30に接合される。
図3は、透光部材30の構成を示す斜視図である。透光部材30の第1面31はX方向
およびY方向に沿った寸法(幅および長さ)が集束性レンズアレイ20の入光面21より
も大きい。したがって、図2および図3に示すように、透光部材30の第1面31は、集
束性レンズアレイ20に対向する領域(以下「レンズ対向領域」という)311と集束性
レンズアレイ20に対向しない領域(図3の第1面31のうち斜線が付された領域)31
2とに区分される。レンズ対向領域311は、集束性レンズアレイ20の入光面21に面
接触する領域である。領域312は、第1面31の外周縁から所定の幅寸法にわたる枠状
の領域である。一方、透光部材30の第2面32は、図2に示すように、その全域が基板
12のドラム対向面122(電気光学素子Eとは反対側の表面)に面接触する。
以上の構成において、各電気光学素子Eと集束性レンズアレイ20との距離は、透光部
材30の厚さと略一致する寸法に維持される。すなわち、透光部材30は電気光学パネル
10と集束性レンズアレイ20との間隔を規定するスペーサとして機能する。したがって
、透光部材30の厚さは集束性レンズアレイ20の作動距離と透光部材30の屈折率とに
応じて決定されることが望ましい。
支持体40は、電気光学パネル10の位置および姿勢を保持するための部材である。図
1および図2に示すように、本実施形態の支持体40は、透光部材30の外形に対応した
開口部421が形成された長方形状の主面部42と、主面部42の周縁から筐体A側に突
出する枠状の側面部44とを含む。基板12のドラム対向面122が主面部42の筐体A
側の表面に接合されることで、電気光学パネル10(さらには電気光学パネル10に固定
された透光部材30や集束性レンズアレイ20)が支持体40に固定される。さらに、側
面部44の下端面が筐体Aに接合されることで電気光学パネル10は筐体Aに固定される
。電気光学パネル10が支持体40に固定された状態において透光部材30は開口部42
1の内側に入り込む。
以上の構成において、各電気光学素子Eからの出射光は基板12と透光部材30とを透
過して集束性レンズアレイ20に入射する。すなわち、本実施形態の電気光学パネル10
はボトムエミッション型である。集束性レンズアレイ20への入射光は各屈折率分布型レ
ンズによって集光されたうえで感光体ドラム70の表面に到達する。これによって感光体
ドラム70の表面には、電気光学パネル10上の像に対応した正立像が結像される。本実
施形態においては電気光学パネル10と集束性レンズアレイ20との間隙に透光部材30
が介在するから、電気光学パネル10と集束性レンズアレイ20との間隙に空気のみが介
在する構成と比較して、集束性レンズアレイ20に向かう各電気光学素子Eからの光束が
狭まる。したがって、電気光学パネル10からの出射光のうち集束性レンズアレイ20に
入射する光量の割合(光の利用効率)を増加させることができる。
以上のように本実施形態によれば集束性レンズアレイ20に入射する光量を増加させる
ことが可能であるが、電気光学パネル10から透光部材30に入射した光量の総てを集束
性レンズアレイ20に入射させることは困難である。すなわち、電気光学パネル10から
透光部材30に入射した光のなかには、レンズ対向領域311に到達して集束性レンズア
レイ20に入射する成分だけではなく、基板12や透光部材30を透過するときに拡散し
て透光部材30の領域312や側面34に到達する成分(以下「拡散成分」という)もあ
る。拡散成分が透光部材30から出射して感光体ドラム70の表面に到達するとすれば、
集束性レンズアレイ20からの出射光の照射で感光体ドラム70に形成される本来の潜像
に対して拡散成分の照射に応じた画像が重畳され、これによって潜像(さらには顕像)の
解像度や鮮明度が損なわれるという問題がある。
以上の問題を解決するために、本実施形態においては、透光部材30のうち拡散成分が
通過する領域の表面に粗面化処理が施されている。粗面化処理とは、透光部材30の表面
を、多数の微細な凹凸を含む粗面(梨地状の表面)に変化させる処理である。例えば、多
数の微細な研磨剤を透光部材30の表面に衝突させるブラスト(サンドブラスト・ショッ
トブラスト)処理が粗面化処理として好適に採用される。ブラスト処理によれば、凹凸の
ピッチや形状が広範囲にわたって均一化された粗面を低廉かつ迅速に形成することが可能
である。
図3においては、透光部材30のうち粗面化処理が施される領域に斜線が付されている
。同図に示すように、本実施形態においては、透光部材30の全表面のうち領域312(
第1面31のうち集束性レンズアレイ20に対向しない領域)と全周にわたる側面34と
に対して粗面化処理が施される。一方、レンズ対向領域311および第2面32の表面は
、粗面化処理が施されていない平坦面である。すなわち、領域312と側面34との表面
は、レンズ対向領域311と第2面32との表面よりも粗い。以上のような選択的な粗面
化は、例えば、レンズ対向領域311と第2面32とをレジストでマスクしたうえで透光
部材30にブラスト処理を施すことで実現される。
以上の構成において、透光部材30の内側から領域312や側面34に到達した拡散成
分は、粗面化処理で形成された凹凸の表面(透光部材30と外気との境界面)にて散乱す
るから、領域312や側面34が単純な平坦面である構成と比較して、各表面を通過して
感光体ドラム70に到達する拡散成分の光量は低減される。一方、平坦面であるレンズ対
向領域311において透光部材30からの出射光は散乱しないから、各電気光学素子Eか
らの出射光のうち集束性レンズアレイ20を透過して感光体ドラム70に到達する光量は
、透光部材30の全面が平坦面である構成と同等の光量に維持される。同様に、第2面3
2は平坦面であるから、電気光学パネル10からの出射光は散乱することなく透光部材3
0に入射する。
以上のように、本実施形態においては、電気光学装置Dから感光体ドラム70に到達す
る光量のうち集束性レンズアレイ20を透過して感光体ドラム70に到達する光量の割合
が相対的に増加する(理想的には集束性レンズアレイ20の透過光のみが感光体ドラム7
0に到達する)から、感光体ドラム70に形成される潜像やこれに現像剤を付着させた顕
像の解像度および鮮明度を高い水準に維持することが可能となる。
なお、以上に説明したように、透光部材30の内側から粗面を通過して外部に出射する
拡散成分の光量は、透光部材30のうち拡散成分の到達する領域が平坦面とされた構成と
比較して低減される。すなわち、透光部材30の光学的な特性に着目すると、本実施形態
の透光部材30は、領域312や側面34の光透過率がレンズ対向領域311および第2
面32の光透過率よりも低く設定された部材としても特定される。換言すると、粗面化処
理とは、透光部材30の表面における光透過率を低減する処理である。
ところで、拡散成分を減光させるための構成としては、例えば図4に示すように、透光
部材30の領域312や側面34を遮光性の部材(以下「遮光体」という)Bによって被
覆する構成も考えられる。遮光体Bは、例えばカーボンブラックが分散された樹脂によっ
て形成される。しかしながら、この構成においては、遮光体Bの分だけ電気光学装置Dが
大型化するという問題がある。また、遮光体Bの膜厚に発生したムラ(塗布ムラ)は拡散
成分を減光する性能の不均一性の原因となるから、拡散成分を均等に減光して高品位の潜
像を実現するためには、遮光体Bが形成される工程を厳格に管理する必要がある。さらに
、遮光体Bを樹脂で形成した構成においては、拡散成分を減光する作用が樹脂の経時的な
劣化によって減少していくという問題もある。
これに対し、本実施形態においては、透光部材30の表面における散乱で拡散成分が減
光される(すなわち、拡散成分の遮光のための独立した部材を配置する必要がない)から
、電気光学装置Dの大型化や部品点数の増加が原理的には不要となる。また、ブラスト処
理という簡易かつ低廉な方法によって凹凸の形状やピッチが高度に均一化された粗面が形
成され、しかも粗面の形状(さらには拡散成分を減光する作用)が経時的に変化しにくい
という利点もある。
<B:第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、本実施形態のうち第1実施形態
と同様の要素については以上と同じ符号を付してその詳細な説明を適宜に省略する。
図5は、本実施形態に係る電気光学装置Dの構成を示す断面図(図2に対応する断面図
)である。同図に斜線を付して示すように、本実施形態の透光部材30は、領域312お
よび側面34に加えてレンズ対向領域311と第2面32とを含む総ての表面(合計6面
)に粗面化処理が施されている。
図6は、透光部材30と集束性レンズアレイ20とが接合される部分を拡大して示す断
面図である。同図に示すように、透光部材30と集束性レンズアレイ20とは、レンズ対
向領域311(粗面)と入光面21との間に介在する光透過性の接着剤50によって接合
される。接着剤50は、屈折率が透光部材30の屈折率と略一致するように選定される。
したがって、透光部材30のレンズ対向領域311が粗面であるとは言っても、レンズ対
向領域311と接着剤50との境界面において光の散乱は殆ど発生しない。すなわち、各
電気光学素子Eからの出射光のうち集束性レンズアレイ20を透過して感光体ドラム70
に到達する光量は第1実施形態と同等の水準に維持される。
透光部材30と基板12とが接合される部分についても同様である。すなわち、透光部
材30と屈折率が略一致する接着剤によって透光部材30と基板12とが接合されるから
、透光部材30の第2面32が粗面であるにも拘わらず、第2面32と接着剤との境界面
にて光の散乱は殆ど発生しない。したがって、各電気光学素子Eから透光部材30に入射
する光量は第1実施形態と同等である。
第1実施形態のように透光部材30の表面が選択的に粗面化される構成においては、粗
面化処理に際して透光部材30の各領域を区別する必要がある。例えば、粗面化処理が不
要な領域をレジストでマスクするとともに粗面化処理が必要な領域をレジストから露出さ
せるといった具合である。これに対し、本実施形態においては透光部材30の全面が粗面
化されるから、粗面化処理に際して透光部材30の各領域を区別する必要はない。具体的
には、透光部材30を部分的にレジストで被覆する工程が不要となる。したがって、本実
施形態によれば、第1実施形態と比較して製造工程の簡素化や製造コストの低減を実現す
ることが可能である。
<C:変形例>
以上の各形態には様々な変形を加えることができる。具体的な変形の態様を例示すれば
以下の通りである。なお、以下の各態様を適宜に組み合わせてもよい。
(1)変形例1
透光部材30の表面における粗面と平坦面との区別(粗面化処理が施される領域と施さ
れない領域との区別)は以上の例示から適宜に変更される。例えば、透光部材30のうち
第1面31(レンズ対向領域311および領域312)および側面34に粗面化処理が施
され、第2面32には粗面化処理が施されない構成としてもよい。ブラスト処理によって
この透光部材30を作成する場合には、例えば、第2面32が加工台(ステージ)の表面
に接触するように設置された透光部材30に対して微細な研磨剤が吹き付けられる。この
方法によれば、背面側に隠れた第2面32に研磨剤は衝突しないから、第2面32のマス
クのためのレジストを要することなく、所望の領域が選択的に粗面化された透光部材30
を作成することが可能である。
また、透光部材30の側面34に対する粗面化処理は適宜に省略される。例えば、支持
体40(開口部421の内周面)が透光部材30の側面34に対向する構成においては、
側面34からの出射光は支持体40によって遮光されるから感光体ドラム70には到達し
ない。したがって、この構成において透光部材30の側面34の粗面化処理は適宜に省略
される。また、側面34が粗面化される構成においても、その全域を粗面化する必要まで
は必ずしもない。例えば、透光部材30の長辺に対応する各側面34のみを粗面化し、短
辺に対応する各側面34(長手方向における両端面)は粗面化しない構成も採用される。
同様に、領域312についても、その全域にわたって粗面化されても部分的に粗面化され
てもよい。すなわち、以上の各形態においては、透光部材30のうちレンズ対向領域31
1と第2面32とを除いた領域(領域312と側面34)の少なくとも一部に粗面化処理
が施されていればよい。
(2)変形例2
以上の各形態においては集束性レンズアレイ20と電気光学パネル10とが接着剤によ
って透光部材30に接合される構成を例示したが、これらの各部を相互に接合する必要は
必ずしもない。例えば、集束性レンズアレイ20と電気光学パネル10と透光部材30と
の各々が支持体40や他の部材によって独立に支持された構成も採用される。ただし、透
光部材30のレンズ対向領域311や第2面32に粗面化処理が施された構成においては
、レンズ対向領域311や第2面32における光の散乱を抑制するという観点から、集束
性レンズアレイ20や電気光学パネル10が光透過性の接着剤によって透光部材30に接
合された構成が好適である。
(3)変形例3
ブラスト処理は粗面化処理の例示に過ぎない。本発明における粗面化処理としては総て
の公知な技術を採用することができる。例えば、透光部材30の表面を微細な領域ごとに
化学的に除去する処理(エッチング)も本発明の粗面化処理として採用される。
(4)変形例4
本発明における電気光学素子とは、電気エネルギの付与に応じて輝度や透過率といった
光学的な性状が変化する要素である。本発明の電気光学素子について、自身が光を放射す
る自発光型の素子と外光の透過率を変化させる非発光型の素子との区別や、電流の供給に
よって駆動される電流駆動型の素子と電圧の印加によって駆動される電圧駆動型の素子と
の区別は不問である。例えば、以上の各形態にて例示した有機発光ダイオード素子に代え
て、無機EL素子やフィールド・エミッション(FE)素子、表面導電型エミッション(
SE:Surface-conduction Electron-emitter)素子、弾道電子放出(BS:Ballistic
electron Surface emitting)素子、LED(Light Emitting Diode)素子、液晶
素子、電気泳動素子、エレクトロクロミック素子など様々な電気光学素子を本発明に利用
することができる。
<D:応用例>
次に、本発明の電気光学装置を利用した電子機器のひとつの形態として画像形成装置を
例示する。
図7は、以上の各形態に係る電気光学装置Dを露光ヘッドとして採用した画像形成装置
の構成を示す断面図である。画像形成装置は、タンデム型のフルカラー画像形成装置であ
り、以上の形態に係る4個の電気光学装置D(DK,DC,DM,DY)と、各電気光学装置
Dに対応する4個の感光体ドラム70(70K,70C,70M,70Y)とを具備する。ひ
とつの電気光学装置Dは、これに対応した感光体ドラム70の像形成面(外周面)に対向
するように配置される。なお、各符号の添字「K」「C」「M」「Y」は、黒(K)、シアン
(C)、マゼンダ(M)、イエロー(Y)の各顕像の形成に利用されることを意味してい
る。
図7に示すように、駆動ローラ711と従動ローラ712とには無端の中間転写ベルト
72が巻回される。4個の感光体ドラム70は、相互に所定の間隔をあけて中間転写ベル
ト72の周囲に配置される。各感光体ドラム70は、中間転写ベルト72の駆動に同期し
て回転する。
各感光体ドラム70の周囲には、電気光学装置Dのほかにコロナ帯電器731(731
K,731C,731M,731Y)と現像器732(732K,732C,732M,732Y
)とが配置される。コロナ帯電器731は、これに対応する感光体ドラム70の像形成面
を一様に帯電させる。この帯電した像形成面を各電気光学装置Dが露光することで静電潜
像が形成される。各現像器732は、静電潜像に現像剤(トナー)を付着させることで感
光体ドラム70に顕像(可視像)を形成する。
以上のように感光体ドラム70に形成された各色(黒・シアン・マゼンタ・イエロー)
の顕像が中間転写ベルト72の表面に順次に転写(一次転写)されることでフルカラーの
顕像が形成される。中間転写ベルト72の内側には4個の一次転写コロトロン(転写器)
74(74K,74C,74M,74Y)が配置される。各一次転写コロトロン74は、これ
に対応する感光体ドラム70から顕像を静電的に吸引することによって、感光体ドラム7
0と一次転写コロトロン74との間隙を通過する中間転写ベルト72に顕像を転写する。
シート(記録材)75は、ピックアップローラ761によって給紙カセット762から
1枚ずつ給送され、中間転写ベルト72と二次転写ローラ77との間のニップに搬送され
る。中間転写ベルト72の表面に形成されたフルカラーの顕像は、二次転写ローラ77に
よってシート75の片面に転写(二次転写)され、定着ローラ対78を通過することでシ
ート75に定着される。排紙ローラ対79は、以上の工程を経て顕像が定着されたシート
75を排出する。
以上に例示した画像形成装置は有機発光ダイオード素子を光源(露光手段)として利用
しているので、レーザ走査光学系を利用した構成よりも装置が小型化される。なお、以上
に例示した以外の構成の画像形成装置にも本発明を適用することができる。例えば、ロー
タリ現像式の画像形成装置や、中間転写ベルトを使用せずに感光体ドラムからシートに対
して直接的に顕像を転写するタイプの画像形成装置、あるいはモノクロの画像を形成する
画像形成装置にも本発明に係る電気光学装置を利用することが可能である。
なお、本発明に係る電気光学装置の用途は像担持体の露光に限定されない。例えば、本
発明の電気光学装置は、原稿などの読取対象に光を照射するライン型の光ヘッド(照明装
置)として画像読取装置に採用される。この種の画像読取装置としては、スキャナ、複写
機やファクシミリの読取部分、バーコードリーダ、あるいはQRコード(登録商標)のよ
うな二次元画像コードを読む二次元画像コードリーダがある。
第1実施形態に係る電気光学装置および感光体ドラムの構成を示す斜視図である。 図1におけるII−II線からみた断面図である。 透光部材の構成を示す斜視図である。 対比例に係る電気光学装置の構成を示す断面図である。 第2実施形態に係る電気光学装置の構成を示す断面図である。 透光部材と集束性レンズアレイとが接合される部分を拡大して示す断面図である。 画像形成装置の構成を示す縦断面図である。
符号の説明
D……電気光学装置、70……感光体ドラム、10……電気光学パネル、12……基板、
122……ドラム対向面、15……封止体、E……電気光学素子、20……集束性レンズ
アレイ、21……入光面、30……透光部材、31……第1面、311……レンズ対向領
域、312……領域、32……第2面、34……側面、40……支持体、42……主面部
、421……開口部、44……側面部。

Claims (10)

  1. 複数の電気光学素子を含む電気光学パネルと、
    前記各電気光学素子からの出射光が入射する光透過性の透光部材と、
    前記透光部材を挟んで前記電気光学パネルとは反対側に配置され、前記透光部材を透過
    した前記各電気光学素子からの出射光を集束させる集束性レンズと
    を具備し、前記透光部材のうち前記電気光学パネルに対向するパネル対向領域と前記集
    束性レンズに対向するレンズ対向領域とを除く非対向領域の少なくとも一部に粗面化処理
    が施されている
    電気光学装置。
  2. 前記透光部材のうち前記集束性レンズ側に位置する第1面は、前記レンズ対向領域と前
    記集束性レンズに対向しない第1領域とを含み、前記第1面のうち少なくとも前記第1領
    域には粗面化処理が施されている
    請求項1に記載の電気光学装置。
  3. 前記第1面のうち前記レンズ対向領域には粗面化処理が施されていない
    請求項2に記載の電気光学装置。
  4. 前記第1面には前記レンズ対向領域を含む全域に粗面化処理が施され、
    前記透光部材と前記集束性レンズとは両者間に介在する光透過性の接着剤によって接合
    される
    請求項2に記載の電気光学装置。
  5. 前記透光部材のうち前記電気光学パネル側に位置する第2面には粗面化処理が施されて
    いない
    請求項1から請求項4の何れかに記載の電気光学装置。
  6. 前記透光部材のうち前記電気光学パネル側に位置する第2面には粗面化処理が施され、
    前記透光部材と前記電気光学パネルとは両者間に介在する光透過性の接着剤によって接
    合される
    請求項1から請求項4の何れかに記載の電気光学装置。
  7. 前記透光部材の側面には粗面化処理が施されている
    請求項1から請求項6の何れかに記載の電気光学装置。
  8. 複数の電気光学素子を含む電気光学パネルと、
    前記各電気光学素子からの出射光が入射する光透過性の透光部材と、
    前記透光部材を挟んで前記電気光学パネルとは反対側に配置され、前記透光部材を透過
    した前記各電気光学素子からの出射光を集束させる集束性レンズと
    を具備し、前記透光部材のうち前記電気光学パネルに対向するパネル対向領域と前記集
    束性レンズに対向するレンズ対向領域とを除く非対向領域の少なくとも一部の表面は、前
    記レンズ対向領域または前記パネル対向領域の少なくとも一方の表面よりも粗い
    電気光学装置。
  9. 複数の電気光学素子を含む電気光学パネルと、
    前記各電気光学素子からの出射光が入射する光透過性の透光部材と、
    前記透光部材を挟んで前記電気光学パネルとは反対側に配置され、前記透光部材を透過
    した前記各電気光学素子からの出射光を集束させる集束性レンズと
    を具備し、前記透光部材のうち前記電気光学パネルに対向するパネル対向領域と前記集
    束性レンズに対向するレンズ対向領域とを除く非対向領域の少なくとも一部の光透過率は
    、前記レンズ対向領域または前記パネル対向領域の少なくとも一方の光透過率よりも低い
    電気光学装置。
  10. 露光によって潜像が形成される像担持体と、
    前記像担持体を露光する請求項1から請求項9の何れかに記載の電気光学装置と、
    前記像担持体の潜像に対する現像剤の付着によって顕像を形成する現像器と
    を具備する画像形成装置。

JP2006082257A 2006-03-24 2006-03-24 電気光学装置および画像形成装置 Withdrawn JP2007253503A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006082257A JP2007253503A (ja) 2006-03-24 2006-03-24 電気光学装置および画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006082257A JP2007253503A (ja) 2006-03-24 2006-03-24 電気光学装置および画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007253503A true JP2007253503A (ja) 2007-10-04

Family

ID=38628217

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006082257A Withdrawn JP2007253503A (ja) 2006-03-24 2006-03-24 電気光学装置および画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007253503A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5940707B1 (ja) * 2015-03-30 2016-06-29 株式会社東芝 電気光学装置
JP2021136208A (ja) * 2020-02-28 2021-09-13 キヤノン株式会社 発光装置、表示装置、露光システム、及び表示撮像装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5940707B1 (ja) * 2015-03-30 2016-06-29 株式会社東芝 電気光学装置
JP2021136208A (ja) * 2020-02-28 2021-09-13 キヤノン株式会社 発光装置、表示装置、露光システム、及び表示撮像装置
JP7486980B2 (ja) 2020-02-28 2024-05-20 キヤノン株式会社 発光装置、表示装置、露光システム、及び表示撮像装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7609285B2 (en) Exposure device and image forming apparatus
US7274514B2 (en) Electro-optical device, image printing apparatus, and method of manufacturing electro-optical device
JP2006221902A (ja) 発光装置、その製造方法、画像印刷装置および画像読取装置
JP2013156486A (ja) 画像形成装置
JP2013033091A (ja) 画像形成装置
US20090225150A1 (en) Light-emitting head and printing apparatus using the same
JP2007253503A (ja) 電気光学装置および画像形成装置
JP2006218681A (ja) 画像印刷装置
JP2008168473A (ja) 電気光学装置、画像形成装置、及び電気光学装置の製造方法
US7551193B2 (en) Electro-optical apparatus, image-forming apparatus and method of manufacturing electro-optical apparatus
JP4322445B2 (ja) 光プリントヘッドおよび画像形成装置
JP4176281B2 (ja) カラー画像形成装置
JP2007062025A (ja) 発光装置および電子機器
JP2007283546A (ja) 露光装置および画像形成装置
JP2021028698A (ja) 照明装置、除電装置およびそれを備えた画像形成装置
JP4586560B2 (ja) 画像印刷装置
JP6335456B2 (ja) 露光装置および画像形成装置
JP2007237637A (ja) 電気光学装置および画像形成装置
US20200241440A1 (en) Optical writing device
JP2011131457A (ja) 光源装置および画像形成装置
JP2007237575A (ja) 電気光学装置、画像形成装置および電気光学装置の製造方法
JP2007125841A (ja) 露光装置および画像形成装置
JP3982989B2 (ja) 除電装置および画像形成装置
JP2009139459A (ja) フラットパネルディスプレイの製造方法
JP2008185667A (ja) 遮光部材およびそれを用いたラインヘッド、画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20090602