JP2007251848A - 番組推薦装置、番組推薦方法、番組推薦プログラムおよびプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

番組推薦装置、番組推薦方法、番組推薦プログラムおよびプログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】よりユーザの嗜好に合う番組を推薦する。
【解決手段】ユーザが入力装置2を用いて、番組推薦装置1に番組の選択操作を入力したとき、操作入力部10は、入力装置2が出力する番組の選択操作信号および識別子を受信する。このとき視聴履歴生成部15は、選択操作信号が表す番組の番組情報を、識別子と関連付けて、視聴履歴データベース17に蓄積する。ユーザが入力装置2を用いて、番組推薦装置1に番組の推薦操作を入力したとき、操作入力部10は、入力装置2が出力する番組の推薦操作信号および識別子を受信する。このとき推薦番組決定部13は、この識別子に関連付けられている履歴情報に基づいて、入力装置2を用いるユーザに推薦する番組を決定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、放送番組の番組情報の中からユーザへ番組を推薦する番組推薦装置および番組推薦方法および番組推薦プログラムおよびプログラムを記録した記録媒体に関する。
近年の映像チャンネルの増大に伴い急増する放送番組をユーザが把握しきれず、十分に放送を楽しめない等の問題が生じている。これを解消するために、ユーザに対して嗜好にあう番組を適切に推薦する、番組推薦機能が付与されているテレビジョン受像機などの映像機器が登場している。
このような番組推薦機能を有する装置においては、電子番組表(EPG:Electronic Program Guide)データなどの番組情報を利用して、ユーザの嗜好に合致した番組を選択する。ユーザへの番組推薦方法は、ユーザ嗜好情報の取得方法によって異なり、あらかじめユーザの興味に関する情報を登録してもらい、その情報に基づいて番組を推薦する興味登録方式や、ユーザが過去に視聴した番組の履歴を利用して番組を推薦する視聴履歴利用方式等がある。
ユーザが過去に視聴した番組の履歴を利用する視聴履歴利用方式では、ユーザが番組を視聴するたびに視聴された番組のデータを記録し、記録したデータを解析することによって、ユーザの好む番組のジャンル、出演者等の情報を取得する。このようにして得られた情報をキーワードとして、番組情報とマッチングを取り、ユーザに対して推薦する番組を決定する。
例えば、特許文献1に開示されているように、ユーザが番組を視聴するたびに、視聴された番組のEPGデータを解析し、番組のジャンル、出演者、スポーツ中継の対戦チーム名等の情報を取得し、蓄積する。そして蓄積した情報の中で、より出現頻度が高い情報をキーワードとして、EPGデータとの間でマッチングを取ることにより、推薦すべき番組名を決定する。
特開平7−135621号公報(1993年5月23日公開)
しかしながら、上記のように視聴されたすべての番組の情報を、ユーザの嗜好を表す履歴情報として蓄積する場合、同居する家族数人で一つの機器を使用する場合のようにユーザが複数存在すると、家族それぞれの好む番組情報が混在して蓄積されてしまう。このため、ユーザが一人の場合にはユーザの嗜好にあった番組を推薦できるが、ユーザが複数の場合には、ユーザの嗜好に合わない情報が推薦番組の決定に用いられる可能性もあるため、適切に番組を推薦できない。
一般家庭においては、テレビジョン受像機や録画装置などはリビングのような家族が集まる部屋において使用されるのが普通であり、あるユーザが視聴した番組情報に基づいた推薦番組を他の家族には知られたくない場合が存在する。例えば子供に見せるには適切ではない番組を視聴した後に、その番組に関するキーワードから番組が推薦されてしまうということも考えられる。視聴する番組情報を他のユーザと共有することは、各ユーザのプライバシーの問題にも関係することになる。
そこで、一つのコンピュータを複数のユーザで共有する場合のように、ユーザが利用するたびにユーザ認証を行い、ユーザ毎のデータを別々に記憶するという手法が考えられる。しかし、テレビジョン受像機や録画装置を使用するときに、ユーザの何らかの操作によって、ユーザ認証するのは、ユーザ側の操作負担が大きくなってしまうという問題がある。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、操作を入力するユーザを識別し、ユーザ毎に番組選択履歴を蓄積することにより、ユーザの嗜好に合う番組を推薦する番組推薦装置、番組推薦方法、番組推薦プログラム、および番組推薦プログラムを記録した記録媒体を提供することにある。
本発明に係る番組推薦装置は、上記の課題を解決するために、
ユーザによる第1の番組の選択操作を受け付けたとき、当該選択操作を表す選択操作信号と、自装置に固有の識別子とを互いに関連付けて出力する第1の入力装置によって出力された、前記選択操作信号および前記識別子を受信する第1の受信手段と、
前記第1の受信手段によって前記選択操作信号および前記識別子が受信されたとき、前記第1の番組についての番組情報を用いて、前記第1の番組の選択履歴を表す第1の履歴情報を生成する第1の履歴情報生成手段と、
前記生成された第1の履歴情報を、前記識別子に関連付けて蓄積する第1の履歴情報蓄積手段と、
前記蓄積された第1の履歴情報を用いて、前記第1の入力装置を用いる前記ユーザに推薦する推薦番組を決定する番組推薦手段とを備えていることを特徴とする。
前記構成によれば、第1の入力装置は、ユーザによる第1の番組の選択操作を受け付ける。このとき第1の入力装置は、この選択操作を表す選択操作信号と自装置固有の識別子とを互いに関連付けて出力する。
そして、第1の受信手段は、第1の入力装置が出力した選択操作信号および識別子を受信する。第1の受信手段が選択操作信号および識別子を受信したとき、第1の履歴情報生成手段は、ユーザによって選択された番組の番組情報を用いて、その番組の選択履歴を表す第1の履歴情報を生成する。
第1の履歴情報蓄積手段は、第1の履歴情報生成手段が生成した第1の履歴情報を、第1の受信手段が受信した識別子に関連付けて蓄積する。ここで、第1の履歴情報蓄積手段は、例えば、複数のユーザがそれぞれ別々の第1の入力装置を用いて、番組の選択操作を入力したときも、第1の履歴情報を蓄積する。このとき、第1の履歴情報蓄積手段は第1の履歴情報を、それぞれの入力装置固有の識別子に関連づけて蓄積する。したがって、第1の履歴情報蓄積手段は、各ユーザの第1の履歴情報を、他のユーザの第1の履歴情報と区別して蓄積することができる。
番組推薦手段は、第1の履歴情報を用いて、第1の入力装置を用いるユーザに推薦する推薦番組を決定する。このとき、ユーザが用いる第1の入力装置固有の識別子は、第1の履歴情報に関連付けられている識別子と同一である。すなわち、番組推薦手段は、ユーザ自身が過去に選択した番組の番組情報を用いて、生成された履歴情報のみを用いて、推薦する番組を決定する。
これにより、例えば、複数のユーザがそれぞれ別々に番組の選択操作を入力するときでも、第1の入力装置が出力する識別子によって、各ユーザによる番組の選択操作を区別することができる。このため、番組の選択操作を入力するときに、他のユーザと自身との識別を求める操作を、ユーザが行う必要はない。
また番組推薦手段は、第1の入力装置の識別子に関連付けられた履歴情報のみを用いて、この入力装置を用いるユーザに推薦する推薦番組を決定する。このとき番組推薦手段は、他の入力装置の識別子に関連付けられた履歴情報を、推薦番組の決定に用いない。
すなわち番組推薦手段は、第1の入力装置を用いるユーザに推薦する推薦番組を決定するときに、他のユーザの履歴情報を用いることがない。このためよりユーザの嗜好に合う番組を推薦することができる。また第1の入力装置を用いるユーザの履歴情報を、他のユーザに知られることがない。
本発明に係る番組推薦方法は、上記課題を解決するために、
ユーザによる第1の番組の選択操作を受け付けたとき、当該選択操作を表す選択操作信号と、自装置に固有の識別子とを互いに関連付けて出力する第1の入力装置によって出力された、前記選択操作信号および前記識別子を受信する第1の受信ステップと、
前記第1の受信ステップにおいて前記選択操作信号および前記識別子が受信されたとき、前記第1の番組についての番組情報を用いて、前記第1の番組の選択履歴を表す第1の履歴情報を生成する第1の履歴情報生成ステップと、
前記生成された第1の履歴情報を、前記識別子に関連付けて蓄積する第1の履歴情報蓄積ステップと、
前記蓄積された第1の履歴情報を用いて、前記入力装置を用いる前記ユーザに推薦する推薦番組を決定する番組推薦ステップとを有していることを特徴とする。
前記の構成によれば、本発明に係る番組推薦装置と同様の作用効果を奏する。
また、本発明に係る番組推薦装置では、さらに
ユーザによる第2の番組の選択操作を受け付けたとき、上記選択操作を表す選択操作信号を出力する第2の入力装置によって出力された前記選択操作信号を受信する第2の受信手段と、
前記第2の受信手段によって前記選択操作信号が受信されたとき、前記第2の番組についての番組情報を用いて、前記第2の番組の選択履歴を表す第2の履歴情報を生成する第2の履歴情報生成手段と、
前記生成された第2の履歴情報を蓄積する第2の履歴情報蓄積手段とを備え、
前記番組推薦手段は、前記蓄積された第1の履歴情報および第2の履歴情報を用いて、前記第1の入力装置を用いる前記ユーザに推薦する推薦番組を決定することが好ましい。
前記の構成によれば、第2の入力装置は、ユーザによる第2の番組の選択操作を受け付ける。このとき第2の入力装置は、この選択操作を表す選択操作信号を出力する。
そして、第2の受信手段は、第2の入力装置が出力した選択操作信号を受信する。第2の受信手段が選択操作信号を受信したとき、第2の履歴情報生成手段は、ユーザによって選択された番組の番組情報を用いて、その番組の選択履歴を表す第2の履歴情報を生成する。
第2の履歴情報蓄積手段は、第2の履歴情報生成手段が生成した第2の履歴情報を蓄積する。ここで、第2の履歴情報蓄積手段は、例えば、複数のユーザがそれぞれ別々の第2の入力装置を用いて、番組の選択操作を入力したときも第2の履歴情報を蓄積する。このとき、第2の履歴情報蓄積手段は、第2の履歴情報を、入力装置毎に区別せずに、一つにまとめて蓄積する。すなわち、第2の履歴情報蓄積手段は、履歴情報をユーザ毎に区別せずに、一つにまとめて蓄積する。
番組推薦手段は、前記蓄積された第1の履歴情報と、第2の履歴情報とを用いて、第1の入力装置を用いるユーザに推薦する推薦番組を決定する。このとき、ユーザが用いる第1の入力装置固有の識別子は、第1の履歴情報に関連付けられている識別子と同一である。すなわち、番組推薦手段は、ユーザ自身が過去に選択した番組の番組情報を用いて生成された履歴情報と共に、他のユーザが過去に選択した番組の番組情報を用いて生成された履歴情報を用いて推薦する番組を決定する。
これにより、例えば、第2の入力装置を用いて、同居する家族が揃って視聴するような番組を選択すると、この番組の履歴情報を家族全員で共有することができる。
また、番組推薦手段は、第1の履歴情報と共に、第2の履歴情報を用いて第1の入力装置を用いるユーザに推薦する推薦番組を決定する。第2の履歴情報は他のユーザの履歴情報も含むため、より多様な番組をユーザに推薦することができる。
また、本発明に係る番組推薦装置では、さらに、前記第1の履歴情報蓄積手段は、第1の履歴情報を暗号化して蓄積することが好ましい。
これにより、他のユーザに履歴情報が公開されるのを防ぐことができる。
また、本発明に係る番組推薦装置では、さらに、前記第1の履歴情報蓄積手段は、前記第1の受信手段によって受信された前記識別子を鍵として、前記第1の履歴情報を暗号化することが好ましい。
これにより、履歴情報を入力装置固有の鍵で暗号化するので、その入力装置を用いるユーザに推薦する推薦番組を決定するときに、誤って他の入力装置の履歴情報を用いるのを防ぐことができる。
また、本発明に係る番組推薦装置では、さらに、前記識別子に関連付けられている出力先に、前記推薦番組についての番組情報を出力する出力手段を備えていることが好ましい。
これにより、ユーザに推薦する推薦番組の番組情報を、他のユーザに誤って知られるのを防ぐことができる。
なお、前記番組推薦装置は、コンピュータによって実現してもよい。この場合、コンピュータを前記各手段として動作させることにより前記番組推薦装置をコンピュータにおいて実現する番組推薦プログラム、およびその番組推薦プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
以上のように、本発明に係る番組推薦装置は、ユーザが用いる入力装置毎に蓄積された履歴情報を用いて、その入力装置を用いるユーザに推薦する番組を決定する番組推薦手段を備えているため、よりユーザの嗜好に合う番組を推薦することができる効果を奏する。
〔第1の実施形態〕
本発明の一実施形態について、図1〜図6を参照して以下に説明する。
(番組推薦装置1)
まず本発明に係る番組推薦装置1について、図1を参照して以下に説明する。図1は、本発明に係る番組推薦装置1を含む番組視聴システム100の構成を表すブロック図である。図1に示すように、番組視聴システム100は、番組推薦装置1、入力装置2、入力装置3、表示装置4、録画装置5、およびネットワーク6を備えている。
また、番組推薦装置1は、図1に示すように、操作入力部(第1の受信手段)10、番組情報取得部11、推薦番組情報出力部12、推薦番組決定部(番組推薦手段)13、番組再生命令出力部14、視聴履歴生成部(第1の履歴情報生成手段、第1の履歴情報蓄積手段)15、録画命令出力部16、視聴履歴データベース17、番組情報データベース18、および出力先データベース19を備えている。
また番組推薦装置1は、表示装置4および録画装置5に接続されている。表示装置4は、番組再生命令出力部14から入力された番組情報信号が表す番組を再生する。すなわち番組を画面に表示する。
本実施形態において、表示装置4は、テレビジョン受像機と同様の、映像などの情報を表示できるものである。録画装置5は、録画命令出力部16から入力された番組情報信号が表す番組を録画する。本実施形態において、録画装置5は、ビデオデッキなどの放送番組を録画できる装置である。さらに番組推薦装置1は、放送波や、インターネット、その他のネットワーク等を含むネットワーク6に接続されている。
入力装置2(第1の入力装置)および入力装置3(第1の入力装置)は、ユーザの操作に応じて、そのユーザの操作を表す操作信号を番組推薦装置1に出力する入力装置である。ユーザは、入力装置2または入力装置3を操作することによって、番組推薦装置1に操作内容を入力する。
本実施形態において、入力装置2は、一般的なリモートコントローラーのように、ユーザが操作ボタンを押したとき、その操作を表す赤外線信号を出力する装置である。また入力装置2には、固有の識別子として「2」が設定されており、操作を表す操作信号および識別子を、同時に番組推薦装置1に出力する。
本実施形態において、入力装置3は、赤外線信号の送受信が可能で、さらにアプリケーション実行環境上にて操作アプリケーションを動作させるような入力装置である。このような入力装置として、例えば、ユーザが個別に所持している携帯電話などがある。また入力装置3には、固有の識別子として「3」が設定されている。入力装置3の操作アプリケーションは、ユーザの操作を表す操作信号および識別子の値を同時に番組推薦装置1に出力する。
(履歴情報の生成)
番組推薦装置1は、ユーザが選択した番組(第1の番組)の番組情報を用いて、ユーザが選択した番組の履歴を表す履歴情報を生成する。具体的には、以下の通りである。
まずユーザは、番組の選択操作を、入力装置2または入力装置3に入力する。ユーザによる番組の選択操作を受け付けた入力装置2または入力装置3は、その選択操作を表す選択操作信号と、その装置固有の識別子とを互いに関連付けて、操作入力部10に出力する。
操作入力部10は、入力装置2および入力装置3が出力する選択操作信号および識別子を受信する。これにより操作入力部10は、選択操作を入力した入力装置を区別することができる。したがって番組推薦装置1が操作入力したユーザを識別するために、特別な操作をユーザに負担させることがない。
操作入力部10は、受信した選択操作信号および識別子を視聴履歴生成部15に出力する。操作入力部10から出力された選択操作信号および識別子を受け付けた視聴履歴生成部15は、その選択操作信号が表す番組の番組情報を取得する。
番組情報取得部11は、ネットワーク6を介してEPGデータを取得する。番組情報取得部11は、取得したデータを番組情報データベース18に蓄積する。視聴履歴生成部15は、番組情報データベース18に蓄積されている番組情報を取得する。
(EPGデータの一例)
番組情報取得部11が取得するEPGデータの一例を図2に示す。図2に示すように、番組情報取得部11が取得するEPGデータは、番組表20に含まれる番組21の番組情報を表している。
番組表20には、各放送局が提供する番組の番組名が、放送局毎に、時間帯別に並べられている。図2に示すように、番組表20に表示された番組の一つである番組21を選択したとき、番組21の番組情報の一部が、番組表20の下部に表示される。番組21の番組情報は、図2に示すように、放送局、放送開始時刻、放送終了時刻、ジャンル、番組名、番組内容、出演者等のカテゴリーに分けられている。それぞれのカテゴリーの右側に、そのカテゴリーに含まれる情報が表示されている。
番組再生を表す選択操作信号を受け付けたとき、視聴履歴生成部15は、番組情報データベース18から取得した番組の番組情報を、番組再生命令出力部14に出力する。また番組録画を表す選択操作信号を受け付けたとき、視聴履歴生成部15は、番組情報データベース18から取得した番組の番組情報を、録画命令出力部16に出力する。さらに視聴履歴生成部15は、取得した番組情報からキーワードを抽出し、履歴情報を生成する。視聴履歴生成部15は、生成した履歴情報を識別子毎に視聴履歴データベース17に蓄積する。このようにユーザの履歴情報を識別子に関連付けて蓄積するため、各ユーザの履歴情報を他のユーザの履歴情報と区別して蓄積することができる。
(履歴情報30の一例)
視聴履歴生成部15が視聴履歴データベース17に蓄積する履歴情報30の一例を、図3に示す。図3は、視聴履歴生成部15が生成する履歴情報の例を示す図である。
図3に示すように、履歴情報30は、「B.ウイリアムス」、「鈴木太郎」、および「佐藤次郎」のキーワードを、入力識別子「2」に関連付けて含んでいる。また履歴情報30は、「B.ウイリアムス」、「鈴木太郎」、および「佐藤次郎」のキーワードを、それぞれのキーワードの取得回数である「3」、「2」、および「4」に関連付けて含んでいる。履歴情報30が、入力識別子「2」に関連付けて含むキーワードは、入力装置2の履歴情報を表している。
また履歴情報30は、「田中三郎」および「R.マイヌンガー」のキーワードを、入力識別子「3」に関連付けて含んでいる。さらに履歴情報30は、「田中三郎」および「R.マイヌンガー」のキーワードを、それぞれのキーワードの取得回数である「2」および「1」に関連付けて含んでいる。履歴情報30が、入力識別子「3」に関連付けて含むキーワードは、入力装置3の履歴情報を表している。
このように履歴情報30は、入力装置2および入力装置3の履歴情報を、それらの識別子毎に区別して含んでいる。
視聴履歴生成部15は、番組情報に含まれる出演者名をキーワードとして含む履歴情報30を生成する。視聴履歴データベース17は、履歴情報30を蓄積している。履歴情報30には、入力装置2および入力装置3からの入力によって選択された番組に出演する出演者名が、その入力装置の識別子毎に蓄積されている。視聴履歴生成部15は、番組情報取得部11から番組情報を取得したときに、その出演者名を履歴情報30に追加する。履歴情報30に、同一の出演者名がすでに存在するときは、その出演者名を取得した回数の項目に取得回数を加算し、蓄積する。
本実施形態において、履歴情報30は、入力装置2および入力装置3が出力する識別子を鍵として暗号化されている。このようにユーザの履歴情報を暗号化することによって、他のユーザに履歴情報が公開されるのを防ぐことができる。履歴情報30の暗号化に用いる方法は、特に限定されないが、AES(Advanced Encription Standard)などの共通鍵暗号方式を用いることが好ましい。
(履歴情報生成処理)
図4は、視聴履歴生成部15が、履歴情報を生成し、生成した履歴情報を、視聴履歴データベース17に蓄積するときに行う処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず視聴履歴生成部15では、操作入力部10から選択操作信号および識別子を受け付けたか否かを判定する(ステップS40)。ステップS40において、視聴履歴生成部15は、選択操作信号および識別子を受け付けたと判定したとき(Yes)、その選択操作信号が、番組再生を表す信号、または番組録画を表す信号のいずれかであるか否かを判定する(ステップS41)。ステップS41において、視聴履歴生成部15は、選択操作信号が、番組再生を表す信号、または番組録画を表す信号のいずれかであると判定したとき(Yes)、番組情報データベース18から、その番組の番組情報を取得する(ステップS42)。
またステップS41において、選択操作信号が番組再生を表す信号であると判定したとき、視聴履歴生成部15は、ステップS42において取得した番組情報を、番組再生命令出力部14に出力する。一方、ステップS41において、選択操作信号が番組録画を表す信号であると判定したとき、視聴履歴生成部15は、ステップS42において取得した番組情報を、録画命令出力部16に出力する(ステップS43)。
つぎに視聴履歴生成部15は、ステップS42において取得した番組情報から、キーワードを抽出する(ステップS44)。本実施形態において、キーワードは、図3に示すように出演者であるが、ジャンルや、番組内容等をキーワードとしてもよい。また視聴履歴生成部15は、ステップS40において受け付けた識別子を鍵として、視聴履歴データベース17に蓄積されている履歴情報を復号する(ステップS45)。
ここで視聴履歴生成部15は、ステップS45において復号した履歴情報に、ステップS44において抽出した番組情報のキーワードを追加する(ステップS46)。このとき視聴履歴生成部15は、復号した履歴情報に、すでにこのキーワードが存在していれば、キーワードの取得回数を加算する。また視聴履歴生成部15は、復号した履歴情報に、このキーワードが存在していなければ、新たにキーワードを追加する。このようにステップS46においてキーワードが追加された履歴情報を、視聴履歴生成部15は、受け付けた識別子を鍵として暗号化し、視聴履歴データベース17に蓄積する(ステップS47)。
つぎに視聴履歴生成部15は、番組再生を表す選択操作信号を受け付けたとき、その操作情報を番組再生命令出力部14に出力する。このとき番組再生命令出力部14は、受け付けた番組情報を表示装置4に出力する。また視聴履歴生成部15は、番組録画を表す選択操作信号を受け付けたとき、その操作情報を録画命令出力部16に出力する。このとき録画命令出力部16は、受け付けた番組情報を録画装置5に出力する(ステップS48)。
(推薦番組の決定)
番組推薦装置1は、視聴履歴データベース17に蓄積されている履歴情報に基づいて、入力装置2または入力装置3を用いるユーザに推薦する推薦番組を決定する。具体的には以下の通りである。
まずユーザは、番組の推薦を求める推薦操作を、入力装置2または入力装置3に入力する。ユーザによる番組の推薦を求める推薦操作を受け付けた入力装置2または入力装置3は、その推薦操作を表す推薦操作信号と、識別子とを互いに関連付けて、操作入力部10に出力する。
操作入力部10は、入力装置2または入力装置3が出力する推薦操作信号および識別子を受信する。操作入力部10は、受信した推薦操作信号および識別子を推薦番組決定部13に出力する。
操作入力部10から出力された推薦操作信号および識別子を受け付けた推薦番組決定部13は、推薦操作信号を受け付けた時点から未来に提供される番組の番組情報を、番組情報データベース18から取得する。また推薦番組決定部13は、この識別子に関連付けられた履歴情報を、視聴履歴データベース17から取得する。そして推薦番組決定部13は、視聴履歴データベース17から取得した履歴情報および番組情報データベース18から取得した番組情報に基づいて、ユーザに推薦する推薦番組を決定する。
このように推薦番組決定部13は、入力装置2または入力装置3からの推薦操作信号を受け付けたとき、その入力装置の識別子に関連付けられた履歴情報のみを用いて、推薦番組を決定する。このとき推薦番組決定部13は、他の入力装置の識別子に関連付けられた履歴情報を、推薦番組の決定に用いない。
すなわち推薦番組決定部13は、入力装置2または入力装置3を用いるユーザに推薦する推薦番組を決定するときに、他のユーザの履歴情報を用いることがない。このため、よりユーザの嗜好に合う番組を推薦することができる。
(推薦番組決定処理)
図5は、推薦番組決定部13が、ユーザに推薦する推薦番組を決定し、推薦番組情報出力部12に出力するときに行う処理の流れを示すフローチャートである。
推薦番組決定部13は、まず操作入力部10から推薦操作信号および識別子を受け付けたか否かを判定する(ステップS50)。ステップS50において、推薦番組決定部13は、推薦操作信号および識別子を受け付けたと判定したとき(Yes)、推薦操作信号および識別子を出力した入力装置を、その識別子を基に特定する(ステップS51)。
つぎに、推薦番組決定部13は、推薦操作信号を受け取った時点から未来に提供される番組の番組情報を、番組情報データベース18から取得する(ステップS52)。さらに推薦番組決定部13は、ステップS51で特定した入力装置の履歴情報を視聴履歴データベース17から取得する(ステップS53)。本実施形態において、この履歴情報は暗号化されている。このため推薦番組決定部13は、履歴情報を取得するときに、入力装置の識別子の値を鍵として履歴情報を復号する。
このように履歴情報は、入力装置固有の識別子を鍵として暗号化されていため、推薦番組決定部13が、誤って他のユーザの履歴情報を用いて推薦番組を決定することを防ぐことができる。
ここで推薦番組決定部13は、ステップS52において取得した番組情報に含まれるキーワードと、ステップS53において取得した履歴情報に含まれるキーワードとを照合する。そして推薦番組決定部13は、一致するキーワードが存在するか否かを判定する(ステップS54)。本実施形態においては、視聴履歴データベース17は、番組に出演する出演者名をキーワードとして含む履歴情報を蓄積している。このため推薦番組決定部13は、履歴情報に含まれる出演者が、番組情報データベース18から取得した番組に出演しているか否かを判定する。
履歴情報と番組情報とに、一致するキーワードが存在すると判定したとき(Yes)、推薦番組決定部13は、一致するキーワードそれぞれについての一致した回数を加算する(ステップS55)。推薦番組決定部13は、このようにして得た値を、この番組の得点とする。一方、ステップS54において、履歴情報と番組情報とに、一致するキーワードが存在しないと判定したとき(No)、推薦番組決定部13は、この番組についての得点をなしとする。
つぎに推薦番組決定部13は、推薦操作信号を受け取った時点より未来に提供される番組の番組情報のうち、取得できる全ての番組について、得点を計算したか否かを判定する(ステップS56)。取得できる全ての番組について、得点を計算したと判定したとき(Yes)、推薦番組決定部13は、得点を計算した番組の中で、最も得点の高い番組の番組情報を推薦番組情報とする。そして推薦番組決定部13は、この推薦番組情報と、識別子とを互いに関連付けて、推薦番組情報出力部12に出力する(ステップS57)。このとき得点を計算した全ての番組の得点が同一であれば、推薦番組決定部13は、ユーザに推薦する番組をなしとする。
一方、ステップS56において、取得できる全ての番組について、得点を計算していないと判定したとき(No)、推薦番組決定部13は、取得できる別の番組についても得点を計算する。このため推薦番組決定部13は、番組情報データベース18から、未だ得点を計算していない番組の番組情報を取得する(ステップS52)。この番組情報についても、推薦番組決定部13は、前述のステップと同様に得点を計算する。推薦番組決定部13は、ステップS56において、取得できる全ての番組について得点を計算したと判定するまで、この処理を繰り返す。
(推薦番組情報の提示)
推薦番組情報出力部12は、推薦番組決定部13が出力した推薦番組の番組情報および識別子を受け付ける。推薦番組情報出力部12は、受け付けた推薦番組の番組情報を、出力先データベース19に記録されている出力先に出力する。
出力先データベース19に記録されている出力先情報60の一例を、図6に示す。図6に示すように、出力先情報60は、入力識別子毎に、ユーザに推薦する番組の推薦番組情報を出力する出力先を表している。
本実施形態において、入力装置2を用いたユーザから推薦操作入力があったとき、このユーザに推薦する番組の番組情報の出力先は、表示装置4である。入力装置3を用いたユーザから推薦操作入力があったとき、このユーザに推薦する番組の番組情報の出力先は、入力装置3である。このようにユーザは、推薦番組の番組情報の出力先を、あらかじめ自由に設定することができる。また、ユーザに推薦する推薦番組の番組情報を、誤って他のユーザに知られるのを防ぐことができる。
推薦番組情報出力部12は、推薦番組決定部13が出力した識別子に対応する出力先情報を、出力先データベース19から取得する。そして推薦番組情報出力部12は、その出力先に、推薦する番組の番組情報を出力する。
〔第2の実施形態〕
本発明の他の実施形態について、図7〜図11を参照して以下に説明する。
(番組推薦装置1)
本発明に係る番組推薦装置1の他の実施形態について、図7を参照して以下に説明する。図7は、本発明に係る第2の実施形態の番組推薦装置1を含む番組視聴システム100の構成を表すブロック図である。図7に示すように、番組視聴システム100は、番組推薦装置1、入力装置3、入力装置70、入力装置71、表示装置4、録画装置5、ネットワーク6、を備えている。
また、番組推薦装置1は、図7に示すように、操作入力部(第1の受信手段、第2の受信手段)10、番組情報取得部11、推薦番組情報出力部12、推薦番組決定部(番組推薦手段)13、番組再生命令出力部14、視聴履歴生成部(第1の履歴情報生成手段、第1の履歴情報蓄積手段、第2の履歴情報生成手段、第2の履歴情報蓄積手段)15、録画命令出力部16、視聴履歴データベース17、番組情報データベース18、および出力先データベース19を備えている。
また番組推薦装置1は、表示装置4および録画装置5に接続されている。さらに、番組推薦装置1は、ネットワーク6に接続されている。
入力装置3(第1の入力装置)、入力装置70(第2の入力装置)および入力装置71(第2の入力装置)は、ユーザの操作に応じて、そのユーザの操作を表す操作信号を番組推薦装置1に出力する入力装置である。ユーザは、入力装置3、入力装置70または入力装置71を操作することによって、番組推薦装置1に操作内容を入力する。
本実施形態において、入力装置3は、赤外線信号の送受信が可能な携帯電話のような装置である。また入力装置3は、アプリケーション実行環境上にて操作アプリケーションを動作させる。さらに入力装置3には、固有の識別子として「3」が設定されている。入力装置3の操作アプリケーションは、ユーザの操作を表す操作信号および識別子の値を、同時に番組推薦装置1に出力する。
本実施形態において、入力装置70および入力装置71は、一般的なリモートコントローラーのように、ユーザが操作ボタンを押したとき、その操作を表す赤外線信号を出力する装置である。また入力装置70および入力装置71には、固有の識別子は設定されていない。入力装置70および入力装置71は、ユーザによる操作入力を受け付け、その操作を表す操作信号を番組推薦装置1に出力する。
(履歴情報の生成)
番組推薦装置1は、前述の実施形態1と同様に、ユーザが選択した番組(第1の番組、第2の番組)の番組情報を用いて、ユーザが選択した番組の履歴を表す履歴情報を生成する。以下、前述の実施形態と異なる部分について、詳述する。
まずユーザは、番組の選択操作を、入力装置3、入力装置70または入力装置71に入力する。ユーザによる番組の選択操作を受け付けた入力装置3は、その選択操作を表す選択操作信号と、その装置固有の識別子とを互いに関連付けて、操作入力部10に出力する。このとき操作入力部10は、選択操作信号および識別子を視聴履歴生成部15に出力する。
一方、ユーザによる番組の選択操作を受け付けた入力装置70または入力装置71は、その選択操作を表す選択操作信号を、操作入力部10に出力する。このとき操作入力部10は、選択操作信号を視聴履歴生成部15に出力する。操作入力部から出力された選択操作信号を受け付けたとき、視聴履歴生成部15は、その選択操作が表す番組の番組情報を取得する。番組情報の取得方法は、前述の実施形態と同様である。
視聴履歴生成部15は、ユーザによる番組の選択操作信号を受け付けたとき、その操作内容に応じて、取得した番組の番組情報を、番組再生命令出力部14または録画命令出力部16に出力する。さらに視聴履歴生成部15は、取得した番組情報からキーワードを抽出し、履歴情報を生成する。視聴履歴生成部15は、生成した履歴情報を視聴履歴データベース17に蓄積する。
(履歴情報80の一例)
視聴履歴生成部15が視聴履歴データベース17に蓄積した履歴情報80の一例を図8に示す。図8は、視聴履歴生成部15が生成する履歴情報の例を示す図である。
図8に示すように、履歴情報30は、「田中三郎」および「R.マイヌンガー」のキーワードを、入力識別子「3」に関連付けて含んでいる。また履歴情報30は、「田中三郎」および「R.マイヌンガー」のキーワードを、それぞれのキーワードの取得回数である「2」および「1」に関連付けて含んでいる。履歴情報80が、入力識別子「3」に関連付けて含むキーワードは、入力装置3の履歴情報を表している。
また履歴情報80は、「B.ウイリアムス」、「鈴木太郎」、および「佐藤次郎」のキーワードを、それぞれのキーワードの取得回数である「3」、「2」、および「4」に関連付けて含んでいる。一方、履歴情報80は、これらのキーワードを、識別子には関連付けることなく含んでいる。履歴情報80に、識別子に関連付けることなく含まれているキーワードは、入力装置70および入力装置71の履歴情報である。履歴情報80は、これらの入力装置の履歴情報を区別せず、一つにまとめて含んでいる。
視聴履歴生成部15は、番組情報に含まれる出演者名をキーワードとして含む履歴情報80を生成する。視聴履歴データベース17は履歴情報80を蓄積する。履歴情報80には、入力装置3、入力装置70または入力装置71からの入力によって選択された番組に出演する出演者名が蓄積されている。このとき視聴履歴生成部15は、入力装置3の履歴情報を、他の入力装置の履歴情報と区別して蓄積する。図8において、入力装置3の履歴情報を、その識別子「3」の履歴情報として示す。
また視聴履歴生成部15は、入力装置70および入力装置71の履歴情報は、それぞれを区別せず、まとめて一つの履歴情報として蓄積する。図8において、入力装置70および入力装置71の履歴情報を、識別子に関連付けられていない履歴情報として示す(入力識別子なし)。さらに視聴履歴生成部15は、番組情報を取得したときに、その出演者名を履歴情報80に追加する。履歴情報80に、同一の出演者名が存在するときは、その出演者名を取得した回数の項目に取得回数を加算し、蓄積する。
本実施形態において、履歴情報80は、入力装置3の履歴情報を、入力装置3が出力する識別子を鍵として暗号化されている。一方、入力装置70および入力装置71の履歴情報(識別子に関連付けられていない履歴情報)は、暗号化されていない。
(履歴情報生成処理)
図9は、視聴履歴生成部15が、履歴情報を生成し、視聴履歴データベース17に蓄積するときに行う処理の流れを示すフローチャートである。
まず視聴履歴生成部15は、操作入力部10から選択操作信号を受け付けたか否かを判定する(ステップS90)。ステップS90において、視聴履歴生成部15は、選択操作信号を受け付けたと判定したとき(Yes)、その選択操作信号が、番組再生を表す信号、または番組録画を表す信号のいずれかであるか否かを判定する(ステップS91)。ステップS91において、視聴履歴生成部15は、選択操作信号が、番組再生を表す信号、または番組録画を表す信号のいずれかであると判定したとき(Yes)、番組情報データベース18から、その番組の番組情報を取得する(ステップS92)。
ここで、ユーザが入力装置3を用いて操作入力したとき、視聴履歴生成部15は、ステップS90において、選択操作信号および識別子「3」を受け付ける。一方ユーザが入力装置70または入力装置71を用いて操作入力したとき、視聴履歴生成部15は、ステップS90において、選択操作信号のみを受け付ける。
またステップS91において、選択操作信号が番組再生を表す信号であると判定したとき、視聴履歴生成部15は、ステップS92において取得した番組情報を、番組再生命令出力部14に出力する。一方、ステップS91において、選択操作信号が番組録画を表す信号であると判定したとき、視聴履歴生成部15は、ステップS92において取得した番組情報を、録画命令出力部16に出力する(ステップS93)。
つぎに視聴履歴生成部15は、ステップS92において取得した番組情報から、キーワードを抽出する(ステップS94)。本実施形態において、キーワードは、図8に示すように出演者であるが、番組のジャンルや、番組内容等をキーワードとしてもよい。このとき視聴履歴生成部15は、ステップS90において、識別子を受け付けたか否かを判定する(ステップS95)。ステップS95において、識別子を受け付けたと判定したとき(Yes)、視聴履歴生成部15は、その識別子に関連付けられている履歴情報を取得する。このときこの履歴情報は暗号化されているので、識別子の値を鍵として、視聴履歴データベース17に蓄積されている履歴情報を復号する(ステップS96)。
ここで視聴履歴生成部15は、ステップS96において復号した履歴情報に、ステップS94において抽出した番組情報のキーワードを追加する(ステップS97)。このとき視聴履歴生成部15は、復号した履歴情報に、すでにこのキーワードが存在していれば、キーワードの取得回数を加算する。また視聴履歴生成部15は、復号した履歴情報に、このキーワードが存在していなければ、新たにキーワードを追加する。このようにステップS97においてキーワードが追加された履歴情報を、視聴履歴生成部15は、受け付けた識別子を鍵として暗号化し、視聴履歴データベース17に蓄積する(ステップS98)。
一方、ステップS95において、識別子を受け付けていないと判定したとき(No)、視聴履歴生成部15は、識別子に関連付けられていない履歴情報に、ステップS94において抽出した番組情報のキーワードを追加する(ステップS99)。このとき視聴履歴生成部15は、識別子に関連付けられていない履歴情報に、すでにこのキーワードが存在していれば、キーワードの取得回数を加算する。また視聴履歴生成部15は、識別子に関連付けられていない履歴情報に、このキーワードが存在していなければ、新たにキーワードを追加する。
(推薦番組の決定)
番組推薦装置1は、視聴履歴データベース17に蓄積されている履歴情報に基づいて、入力装置3を用いるユーザに推薦する推薦番組を決定する。具体的には以下の通りである。
まずユーザは、番組の推薦を求める推薦操作を、入力装置3に入力する。ユーザによる番組の推薦を求める推薦操作を受け付けた入力装置3は、その推薦操作を表す推薦操作信号と、識別子「3」とを互いに関連付けて、操作入力部10に出力する。操作入力部10は、入力装置3が出力する推薦操作信号および識別子「3」を受信する。操作入力部10は、受信した推薦操作信号および識別子「3」を推薦番組決定部13に出力する。
操作入力部10から出力された推薦操作信号および識別子「3」を受け付けた推薦番組決定部13は、推薦操作信号を受け付けた時点から未来に提供される番組の番組情報を番組情報データベース18から取得する。また推薦番組決定部13は、この識別子「3」に関連付けられている履歴情報を、視聴履歴データベース17から取得する。さらに識別子に関連付けられていない履歴情報を、視聴履歴データベース17から取得する。
そして推薦番組決定部13は、視聴履歴データベース17から取得した二つの履歴情報(識別子「3」に関連付けられている履歴情報、および識別子に関連付けられていない履歴情報)および番組情報データベース18から取得した番組情報に基づいて、ユーザに推薦する推薦番組を決定する。
このようにユーザは、識別子を出力しない入力装置を用いて番組を選択したときに生成された履歴情報を、他のユーザと共有することができる。また推薦番組決定部13は、ユーザに推薦する推薦番組を決定するときに、そのユーザの履歴情報と共に、他のユーザと共有する履歴情報を用いる。このため推薦番組決定部13は、より多様な番組をユーザに推薦することができる。
(推薦番組決定処理)
図10は、推薦番組決定部13が、ユーザに推薦する推薦番組を決定し、推薦番組情報出力部12に出力するときに行う処理の流れを示すフローチャートである。
まず推薦番組決定部13は、操作入力部10から推薦操作信号を受け付けたか否かを判定する(ステップS100)。ステップS100において、推薦番組決定部13は、推薦操作信号を受け付けたと判定したとき(Yes)、以下のように推薦操作信号を出力した入力装置を特定する(ステップS101)。
すなわちユーザが入力装置3を用いて操作入力したとき、推薦番組決定部13は、ステップS100において選択操作信号および識別子「3」を受け付ける。推薦番組決定部13は、受け付けた識別子「3」によって、この入力装置を入力装置3であると特定する。一方、ユーザが入力装置70または入力装置71を用いて操作入力したとき、推薦番組決定部13は、ステップS100において選択操作信号のみを受け付ける。推薦番組決定部13は、識別子を受け付けていないので、この入力装置を識別子を出力しない入力装置であると特定する。
ここで推薦番組決定部13は、ステップS100において、識別子を受け付けたか否かを判定する(ステップS102)。ステップS102において、識別子を受け付けたと判定したとき(Yes)、推薦番組決定部13は、その識別子に対応する履歴情報と、識別子に関連付けられていないの履歴情報とを、視聴履歴データベース17から取得する(ステップS103)。本実施形態において、識別子に対応する履歴情報は暗号化されている。このため推薦番組決定部13は、履歴情報を取得するときに、入力装置の識別子の値を鍵として履歴情報を復号する。一方、ステップS102において、識別子を受け付けていないと判定したとき(No)、推薦番組決定部13は、識別子に関連付けられていない履歴情報を、視聴履歴データベース17から取得する(ステップS104)。
つぎに推薦番組決定部13は、推薦操作信号を受け取った時点から未来に提供される番組の番組情報を、番組情報データベース18から取得する(ステップS105)。ここで推薦番組決定部13は、ステップS105において取得した番組情報に含まれるキーワードと、ステップS103またはステップS104において取得した履歴情報に含まれるキーワードとを照合する。そして推薦番組決定部13は、一致するキーワードが存在するか否かを判定する(ステップS106)。本実施形態においては、視聴履歴データベース17は、番組に出演する出演者名をキーワードとして履歴情報を蓄積している。このため履歴情報に含まれる出演者が、番組情報データベース18から取得した番組に出演しているか否かを判定する。
履歴情報と番組情報とに、一致するキーワードが存在すると判定したとき(Yes)、推薦番組決定部13は、一致するキーワードそれぞれについての一致した回数を加算する(ステップS107)。推薦番組決定部13は、このようにして得た値を、この番組の得点とする。一方、ステップS106において、履歴情報と番組情報とに、一致するキーワードが存在しないと判定したとき(No)、推薦番組決定部13は、この番組についての得点をなしとする。
つぎに推薦番組決定部13は、推薦操作信号を受け取った時点より未来に提供される番組の番組情報のうち、取得できる全ての番組について、得点を計算したか否かを判定する(ステップS108)。取得できる全ての番組について、得点を計算したと判定したとき(Yes)、推薦番組決定部13は、得点を計算した番組の中で、最も得点の高い番組の番組情報を推薦番組情報とする。そして推薦番組決定部13は、ステップS102において、識別子を受け付けたと判定したとき、推薦番組情報と、識別子とを互いに関連付けて、推薦番組情報出力部12に出力する(ステップS109)。一方、推薦番組決定部13は、ステップS102において、識別子を受け付けていないと判定したとき、推薦番組情報を、推薦番組情報出力部12に出力する。このとき得点を計算した全ての番組の得点が同じであるならば、推薦番組決定部13は、ユーザに推薦する番組をなしとする。
一方、ステップS108において、取得できる全ての番組について、得点を計算していないと判定したとき(No)、推薦番組決定部13は、取得できる別の番組についても得点を計算する。このため推薦番組決定部13は、番組情報データベース18から、未だ得点を計算していない番組の番組情報を取得する(ステップS105)。この番組情報についても、推薦番組決定部13は、前述のステップと同様に得点を計算する。推薦番組決定部13は、ステップS108において、取得できる全ての番組について得点を計算したと判定するまで、この処理を繰り返す。
(推薦番組情報の提示)
推薦番組情報出力部12は、推薦番組決定部13が出力した推薦番組の番組情報および識別子を受け付ける。推薦番組情報出力部12は、受け付けた推薦番組の番組情報を、出力先データベース19に記録されている出力先に、出力する。
出力先データベース19に記録されている出力先情報110の一例を、図11に示す。図11に示すように、出力先情報110は、入力識別子毎に、ユーザに推薦する番組の推薦番組情報を出力する出力先を表している。
本実施形態において、入力装置3を用いたユーザから推薦操作入力があったとき、このユーザに推薦する番組の番組情報の出力先は、入力装置3である。また入力装置70または入力装置71(識別子を出力しない入力装置)を用いたユーザから推薦操作入力があったとき、このユーザに推薦する番組の番組情報の出力先は、表示装置4である。このようにユーザは、推薦番組の番組情報の出力先を、あらかじめ自由に設定することができる。
推薦番組情報出力部12は、推薦番組決定部13が出力した識別子に対応する出力先情報を、出力先データベース19から取得する。そして推薦番組情報出力部12は、その出力先に、推薦する番組の番組情報を出力する。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
(他の構成)
なお本発明を、以下のように表現することも可能である。
(第1の構成)
少なくとも一つが固有の識別子を出力する、二つ以上の入力装置からの入力を受け付ける入力手段と、前記入力装置からの入力による視聴履歴を記憶する視聴履歴記憶手段と、視聴履歴を用いて推薦番組を決定する推薦番組決定手段と、推薦番組情報を出力する出力手段を有する番組推薦装置であって、前記視聴履歴記憶手段は各入力装置の識別子ごとに視聴履歴を区別して記憶することを特徴とする番組推薦装置。
(第2の構成)
前記推薦番組決定手段は、推薦番組を決定する際に、同じ入力装置からの入力による視聴履歴のみを推薦番組の決定に使用することを特徴とする第1の構成に記載の番組推薦装置。
(第3の構成)
前記推薦番組決定手段は、推薦番組を決定する際に、特定の入力装置からの入力による視聴履歴は、各入力装置の入力による視聴履歴とともに推薦番組の決定に使用することを特徴とする第1の構成に記載の番組推薦装置。
(第4の構成)
前記特定の入力装置とは、固有の識別子を出力しない入力装置であることを特徴とする第3の構成に記載の番組推薦装置。
(第5の構成)
前記視聴履歴記憶手段は、視聴履歴を暗号化して記憶することを特徴とする第1の構成に記載の番組推薦装置。
(第6の構成)
前記視聴履歴記憶手段は、入力装置固有の数値を鍵として視聴履歴を暗号化して記憶することを特徴とする第5の構成に記載の番組推薦装置。
(第7の構成)
対応する入力装置ごとに、推薦番組情報を出力する出力先を記憶する出力先記憶手段をさらに有し、前記出力手段は、推薦番組情報を、対応する入力装置に設定された出力先に出力することを特徴とする第1の構成に記載の番組推薦装置。
(第8の構成)
少なくとも、それぞれが区別可能な二つの入力装置からの入力を受け付ける入力ステップと、前記入力装置からの入力による視聴履歴を記憶する視聴履歴記憶ステップと、視聴履歴を用いて推薦番組を決定する推薦番組決定ステップと、推薦番組情報を出力する出力ステップを有する番組推薦方法であって、前記視聴履歴記憶ステップは各入力装置ごとに視聴履歴を区別して記憶することを特徴とする番組推薦方法。
(第9の構成)
少なくとも、それぞれが区別可能な二つの入力装置からの入力を受け付ける入力手順と、前記入力装置からの入力を各入力装置ごとの入力による視聴履歴を記憶する視聴履歴記憶手順と、視聴履歴を用いて推薦番組を決定する推薦番組決定手順と、推薦番組情報を出力する出力手順とを実行するための番組推薦プログラム。
(第10の構成)
第9の構成に記載されたプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(プログラムおよび記録媒体)
最後に、番組推薦装置1に含まれている各ブロックは、ハードウェアロジックによって構成すればよい。または、次のように、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、番組推薦装置1は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU、この制御プログラムを格納したROM(Read Only Memory)、上記制御プログラムを実行可能な形式に展開するRAM(Random Access Memory)、および、上記制御プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)を備えている。
この構成により、本発明の目的は、所定の記録媒体によっても、達成できる。この記録媒体は、上述した機能を実現するソフトウェアである番組推薦装置1の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録していればよい。番組推薦装置1に、この記録媒体を供給する。これにより、コンピュータとしての番組推薦装置1(またはCPUやMPU)が、供給された記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し、実行すればよい。
プログラムコードを供給する記録媒体は、特定の構造または種類のものに限定されない。すなわち、この記録媒体は、たとえば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などとすることができる。
また番組推薦装置1を、通信ネットワークと接続可能に構成しても、本発明の目的を達成できる。この場合、上記のプログラムコードを、通信ネットワークを介して番組推薦装置1に供給する。この通信ネットワークは、番組推薦装置1にプログラムコードを供給できるものであればよく、特定の種類または形態に限定されない。たとえば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(Virtual Private Network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等であればよい。
この通信ネットワークを構成する伝送媒体も、プログラムコードを伝送可能な任意の媒体であればよく、特定の構成または種類のものに限定されない。たとえば、IEEE1394、USB(Universal Serial Bus)、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は、ユーザが選択した番組の履歴をユーザ毎に蓄積し、その履歴に基づいてユーザに番組を推薦する各種装置として利用できる。
本発明に係る番組推薦装置を含む番組視聴システムの構成を表すブロック図である。 番組情報取得部が取得する番組情報の例を示す図である。 視聴履歴生成部が生成する履歴情報の例を示す図である。 視聴履歴生成部が、履歴情報を生成し、蓄積するときに行う処理の流れを示すフローチャートである。 推薦番組決定部が、ユーザに推薦する番組を決定するときに行う処理の流れを示すフローチャートである。 出力先データベースに蓄積されている出力先情報の例を示す図である。 本発明に係る番組推薦装置を含む番組視聴システムの構成を表すブロック図である。 視聴履歴生成部が生成する履歴情報の例を示す図である。 視聴履歴生成部が、履歴情報を生成し、蓄積するときに行う処理の流れを示すフローチャートである。 推薦番組決定部が、ユーザに推薦する番組を決定するときに行う処理の流れを示すフローチャートである。 出力先データベースに蓄積されている出力先情報の例を示す図である。
符号の説明
1 番組推薦装置
2 入力装置(第1の入力装置)
3 入力装置(第1の入力装置)
10 操作入力部(第1の受信手段、第2の受信手段)
11 番組情報取得部
12 推薦番組情報出力部
13 推薦番組決定部(番組推薦手段)
14 番組再生命令出力部
15 視聴履歴生成部(第1の履歴情報生成手段、第1の履歴情報蓄積手段、第2の履歴情報生成手段、第2の履歴情報蓄積手段)
16 録画命令出力部
17 視聴履歴データベース
18 番組情報データベース
19 出力先データベース
70 入力装置(第2の入力装置)
71 入力装置(第2の入力装置)
100 番組視聴システム

Claims (8)

  1. ユーザによる第1の番組の選択操作を受け付けたとき、上記選択操作を表す選択操作信号と、自装置に固有の識別子とを互いに関連付けて出力する第1の入力装置によって出力された、前記選択操作信号および前記識別子を受信する第1の受信手段と、
    前記第1の受信手段によって前記選択操作信号および前記識別子が受信されたとき、前記第1の番組についての番組情報を用いて、前記第1の番組の選択履歴を表す第1の履歴情報を生成する第1の履歴情報生成手段と、
    前記生成された第1の履歴情報を、前記識別子に関連付けて蓄積する第1の履歴情報蓄積手段と、
    前記蓄積された第1の履歴情報を用いて、前記第1の入力装置を用いる前記ユーザに推薦する推薦番組を決定する番組推薦手段とを備えていることを特徴とする番組推薦装置。
  2. ユーザによる第2の番組の選択操作を受け付けたとき、上記選択操作を表す選択操作信号を出力する第2の入力装置によって出力された前記選択操作信号を受信する第2の受信手段と、
    前記第2の受信手段によって前記選択操作信号が受信されたとき、前記第2の番組についての番組情報を用いて、前記第2の番組の選択履歴を表す第2の履歴情報を生成する第2の履歴情報生成手段と、
    前記生成された第2の履歴情報を蓄積する第2の履歴情報蓄積手段とをさらに備え、
    前記番組推薦手段は、前記蓄積された第1の履歴情報および第2の履歴情報を用いて、前記第1の入力装置を用いる前記ユーザに推薦する推薦番組を決定することを特徴とする請求項1に記載の番組推薦装置。
  3. 前記第1の履歴情報蓄積手段は、第1の履歴情報を暗号化して蓄積することを特徴とする請求項1に記載の番組推薦装置。
  4. 前記第1の履歴情報蓄積手段は、前記第1の受信手段によって受信された前記識別子を鍵として、前記第1の履歴情報を暗号化することを特徴とする請求項3に記載の番組推薦装置。
  5. 前記識別子に関連付けられている出力先に、前記推薦番組についての番組情報を出力する出力手段をさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載の番組推薦装置。
  6. ユーザによる第1の番組の選択操作を受け付けたとき、上記選択操作を表す選択操作信号と、自装置に固有の識別子とを互いに関連付けて出力する第1の入力装置によって出力された、前記選択操作信号および前記識別子を受信する第1の受信ステップと、
    前記第1の受信ステップにおいて前記選択操作信号および前記識別子が受信されたとき、前記第1の番組についての番組情報を用いて、前記第1の番組の選択履歴を表す第1の履歴情報を生成する第1の履歴情報生成ステップと、
    前記生成された第1の履歴情報を、前記識別子に関連付けて蓄積する第1の履歴情報蓄積ステップと、
    前記蓄積された第1の履歴情報を用いて、前記入力装置を用いる前記ユーザに推薦する推薦番組を決定する番組推薦ステップとを有していることを特徴とする番組推薦方法。
  7. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の番組推薦装置を動作させる番組推薦プログラムであって、コンピュータを上記の各手段として機能させるための番組推薦プログラム。
  8. 請求項7に記載の番組推薦プログラムを記録しているコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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