JP2007251827A - リングネットワークシステム、ノード装置及びリングネットワークシステムのプロテクション帯域試験方法 - Google Patents

リングネットワークシステム、ノード装置及びリングネットワークシステムのプロテクション帯域試験方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007251827A
JP2007251827A JP2006075479A JP2006075479A JP2007251827A JP 2007251827 A JP2007251827 A JP 2007251827A JP 2006075479 A JP2006075479 A JP 2006075479A JP 2006075479 A JP2006075479 A JP 2006075479A JP 2007251827 A JP2007251827 A JP 2007251827A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
node device
protection band
control signal
band
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2006075479A
Other languages
English (en)
Inventor
Naokatsu Okawa
直勝 大川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2006075479A priority Critical patent/JP2007251827A/ja
Priority to US11/495,606 priority patent/US20070217330A1/en
Publication of JP2007251827A publication Critical patent/JP2007251827A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J3/00Time-division multiplex systems
    • H04J3/02Details
    • H04J3/08Intermediate station arrangements, e.g. for branching, for tapping-off
    • H04J3/085Intermediate station arrangements, e.g. for branching, for tapping-off for ring networks, e.g. SDH/SONET rings, self-healing rings, meashed SDH/SONET networks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J2203/00Aspects of optical multiplex systems other than those covered by H04J14/05 and H04J14/07
    • H04J2203/0001Provisions for broadband connections in integrated services digital network using frames of the Optical Transport Network [OTN] or using synchronous transfer mode [STM], e.g. SONET, SDH
    • H04J2203/0057Operations, administration and maintenance [OAM]
    • H04J2203/006Fault tolerance and recovery

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

【課題】プロテクション帯域に、第1のノード装置から第2のノード装置を経て該第1のノード装置までのリング状のパスを形成できるリングネットワークシステムを提供する。
【解決手段】リングネットワークにおいて、第1のノード装置は、プロテクション帯域の伝送信号が第2のノード装置を通過するように第2のノード装置を制御する制御信号を送出する手段を備え、第2のノード装置は、第1のノード装置もしくは他の第2のノード装置のいずれかのノード装置が発出する前記の制御信号を受信する手段と、該制御信号を受信中は、プロテクション帯域の伝送信号が第2のノード装置を通過するように制御する手段と、該制御信号を受信中は、該制御信号を隣接する第1のノード装置もしくは第2のノード装置のいずれかのノード装置に転送する手段を備え、第1のノード装置は、隣接する第2のノード装置からの前記の転送された制御信号を受信する手段を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数のノード装置がリング状に接続され、伝送帯域がワーク帯域とプロテクション帯域の冗長な帯域を構成するリングネットワークシステム、ノード装置及び該リングネットワークシステムのプロテクション帯域試験方法に関する。
ADM(add-drop multiplexer)機能を備えるSONET/SDH伝送装置(SONET装置)をノード装置として構成されたリングネットワークがSONETリングである。該SONETリングは都市域の小規模なネットワークから全国域の大規模なネットワークに使用されている。該SONETリングの冗長機能の代表的な方式にBLSR(bi-directional line switched ring)がある。BLSRには2ファイバBLSR(2F-BLSR)と4ファイバBLSR(4F-BLSR)がある。2F-BLSRはそれぞれ異なる方向(EAST方向、WEST方向)の各々の1本の光ファイバの伝送帯域を現用帯域(ワーク帯域)と予備用帯域(プロテクション帯域)に分けて使用する。現用帯域(ワーク帯域)は回線が正常な場合に信号が伝送する帯域であり、予備用帯域(プロテクション帯域)は回線障害時に該信号を迂回させて伝送する帯域である。4F-BLSRはEAST方向、WEST方向のそれぞれに現用の光ファイバと予備用の光ファイバを使用する。以降、2F-BLSRのSONETリングについて説明する。
図8は2F-BLSRを説明する図である。61、62、63、64、65はノード装置である。101はEAST方向の光ファイバでありEASTラインと記載する。201はWEST方向の光ファイバでありWESTラインと記載する。102はEASTライン101のワーク帯域、103はEASTライン101のプロテクション帯域である。202はWESTライン201のワーク帯域、203はWESTライン201のプロテクション帯域である。301はノード装置61のEASTライン101のワーク帯域に挿入するADDラインである。302はノード装置63のEASTライン101のワーク帯域から分岐されるDROPラインである。401はノード装置63のWESTライン201のワーク帯域に挿入するADDラインである。402はノード装置61のWESTライン201のワーク帯域から分岐されるDROPラインである。
ノード装置61-65は、ADM機能を備えるSONET装置であり、EASTライン101とWESTライン201によってリング状に接続されている。EASTライン101、WESTライン201の伝送帯域は、それぞれ、現用に使用されるワーク帯域102、202と予備用に使用されるプロテクション帯域103、203に割付けられている。一般的に、ワーク帯域とプロテクション帯域の帯域幅は同じである。例えば、2.4Gbpsの回線、OC48(optical carrier 48)を適用した場合、EASTライン101、WESTライン201には、STS-1(synchronous transport signal-1)をそれぞれ48チャネル有しており、1ch〜24chをワーク帯域に、25ch〜48chをプロテクション帯域に割付けている。
ノード装置61とノード装置63の間にて、STS-3c(concatenated synchronous transport signal-3)の信号を1ch〜3chにて伝送する場合について説明する。ノード装置61はADDライン301の信号をEASTライン101の1ch〜3chに挿入する。ノード装置62はEASTライン101の1ch〜3chの信号を通過(THRU)させる。ノード装置63はEASTライン101の1ch〜3chの信号をDROPライン302に分岐する。また、ノード装置63はADDライン401の信号をWESTライン201の1ch〜3chに挿入する。ノード装置62はWESTライン201の1ch〜3chの信号を通過させる。ノード装置61はWESTライン201の1ch〜3chの信号をDROPライン402に分岐する。上記ノード装置61,62,63に対してADD制御、DROP制御、THRU制御、そして該当するチャネルの設定は、ネットワーク・マネジメント・システム(NMS: network management system)(図示せず。)が該ノード装置のADMのスイッチ機能およびスイッチされるチャネルを制御するためのADM制御信号によって制御される。
図9は2F-BLSRの冗長機能を説明する図(1)である。図8と同じシステム構成である。ノード装置61とノード装置62の間のEASTライン101が、ファイバ等の障害により伝送断になった場合の回線信号の救済について説明する。
ノード装置61は、ADDライン301の信号をWESTライン201のプロテクション帯域である25ch〜27chに挿入する。ノード装置65、64、63はWESTライン201の該25ch〜27chの信号を通過させる。ノード装置62は該25ch〜27chの信号を分岐し、EASTライン101のワーク帯域である1ch〜3chに挿入する。ノード装置63はEASTライン101の1ch〜3chの信号をDROPライン302に分岐する。そして、ノード装置62はWESTライン201の1ch〜3chの信号を分岐し、EASTライン101のプロテクション帯域の25ch〜27chに挿入する。ノード装置63,64,65はEASTライン101の該25ch〜27chの信号を通過させる。ノード装置61はEASTライン101の該25ch〜27chの信号をDROPライン402に分岐する。これらのリングネットワークシステムの切り替え動作によって、障害回線を伝送する信号の救済処理が行われる。
上記のリングネットワークシステムの切り替え動作において、SONET/SDHのフレームのセクションオーバヘッドのK1,K2バイトを構成するAPS(auto protection switching)バイトが使用される。障害回線の救済処理において、障害発生箇所の両端に位置するノード間(図9の場合、ノード装置61、62の間)でメッセージを交換して上記のように折り返し回路を形成する。また、他のノード装置(図9の場合、ノード装置63、64、65)では、宛先アドレスを含む該APSバイトを通過させる必要がある。該APSバイトの通過処理において、APSバイトに含まれるアドレスと自ノード装置のアドレスを比較することによって処理を高速化する方法について提案されている。(例えば、特許文献1参照)。
図10は2F-BLSRの冗長機能を説明する図(2)である。図9と同じ切り替え動作を示している。
一般に、冗長機能を備えるシステムにおいて、プロテクション帯域の回線状態の監視は行っていない。そのため、例えばノード装置64とノード装置63の間のWESTライン201において、プロテクション帯域のチャネルに障害があった場合、図9で説明した切り替え動作を行ったとしても、該プロテクション帯域の障害が25ch〜27chに波及するものであれば、前記の切り替え動作を行っても前記の1ch〜3chの信号は救済できないことが、切り替え動作後に判明することになる。
図11は回線試験を説明する図である。図8と同じシステム構成である。ノード装置61-65は試験制御部70を備えていることを明示した。ノード装置61からノード装置63へのEASTライン101のワーク帯域102と、ノード装置63からノード装置61へのWESTライン201のワーク帯域202の回線試験について説明する。
ノード装置61-65はネットワーク・マネジメント・システム(NMS: network management system)(図示せず。)と接続し、NMSと制御信号601-605によって回線試験を行うための制御・応答信号の送受信を行う。NMSからの試験制御によって、ノード装置61、62、63において形成されているパスについて通信品質をチェックする試験を行う。ノード装置61の試験制御部70が備える試験信号生成部は、EASTライン101のワーク帯域102に対して試験信号を送出する。そして、ノード装置63の試験制御部70が備える試験信号測定部は送られてくる試験信号に対して通信品質を測定する。同様に、ノード装置63の試験制御部70が備える試験信号生成部は、WESTライン201のワーク帯域202に対して試験信号を送出する。そして、ノード装置61の試験制御部70が備える試験信号測定部は送られてくる試験信号に対して通信品質を測定する。通信品質の測定において、測定の最小単位は、チャネルの構成単位であるSTS-1単位であり、15分、もしくは1日単位でのエラー信号の発生数、エラー信号の発生累積数を測定する。
上記の通信品質測定は、該当するリングネットワークシステムのワーク帯域を測定対象とし、プロテクション帯域は測定の対象外であることが一般的である。
特開平7−95225号公報
以上記載したように、SONETリングのBLSRネットワークにおいてワーク帯域のチャネルについては通信品質をチェックすることは可能である。しかしプロテクション帯域のチャネルは未使用状態と定義され、通信品質をチェックするためのパスを設ける手段がない。そのために、プロテクション帯域のチャネルについては通信品質をチェックすることはできず、回線障害によって切り替わった後に、該チャネルがワーク帯域として定義されることによって通信品質を測定できる機会を得ることになる。
本発明は、プロテクション帯域の通信品質をチェックするためのパスを設定する手段を備え、該プロテクション帯域に、第1のノード装置から第2のノード装置を経て該第1のノード装置までのリング状のパスを形成できるリングネットワークシステムの提供を目的とする。
本発明は、1つの第1のノード装置と複数の第2のノード装置が伝送路によってリング状に接続され、伝送帯域が、信号を伝送するための通常の帯域であるワーク帯域と、信号を迂回して伝送するためのプロテクション帯域の冗長な帯域を構成するリングネットワークシステムにおいて、
該第1のノード装置は、該プロテクション帯域の伝送信号が該第2のノード装置を通過するように該第2のノード装置を制御するプロテクション帯域制御信号を送出する手段を備え、
該第2のノード装置は、該第1のノード装置もしくは他の第2のノード装置のいずれかのノード装置が発出する該プロテクション帯域制御信号を受信する手段と、該プロテクション帯域制御信号を受信中は、該プロテクション帯域の伝送信号が該第2のノード装置を通過するように制御する手段と、該プロテクション帯域制御信号を受信中は、該プロテクション帯域制御信号を隣接する第1のノード装置もしくは第2のノード装置のいずれかのノード装置に転送する手段を備え、
前記の第1のノード装置は、隣接する第2のノード装置からの前記の転送されたプロテクション帯域制御信号を受信する手段を備え、
該第1のノード装置を始点とし該複数の第2のノード装置を通過し該第1のノード装置を終点とするリング状のパスを該プロテクション帯域に設け、該パスを用いて該プロテクション帯域の通信品質を測定できることを特徴とするリングネットワークシステムである。
本発明によれば、プロテクション帯域の通信品質をチェックするためのパスを設定する手段を備え、該プロテクション帯域に、第1のノード装置から第2のノード装置を経て該第1のノード装置までのリング状のパスを形成でき、該プロテクション帯域に設けられたリング状のパスに第1のノード装置が備える試験信号生成部から試験信号を送出し、第1のノード装置が備える試験信号測定部によって試験信号を測定することによって、プロテクション帯域の通信品質をチェックできるリングネットワークシステムの提供が可能となる。
本発明の別の様態においては、上記のリングネットワークシステムにおいて、
前記の制御信号として、APSバイトの宛先アドレスと送信元アドレスが同じ値を有する場合に有効であることを特徴とするリングネットワークシステムである。
本様態によれば、該リングネットワークを構成するノード装置は受信するAPSバイトの宛先アドレスと送信元アドレスが同じ値である場合に、プロテクション帯域の通信品質をチェックするためのパスを形成できるリングネットワークシステムの提供が可能となる。
本発明は、当該リングネットワークシステムのプロテクション帯域の通信品質をチェックできる。そのため、回線障害時の回線救済のためにワーク帯域からプロテクション帯域に切り替えた際に、該プロテクション帯域の通信品質が劣化しているために回線切り替え後に新たな回線障害を発生することを防止することが可能となる。
以降、図面を併用して本発明の詳細を説明する。なお、図面において同一のものまたは類似するものについては同一の符号を記載する。
(実施例1)
図1は、本発明のリングネットワークシステムを説明する図である。1はリングネットワークシステムである。10,20,30,40,50はノード装置である。101はノード装置10,20,30,40,50をEAST方向にリング状に接続する伝送路であり、一般的には光ファイバである。201はノード装置10,20,30,40,50をWEST方向にリング状に接続する伝送路であり、一般的には光ファイバである。102,103は該EAST方向の伝送路を伝送する信号の帯域を示しており、102は現用に使用されるワーク帯域、103は予備用に使用されるプロテクション帯域を示している。同様に、202,203は該WEST方向の伝送路を伝送する信号の帯域を示しており、202は現用に使用されるワーク帯域、203は予備用に使用されるプロテクション帯域を示している。301はノード装置10において挿入されるADDラインを示している。302はノード装置30において分岐されるDROPラインを示している。同様に、401はノード装置30において挿入されるADDラインを示している。402はノード装置10において分岐されるDROPラインを示している。500はネットワーク・マネジメント・システム(NMS)(図示せず。)とインタフェースする制御・応答信号を示している。501はプロテクション帯域の通信品質をチェックするためにプロテクション帯域のパス経路を確立するためのプロテクション帯域制御信号である。ノード装置10,20,30,40,50の隣接するWEST方向のノード装置へ送信する制御信号である。同様にEAST方向の制御信号もあるが省略している。
図1のシステムの構成は図8で説明した構成と同じSONETリングである。それぞれ異なる方向(EAST方向、WEST方向)の各々の1本の光ファイバの伝送帯域を、現用帯域(ワーク帯域)と予備用帯域(プロテクション帯域)に分けて使用する2F-BLSR方式のリングネットワークである。ノード装置10,20,30,40,50は、ADM機能を備えるSONET装置である。EAST方向の光ファイバ(EASTライン)101とWEST方向の光ファイバ(WESTライン)201によってリング状に接続されている。EASTライン101、WESTライン201の伝送帯域は、それぞれ、現用に使用されるワーク帯域102、202と予備用に使用されるプロテクション帯域103、203に割付けられている。一般的に、ワーク帯域とプロテクション帯域の帯域幅は同じである。例えば、2.4Gbpsの回線、OC48(optical carrier 48)を適用した場合、EASTライン101、WESTライン201には、それぞれ、STS-1を48チャネル有しており、1ch〜24chをワーク帯域に、25ch〜48chをプロテクション帯域に割付けている。
該EASTライン101、WESTライン201はSONET/SDHフレームフォーマット(図示せず。)を有している。例えば、SONETにおけるOC48のラインオーバヘッド(LOH:line overhead)、SDHにおけるSTM-16(synchronous transport module-16)の端局セクションオーバヘッド(MSOH:multiplex section overhead)には、K1,K2バイトより構成されるAPSフィールドを有している。該K1,K2バイトはライン切り替え系の制御、ライン状態の転送に使用されている。
図2は、K1,K2バイトを説明する図である。
K1バイトの第1-4ビットはライン切り替え系の制御のための切り替え要求信号(Switch Request)である。例えば、1110のFS-Sはスパンの強制切り替え(FS: Forced Switch)、1101のFS-Rはリングの強制切り替えであり、プロテクション回線が正常な場合、コマンドによってワーク回線の伝送信号をプロテクション回線に切り替えるための制御信号である。また、1001のSD-Sはスパンの信号劣化(SD:Signal Degrade)、SD-Rはリングの信号劣化であり、プロテクション回線が正常な場合、ワーク回線に信号劣化を検出した場合にワーク回線の伝送信号をプロテクション回線に切り替えるための制御信号である。また、4F-BLSRの場合に使用される1010のSD-Pは、プロテクション回線に信号劣化があることを示す信号である。
K1バイトの第5-8ビットは宛先ノード装置ID(Destination Node ID)を示している。K2バイトの第1-4ビットは送信元ノード装置ID(Source Node ID)を示している。
K2バイトの第5ビットはライン種別を示している。第6-8ビットはラインの状態、ラインの切り替え状態を転送するため信号である。
該送信元ノード装置IDで示される切り替えをしたいノード装置が、該宛先ノード装置IDで示される切り替えをしたい相手のノード装置に該切り替え要求信号を送信する。
図1において、ノード装置10がプロテクション帯域の回線状況をチェックしたい場合について説明する。
ノード装置10はNMSから制御信号500を受け、プロテクション帯域の通信品質チェック用のパス経路を確立するためのプロテクション帯域制御信号501を隣接のノード装置50に送出する。該制御信号501を受信したノード装置50はプロテクション帯域を通過状態、つまりノード装置10からのプロテクション帯域、例えば25ch〜48ch、の伝送信号がそのまま隣接するノード装置40へ伝送される状態にする。そして、ノード装置50は該プロテクション帯域制御信号501を隣接するノード装置40へ転送する。同様に、該プロテクション帯域制御信号501を受信したノード装置40はプロテクション帯域を通過状態にし、該プロテクション帯域制御信号501を隣接するノード装置30へ転送する。該プロテクション帯域制御信号501を受信したノード装置30はプロテクション帯域を通過状態にし、該プロテクション帯域制御信号501を隣接するノード装置20へ転送する。該プロテクション帯域制御信号501を受信したノード装置20はプロテクション帯域を通過状態にし、該プロテクション帯域制御信号501を隣接するノード装置10へ転送する。そして、該プロテクション帯域制御信号501を受信したノード装置10はNMSへ応答信号500を送出する。
以上のリングネットワークを構成するノード装置10,20,30,40,50の動作により、リングネットワークシステム1のプロテクション帯域にノード装置10を始点、終点とするパスが形成される。
図3はノード装置の構成を説明する図である。11,12はリング回線インタフェース部、13は局内回線インタフェース部、14はADM部、15は試験制御部である。151は試験制御部15が備える試験信号生成部、152は試験制御部15が備える試験信号測定部である。601はNMSとノード装置がインタフェースする制御・応答信号であり、701,802は局内装置とインタフェースするADDライン、DROPラインである。
EASTライン101の信号は回線インタフェース部12で受信される。ADM部14において予め設定されている分岐チャネルの信号は分岐されて、局内回線インタフェース部13を介してDROPライン802へと伝送される。またADDライン701からの挿入される信号は、局内回線インタフェース部13を介して、予め設定されている挿入チャネルへ挿入される。そして、回線インタフェース部11を介してEASTラインに送信される。
同様に、WESTライン201の信号は回線インタフェース部11で受信される。ADM部14において予め設定されている分岐チャネルの信号は分岐されて、局内回線インタフェース部13を介してDROPライン802へと伝送される。またADDライン701からの挿入される信号は、局内回線インタフェース部13を介して、予め設定されている挿入チャネルへ挿入される。そして、回線インタフェース部12を介してWESTラインに送信される。
NMSからの制御信号301は試験制御部15において検出され、ADM部14の分岐挿入の制御、プロテクション帯域の通信品質チェック用のパス経路を確立するためのプロテクション帯域制御信号501の制御、およびK1,K2バイトの信号を設定するための制御を行なう。
ADM部14は、EASTライン101、WESTライン201のチャネル信号に対する分岐・挿入する機能、チャネル信号を通過させる機能、回線信号の救済のために行なうワーク帯域の信号を該当するプロテクション帯域のチャネルへ迂回させるためにチャネル信号を折り返す機能、そして試験信号生成部151が生成する試験信号をプロテクション回線のチャネルへ挿入し、プロテクション帯域の試験信号を試験信号測定部152へ分岐する機能を備えている。また、ADDライン701の信号をプロテクション帯域に挿入し、プロテクション帯域の信号をADDラインに分岐する機能も備えている。
(実施例2)
図4はノード装置の動作を説明する図(1)である。図1のリングネットワークシステムのノード装置10,30,50を記載し、ノード装置20,40についての記載は省略している。61,63,65はノード装置10,30,50とそれぞれ局内で接続する局内装置である。71はノード装置等を制御するネットワーク・マネジメント・システム(NMS: network management system)である。11,12はリング回線インタフェース部、13は局内回線インタフェース部、14はADM部、15は試験制御部である。601はNMS71とノード装置10がインタフェースする制御・応答信号である。本図において、NMS71とノード装置10との接続を記載してあるが、他のノード装置30,50とも同様に接続されている。
図1、図8と同様にノード装置10とノード装置30の間には、局内装置61と局内装置63とのパスが形成されている。ノード装置10では、局内装置61からのADDライン301の信号が局内インタフェース部13で受信され、NMS71からの情報によって設定されているADM情報に基づいてADM部14にてEASTライン101のワーク帯域102に挿入される。そして、ノード装置30では、NMS71からの情報によって設定されているADM情報に基づいてADM部14にてEASTライン101のワーク帯域102の信号を分岐し、局内インタフェース部13よりDROPライン302の信号を局内装置63に出力している。同様に、ノード装置30では、局内装置63からのADDライン401の信号が局内インタフェース部13で受信され、NMS71からの情報によって設定されているADM情報に基づいてADM部14にてWESTライン201のワーク帯域202に挿入される。そして、ノード装置30では、NMS71からの情報によって設定されているADM情報に基づいてADM部14にてWESTライン201のワーク帯域202の信号を分岐し、局内インタフェース部13よりDROPライン402の信号を局内装置61に出力している。
ノード装置10は、NMS71からプロテクション帯域の通信品質をチェックするためのパスの経路を確立するための制御信号601を受ける。ノード装置10は、該制御信号601に基づいて、ADM部14において、試験制御部15が備える試験信号生成部151が生成する試験信号がプロテクション帯域203を伝送するように挿入パスを形成する。そして、隣接するノード装置50に対してWESTライン201のK2byte第1-4bitの送信元ノード装置IDがK1byte第5-8bitの宛先ノード装置IDと同じID値を設定する。例えば、該宛先ノード装置ID=0000、該送信先ノード装置ID=0000。
ノード装置50は、WESTライン201をリング回線インタフェース部11にて終端し、K1,K2byteを検出する。宛先ノード装置IDと送信先ノード装置IDが同じである場合に、ADM部14はプロテクション帯域を伝送する信号が通過状態になるようにスルーパスを形成する。そしてノード装置50は隣接するノード装置30に対して、WESTライン201のK2byte第1-4bitの送信元ノード装置IDがK1byte第5-8bitの宛先ノード装置IDと同じID値を設定する。例えば、ノード装置10から送信された宛先ノード装置ID=0000、送信先ノード装置ID=0000でも良いし、宛先ノード装置ID=0100、送信先ノード装置ID=0100もしくは宛先ノード装置ID=0010、送信先ノード装置ID=0010でも良い。
ノード装置30は、前記ノード装置50と同様である。ノード装置30は、WESTライン201をリング回線インタフェース部11にて終端し、K1,K2byteを検出する。宛先ノード装置IDと送信先ノード装置IDが同じである場合に、ADM部14はプロテクション帯域を伝送する信号が通過状態になるようにスルーパスを形成する。そしてノード装置30は隣接するノード装置10に対して、WESTライン201のK2byte第1-4bitの送信元ノード装置IDがK1byte第5-8bitの宛先ノード装置IDと同じID値を設定する。例えば、ノード装置30から送信された宛先ノード装置ID、送信先ノード装置IDでも良いし、新たな宛先ノード装置ID=送信先ノード装置IDとなるID値でも良い。
ノード装置10は、WESTライン201をリング回線インタフェース部11にて終端し、K1,K2byteを検出する。宛先ノード装置IDと送信先ノード装置IDが同じである場合に、ADM部14は受信するプロテクション帯域203の伝送する信号に対して、試験制御部15が備える試験信号測定部152にて通信品質の測定ができるように分岐パスを形成する。
以上のリングネットワークを構成するノード装置10,30,50の動作により、リングネットワークシステムのプロテクション帯域にノード装置10を始点、終点とするパス300が形成され、試験信号生成部151が生成した試験信号を周回させ、該周回した試験信号を試験信号測定部152測定することによってプロテクション帯域の通信品質をチェックすることが可能となる。
上記の説明においてWESTライン201のプロテクション帯域203を対象としたが、EASTライン101のプロテクション帯域103を対象とすることも可能である。
また、上記の宛先ノード装置ID=送信先ノード装置IDの条件が解除された場合には、ノード装置30,50でのADM部14のスルーパス、及びノード装置10でのADM部14の分岐パスは解除される。
(実施例3)
図4の説明において、プロテクション帯域の通信品質チェック用のパス経路を確立するため、プロテクション帯域制御信号として隣接するノード装置に対して、K1,K2バイトにて宛先ノード装置ID=送信先ノード装置IDとなる宛先ノード装置ID、送信先ノード装置IDを送信した。該プロテクション帯域制御信号として、図2で示すK2バイト第6-8ビットの101、100、011のいずれかを用いることも可能である。
(実施例4)
図5はノード装置の動作を説明する図(2)である。図4と同じシステム構成である。ノード装置10からノード装置30へ伝送する局内装置からのADDライン301の信号を試験信号として用いて、実施例2で説明したノード装置10からWESTライン201のプロテクション帯域203の通信品質チェックを実施する。
ノード装置10は、NMS71からプロテクション帯域の通信品質をチェックするためのパスの経路を確立するための制御信号601を受ける。ノード装置10は、該制御信号601に基づいて、ADM部14において、ADDライン301の信号をEASTライン101のワーク帯域102に挿入すると共に、WESTライン201のプロテクション帯域203にも挿入する。それによって、実施例2で説明したように、リングネットワークシステムのプロテクション帯域にノード装置10を始点、終点とするパス300を形成する。
リングネットワークシステムのプロテクション帯域にノード装置10を始点、終点とするパス300が形成され、ADDライン301の信号を周回させ、該周回した信号をノード装置10の試験信号測定部152において測定することによってプロテクション帯域の通信品質をチェックすることが可能となる。
(実施例5)
図6は第1のノード装置の動作を説明するフローチャートである。第1のノード装置とは図1,3,4で説明したノード装置10であり、プロテクション帯域の回線試験用の周回パスを形成するために始点、終点となるノード装置である。
S01:ネットワークマネジメントシステム(NMS)よりユーザ要求として、プロテクション帯域の回線試験を実施するための回線試験制御信号を受信する。
S02:該当するリングネットワークにおいてプロテクション帯域が未使用状態であるか否かを判断する。
S03:隣接する第2のノード装置に対してプロテクション帯域の通信品質チェック用のパス経路を確立するためのプロテクション帯域制御信号を送出する。該プロテクション帯域制御信号は、K1バイトの宛先ノード装置IDとK2バイトの送信先ノード装置IDが等しいID値を有すること、もしくはプロテクション帯域制御信号としてK2バイト第6-8ビットを101、100、011のいずれかに定義したものでもよい。
S04:上記ステップS03においてプロテクション帯域制御信号を送出した回線の逆方向からプロテクション帯域制御信号を受信したかを判断する。
S05:上記のステップS04において該プロテクション帯域制御信号を受信していない場合であり、上記ステップS03にて該プロテクション帯域制御信号を送出してからの時間が、リングネットワークシステムの特性に応じて予め設定されたタイムアウト時間を超えたかを判断する。
S06:上記のステップS02においてプロテクション帯域が使用状態である場合、もしくは上記のステップS05においてタイムアウト時間を超えてしまった場合のいずれかの場合であり、上記ステップS01のユーザ要求に対して異常な状態であるためNMSに異常応答を応答する。
S07:上記のステップS04において、第1のノード装置が該プロテクション帯域制御信号をタイムアウト時間内に受信した場合である。前記のステップS03おいて送出したプロテクション帯域制御信号がリングネットワークを1周回した場合であり、プロテクション帯域の回線試験用の周回パスが形成されたことになる。よって、NMSに正常応答を応答する。
図7は第2のノード装置の動作を説明するフローチャートである。
第2のノード装置とは図1,3,4で説明したノード装置20,30,40,50であり、プロテクション帯域の回線試験用の周回パスを形成するためにプロテクション帯域が通過状態となるノード装置である。
S11:隣接する第1のノード装置もしくは第2のノード装置のいずれかのノード装置から、プロテクション帯域の通信品質チェック用のパス経路を確立するためのプロテクション帯域制御信号を受信する。該プロテクション帯域制御信号は、K1バイトの宛先ノード装置IDとK2バイトの送信先ノード装置IDが等しいID値を有している、もしくはプロテクション帯域制御信号としてK2バイト第6-8ビットが101、100、011のいずれかに定義されたものでもよい。
S12:該当するリングネットワークにおいてプロテクション帯域が未使用状態であるか否かを判断する。
S13:上記のステップS12において、該プロテクション帯域が未使用状態の場合であり、該プロテクション帯域をスルー状態に保持する。
S14:上記のステップS11でプロテクション帯域制御信号を受信した同じ方向の回線の、隣り合う第1のノード装置もしくは第2のノード装置のいずれかのノード装置に対して、プロテクション帯域制御信号を送信する。該プロテクション帯域制御信号は、上記のステップS11と同じに定義された制御信号である。
上記の1つの第1のノード装置と複数の第2のノード装置が構成するSONETリングのプロテクション帯域において、第1のノード装置を始点・終点として、第2のノード装置を通過するように周回するパスが形成され、該プロテクション帯域の通信品質を試験する方法を提供できる。
以上の実施例を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
1つの第1のノード装置と複数の第2のノード装置が伝送路によってリング状に接続され、伝送帯域が、信号を伝送するための通常の帯域であるワーク帯域と、信号を迂回して伝送するためのプロテクション帯域の冗長な帯域を構成するリングネットワークシステムにおいて、
該第1のノード装置は、該プロテクション帯域の伝送信号が該第2のノード装置を通過するように該第2のノード装置を制御するプロテクション帯域制御信号を送出する手段を備え、
該第2のノード装置は、該第1のノード装置もしくは他の第2のノード装置のいずれかのノード装置が発出する該プロテクション帯域制御信号を受信する手段と、該プロテクション帯域制御信号を受信中は、該プロテクション帯域の伝送信号が該第2のノード装置を通過するように制御する手段と、該プロテクション帯域制御信号を受信中は、該プロテクション帯域制御信号を隣接する第1のノード装置もしくは第2のノード装置のいずれかのノード装置に転送する手段を備え、
前記の第1のノード装置は、隣接する第2のノード装置からの前記の転送されたプロテクション帯域制御信号を受信する手段を備え、
該第1のノード装置を始点とし該複数の第2のノード装置を通過し該第1のノード装置を終点とするリング状のパスを該プロテクション帯域に設け、該パスを用いて該プロテクション帯域の通信品質を測定できることを特徴とするリングネットワークシステム。
(付記2)
付記1に記載のリングネットワークシステムにおいて、
前記のプロテクション帯域制御信号として、伝送装置が使用するフレームのセクションオーバヘッドのK1,K2バイトの宛先アドレスと送信元アドレスが同じ値を有する場合に有効であることを特徴とするリングネットワークシステム。
(付記3)
付記1に記載のリングネットワークシステムにおいて、
前記のプロテクション帯域制御信号として、K2バイトの未使用領域を用いることを特徴とするリングネットワークシステム。
(付記4)
付記1に記載のリングネットワークシステムにおいて、
前記の第1のノード装置のプロテクション帯域から前記の複数の第2のノード装置の各々のプロテクション帯域を介して該第1のノード装置のプロテクション帯域へ、試験信号を伝送することによって該プロテクション帯域の通信品質を測定することを特徴とするリングネットワークシステム。
(付記5)
接続される伝送路によってリング状のネットワークを構成するノード装置であって、
信号を伝送するための通常の帯域であるワーク帯域と、信号を迂回して伝送するためのプロテクション帯域を有するフレーム多重信号の受信および送信を行ない、該プロテクション帯域のパスを試験するための制御信号であるプロテクション帯域制御信号の検出および生成を行なうリング回線インタフェース部と、該リング回線インタフェース部が受信した伝送信号を、受信する制御信号に基づいて他回線に分岐・挿入すると共に、該プロテクション帯域制御信号に基づいて該プロテクション帯域のパスを通過状態に設定する設定部と、該リング回線インタフェースが受信した該フレーム信号を他回線との間で分岐・挿入するための該制御信号を受信し、該プロテクション帯域のパス試験の実行を制御し、該パス試験のための試験信号の生成および該パス試験の測定を行う試験制御部を備えることを特徴とするノード装置。
(付記6)
付記5に記載のノード装置において、
前記のプロテクション帯域制御信号として、SDH/SONET方式フレームのセクションオーバヘッドのK1,K2バイトの宛先アドレスと送信元アドレスが同じ値を有する場合に有効であることを特徴とするノード装置。
(付記7)
付記5に記載のノード装置において、
前記のプロテクション帯域制御信号として、K2バイトの未使用領域を用いることを特徴とするノード装置。
(付記8)
付記5に記載のノード装置において、
前記の第1のノード装置のプロテクション帯域から前記の複数の第2のノード装置の各々のプロテクション帯域を介して該第1のノード装置のプロテクション帯域へ、試験信号を伝送することによって該プロテクション帯域の通信品質を測定することを特徴とするノード装置。
(付記9)
1つの第1のノード装置と複数の第2のノード装置がリング状に接続され、伝送帯域がワーク帯域とプロテクション帯域の冗長な帯域を構成するリングネットワークシステムのプロテクション帯域試験方法において、
該第1のノード装置は、該プロテクション帯域の伝送信号が該第2のノード装置を通過するように該第2のノード装置を制御する制御信号を送出するステップを備え、
該第2のノード装置は、該第1のノード装置もしくは他の第2のノード装置のいずれかのノード装置が発出する前記の制御信号を受信するステップと、該制御信号を受信中は、該プロテクション帯域の伝送信号が該第2のノード装置を通過するように制御するステップと、該制御信号を受信中は、該制御信号を隣接する第1のノード装置もしくは第2のノード装置のいずれかのノード装置に転送するステップを備え、
前記の第1のノード装置は、隣接する第2のノード装置からの前記の転送された制御信号を受信するステップを備え、
該第1のノード装置を始点とし該複数の第2のノード装置を通過し該第1のノード装置を終点とするリング状のパスを該プロテクション帯域に設け、該パスを用いて該プロテクション帯域の通信品質を測定できることを特徴とするリングネットワークシステムのプロテクション帯域試験方法。
(付記10)
付記9に記載のリングネットワークシステムのプロテクション帯域試験方法において、
前記のプロテクション帯域制御信号として、伝送装置が使用するフレームのセクションオーバヘッドのK1,K2バイトの宛先アドレスと送信元アドレスが同じ値を有する場合に有効であることを特徴とするリングネットワークシステムのプロテクション帯域試験方法。
(付記11)
付記9に記載のリングネットワークシステムのプロテクション帯域試験方法において、
前記のプロテクション帯域制御信号として、K2バイトの未使用領域を用いることを特徴とするリングネットワークシステムのプロテクション帯域試験方法。
(付記12)
付記9に記載のリングネットワークシステムのプロテクション帯域試験方法において、
前記の第1のノード装置のプロテクション帯域から前記の複数の第2のノード装置の各々のプロテクション帯域を介して該第1のノード装置のプロテクション帯域へ、試験信号を伝送することによって該プロテクション帯域の通信品質を測定することを特徴とするリングネットワークシステムのプロテクション帯域試験方法。
リングネットワークシステムを説明する図 K1、K2バイトを説明する図 ノード装置の構成を説明する図 ノード装置の動作を説明する図(1) ノード装置の動作を説明する図(2) 第1のノード装置の動作を説明するフローチャート 第2のノード装置の動作を説明するフローチャート 2F−BLSRを説明する図 2F−BLSRの冗長機能を説明する図(1) 2F−BLSRの冗長機能を説明する図(2) 回線試験を説明する図
符号の説明
1 リングネットワークシステム
10, 20, 30, 40, 50, 61, 62, 63, 64, 65 ノード装置
11, 12 リング回線インタフェース部
13 局内回線インタフェース部
14 ADM部
15, 70 試験制御部
61, 63, 65 局内装置
71 NMS
101 EASTライン
201 WESTライン
102, 202 ワーク帯域
103, 203 プロテクション帯域
151 試験信号生成部
152 試験信号測定部
300 パス
301, 401 ADDライン
302, 402 DROPライン
601 制御・応答信号

Claims (5)

  1. 1つの第1のノード装置と複数の第2のノード装置が伝送路によってリング状に接続され、伝送帯域が、信号を伝送するための通常の帯域であるワーク帯域と、信号を迂回して伝送するためのプロテクション帯域の冗長な帯域を構成するリングネットワークシステムにおいて、
    該第1のノード装置は、
    該プロテクション帯域の伝送信号が該第2のノード装置を通過するように該第2のノード装置を制御するプロテクション帯域制御信号を送出する手段を備え、
    該第2のノード装置は、
    該第1のノード装置もしくは他の第2のノード装置のいずれかのノード装置が発出する該プロテクション帯域制御信号を受信する手段と、
    該プロテクション帯域制御信号を受信中は、該プロテクション帯域の伝送信号が該第2のノード装置を通過するように制御する手段と、
    該プロテクション帯域制御信号を受信中は、該プロテクション帯域制御信号を隣接する第1のノード装置もしくは第2のノード装置のいずれかのノード装置に転送する手段を備え、
    前記の第1のノード装置は、
    隣接する第2のノード装置からの前記の転送されたプロテクション帯域制御信号を受信する手段を備え、
    該第1のノード装置を始点とし該複数の第2のノード装置を通過し該第1のノード装置を終点とするリング状のパスを該プロテクション帯域に設け、該パスを用いて該プロテクション帯域の通信品質を測定できることを特徴とするリングネットワークシステム。
  2. 請求項1に記載のリングネットワークシステムにおいて、
    前記のプロテクション帯域制御信号として、伝送装置が使用するフレームのセクションオーバヘッドのK1,K2バイトの宛先アドレスと送信元アドレスが同じ値を有する場合に有効であることを特徴とするリングネットワークシステム。
  3. 接続される伝送路によってリング状のネットワークを構成するノード装置であって、
    信号を伝送するための通常の帯域であるワーク帯域と、信号を迂回して伝送するためのプロテクション帯域を有するフレーム多重信号の受信および送信を行ない、該プロテクション帯域のパスを試験するための制御信号であるプロテクション帯域制御信号の検出および生成を行なうリング回線インタフェース部と、
    該リング回線インタフェース部が受信した伝送信号を、受信する制御信号に基づいて他回線に分岐・挿入すると共に、該プロテクション帯域制御信号に基づいて該プロテクション帯域のパスを通過状態に設定する設定部と、
    該リング回線インタフェースが受信した該フレーム信号を他回線との間で分岐・挿入するための該制御信号を受信し、該プロテクション帯域のパス試験の実行を制御し、該パス試験のための試験信号の生成および該パス試験の測定を行う試験制御部を備えることを特徴とするノード装置。
  4. 1つの第1のノード装置と複数の第2のノード装置がリング状に接続され、伝送帯域がワーク帯域とプロテクション帯域の冗長な帯域を構成するリングネットワークシステムのプロテクション帯域試験方法において、
    該第1のノード装置は、
    該プロテクション帯域の伝送信号が該第2のノード装置を通過するように該第2のノード装置を制御する制御信号を送出するステップを備え、
    該第2のノード装置は、
    該第1のノード装置もしくは他の第2のノード装置のいずれかのノード装置が発出する前記の制御信号を受信するステップと、
    該制御信号を受信中は、該プロテクション帯域の伝送信号が該第2のノード装置を通過するように制御するステップと、
    該制御信号を受信中は、該制御信号を隣接する第1のノード装置もしくは第2のノード装置のいずれかのノード装置に転送するステップを備え、
    前記の第1のノード装置は、
    隣接する第2のノード装置からの前記の転送された制御信号を受信するステップを備え、
    該第1のノード装置を始点とし該複数の第2のノード装置を通過し該第1のノード装置を終点とするリング状のパスを該プロテクション帯域に設け、該パスを用いて該プロテクション帯域の通信品質を測定できることを特徴とするリングネットワークシステムのプロテクション帯域試験方法。
  5. 請求項4に記載のリングネットワークシステムのプロテクション帯域試験方法において、
    前記のプロテクション帯域制御信号として、伝送装置が使用するフレームのセクションオーバヘッドのK1,K2バイトの宛先アドレスと送信元アドレスが同じ値を有する場合に有効であることを特徴とするリングネットワークシステムのプロテクション帯域試験方法。
JP2006075479A 2006-03-17 2006-03-17 リングネットワークシステム、ノード装置及びリングネットワークシステムのプロテクション帯域試験方法 Withdrawn JP2007251827A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006075479A JP2007251827A (ja) 2006-03-17 2006-03-17 リングネットワークシステム、ノード装置及びリングネットワークシステムのプロテクション帯域試験方法
US11/495,606 US20070217330A1 (en) 2006-03-17 2006-07-31 Ring network system, node device, and protection band testing method for the ring network system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006075479A JP2007251827A (ja) 2006-03-17 2006-03-17 リングネットワークシステム、ノード装置及びリングネットワークシステムのプロテクション帯域試験方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007251827A true JP2007251827A (ja) 2007-09-27

Family

ID=38517689

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006075479A Withdrawn JP2007251827A (ja) 2006-03-17 2006-03-17 リングネットワークシステム、ノード装置及びリングネットワークシステムのプロテクション帯域試験方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20070217330A1 (ja)
JP (1) JP2007251827A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1727313A1 (en) * 2005-05-25 2006-11-29 Siemens Aktiengesellschaft Ring network and method for automatic protection switching
US20130315579A1 (en) * 2012-05-25 2013-11-28 Verizon Patent And Licensing Inc. Method and system for providing a shared demarcation point to monitor network performance
US9680569B2 (en) * 2014-10-01 2017-06-13 Ciena Corporation Method and system for optical connection validation in a reconfigurable optical add-drop multiplexer (ROADM) node

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0795225A (ja) * 1993-09-20 1995-04-07 Fujitsu Ltd 双方向リングネットワーク制御方式
JP4642353B2 (ja) * 2001-09-12 2011-03-02 富士通株式会社 ネットワーク監視制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20070217330A1 (en) 2007-09-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0573211B1 (en) Distributed switching in bidirectional multiplex section-switched ring transmission systems
EP0976215B1 (en) Method and apparatus for an optical bi-directional line switched ring data communications system
US5406401A (en) Apparatus and method for selective tributary switching in a bidirectional ring transmission system
JP3195461B2 (ja) リングノード
CA2278828C (en) Backwards-compatible failure restoration in bidirectional multiplex section-switched ring transmission systems
US8965197B2 (en) Method of switching optical transport network and node device
JP2000151669A (ja) 通信システム
JP2006166037A (ja) 光伝送装置および光伝送システム
JP4287382B2 (ja) 端局中継装置、中継方法本発明は、ネットワークの端局中継装置に関するものである。
JP2007251827A (ja) リングネットワークシステム、ノード装置及びリングネットワークシステムのプロテクション帯域試験方法
US7355967B2 (en) Transmission device
JP2001016240A (ja) 光リングネットワーク
EP1217789B1 (en) Self-relief method and re-estabishing method for traffic
KR100298968B1 (ko) 링 전송시스템의 일반화된 결정성 스퀠칭
JP5354093B2 (ja) 伝送装置及び方法
JP3246473B2 (ja) パス切替制御システム及びパス切替制御方法
JP4287496B2 (ja) 端局中継装置、中継方法
JP4287491B2 (ja) 端局中継装置、中継方法
CN102957557B (zh) 一种组群保护方法及系统
JP2000013420A (ja) リング伝送システム
JPH10336225A (ja) ユーザチャンネル信号プロテクション方式

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081022

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20100222