JP2007250071A - ディスクプレーヤ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ロック機構が、シャーシに支持されて、ドライブユニットの前後方向に往復動作可能に配置され、ラックギアを有したトリガーカム41と、このトリガーカムのラックギア41Rに噛み合って、トリガーカムの往復動作に連動して回動するギアプレート92と、このギアプレート92の回動動作に連動して、ドライブユニット9の左右方向に往復動作するロックプレート96と、このロックプレート96に設けられたロック片96Dとを備え、トリガーカム41を前後方向に動作し、ロックプレート96を左右方向に往復動作させて、ロック片96Dを、ドライブユニットに固定された固定片99の溝99Aに嵌入し、ドライブユニット9をシャーシ3にロックする。
【選択図】図6
Description
図1は、本実施の形態に係るディスクプレーヤの外観を示す斜視図である。このディスクプレーヤには、CD、DVD等の例えば直径8cmや、直径12cm等の大きさの異なる記録媒体ディスクが引き込まれて、このディスクに記録された情報が再生される。1は本体を示し、この本体1は板金製のシャーシ3を備えている。このシャーシ3はロアーシャーシ5と、このロアーシャーシ5の上方を覆うアッパーシャーシ7とを備え、その内側には、図1では図示を省略したが、ディスクをローディングするためのローディングメカニズム、それをクランプするためのクランパメカニズム、それをドライブするためのドライブメカニズム等が設けられている。
このドライブユニット9は、図4及び図5に示すように、ベースプレート13と、このベースプレート13の後端部の両側にヒンジ15で連結され、先端17Aを閉じる方向にばね付勢されて、ベースフレーム13と協働してディスクを挟持するスイングプレート17とを備えている。このスイングプレート17の先端17Aには回転板19が支持され、この回転板19に対向するマグネット入りのターンテーブル21が、ベースプレート13に支持されている。そして、後述するように、ディスクが挿入されて、スイングプレート17が閉じると、先端17Aの回転板19とマグネット入りのターンテーブル21とで挟持されてディスクが回転可能になる。
このローディングローラ25は、ディスクが検知されると、モータ24により駆動されて、当該ディスクを本体1内に引き込む。このローディングローラ25は、ローラ支持板27に支持され、このローラ支持板27の基部は、ヒンジピン28によりロアーシャーシ5に連結されている。よって、このローディングローラ25は、ローラ支持板27の揺動により、その高さ位置を変位させる。
トリガー35がファイナルギア37に噛み合い、ストロークエンドに移動した後、トリガーカム41を押し出し、トリガーカム41のラックがファイナルギア37と噛み合い、トリガーカム41が前進(矢印Xの方向)する。
ディスクをイジェクトした後に、ローディング待機の状態となる。イジェクトもしくはローディング待機の状態では、ドライブユニット9が、つぎの説明によるロック機構により、シャーシ3にロックされる。
このロック機構は、第一ロック機構、及び第二ロック機構の2つの機構からなり、図6及び図7は、第一ロック機構のロック状態を示し、図8及び図9は、第一ロック機構のロック解除状態を示す。また、図10は、第二ロック機構のロック状態を示し、図11は、第二ロック機構のロック解除状態を示す。
このギアプレート92の外周には、ギア92Gが一体に形成され、このギア92Gが、上述したトリガーカム41の底部の内面に形成された、ドライブユニット9の前後方向に延びたラックギア41Rに噛み合っている。
ロック片96Dは、固定片99の溝99Aに嵌入自在であり、この固定片99は、ドライブユニット9のベースプレート13(図10参照)に固定されている。また、ロック片96Fは、固定片13X(図11参照)に嵌合自在であり、固定片13Xはベースプレート13に一体に形成されている。
すなわち、第二ロック機構110は、カム部材111と、ロック部材121とで構成されている。カム部材111は、ピン112により、ドライブユニット9のベースプレート13に回転自在に支持されており、その基端及び自由端には、各々ギア111A,111Bが一体的に形成されている。基端のギア111Aは、ドライブユニット9のスイングプレート17に形成されたギア113に噛み合い、自由端のギア111Bは、ロック部材121のギア121Aに噛み合っている。
この状態では、上記開口123から上方に突出した自由端121Bが、図示は省略したが、アッパーシャーシ7の裏面に当接し、自由端121Bの後方に延びた基端121Cが、図示は省略したが、ロアーシャーシ5に当接し、ドライブユニット9がアッパーシャーシ7とロアーシャーシ5とにロックされ、また、自由端121B及び基端121Cが伏せた状態(図11)になると、ロックが解除される。
第一ロック機構100、及び第二ロック機構110は、タイムラグを持ってロックされ、またタイムラグを持ってロック解除される。ロック解除された場合、第一ロック機構100では、図8及び図9に示すように、ロック片96Dが、固定片99の溝99Aに嵌入しておらず、第二ロック機構110では、図11に示すように、ロック部材121の自由端121Bが伏せ、スイングプレート17の開口123から突出していない。この場合、トリガー35、及びトリガーカム41は前進限界の位置にあり、上述したように、ドライブユニット9のスイングプレート17が、ディスクを挟持するため、マグネット及びばね力で閉じ、ドライブユニット9が、3つの防振構造体11を介してフローティング支持され、ターンテーブル21を回転させてのディスク再生が可能になる。
従って、例えば固定片99の溝99Aから、ロック片96Dを脱出させる方向に不意な力が作用したとしても、ロックが解除されることがなく、ドライブユニット9のロック状態が、十分に自己保持される。
3 シャーシ
5 ロアーシャーシ
7 アッパーシャーシ
9 ドライブユニット
13 ベースプレート
17 スイングプレート
23 挿入口
41 トリガーカム
41R ラックギア
92 ギアプレート
92G ギア
96 ロックプレート
96D ロック片
99 固定片
99A 溝
100 第一ロック機構
110 第二ロック機構
111 カム部材
121 ロック部材
121 自由端
Claims (6)
- シャーシの内側にドライブユニットをフローティング支持し、このドライブユニットにディスクをローディングし再生すると共に、少なくともディスクのイジェクトまたはローディング待機時には、ドライブユニットをフローティング解除して前記シャーシにロックするロック機構を備えたディスクプレーヤにおいて、
前記ロック機構が、シャーシに支持されて、ドライブユニットの前後方向に往復動作可能に配置され、ラックギアを有したトリガーカムと、このトリガーカムのラックギアに噛み合って、トリガーカムの往復動作に連動して回動するギアプレートと、このギアプレートの回動動作に連動して、ドライブユニットの左右方向に往復動作するロックプレートと、このロックプレートに設けられたロック片とを備え、トリガーカムを前後方向に動作し、ロックプレートを左右方向に往復動作させて、ロック片を、ドライブユニットに固定された固定片の溝に嵌入し、ドライブユニットをシャーシにロックすることを特徴とするディスクプレーヤ。 - 前記ラックギアが、ドライブユニットの前後方向に延びたことを特徴とする請求項1に記載のディスクプレーヤ。
- 前記ロック機構が、ドライブユニットの片側に配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載のディスクプレーヤ。
- 前記ドライブユニットが、ベースプレートと、このベースプレートの後端部の両側にヒンジで連結され、ベースフレームと協働してディスクを挟持するスイングプレートとを備え、このスイングプレートの閉じる動作に連動して、前記ロック機構を解除することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のディスクプレーヤ。
- 前記ドライブユニットに別のロック機構を配置し、
この別のロック機構を、スイングプレートの閉じる動作に連動して解除することを特徴とする請求項4に記載のディスクプレーヤ。 - 前記ドライブユニットに別のロック機構を配置し、
この別のロック機構を、カム部材と、ロック部材とで構成し、カム部材を、ベースプレートに回転自在に支持し、その基端及び自由端に、各々ギアを一体的に形成し、基端のギアを、スイングプレートに形成されたギアに噛み合わせ、自由端のギアを、ロック部材のギアに噛み合わせ、このロック部材を、ベースプレートに回転自在に支持し、その自由端を、スイングプレートに形成された開口から突出し、この自由端を、シャーシの裏面に当接させてロックし、この別のロック機構を、スイングプレートの閉じる動作に連動して解除することを特徴とする請求項4に記載のディスクプレーヤ。
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2006
- 2006-03-15 JP JP2006071093A patent/JP2007250071A/ja active Pending
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